JPH09171516A - 情報管理方法及び装置 - Google Patents

情報管理方法及び装置

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JPH09171516A
JPH09171516A JP27609196A JP27609196A JPH09171516A JP H09171516 A JPH09171516 A JP H09171516A JP 27609196 A JP27609196 A JP 27609196A JP 27609196 A JP27609196 A JP 27609196A JP H09171516 A JPH09171516 A JP H09171516A
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key
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JP27609196A
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Tsukasa Sako
司 酒向
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データベースのキー情報を検索・表示する方
法で、キー情報を抽出・変換し、一定のフォーマットで
記録しておき、それを検索することで検索方法を単純化
し、同一の形態として取り扱うことが可能となり、高速
な検索が出来るばかりか、様々なデータベースを矛盾な
く取り扱う事ができるようにする。 【解決手段】 様々な記録媒体にある様々なデータベー
スから、文字列、数字、日時、時間等のキー情報データ
を抽出・変換して、別途用意するキー情報データベース
に同一のフォーマットで蓄積する。加えて、抽出・変換
したモジュール名称と、元データの一意性あるデータI
Dを前記キー情報データベースに記録する。さらに、蓄
積されたキー情報データ内のキー情報を検索する事によ
り、元データを呼び出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、様々なデータベー
スに格納されている様々なデータフォーマットを持つ情
報を統合的に管理し、検索を行う情報管理方法及び装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、医療分野においては、X線診断装
置や核磁気共鳴装置、超音波診断装置等の画像診断装置
が数多くみられ、様々なデジタル画像を画面上に表示す
ることにより、確実な診断ができるようになっている。
そして、これらデジタル画像の画像付帯情報は、通常、
デジタル画像ピクセルデータとともに付帯してデジタル
情報記録媒体上にデータベースとして保存されている。
この手法を用いたデータベースの画像管理方法は、IS
&C,DICOM等の医用画像の標準規格による手法を
始め様々な手法がある。これら手法では、デジタル画像
の画像付帯情報として、画像の保存、検索に必要なキー
情報をもつ。例えばIS&C規格を例にとると、 1. ID情報 これには検査日時、施設ID、担当医氏名等の情報があ
る。 2. 患者情報 これには患者名、患者の性別、患者の生年月日等の情報
がある。 3. 収集情報 これにはX線照射時間等の画像を収集した収集情報があ
る。 4. 画像表示情報 これには画像の縦方向の画素数、横方向の画素数、1ピ
クセルが持つビット数等の情報がある。などの情報がデ
ジタル画像内に画像付帯情報として格納されている。
【0003】一方、近年は、コンピュータ業界において
も、大容量の画像が扱えるようになりTIFF、GIF
と呼ばれる様な画像標準データフォーマットが規格化さ
れている。しかし、この画像データフォーマットには、
画像表示情報のみは画像付帯情報として、画像ピクセル
データとともに格納されるが、患者情報等の、その他の
キー情報については保存されない。すなわち、この様な
画像標準データフォーマットは、先に上げたIS&C規
格の例と比較して考えると、画像表示情報のみを持つデ
ータフォーマットであるといえる。
【0004】この様にさまざまなデータフォーマットが
混在することは、画像情報ばかりでなく、文字デジタル
情報の場合も同様である。すなわち、文字デジタル情報
である文書をデジタル情報記録媒体上に保存する際に、
JISコード、拡張UNIXコード(以下EUCコー
ド)、シフトJISコード等の標準が混在している場合
がある。
【0005】また、このような状況は、その他音声情報
等のマルチメディア情報についても同様な事がいえる。
【0006】この様なデジタル情報を管理して、特定の
キー情報を検索する場合は、上記の様々なデータフォー
マットの解釈を行う事の出来るプログラムを用意して解
決することが多い。また、データフォーマットが多岐に
わたる場合には、各データフォーマットの解釈を行うプ
ログラムをそれぞれ作成し、そのプログラムに解釈部を
任せる方法を取ることが多い。
【0007】また、この様なデジタル情報を管理して、
特定のキー情報を検索した結果、検索者が、検索された
元画像、音声、テキスト情報等を再び表現したい場合に
は、様々なデータフォーマットを解釈して元データを表
現することが出来るプログラムを用意して解決すること
が多い。また、データフォーマットが多岐にわたる場合
には、各データフォーマットの解釈、各情報の再表現を
行うプログラムをそれぞれ作成する方法を取ることが多
い。
【0008】また、この様な検索して得られたデジタル
情報を、手もとのコンピュータのディスプレイに表示し
たり、プリンタ等で出力したりする場合には、元のデジ
タル情報を読み込むことになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
に、デジタル情報を管理して、各データから特定のキー
情報を検索する場合においては、先に述べたようにデー
タフォーマットの解釈方法を覚えておかなければなら
ず、そのデータフォーマットが多くなるにつれて、解釈
方法への対応が困難となることや、検索に時間が掛るな
どの問題が生じている。各データフォーマットの解釈を
行うプログラムをそれぞれ作成してこの問題に対応する
方法もあるが、作成したそれぞれのプログラムをいちい
ち起動しなければならないので、検索に高速性を持たせ
る事ができないという問題点がある。
【0010】さらに、TIFF,GIF,PGM等の画
像の例で挙げたように元のデータフォーマットに検索情
報がない場合には、別途記録されているそれらデジタル
情報のキー情報を参照して検索を行うことが必要であ
る。このように、あらかじめ大量のデータがデジタル情
報記録媒体上に保存されていて、さらに、そのデータの
データフォーマットが多岐にわたっており、またさら
に、患者IDのような目的とするキー情報を含んでいる
もの、いないものが混在している場合には、キー情報検
索が大変複雑になり、データの管理、検索に困難が伴
う。また、デジタル情報記録媒体上へのデータの格納方
法が異なると、更に困難になることが多い。
【0011】加えて、データが光磁気ディスクのような
可搬記憶媒体に格納されているのにも拘らず、それが読
み取り装置に挿入されていない場合には、コンピュータ
からデータアクセスできないようなデータに対して検索
を行いたくとも、なすすべがない。
【0012】また、この様に、各種デジタル情報の持つ
各データを再び表現したい場合においても、先に述べた
ようにデータフォーマットの解釈方法を覚えておかなけ
ればならず、そのデータフォーマットが多くなるにつれ
て、解釈方法への対応が困難となることや、変換に時間
が掛るなどの問題が生じている。各データフォーマット
の解釈を行うプログラムをそれぞれ作成してこの問題に
対応する方法もあるが、作成したそれぞれのプログラム
をいちいち起動しなければならないので、変換に高速性
を持たせる事ができないという問題点がある。
【0013】また、この様に、得られたデジタル情報を
ディスプレイ上に表示して、さらにプリントしたい場合
等に、デジタル情報表現手段が複数ある場合において
は、先に述べたように同じ元のデータを複数回読み込
み、それぞれのデジタル情報が、ディスプレイ、プリン
タ、音声発生装置等の目的とするデジタル情報表現手段
によって表現されることとなる。ところが、表現したい
デジタル情報が非常に大容量の情報である場合で、ディ
スプレイ等の様なデジタル情報表現手段の濃度分解能や
空間分解能が悪い場合や、さらにその手段が比較的回線
の重いネットワークを介して利用される場合などにおい
ては、その様な大容量データを全て転送していると、デ
ータ転送に係る時間に対する効果が得られない問題があ
る。それを解決する方法として元のデータを非可逆圧縮
やデータの間引き等を用いて縮小すると、高解像度プリ
ンタの様な高解像度デジタル情報表現手段に転送する場
合に、元のデータ自体の分解能が不足するという問題点
がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明における情報管理方法は、複数のデータベ
ースに格納されたデータからキー情報を抽出する抽出工
程と、前記抽出工程で抽出されたキー情報のフォーマッ
トを所定のフォーマットに変換する変換工程と、前記変
換工程で変換されたキー情報を格納手段に格納する格納
工程と、前記格納手段に格納されたキー情報の中から所
望のキー情報を検索するキー情報検索工程とを設けた。
【0015】また好ましくは、前記キー情報検索工程で
検索されたキー情報を出力するキー情報出力工程を設け
た。
【0016】また好ましくは、前記キー情報検索工程で
検索されたキー情報に対応するデータを前記複数のデー
タベースから検索するデータ検索工程と、前記データ検
索工程で検索されたデータを出力するデータ出力工程と
を設けた。
【0017】また好ましくは、前記格納手段にキー情報
が格納されている場合には、前記抽出工程をスキップす
る。
【0018】また好ましくは、前記複数のデータベース
に格納されたデータが、複数のキー情報を付帯する。
【0019】また、複数のデータベースに格納されたデ
ータからキー情報を抽出する抽出工程と、前記抽出工程
で抽出されたキー情報のフォーマットを所定のフォーマ
ットに変換するフォーマット変換工程と、前記抽出工程
で抽出されたキー情報に対応するデータを簡易データに
変換するデータ変換工程と、前記キー情報と、前記簡易
データとを対応付けて格納手段に格納する格納工程と、
前記格納手段に格納されたキー情報の中から所望のキー
情報を検索するキー情報検索工程と、前記キー情報検索
工程で検索されたキー情報と、該キー情報に対応する前
記簡易データとを出力する出力工程とを設けた。
【0020】また好ましくは、前記簡易データの元とな
る変換前のデータを前記複数のデータベースから検索す
るデータ検索工程と、前記データ検索工程で検索された
変換前のデータを出力するデータ出力工程とを設けた。
【0021】また好ましくは、前記出力工程における出
力後に、更に詳細な出力を指示する指示工程と、前記指
示工程で更に詳細な出力が指示された場合に、前記簡易
データの元となる変換前のデータを前記複数のデータベ
ースから検索するデータ検索工程と、前記データ検索工
程で検索された変換前のデータを出力するデータ出力工
程とを設けた。
【0022】また、上記の課題を解決するために、本発
明における情報管理装置は、データを格納する複数のデ
ータベースと、前記複数のデータベースに格納されたデ
ータからキー情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段
により抽出されたキー情報のフォーマットを所定のフォ
ーマットに変換する変換手段と、前記変換手段により変
換されたキー情報を格納する格納手段と、前記格納手段
に格納されたキー情報の中から所望のキー情報を検索す
るキー情報検索手段とを設けた。
【0023】また好ましくは、前記キー情報検索手段に
より検索されたキー情報を出力するキー情報出力手段を
設けた。
【0024】また好ましくは、前記キー情報検索手段に
より検索されたキー情報に対応するデータを前記複数の
データベースから検索するデータ検索手段と、前記デー
タ検索手段により検索されたデータを出力するデータ出
力手段とを設けた。
【0025】また好ましくは、前記格納手段にキー情報
が格納されている場合には、前記抽出手段による抽出を
スキップする。
【0026】また好ましくは、前記複数のデータベース
に格納されたデータが、複数のキー情報を付帯する。
【0027】また、データを格納する複数のデータベー
スと、前記複数のデータベースに格納されたデータから
キー情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽
出されたキー情報のフォーマットを所定のフォーマット
に変換するフォーマット変換手段と、前記抽出手段によ
り抽出されたキー情報に対応するデータを簡易データに
変換するデータ変換手段と、前記キー情報と、前記簡易
データとを対応付けて格納する格納手段と、前記格納手
段に格納されたキー情報の中から所望のキー情報を検索
するキー情報検索手段と、前記キー情報検索手段により
検索されたキー情報と、該キー情報に対応する前記簡易
データとを出力する出力手段とを設けた。
【0028】また好ましくは、前記簡易データの元とな
る変換前のデータを前記複数のデータベースから検索す
るデータ検索手段と、前記データ検索手段により検索さ
れた変換前のデータを出力するデータ出力手段とを設け
た。
【0029】また好ましくは、前記出力手段による出力
後に、更に詳細な出力を指示する指示手段と、前記指示
手段により更に詳細な出力が指示された場合に、前記簡
易データの元となる変換前のデータを前記複数のデータ
ベースから検索するデータ検索手段と、前記データ検索
手段により検索された変換前のデータを出力するデータ
出力手段とを設けた。
【0030】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)本実施の形態1においては、コンピュ
ータ業界では標準データフォーマットであるPGM画
像、医用画像データフォーマットの一例として、IS&
C画像を取り扱う場合の画像情報管理方法について述べ
る。図1は、本発明における方法の全体の概念図であ
る。
【0031】PGM画像103,105は、ハードディ
スクに格納されている画像である。PGM画像データフ
ォーマットは、患者ID等の患者情報をデータフォーマ
ット内に含める事ができないフォーマットである為、本
実施の形態1では、同じID名称で、.INFで終わる
情報ファイル104,106を持っている。本実施の形
態1では、ID3456.PGM103、ID543
2.PGM105という2つの画像データフォーマット
が格納されており、ID3456.PGM103がID
3456.INF104、ID5432.PGM105
がID5432.INF106という情報ファイルを持
っている。これを以下、INF管理によるPGM画像デ
ータベース101と呼ぶ。
【0032】一方、IS&C画像は、可搬記憶媒体であ
る光磁気ディスク109に格納されている。IS&C画
像は、患者ID等の患者情報をそのデータフォーマット
内に保持している為、情報ファイルは存在しない。これ
を以下、IS&C画像データベース108と呼ぶ。実際
は、これらの画像記録媒体が保持するデータ数は、数百
以上になるのが通常である。
【0033】INFキー抽出変換モジュール107は、
INF管理によるPGM画像データベース101から、
後述するデータフォーマットで、あらかじめ指定してあ
るいくつかのキー情報を抽出するプログラムである。
【0034】IS&Cキー抽出変換モジュール112
は、IS&C画像データベースから後述するデータフォ
ーマットで、あらかじめ指定してあるいくつかのキー情
報を抽出するプログラムである。
【0035】すなわち、これら2つの抽出変換モジュー
ルは、あらかじめ指定してある複数個のキー情報を元
に、それぞれのデータベースに格納されている画像情報
を解釈して、そのキー情報を抽出し、抽出されたキー情
報を、後述する特定のデータフォーマット113〜11
6に変換するモジュールである。変換されたキー情報が
蓄えられるデータベースを キー情報データベース11
7と呼ぶ。
【0036】これらの2つの抽出変換モジュール等の各
種プログラムを処理するパーソナルコンピュータ11
8,119の内部構成を図12に示す。
【0037】図12において、1201はCRT表示装
置で、編集中の文書、各種メッセージメニューなどを表
示する。1202はビデオRAM(VRAM)で、CR
T表示装置1201の画面に表示されるイメージを展開
記憶する。1203はビットムーブユニット(BMU)
で、メモリ間あるいはメモリと各デバイス間のデータ転
送をコントロールする。
【0038】1204は文書編集などを行うための各種
キーを備えたキーボード、1205は画面上のアイコン
などを指し示すためなどに用いられるポインティングデ
バイス(PD)、1206はCPUで、ROM1207
に記憶されたINF抽出変換モジュール107とIS&
Cキー抽出変換モジュール112及び他の制御プログラ
ムに基づいて本装置の各部を制御する。
【0039】1208は上述した2つの抽出変換モジュ
ール等の各種プログラムをCPU1206が実行する時
にワークエリア、エラー処理時の一時退避エリアとして
用いられるRAM、1209はハードディスクドライブ
(HDD)、1210はフロッピーディスクドライブ
(FDD)をそれぞれ示し、各ディスクにはアプリケー
ションプログラムやデータ、ライブラリなどの保存用に
用いられる。
【0040】1211はネットワ−クインターフェイス
(Net−I/F)を示し、他のパーソナルコンピュー
タとの間でネットワ−クを経由してデータ転送を行うた
めにネットワ−ク上のデータ制御、診断を行う。121
2は上述した各ユニット間を接続するI/Oバス(アド
レスバス、データバス及び制御バスからなる)である。
なお、本実施の形態1でROM1207に記憶している
2つの抽出変換モジュール等の各種プログラムは、装置
に直接接続されているハードディスク(HD)やフロッ
ピーディスク(FD)などの記憶媒体に記憶されていて
もよい。さらに、ネットワ−ク上で接続されている他の
装置上に記憶されていてもよい。また、本発明の2つの
抽出変換モジュール等の各種プログラムは、FDやHD
などの記憶媒体やネットワ−クを介してシステムや装置
に供給できる。
【0041】図2は、先に説明した抽出変換モジュール
が抽出する際に用いたキー識別子と、抽出・変換された
キー情報内容を格納する格納方法を示している。格納は
キー情報ファイル201と呼ばれる1ファイル内に格納
され、それは、ファイル名202とその長さ203、そ
してそのファイル内容ポインタ204からなる。ファイ
ル内容ポインタは、記録媒体上の他の記録領域を指し示
しており、そこにファイル内容205が存在する。デー
タは複数のキー207からなる。1つのキーは、キー識
別子208、デリミタ209、キー内容210、キー内
容終了コード211からなる。一例として、デリミタ2
09を「:」コード、キー内容終了コード211を改行
コードとした場合について、図1で示した、INF管理
によるPGM画像データベース101にあるID345
6のデータ103,104をINFキー抽出変換モジュ
ール107で抽出した場合に生成されるキー情報ファイ
ル内容を図3に示す。
【0042】様々なデジタル画像データフォーマットか
ら抽出されたキー情報は、あらかじめ定まっている患者
ID、患者名、検査ID、検査日などの共通の種類ごと
に格納される。図3は、図2におけるID3456デー
タを読み込み、共通の種類としてあらかじめ定められて
いる患者ID、患者名、検査ID、検査日に基づいてキ
ー情報を抽出をした例である。
【0043】もとのデジタル画像データフォーマットか
ら、患者ID302として3456、患者名303とし
て山田、検査ID304として0023、検査日305
として19950102のデータが抽出されている。
(cr)は、改行コードを意味する。記録される際のフ
ォーマットであるが、患者ID、検査IDの数字情報は
ASCIIコードで、また患者名の漢字コードはEUC
コードで記録される。さらに検査日は、YYYYMMD
Dのフォーマットで年月日を間を置かずASCIIコー
ドで記録される。またこれら4つのデータの格納に伴
い、抽出変換モジュールの名称と、抽出変換元になった
画像の存在場所を示すデータが格納されている。この情
報は、そのキー情報ファイルの抽出元となったデータを
指し示し、抽出元データベースで一意性のあるものでな
くてはならない。この2つのキー情報は、後述する画像
検索結果表示の際に利用される。
【0044】もともとのID3456画像の付帯情報に
は、漢字コードがJISコードで、また検査日のフォー
マットが「1995/01/02」のフォーマットで格
納されている。しかし、このINFキー抽出変換モジュ
ール107により、キー情報ファイルにはあらかじめ定
められているフォーマットで格納することとなっている
ため、INFキー抽出変換モジュール107は元データ
からキーを抽出して、データ変換をおこなってキー情報
ファイルに格納されている。すなわち、先の例では漢字
コードはEUCで、検査日フォーマットは「19950
102」の様なYYYYMMDDのフォーマットに直さ
れキー情報ファイルに格納されている。
【0045】このキー抽出変換モジュールのフローチャ
ートを図4に示す。このフローチャートを説明する。こ
のフローチャートに示した処理は、データベースに格納
されている全てのデータについてそれぞれ行われる。
今、ID3456データについて、あらかじめ定められ
ている4つの共通の識別子、すなわち患者ID、患者
名、検査IDと検査日の処理について説明する。まず、
この内の初めの識別子、患者IDをキーにする(ステッ
プS402)。次にID3456データの内部情報を解
釈して、患者IDに相当するキー内容を抽出する(ステ
ップS403)。ステップS404で、キー内容が抽出
できたかどうかを判断し、キー内容が抽出できなかった
ときはステップS408に進む。キー内容が抽出できた
場合は、データをあらかじめ定められたフォーマットに
変換する(ステップS405)。この例では例えば元デ
ータでは検査日は、「1995/01/02」のフォー
マットで格納されているので、ここで「1995010
2」に変換する。
【0046】つぎに、漢字コードをEUCに変換する
(ステップS406)。この部分でJISコードで記録
されている「山田」がEUCコードとしての「山田」と
なる。そして、キー情報ファイルに先に述べた定められ
たキー情報フォーマットとして書き込みを行う(ステッ
プS407)。そして、ステップS408に進む。ステ
ップS408では、次の識別子があるか調べ、なければ
ステップS410に進む。あればキーを次の識別子とし
て代入する(ステップS409)。そしてステップS4
03に戻る。ステップS410に進んだ処理は、最後に
抽出変換モジュール、オリジナル画像名称のキー情報フ
ァイルへの書き込みを行って処理を終了する。
【0047】次に本実施の形態1によるキー情報を元に
したデータの検索方法を示す。まず、検索の対象となる
全てのデータを、キー抽出変換モジュールによって、キ
ー情報ファイルにして、キー情報データベースに格納す
る。また本実施の形態1では、データベースはデータフ
ァイルが論理的に格納できるディレクトリである。また
本実施の形態1では、ハードディスクに格納されている
INF管理によるPGM画像データベース内の2つの画
像と、IS&C画像データベース内の2つの画像があ
る。これらをそれぞれのキー抽出変換モジュールによ
り、図4に示したフローチャートの通りキー抽出を行
う。そしてキー抽出には、あらかじめ定めてある患者I
D、患者名、検査IDと検査日の4つのキーを抽出し、
図2のように、先に述べたフォーマットで4つのキー情
報ファイルがキー情報ファイルを格納するディレクトリ
内に作成してある。
【0048】つぎに、外部からの入力により識別子「検
査ID」に対してキー内容が「0023」を保持するデ
ータを4つのキー情報ファイルから検索する。この方法
を図5にフローチャートで示す。このフローチャートに
示した処理は、データベースに格納されている4つのキ
ー情報ファイルについてそれぞれ行われる。このフロー
チャートを、ID3456に対応するキー情報ファイル
の処理を例に取って説明する。
【0049】まず、ステップS502において、キー情
報ファイルの初めの行を処理文字列として取りだす。本
実施の形態1では、キー内容終了コードが改行コードで
あるので、このように行単位での処理が可能となる。こ
のときFIND変数を0に初期化しておく。次に、ステ
ップS503で、この行がうまく取りだせたか調べる。
うまく取りだせない場合は処理はステップS514に移
行する。うまく取りだせた場合は、ステップS504に
進み、処理文字列の先頭から、デリミタまでの文字列が
キー識別子となる。更に、ステップS505において、
抽出したキー識別子が検索しているものかを調べる。こ
の場合は、識別子「検査ID」と文字列が同等かを調べ
る。同等でない場合は処理はステップS509に移る。
同等であった場合は、ステップS506に進み、処理文
字列からキー内容を抽出する。これは、処理文字列の先
頭から初めて出現するデリミタから、最後のキー内容終
了コードまでの間の文字列である。
【0050】次にステップS507抽出したキー内容が
検索しているものと同等か調べる。現在の説明では「0
023」と同等かを調べる。同等でない場合は、処理は
ステップS509に移る。同等である場合は、ステップ
S508において、FIND変数を1にセットする。次
に、ステップS509からステップS512までにおい
ては、キー識別子が「抽出変換モジュール」、「オリジ
ナル画像」であればそれに対するキー内容を保存する。
そして、ステップS513において、一行の処理が終わ
り、処理文字列に次の行を読み出して格納する操作を行
い、ステップS503の処理に戻る。
【0051】ファイルを全て読み終えた場合、処理はス
テップS514に移る。このとき、FIND変数が1の
場合はオリジナル画像に対するキー内容、この例の場合
は、HD1/ID3456となり、ハードディスク1の
ID3456が元の画像であることが解り、ステップS
515に進む。ステップS515では、「オリジナル画
像」に対するキー内容を出力装置に出力し、検索が終了
する。
【0052】(実施の形態2)実施の形態1において、
抽出変換モジュールが生成するキー抽出したキー識別子
と、抽出されたキー情報内容を格納する格納方法は、他
の格納方法を取ることも可能である。
【0053】実施の形態1の図2の207のキーの格納
方法は、図6に示す様な格納方法であってもよい。本実
施の形態2では2バイトのキー識別子602、4バイト
のキー内容長603、キー内容長のバイト数のキー内容
604である。この場合においては、キー識別子は、実
施の形態1の様に「検査ID」等の名称を取ることは出
来ないので、あらかじめ定めれておいた2バイト番号を
与える。例えば検査IDには2バイト16進コードで0
x1200を与えている。また、キーを読み込み、解釈
する際には、まず2バイトのキー識別子を読み込み、次
に4バイトのキー内容長を読み込み、そのキー内容が必
要な際には、そのキー内容長分データを引き続き読み込
み、必要でない場合はキー内容長分データを読み飛ばす
方法で解釈可能である。ファイルの終端に達した場合は
データを全て読み終えたことになる。
【0054】(実施の形態3)実施の形態1、2におい
て、検索された情報を表示する手段は、図5のステップ
S515における「オリジナル画像」に対するキー内容
を出力装置に出力するだけではなく、相当するキー情報
ファイルを適切に検索者が見やすい様に変換して表示す
るが、本実施の形態3では図7のような簡易的な表示を
行う。
【0055】(実施の形態4)実施の形態3において、
検索された情報を表示する手段は、キー情報ファイルか
らしか情報が得られないが、本実施の形態4では、次に
示す方法をとることにより元画像参照を可能にしてい
る。
【0056】キー情報ファイルには、「抽出変換モジュ
ール」の名称と、変換元になった「オリジナル画像」に
対応する情報が入っており、図5のフローチャートで示
した様に、それらの情報は検索の際に保持されている。
抽出変換モジュールとオリジナル画像の存在場所が分か
っているので、抽出変換モジュールがオリジナル画像に
アクセスしてディスプレイ上に表示することができ、元
画像をディスプレイ上に表示することが可能である。ま
た、元画像情報に付帯した更に詳しいキー情報を参照す
る事も可能である。
【0057】本実施の形態4では、元画像をXウインド
ウに表示するが、図8に、その元画像とともに出力され
た検索結果を示す。キー情報ファイルからでは得られな
い、検査時間の情報と、元画像をディスプレイ上に表示
している。また、検査日を「/」記号を用いる事によ
り、検索者に取って読みやすい形に変換してある。
【0058】仮に、オリジナル画像がIS&Cデータベ
ースのように光磁気ディスク等の可搬記憶媒体に格納さ
れていて、コンピュータから直接アクセス出来ない場合
でも、本実施の形態4では、実施の形態3と同じく、キ
ー情報ファイルから得られる情報のみを表示する。そし
て「HD1の光ディスクを挿入すると画像を参照可能で
す」というメッセージを表示して検索者に知らせるの
で、検索者はHD1のIDを持った光磁気ディスクを読
み取り装置に挿入しさえすれば、画像や付帯情報等を、
容易に参照することができる。
【0059】(実施の形態5)実施の形態4において、
キー情報ファイルに変換・抽出元のデータの画像データ
を表現するパラメタを持っていれば、オリジナル画像に
アクセスしてディスプレイ上に表示しなくても、画像を
ディスプレイ上に表示可能である。
【0060】具体的には、図10に示す様に、操作者が
表示したいオリジナル画像のピクセル情報が、オリジナ
ル画像のデータが記録されているファイルの先頭から何
バイト目から始まるかを示すヘッダ長1008、そして
そのピクセル情報の横方向のピクセルサイズ1009、
縦方向のピクセルサイズ1010、そして各ピクセルが
表現されるバイナリデータを正の数として解釈するか、
正負の数として解釈するかを示す画素符号の情報101
1がキー情報として記録されている。この様に記録して
あれば、元画像データを読み込むだけで、元データ情報
を解釈し直さなくとも、キー情報ファイルから、先のヘ
ッダ長1008、横ピクセルサイズ1009、縦ピクセ
ルサイズ1010、画素符号のキー内容1011を読み
込み、元画像をこの情報に従って表示すればウインドウ
上に表示可能である。
【0061】本実施の形態5の場合、格納画像の各ピク
セルが8ビットである前提での実施の形態であるが、実
際は、各ピクセルの利用するビット量なども同様の手法
で合わせ持つことができる。
【0062】(実施の形態6)実施の形態1、2におい
て、扱うデジタル情報が、画像でない場合、すなわち、
各種文書データベースや音声データベース、また画像、
音声、文章が混在している場合においても、全く同様に
取り扱うことができる。
【0063】(実施の形態7)本実施の形態7によるキ
ー情報を元にしたデータの抽出・変換方法を示す。ま
ず、検索の対象となるデータに、抽出キー行先データベ
ースIDを複数個付帯する。本実施の形態7では、IN
F管理によるPGM画像データベース、IS&C画像デ
ータベースの両方とも、そのデータベース内に一定のフ
ォーマットで図9の904に示すようなファイルにデー
タと抽出キー行先データベースIDが格納される。この
ファイルの事をKEYDBファイルと呼ぶ。元データが
キー抽出変換されたとき、キー抽出モジュールは、今か
らキー情報が抽出されて登録されるキー情報データベー
スのIDと同じIDがKEYDBファイル内に存在しな
ければ、キー抽出・変換を行うこととし、この先は、図
4に示したフローチャートと同様のステップを踏む。図
4のフローチャートが終了したら、INFキー抽出変換
モジュール907は、抽出キー行先キー情報データベー
スIDを、元データの抽出キー行先データベースID保
存領域、すなわちKEYDBファイルに自動的に付帯す
る。
【0064】この操作は、検索の対象となるデータが初
めてキー抽出変換された時と、キー抽出後に元データ内
容が変更された場合に行われる。後者の場合は、データ
を変更したソフトウエアが抽出キー行先データベースI
Dを全て抹消する。本実施の形態7では、KEYDBフ
ァイルの中身の抽出キー行先データベースIDが抹消さ
れるので、キー抽出モジュールがキー情報データベース
のIDをKEYDBファイルから検索しようとしても、
検索できない結果に終わる。そして新たに、データの抽
出・変換が行われる。
【0065】また、既にキー情報が抽出されていて、そ
の後にデータ内容が変更されない場合には、キー情報は
抽出済みということになるので、キー抽出変換モジュー
ルはキー抽出変換を行わない。
【0066】この抽出キー行先データベースIDを、元
データに複数個付帯する場合の利点を説明する。キー情
報データベースが2つあった場合で、それぞれに同じ元
データが登録されている際に、仮に抽出キー行先データ
ベースIDの保存領域が1箇所しか無い場合は、後者の
キー情報データベースへの登録をしたときに、前者の抽
出キー行先データベースIDが上書きされて抹消されて
しまい、次に、前者のデータベースの再抽出操作が行わ
れたときに、既にそのデータベースが抽出されていたか
を自動的に判断することができない。これを防ぐため
に、抽出キー行先データベースIDを複数個付帯してい
る。
【0067】本方法では、キー抽出・変換の対象の元デ
ータと、キー抽出・変換して出来たキー情報ファイルの
両者の内容が同じである場合には、再度抽出は行われな
い。したがって、高速なキー情報の抽出・変換が可能と
なる。また、複数のキー情報データベースを保持できる
ので、データ検索を様々なデータベースで行うことが可
能となる。
【0068】(実施の形態8)本実施の形態8による元
データの簡易データへの変換方法を示す。元データベー
スにあるデータを、図4のフローチャートのステップを
踏んで、それぞれキー抽出・変換する操作を終了した後
に、元データを予め定められたフォーマットに簡易化し
てキー情報データベースに登録する。本実施の形態8で
は、画像非可逆圧縮方法であるJPEGを用いて、元デ
ータより情報量を減らすことで簡易化した画像ファイル
を作成し、対応するキー情報ファイルに付帯する。実施
の形態1で示したデータ変換を本実施の形態8の手法で
行うと、キー情報データベースは図11に示したように
なる。
【0069】次に、実施の形態1では、検索されたキー
情報データベースから元の画像のキー情報が取得された
ところで処理が終了しているが、本実施の形態8では、
その後、この元の画像のJPEG画像表現を読み込んで
Xウインドウ上に表示する処理を引き続いて行う。これ
により、表示された検索結果は、図8とほぼ同じとな
る。ただし、画像が非可逆圧縮を採用している為、画像
の細部に至るまでは忠実に再現されていない。
【0070】利用者がその表示された画像に不満である
場合には、再度、JPEG画像表現ではない元の画像を
読み込むことが可能である。これは、実施の形態4、実
施の形態5に記載されている方法と全く同一である。
【0071】(実施の形態9)本実施の形態9では、画
像データベースではなく、文章管理データベースを利用
した場合を説明する。文書管理データベースには、画像
ではなくテキストのファイルが格納されている。この場
合、上記実施の形態8と同様の処理方法をとるが、デー
タを簡易化する際に、元データである文章の「要約」フ
ィールドのみをキー情報データベースに登録する点が異
なる。これにより、本実施の形態9では、数十ページに
もなる元データを「要約」フィールドのみにすることで
簡易化を行っている。文章の表示に関しては、図8の画
像部分が「要約」フィールドに置き換わるのみである。
【0072】利用者がその表示された文章に不満である
場合には、再度、元データである文章全体を読み込むこ
とが可能である。これは、実施の形態4、実施の形態5
に記載されている方法と全く同一である。ただし、抽出
変換モジュールが元データの全文を表示するといった点
が異なっている。
【0073】(実施の形態10)図13の様に本実施の
形態10では、実施の形態8で表示された簡易化した画
像ファイルであるID3456(1307)に対応する
JPEG画像が、ネットワーク媒体であるイサーネット
1311を通じて低解像度デジタル情報表現手段である
データ参照・指示モジュール1309に表現されてい
る。
【0074】データ参照・指示モジュール1309は、
前記JPEG画像をユーザに表示する。ユーザがそのJ
PEG画像を参照し、さらに詳細に参照したい場合など
に、高解像度デジタル画像表現装置であるレーザイメー
ジャ1310に出力する指示をデータ参照・指示モジュ
ール1309が受けつける事が可能である。受けつけた
指示は、画像転送モジュール1308が受けつける。画
像転送モジュール1308は、ID3456(130
6)に対応するキー情報ファイルを参照して、高精細な
オリジナル画像であるID3456.PGM(130
3)をレーザイメージャ1310に転送する。また、こ
れら3つのモジュール等の各種プログラムは、パーソナ
ルコンピュータ1312,1313,1314で処理さ
れる。
【0075】また、音声等のサンプリングデータも同様
に処理する事が可能である。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
元のデータベースに格納されているデジタルデータのデ
ータフォーマットや記録媒体上への格納法に依存せず、
文字列、数字、日時、時間等のキー情報データを、同一
の形態として取り扱うことが可能となり、さらに検索し
たいデジタルデータの情報が可搬媒体上にあり、コンピ
ュータからアクセス出来ないような場合においても、一
度キー抽出変換を行ってキー情報ファイル化してあれ
ば、高速に検索をすることが可能となる。また、新たな
全く異なるデータベースが加えられても、従来蓄積した
キー情報データベースに矛盾なく加える事が可能とあ
る。
【0077】また、データベースがコンピュータからア
クセス出来る場合には、検索されたデータの更に詳しい
キー情報や、画像、音声、文書等を見る事が可能とな
る。
【0078】また、それに加えて、キー抽出・変換元の
データに、このデータのキー情報が抽出されて転送され
た先の抽出キー行先データベースIDを複数個持つよう
にしたことにより、次に同じデータを同じキー情報抽出
モジュールで抽出・変換しようとした時に、この抽出キ
ー行先データベースIDを調べて、既にキーが抽出・変
換されているかあらかじめ知る事ができ、既に抽出・変
換されているキーについては、再びその処理を行う必要
がないので、高速にキー抽出・変換をすることが可能と
なる。これにより、様々なデータベースを管理する上
で、その管理時間を大幅に短縮することが可能となる。
【0079】また、キー情報データベースに簡易データ
を保持することにより、検索されたデータの簡易データ
を、元データにアクセスすることなく概観出来る為、高
速にデータ参照する事が可能となる。また、検索された
抽出・変換後の簡易データの元となるデジタル情報を再
び表示する手法がある為、利用者が簡易データの表示内
容では満足のいかない場合に、簡易データの元となるデ
ジタル情報を再び表示することにより、利用者に満足の
行く情報提供が可能となる。
【0080】さらに検索したいデジタルデータの情報が
可搬媒体上にあり、コンピュータからアクセス出来ない
ような場合においても、簡易データはキー情報データベ
ースが持っている為、簡易データのみは利用者に表示で
き、利用者はその元データが入っている記録媒体を読み
取り装置にセットしなくとも元データを概観することが
可能となる。
【0081】また、操作者が低解像度でデータ参照する
場合には、検索されたキー情報に対応する簡易データを
利用して参照する為、大容量のオリジナル高精細データ
を全て転送することなく、データ転送、及びデータ表現
に関する負荷を減らす事が可能となる。そして、操作者
が更に高解像度のデータ参照を望む場合は、元のデータ
を転送することで、表現情報を不足させることなくデー
タの出力が可能になるので、操作者に満足のいく情報提
供を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念図である。
【図2】キー情報ファイルのフォーマットを示す図であ
る。
【図3】ID3456データに対するキー情報ファイル
内容を示す図である。
【図4】抽出変換モジュールの処理のフローチャートで
ある。
【図5】抽出変換モジュールの処理のフローチャートで
ある。
【図6】キー情報ファイルのフォーマットを示す図であ
る。
【図7】検索結果のディスプレイ上の表示例を示す図で
ある。
【図8】検索結果のディスプレイ上の表示例を示す図で
ある。
【図9】抽出キー行先データベースIDの付帯を示す図
である。
【図10】ID3456データに対する画像表示情報付
き情報ファイル内容を示す図である。
【図11】データの簡易化を示す図である。
【図12】抽出変換モジュールの処理を実行するパーソ
ナルコンピュータの内部構成図である。
【図13】画像データのレーザイメージャ転送を示す図
である。
【符号の説明】
101、901 INF管理によるPGM画像データベ
ース 102 ハードディスク 107、907 INFキー抽出変換モジュール 108 IS&C画像データベース 109 光磁気デイスク 112 IS&Cキー抽出変換モジュール 117、911、1101 キー情報データベース 201 キー情報ファイル 205 キー情報ファイルの内容 1201 CRT 1202 ビデオRAM 1203 ビットムーブユニット 1204 キーボード 1205 ポインティングデバイス 1206 CPU 1207 ROM 1208 RAM 1209 ハードディスクドライブ 1210 フロッピーディスクドライブ 1211 ネットワ−クインターフェイス 1212 I/Oバス

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータベースに格納されたデータ
    からキー情報を抽出する抽出工程と、 前記抽出工程で抽出されたキー情報のフォーマットを所
    定のフォーマットに変換する変換工程と、 前記変換工程で変換されたキー情報を格納手段に格納す
    る格納工程と、 前記格納手段に格納されたキー情報の中から所望のキー
    情報を検索するキー情報検索工程とを具備したことを特
    徴とする情報管理方法。
  2. 【請求項2】 前記キー情報検索工程で検索されたキー
    情報を出力するキー情報出力工程を具備したことを特徴
    とする請求項1記載の情報管理方法。
  3. 【請求項3】 前記キー情報検索工程で検索されたキー
    情報に対応するデータを前記複数のデータベースから検
    索するデータ検索工程と、 前記データ検索工程で検索されたデータを出力するデー
    タ出力工程とを具備したことを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の情報管理方法。
  4. 【請求項4】 前記格納手段にキー情報が格納されてい
    る場合には、前記抽出工程をスキップすることを特徴と
    する請求項1記載の情報管理方法。
  5. 【請求項5】 前記複数のデータベースに格納されたデ
    ータが、複数のキー情報を付帯することを特徴とする請
    求項1記載の情報管理方法。
  6. 【請求項6】 複数のデータベースに格納されたデータ
    からキー情報を抽出する抽出工程と、 前記抽出工程で抽出されたキー情報のフォーマットを所
    定のフォーマットに変換するフォーマット変換工程と、 前記抽出工程で抽出されたキー情報に対応するデータを
    簡易データに変換するデータ変換工程と、 前記キー情報と、前記簡易データとを対応付けて格納手
    段に格納する格納工程と、 前記格納手段に格納されたキー情報の中から所望のキー
    情報を検索するキー情報検索工程と、 前記キー情報検索工程で検索されたキー情報と、該キー
    情報に対応する前記簡易データとを出力する出力工程と
    を具備したことを特徴とする情報管理方法。
  7. 【請求項7】 前記簡易データの元となる変換前のデー
    タを前記複数のデータベースから検索するデータ検索工
    程と、 前記データ検索工程で検索された変換前のデータを出力
    するデータ出力工程とを具備したことを特徴とする請求
    項6記載の情報管理方法。
  8. 【請求項8】 前記出力工程における出力後に、更に詳
    細な出力を指示する指示工程と、 前記指示工程で更に詳細な出力が指示された場合に、前
    記簡易データの元となる変換前のデータを前記複数のデ
    ータベースから検索するデータ検索工程と、 前記データ検索工程で検索された変換前のデータを出力
    するデータ出力工程とを具備したことを特徴とする請求
    項6記載の情報管理方法。
  9. 【請求項9】 データを格納する複数のデータベース
    と、 前記複数のデータベースに格納されたデータからキー情
    報を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出されたキー情報のフォーマット
    を所定のフォーマットに変換する変換手段と、 前記変換手段により変換されたキー情報を格納する格納
    手段と、 前記格納手段に格納されたキー情報の中から所望のキー
    情報を検索するキー情報検索手段とを具備したことを特
    徴とする情報管理装置。
  10. 【請求項10】 前記キー情報検索手段により検索され
    たキー情報を出力するキー情報出力手段を具備したこと
    を特徴とする請求項9記載の情報管理装置。
  11. 【請求項11】 前記キー情報検索手段により検索され
    たキー情報に対応するデータを前記複数のデータベース
    から検索するデータ検索手段と、 前記データ検索手段により検索されたデータを出力する
    データ出力手段とを具備したことを特徴とする請求項9
    または請求項10記載の情報管理装置。
  12. 【請求項12】 前記格納手段にキー情報が格納されて
    いる場合には、前記抽出手段による抽出をスキップする
    ことを特徴とする請求項9記載の情報管理装置。
  13. 【請求項13】 前記複数のデータベースに格納された
    データが、複数のキー情報を付帯することを特徴とする
    請求項9記載の情報管理装置。
  14. 【請求項14】 データを格納する複数のデータベース
    と、 前記複数のデータベースに格納されたデータからキー情
    報を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出されたキー情報のフォーマット
    を所定のフォーマットに変換するフォーマット変換手段
    と、 前記抽出手段により抽出されたキー情報に対応するデー
    タを簡易データに変換するデータ変換手段と、 前記キー情報と、前記簡易データとを対応付けて格納す
    る格納手段と、 前記格納手段に格納されたキー情報の中から所望のキー
    情報を検索するキー情報検索手段と、 前記キー情報検索手段により検索されたキー情報と、該
    キー情報に対応する前記簡易データとを出力する出力手
    段とを具備したことを特徴とする情報管理装置。
  15. 【請求項15】 前記簡易データの元となる変換前のデ
    ータを前記複数のデータベースから検索するデータ検索
    手段と、 前記データ検索手段により検索された変換前のデータを
    出力するデータ出力手段とを具備したことを特徴とする
    請求項13記載の情報管理装置。
  16. 【請求項16】 前記出力手段による出力後に、更に詳
    細な出力を指示する指示手段と、 前記指示手段により更に詳細な出力が指示された場合
    に、前記簡易データの元となる変換前のデータを前記複
    数のデータベースから検索するデータ検索手段と、 前記データ検索手段により検索された変換前のデータを
    出力するデータ出力手段とを具備したことを特徴とする
    請求項14記載の情報管理装置。
JP27609196A 1995-10-18 1996-10-18 情報管理方法及び装置 Withdrawn JPH09171516A (ja)

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JP27001495 1995-10-18
JP7-270014 1995-10-18
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001198087A (ja) * 2000-01-19 2001-07-24 Mimir Sun-Bow:Kk コンピュータによる小児視力検査用視標読取管理装置及び視標管理データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2003522346A (ja) * 1998-11-30 2003-07-22 ヘンリー シー ユーエン ビデオ及びグラフィック用サーチエンジン
JP2006260232A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Resource One Co Ltd 医療情報処理システム
JP2011258240A (ja) * 2006-03-17 2011-12-22 Nec Corp 3次元データ処理システム

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