JPH09171513A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法

Info

Publication number
JPH09171513A
JPH09171513A JP7331580A JP33158095A JPH09171513A JP H09171513 A JPH09171513 A JP H09171513A JP 7331580 A JP7331580 A JP 7331580A JP 33158095 A JP33158095 A JP 33158095A JP H09171513 A JPH09171513 A JP H09171513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
user
home page
server
new
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7331580A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaya Kurami
尚也 倉見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP7331580A priority Critical patent/JPH09171513A/ja
Publication of JPH09171513A publication Critical patent/JPH09171513A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが、自身が所望するホームページが開
設されたことを、容易に認識することができるようにす
る。 【解決手段】 新サービス検索装置52において、イン
ターネット上に新たに開設されたホームページが検知さ
れ、判定装置54において、その検知されたホームペー
ジが、ユーザが所望するものかどうかが、個人情報記憶
部53に記憶された判定情報に基づいて判定される。そ
して、検知されたホームページが、ユーザが所望するも
のであるとき、転送装置55によって、所望するホーム
ページが開設された旨が、例えば電子メールや、ファク
シミリ、電話機などに送信されることにより、ユーザに
報知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び情報処理方法に関する。特に、例えばインターネット
において、ユーザが所望する情報が掲載されているホー
ムページが生じた(開設された)場合に、その旨を報知
することができるようにする情報処理装置および情報処
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、最近急速に普及してきたインタ
ーネットにおいては、WWW(WorldWide Web)と呼ば
れる情報検索システムが構築されており、このWWWに
よれば、種々の情報やサービスがホームページと呼ばれ
る形で提供されるようになされている。
【0003】現在、ホームページの数は、莫大な数とな
っており、その中から、ユーザが、自身によって所望す
るものを見つけ出すのは困難である。そこで、WWWで
は、例えばキーワードなどを入力すると、そのキーワー
ドを含むホームページを検索するような種々の検索サー
ビスが提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ホームペー
ジは、現在においても、次々に作成され、新たなもの
が、インターネット上に生じている。このような現状に
おいて、ユーザが、自身の所望する新たなホームページ
が作成されたかどうかを知るには、ユーザは、自らイン
ターネットにアクセスし、新たなホームページがインタ
ーネット上に開設されているかどうかを調べ、新たなホ
ームページが開設されていれば、それが自身の所望する
ものかどうかをさらに調べる必要があり、面倒であっ
た。
【0005】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、所望する情報がネットワーク上に生じた
ことを、ユーザが容易に認識することができるようにす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、ユーザが所望する情報かどうかを判定するの
に必要な判定情報を記憶する記憶手段と、ネットワーク
上に新たに生じた情報を検知する検知手段と、検知手段
により検知された情報が、ユーザが所望するものかどう
かを、判定情報に基づいて判定する判定手段と、検知手
段により検知された情報が、ユーザが所望するものであ
るとき、そのユーザに所望する情報が生じた旨を報知す
る報知手段とを備えることを特徴とする。
【0007】請求項5に記載の情報処理方法は、ネット
ワーク上に新たに生じた情報を検知し、その検知された
情報が、ユーザが所望するものかどうかを、判定情報に
基づいて判定し、検知された情報が、ユーザが所望する
ものであるとき、そのユーザに所望する情報が生じた旨
を報知することを特徴とする。
【0008】請求項1に記載の情報処理装置において
は、記憶手段は、ユーザが所望する情報かどうかを判定
するのに必要な判定情報を記憶し、検知手段は、ネット
ワーク上に新たに生じた情報を検知するようになされて
いる。判定手段は、検知手段により検知された情報が、
ユーザが所望するものかどうかを、判定情報に基づいて
判定し、報知手段は、検知手段により検知された情報
が、ユーザが所望するものであるとき、そのユーザに所
望する情報が生じた旨を報知するようになされている。
【0009】請求項5に記載の情報処理方法において
は、ネットワーク上に新たに生じた情報を検知し、その
検知された情報が、ユーザが所望するものかどうかを、
判定情報に基づいて判定し、検知された情報が、ユーザ
が所望するものであるとき、そのユーザに所望する情報
が生じた旨を報知するようになされている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を説明す
るが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段
と以下の実施例との対応関係を明らかにするために、各
手段の後の括弧内に、対応する実施例(但し、一例)を
付加して、本発明の特徴を記述すると、次のようにな
る。
【0011】即ち、請求項1に記載の情報処理装置は、
ネットワークに接続された情報処理装置であって、ユー
ザが所望する情報かどうかを判定するのに必要な判定情
報を記憶する記憶手段(例えば、図10に示す個人情報
記憶部53など)と、ネットワーク上に新たに生じた情
報を検知する検知手段(例えば、図10に示す新サービ
ス検索装置52など)と、検知手段により検知された情
報が、ユーザが所望するものかどうかを、判定情報に基
づいて判定する判定手段(例えば、図10に示す判定装
置54など)と、検知手段により検知された情報が、ユ
ーザが所望するものであるとき、そのユーザに所望する
情報が生じた旨を報知する報知手段(例えば、図10に
示す転送装置55など)とを備えることを特徴とする。
【0012】なお、勿論この記載は、各手段を上記した
ものに限定することを意味するものではない。
【0013】図1は、本発明を適用したネットワークシ
ステムの一実施例の構成を示している。ユーザは、パー
ソナルコンピュータ(以下、適宜、パソコンという)1
を有し、例えばPSTN(Public Switched Telephone
Network)やISDN(Integrated Service Digital Ne
twork)などの公衆網2、あるいは図示せぬ専用線を介
して、サービスプロバイダ(接続業者)が有するSP
(Service Provider)サーバ3に接続されている。図示
していないが、他のユーザのパソコンも同様にして、S
Pサーバ3に接続されている。SPサーバ3は、インタ
ーネット4に接続されており、インターネット4には、
さらに、インフォメーションプロバイダ(情報提供者)
が有するIP(Information Provider)サーバ5、並び
に11−1,11−2、および11−3も接続されてい
る。IPサーバ5および11−1乃至11−3では、種
々のホームページ(HP(Home Page))が記憶された
データベースが管理されており、これらのホームページ
は、次に説明するWWWを利用し、ユーザからの要求に
応じて提供されるようになされている。
【0014】なお、この実施例においては、IPサーバ
5は、インターネット4だけでなく、公衆網2にも接続
されている。
【0015】インターネット4においては、TCP/I
P(Transmission Control Protocol/Internet Protoco
l)と呼ばれるプロトコルにしたがって、コンピュータ
相互間で通信を行うようになされている。また、インタ
ーネット4上には、WWWが構築されており、このWW
Wでは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)と
呼ばれるプロトコルにより、データの転送を行い、HT
ML(Hyper Text Markup Language)で画面を記述する
ことにより、情報の検索や表示を、簡単に行うことがで
きるようになされている。このWWWのためのユーザ側
のパソコン1のアプリケーション(WWWブラウザ)と
しては、例えばNetscape社のNetScape Navigator(商
標)や、NCSAのMosaic(商標)が、また、情報提供者側
のIPサーバ5および11−1乃至11−3のアプリケ
ーション(WWWサーバ)としては、例えばNetscape C
ommerce Server(商標)が、それぞれ知られている。各
ユーザは、WWWブラウザを用いてWWWサーバにアク
セスし、情報やサービスの提供を受けることができる。
また、各インフォメーションプロバイダ(情報提供者)
は、WWWサーバを用いて、WWWブラウザに情報やサ
ービスを提供することができる。
【0016】なお、ユーザは、インターネット4に直接
接続することも可能であるが、通常は、サービスプロバ
イダと契約し、図1に示したように、公衆網2を介し
て、SPサーバ3にアクセスすることで、インターネッ
ト4に接続される。
【0017】ところで、図1においては、パソコン1の
他、例えばゲーム端末6、電話機7、携帯電話機8、フ
ァクシミリ(以下、適宜、FAXという)9,AV(Au
dio/Visual)機器10なども公衆網2を介して、SPサ
ーバ3にアクセスすることができるようになされてお
り、これにより、これらの端末を用いても、情報やサー
ビスの提供を受けることができるようになされている。
インターネット4で利用することのできるサービスであ
る、例えば電子メール(E-mail)を例に説明すれば、ユ
ーザは、パソコン1によって、電子メールの送受信をす
ることができる他、ゲーム端末6、電話機7、携帯電話
機8,FAX9,AV機器10によっても、電子メール
の送受信をすることができる。
【0018】即ち、ゲーム端末6においては、それを操
作することで、パソコン1における場合と同様にして、
電子メールのやりとりをすることができるようになされ
ている。電話機7および携帯電話機8では、電子メール
を音声で送信し、また、電子メールを音声で受信するこ
とができるようになされている。FAX9では、電子メ
ールをイメージのデータで送信し、また、電子メールを
イメージのデータで受信することができるようになされ
ている。AV機器10においては、それに付随するリモ
ートコマンダなどを操作することで、パソコン1におけ
る場合と同様にして、電子メールのやりとりをすること
ができるようになされている。
【0019】この場合、パソコン1、ゲーム端末6、ま
たはAV機器10と、電話機7または携帯電話機8との
間で、電子メールの送受信を行うためには、音声データ
を、通常の電子メールのデータに変換するとともに、そ
の逆の変換も行う必要があり、パソコン1、ゲーム端末
6、またはAV機器10と、FAX9との間でも、イメ
ージのデータの変換と、通常の電子メールのデータの変
換との双方の変換が必要となる。さらに、電話機7また
は携帯電話機8と、FAX9との間では、イメージのデ
ータと音声データとの間の変換が必要となる。これらの
変換は、SPサーバ3によって行われるようになされて
いる。
【0020】なお、このような異なるメディアのデータ
間の変換を行う方法については、例えば特公平7−10
5848号公報などに、その詳細が開示されている。
【0021】以下、上述の端末のうち、パソコン1を用
いる場合を基本として説明を行う。
【0022】図2は、図1のパソコン1の構成例を示し
ている。ROM(Read Only Memry)12は、システム
プログラムを記憶しており、CPU(Central Processo
r Unit)11は、このROM12に記憶されているシス
テムプログラムや、RAM(Random Access Memory)1
3に展開されたプログラム(アプリケーションプログラ
ム)にしたがって各種の処理を実行するようになされて
いる。RAM13は、CPU21が各種の処理を実行す
る上において必要なプログラムやデータなどを適宜記憶
するようになされている。インターフェイス14は、ハ
ードディスク(HD(Hard Disk))15、光磁気ディ
スク16、通信部17、入力部18、およびディスプレ
イ19の入出力を管理するようになされている。なお、
インターフェイス14は、バスを介して、CPU11,
ROM12、およびRAM13とも接続されている。
【0023】ハードディスク15は、比較的高速にアク
セスする必要のあるデータやプログラムなどを適宜記憶
するようになされている。光磁気ディスク16は、ハー
ドディスク15における場合より、アクセスの速度が遅
くても差し支えのないデータやプログラムなどを適宜記
憶するようになされている。通信部17は、公衆網2な
どを介して通信を行うための、例えばモデムなどで、通
信に必要な制御を行うようになされている。入力部18
は、例えばキーボードやマウスなどにより構成され、各
種の指令、その他必要な情報などを入力するときに操作
される。ディスプレイ19は、CRTやLCDなどによ
り構成され、文字や画像などの表示を行うようになされ
ている。
【0024】図3は、図1のSPサーバ3の構成例を示
している。SPサーバ3は、CPU21乃至ディスプレ
イ29を有し、CPU11乃至ディスプレイ19を有す
るパソコン1と基本的に同様に構成されている。但し、
パソコン1よりSPサーバ3の方が、より大容量で高速
のものが用いられるようになされている。
【0025】図4は、図1のIPサーバ5の構成例を示
している。IPサーバ5は、CPU31乃至ディスプレ
イ39を有し、CPU21乃至ディスプレイ29を有す
るSPサーバ3と同様に構成されている。なお、図示は
省略するが、図1のIPサーバ11−1乃至11−3
も、IPサーバ5と基本的に同様に構成されている。
【0026】本実施例においては、ユーザは、パソコン
1によりIPサーバ5、あるいはIPサーバ11−1乃
至11−3にアクセスし、そこから情報やサービスの提
供を受け、必要ならば、クレジットカードや銀行口座な
どから自動引き落としにより料金を支払う。一方、IP
サーバ5,11−1乃至11−3は、ユーザからの要求
に応じ、WWWにより種々の情報やサービスを提供す
る。
【0027】即ち、ユーザは、パソコン1(WWWブラ
ウザ)を操作し、情報提供者が提供する所望の情報が掲
載されたホームページを指定する。WWWシステムにお
いては、URL(Uniform Resource Locator)と呼ばれ
る一種のアドレスにより、インターネット4上におかれ
ている所定の画面(ファイル)の指定を行う。URLで
は、通常、ドメイン名によって、WWWサーバの指定が
行われる。例えば、URLが、http://www.sony.co.jp/
sonydrive/index.htmlであるとき、ドメイン名は、www.
sony.co.jpである。実際のサーバへのアクセスは、IP
アドレスによって行われるが、このドメイン名からIP
アドレスを取得するサーバとしてDNS(Domain Name
Server)があり、WWWブラウザは、そこに問い合わせ
を行う。
【0028】なお、URLは、WWWブラウザの画面上
の所定の欄に直接入力しても良いし、所望するホームペ
ージに対して、HTMLによりリンクされているホーム
ページが、パソコン1のディスプレイ19に表示されて
いる場合には、その画面の所定の部分(所望するホーム
ページとリンクされている部分)を、入力部18のマウ
スなどでクリックすることによっても入力することがで
きる。
【0029】いま、SPサーバ3がDNSを兼ねてお
り、URLのドメイン名によって、IPサーバ5および
11−1乃至11−3のうちの、例えばIPサーバ5が
指定されているとした場合、そのURLの入力が、パソ
コン1(WWWブラウザ)において行われると、そのU
RLに対応するホームページの要求が、SPサーバ3を
介して、IPサーバ5に転送される。IPサーバ5(W
WWサーバ)は、この要求を受信すると、対応するホー
ムページを、インターネット4を介して、SPサーバ3
に転送する。SPサーバ3は、このホームページを、公
衆網2を介して、パソコン1に転送し、これにより、そ
のディスプレイ19において、ユーザが所望するホーム
ページが表示される。
【0030】ホームページは、図5に示すように、ディ
スプレイ19にオープンされたWWWブラウザ31(ウ
インドウ)内に表示される。
【0031】WWWブラウザ31に、ホームページが表
示された状態で、カーソル32が、他のホームページと
リンクされている部分に移動されると、図5に示すWW
Wブラウザ31の下部に配置されているURL表示部3
3には、そのリンクされているホームページのURLが
表示される。なお、他のホームページとリンクされてい
る部分は、特定の色で表示されたり、あるいはボタンや
アイコンの形で表示されるようになされており、さら
に、そのような部分にカーソル32が移動された場合に
は、カーソル32の形状が、ボタンを押すことをイメー
ジさせる、例えば指先のようなものに変更されるように
なされており、これにより、ユーザが、他のホームペー
ジとリンクされている部分を容易に認識することができ
るようになされている。
【0032】カーソル32が、他のホームページとリン
クされている部分の位置でクリックされると、そのホー
ムページに対応するURLのドメイン名が割り当てられ
ているIPサーバ(WWWサーバ)に対し、そのホーム
ページの要求が送信される。そして、以下、上述した場
合と同様にして、クリックされた位置にリンクされてい
るホームページが、IPサーバから転送され、ディスプ
レイ19に表示される。
【0033】図6は、以上のようにして情報(ホームペ
ージ)を提供するIPサーバ5を機能的に表したブロッ
ク図である。ホームページ記憶部41には、ホームペー
ジが記憶されている。ホームページ読み出し部42は、
ユーザからの要求に対応したホームページを、ホームペ
ージ記憶部41から読み出し、通信制御部43に出力す
るようになされている。通信制御部43は、ホームペー
ジ読み出し部42が出力するデータを、インターネット
4に送信し、また、インターネット4を介して送信され
てくるデータ(例えば、ホームページの要求など)を受
信し、ホームページ読み出し部42に出力するようにな
されている。
【0034】なお、ホームページ記憶部41は図4のハ
ードディスク35(または光磁気ディスク36)に、ホ
ームページ読み出し部42は図4のCPU31に、通信
制御部43は図4の通信部37に、それぞれ対応する。
【0035】以上のように構成されるIPサーバ5で
は、SPサーバ3を介して、ユーザからのホームページ
の要求があると、その要求が通信制御部43を介して、
ホームページ読み出し部42で受信される。ホームペー
ジ読み出し部42は、この要求に対応するホームページ
を、ホームページ記憶部41から読み出し、通信制御部
43およびインターネット4を介して、SPサーバ3に
転送する。SPサーバ3は、このホームページを、公衆
網2を介して、パソコン1に転送し、これにより、その
ディスプレイ19において、ユーザが要求したホームペ
ージが表示される。
【0036】なお、WWWシステムにおいては、HTM
Lと呼ばれる文章形式のデータにより画面が構成される
ため、WWWブラウザ31(パソコン1)、SPサーバ
3、およびIPサーバ5の間では、このHTMLの文章
が授受されることになる。
【0037】他のIPサーバ(IPサーバ11−1乃至
11−3)においても、同様にして、そこで管理されて
いるホームページが、ユーザに対して提供される。
【0038】次に、前述したように、ホームページは、
次々に作成され、新たなものが、インターネット上に生
じており(各IPサーバが管理するデータベースに登録
されており)、そのような新たなホームページの中に、
自身の所望するものがあるかどうかを、ユーザが調べる
のは容易ではない。そこで、IPサーバ5および11−
1乃至11−3のうちの、例えばIPサーバ5は、上述
のようなWWWを利用し、インターネット上において、
ユーザが所望する情報が掲載されたホームページが生じ
た(開設された)場合には、その旨をユーザに報知する
サービス(以下、適宜、新規情報報知サービスという)
を提供するようになされている。
【0039】即ち、IPサーバ5は、自身が管理するデ
ータベース(図6のホームページ記憶部41に対応す
る)や、他のIPサーバ11−1乃至11−3が管理す
るデータベースに、新たなホームページが登録され、そ
のホームページが、ユーザの所望するものである場合、
その旨をユーザに報知するようになされている。
【0040】以下、この新規情報報知サービスについて
説明する。
【0041】まず、新規情報報知サービスの提供にあた
っては、IPサーバ5において、新たなホームページ
が、ユーザの所望するものであるかどうかを判定する必
要があり、従って、このような判定を行うための判定情
報としての、例えばユーザが所望する情報のジャンル
(カテゴリ)やキーワードが必要となる。即ち、IPサ
ーバ5において、判定情報が登録されている必要があ
る。
【0042】そこで、IPサーバ5では、判定情報の登
録処理が行われるが、この登録処理について、図7のフ
ローチャートを参照して説明する。まず最初に、ステッ
プS1において、ユーザによりパソコン1が操作される
ことにより、新規情報報知サービスのメニュー画面(ホ
ームページ)の要求があったかどうかが、ホームページ
読み出し部42によって判定される。ステップS1にお
いて、メニュー画面の要求がなかったと判定された場
合、ステップS2に進み、他の処理が行われ、ステップ
S1に戻る。
【0043】また、ステップS1において、メニュー画
面の要求があったと判定された場合、ステップS3に進
み、ホームページ読み出し部42において、メニュー画
面が表示されたホームページが、ホームページ記憶部4
1から読み出され、パソコン1に送信される。これによ
り、パソコン1のディスプレイ19には、例えば図8に
示すような新規情報報知サービスのメニュー画面(ホー
ムページ)が表示される。
【0044】このメニュー画面には、判断情報およびユ
ーザに関する情報(以下、適宜、両方含めて個人情報と
いう)を登録するための登録画面(ホームページ)を要
求するときに操作される「個人情報を登録」ボタン91
と、新たに開設されたホームページであってユーザが所
望するものについての情報が表示された新着情報画面
(ホームページ)を要求するときに操作される「新着情
報を見る」ボタン92が設けられている。このホームペ
ージが表示された状態において、個人情報の登録を行っ
ていないユーザ(あるいは、個人情報の変更を行おうと
するユーザ)は、ボタン91をクリックする。
【0045】これに対応して、IPサーバ5では、ステ
ップS4において、個人情報を登録するための登録画面
(ホームページ)の要求があったか否か、即ち、ボタン
91がクリックされたか否かが、読み出し部42によっ
て判定される。ステップS4において、個人情報を登録
するための登録画面の要求がなかったと判定された場
合、ステップS5に進み、他の処理が行われ、ステップ
S4に戻る。
【0046】また、ステップS4において、個人情報を
登録するための登録画面の要求があったと判定された場
合、即ち、ユーザがボタン91をクリックした場合、ス
テップS6に進み、ホームページ読み出し部42におい
て、登録画面が表示されたホームページが、ホームペー
ジ記憶部41から読み出され、パソコン1に送信され
る。これにより、パソコン1のディスプレイ19には、
例えば図9に示すような登録画面(ホームページ)が表
示される。
【0047】この実施例では、登録画面は、判断情報と
しての、ユーザが所望する情報についてのジャンルまた
はキーワードを登録するための欄(「あなたの興味のあ
るジャンルまたはキーワードをご登録ください。」の
欄)、ユーザが所望する新たなホームページがインター
ネット上に生じた場合に、その旨をユーザに報知するた
めのユーザに関する情報を登録するための欄(「転送先
をご登録ください。」の欄)、および「登録」ボタン1
01から構成されている。
【0048】「あなたの興味のあるジャンルまたはキー
ワードをご登録ください。」の欄には、ユーザが所望す
る情報(ホームページ)についてのジャンルを選択する
ための欄(「ジャンル中分類」の欄)と、キーワードを
入力するための欄(「キーワード」の欄)が設けられて
いる。図9の実施例では、「ジャンル中分類」の欄に
は、ジャンルとして、「政治」、「文化」、「経済」、
「歴史」、「マーケティング」、「エンターテーメン
ト」、「国際問題」、「スポーツ」、および「宗教」が
用意されている。これらのジャンルの中分類は、さら
に、細かいジャンル(小分類)に分類されており、その
ようなジャンルの小分類は、対応する中分類の表示をク
リックすることで表示されるようになされている。即
ち、例えばジャンル「文化」をクリックした場合には、
その小分類として、「日本文化」、「西洋文化」、・・
・などが表示されるようになされており、ユーザは、そ
の中から、所望する情報についてのジャンルをクリック
して選択する。
【0049】また、「キーワード」の欄は、図9の実施
例では、4つのキーワードを入力することができるよう
になされており、ユーザは、そこに、自身が所望する情
報についてのキーワードを入力する。この実施例では、
キーワードとして、「携帯電話」および「PHS」が入
力されている。なお、キーワードを入力することのでき
る最大の数は4に限定されるものではない。
【0050】「転送先をご登録ください。」の欄は、ユ
ーザが所望する新たなホームページがインターネット4
上に生じた場合に、その旨をユーザに報知するための手
段を選択するための欄で、図9の実施例では、そのよう
な手段として、電子メール(E−mail)、FAX、
ページャ、および電話機が設けられている。ユーザは、
その中から所望する手段を選択し(この選択は、対応す
る手段の表示をクリックすることで行うことができるよ
うになされている)、さらに選択した手段にアクセスす
るための情報(例えば、電子メールアドレスや、FAX
番号、ベージャに割り当てられている番号、電話番号な
ど)を、その右に設けられた欄に入力する。図9の実施
例では、電子メール、ページャ、および電話機が選択さ
れ、それぞれにアクセスするために必要な情報として電
子メールアドレス、ページャに割り当てられた番号(以
下、適宜、ページャ番号という)、および電話番号が入
力されている。
【0051】ユーザは、以上のような登録画面に個人情
報を入力し、「登録」ボタン101を操作する。これに
より、登録画面に入力された個人情報は、IPサーバ5
に送信される。
【0052】これに対応して、IPサーバ5では、ステ
ップS7において、個人情報が受信されたかどうかが、
通信制御部43によって判定される。ステップS7にお
いて、個人情報が受信されていないと判定された場合、
ステップS8に進み、他の処理が行われ、ステップS7
に戻る。また、ステップS7において、個人情報が受信
されたと判定された場合、ステップS9に進み、その個
人情報が、後述する個人情報記憶部53(図10)に登
録され、処理を終了する。
【0053】以上のような登録処理がなされた後は、ユ
ーザは、IPサーバ5から、新規情報報知サービスの提
供を受けることができる。即ち、図10は、新規情報報
知サービスを提供する場合のIPサーバ5を機能的に表
したブロック図である。ホームページ記憶部51は、図
6のホームページ記憶部41と同一のもので、そこに
は、IPサーバ5が管理するホームページが記憶され
る。なお、このホームページ記憶部51には、新たに作
成されたホームページが、適宜登録されるようになされ
ている。
【0054】新サービス検索装置52は、インターネッ
ト4上に新たに生じたホームページを検知するようにな
されている。即ち、新サービス検索装置52は、IPサ
ーバ5自身が管理するホームページ記憶部51に記憶さ
れた新たなホームページ(情報)を検知するとともに、
他のIPサーバ(本実施例では、IPサーバ11−1乃
至11−3)が管理するデータベースに記憶された新た
なホームページも検知するようになされている。さら
に、新サービス検索装置52は、新たなホームページを
検知した場合、その旨を判定装置54に出力するように
なされている。
【0055】なお、新サービス検索装置52は、ホーム
ページ記憶部51については、そこに新たなホームペー
ジが記憶されたかどうかを自身が検索することで、新た
なホームページを検知するようになされている。
【0056】また、新サービス検索装置52は、他のI
Pサーバ11−1乃至11−3が管理するデータベース
については、ホームページ記憶部51における場合と同
様に、そこに新たなホームページが記憶されたかどうか
を自身が検索することで、新たなホームページを検知す
る他、IPサーバ11−1乃至11−3から、それぞれ
が管理するデータベースに新たなホームページが登録さ
れた旨の連絡を受けることによっても新たなホームペー
ジを検知するようになされている。
【0057】即ち、IPサーバ11−1乃至11−3の
中には、新たなホームページが登録されたことを検索す
るアプリケーションプログラムによって、そのような検
索サービスを提供している場合があり、このような場
合、新サービス検索装置52は、この検索サービスを必
要に応じて利用して、新たなホームページを検知するよ
うになされている。
【0058】個人情報記憶部53は、上述したようにし
て送信されてくる個人情報を記憶するようになされてい
る。判定装置54は、新サービス検索装置52により検
知された新たなホームページが、ユーザが所望するする
ものかどうかを、個人情報記憶部53に記憶された個人
情報(のうちの判定情報)に基づいて判定し、その判定
結果を転送装置55に出力するようになされている。
【0059】転送装置55は、判定装置54による判定
結果が、新しいホームページがユーザの所望するもので
あるというものであるとき、そのユーザに対し、所望す
る情報が生じた旨を報知するようになされている。
【0060】なお、ホームページ記憶部51および個人
情報記憶部53は、図4のハードディスク35(または
光磁気ディスク36)に、新サービス検索装置52およ
び判定装置54は、図4のCPU31に、それぞれ対応
する(転送装置55については後述する)。
【0061】次に、図11は、図10の転送装置55の
構成例を示している。新着情報作成装置61は、判定装
置54から、ユーザの所望する新しいホームページが開
設されたとの判定結果を受けたとき、その新しいホーム
ページの開設をユーザに案内するための情報(以下、適
宜、新着情報という)を作成するようになされている。
さらに、新着情報作成装置61は、個人情報記憶部53
に記憶されている個人情報(のうちのユーザに関する情
報)を参照し、新しいホームページの開設を報知するた
めの手段としてユーザが登録したものを認識し、その認
識結果に対応して、新着情報を、電子メール送信部6
3、FAX送信部64、ページャ送信部65、または電
話送信部66に出力するようにもなされている。
【0062】また、新着情報作成装置61は、新着情報
を新着情報ホームページ記憶部62に出力するようにも
なされている。
【0063】新着情報ホームページ記憶部62は、新着
情報作成装置61から新着情報を受信すると、その新着
情報が表示されたホームページ(以下、適宜、新着情報
ホームページという)を作成し記憶するようになされて
いる。この新着情報ホームページは、通常のホームペー
ジにおける場合と同様にして、ユーザの要求に応じて提
供されるようになされている。
【0064】電子メール送信部63は、新着情報作成装
置61から新着情報を受信すると、その新着情報を、電
子メールのフォーマットのデータに変換するようになさ
れている。FAX送信部64は、新着情報作成装置61
から新着情報を受信すると、やはり、その新着情報を、
FAXのフォーマットのデータに変換するようになされ
ている。ページャ送信部65は、新着情報作成装置61
から新着情報を受信すると、その新着情報の受信をユー
ザに知らせるためのメッセージを作成し、ページャのフ
ォーマットのデータに変換するようになされている。電
話送信部66は、新着情報作成装置61から新着情報を
受信すると、その新着情報の受信をユーザに知らせるた
めのメッセージを作成し、音声データに変換するように
なされている。
【0065】電子メール送信部63、FAX送信部6
4、ページャ送信部65、および電話送信部66から出
力されるデータは、いずれも通信制御部67に供給され
るようになされている。通信制御部67は、電子メール
送信部63、FAX送信部64、ページャ送信部65、
または電話送信部66からデータを受信すると、個人情
報記憶部53に個人情報として登録されている電子メー
ルアドレス、FAX番号、ページャ番号、または電話番
号に対応するサーバ、FAX、ページャ、または電話機
との通信リンクを確立し、受信したデータを送信するよ
うになされている。
【0066】また、通信制御部67は、ユーザから新着
情報ホームページの要求を受けたとき、新着ホームペー
ジ記憶部62に記憶されている新着情報ホームページ
を、そのユーザに送信するようにもなされている。
【0067】なお、新着情報ホームページ記憶部62
は、図4のハードディスク35(または光磁気ディスク
36)に、新着情報作成装置61、電子メール送信部6
3、FAX送信部64、ページャ送信部65、および電
話送信部66は、図4のCPU31に、通信制御部67
は、図4の通信部37に、それぞれ対応する。
【0068】次に、図12のフローチャートを参照し
て、その動作について説明する。なお、ここでは、説明
を簡単にするために、個人情報記憶部53には、判定情
報としてキーワードだけが記憶されているものとする。
【0069】IPサーバ5では、まず最初に、ステップ
S11において、新しいホームページがインターネット
4上に生じたかどうかが、新サービス検索装置52によ
って検索され、新しいホームページが検知された場合、
ステップS12に進み、その新しいホームページの記載
内容から、あらかじめ設定されているキーワードが、新
サービス検索装置52によって抽出され、判定装置54
に出力される。
【0070】判定装置54では、ステップS13におい
て、新サービス検索装置52により抽出されたキーワー
ド(以下、適宜、抽出キーワードという)と一致するも
のが、判定情報として個人情報記憶部53に記憶されて
いるかどうかが判定される。ステップS13において、
抽出キーワードと一致するもの(または、抽出キーワー
ドの一部を含むもの)が、個人情報記憶部53に記憶さ
れていないと判定された場合、ステップS11に戻る。
また、ステップS13において、抽出キーワードと一致
するものが、個人情報記憶部53に記憶されていると判
定された場合、ステップS14に進み、転送装置55の
新着情報作成装置61において、ステップS11で検知
された新しいホームページの新着情報が作成されるとと
もに、抽出キーワードと一致するキーワードを登録した
ユーザへの新着情報の送信先(上述したように、この実
施例では、電子メール、FAX、ページャ、または電話
機)が、個人情報記憶部53を参照することにより認識
される。
【0071】そして、新着情報作成装置61では、その
認識結果に対応して、電子メール送信部63、FAX送
信部64、ページャ送信部65、または電話送信部66
に、新着情報が出力される。さらに、新着情報は、新着
ホームページ記憶部62にも出力され、これにより、新
着情報ホームページが作成される。
【0072】新着情報作成装置61から新着情報を受信
した電子メール送信部63、FAX送信部64、ページ
ャ送信部65、または電話送信部66では、上述したよ
うなデータの変換が行われ、通信制御部67に出力され
る。通信制御部67では、ステップS15において、電
子メール送信部63、FAX送信部64、ページャ送信
部65、または電話送信部66からのデータが、個人情
報記憶部53に個人情報として登録されている電子メー
ルアドレス、FAX番号、ページャ番号、または電話番
号を参照することで、対応するサーバ、FAX、ページ
ャ、または電話機に、それぞれ送信(転送)され、ステ
ップS11に戻る。
【0073】即ち、電子メールアドレスに対応するサー
バ(メールサーバ)が、例えばSPサーバ3である場
合、例えば後述する図13に示すような新着情報が記述
された電子メールが、IPサーバ5から、インターネッ
ト4を介して、SPサーバ3に送信される。これによ
り、ユーザは、パソコン1を操作して、公衆網2を介し
てSPサーバ3にアクセスし、電子メールを受信するこ
とで、自身が所望する情報がネットワーク上に生じたこ
とを、容易に認識することができる。
【0074】また、FAX番号に対応するFAXが、F
AX9であった場合には、新着情報に対応するFAXの
データが、IPサーバ5から、公衆網2を介して(ここ
では、インターネット4を介さずに公衆網2に直接アク
セスするようになされている)、FAX9に送信され
る。これにより、ユーザは、新着情報を、例えば紙に印
字された状態で得ることができる。その結果、ユーザ
は、自身が所望する情報がネットワーク上に生じたこと
を、容易に認識することができる。
【0075】さらに、IPサーバ5からは、新着情報の
受信を知らせるメッセージが、ページャ番号に対応する
ページャ(図示せず)に送信される。これにより、ユー
ザは、例えば外出先などにおいても、自身が所望する情
報がネットワーク上に生じたことを認識することができ
る。なお、ページャの場合、電子メール(図13)にお
ける場合と同様の新着情報を受信させるのは困難であ
る。そこで、ページャには、新着情報の受信を知らせる
メッセージとして、例えば「新たなホームページが開設
されました。」のような短い文章が送信される。
【0076】また、電話番号に対応する電話機が、電話
機7や携帯電話機8であった場合には、新着情報の受信
を知らせる音声データが、IPサーバ5から、公衆網2
を介して(ここでは、インターネット4を介さずに公衆
網2に直接アクセスするようになされている)、電話機
7や携帯電話機8に送信される。これにより、ユーザ
は、ページャにおける場合と同様のメッセージを、音声
で聴くことができる。その結果、ユーザは、自身が所望
する情報がネットワーク上に生じたことを、容易に認識
することができる(電話番号に対応する電話機が携帯電
話機8である場合には、ユーザは、例えば外出先などに
おいても、自身が所望する情報がネットワーク上に生じ
たことを認識することができる)。なお、電話機7や携
帯電話機8には、ページャにおける場合と同様のメッセ
ージではなく、例えば電子メール(図13)における場
合の文書を音声で読み上げたものを供給するようにする
ことも可能である。
【0077】例えば図9で説明したように、転送先とし
て、電子メール、ページャ、および電話機が指定されて
いる場合、ステップS14で作成された新着情報(また
はその受信を知らせるメッセージ)は、電子メール送信
部63、ページャ送信部65、および電話送信部66に
出力され、その後、上述したようにして、SPサーバ
3、ページャ、および電話機7(または携帯電話機8)
に送信される。
【0078】なお、図12の実施例では、個人情報記憶
部53において、判定情報としてキーワードだけが記憶
されているものとしたが、ジャンルが記憶されている場
合には、そのジャンルに属する情報が掲載されたホーム
ページが新しく開設されたときには、図12で説明した
場合と同様にして、そのホームページに対応する新着情
報が送信される。
【0079】図13は、図7で説明した登録処理におい
て、ユーザが、ジャンルとして、例えば音楽(MUSI
C)、スキー(SKI)、映画(MOVIE)、および
中国を指定するとともに、キーワードとして、例えばP
HSおよび携帯電話を指定しておいた場合に、音楽およ
びスキーのジャンルのホームページと、キーワード「P
HS」を含むホームページが新たに開設されたときに送
信される電子メールの例を示している。
【0080】同図に示すように、電子メールには、新し
く開設されたホームページの概要(これは、各ホームペ
ージの記載事項を用いて作成される)と、そのURLが
記述されており、従って、ユーザは、パソコン1に、そ
のURLを入力することで、上述したようにして、それ
に対応するホームページを得ることができる。また、F
AX9や、電話機7、携帯電話機8によって、電子メー
ルにおける場合と同様の新着情報を受け取ったユーザ
も、同様にして、新たに開設されたホームページであっ
て所望するものを得ることができる。
【0081】なお、図13の実施例では、登録処理にお
いて指定されたジャンル「映画(MOVIE)」および
「中国」、並びにキーワード「携帯電話」を含むホーム
ページについての記述がなされていないが、これは、そ
のようなホームページが新たに開設されなかったためで
ある。
【0082】ところで、ページャや、電話機7、携帯電
話機8などによって、新着情報の受信を知らせるメッセ
ージ「新たなホームページが開設されました。」を受け
取ったユーザは、そのメッセージだけでは、新たに開設
されたホームページのURLがわからない。そこで、新
着情報の受信を知らせるメッセージは、新たに開設され
たホームページのURLとともに送信するようにするの
が望ましい。
【0083】但し、新着情報の受信を知らせるメッセー
ジのみを送信するようにした場合であっても、ユーザ
は、次のようにしてホームページにアクセスすることが
できる。即ち、図8に示した新規情報報知サービスのメ
ニュー画面には、上述したように「新着情報を見る」ボ
タン92が設けられている。IPサーバ5の通信制御部
67は、このボタン92がクリックされると、新着ホー
ムページ記憶部62から新着情報ホームページを読み出
し、パソコン1に送信するようになされており、これに
より、ディスプレイ19では、例えば図14に示すよう
な新着情報ホームページが表示されるようになされてい
る。
【0084】従って、ユーザは、この新着情報ホームペ
ージを参照することで、新しく開設されたホームページ
にアクセスすることができる。
【0085】この新着情報ホームページにおいては、図
13に示した電子メールにおける場合と同様に、新しく
開設されたホームページの概要が表示されている。さら
に、この実施例においては、URLの記述に代えて、そ
の新しく開設されたホームページのタイトルの表示11
3乃至115の部分にそのホームページに対するリンク
が張られており、従って、ユーザは、所望するホームペ
ージのタイトルの表示113乃至115の部分をクリッ
クすることによって、そのホームページを得ることがで
きる。
【0086】また、この新着情報ホームページにおいて
は、その上部に、ユーザが登録処理において指定したジ
ャンルとキーワードが表示されるとともに、「登録情報
の変更」ボタン111が設けられており、ユーザは、ジ
ャンルやキーワードを変更したいとき、ボタン111を
操作する。この場合、IPサーバ5からは、図9に示し
た登録画面のホームページが送信されてくるので、ユー
ザは、この登録画面に、ジャンルやキーワードを入力し
直すことで、その変更を行うことができる。なお、図1
4の実施例においては、新着情報ホームページの下部
に、「戻る」ボタン112が設けられているが、これ
は、1つ前のホームページ(この実施例では、図8のメ
ニュー画面)に戻るときに操作される。
【0087】以上のように、インターネット4上におい
て、次々に生じる(開設される)新たなホームページの
中から、ユーザの所望するものが生じた場合に、その旨
が報知されるので、ユーザは、莫大な数のホームページ
の中から、所望するものだけを容易に得ることができ
る。その結果、通信時間や通信コストを低減することが
できる。
【0088】以上、本発明をインターネットを利用した
ネットワークシステムに適用した場合について説明した
が、本発明は、インターネット以外のネットワークを利
用したシステムにも適用可能である。
【0089】また、本実施例では、ホームページについ
ての新規情報報知サービスを提供するようにしたが、こ
の新規情報検知サービスは、ホームページ以外の情報を
検知する場合にも適用することができる。
【0090】さらに、図10の転送装置55は、IPサ
ーバ5ではなく、SPサーバ3に設けるようにしても良
い。この場合、新着情報は、電子メールあるいはホーム
ページの形で、IPサーバ5から、インターネット4を
介して、SPサーバ3に送信され、SPサーバ3におい
てデータの変換がされた後、電話機7や、携帯電話機
8、FAX9、ページャなどに送信されることになる。
【0091】また、本実施例では、所望する情報がネッ
トワーク上に生じたことを、ユーザに報知するタイミン
グについては、特に言及しなかったが、このタイミング
は、例えば1日や1週間おき、あるいは、所望する情報
がネットワーク上に生じたときなど、任意のタイミング
に設定することが可能である。このタイミングの設定
は、例えば、図9に示した登録画面において行うように
することができる。
【0092】
【発明の効果】請求項1に記載の情報処理装置および請
求項5に記載の情報処理方法によれば、ネットワーク上
に新たに生じた情報が検知され、その検知された情報
が、ユーザが所望するものかどうかが、判定情報に基づ
いて判定される。そして、検知された情報が、ユーザが
所望するものであるとき、そのユーザに所望する情報が
生じた旨が報知される。従って、ユーザは、自身が所望
する情報が生じたことを、容易に認識することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したネットワークシステムの一実
施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のパソコン1の構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】図1のSPサーバ3の構成例を示すブロック図
である。
【図4】図1のIPサーバ5の構成例を示すブロック図
である。
【図5】図2のディスプレイ19の表示例を示す図であ
る。
【図6】ホームページを提供するIPサーバ5を機能的
に表したブロック図である。
【図7】図6のIPサーバ5の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図8】図7のステップS3において、IPサーバ5が
送信するメニュー画面を示す図である。
【図9】図7のステップS6において、IPサーバ5が
送信する登録画面を示す図である。
【図10】新規情報報知サービスの提供する場合のIP
サーバ5を機能的に表したブロック図である。
【図11】図10の転送装置55の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図12】図10のIPサーバ5の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図13】図12のステップS15において、IPサー
バ5が送信する電子メールを示す図である。
【図14】図11の新着情報ホームページ記憶部62に
記憶される新着情報ホームページを示す図である。
【符号の説明】
1 パソコン 2 公衆網 3 SPサーバ 4 インターネット 5 IPサーバ 6 ゲーム端末 7 電話機 8 携帯端末 9 FAX 10 AV機器 11−1乃至11−3 IPサーバ 41 ホームページ記憶部 42 ホームページ読み出し部 43 通信制御部 51 ホームページ記憶部 52 新サービス検索装置 53 個人情報記憶部 54 判定装置 55 転送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 11/08 H04N 1/00 107Z H04N 1/00 107 G06F 15/16 320D

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された情報処理装置
    であって、 ユーザが所望する情報かどうかを判定するのに必要な判
    定情報を記憶する記憶手段と、 前記ネットワーク上に新たに生じた情報を検知する検知
    手段と、 前記検知手段により検知された情報が、前記ユーザが所
    望するものかどうかを、前記判定情報に基づいて判定す
    る判定手段と、 前記検知手段により検知された情報が、前記ユーザが所
    望するものであるとき、そのユーザに所望する情報が生
    じた旨を報知する報知手段とを備えることを特徴とする
    情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記報知手段は、ユーザが所望する情報
    が生じた旨を、電話機、ファクシミリ、またはコンピュ
    ータに送信することにより、前記ユーザに報知すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 所定の情報が記憶されるデータベースを
    さらに備え、 前記検知手段は、前記データベースに記憶された新たな
    情報を検知することを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ネットワークには、所定の情報が記
    憶されるデータベースを管理するサーバが接続されてお
    り、 前記検知手段は、前記データベースに記憶された新たな
    情報を検知することを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理装置。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続された情報処理装置
    であって、ユーザが所望する情報かどうかを判定するの
    に必要な判定情報を記憶しているものの情報処理方法に
    おいて、 前記ネットワーク上に新たに生じた情報を検知し、 その検知された情報が、前記ユーザが所望するものかど
    うかを、前記判定情報に基づいて判定し、 検知された情報が、前記ユーザが所望するものであると
    き、そのユーザに所望する情報が生じた旨を報知するこ
    とを特徴とする情報処理方法。
JP7331580A 1995-12-20 1995-12-20 情報処理装置および情報処理方法 Pending JPH09171513A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7331580A JPH09171513A (ja) 1995-12-20 1995-12-20 情報処理装置および情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7331580A JPH09171513A (ja) 1995-12-20 1995-12-20 情報処理装置および情報処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09171513A true JPH09171513A (ja) 1997-06-30

Family

ID=18245248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7331580A Pending JPH09171513A (ja) 1995-12-20 1995-12-20 情報処理装置および情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09171513A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11136394A (ja) * 1997-08-26 1999-05-21 Casio Comput Co Ltd データ出力システムおよびデータ出力方法
JPH11194984A (ja) * 1997-12-27 1999-07-21 Canon Inc 文書出力装置及びその制御方法
JP2000076074A (ja) * 1998-07-20 2000-03-14 Hewlett Packard Co <Hp> ウェブブラウザ・ウィンドウ内フレ―ム間通信方法
KR20010047284A (ko) * 1999-11-19 2001-06-15 조광희 등록된 인터넷 웹사이트의 정보의 변동을 검출하여통보하는 방법
WO2001044985A1 (fr) * 1999-12-15 2001-06-21 Benesse Corporation Systeme et procede optimises de fourniture d'informations
JP2002175322A (ja) * 2000-12-07 2002-06-21 Taiji Kasai 情報収集方法及び情報収集システム
JP2007334476A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Yafoo Japan Corp 動的rssチャネル変更装置
JP2010034927A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Nakayo Telecommun Inc 情報検索通知機能付き呼制御サーバ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05136930A (ja) * 1991-11-12 1993-06-01 Nec Corp フアクシミリ自動配信システム
JPH066376A (ja) * 1992-06-19 1994-01-14 Canon Inc 電子メールシステム
JPH06139291A (ja) * 1992-10-30 1994-05-20 Hitachi Ltd 情報検索方法およびシステム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05136930A (ja) * 1991-11-12 1993-06-01 Nec Corp フアクシミリ自動配信システム
JPH066376A (ja) * 1992-06-19 1994-01-14 Canon Inc 電子メールシステム
JPH06139291A (ja) * 1992-10-30 1994-05-20 Hitachi Ltd 情報検索方法およびシステム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11136394A (ja) * 1997-08-26 1999-05-21 Casio Comput Co Ltd データ出力システムおよびデータ出力方法
JPH11194984A (ja) * 1997-12-27 1999-07-21 Canon Inc 文書出力装置及びその制御方法
JP2000076074A (ja) * 1998-07-20 2000-03-14 Hewlett Packard Co <Hp> ウェブブラウザ・ウィンドウ内フレ―ム間通信方法
KR20010047284A (ko) * 1999-11-19 2001-06-15 조광희 등록된 인터넷 웹사이트의 정보의 변동을 검출하여통보하는 방법
WO2001044985A1 (fr) * 1999-12-15 2001-06-21 Benesse Corporation Systeme et procede optimises de fourniture d'informations
JP2001175665A (ja) * 1999-12-15 2001-06-29 Benetsuse Corp:Kk 最適情報提供システム及び方法
EP1164501A1 (en) * 1999-12-15 2001-12-19 Benesse Corporation Optimized information provider system and method
JP2002175322A (ja) * 2000-12-07 2002-06-21 Taiji Kasai 情報収集方法及び情報収集システム
JP2007334476A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Yafoo Japan Corp 動的rssチャネル変更装置
JP2010034927A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Nakayo Telecommun Inc 情報検索通知機能付き呼制御サーバ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7606736B2 (en) Wish list
US6247021B1 (en) Searchable bookmark sets as an internet advertising medium
US7877513B2 (en) Intelligent information retrieval system using hierarchically classified preferences
US6959319B1 (en) System and method for automatically personalizing web portals and web services based upon usage history
US6009459A (en) Intelligent automatic searching for resources in a distributed environment
US6300947B1 (en) Display screen and window size related web page adaptation system
US20060218245A1 (en) Method, system, and computer program product for distributing a stored URL and web document set
JP2009505284A (ja) エンドポイントによってカスタマイズされる仮想ロボット通信フォーマット
US20040205651A1 (en) Transferring information over a network related to the content of user&#39;s focus
KR19990044851A (ko) 컴퓨터 네트워크에서 사전정의된 사용자 데이터를 질의 엔트리필드와 자동적으로 연관시키기 위한방법 및 시스템
KR20120120459A (ko) 링크된 용어들을 포함하는 활성 요약들을 제공하는 검색 시스템
JPH11110406A (ja) 情報処理装置および情報処理方法、並びに記録媒体
US20050188057A1 (en) Contents service system and method using image, and computer readable storage medium stored therein computer executable instructions to implement contents service method
JP2004513419A (ja) インターネットのやりとりを自動化する方法及びシステム
KR100372225B1 (ko) 홈페이지 작성시스템, 홈페이지 자동 변환방법, 프로그램기록매체 및 홈페이지 뷰잉 차별화방법
JPH09171513A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
US20020026472A1 (en) Service request method and system using input sensitive specifications on wired and wireless networks
US20020099852A1 (en) Mapping and caching of uniform resource locators for surrogate Web server
KR20030024295A (ko) 리얼 네임을 이용한 검색 시스템 및 그 방법
KR100481430B1 (ko) 지정된 이미지를 이용한 검색 결과 표시 방법 및 시스템
JP2000227886A (ja) 情報源観測装置および情報源観測方法ならびに情報源観測処理を実行させるプログラムを記録した記録媒体
US20020095458A1 (en) Method, system and computer program for enhanced access to content over a network
KR100321926B1 (ko) 직접 접근 방식을 이용한 정보 및/또는 서비스를 제공하기 위한 컴퓨터 프로그램을 저장한 기록매체 및 시스템
JPH11312172A (ja) 情報処理装置及び方法並びにその制御プログラムを記憶した媒体
JP2002063211A (ja) 検索用ホームページの検索システムにおける検索方法、及びWebサイトホームページの検索システム並びにその方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050513

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050617