JP2001142427A - マトリクス型表示装置及びその駆動方法 - Google Patents
マトリクス型表示装置及びその駆動方法Info
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Abstract
化を生じさせることなく表示パネルの輝度を調整するこ
とが可能な駆動方法及び表示装置を提供する。 【解決手段】 調光信号の内容に応じて、複数のサブフ
ィールド期間の各々に対し、複数の発光素子の各々の発
光期間を単位フレーム期間内の発光期間の長さが同一と
なるように定め、発光パネルの各走査ラインを順次走査
して、サブフィールド期間毎に、該定められた発光期間
に亘り上記複数の発光素子の各々を発光せしめる。
Description
示素子がマトリクス状に配置されたマトリクス型表示装
置及びその駆動方法に関する。
される表示パネルを用いたマトリクス型ディスプレイの
開発が広く進められている。かかるマトリクス型ディス
プレイとしては、例えば、有機エレクトロルミネセンス
素子(以下、有機EL素子と称する)を用いた有機EL
発光パネルがある。かかる有機EL素子を用いた発光パ
ネルには、有機EL素子を単にマトリクス状に配置した
単純マトリクス型発光パネルと、マトリクス状に配置し
た有機EL素子の各々に対してトランジスタからなる駆
動素子を加えたアクティブマトリクス型発光パネルがあ
る。アクティブマトリクス型発光パネルは単純マトリク
ス型発光パネルに比べて、低消費電力であり、また画素
間のクロストークが少ないなどの利点を有し、特に大画
面ディスプレイや高精細度ディスプレイに適している。
を有する、従来のアクティブマトリクス型発光パネルの
1つの画素10に対応する回路構成の1例を示してい
る。図1において、FET(Field Effect Transistor)
11(アドレス選択用トランジスタ)のゲートGは、ア
ドレス信号が供給されるアドレス走査電極線(アドレス
ライン)に接続され、FET11のソースSはデータ信
号が供給されるデータ電極線(データライン)に接続さ
れている。FET11のドレインDはFET12(駆動
用トランジスタ)のゲートGに接続され、キャパシタ1
3を通じて接地されている。FET12のソースSは接
地され、ドレインDは有機EL素子15の陰極に接続さ
れ、有機EL素子15の陽極を通じて電源に接続されて
いる。この回路の発光制御動作について述べると、先
ず、図1においてFET11のゲートGにオン電圧が供
給されると、FET11はソースSに供給されるデータ
の電圧に対応した電流をソースSからドレインDへ流
す。FET11のゲートGがオフ電圧であるとFET1
1はいわゆるカットオフとなり、FET11のドレイン
Dはオープン状態となる。従って、FET11のゲート
Gがオン電圧の期間に、ソースSの電圧がキャパシタ1
3に充電され、その電圧がFET12のゲートGに供給
されて、FET12にはそのゲート電圧とソース電圧に
基づいた電流が有機EL素子15を通じてドレインDか
らソースSへ流れ、有機EL素子15を発光せしめる。
また、FET11のゲートGがオフ電圧になると、FE
T11はオープン状態となり、FET12はキャパシタ
13に蓄積された電荷によりゲートGの電圧が保持さ
れ、次の走査まで駆動電流を維持し、有機EL素子15
の発光も維持される。尚、FET12のゲートGとソー
スSの間にはゲート入力容量が存在するのでキャパシタ
13を設けなくとも上記と同様な動作が可能である。
を行う表示パネルの1画素に対応する回路はこのように
構成され、当該画素の有機EL素子15が駆動された場
合に当該発光素子の発光が維持される。上記したアクテ
ィブマトリクス型発光パネルの各発光素子の輝度階調の
制御は、FET12のゲートGにかかる電圧を振幅変調
することによって行なわれていた。すなわち、FET1
2のソース−ドレイン電流はゲートGにかかる電圧によ
って変化するので、供給される入力映像信号に応じて、
ゲートGに印加する電圧の大きさを調整することによ
り、有機EL素子15に流れる駆動電流量を調整するこ
とができる。従って、有機EL素子15の駆動電流量を
調整することによって有機EL素子15の瞬時輝度を調
整していた。
たような駆動素子への輝度制御信号を振幅変調して輝度
調整を行う表示装置において、輝度制御信号をA/D変
換したデジタル信号をゲートGへの制御信号として用い
た場合には、輝度制御信号の振幅の変化に応じて表示可
能な階調数も変化する。すなわち、発光パネルの輝度を
下げるために輝度制御信号の振幅を低減すると、輝度制
御信号のA/D変換器の分解能が低下し、これに応じて
表示可能な階調数も減少するため、高精度の多階調表示
が不可能になるという問題があった。また、輝度制御信
号をゲートGへ印加して輝度調整を行う場合、輝度制御
信号のレベルが変化すると駆動素子の動作点が変化し、
信号/雑音(S/N)比が劣化するという欠点があっ
た。
あり、その目的とするところは、高精度の多階調表示が
可能で、S/N比の劣化を生じさせることなく表示パネ
ルの輝度を調整することが可能な表示装置を提供するこ
とにある。
は、マトリクス状に配置された複数の発光素子及び当該
複数の発光素子の各々を駆動する駆動回路を含む発光パ
ネルと、入力映像信号に応じて駆動回路を制御する表示
制御部と、発光パネルの表示輝度を指定する調光信号を
生成する調光信号生成回路と、を有するマトリクス型表
示装置の駆動方法であって、調光信号の内容に応じて、
入力映像信号の同期タイミングに対応する単位フレーム
期間内の複数の発光素子の各々の発光期間を定めるステ
ップと、該定められた発光期間に亘り当該複数の発光素
子の各々を発光せしめるステップと、を有することを特
徴としている。
ス状に配置された複数の発光素子及び当該複数の発光素
子の各々を駆動する駆動回路を含む発光パネルと、入力
映像信号の同期タイミングに対応する単位フレーム期間
内に設定された複数のサブフィールド期間毎に駆動回路
を制御する表示制御部と、発光パネルの表示輝度を指定
する調光信号を生成する調光信号生成回路と、を有する
マトリクス型表示装置の駆動方法であって、調光信号の
内容に応じて、複数のサブフィールド期間の各々に対
し、複数の発光素子の各々の発光期間を定めるステップ
と、発光パネルの各走査ラインを順次走査して、サブフ
ィールド期間毎に、該定められた発光期間に亘り複数の
発光素子の各々を発光せしめるステップと、を有するこ
とを特徴としている。
ップは、発光パネルの各走査ラインに対して、単位フレ
ーム期間内の発光期間の長さが同一となるように発光期
間を定める。また、本発明の他の特徴として、上記発光
パネルは、マトリクス状に配置された走査線及びドライ
ブ線の複数の交差位置の各々に赤、緑及び青のうちいず
れか1種類の発光素子が走査線及びドライブ線間に接続
されたカラー発光パネルである。
変化に対して、該赤、緑及び青の各種類の発光素子に関
する発光期間の変化が同じ割合となるように発光期間を
定めることを特徴としている。
つ詳細に説明する。尚、以下に説明する図において、実
質的に同等な部分には同一の参照符を付している。図2
は、本発明の第1の実施例であるアクティブマトリクス
型有機EL発光パネルを用いた有機EL表示装置20の
構成を概略的に示している。
D)変換器21は、アナログ映像信号入力を受けてデジ
タル映像信号データに変換する。変換により得られたデ
ジタル映像信号はA/D変換器21からフレームメモリ
24へ供給され1フレーム単位のデジタル映像信号デー
タが一旦フレームメモリ24に記憶される。一方、有機
EL表示装置20内の各部の制御をなす表示制御部26
は、相異なる発光時間をパラメータとする複数のサブフ
ィールド(以下では8個のサブフィールドの場合を例に
説明する)によって、上記フレームメモリ24に記憶さ
れたデジタル映像信号データを、列アドレスカウンタ2
及び行アドレスカウンタ23を用いて制御することによ
り、複数(ここでは8個)の階調表示データに変換し、
それぞれ発光パネル30の画素のアドレスに対応する発
光・非発光データと共に順次マルチプレクサ25に供給
する。
25に供給された発光・非発光データの中から各サブフ
ィールドに対応する列データを第1行目から順次画素の
配列順に列ドライバ28が有するデータラッチ回路に保
持させるように制御する。表示制御部26は、データラ
ッチ回路によって順次保持された各サブフィールド毎の
列データを、1行単位で発光パネル30に供給すると共
に、行ドライバ27によって対応する行が有する画素列
において同時に発光させる。また、表示制御部26は調
光信号生成回路33からの調光信号に基づいて発光パネ
ル30の輝度調整をなす。より具体的には、表示制御部
26は、調光制御部26A及び計時装置(タイマ)を内
部に有し、発光制御ドライバ31を制御して、各サブフ
ィールド毎に各発光素子の発光期間を制御する。また、
調光信号生成回路33は、例えば、可動部を有する可変
抵抗器(図示しない)を含んで構成され、ユーザによる
可動部の操作により抵抗値が変化する当該抵抗器の両端
電圧を調光信号として用いることができる。また、調光
信号生成回路33は、表示輝度を指定するパルス列、デ
ジタルデータ等を調光信号として出力する回路であって
もよい。
り換えるスイッチ回路35の1例を示している。スイッ
チ回路35は、キャパシタ13と駆動トランジスタ12
のゲートとの間に接続され、発光制御ドライバ31から
の制御信号に基づいて駆動トランジスタ12の駆動動作
を制御し、発光素子15の発光/非発光の切り換えを行
い、これによって各発光素子の発光期間を制御する。
ムのデータ単位で、第1サブフィールドから第8サブフ
ィールドまでのそれぞれの列データに関して行なわれる
(ここでは8回行なわれる)。発光パネル30の各発光
素子は、供給される各サブフィールドの各々に対し、後
述する所定の発光期間だけ発光制御され、1フレーム分
の発光表示を多階調表示によって行うことができる。
ては、上記入力映像信号における1フレーム期間を8個
のサブフィールド(SF1〜SF8)に分割し、各サブ
フィールド期間における輝度(すなわち、各サブフィー
ルド期間内における各EL素子15の発光期間:T1〜
T8)の相対比がそれぞれ順に1/2,1/4,1/
8,1/16,1/32,1/64,1/128,1/
256(すなわち、1/21〜1/28)、となるように
設定され、それらのサブフィールドの選択的組合せによ
り256通りの輝度階調表示が可能なように制御され
る。すなわち、サブフィールド2n階調法に基づいた方
法により、輝度階調の制御がなされる。
いた画像表示装置は、例えば、本願と同一の出願人によ
る特開平10−312173号公報に開示されている。
本発明における有機EL表示装置は、このように構成さ
れ、入力されるアナログ映像信号に対し、各サブフィー
ルド毎に発光パネルの画面全体のアドレス走査による発
光制御を繰り返すことにより、フレーム単位の発光表示
を多階調表示によって行うことができる。
ティブマトリクス型発光パネルにおける調光制御動作を
図5に示すフローチャートを参照しつつ説明する。尚、
この調光制御は表示制御部26の制御の下で実行され
る。まず、表示制御部26は、調光信号生成回路33か
ら調光信号を取り込む(ステップS11)。次に、取り
込んだ調光信号に応じて各サブフィールド期間の発光期
間(Tk,k=1〜8)を算出する(ステップS1
2)。表示制御部26は、算出された各サブフィールド
の発光期間に基づいて、各走査ライン毎に発光の開始及
び終了を指示するタイミング信号を生成し、発光期間の
制御を実行する(ステップS13)。
期間における各サブフィールドの発光期間(Tk,k=
1〜8)の制御について詳細に説明する。図6は、調光
信号に応じて発光期間の長さ(Tk)を変更する前の各
走査ライン毎のタイミングチャートを示し、図7は、発
光期間(Tk)を変更後のタイミングチャートを示して
いる。図6に示すように、各サブフィールド期間に対応
する発光期間は、各走査ラインを順次走査するためのア
ドレス信号の立ち上がりに同期して発光が開始され、発
光期間(Tk)が経過した時点で発光が停止されるよう
に制御される。この際、各サブフィールド期間に対応す
る各走査ラインの発光期間の長さは同一となるように制
御される。すなわち、第kサブフィールド期間(SF
(k),k=1〜8)における各走査ライン(第1〜第n
ライン)の発光期間の長さは同一の期間Tkである。図
7は、調光信号に応じて発光期間の長さを1/2(Tk
/2)に変更する場合を例に示している。すなわち、発
光期間の長さを変更する場合においても、第kサブフィ
ールド期間(SF(k),k=1〜8)における各走査ラ
イン(第1〜第nライン)の発光期間は同一の期間(T
k/2)になるように制御される。
する発光期間の制御、すなわち全てのサブフィールドに
関する発光期間の制御が終了したか否かが判別される
(ステップS14)。現在のフレーム期間が終了したな
らば、調光制御を継続するか否かが判別される(ステッ
プS15)。調光制御を継続する場合には、ステップS
11に移行し、上記したステップを繰り返す。調光制御
を終了する場合には、制御はメインルーチンに戻る。
ス型発光パネルの調光制御方法によれば、高精度の多階
調表示が可能で、S/N比の劣化を生じさせることなく
輝度調整が可能である。この点について以下に説明す
る。図8(a)に示すように、入力映像信号の1フレーム
期間において、各EL素子15の発光輝度がLで各サブ
フィールドにおける発光期間の長さがそれぞれT1〜T
8となるように発光制御されている。尚、この場合の発
光パネル30の表示輝度(当該フレーム期間における発
光輝度の平均値)を1.0としてノーマライズする。発
光パネル30の表示輝度を、例えば1/2に低減するこ
とを示す調光信号が発せられた場合には、この調光信号
に応じて各EL素子15の発光期間の長さはそれぞれ(T
1)/2〜(T8)/2となるように発光制御される。このと
き、図8(b)に示すように、全てのサブフィールドにお
ける(すなわち、最小期間のサブフィールドに対して
も)EL素子15の輝度はLに保たれ、表示輝度は正確
に0.5に低減する。すなわち、発光パネル30の表示
輝度の低減量に依らず、各サブフィールドにおけるEL
素子15の発光輝度は所定値に維持され、各EL素子1
5の発光期間の長さが調光信号に応じて正確に低減され
る。従って、発光期間が短い場合であってもS/N比の
劣化は生じない。前述したように、階調表示制御は各サ
ブフィールドの選択的な組合せによってなされるので、
本発明によれば表示輝度を調整することによってS/N
比が劣化したり階調数が制限されることは無く、高精度
の多階調表示が可能である。
ィブマトリクス型発光パネルにおける調光制御動作を図
9に示すタイミングチャートを参照しつつ説明する。
尚、本実施例における有機EL表示装置20の構成は上
記した第1の実施例の場合と同様である。本実施例にお
いて、各サブフィールド期間に対応する発光期間は、各
走査ラインを順次走査するためのアドレス信号の立ち上
がりに同期して各EL素子15の発光が停止されるよう
に制御がなされる。すなわち、表示制御部26は、調光
信号生成回路33からの調光信号に応じて各サブフィー
ルド期間に対応する発光期間の長さを算出し、各走査ラ
イン毎に、次のアドレス信号の立ち上がりタイミングか
ら発光期間の長さを減算した時点から発光を開始するよ
うに発光制御をなす。また、本実施例においても各サブ
フィールド期間に対応する各走査ラインの発光期間の長
さは同一となるように制御される。
る発光期間は必ずしもアドレス信号に同期している必要
はない。また、算出された発光期間を複数の発光期間に
分割して発光素子を発光せしめる発光制御をなすように
してもよい。次に、本発明の第3の実施例であるアクテ
ィブマトリクス型発光パネルにおける調光制御動作につ
いて説明する。尚、本実施例における有機EL表示装置
20の構成は、発光パネル30の構成を除いて上記した
第1の実施例の場合と同様である。
査線及びドライブ線の交差位置の各々に赤、緑及び青の
うちいずれか1種類の発光素子が走査ライン及びドライ
ブライン間に接続されたカラー発光パネル30である。
すなわち、各走査ラインには各々が赤、緑及び青で発光
する3種類の発光素子が順に接続されており、これらの
発光素子の発光輝度を調整することによってフルカラー
の表示が可能である。
上記した実施例の場合と同様である。すなわち、赤、緑
及び青の各発光素子の発光期間の長さは同一で、調光信
号に応じて各色の発光期間の長さが同一の比率で制御さ
れる。尚、この場合、各色の発光輝度は調光信号に関わ
らず一定に保持される。このように各色の発光期間の長
さを制御することにより、色バランスを損なうことなく
発光パネルの輝度を調整することができる。
の長さは異なっていてもよく、調光信号に応じて各色の
発光期間の長さを同一の比率で変更するように制御すれ
ばよい。従って、カラー発光パネルにおいても、このよ
うに各色の発光素子の発光期間の長さを調光信号に応じ
て変更することによって、S/N比が劣化したり階調数
が制限されることの無い高精度の多階調表示調整が可能
となる。
ールド階調法を用い、サブフィールド期間毎に発光素子
の駆動制御を行う場合を例に説明したが、本発明による
輝度調整制御はこれに限られない。例えば、図10に示
すように、単位フレーム期間毎の発光期間(TL)を制
御して表示パネルの輝度を調整するようにしてもよい。
この場合、各走査ラインの発光期間は同一の長さとなる
ように制御される。
ンジスタ12に接続されたスイッチ回路35を用いた場
合を例に説明したが、発光素子15の発光/非発光の切
り換えを行うことができる構成であればどのような構成
を有していてもよい。更に、上記した実施例において
は、有機EL素子を用いた発光パネルを例に説明した
が、これに限られず、本発明は無機EL素子を用いた発
光パネル、プラズマディスプレイパネル(PDP)等に
も適用が可能である。PDPパネルの場合においては、
例えば、放電セルの発光を維持するために印加される発
光維持パルスの数を調光信号に応じて変更すればよい。
明によれば、発光期間の長さを変更することによって表
示パネルの輝度を調整するので、高精度の多階調表示が
可能である。
来のアクティブマトリクス型発光パネルの1つの画素に
対応する回路構成の1例を示す図である。
クス型発光パネルを用いた有機EL表示装置の構成を概
略的に示す図である。
チ回路の1例を示す回路図である。
フィールド及びアドレス期間を示す図である。
クス型発光パネルにおける調光制御動作の手順を示すフ
ローチャートである。
て、1フレーム期間におけるサブフィールドの発光期間
及び発光タイミングを示すタイムチャートである。
応じて発光期間を1/2に変更した場合の発光期間及び
発光タイミングを示すタイムチャートである。
ブフィールドに関する発光期間を変更した場合のパネル
の表示輝度を示す図である。
クス型発光パネルにおける調光制御動作を示すタイムチ
ャートである。
示パネルの輝度を調整する場合の発光期間を模式的に示
す図である。
Claims (22)
- 【請求項1】 マトリクス状に配置された複数の発光素
子及び前記複数の発光素子の各々を駆動する駆動回路を
含む発光パネルと、入力映像信号に応じて前記駆動回路
を制御する表示制御部と、前記発光パネルの表示輝度を
指定する調光信号を生成する調光信号生成回路と、を有
するマトリクス型表示装置の駆動方法であって、 前記調光信号の内容に応じて、前記入力映像信号の同期
タイミングに対応する単位フレーム期間内の前記複数の
発光素子の各々の発光期間を定めるステップと、 該定められた発光期間に亘り前記複数の発光素子の各々
を発光せしめるステップと、を有することを特徴とする
駆動方法。 - 【請求項2】 前記定めるステップは、前記発光パネル
の各走査ラインに対して、単位フレーム期間内の発光期
間の長さが同一となるように前記発光期間を定めること
を特徴とする請求項1記載の駆動方法。 - 【請求項3】 マトリクス状に配置された複数の発光素
子及び前記複数の発光素子の各々を駆動する駆動回路を
含む発光パネルと、入力映像信号の同期タイミングに対
応する単位フレーム期間内に設定された複数のサブフィ
ールド期間毎に前記駆動回路を制御する表示制御部と、
前記発光パネルの表示輝度を指定する調光信号を生成す
る調光信号生成回路と、を有するマトリクス型表示装置
の駆動方法であって、 前記調光信号の内容に応じて、前記複数のサブフィール
ド期間の各々に対し、前記複数の発光素子の各々の発光
期間を定めるステップと、 前記発光パネルの各走査ラインを順次走査して、前記サ
ブフィールド期間毎に、該定められた発光期間に亘り前
記複数の発光素子の各々を発光せしめるステップと、を
有することを特徴とする駆動方法。 - 【請求項4】 前記定めるステップは、前記発光パネル
の各走査ラインに対して、対応する前記サブフィールド
期間の発光期間の長さが同一となるように前記発光期間
を定めることを特徴とする請求項3記載の駆動方法。 - 【請求項5】 前記定めるステップは、前記複数のサブ
フィールド期間の各々の開始時期を発光開始時期として
定めるステップを含み、 前記発光せしめるステップは、該定められた発光開始時
期から前記定められた発光期間に亘り前記前記複数の発
光素子の各々を発光せしめることを特徴とする請求項3
又は4記載の駆動方法。 - 【請求項6】 前記定めるステップは、前記複数のサブ
フィールド期間の各々の終了時期を発光を終了すべき時
期として定めるステップを含み、 前記発光せしめるステップは、該定められた発光終了時
期及び前記定められた発光期間から発光を開始すべき時
期を算出して前記複数の発光素子の各々を発光せしめる
ことを特徴とする請求項3又は4記載の駆動方法。 - 【請求項7】 前記発光せしめるステップは、前記サブ
フィールド期間毎の発光期間を複数の期間に分割して前
記複数の発光素子の各々を発光せしめることを特徴とす
る請求項3ないし6のいずれか1に記載の駆動方法。 - 【請求項8】 前記サブフィールド期間は、サブフィー
ルド2n階調法に基づいて定められることを特徴とする
請求項3ないし7のいずれか1に記載の表示装置。 - 【請求項9】 前記発光パネルは、マトリクス状に配置
された走査線及びドライブ線の複数の交差位置の各々に
赤、緑及び青のうちいずれか1種類の発光素子が前記走
査線及びドライブ線間に接続されたカラー発光パネルで
あることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1に
記載の駆動方法。 - 【請求項10】 前記定めるステップは、前記調光信号
の変化に対して、該赤、緑及び青の各種類の発光素子に
関する発光期間の変化が同じ割合となるように前記発光
期間を定めることを特徴とする請求項9記載の駆動方
法。 - 【請求項11】 マトリクス状に配置された複数の発光
素子及び前記複数の発光素子の各々を駆動する駆動回路
を含む発光パネルと、入力映像信号に応じて前記駆動回
路を制御する表示制御部と、前記発光パネルの表示輝度
を指定する調光信号を生成する調光信号生成回路と、を
有するマトリクス型の表示装置であって、前記調光信号
の内容に応じて、前記入力映像信号の同期タイミングに
対応する単位フレーム期間内の前記複数の発光素子の各
々の発光期間を定める調光制御部と、 前記複数の発光素子の各々の発光時間を計時するタイマ
と、 前記タイマの出力に基づいて、該定められた発光期間に
応じて前記複数の発光素子の各々を発光せしめるスイッ
チ回路と、を有することを特徴とする表示装置。 - 【請求項12】 前記調光制御部は、前記発光パネルの
各走査ラインに対して、単位フレーム期間内の発光期間
の長さが同一となるように前記発光期間を定めることを
特徴とする請求項11記載の表示装置。 - 【請求項13】 マトリクス状に配置された複数の発光
素子及び前記複数の発光素子の各々を駆動する駆動回路
を含む発光パネルと、入力映像信号の同期タイミングに
対応する単位フレーム期間内に設定された複数のサブフ
ィールド期間毎に前記駆動回路を制御する表示制御部
と、前記発光パネルの表示輝度を指定する調光信号を生
成する調光信号生成回路と、を有するマトリクス型の表
示装置であって、 前記調光信号の内容に応じて、前記複数のサブフィール
ド期間の各々に対し、前記複数の発光素子の各々の発光
期間を定める調光制御部と、 前記複数の発光素子の各々の発光時間を計時するタイマ
と、 前記サブフィールド期間毎に、前記タイマの出力に基づ
いて、該定められた発光期間に亘り前記複数の発光素子
の各々を発光せしめるスイッチ回路と、を有することを
特徴とする表示装置。 - 【請求項14】 前記調光制御部は、前記発光パネルの
各走査ラインに対して、対応する前記サブフィールド期
間の発光期間の長さが同一となるように前記発光期間を
定めることを特徴とする請求項13記載の表示装置。 - 【請求項15】 前記調光制御部は、前記複数のサブフ
ィールド期間の各々の開始時期を発光の開始時期として
定め、 前記スイッチ回路は、該定められた発光開始時期から前
記定められた発光期間に亘り前記複数の発光素子の各々
を発光せしめることを特徴とする請求項13又は14記
載の表示装置。 - 【請求項16】 前記調光制御部は、前記複数のサブフ
ィールド期間の各々の終了時期を発光の終了時期として
定め、 前記スイッチ回路は、該定められた発光終了時期及び前
記定められた発光期間から算出される発光開始時期から
前記定められた発光期間に亘り前記複数の発光素子の各
々を発光せしめることを特徴とする請求項13又は14
記載の表示装置。 - 【請求項17】 前記調光制御部は、前記サブフィール
ド期間毎の発光期間を複数の期間に分割して前記発光期
間を定めることを特徴とする請求項13ないし16のい
ずれか1に記載の表示装置。 - 【請求項18】 前記サブフィールド期間は、サブフィ
ールド2n階調法に基づいて定められることを特徴とす
る請求項13ないし17のいずれか1に記載の表示装
置。 - 【請求項19】 前記発光パネルは、マトリクス状に配
置された走査線及びドライブ線の複数の交差位置の各々
に赤、緑及び青のうちいずれか1種類の発光素子が前記
走査線及びドライブ線間に接続されたカラー発光パネル
であることを特徴とする請求項11ないし18のいずれ
か1に記載の表示装置。 - 【請求項20】 前記調光制御部は、前記調光信号の変
化に対して、該赤、緑及び青の各種類の発光素子に関す
る発光期間の変化が同じ割合となるように前記発光期間
を定めることを特徴とする請求項19記載の表示装置。 - 【請求項21】 前記発光パネルは、エレクトロルミネ
センス発光パネルであることを特徴とする請求項11な
いし20のいずれか1に記載の表示装置。 - 【請求項22】 前記発光パネルは、プラズマ・ディス
プレイ・パネルであることを特徴とする請求項11ない
し20のいずれか1に記載の表示装置。
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