JPH09171370A - El駆動回路 - Google Patents

El駆動回路

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JPH09171370A
JPH09171370A JP7331738A JP33173895A JPH09171370A JP H09171370 A JPH09171370 A JP H09171370A JP 7331738 A JP7331738 A JP 7331738A JP 33173895 A JP33173895 A JP 33173895A JP H09171370 A JPH09171370 A JP H09171370A
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JP
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devices
drive
drive circuit
brightness
voltage
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JP7331738A
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English (en)
Inventor
Haruo Ono
治夫 小野
Nagahiko Okuzono
祥彦 奥薗
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きさが異なる複数のEL装置の発光輝度若
しくは被照明部材の明るさを近似若しくは同一とするこ
とができるEL駆動回路を提供する。 【解決手段】 それぞれの大きさが異なる複数のEL装
置EL1、EL2と、この複数のEL装置EL1、EL
2の少なくとも一つを時分割駆動するように前記複数の
EL装置EL1、EL2を駆動するEL駆動回路とを備
え、前記複数のEL装置EL1、EL2の発光輝度若し
くは前記複数のEL装置EL1、EL2それぞれによっ
て照明される被照明部材の明るさを近似若しくは同一と
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、EL装置(エレク
トロ・ルミネッセンス装置)を駆動するEL駆動回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【0003】従来、EL装置は、各種情報を表示する表
示装置として用いられているとともに、指針式時計の
針、文字板の照明、液晶表示装置を備えた電子機器の表
示装置の照明等にも使用されている。
【0004】図18に従来のEL駆動回路の一例を示
す。このEL駆動回路において、トランジスタTR1を
オン(ON)すると、コイルLに電流が流れ、ここでト
ランジスタTR1をオフ(オフ)するとコイルLにより
昇圧された電圧がダイオードDiを経てEL装置50に
流れ、トランジスタTR1のオン/オフを繰り返し昇圧
電圧をEL装置50に貯え、次にトランジスタTR2を
オンしてEL装置50に貯えた電荷を放電する。このよ
うにして、EL装置50の点灯駆動を行うことができ
る。
【0005】このように、従来のEL駆動回路は、例え
ば、時計の夜間照明用として用いられる一個のEL装置
50だけ点灯させていたため、複数個のEL装置50を
独立して点灯させる必要はなかった。
【0006】ところで、EL装置はその大きさ(面積)
によって発光輝度が異なるので、同一電源で複数のEL
装置を使用する場合、これらの大きさを同一にしないと
それぞれのEL装置の発光輝度が異なってしまう。
【0007】従って、EL装置を例えば各種情報を表示
する表示装置として用いた場合、表示電極を同じ大きさ
にしないと各電極毎に輝度が異なることになり、この表
示装置の表示内容が読み取りにくくなってしまう。
【0008】また、例えば、指針式の時刻表示部と液晶
表示装置との両方を備えた時計において、時刻表示部と
液晶表示装置との両方をEL装置で照明する場合があ
る。
【0009】この場合には、指針式の時刻表示部におい
ては文字板部分に一方のEL装置を配置し、その上に直
接時字等の文字を印刷するか、又は、文字板部分にEL
装置を配置し、その上に時字等が印刷された透明板を配
置するかすればよいので照明は極めて明るくなるが、液
晶表示装置の照明においては液晶表示装置の下に半透過
反射板等を配置し、その下にEL装置を配置することに
なるので、EL装置の光が液晶表示装置に届き難くな
り、明るさが文字板部分に比較して劣ってしまうもので
あった。
【0010】アナログ・デジタルのそれぞれの輝度を合
わせるため、アナログ部のELの表面に塗装するとか、
塗装したフィルムを乗せるとかして、アナログ部の輝度
を落とすことが考えられるが、前述したように、消費電
流等電池の特性上、広い面積で充分な輝度を得ることは
難しいため、輝度を単純に落とすことで、アナログ・デ
ジタルの輝度を合わせるのは好ましくない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した課
題に鑑みてなされたものであり、大きさが異なる複数の
EL装置の発光輝度若しくは被照明部材の明るさを近似
若しくは同一とすることができるEL駆動回路を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るEL駆動回路は、それぞれの大きさが異なる複数のE
L装置と、この複数のEL装置の少なくとも一つを時分
割駆動するように前記複数のEL装置を駆動するEL駆
動手段とを備え、前記複数のEL装置の発光輝度若しく
は前記複数のEL装置それぞれによって照明される被照
明部材の明るさを近似若しくは同一としたことを特徴と
するものである。
【0013】請求項2記載の発明に係るEL駆動回路
は、それぞれの大きさが異なる複数のEL装置と、この
複数のEL装置を駆動するEL駆動手段と、前記複数の
EL装置の少なくとも一つに直列接続されこのEL装置
の容量成分を調整するコンデンサ成分とを備え、前記複
数のEL装置の発光輝度若しくは前記複数のEL装置そ
れぞれによって照明される被照明部材の明るさを近似若
しくは同一としたことを特徴とするものである。
【0014】請求項3記載の発明に係るEL駆動回路
は、それぞれの大きさが異なる複数のEL装置と、この
複数のEL装置の少なくとも一つを時分割駆動するよう
に前記複数のEL装置を駆動するEL駆動手段と、この
EL駆動手段の複数のEL装置に対する駆動電圧を安定
化する安定化手段とを備え、前記複数のEL装置に前記
安定化手段により安定化された駆動電圧を供給して複数
のEL装置の発光輝度若しくは前記複数のEL装置それ
ぞれによって照明される被照明部材の明るさを近似若し
くは同一としたことを特徴とするものである。
【0015】請求項4記載の発明に係るEL駆動回路
は、それぞれの大きさが異なる複数の有機EL装置と、
この複数の有機EL装置をその面積に応じて時分割駆動
するように前記複数の有機EL装置を駆動するEL駆動
手段とを備え、前記複数の有機EL装置の発光輝度若し
くは前記複数の有機EL装置それぞれによって照明され
る被照明部材の明るさを近似若しくは同一としたことを
特徴とするものである。
【0016】請求項1記載のEL駆動回路によれば、そ
れぞれの大きさが異なる複数のEL装置の少なくとも一
つを、EL駆動手段により時分割駆動することで、前記
複数のEL装置の発光輝度若しくは前記複数のEL装置
それぞれによって照明される被照明部材の明るさを近似
若しくは同一とすることができる。
【0017】請求項2記載のEL駆動回路によれば、そ
れぞれの大きさが異なる複数のEL装置の少なくとも一
つを、EL駆動手段により時分割駆動するとともに、少
なくとも一つのEL装置に直列に接続したコンデンサ成
分によりこのEL装置の容量成分を調整することで、前
記複数のEL装置の発光輝度若しくは前記複数のEL装
置それぞれによって照明される被照明部材の明るさを近
似若しくは同一とすることができる。
【0018】請求項3記載のEL駆動回路によれば、E
L駆動手段により、それぞれの大きさが異なる複数のE
L装置の少なくとも一に対し、前記安定化手段により安
定化された駆動電圧を供給して時分割駆動することで、
前記複数のEL装置の発光輝度若しくは前記複数のEL
装置それぞれによって照明される被照明部材の明るさを
近似若しくは同一で、かつ、安定状態とすることができ
る。
【0019】請求項4記載のEL駆動回路によれば、そ
れぞれの大きさが異なる複数の有機EL装置の少なくと
も一つを、EL駆動手段により時分割駆動することで、
前記複数の有機EL装置の発光輝度若しくは前記複数の
有機EL装置それぞれによって照明される被照明部材の
明るさを近似若しくは同一とすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0021】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1を示すもので図示しないウォッチケースに収納され
るアナログ・デジタルのコンビネーションウォッチの構
成を示す。
【0022】このコンビネーションウォッチ用のアナロ
グ部は、金属もしくは樹脂製の支持板3の上部にEL装
置(エレクトロ・ルミネッセンス装置)EL2を配置
し、このEL装置EL2の上部周辺部に時字を印刷した
透明フィルム4を配置して文字板を構成している。デジ
タル部はLCD(液晶表示装置)6の下部に半透明板
(半透過反射板)7を配置し、その下にEL装置EL1
を配置することにより構成している。
【0023】また、前記支持板3の中央部には、この支
持板3の下側に配置したアナログ歯車機構12から突出
した時針軸8、分針軸9を同軸とした軸体を突出させ、
時針軸8に時針10を、分針軸9に分針11を各々取り
付けて、前記アナログ歯車機構により時針10、分針1
1を駆動するようになっている。
【0024】また、前記支持板3、EL装置EL2に
は、前記LCD6及び半透明板7に対応する位置に穴部
3a、穴部2aが穿設されており、これにより、EL装
置EL1の発光を半透明板7を介して視認できるように
なっており、これによって暗い所でもLCD6に表示さ
れるデータを読み取ることが出来る様なっている。
【0025】次に、EL装置EL1およびEL装置EL
2のEL駆動回路の回路構成を図2を参照して説明す
る。
【0026】図2に示すEL駆動回路は、デジタル部の
EL装置EL1と、アナログ部のEL装置EL2とを駆
動する回路であり、EL装置EL1、EL装置EL2に
駆動電圧を供給する駆動回路20と、この駆動回路20
のEL駆動端子ELDから駆動電圧が供給されるEL装
置EL1のコモン側電極に並列に接続したスイッチ素子
であるトランジスタTR3、ダイオードDi2 と、同じ
くEL装置EL2のコモン側電極に並列に接続したスイ
ッチ素子であるトランジスタTR4、ダイオードDi3
と、トランジスタTR3、TR4の各ベースへオン、オ
フ用の駆動信号を送るコントロール部21とを有してい
る。
【0027】トランジスタTR3、TR4の各エミッタ
及びダイオードDi2、Di3の各アノードは、各々接地さ
れている。
【0028】前記コントロール部21は、前記トランジ
スタTR3、TR4を個別に、かつ、所定の周期でオ
ン、オフさせるものであり、また、これらのデューティ
ー比(オン/オフの比は各EL装置EL1、EL装置E
L2の発光輝度を任意に調整するために決定される。例
えば、トランジスタTR1のゲート、ソースの電圧VG
Sは、周波数32KHzでデューティー比3/4に設定
する。また、トランジスタTR2のゲート、ソースの電
圧VGSは、周波数500Hz(トランジスタTR1の
1/64)でデューティー比1/8に設定する。
【0029】さらに、図2に示すEL駆動回路は、前記
駆動回路20の電源端子VCC、接地端子GNDに間に
接続した電源(バッテリー)22と、この電源22に並
列に接続したコンデンサC0 と、駆動回路20のコイル
駆動端子CILと電源22の陽極との間に接続したコイ
ルLと、駆動回路20のコイル駆動端子CILとEL駆
動端子ELDとに接続したダイオードDi1とを有してい
る。
【0030】前記駆動回路20は、コントロール部21
により制御され、2系統の出力電圧を送出するインバー
タ回路23と、前記コイル駆動端子CILにドレインが
接続され、ソースが接地され、ゲートにインバータ回路
23からの一方の出力電圧が供給されるトランジスタ
(MOS−FET)TR1と、前記EL駆動端子ELD
にドレインが接続され、ソースが接地され、ゲートにイ
ンバータ回路23からの他方の出力電圧が供給されるト
ランジスタ(MOS−FET)TR2とを具備してい
る。
【0031】次に、上述したEL駆動回路によるEL装
置EL1、EL装置EL2の駆動動作を図3をも参照し
て説明する。尚、図3は、前記トランジスタTR1乃至
TR4のゲート、ソース間の各電圧VGSの波形と、E
L装置EL1、EL装置EL2の各輝度のレベルとを示
すものである。
【0032】このEL駆動回路において、インバータ回
路23からトランジスタTR2のゲートヘ供給される出
力電圧、即ち、電圧VGSがローのとき、トランジスタ
TR1のオフのタイミングで発生するコイルLの昇圧電
圧がダイオードDi1を介してEL装置EL1、EL装置
EL2へ供給され、トランジスタTR2の電圧VGSが
ハイのとき、EL装置EL1、EL装置EL2に蓄えら
れた電荷が放電されEL装置EL1、EL装置EL2の
電圧が低下する。
【0033】この繰り返しでEL装置EL1、EL装置
EL2は発光するが、図2に示すように、EL装置EL
1、EL装置EL2の片方の電極にトランジスタTR
3、TR4が接続されている場合、トランジスタTR
3、TR4がオンのときは充放電して発光するが、トラ
ンジスタTR3、TR4がオフのときはEL装置EL
1、EL装置EL2の充電経路が閉じられ発光しない。
また、トランジスタTR3、TR4がオフのときは充電
できないので、インバーター回路23の出力負荷となら
ない。
【0034】図3のタイムチャートに示すように、トラ
ンジスタTR3、TR4を交互にオンさせると、オンし
ている側のEL装置EL1又はEL装置EL2が発光
し、オフしている側のEL装置EL1又はEL装置EL
2は発光せず無負荷となる。そして、EL装置EL1、
EL装置EL2の平均輝度は図3に一点鎖線で示すよう
になる。
【0035】前記デジタル部のEL装置EL1は、その
面積が小さいため、トランジスタTR3がオン、トラジ
スタTR4がオフのときは大きな電圧振幅が得られ高い
輝度が得られる。また、EL装置EL2は、EL装置E
L1よりも低い輝度となる。
【0036】然して、EL装置EL2は、その発光が半
透明板7を介して突部3a,2aから外部に照射される
ので、その発光輝度はEL装置EL1と同程度の輝度に
なる。これにより、EL装置EL1、EL装置EL2の
輝度ムラを無くし、これらの輝度若しくはこれらのEL
装置EL1、EL装置EL2により照明されるアナログ
部、ディジタル部等の被照明部材の明るさを近似若しく
は同一のものとすることができる。
【0037】次に、図4、図5を参照して実施の形態1
の変形例を説明する。尚、図4に示すEL駆動回路にお
いて、図2に示すEL駆動回路と同一の機能を有するも
のには同一の符号を付して示す。図4に示すEL駆動回
路の場合には、アナログ部のEL装置EL2と、デジタ
ル部のEL装置EL1との2個にEL装置のうち、アナ
ログ部のEL装置EL2のみを時分割駆動するようにし
たことが特徴である。
【0038】即ち、図4に示すEL駆動回路の場合に
は、面積が大きいアナログ部のEL装置EL2の片方の
電極と接地間にトランジスタTR5及びダイオードDi4
を並列に接続し、コントロール部21によりトランジス
タTR5のゲート、ソース間に図5に示すパターンの駆
動信号を供給してトランジスタTR5をオン、オフさ
せ、アナログ部のEL装置EL2だけを早い周期で点滅
させる。この場合、デジタル部のEL装置EL1は常に
点灯させておき、デジタル部のEL装置EL1、アナロ
グ部のEL装置EL2の輝度差の持たせ方はアナログ部
のEL装置EL2の点滅のデューティー比を変えること
で調整する。
【0039】いずれの場合でも、デジタル部のEL装置
EL1、アナログ部のEL装置EL2を同時に点灯させ
るよりは、デジタル部のEL装置EL1のみ点灯させた
ときの方が、発光面積がかなり小さくなるため、EL駆
動回路の負荷が小さくてすむ。この結果、高い電圧振幅
が得られ、輝度が増加する。従って、アナログ部のEL
装置EL2は暗くなるが、その分デジタル部のEL装置
EL1を明るくできるため、効率良く両EL装置EL
1、EL装置EL2の輝度差を持たせることができる。
【0040】図6、図7に、実施の形態1のさらに別の
変形例を示す。尚、図6に示すEL駆動回路において、
図2に示すEL駆動回路と同一の機能を有するものには
同一の符号を付して示す。
【0041】図6に示すEL駆動回路の場合には、図2
に示す場合と同様、コンビネーションウォッチ用のEL
照明を対象としており、デジタル部のELをEL装置E
L1、アナログ部のEL装置ELをEL装置EL2と
し、光の減衰を受けず輝度的に余裕があり、もう少し輝
度を落とすことができるアナログ部EL装置EL2にコ
ンデンサC1を直列接続している。
【0042】これにより、EL装置EL2はコンデンサ
C1との間でインバーター回路23からの出力電圧の電
圧分割を受け、図7に示すように、EL装置EL2の電
圧振幅が小さくなり輝度は低下する。
【0043】また、EL装置EL2とコンデンサC1と
を直列接続しているので、アナログ部のEL装置EL2
の合成容量が下がり、EL装置EL1も含めた総合容量
は、コンデンサC1が無く、単にEL装置EL1、EL
装置EL2が並列接続されているときよりも低下し、イ
ンバーター回路23の負荷が軽くなり、高い昇圧電圧を
得ることができる。このため、EL装置EL1の輝度を
コンデンサC1が無く単にEL装置EL1、EL装置E
L2が並列接続されているときよりも高くすることがで
き、前期半透明板7の光の透過率が低くても必要な輝度
が得られるようになる。この結果、デジタル部、アナロ
グ部の各EL装置EL1、EL装置EL2の輝度バラン
スを良くすることができ、各々の表示を認識し易くする
ことができる。
【0044】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2について、図8乃至図10を参照して説明する。
【0045】一般に、EL装置の駆動電圧を得る方法と
しては、トランスによる昇圧と、コイル(チョークコイ
ル)による昇圧があり、後者のコイルにる昇圧は、プッ
シュブルによるAC駆動と、片波振幅によるAC駆動と
がある。図8にコイルを使用した片波振幅のAC駆動を
行うEL駆動回路の回路図を示す。
【0046】図8に示すEL駆動回路は、駆動回路40
の電源端子VCC、接地端子GNDに間に接続した電源
(バッテリー)42と、この電源42に並列に接続した
コンデンサC10と、駆動回路40のコイル駆動端子CI
Lと電源42の陽極との間に接続したコイル(チョーク
コイル)Lと、駆動回路40のコイル駆動端子CILと
EL駆動端子ELDとに接続したダイオードDi1とを有
している。
【0047】前記駆動回路40は、図8には図示しない
コントロール部からのオン/オフコントロール信号がE
NB端子に入力されるリセット回路51と、リセット回
路51からのリセット信号が入力されるとともに所定の
周波数で発振する内部発振回路52と、リセット回路5
1からのリセット信号が入力されるとともに内部発振回
路52からの発振出力を分周して2系統の制御信号を送
出する分周・制御回路53と、リセット回路51からの
リセット信号が入力されるとともにコンデンサ接続端子
VCPにコンデンサC0 を接続した内部昇圧回路54
と、この内部昇圧回路54からの昇圧電圧が入力され、
前記分周・制御回路53からの2系統の制御信号により
制御されて2系統の出力電圧を送出するインバータ回路
55と、前記コイル駆動端子CILにドレインが接続さ
れ、ソースが接地され、ゲートにインバータ回路55か
らの一方の出力電圧が供給されるトランジスタ(MOS
−FET)TR1と、前記EL駆動端子ELDにドレイ
ンが接続され、ソースが接地され、ゲートにインバータ
回路55からの他方の出力電圧が供給されるトランジス
タ(MOS−FET)TR2とを具備している。前記内
部昇圧回路54の抵抗接続端子RT1、RT2には、抵
抗Rを接続している。
【0048】このEL駆動回路は、コイルLに電流を流
し、この電流を遮断したときに発生する逆起電力をダイ
オードDi1を通してEL装置EL0 に供給してEL装置
EL0 に電荷をチャージし、これを繰り返してEL装置
EL0 の電圧を高め、その後トランジスタTR2をオン
にしてEL装置EL0 にチャージした電荷を放電し、E
L装置EL0 の電圧を下げるものである。
【0049】このEL駆動回路のENB端子の信号、ト
ランジスタTR1、TR2の各ゲート、ソース間電圧V
GS、コイル駆動端子CIL、EL駆動端子ELDの各
電圧の波形を図9のタイミングチャートに示す。トラン
ジスタTR1のゲート、ソース間電圧VGSとしては、
例えば周波数32KHz、デューテイ比3/4、トラン
ジスタTR2のゲート、ソース間電圧VGSとしては、
例えば周波数500Hz(トランジスタTR1の1/6
4)、デューテイ比1/8に設定する。
【0050】次に、上述したEL駆動回路を使用し、複
数のEL装置EL1乃至EL装置EL4を駆動するEL
駆動回路について、図10を参照して説明する。
【0051】図10に示すEL駆動回路は、前記駆動回
路40のEL駆動端子ELDに合計4個のEL装置EL
1乃至EL装置EL4の一方の電極を接続している。ま
た、このEL駆動回路は、4個のEL装置EL1乃至E
L装置EL4の他方の電極に各々接続した高耐圧のトラ
ンジスタTA1乃至TA4と、各トランジスタTA1乃
至TA4の各ドレイン、ソース間に各々接続したダイオ
ードDi1乃至Di4と、前記駆動回路40の内部昇圧回路
52の出力(VCP端子の電圧)から高電圧が供給され
各トランジスタTA1乃至TA4の各ゲートを駆動する
レベルシフターLS1乃至LS4と、前記各EL装置E
L1乃至EL装置EL4を制御するセグメント制御部6
0と、このセグメント制御部60の各出力端子G1 乃至
G4 からの制御信号が各々にゲートに入力されるトラン
ジスタTB1乃至TB4と、このトランジスタTB1乃
至TB4の各ドレインと電源端子VCCとの各々接続し
た抵抗RA1乃至RA4と、トランジスタTB1乃至T
B4の各ゲートと接地間に接続したトランジスタTB1
乃至TB4を各々通常オフにするためのプルダウン抵抗
RB1乃至RB4と、トランジスタTB1乃至TB4の
各ドレインと前記レベルシフターLS1乃至LS4とに
各々接続したインバータ61a乃至61dとを具備して
いる。前記トランジスタTB1乃至TB4と抵抗RA1
乃至RA4とでやはりレベルシフターを構成しており、
セグメント制御部60からの制御信号を一度接地、−V
cc(マイナスの電源電圧)間の電圧に変換している。
【0052】これはトランジスタTA1乃至TA4、レ
ベルシフターLS1乃至LS4、トランジスタTB1乃
至TB4、抵抗RA1乃至RA4、抵抗RB1乃至RB
4をEL駆動回路40と一体化し、1個のICにして、
セグメント制御部60は別電源のLSI等で構成するこ
とを考慮したものである。
【0053】さらに、図10に示すEL駆動回路は、前
記EL装置EL1とトランジスタTA1、EL装置EL
2とトランジスタTA2、EL装置EL3とトランジス
タTA3、EL装置EL4とトランジスタTA4の各直
列回路に対し、各々並列にツェナーダイオードTD、コ
ンデンサC1 を接続している。ツェナーダイオードTD
を使用するのは、前記駆動回路40から各EL装置EL
1 乃至EL装置EL4に高すぎる駆動電圧が印加される
場合を考慮し、ツェナーダイオードTDで電圧カット
し、各EL装置EL1 乃至EL装置EL4の輝度の安定
化を図るためである。また、このような電圧カットを行
うことで、駆動回路40の出力が耐電圧を超えないよう
にする保護回路ともなる。
【0054】また、コンデンサC1 は、ツェナーダイオ
ードTDの応答の遅さを補い、コイルLの昇圧パルスを
吸収するためのものであり、また各EL装置EL1 乃至
EL装置EL4の面積の違いから生じる容量差を緩和す
る効果も持つ。
【0055】図10に示すコイルLによる片波振幅のE
L駆動回路によれば、セグメント制御部60の出力端子
G1 をハイhにし、その他の出力端子G2 乃至G4 をロ
ーにしたとき、出力端子G1 ハイでトランジスタTB1
がオンし、トランジスタTB1と抵抗RA1の接続点が
ローになり、この電圧をインバーター61aで反転して
レベルシフターLS1に入力する。レベルシフターLS
1からは前記インバータ回路55の出力電圧(VCP)
レベルの出力電圧が出力され、トランジスタTA1がオ
ンになる。このため、EL装置EL1から接地に至る電
流経路が形成され、またダイオードDi1によって接地か
らEL装置EL1への逆方向の電流経路が形成されるた
め、EL装置EL1は前記EL駆動回路によって電荷の
チャージ、ディスチャージを行うことになり、これによ
り、EL装置EL1は点灯する。
【0056】これに対し、EL装置EL2乃至EL装置
EL4は、これら各々から接地への電流経路が形成され
ていないため、チャージできず点灯しない。このように
して、セグメント制御部60の出力端子G1 乃至G4 の
制御信号のハイ/ローの制御で点灯させたいEL装置E
L1乃至EL装置EL4を個別に制御できる。
【0057】EL装置EL1乃至EL装置EL4の面積
がそれぞれ異なり、小さな面積のもののみを点灯させる
場合、面積が小さいと容量も小さくなり、駆動回路40
のEL駆動端子ELDの電圧が非常に高くなり、駆動回
路40の出力耐圧を超えてしまう場合が生じる。また、
面積の違いで容量が異なるため、それぞれを個別に点灯
させると、電圧がまちまちになり、輝度もまちまちにな
ってしまう。
【0058】本実施の形態2では、このような事態をを
避けるため、ツェナーダイオードTDとコンデンサC1
をEL駆動回路40のEL駆動端子ELDに接続し、こ
れにより、ツェナーダイオードTDが定格電圧を超えな
いようする電圧リミッターとして働き、なお高い電圧を
カットすることにより、駆動電圧を安定化し、EL装置
EL1乃至EL装置EL4の輝度を安定した状態とす
る。これにより、EL装置EL1乃至EL装置EL4の
輝度ムラを無くし、これらの輝度若しくはこれらのEL
装置EL1乃至EL装置EL3により照明されるアナロ
グ部、ディジタル部等の被照明部材の明るさを安定した
状態とし、かつ、近似若しくは同一のものとすることが
できる。
【0059】また、コンデンサC1は、ツェナーダイオ
ードTDの応答の遅さをカバーし、コイルLによって発
生する鋭い昇圧パルスをなまらる。さらに、このコンデ
ンサC1 は、常に駆動回路40のEL駆動端子ELDに
接続されているので、EL装置EL1乃至EL装置EL
4の容量の違いを少しで減少させる機能も発揮する。
【0060】本実施の形態3のEL駆動回路は、片波振
幅のEL駆動回路であり、EL装置EL1乃至EL装置
EL4をセグメント駆動するときの回路構成を簡略化で
き、さらに、ツェナーダイオードTDとコンデンサC1
を使用しているので、EL駆動回路の耐電圧保護と、E
L装置EL1乃至EL装置EL4の輝度の安定化を図れ
る。
【0061】即ち、EL装置EL1乃至EL装置EL4
のうち、面積が小さいものを駆動する場合ほど駆動回路
40の出力が上昇し、駆動されるEL装置EL1乃至E
L装置EL4のいずれかの輝度が高くなるため、EL装
置EL1乃至EL装置EL4の面積の違いによって輝度
がまちまちになる。多少の輝度差ならば見た目には余り
違いを感じないが、例えば、EL装置EL1の面積がE
L装置EL4の面積の1/5というような大きな違いが
あれば、これらの輝度差が大きく、視覚上好ましくな
い。このような事態を避けるため、駆動回路40の出力
側にツェナーダイオードTDとコンデンサC1 とを接続
し、余り高い電圧が発生する場合は、ツェナーダイオー
ドTDで電圧カットし、EL装置EL1乃至EL装置E
L4の輝度の安定化を図るものである。
【0062】(実施の形態3)次に、本発明の実施の形
態3を図11乃至図17を参照して説明する。図11は
本発明の実施の形態3のEL駆動回路で駆動する有機E
L素子70の断面図である。
【0063】この有機EL素子70は、透明基板71の
上(図11においては下側)にアノード側のITO(イ
ンジウム錫酸化物)膜からなる透明電極72を形成し、
その上にホール輸送性有機半導体及び有機蛍光色素から
なる有機蛍光色素層73と、電子輸送性有機半導体74
とを順に蒸着し、さらに電子輸送性有機半導体74の上
にカソード側のITO膜からなる透明電極75を形成
し、透明絶縁被膜76で絶縁した構造となっている。こ
の有機EL素子70は、直流電源77により駆動するよ
うになっている。
【0064】次に、図12、図13を参照して実施の形
態3のEL駆動回路について説明する。このEL駆動回
路は、ROM81に記憶された駆動時間の情報により、
CPU80から波形発生部82に制御信号を送り、波形
発生部82の出力を出力部OUT1、OUT2、OUT
3から点灯制御信号をEL装置EL1乃至EL装置EL
3用の駆動トランジスタTR6、TR7、TR8の各ベ
ースに送ってこれら駆動トランジスタTR6、TR7、
TR8をオン/オフさせ、定電流源84と駆動トランジ
スタTR6、TR7、TR8の各コレクタとに各々接続
した3個の前記有機EL素子70からなるEL装置EL
1乃至EL装置EL3の各点灯時間を制御するようにな
っている。また、出力部OUT4は、図13に示す駆動
電圧を送出する定電流源84をオン/オフ駆動するよう
になっている。
【0065】尚、図12において、85は駆動時間等の
情報を入力する入力部、86はタイマ、87は入力部8
5、タイマ86からの各情報をCPU80に転送するイ
ンターフェース、88は各種情報を記憶するRAMであ
る。
【0066】次に、実施の形態3のEL駆動回路の動作
を説明する。前記有機EL素子70からなるEL装置E
L1乃至EL装置EL3は、ダイオードと等価であるた
め、図6示す実施の形態1の場合のようなコンデンサは
使用できない。また、電流で輝度を調整する方法もある
が、点灯部分の数だけ定電流源が必要となる。
【0067】本実施の形態3においては、各EL装置E
L1乃至EL装置EL3の点灯面積に比例した各々の駆
動時間の情報を予めROM81に記憶しておき、ROM
81に記憶された駆動時間の情報により、CPU80か
ら波形発生部82に制御信号を送り、波形発生部82の
出力を基に、出力部OUT1、OUT2、OUT3から
点灯制御信号を前記駆動トランジスタTR6、TR7、
TR8の各ベースに送って、これら駆動トランジスタT
R6、TR7、TR8をオン/オフさせ、3個のEL装
置EL1乃至EL装置EL3の各点灯時間を個別に制御
する。これにより、3個のEL装置EL1乃至EL装置
EL3の輝度ムラを無くすことができる。
【0068】例えば、図14乃至図16に示すように、
EL装置EL1の面積を1とし、EL装置EL2の面積
を4とし、EL装置EL3の面積を16とした場合、E
L装置EL1乃至EL装置EL3の面積の比を1:4:
16とした場合、前記CPU80の制御により、前記出
力部OUT1、OUT2、OUT3からの点灯制御信号
のハイの出力タイミングを図17に示すように、時間軸
tに関して1:4:16の関係になるように制御するこ
とで、3個のEL装置EL1乃至EL装置EL3をこれ
らの面積の比に応じてオン/オフ駆動でき、全体として
EL装置EL1乃至EL装置EL3の輝度ムラを無くし
これらの輝度若しくはこれらのEL装置EL1乃至EL
装置EL3により照明されるアナログ部、ディジタル部
等の被照明部材の明るさを近似若しくは同一とすること
ができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、以下の効
果を奏する。
【0070】請求項1記載の発明によれば、それぞれの
大きさが異なる複数のEL装置の少なくとも一つを、E
L駆動手段により時分割駆動することで、前記複数のE
L装置の発光輝度若しくは前記複数のEL装置それぞれ
によって照明される被照明部材の明るさを近似若しくは
同一とすることができるEL駆動回路を提供することが
できる。
【0071】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様、複数のEL装置の発光輝度若しくは前
記複数のEL装置それぞれによって照明される被照明部
材の明るさを近似若しくは同一とすることができるEL
駆動回路を提供することができる。
【0072】請求項3記載の発明によれば、複数のEL
装置の発光輝度若しくは前記複数のEL装置それぞれに
よって照明される被照明部材の明るさを近似若しくは同
一で、かつ、安定状態とすることができるEL駆動回路
を提供することができる。
【0073】請求項4記載の発明によれば、複数の有機
EL装置の発光輝度若しくは前記複数の有機EL装置そ
れぞれによって照明される被照明部材の明るさを近似若
しくは同一とすることができるEL駆動回路を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるコンビネーショ
ンウォッチを示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1のEL駆動回路の回路図
である。
【図3】本発明の実施の形態1のEL駆動回路の各部の
電圧の波形及びELの輝度を示すタイミングチャートで
ある。
【図4】本発明の実施の形態1のEL駆動回路の変形例
の回路図である。
【図5】図4に示す変形例の各部の電圧の波形及びEL
の輝度を示すタイミングチャートである。
【図6】本発明の実施の形態1のEL駆動回路の別の変
形例の回路図である。
【図7】図6に示す変形例の各部の電圧の波形及びEL
の輝度を示すタイミングチャートである。
【図8】本発明の実施の形態2におけるEL駆動回路の
基本的構成を示す回路図である。
【図9】図8に示すEL駆動回路の各部の信号、電圧、
コイル駆動端子及びEL駆動端子の電圧を示すタイミン
グチャートである。
【図10】本発明の実施の形態2におけるEL駆動回路
を示す回路図である。
【図11】本発明の実施の形態3における有機EL素子
を示す断面図である。
【図12】本発明の実施の形態3のEL駆動回路を示す
回路図である。
【図13】本発明の実施の形態3のEL駆動回路の一部
及び3個のELを示す回路図である。
【図14】本発明の実施の形態3のEL1の面積を説明
するための説明図である。
【図15】本発明の実施の形態3のEL2の面積を説明
するための説明図である。
【図16】本発明の実施の形態3のEL3の面積を説明
するための説明図である。
【図17】本発明の実施の形態3のEL1乃至EL3の
駆動信号のタイミングチャートである。
【図18】従来のEL駆動回路の概略を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
3 支持板 4 透明フィルム 6 LCD 7 半透明板 10 時針 11 分針 20 駆動回路 21 コントロール部 22 電源 23 インバータ回路 40 駆動回路 60 セグメント制御部 70 有機EL素子 80 CPU 81 CPU 82 波形発生部 84 定電流電源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれの大きさが異なる複数のEL装
    置と、この複数のEL装置の少なくとも一つを時分割駆
    動するように前記複数のEL装置を駆動するEL駆動手
    段とを備え、前記複数のEL装置の発光輝度若しくは前
    記複数のEL装置それぞれによって照明される被照明部
    材の明るさを近似若しくは同一としたことを特徴とする
    EL駆動回路。
  2. 【請求項2】 それぞれの大きさが異なる複数のEL装
    置と、この複数のEL装置を駆動するEL駆動手段と、
    前記複数のEL装置の少なくとも一つに直列接続されこ
    のEL装置の容量成分を調整するコンデンサ成分とを備
    え、前記複数のEL装置の発光輝度若しくは前記複数の
    EL装置それぞれによって照明される被照明部材の明る
    さを近似若しくは同一としたことを特徴とするEL駆動
    回路。
  3. 【請求項3】 それぞれの大きさが異なる複数のEL装
    置と、この複数のEL装置の少なくとも一つを時分割駆
    動するように前記複数のEL装置を駆動するEL駆動手
    段と、このEL駆動手段の複数のEL装置に対する駆動
    電圧を安定化する安定化手段とを備え、前記複数のEL
    装置に前記安定化手段により安定化された駆動電圧を供
    給して複数のEL装置の発光輝度若しくは前記複数のE
    L装置それぞれによって照明される被照明部材の明るさ
    を近似若しくは同一としたことを特徴とするEL駆動回
    路。
  4. 【請求項4】 それぞれの大きさが異なる複数の有機E
    L装置と、この複数の有機EL装置をその面積に応じて
    時分割駆動するように前記複数の有機EL装置を駆動す
    るEL駆動手段とを備え、前記複数の有機EL装置の発
    光輝度若しくは前記複数の有機EL装置それぞれによっ
    て照明される被照明部材の明るさを近似若しくは同一と
    したことを特徴とするEL駆動回路。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002299048A (ja) * 2001-04-02 2002-10-11 Seiko Instruments Inc 照明装置及び照明装置の駆動方法
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JP2008083431A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Casio Comput Co Ltd 駆動装置およびそれを備える表示装置

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