JP2003108075A - 表示装置およびその駆動方法 - Google Patents

表示装置およびその駆動方法

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JP2003108075A
JP2003108075A JP2001375002A JP2001375002A JP2003108075A JP 2003108075 A JP2003108075 A JP 2003108075A JP 2001375002 A JP2001375002 A JP 2001375002A JP 2001375002 A JP2001375002 A JP 2001375002A JP 2003108075 A JP2003108075 A JP 2003108075A
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switch
signal
drive
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JP2001375002A
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Kouji Mamezuka
浩二 豆塚
Manabu Watanabe
学 渡邉
Atsushi Hanari
淳 羽成
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホワイトバランスを崩すことなく表示画面の輝
度を調整することを可能にする。 【解決手段】表示装置は表示画面を構成する複数の有機
EL素子16と、電源線VP,GND間で複数の有機E
L素子16に駆動電流をそれぞれ供給する駆動トランジ
スタ17とを備える。この表示装置はさらにこれら駆動
電流をスイッチングして複数の有機EL素子16の発光
時間と非発光時間の比を一律に変更することにより表示
画面の輝度を調整する調光スイッチ部20とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の表示画素が画
像を表示するためにマトリクス状に配置される表示装置
およびその駆動方法に関し、例えば各表示画素が有機E
L(Electro Luminescence)素子
で構成される表示装置およびその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、有機EL表示装置が軽量、薄
型、高輝度という特徴を持つことからノート型パーソナ
ルコンピュータや携帯用情報機器等のモニタディスプレ
イとして注目されている。典型的な有機EL表示装置
は、マトリクス状に配列される複数の表示画素により画
像を表示するように構成される。この有機EL表示装置
では、複数の走査線がこれら表示画素の行に沿って配置
され、複数の信号線がこれら表示画素の列に沿って配置
され、複数の画素スイッチがこれら走査線および信号線
の交差位置近傍に配置される。各表示画素は有機EL素
子、一対の電源線間でこの有機EL素子に直列に接続さ
れる駆動トランジスタ、およびこの駆動トランジスタの
ゲート電圧を保持する容量により構成される。各画素ス
イッチは対応走査線から供給される走査信号に応答して
導通し、対応信号線から供給される映像信号の電圧をゲ
ート電圧として駆動トランジスタに印加する。駆動トラ
ンジスタはこのゲート電圧に応じた電流を有機EL素子
に供給する。
【0003】有機EL素子は赤、緑、または青の蛍光性
有機化合物を含む薄膜である発光層をカソード電極およ
びアノード電極間に挟持した構造を有し、発光層に電子
および正孔を注入しこれらを再結合させることにより励
起子を生成させ、この励起子の失活時に生じる光放出に
より発光し、この光を一方の電極を介して外部に取り出
す。例えばアノード電極はITO等で構成される光透過
性電極であり、カソード電極がバリウム等の金属で構成
される光反射性電極である場合には、アノード電極を介
してEL光が外部に取り出される。この構成により、有
機EL素子は10V以下の印加電圧で100〜1000
00cd/m程度の輝度を得ることができる。有機E
L表示装置はこのような自発光型の有機EL素子を用い
るため、平面表示装置として一般的な液晶表示装置より
も優れた次のような長所を持つ。第1に、バックライト
を必要としないのでより薄型化できる。第2に、高速に
応答するので動画再生に適している。第3に、低温で輝
度低下しないので寒冷地でも使用できる。
【0004】ところで、携帯用情報機器は屋内外を問わ
ずに持ち運べることに特徴があるため、そのモニタディ
スプレイは例えば屋外の明るい場所から屋内の暗い場所
のように変化する使用環境で常に見やすい画像を提供で
きる必要がある。さらに、明るめの画像を好む使用者お
よび暗めの画像を好む使用者のどちらにも適用できるよ
うに表示画面の輝度が調整可能であることが好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、有機E
L表示装置は液晶表示装置のようなバックライトを持た
ないことから、可変抵抗等でバックライト電圧を可変す
る液晶表示装置の輝度調整方式を利用できない。そこ
で、これに代わる輝度調整方式として映像信号レベルを
変更することも考えられるが、表示画面の輝度を例えば
1/2にしようとしてこの輝度調整方式で全有機EL素
子に流れる電流を一律に減少させると、ホワイトバラン
スが赤、緑、および青という発光色に依存する有機EL
素子の発光特性の違いから崩れてしまう。この問題を解
消するために映像信号レベルの変更量を発光色毎に補正
する補正回路を設ける場合には、回路構造が液晶表示装
置の輝度調整方式よりも複雑になることが避けられな
い。
【0006】本発明の目的は、ホワイトバランスを崩す
ことなく表示画面の輝度を調整することが可能な表示装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、表示画
面を構成する複数の発光素子と、複数の発光素子に駆動
信号をそれぞれ供給する駆動信号供給部と、前記駆動信
号供給部からの駆動信号をスイッチングして複数の発光
素子の発光時間と非発光時間の比を一律に変更すること
により表示画面の輝度を調整する輝度調整部とを備える
表示装置が提供される。
【0008】この表示装置は、駆動信号供給部および複
数の発光素子間の接続をスイッチングすることにより発
光素子の発光時間と非発光時間の比を制御して、表示画
面の輝度を調整する。すなわち、これら発光素子の発光
量を調整する場合に、これら発光素子のためにそれぞれ
供給される映像信号を保持した状態で発光色に依存した
発光素子の発光特性の違いから生じるようなホワイトバ
ランスの崩れを避けて表示画面の輝度を調整することが
可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態に係
る有機EL表示装置について添付図面を参照して説明す
る。
【0010】図1はこの有機EL表示装置の構成を示
す。有機EL表示装置は有機ELパネル10および有機
ELパネル10を駆動する外部駆動回路30により構成
される。
【0011】この有機ELパネル10は、ガラス板等の
絶縁基板GL上において画像を表示するためにマトリク
ス状に配置される複数の表示画素PX、これら表示画素
PXの行に沿って配置される複数の走査線11、これら
表示画素PXの列に沿って配置される複数の信号線1
2、これら走査線11および信号線12の交差位置近傍
に配置される複数の画素スイッチ13、複数の走査線1
1を駆動する走査線ドライバ14、および複数の信号線
12を駆動する信号線ドライバ15を備える。各表示画
素PXは有機EL素子16、一対の電源線VP,GND
間でこの有機EL素子16に直列に接続される駆動トラ
ンジスタ17、およびこの駆動トランジスタ17のゲー
ト電圧を保持するコンデンサ18により構成される。各
画素スイッチ13は例えばその半導体層が多結晶シリコ
ンでなるn型薄膜トランジスタにより構成され、対応走
査線11から供給される走査信号により駆動されたとき
に対応信号線12から供給される映像信号の電圧をコン
デンサ18に保持させ、ゲート電圧として駆動トランジ
スタ17に印加する。駆動トランジスタ17は例えばそ
の半導体層が多結晶シリコンでなるp型薄膜トランジス
タで構成され、このゲート電圧に応じた駆動電流を有機
EL素子16に流す。有機EL素子16は赤、緑、また
は青の蛍光性有機化合物を含む薄膜である発光層をカソ
ード電極およびアノード電極間に挟持した構造を有し、
発光層に電子および正孔を注入しこれらを再結合させる
ことにより励起子を生成させ、この励起子の失活時に生
じる光放出により発光する。この有機ELパネル10で
は、発光色が赤である有機EL素子16の列、発光色が
緑である有機EL素子16の列、および発光色が青であ
る有機EL素子16の列が例えば赤、緑、青の順番で行
方向に並ぶ。
【0012】外部駆動回路30は有機ELパネル10の
外部に配置される外部駆動回路基板上に形成される。こ
の外部駆動回路30は、デジタル信号をアナログ信号に
変換するDAコンバータを含み、アナログ信号に基づい
て各信号線用のアナログ映像信号を信号線ドライバ15
に供給するDA変換回路(DAC)31と、走査線ドラ
イバ14、信号線ドライバ15、およびDAC31を制
御するコントローラ32と、外部から供給される直流の
電源電圧から画素電源電圧VEL、回路電源電圧VCR
等の有機ELパネル10を駆動する電源電圧を出力する
DC/DCコンバータ33とを備える。これら電源電圧
のうち、画素電源電圧VELは各表示画素PXを動作さ
せるために一対の電源線VP,GND間に印加される。
コントローラ32は外部から供給されるデジタル映像信
号および同期信号を受け取り、垂直走査タイミングを制
御する垂直走査制御信号、水平走査タイミングを制御す
る水平走査制御信号、および水平および垂直走査タイミ
ングに同期したDAC制御信号を同期信号に基いて発生
し、これら垂直走査制御信号、水平走査制御信号、およ
びDAC制御信号をそれぞれ走査線ドライバ14、信号
線ドライバ15、およびDAC31に供給すると共に水
平および垂直走査タイミングに同期してデジタル映像信
号をDAC31に供給する。
【0013】DAC31は外部駆動回路基板上に配置さ
れるコンバータICであり、DAC制御信号の制御によ
りデジタル映像信号をアナログ形式に順次変換する。信
号線ドライバ15は水平走査制御信号の制御により各水
平走査期間においてDAC31から得られるアナログ映
像信号をサンプリングし複数の信号線12に並列的に供
給する。走査線ドライバ14は垂直走査制御信号の制御
により各垂直走査期間において順次複数の走査線11に
走査信号を供給する。各行の画素スイッチ13はこれら
走査線14のうちの対応する1本から共通に供給される
走査信号により1水平走査期間だけ導通し、走査信号が
再び1垂直走査期間後に供給されるまで非導通となる。
1行分の駆動トランジスタ17はこれら画素スイッチ1
3の導通により複数の信号線12からゲート電圧として
供給される映像信号の電圧に対応した駆動電流を有機E
L素子16にそれぞれ流す。
【0014】この有機EL表示装置はさらに有機ELパ
ネル10の絶縁基板GL上に形成されコントローラ32
からのスイッチ制御信号により制御される調光スイッチ
部20を備える。この調光スイッチ部20は絶縁基板G
L上で電源線VPを構成する表示画素PX側ノードおよ
びDC/DCコンバータ33側ノード間に挿入され、ス
イッチ制御信号が高レベルであるときに全有機EL素子
16を発光させるために表示画素PX側ノードをDC/
DCコンバータ33側ノードに接続する第1状態に設定
され、スイッチ制御信号が低レベルであるときに全有機
EL素子16の発光を停止させるために表示画素PX側
ノードを電源線GNDに接続する第2状態に設定され
る。コントローラ32は外部から供給される調光制御信
号に基いて輝度レベルを設定し、各垂直走査期間におい
てスイッチ制御信号の高レベル期間と低レベル期間の比
をこの輝度レベルに対応して変更する。調光スイッチ部
20はこのようなスイッチ制御信号の制御により全有機
EL素子16にそれぞれ流れる電流を一律にスイッチン
グしてこれら有機EL素子16の発光時間と非発光時間
の比を一律に制御する。ここで、調光制御信号は外部コ
ンピュータあるいは使用者によってマニュアル操作され
る輝度選択スイッチ等により所望の輝度を選択した結果
として得られる信号である。
【0015】画面の輝度を50%に設定する輝度調整で
は、図2の(a)上段に示すようなスイッチ制御信号S
CAが調光スイッチ部20に供給される。このスイッチ
制御信号SCAの場合、1垂直走査期間の前半が駆動電
流供給用の導通期間とされ、後半が駆動電流遮断用の非
導通期間とされる。調光スイッチ部20はこのようなス
イッチ制御信号SCAの制御により1垂直走査期間にお
いて1回だけスイッチングする。これにより、全有機E
L素子16の発光時間と非発光時間の比は1:1に設定
され、画面の輝度を最大輝度に対して50%に設定する
ことができる。
【0016】また、画面の輝度を60%に設定する輝度
調整では、図2の(b)上段に示すようなスイッチ制御
信号SCAが調光スイッチ部20に供給される。このス
イッチ制御信号SCAの場合、1垂直走査期間において
先行する6/10垂直走査期間が駆動電流供給用の導通
期間となり、これに続く残りの4/10垂直走査期間が
駆動電流遮断用の非導通期間となる。調光スイッチ部2
0はこのようなスイッチ制御信号SCAの制御により1
垂直走査期間において1回だけスイッチングする。これ
により、全有機EL素子16の発光時間と非発光時間の
比は3:2に設定され、画面の輝度を最大輝度に対して
60%に設定することができる。
【0017】また、上述の実施形態においては、1垂直
走査期間に1回のスイッチングを調光スイッチ部20に
行わせるスイッチ制御信号SCAについて説明したが、
図2の(a),(b)下段に示すように1垂直走査期間
に複数回のスイッチングを調光スイッチ部20に行わせ
るスイッチ制御信号SCBを用いてもよい。また、スイ
ッチ制御信号SCBでも、導通期間および非導通期間の
割合を1垂直走査期間単位で制御可能である。
【0018】第1実施形態の有機EL表示装置では、調
光スイッチ部20が各垂直走査期間において全有機EL
素子16にそれぞれ流れる駆動電流を上述のスイッチ制
御信号の制御によりスイッチングしてこれら有機EL素
子16の発光時間と非発光時間の比を制御して、画面輝
度を調整する。この方式では、これら有機EL素子16
の発光量を調整する場合に各垂直走査期間において全有
機EL素子16にそれぞれ流れる駆動電流を遮断せずに
これら駆動電流を変更し、発光色に依存した有機EL素
子16の発光特性の違いから生じるようなホワイトバラ
ンスの崩れを避けることができる。すなわち、ホワイト
バランスを崩すことなく表示画面の輝度を調整すること
が可能である。また、コントローラ32は単一の切換ス
イッチである調光スイッチ部20のスイッチング動作に
より全有機EL素子16の発光時間と非発光時間の比を
制御することができるため、ホワイトバランスの崩れを
なくすために映像信号レベルの変更量を補正する補正回
路のような複雑な構造を必要としない。
【0019】尚、調光制御信号は所望の輝度を選択した
結果だけでなく、例えば有機ELパネル10に外部から
照射される光の照度あるいは電源バッテリの残量を反映
するよう構成されてもよい。また、映像信号がコンピュ
ータ作業の中断により一定時間変化せずに継続される場
合に画面輝度を低下させるように制御してもよい。ま
た、上述の調光スイッチ部20は多結晶シリコン薄膜を
用いた薄膜トランジスタで構成され、画素スイッチ1
3、駆動トランジスタ17、ドライバ14、15と同時
に同一絶縁基板GL上に形成される。
【0020】図3は本発明の第2実施形態に係る有機E
L表示装置の構成を示す。この有機EL表示装置は第1
実施形態の有機EL表示装置に類似するが、調光スイッ
チ部20は有機ELパネル10の外部にある外部駆動回
路30の基板上に画素電源電圧VELの出力イネーブル
スイッチとして形成される。図3では、図1と同様な部
分を同一参照符号で表し、その説明を省略する。
【0021】調光スイッチ部20は画素電源電圧VEL
用出力ノードおよび電源線VP間に挿入され、第1実施
形態と同様にコントローラ32からのスイッチ制御信号
により制御される。すなわち、この調光スイッチ部20
はスイッチ制御信号が高レベルであるときに全有機EL
素子16を発光させるために電源線VPを画素電源電圧
VEL用出力ノードに接続する第1状態に設定され、ス
イッチ制御信号が低レベルであるときに全有機EL素子
16の発光を停止させるために電源線VPを電源線GN
Dに接続する第2状態に設定される。コントローラ32
は外部から供給される調光制御信号に基いて輝度レベル
を設定し、各垂直走査期間においてスイッチ制御信号の
高レベル期間と低レベル期間の比をこの輝度レベルに対
応して変更する。調光スイッチ部20はこのスイッチ制
御信号の制御により全有機EL素子16にそれぞれ流れ
る駆動電流をスイッチングしてこれら有機EL素子16
の発光時間と非発光時間と比を一律に制御して画面輝度
を調整する。
【0022】ここで、コントローラ32は外部から供給
されるデジタル映像信号および同期信号を受け取り、垂
直走査タイミングを制御する垂直走査制御信号、水平走
査タイミングを制御する水平走査制御信号、および垂直
および水平走査タイミングに同期したDAC制御信号を
同期信号に基いて発生し、これら垂直走査制御信号、水
平走査制御信号、およびDAC制御信号をそれぞれ走査
線ドライバ14、信号線ドライバ15、およびDAC3
1に供給すると共に水平および垂直走査タイミングに同
期してデジタル映像信号をDAC31に供給する。走査
線ドライバ14は絶縁基板GL上に形成され、この走査
線ドライバ14と一体的に絶縁基板GL上に形成された
複数の走査線11に接続される。また、信号線ドライバ
15およびDAC31はTCP(tape carri
er package)としてフレキシブル配線基板上
に形成されたドライバICで構成され、絶縁基板GL上
に形成された複数の信号線12にそれぞれ接続される。
このドライバICでは、DAC31がDAC制御信号の
制御によりデジタル映像信号を順次アナログ形式に変換
し、信号線ドライバ15が水平走査制御信号の制御によ
り各水平走査期間においてDAC31から得られるアナ
ログ映像信号をサンプリングし対応する複数の信号線1
2に並列的に供給する。
【0023】第2実施形態の有機EL表示装置では、調
光スイッチ部20が外部駆動回路基板上に配置され、第
1実施形態と同様に各垂直走査期間において全有機EL
素子16にそれぞれ流れる駆動電流を上述のスイッチ制
御信号の制御によりスイッチングしてこれら有機EL素
子16の発光時間と非発光時間の比を一律に制御する。
このため、ホワイトバランスを崩すことなく表示画面の
輝度を調整することが可能である。また、コントローラ
32は単一の切換スイッチである調光スイッチ部20の
スイッチング動作により全有機EL素子16の発光時間
と非発光時間の比を制御することができるため、ホワイ
トバランスの崩れをなくすために映像信号レベルの変更
量を補正する補正回路のような複雑な構造を必要としな
い。
【0024】尚、DAC31、走査線ドライバ14およ
び信号線ドライバ15の配置は調光スイッチ部20が外
部駆動回路30の基板上に形成される構成とは無関係で
あり、この構成を第1実施形態に適用してもよい。
【0025】図4は本発明の第3実施形態に係る有機E
L表示装置の構成を示す。この有機EL表示装置は第1
実施形態の有機EL表示装置に類似するが、受光素子2
1および補正回路22が調光スイッチ部20を制御する
ために有機ELパネル10の絶縁基板GL上にさらに形
成され、有機EL素子の発光が絶縁基板GLと対向する
側から外部に取り出される上面発光方式である。図4で
は、図1と同様な部分を同一参照符号で表し、その説明
を省略する。
【0026】受光素子21は有機ELパネル10に外部
から照射される光を受光し、補正回路22はコントロー
ラ32からのスイッチ制御信号をこの受光素子21の出
力信号に基いて補正し、この補正結果として得られたス
イッチ制御信号により調光スイッチ部20を制御する。
【0027】第3実施形態の有機EL表示装置では、調
光制御信号に基いて表示画面の輝度レベルを設定したと
きに、表示画像が有機ELパネル10の使用環境の明る
さに依存して見にくくなることを防止できる。
【0028】尚、補正回路22は有機ELパネル10に
外部から照射される光を受光する受光素子21からの信
号の代わりに、外部コンピュータあるいは使用者により
マニュアル操作される選択回路からの任意の信号に基い
てスイッチ制御信号を補正するように構成されてもよ
い。
【0029】図5は本発明の第4実施形態に係る有機E
L表示装置の構成を示す。この有機EL表示装置は第2
実施形態の有機EL表示装置に類似するが、受光素子2
1が外部駆動回路30の一部として形成される。図5で
は、図1と同様な部分を同一参照符号で表し、その説明
を省略する。
【0030】受光素子21は有機ELパネル10に外部
から照射される光を受光し、コントローラ32は外部か
らの調光制御信号に基いて設定される輝度レベルを受光
素子21の出力信号に基いて補正し、この補正結果とし
て得られたスイッチ制御信号により調光スイッチ部20
を制御する。
【0031】第4実施形態の有機EL表示装置では、調
光制御信号に基いて表示画面の輝度を設定したときに、
表示画像が有機ELパネル10の使用環境の明るさに依
存して見にくくなることを防止できる。
【0032】尚、上述の各実施形態では、調光スイッチ
部20が全有機EL素子16を発光および非発光の一方
に設定する制御を行う。絶縁基板GL上で電源線VPを
構成する表示画素PX側ノードが調光スイッチ部20に
より表示画素PX側ノードをDC/DCコンバータ33
側ノードに接続されると、駆動電流が有機EL素子16
に供給されて有機EL素子16を発光させる。他方、こ
の表示画素PX側ノードが調光スイッチ部20により電
源線GNDに接続されると、駆動電流の供給が停止され
て有機EL素子16を非発光にする。ところで、調光ス
イッチ20はこのような構成だけに限定されず、例えば
有機EL素子16を非発光に維持できる微少な駆動電流
を供給するために設けられた第2画素電源電圧線に表示
画素PX側ノードを接続するように構成されてもよい。
【0033】図6は本発明の第5実施形態に係る有機E
L表示装置の表示画素構成を示す。この有機EL表示装
置は第1実施形態の有機EL表示装置に類似するが、複
数の調光トランジスタ23が調光スイッチ部20の代わ
りに表示領域内に形成される。図6では、図1と同様な
部分を同一参照符号で表し、その説明を省略する。ま
た、この有機EL表示装置は図6において省略される
が、図1と同様な外部駆動回路30を備える。
【0034】複数の調光トランジスタ23は複数の表示
画素PXに対応して設けられ、外部駆動回路30のコン
トローラ32から得られるスイッチ制御信号により共通
に制御される。各調光トランジスタ23は図6に示すよ
うに1対の電源線VP,GND間において有機EL素子
16および駆動トランジスタ17と直列に接続される。
ここで、画素スイッチ13はNチャネル薄膜トランジス
タで構成され、駆動トランジスタ17および調光トラン
ジスタ23はPチャネル薄膜トランジスタで構成され
る。この場合、調光トランジスタ23はスイッチ制御信
号がオン信号(低レベル)であるときに全有機EL素子
16を発光させるために導通状態に設定され、スイッチ
制御信号がオフ信号(高レベル)であるときに全有機E
L素子16の発光を停止させるために非導通状態に設定
される。コントローラ32は外部から供給される調光制
御信号に基いて輝度レベルを設定し、各垂直走査期間に
おいてスイッチ制御信号の高レベル期間と低レベル期間
の比をこの輝度レベルに対応して変更する。調光トラン
ジスタ23はこのスイッチ制御信号の制御により全有機
EL素子16にそれぞれ流れる駆動電流をスイッチング
してこれら有機EL素子16の発光時間と非発光時間の
比を一律に制御し画面輝度を調整する。
【0035】次に、各表示画素PXでの動作について詳
しく説明する。図7は有機EL素子16の発光特性を駆
動トランジスタ17の動作特性と共に示す。図7では、
駆動トランジスタ17の動作特性が駆動トランジスタ1
7のドレイン−ソース間電圧Vdsをパラメータとして
示され、駆動トランジスタ17のドレイン−ソース間電
流Idsが駆動トランジスタ17のゲート−ソース間電
圧Vgsに依存して増減することがわかる。ここで、駆
動トランジスタ17のドレイン−ソース間電圧Vdsは
映像信号電圧に依存し、駆動トランジスタ17のドレイ
ン−ソース間電流Ids=有機EL素子16の電流Ie
Lである。従って、調光トランジスタ23が導通状態で
あれば、有機EL素子16は映像信号電圧に従って変化
する電流IeLに対応する輝度レベルで発光する。
【0036】図8は調光トランジスタ23の制御による
表示画素PX内の動作波形を示す。表示画面の輝度=1
00%を得る場合には、スイッチ制御信号が例えば期間
Aにおいて調光トランジスタ23を常に導通させるため
に低レベルに維持される。画素スイッチ13が期間Aに
おいて走査信号の供給に伴って立ち上がる走査線11の
電位により導通すると、例えば最大階調レベルの映像信
号に対応する信号線12の電位がこの画素スイッチ13
を介して駆動トランジスタ17のゲートに供給される。
これにより、駆動トランジスタ17のゲート−ソース間
電圧Vgsはゲート電圧の上昇に伴って低下する。この
間、駆動電流が電源線VP,GND間において駆動トラ
ンジスタ13、調光トランジスタ23、および有機EL
素子16を介して流れ、表示画面の輝度を100%に設
定する発光レベルで有機EL素子16を発光させる最大
値まで増大する。駆動トランジスタ17のゲート電圧は
コンデンサ18により保持されるため、この駆動電流は
走査線11の電位の立ち下がりによって画素スイッチ1
3が非導通になった後でも継続的に有機EL素子16に
流れる。すなわち、調光トランジスタ23は有機EL素
子16に流れる電流IeLを期間Aにおいて全く遮断す
ることがない。
【0037】また、表示画面の輝度=0%を得る場合に
は、スイッチ制御信号が例えば期間Bにおいて調光トラ
ンジスタ23を常に非導通にするために高レベルに維持
される。これにより、調光トランジスタ23は有機EL
素子16に流れる電流IeLを駆動トランジスタ17に
関係なく期間Bにおいて完全に遮断する。
【0038】さらに、表示画面の輝度=50%を得る場
合には、スイッチ制御信号が例えば期間Cにおいて調光
トランジスタ23を導通させる動作および調光トランジ
スタ23を非導通にする動作を均等に行うために1:1
の比となる高レベル期間および低レベル期間を持つよう
に設定される。これにより、調光トランジスタ23は有
機EL素子16に流れる電流IeLを期間Bにおいて高
レベル期間および低レベル期間の合計値を1周期として
その半分の期間だけ遮断する。
【0039】図9は調光トランジスタ23の導通期間と
非導通期間の比を決定するスイッチ制御信号に従って得
られる有機EL素子16の実効的な輝度レベルを示す。
スイッチ制御信号が図9の(a)に示すように調光トラ
ンジスタ23を導通させる高レベルに維持される場合、
有機EL素子16が駆動トランジスタ17により決定さ
れる電流IeLに対応する輝度レベルで常に発光する。
この輝度レベルは表示画面の輝度を調整するための基準
値となる。
【0040】また、スイッチ制御信号が図9の(b)に
示すように調光トランジスタ23の導通期間と非導通期
間の比を3:1にするよう交互に高レベルおよび低レベ
ルに設定される場合、有機EL素子16は駆動トランジ
スタ17により決定される電流IeLに対応する輝度レ
ベルで断続的に発光する。このとき、有機EL素子16
の発光期間と非発光期間の比はスイッチ制御信号に従っ
て3:1に設定されている。しかしながら、観察者の視
覚には残像効果があるため、有機EL素子16がこの時
間比に従って上述した基準値の75%の輝度レベルで常
に発光しているように観察される。すなわち、全有機E
L素子16の発光期間と発光期間の比を上述のようにス
イッチ制御信号により共通に制御して表示画面の輝度を
75%に調整することができる。
【0041】さらに、スイッチ制御信号が図9の(c)
に示すように調光トランジスタ23の導通期間と非導通
期間の比を1:1にするよう交互に高レベルおよび低レ
ベルに設定される場合、有機EL素子16は駆動トラン
ジスタ17により決定される電流IeLに対応する輝度
レベルで断続的に発光する。このとき、有機EL素子1
6の発光期間と非発光期間の比はスイッチ制御信号に従
って1:1に設定されている。しかしながら、観察者の
視覚には残像効果があるため、図9の(b)の場合と同
様に有機EL素子16が時間比に従って上述した基準値
の50%の輝度レベルで常に発光しているように観察さ
れる。すなわち、全有機EL素子16の発光期間と非発
光期間の比を上述のようにスイッチ制御信号により共通
に制御して表示画面の輝度を50%に調整することがで
きる。
【0042】図10は本発明の第6実施形態に係る有機
EL表示装置を示す。この有機EL表示装置は第1実施
形態の有機EL表示装置に類似するが、外部駆動回路3
0がデジタル的に表示画面の輝度調整を行うよう変更さ
れる。図10では、図1と同様な部分を同一参照符号で
表し、その説明を省略する。また、この有機EL表示装
置は図10において複雑化を避けるために省略される
が、図1と同様なDAC31、DC/DCコンバータ3
3、走査線ドライバ14、信号線ドライバ15を備え
る。
【0043】この有機EL表示装置では、外部駆動回路
30がさらに輝度選択部35およびレベルシフト回路3
6を備える。ここで、コントローラ32およびレベルシ
フト回路36は集積回路として形成される。レベルシフ
ト回路36はコントローラ32から得られるスイッチ制
御信号のレベルを調光トランジスタ23のスイッチング
動作に必要なゲート電圧に変換するために用いられる。
輝度選択部35は一端において電源線GNDに接続され
他端においてそれぞれプルアップ抵抗Rを介して電源線
VC1〜VC3に接続されたマニュアルスイッチSW1
〜SW3を有し、プルアップ抵抗Rおよびマニュアルス
イッチSW1〜SW3間のノードがそれぞれコントロー
ラ32の輝度選択端子B1〜B3に接続される。マニュ
アルスイッチSW1〜SW3は輝度選択端子B1〜B3
をそれぞれ論理値”0”に設定する場合に閉じられ、輝
度選択端子B1〜B3をそれぞれ論理値”1”に設定す
る場合に開放される。すなわち、”000”,”00
1”,”010”,”011”,”100”,”10
1”,”110”,”111”という論理値の組合せに
よりマニュアルスイッチSW1〜SW3を制御し8段階
の輝度レベルを選択可能なスイッチ制御信号を形成す
る。コントローラ32は外部からの調光制御信号の代わ
りに輝度選択部35から得られるこれら論理値の組合せ
を調光制御信号として受け取り、この調光制御信号によ
って選択される8段階の輝度レベルの1つを設定し、各
垂直走査期間においてスイッチ制御信号の高レベル期間
と低レベル期間の比をこの輝度レベルに対応して変更す
る。このスイッチ制御信号がコントローラ32から得ら
れると、レベルシフト回路36によりレベルシフトさ
れ、有機ELパネル10の各調光トランジスタ23のゲ
ートに供給される。
【0044】上述のような第6実施形態では、3個とい
う比較的少ないマニュアルスイッチ数で表示画面の輝度
を8段階も調整することが可能になる。
【0045】図11は本発明の第7実施形態に係る有機
EL表示装置を示す。この有機EL表示装置は第1実施
形態の有機EL表示装置に類似するが、外部駆動回路3
0がアナログ的に表示画面の輝度調整を行うよう変更さ
れる。図11では、図1と同様な部分を同一参照符号で
表し、その説明を省略する。また、この有機EL表示装
置は図11において複雑化を避けるために省略される
が、図1と同様なDAC31、DC/DCコンバータ3
3、走査線ドライバ14、信号線ドライバ15を備え
る。
【0046】この有機EL表示装置では、外部駆動回路
30がさらにレベルシフト回路36、輝度選択部37、
のこぎり波発生回路38、およびコンパレータ39を備
える。ここで、第6実施形態と同様に、コントローラ3
2およびレベルシフト回路36は集積回路として形成さ
れ、レベルシフト回路36はコントローラ32から得ら
れるスイッチ制御信号のレベルを調光トランジスタ23
のスイッチング動作に必要なゲート電圧に変換するため
に用いられる。輝度選択部35は固定抵抗R1,R2お
よび可変抵抗VMにより電源電圧VCRを分圧する分圧
回路を構成する。可変抵抗VMは一端において電源線V
Cに固定抵抗R1を介して接続され他端において固定抵
抗R2を介して電源線GNDに接続され、この可変抵抗
VMの中間タップはコンパレータ39の基準入力端に接
続される。他方、コンパレータ39の比較入力端はのこ
ぎり波電圧Vsawを発生するのこぎり波発生回路38
に接続される。のこぎり波発生回路38はコントローラ
32で発生される垂直走査制御信号および水平走査制御
信号の少なくとも一方に同期してのこぎり波電圧Vsa
wを発生する。ここで、のこぎり波電圧Vsawの周期
は垂直走査期間よりも短い。コンパレータ36はのこぎ
り波発生回路38から得られるのこぎり波電圧Vsaw
を可変抵抗VMの中間タップから比較用基準電圧Vre
fとして得られる分圧電圧と比較することによりスイッ
チ制御信号を発生する。このスイッチ制御信号はVre
f>Vsawのときに低レベルとなり、Vref<Vs
awのときに高レベルとなる。
【0047】例えば図12の(a)に示すように、基準
電圧Vrefが比較的高いレベルであると、スイッチ制
御信号において高レベル期間が低レベル期間よりも長く
なる。他方、例えば図12の(b)に示すように、基準
電圧Vrefが中間レベルであると、スイッチ制御信号
において高レベル期間と低レベル期間がほぼ等しくな
る。このようなスイッチ制御信号はレベルシフト回路3
6によりレベルシフトされ、有機ELパネル10の各調
光トランジスタ23のゲートに供給される。
【0048】上述のような第7実施形態では、可変抵抗
VMのマニュアル操作により基準電圧Vrefを連続的
に変化させて、このスイッチ制御信号の高レベル期間と
低レベル期間の比を変更できる。従って、表示画面の輝
度を無段階で調整することが可能となる。
【0049】図13は本発明の第8実施形態に係る有機
EL表示装置を示す。この有機EL表示装置は第6実施
形態の有機EL表示装置に類似するが、有機ELパネル
10が複数の調光トランジスタ23が行毎に駆動される
よう変更される。図13では、図10と同様な部分を同
一参照符号で表し、その説明を省略する。また、この有
機EL表示装置は図12において複雑化を避けるために
省略されるが、図1と同様なDAC31、DC/DCコ
ンバータ33、走査線ドライバ14、信号線ドライバ1
5を備える。
【0050】この有機EL表示装置では、有機ELパネ
ル10がさらにコントローラ32からレベルシフト回路
36を介して供給されるスイッチ制御信号をシフトする
シフトレジスタとして縦列接続された複数のレジスタR
Gを備える。これに伴い、コントローラ32は例えば水
平走査期間に同期したタイミングでスイッチ制御信号の
レベル変更を行うよう構成される。スイッチ制御信号の
ハイレベル期間と低レベル期間の比を3:1に設定する
場合、コントローラ32は3水平走査期間の長さ継続し
てスイッチ制御信号を高レベルに設定し、これに続く1
水平走査期間の長さ継続してスイッチ制御信号を低レベ
ルに設定する。シフトレジスタ19はコントローラ32
からの水平走査制御信号の制御により水平走査期間毎に
スイッチ制御信号をシフトし、各レジスタRGから対応
行の調光トランジスタ32にスイッチ制御信号を供給す
る。
【0051】上述のような第8実施形態では、全調光ト
ランジスタ23が同時に導通しないため、電力消費の一
時的な増大を防止でき、DC/DCコンバータ33の電
力供給能力を低減することが可能である。
【0052】図14は図6に示す表示画素PXの第1変
形例を示す。この変形例では、調光トランジスタ23が
電源線VPと駆動トランジスタ17との間に接続され
る。このような構成でも、調光トランジスタ23はスイ
ッチ制御信号の制御により有機EL素子16に流れる駆
動電流をスイッチングして有機EL素子16の発光時間
と非発光時間の比を制御可能である。
【0053】図15は図6に示す表示画素PXの第2変
形例を示す。この変形例では、調光トランジスタ23が
電源線VPと駆動トランジスタ17との間に接続され、
さらに調光トランジスタ24が駆動トランジスタ17お
よび有機EL素子16の陽極間に接続される。調光トラ
ンジスタ23はスイッチ制御信号の制御により有機EL
素子16に流れる駆動電流をスイッチングし、調光トラ
ンジスタ24は補助スイッチ制御信号の制御により有機
EL素子16に流れる駆動電流をスイッチングする。こ
の構成では、スイッチ制御信号により制御された有機E
L素子16の発光時間と非発光時間の比をさらに補助ス
イッチ制御信号により制御可能である。これにより、例
えば使用環境の明るさを表示画面の輝度に反映させるよ
うに補助スイッチ制御信号で調光トランジスタ24を制
御できる。
【0054】尚、本発明は上述の実施形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲で様々に変形可能であ
る。例えば複数の有機EL素子16は同様に自己発光す
るLEDのような他の発光素子に置き換えてもよい。ま
た、本発明は発光色の異なる表示画素間のホワイトバラ
ンスの崩れを防止するために調光スイッチ部20あるい
は調光トランジスタ23,24を用いているが、この構
成は表示画素の発光色が同一である場合に適用しても構
わない。
【0055】また、上述の実施形態においては、DAC
が外部駆動回路基板上に、またはドライバICとしてT
CP状に形成される場合について説明したが、画素トラ
ンジスタの形成される絶縁基板上に一体的に形成しても
よく、画素トランジスタや駆動トランジスタと同一工程
で形成することができる。また、上述の実施形態におい
ては、映像信号に基づいて駆動電流量を制御して多階調
表示する場合について説明したが、これに限定されず、
有機EL素子に流れる駆動電流を一定とし、この駆動電
流の供給時間を制御して階調表示を行うパルス幅変調駆
動の場合にも本発明を適用することができる。このパル
ス幅変調駆動の場合には、最低パルス幅の時に輝度調整
ができるようスイッチ制御信号のデューティ比が設定さ
れる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ホワイト
バランスを崩すことなく表示画面の輝度を調整すること
が可能な表示装置およびその駆動方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る有機EL表示装置
の構成を示す回路図である。
【図2】図1に示す調光スイッチ部を制御する2種類の
スイッチ制御信号とこれらスイッチ制御信号によって変
更される調光スイッチ部の導通期間と非導通期間の比を
説明するためのタイムチャートである。
【図3】本発明の第2実施形態に係る有機EL表示装置
の構成を示す回路図である。
【図4】本発明の第3実施形態に係る有機EL表示装置
の構成を示す回路図である。
【図5】本発明の第4実施形態に係る有機EL表示装置
の構成を示す回路図である。
【図6】本発明の第5実施形態に係る有機EL表示装置
の表示画素構成を示す回路図である。
【図7】図6に示す有機EL素子の発光特性を駆動トラ
ンジスタの動作特性と共に示すグラフである。
【図8】図6に示す調光トランジスタの制御による表示
画素内の動作波形を示す波形図である。
【図9】図6に示すスイッチ制御信号に従って調整され
る有機EL素子の輝度を説明するためのタイムチャート
である。
【図10】本発明の第6実施形態に係る有機EL表示装
置の構成を示す回路図である。
【図11】本発明の第7実施形態に係る有機EL表示装
置の構成を示す回路図である。
【図12】図11に示すコンパレータに入力されるのこ
ぎり波電圧と基準電圧との関係に基いて発生されるスイ
ッチ制御信号の波形を示す波形図である。
【図13】本発明の第8実施形態に係る有機EL表示装
置の構成を示す回路図である。
【図14】図6に示す表示画素の第1変形例を示す回路
図である。
【図15】図6に示す表示画素の第2変形例を示す回路
図である。
【符号の説明】
16…有機EL素子 17…駆動トランジスタ 20…調光スイッチ部 32…コントローラ VP,GND…電源線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 642 G09G 3/20 642F 3/36 3/36 H05B 33/12 H05B 33/12 A 33/14 33/14 A (72)発明者 羽成 淳 埼玉県深谷市幡羅町一丁目9番地2 株式 会社東芝深谷工場内 Fターム(参考) 2H093 NA56 NC05 NC34 NC42 NC49 NC50 ND06 ND07 3K007 AB02 AB04 BA06 DB03 EB00 GA02 GA04 5C006 AA15 AF44 AF46 AF51 AF52 AF53 AF63 AF83 AF84 BB16 BC03 BC06 BC11 BC20 BF39 EB05 FA18 FA21 FA41 FA56 5C080 AA06 BB05 CC03 DD03 EE28 FF11 JJ02 JJ03 JJ04 JJ05

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面を構成する複数の発光素子と、
    前記複数の発光素子に駆動信号をそれぞれ供給する駆動
    信号供給部と、前記駆動信号供給部からの駆動信号をス
    イッチングして前記複数の発光素子の発光時間と非発光
    時間の比を一律に変更することにより表示画面の輝度を
    調整する輝度調整部とを備えることを特徴とする表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記駆動信号供給部は映像信号に応じて
    前記複数の発光素子の駆動信号をそれぞれ変化させる複
    数の素子駆動部を含み、前記輝度制御部は表示画面の輝
    度を調整するために前記映像信号の更新周期において少
    なくとも1回駆動信号をスイッチングする調光スイッチ
    部を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の発光素子は前記複数の素子駆
    動部と共に単一のパネル上に形成され、各素子駆動部は
    各々一対の電源線間において対応発光素子と直列に接続
    されゲート電圧に対応する駆動信号を対応発光素子に流
    す駆動トランジスタ、前記映像信号の電圧をゲート電圧
    として前記駆動トランジスタに印加する画素スイッチ、
    および前記駆動トランジスタのゲート電圧を保持するコ
    ンデンサを含むことを特徴とする請求項2に記載の表示
    装置。
  4. 【請求項4】 さらに前記一対の電源線に電源電圧を供
    給する電源回路および前記複数の発光素子の発光時間と
    非発光時間の比を決定するスイッチ制御信号を発生する
    スイッチ制御信号発生部を含む外部駆動回路を備えるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記調光スイッチ部は前記パネル上で前
    記一対の電源線に挿入され前記スイッチ制御信号発生部
    からのスイッチ制御信号により制御される単一の切換ス
    イッチであることを特徴とする請求項4に記載の表示装
    置。
  6. 【請求項6】 前記調光スイッチ部は前記電源回路内で
    前記一対の電源線に挿入され前記スイッチ制御信号発生
    部からのスイッチ制御信号により制御される単一の切換
    スイッチであることを特徴とする請求項4に記載の表示
    装置。
  7. 【請求項7】 さらに前記パネルに外部から照射される
    光を受光する受光素子、および前記スイッチ制御信号発
    生部からのスイッチ制御信号を補正する補正回路を含む
    ことを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記スイッチ制御信号発生部は外部から
    供給される調光制御信号に基いて輝度レベルを設定し、
    前記スイッチ制御信号の高レベル期間と低レベル期間の
    比をこの輝度レベルに対応して変更するように構成され
    ることを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  9. 【請求項9】 前記スイッチ制御信号発生部はさらに調
    光制御信号に基いて設定された輝度レベルを前記パネル
    の使用環境に依存した信号により修正するように構成さ
    れることを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 前記調光スイッチ部は前記パネル上で
    前記一対の電源線間において前記複数の駆動トランジス
    タおよび前記複数の発光素子と直列にそれぞれ接続され
    スイッチ制御信号により共通に制御される複数の調光ト
    ランジスタであることを特徴とする請求項3に記載の表
    示装置。
  11. 【請求項11】 前記外部駆動回路はさらに複数のマニ
    ュアルスイッチを持ちこれらマニュアルスイッチの操作
    に対応した論理値の組み合わせである輝度制御信号を発
    生する輝度選択部をさらに含み、前記スイッチ制御信号
    発生部はこの輝度選択部から供給される調光制御信号に
    基いて輝度レベルを設定し、この輝度レベルに対応して
    前記スイッチ制御信号の高レベル期間と低レベル期間の
    比を設定するように構成されることを特徴とする請求項
    4に記載の表示装置。
  12. 【請求項12】 前記スイッチ制御信号発生部は可変抵
    抗により可変される基準電圧を発生する輝度選択部と、
    のこぎり波電圧を発生するのこぎり波発生回路と、のこ
    ぎり波発生回路から得られるのこぎり波電圧を基準電圧
    と比較することによりスイッチ制御信号の高レベル期間
    と低レベル期間の比を設定するコンパレータとを含むこ
    とを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  13. 【請求項13】 前記スイッチ制御信号発生部は前記映
    像信号の更新周期よりも短い所定周期でスイッチ制御信
    号のレベル変更を行うよう構成され、前記パネルはこの
    スイッチ制御信号発生部からのスイッチ制御信号を前記
    所定周期でシフトするシフトレジスタとして縦列接続さ
    れた複数のレジスタを含み、前記調光スイッチ部は前記
    パネル上で前記一対の電源線間において前記複数の駆動
    トランジスタおよび前記複数の発光素子間に直列にそれ
    ぞれ接続され各々対応レジスタからのスイッチ制御信号
    により制御される複数の調光トランジスタであることを
    特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  14. 【請求項14】 前記調光スイッチ部は前記パネル上で
    前記複数の駆動トランジスタおよび前記複数の発光素子
    間にそれぞれ接続される複数のスイッチ素子で構成され
    ることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  15. 【請求項15】 前記調光スイッチ部は前記パネル上で
    前記複数の駆動トランジスタおよび前記電源線の一方間
    にそれぞれ接続される複数のスイッチ素子で構成される
    ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  16. 【請求項16】 前記調光スイッチ部は前記パネル上で
    前記複数の駆動トランジスタおよび前記複数の発光素子
    間にそれぞれ接続される複数の第1スイッチ素子と、前
    記パネル上で前記複数の駆動トランジスタおよび前記電
    源線の一方間にそれぞれ接続される複数の第2スイッチ
    素子とで構成されることを特徴とする請求項3に記載の
    表示装置。
  17. 【請求項17】 表示画面を構成する複数の発光素子を
    備える表示装置の駆動方法であって、前記複数の発光素
    子に駆動信号をそれぞれ供給し、これら駆動信号をスイ
    ッチングして前記複数の発光素子の発光時間と非発光時
    間の比を一律に変更することにより表示画面の輝度を調
    整することを特徴とする表示装置の駆動方法。
  18. 【請求項18】 前記表示画面の輝度調整は前記複数の
    発光素子の駆動信号を映像信号に応じてそれぞれ変化さ
    せる一方で、前記映像信号の更新周期において少なくと
    も1回駆動信号をスイッチングすることにより行われる
    ことを特徴とする請求項17に記載の駆動方法。
  19. 【請求項19】 複数の信号線と、前記信号線に略直交
    して配置される複数の走査線と、これら各交点付近に配
    置され各々対応走査線を介して駆動されたときに対応信
    号線上の映像信号を出力する複数の画素スイッチと、前
    記複数の画素スイッチにそれぞれ接続され各々対応画素
    スイッチから出力される映像信号を所定期間保持する複
    数のコンデンサと、マトリクス状に配置され各々対応画
    素スイッチからの映像信号に基いて駆動される複数の画
    素表示部とを絶縁基板上に備える表示装置であって、さ
    らに全体的な輝度レベルを調整するために前記複数の画
    素表示部の駆動時間を一律に制御するスイッチ部を備え
    ることを特徴とする表示装置。
  20. 【請求項20】 各画素表示部は、一対の電極間に発光
    層を備えた表示素子と、前記映像信号に基いて駆動信号
    を前記表示素子に供給する駆動トランジスタとを含むこ
    とを特徴とする請求項19に記載の表示装置。
  21. 【請求項21】 前記表示素子は、前記発光層が有機E
    L層で形成される有機EL表示素子であることを特徴と
    する請求項20に記載の表示装置。
  22. 【請求項22】 前記表示素子は、前記スイッチ部によ
    り制御された前記駆動信号の供給期間に発光するように
    構成されることを特徴とする請求項20に記載の表示装
    置。
  23. 【請求項23】 前記スイッチ部は、前記複数の画素ス
    イッチと同一の積層構造で前記絶縁基板上に一緒に形成
    される複数の駆動トランジスタを含むことを特徴とする
    請求項19に記載の表示装置。
  24. 【請求項24】 前記表示装置は、前記複数の信号線を
    駆動する信号線ドライバと、前記前記複数の走査線を駆
    動する走査線ドライバとをさらに備え、前記信号線ドラ
    イバおよび前記走査線ドライバは前記絶縁基板上に一緒
    に形成されることを特徴とする請求項19に記載の表示
    装置。
  25. 【請求項25】 前記スイッチ部は前記絶縁基板上にお
    いて前記複数の画素表示部のマトリクスにより構成され
    る表示領域外に配置されることを特徴とする請求項19
    に記載の表示装置。
  26. 【請求項26】 前記スイッチ部は前記複数の画素表示
    部に分散して組込まれる複数の駆動トランジスタを含む
    ことを特徴とする請求項19に記載の表示装置。
  27. 【請求項27】 前記複数の駆動トランジスタは前記複
    数の画素表示部の行単位に駆動時間の制御を行うよう構
    成されることを特徴とする請求項26に記載の表示装
    置。
  28. 【請求項28】 複数の信号線と、前記信号線に略直交
    して配置される複数の走査線と、これら各交点付近に配
    置され各々対応走査線を介して駆動されたときに対応信
    号線上の映像信号を出力する複数の画素スイッチと、前
    記複数の画素スイッチにそれぞれ接続され各々対応画素
    スイッチから出力される映像信号を所定期間保持する複
    数のコンデンサと、マトリクス状に配置され各々対応画
    素スイッチからの映像信号に基いて駆動される複数の画
    素表示部とを絶縁基板上に備える表示装置であって、さ
    らに全体的な輝度レベルを調整するために前記複数の画
    素表示部の駆動電流を一律に選択するスイッチ部を備え
    ることを特徴とする表示装置。
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