JPH0917108A - 光ディスクカートリッジとそのドライブ装置 - Google Patents

光ディスクカートリッジとそのドライブ装置

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JPH0917108A
JPH0917108A JP7160863A JP16086395A JPH0917108A JP H0917108 A JPH0917108 A JP H0917108A JP 7160863 A JP7160863 A JP 7160863A JP 16086395 A JP16086395 A JP 16086395A JP H0917108 A JPH0917108 A JP H0917108A
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JP
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optical disk
cartridge
magneto
disk
optical
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JP7160863A
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English (en)
Inventor
Kunio Yamamiya
国雄 山宮
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】現行のディスクカートリッジと互換性を持つ、
両面の光磁気ディスクを収容した新規なディスクカート
リッジを提供する。 【構成】ディスクカートリッジ200は、両面の光磁気
ディスク20と、これを回転可能に収容するケース20
2とで構成されている。光磁気ディスク20は、厚さ
0.6mmの二枚のカバーガラスに挟まれて記録層が設
けられ、中央部の両面に磁性材料よりなるハブ28を有
している。ケース202は外形的には現行の3.5イン
チ光磁気ディスクカートリッジの規格に合っている。た
だし、ケース202は、両面の光磁気ディスク20をハ
ブ28を含めて露出させる開口208(と210)を両
面に有し、これを塞ぐシャッタ212が設けられ、両面
に誤消去防止機構242と244を備えている。ケース
202の内部空間は光磁気ディスク20の厚さよりも厚
さ方向に少なくとも0.8mm大きくなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクカートリッジ
とそのドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学式情報処理システムの分野において
は、例えば90mm径の片面の光磁気ディスクをケース
に納めた3.5インチ光磁気ディスクカートリッジが既
に知られている。その構成を図6と図7に示す。このデ
ィスクカートリッジ100は、現在普及しているフロッ
ピーディスクに似ており、光磁気ディスク10とこれを
回転可能に収容するケース102とからなっている。ケ
ース102は、光磁気ディスク10を適宜露出させるた
めのシャッタ112を持ち、間違った向きでの挿入を防
止するために、挿入側の一方の角は斜めになっている。
【0003】本出願人は、片面の光磁気ディスクを納め
た現行のディスクカートリッジに代えて、両面の光磁気
ディスクを納めた新規なディスクカートリッジで、しか
も現行のディスクカートリッジと互換性を持つものを提
供するとともに、この新規な両面ディスクカートリッジ
と現行の片面ディスクカートリッジの両方を駆動できる
ドライブ装置を提供しようと考えた。
【0004】一方、新たに納める両面の光磁気ディスク
としては、記録層の両側に0.6mm厚のカバーガラス
を持つものを想定している。この両面の光磁気ディスク
は、全体の厚さは片面の光磁気ディスクとほぼ同じであ
り、現行のディスクカートリッジの規格に適合するケー
スに納めることは十分に可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなデ
ィスクカートリッジを、従来と同様なドライブ装置で駆
動するには不都合が生じる。従来同様のドライブ装置で
は、光磁気ディスクは、その種類に関係なく、対物レン
ズから一定の距離に配置される。片面の光磁気ディスク
と両面の光磁気ディスクは構造が違うため、片面の光磁
気ディスクを駆動する場合と両面の光磁気ディスクを駆
動する場合とで、対物レンズと記録面の間の光学的な距
離に違いが生じる。これについて図16を用いて説明す
る。以下の説明では、光磁気ディスクが無い場合に光ビ
ームが集光する点を仮想集光点と呼ぶものとする。
【0006】図16(A)に示すように、片面の光磁気
ディスク10では、記録層12はカバーガラス14の片
側に設けられており、カバーガラス14の厚さは1.2
mmとなっている。従って、カバーガラス14の屈折率
がほぼ1.5であることを考慮すると、光ビームLの仮
想集光点LVFを、カバーガラス14の表面から0.8m
m上方に位置するように設定すれば、光ビームLは記録
層12に集光する。
【0007】一方、両面の光磁気ディスク20では、図
16(B)に示すように、記録層22はカバーガラス2
4とカバーガラス26の間に設けられており、カバーガ
ラス24と26の厚さは共に0.6mmとなっている。
また、両者の屈折率は共に、前述の片面の光磁気ディス
ク10のカバーガラス14と同じである。従って、光ビ
ームLの仮想集光点LVFを、カバーガラス24の表面か
ら0.4mm上方に位置するように設定すれば、光ビー
ムLは記録層22に集光する。
【0008】従って、光ビームLを記録面12と22に
集光させるには、片面の光磁気ディスク10を駆動する
場合と、両面の光磁気ディスク20を駆動する場合と
で、仮想集光点LVFの位置を0.4mm変えなければな
らない。
【0009】仮想集光点LVFの位置を変える方法として
は、光路上にガラス板等を適宜配置して光路長を変える
方法と、対物レンズの位置を変える方法とが考えられ
る。ガラス板等を光路上に適宜配置する方法では、ガラ
ス板等を移動させる機械的な機構が必要となり、空間を
要すると共に信頼性の面でも不安がある。また、対物レ
ンズと光磁気ディスクの間隔は狭いため、その間にガラ
ス板等を配置する構成をとることは難しい。さらに、光
軸に対してガラス板表面の角度を高い精度で制御する必
要がある。これらを総合して考えると、ガラス板等を光
路上に適宜配置する構成は現実的ではない。
【0010】また、対物レンズの位置を変える方法は、
以下に述べる理由により、やはり採用し難い。現在、広
く使用されている光ヘッドの対物レンズは、保持部材に
保持され板バネなどの弾性支持部材で片持ち支持されて
いるために、光磁気ディスクの種類に応じてフォーカス
制御時の基準位置を0.4mmずらし、各基準位置に対
してフォーカス制御等を行うことは、フォーカス制御に
必要なストロークや、光磁気ディスクカートリッジの製
造誤差等に対するマージンなどを考慮すると、実際的に
は無理がある。
【0011】対物レンズの駆動機構をストロークの長い
ものを用いれば、これに対応することも可能であるが、
アクセス動作やトラッキング制御時の追従性等の面で問
題が生じる。
【0012】本発明は、このような事情を考慮した上で
なされたものであり、その目的は、光ディスクの種類に
応じて仮想集光点の位置を変える必要のない、新たな光
学式情報処理システムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスクカー
トリッジは、光ディスクと、これを回転可能に収容する
ケースとからなる光ディスクカートリッジであって、前
記光ディスクは、光学的に情報の記録再生を両面から行
える記録層と、その両面に設けられた厚さ0.6mmの
カバーガラスと、中心部の両面に設けられたハブを有
し、前記ケースは、前記光ディスクの両面の記録面と両
面のハブを露出させるシャッタを備え、前記光ディスク
を収容する内部空間の厚さ方向の寸法と前記光ディスク
の厚さとの寸法差が0.8mm以上であることを特徴と
する。
【0014】本発明のドライブ装置は、片面の光ディス
クを収容した光ディスクカートリッジと両面の光ディス
クを収容した光ディスクカートリッジの両方を駆動でき
るドライブ装置であって、光ディスクに光学的に情報の
記録再生を行うための光ヘッドと、光ディスクカートリ
ッジのケースを所定の位置に保持する手段と、光ディス
クカートリッジのシャッタを開閉する手段と、光ディス
クを保持するターンテーブルと、ターンテーブルを回転
させる手段と、装填された光ディスクカートリッジの種
類を判別する手段と、装填された光ディスクカートリッ
ジの種類に対応した適量だけターンテーブルを光ディス
ク面に垂直な方向に移動させる手段とを有することを特
徴とする。
【0015】
【作用】片面の光ディスクを収容したディスクカートリ
ッジと両面の光ディスクを収容したディスクカートリッ
ジは、ドライブ装置に装填された際、ケースは共に同じ
位置に配置されるが、両面の光ディスクは片面の光ディ
スクよりも光ヘッドの対物レンズを基準にして0.4m
m遠くに配置される。
【0016】このため、両面の光ディスクを収容するデ
ィスクカートリッジのケースの内部空間は、ディスクが
片側に0.4mm、両側で0.8mm厚さ方向に移動で
きるように、ディスクの厚さに加え更に0.8mm以上
のスペースを含め、ケースの内部空間とディスクの厚さ
との差が0.8mm以上になるように作られている。
【0017】ドライブ装置は、装填されたディスクカー
トリッジが片面の光ディスクを収容したものか両面の光
ディスクを収容したものかを判別し、そのディスクカー
トリッジの種類に応じてターンテーブルを移動させる量
を変える。具体的には、両面の光ディスクを保持する場
合のターンテーブルの移動量は、片面の光ディスクを保
持する場合のターンテーブルの移動量よりも0.4mm
長くなっている。これにより、両面の光ディスクは片面
の光磁気ディスクよりも光ヘッドの対物レンズから0.
4mm遠くに配置される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1〜図3を参照し、両面の光磁気デ
ィスクを収容した本発明による新規な3.5インチ光磁
気ディスクカートリッジの第一実施例について説明す
る。このディスクカートリッジ200は前述のディスク
カートリッジ100に似ており、その外形寸法は同一と
なっている。また、前述のディスクカートリッジ100
の各部材と同等の部材に付けた符号は下二桁目を揃えて
ある。
【0019】ディスクカートリッジ200は、両面の光
磁気ディスク20と、これを回転可能に収容するケース
202とにより構成されている。光磁気ディスク20
は、図3に示すように、厚さ0.6mmの二枚のカバー
ガラス24と26の間に挟まれて、情報の書き込みや読
み出しが可能な記録層22が設けられている。カバーガ
ラス24と26の各々には中央部に磁性材料よりなる円
環状のハブ28が設けられている。ハブ28は内径が4
mm、外径が15mm、厚さが1.2mmであって、ハ
ブ28の上面から記録層までの寸法は1.8mmとなっ
ている。
【0020】ケース202は、光磁気ディスク20を回
転自在に収容する内部空間を形成する矩形状の一対のケ
ース片204と206を有している。ケース片204と
206によって形成される内部の空間は、片面の光磁気
ディスクの厚さ1.2mmよりも0.8mm大きく、更
に光磁気ディスク20の回転時の面振れ分0.2mmを
考慮し2.2mmとしている。ケース片204には、図
1に示すように、光磁気ディスク20の記録領域とハブ
28を露出させる開口208が形成されており、ケース
片206には、図2に示すように、開口208と同じ形
状をした、光磁気ディスク20の記録領域とハブ28を
露出させる開口210が形成されている。ケース202
には、開口208と開口210を塞ぐシャッタ212が
設けられている。
【0021】シャッタ212は、ケース片204の開口
208を塞ぐシャッタ板214と、ケース片206の開
口210を塞ぐシャッタ板216を有し、両者は連結部
材218により連結されている。この構造体は、連結部
材218がケース202の前面226に沿って移動でき
るように組み付けられ、シャッタ板214と216が開
口208と210を塞ぐ方向に移動するようにバネ(図
示せず)によって付勢されている。ケース片204と2
06にはそれぞれシャッタ板214と216の端を抑え
るシャッタ抑え板222と224が設けられている。
【0022】ディスクカートリッジ200の前面226
には、ドライブ装置のシャッタ開放ピンが、シャッタ2
12を開放した後に嵌まるシャッタ開放ピン嵌入部22
8が設けられている。
【0023】ディスクカートリッジ200の前面226
には、連結部材218の先端220が位置する側の端部
に、内側を向く斜面を持った突起部230が形成され、
その反対側の端部には、外側を向く斜面を持った斜面部
232が形成されている。
【0024】ディスクカートリッジ200には、前面2
26の近くの両側に、ドライブ装置のカートリッジ固定
ピンが嵌まる半円状の凹部234が形成されている。こ
の凹部234はケース片204と206を貫通してい
る。
【0025】また、カートリッジ200の後方の両側部
には、矩形状の凹部236が設けられている。ケース片
204とケース片206には共に、ディスクカートリッ
ジ200をドライブ装置に装填した際の水平方向の位置
決め用の一対の位置決めピンが嵌まるアライメント孔2
38と位置決め孔240が形成されている。
【0026】さらに、ケース片204には、位置決め孔
240の後方に、誤消去防止機構242が設けられ、ケ
ース片206にも同様に、位置決め孔240の後方に、
誤消去防止機構244が設けられている。
【0027】ディスクカートリッジ100とディスクカ
ートリッジ200は、後述するドライブ装置によって駆
動される。このドライブ装置は、ディスクカートリッジ
200が装填されたときは、ディスクカートリッジ10
0が装填されたときに比較して、光磁気ディスクを保持
するターンテーブルが0.4mm上昇する。従って、図
8に示すように、両面の光磁気ディスク20は片面の光
磁気ディスク10よりも対物レンズから0.4mm遠く
に配置される。
【0028】片面の光磁気ディスク10は、図8(A)
に示すように、光ビームLの仮想集光点LVFが、カバー
ガラス14の表面から0.8mm上に位置するように配
置される。一方、両面の光磁気ディスク20は、図8
(B)に示すように、光ビームLの仮想集光点LVFが、
カバーガラス24の表面から0.4mm上に位置するよ
うに配置される。両面の光磁気ディスク20は、片面の
光磁気ディスク10よりも0.4mm上に配置されてい
るから、光ビームLの仮想集光点LVFの位置は、片面の
光磁気ディスク10と両面の光磁気ディスク20の場合
とで変わらない。
【0029】ディスクカートリッジ100とディスクカ
ートリッジ200がドライブ装置に装填された際、ケー
ス102とケース202は共に同じ位置に配置される
が、両面の光磁気ディスク20は片面の光磁気ディスク
10よりも対物レンズから離れた位置に配置される。こ
のため、両面の光磁気ディスク20を収容するケース2
02の内部空間は、両面の光磁気ディスク20の厚さよ
りも、厚さ方向に少なくとも0.8mm大きくなってい
る。
【0030】次に、本発明のディスクカートリッジの第
二実施例について図4を参照して説明する。尚、本実施
例の説明は第一実施例のディスクカートリッジ200と
異なる箇所の説明のみ行う。
【0031】本実施例のディスクカートリッジ250の
ケース252は一対のケース片254、256を有して
おり、その一対のケース片254、256によって形成
される内部空間の寸法を3.8mmとしている。
【0032】ケース252内に収容されるディスク20
の中央に形成されたハブ38はその厚さが0.4mmと
している。これは、ケース252内でのディスク20の
変位可能量が増えたために、ハブ38とシャッタ21
4、216に当接してしまうことを防ぐためである。つ
まり、ケースの内部空間をどの程度に設定するかによ
り、ハブの厚さもそれに伴って変更しなければならな
い。
【0033】例えば図5に図示する本発明のディスクカ
ートリッジの第三実施例については、ディスクカートリ
ッジ260のケース262の内部空間の寸法を3.0m
mとしている。そしてケース252内に収容されるディ
スク20の中央に形成されたハブ38はその厚さが0.
8mmとなる。
【0034】このようにケースの内部空間の寸法を収容
されるディスクの寸法よりも少なくとも0.8mm以上
大きくなるように設定し、かつケースの内部空間の寸法
とディスクのハブの厚さの寸法とを適宜設定すること
で、ハブがシャッタに当接することを防止できる。
【0035】尚、上述した実施例ではすべて光磁気ディ
スクが収容されるディスクカートリッジについて説明し
たが、当然これに限定されるわけではなく、光ディス
ク、相変化記録媒体など光学的に情報を記録あるいは再
生する記録媒体が収容されるディスクカートリッジでも
よい。
【0036】続いて、ディスクカートリッジ100とデ
ィスクカートリッジ200の両方を駆動可能なドライブ
装置について図9〜図15を参照しながら説明する。ま
ず、ドライブ装置の大まかな構成について説明する。図
9に示すように、ドライブ装置300は、電源供給手段
302、ディスクカートリッジ挿入検出手段304、位
置決めピン上昇位置検出手段306、スライド板移動検
出手段308、装置全体の制御を行うCPU214を有
している。位置決めピン上昇位置検出手段306とスラ
イド板移動検出手段308はスイッチ310とAND回
路312を介してCPU314に接続されている。ドラ
イブ装置300は、さらに、片面のディスクカートリッ
ジが裏返しで挿入された際にこれを排出するディスクカ
ートリッジ排出手段316と、装填された光磁気ディス
クが片面のものか両面のものかを表示する片面/両面表
示手段318と、装填された光磁気ディスクに対し該光
磁気ディスクを回転させるターンテーブルを上昇させ、
装填された光磁気ディスクが片面のものか両面のものか
によって、上昇量を変える電磁石駆動手段320とを有
している。
【0037】次に、ドライブ装置300の具体的な構成
について説明する。尚、ドライブ装置300には、ディ
スクカートリッジ100が装填される場合とディスクカ
ートリッジ200が装填される場合とがある訳である
が、以下ではディスクカートリッジの種類が問題になら
ない場合にはディスクカートリッジ200が装填される
ものとして説明する。このため、図にはディスクカート
リッジ200が装填された場合のみを示してある。
【0038】図10に示すように、ドライブ装置300
は、ディスクカートリッジ200が挿入されるカートリ
ッジホルダー402を有している。カートリッジホルダ
ー402には、光ヘッドの位置する側に開口部406が
形成されている。開口部406は、ディスクカートリッ
ジ200が装填された際に、光ディスク20の記録領域
とハブ28を露出させる形状となっている。
【0039】また、開口部406の反対側には開口部4
04が形成されている。開口部404を形成するエッジ
の中央部には、カートリッジホルダー402の内側に突
出した突起408が設けられている。突起408は、デ
ィスクカートリッジが例えば後ろ向きに挿入された際
に、その進入を止めるものである。ディスクカートリッ
ジ200が正しい向きで挿入された際には、後述するシ
ャッタ開閉機構によりディスクカートリッジ200のシ
ャッタ212が開かれるため、突起408はディスクカ
ートリッジ200の挿入を妨げない。言い換えれば、突
起408は、ディスクカートリッジのシャッタが開く場
合にはその進入を妨げず、シャッタが開かない場合には
その進入を妨げるように、その位置や形状が選ばれてい
る。
【0040】次に、ディスクカートリッジのシャッタ開
閉機構について説明する。図10と図11に示すよう
に、カートリッジホルダー402には、ディスクカート
リッジの挿入排出方向の両側に、二手に分かれるカムス
リット412と414が左右対称に形成されている。カ
ムスリット412と414にはシャッタ開放ピン416
と418がその中を移動可能に設けられており、開放ピ
ン416と418は引張バネ420と422によって挿
入口側に付勢されている。引張バネ420と422は、
一端がカートリッジホルダー402の挿入口側の端部に
固定され、左右対称に配置されている。
【0041】カムスリット412は、カートリッジホル
ダー402の端を直線的に延びるスリット部412a
と、カートリッジホルダー402の中央部に向かって斜
めに延びるスリット部412b、これに連続して開口部
404に沿って延びるスリット部412cとを有してい
る。同様に、カムスリット414は、カートリッジホル
ダー402の端を直線的に延びるスリット部414a
と、カートリッジホルダー402の中央部に向かって斜
めに延びるスリット部414bと、これに連続して開口
部404に沿って延びるスリット部414cとを有して
いる。
【0042】図12を参照しながら、このシャッタ開閉
機構の動作について説明する。図11に描いた向きでデ
ィスクカートリッジ200が挿入された場合、図12
(A)に示すように、開放ピン418にはディスクカー
トリッジ200の突起部230が係合する。このため、
開放ピン418は、ディスクカートリッジ200の挿入
に伴ない、突起部230の斜面により内側に押されるた
め、中央に向かって斜めに延びるスリット部414bに
入り、その後は、符号414A、符号414Bで示され
るように、スリット部414bに案内されて内側に移動
する。開放ピン418はスリット部414bの中を内側
に向かって移動し続け、その間、シャッタの連結部材2
18を内側に押し続ける。これにより、ディスクカート
リッジ200のシャッタ212が開かれる。
【0043】これに対して、開放ピン416には、図1
2(B)に示すように、ディスクカートリッジ200の
傾斜部232が係合する。このため、開放ピン416
は、ディスクカートリッジ200の挿入に伴ない、傾斜
部232の斜面により外側に押されるため、端を直線的
に延びるスリット部412aに入り、その後は、符号4
14A、符号414Bで示されるように、スリット部4
12aに案内されて移動する。
【0044】ドライブ装置には、ディスクカートリッジ
が挿入された際に移動するスライド板452が設けられ
ている。スライド板452は、ディスクカートリッジを
所定の位置に保持する位置決め機構を駆動するためのも
のである。位置決め機構については後述する。
【0045】図10に示すように、スライド板452に
は複数のスリット454が形成されており、これを通る
ガイドピン456がベース450に固定されている。こ
れにより、スライド板452は、ベース450に対し
て、ディスクカートリッジの挿入排出方向に移動可能に
取り付けられている。スライド板452の手前側の端部
は、ベース450に固定されたバネ460に連結され、
手前側に付勢されている。
【0046】図13に示すように、スライド板452に
は、右側の奥側の端部に、切り欠き458aを有するス
リット458が形成されている。また、ベース450に
は、略L字状のトリガーアーム(回転レバー)430が
軸432を支点に回転可能に設けられ、トリガーアーム
430は、圧縮バネ436により反時計回りに付勢され
ている。トリガーアーム430は、一端にディスクカー
トリッジ200の先端と接触する回動操作片430a
と、他端にスリット458の切り欠き458aに引っ掛
かる係止爪430bを有している。
【0047】ディスクカートリッジ200が挿入される
前は、図13(A)に示す状態にあり、トリガーアーム
430の係止爪430bがスリット458の切り欠き4
58aに引っ掛かっているため、スライド板452はバ
ネ460の力に逆らって止められている。
【0048】ディスクカートリッジ200が挿入される
と、図13(B)に示すように、ディスクカートリッジ
200の先端がトリガーアーム430の回動操作片43
0aを押し込むため、トリガーアーム430が回動し
て、係止爪430bと切り欠き458aの引っ掛かりが
外れる。このため、スライド板452は、その後、バネ
460の力によって、手前側に移動する。
【0049】尚、図10と図13(B)には、係止爪4
30と切り欠き458aの引っ掛かりが外れた瞬間で、
スライド板452が移動する前の状態が描かれている。
ドライブ装置は、ディスクカートリッジが挿入されたこ
とを検知する機構を有している。この機構は、図13に
おいて、ベース450に設けた押圧式スイッチ434
と、トリガーアーム430の回動操作片430aの裏側
に設けられた、押圧式スイッチ434をオンオフするた
めのピン430cとによって構成されている。
【0050】ディスクカートリッジが挿入されていない
ときは、図13(A)に示す状態にあるため、押圧式ス
イッチ434の出力はオフに対応した0になっている。
ディスクカートリッジ200が挿入されると、図13
(B)に示す状態となり、トリガーアーム430が回動
したため、ピン430cによって押圧式スイッチ434
が押し込まれ、押圧式スイッチ434の出力はオンに対
応した1となる。従って、押圧式スイッチ434の出力
が0であるか1であるかを調べることにより、ディスク
カートリッジ200が挿入されているか否かが分かる。
【0051】ドライブ装置は、スライド板452の移動
を検出する機構を有している。この機構は、図10にお
いて、スライド板452に固定された切換板438と、
この切換板438によってオンオフされる押圧式スイッ
チ440とで構成されている。スライド板452が奥に
位置しているときは、図10に示す状態にあり、押圧式
スイッチ440の出力はオフに対応した0になってい
る。スライド板452が手前に移動すると、切換板43
8によって押圧式スイッチ440が押し込まれるため、
押圧式スイッチ440の出力はオンに対応した1とな
る。従って、押圧式スイッチ440の出力が0であるか
1であるかを調べることにより、スライド板452が奥
に位置しているか手前に位置しているかが分かる。
【0052】続いて、ディスクカートリッジの位置決め
機構と、位置決めピンの上昇位置を検出する機構とにつ
いて図10と図14を参照しながら説明する。ドライブ
装置は、カートリッジホルダー402の下方で手前側の
両側に、上下方向に移動可能に設けられた昇降ブロック
470を有している。昇降ブロック470の内側側面に
はピン472が回転可能に設けられており、このピン4
72に当たりこれを押し上げる台形状のカム462がス
ライド板452に一体形成されている。
【0053】図10の左側の昇降ブロック470の上面
には、図14に示すように、位置決めピン474と、二
つのスイッチ部476aと476bからなる押圧式スイ
ッチ476が設けられている。同様に、右側の昇降ブロ
ック470の上面には、位置決めピン474と、二つの
スイッチ部478aと478bからなる押圧式スイッチ
478が設けられている。
【0054】ディスクカートリッジが挿入されると、そ
の種類に関係なく、スライド板452は手前側に移動す
る。スライド板452に設けたカム462がピン472
を押し上げるため、昇降ブロック470は上昇する。こ
のとき、昇降ブロック470はベース450上に植設さ
れた四本のガイドピン471と嵌合しており、垂直に昇
降するようになっている。尚、図14ではカム462は
昇降ブロック470の片側にしか設けられていないが、
カム462を昇降ブロック470の両側に設けることで
昇降ブロック470の昇降動作がより安定化される。
【0055】その後の動作は、ディスクカートリッジ2
00が挿入された場合と、ディスクカートリッジ100
が挿入された場合とで異なるので、以下に分けて説明す
る。まず、ディスクカートリッジ200が挿入された場
合、昇降ブロック470の位置決めピン474は、アラ
イメント孔238と位置決め孔240に入り、ディスク
カートリッジ200を所定の位置に固定する。
【0056】左側の昇降ブロック470に設けた押圧式
スイッチ476は、ディスクカートリッジ200が書き
込み可の状態にあるか書き込み不可の状態にあるかに対
応した出力を示す。すなわち、スイッチ部476aと4
76bのオンとオフを1と0に対応させ、スイッチ部4
76aの出力とスイッチ部476bの出力の組を押圧式
スイッチ476の出力とすると、押圧式スイッチ476
の出力は書き込み可か不可かに対応して[1,0]また
は[0,1]のいずれかになる。従って、押圧式スイッ
チ476の出力を調べることで、挿入されたディスクカ
ートリッジ200の両面の光磁気ディスク20の光ヘッ
ドに対向した面が書き込み可であるか書き込み不可であ
るかが分かる。
【0057】ディスクカートリッジ200には両側に誤
消去防止機構242と244が設けられているので、右
側の昇降ブロック470の押圧式スイッチ478の出力
は[1,0]または[0,1]のいずれかになる。一
方、ディスクカートリッジ100が挿入された場合に
は、後述するように、押圧式スイッチ478の出力は
[0,0]または[1,1]のいずれかになる。従っ
て、押圧式スイッチ478の出力を調べることで、挿入
されたディスクカートリッジが両面のものであるか片面
のものであるかが分かる。両面のディスクが収容された
カートリッジが挿入されたことを認識すると、後述する
ディスク回転装置500のターンテーブルを上昇させ、
ディスクのチャッキングを行う。
【0058】次に、ディスクカートリッジ100が挿入
された場合について説明する。ディスクカートリッジ1
00は裏返しでも挿入可能である。以下では、正しく挿
入された場合と、裏返しに挿入された場合について説明
する。
【0059】ディスクカートリッジ100が正しく挿入
された場合には、昇降ブロック470の位置決めピン4
74はアライメント孔138と位置決め孔140に入
り、ディスクカートリッジ200を所定の位置に固定す
る。押圧式スイッチ746の出力は、ディスクカートリ
ッジ200の場合と同様に、書き込み可か不可かに応じ
て[1,0]または[0,1]のいずれかになる。従っ
て、押圧式スイッチ746の出力を調べることで、挿入
されたディスクカートリッジ100が書き込み可である
か書き込み不可であるかが分かる。ディスクカートリッ
ジ100では誤消去防止機構142は片側にだけ設けら
れているので、その反対側に接触する押圧式スイッチ4
78の出力は[1,1]となり、挿入されたディスクカ
ートリッジが片面のものであることが分かる。
【0060】また、ディスクカートリッジ100が裏返
しで挿入された場合には、昇降ブロック470と対向す
る面にはアライメント孔138と位置決め孔140が無
いので、位置決めピン474の先端がケース片106に
当たり、昇降ブロック470はそれ以上は上昇しない。
このため、押圧式スイッチ478の出力は[0,0]と
なり、ディスクカートリッジ100が裏返しで挿入され
たことが分かる。この場合、後述するディスク回転装置
500のターンテーブルを上昇させる前に、ディスクカ
ートリッジ100はディスクカートリッジ排出機構48
0によって自動的に排出される。
【0061】ディスクカートリッジ排出機構480は、
図10に示すように、排出モータ482、ベースに回転
可能に設けられたカム486、排出モータ482の駆動
力をカム484に伝達するギヤ484、カム486を受
けるスライド板452に設けられたカム受け部464に
よって構成されている。
【0062】排出モータ482が駆動されるとカム48
6が回転する。カム486は、スライド板452が手前
側に移動したために、カム486の近くに位置している
カム受け部464に当たり、これを奥側に押す。このた
め、スライド板452は奥側に移動し、図13(B)に
示す状態となる。ディスクカートリッジは、バネ436
の力により、トリガーアーム430の回動操作部430
cに排出方向に押されているため、排出される。ディス
クカートリッジの排出に平行してトリガーアーム430
が回動し、図13(A)に示す最初の状態に戻る。この
他、排出モータを用いず、図示しない前パネルからピン
などでスライド板452を奥側へ押圧してもよい。
【0063】ディスクカートリッジが正しく挿入された
ことが確認された後は、ディスク回転装置500のター
ンテーブルが、挿入されたディスクの種類に応じた量だ
け上昇する。例えばディスクカートリッジ100が挿入
された場合、ディスクカートリッジ100の下面114
から1mm下がった初期位置で待機しているターンテー
ブルの上面は2.2mm上昇した位置で片面の光磁気デ
ィスク10をチャッキングし停止する。そして図3に示
すディスクカートリッジ200が挿入された場合には、
ターンテーブルの上面は2.6mm上昇した位置で両面
の光磁気ディスク20をチャッキングし停止する。つま
りディスクカートリッジ200が挿入された場合には、
ターンテーブルはディスクカートリッジ100が挿入さ
れた場合よりも0.4mm多く上昇する。これにより、
両面の光磁気ディスク20は、片面の光磁気ディスク1
0の場合に比べて、光ヘッドから0.4mm離れた位置
に配置され、回転される。
【0064】また、図4に示すディスクカートリッジ2
50が挿入された場合には、ターンテーブルはディスク
カートリッジ100が挿入された場合よりも1.2mm
(ハブ厚変更分0.8mm+ディスク変位量分0.4m
m)多く上昇する。これにより、両面の光磁気ディスク
20は、片面の光磁気ディスク10の場合に比べて、光
ヘッドから0.4mm離れた位置に配置され、回転され
る。
【0065】また、図5に示すディスクカートリッジ2
60が挿入された場合には、ターンテーブルはディスク
カートリッジ100が挿入された場合よりも0.8mm
(ハブ厚変更分0.4mm+ディスク変位量分0.4m
m)多く上昇する。これにより、両面の光磁気ディスク
20は、片面の光磁気ディスク10の場合に比べて、光
ヘッドから0.4mm離れた位置に配置され、回転され
る。
【0066】以下、ディスク回転装置500について図
15を参照しながら説明する。ディスクカートリッジ1
00の片面の光磁気ディスク10またはディスクカート
リッジ200の両面の光磁気ディスク20を回転させる
ためのディスク回転装置(スピンドルモータ)500
は、ネジ等によりベース450上の図示しないフランジ
部に固定されている。スピンドルモータ500のスピン
ドル軸522には、ターンテーブル(スピンドルカッ
プ)530が取り付けられている。
【0067】スピンドルカップ530は、スピンドル軸
522の周囲に設けた複数のキー526と係合してい
て、スピンドル軸522に対して回転しないが、軸方向
には移動可能となっており、スピンドル軸522に固定
されたフランジ524とコイルバネ528とによって下
方に付勢されている。
【0068】スピンドルカップ530の下面には永久磁
石532が固定され、それに対向する面には電磁石53
4が取り付けられている。電磁石524は、永久磁石5
32と接触して摩耗したり断線したりすることがないよ
うに、その表面はプラスチックで被覆されている。
【0069】スピンドルカップ530の上面の凹部に
は、装填されたディスクカートリッジ200の両面の光
磁気ディスク20のハブ28を保持するため、ヨーク5
36と永久磁石538が設けられている。
【0070】続いて、動作について説明する。ディスク
カートリッジ200が挿入され、位置決めピン474に
よりディスクカートリッジ200が位置決めされ装填さ
れたことを押圧式スイッチ476および478により確
認されると、電磁石534に通電される。
【0071】スピンドルカップ530は、電磁石534
と永久磁石532の反発力により、コイルバネ528の
付勢力に逆らって上昇し、スピンドルカップ530の上
面凹部内部の永久磁石538が両面の光磁気ディスク2
0のハブ28を吸着することにより、両面の光磁気ディ
スク20を保持する。
【0072】スピンドルカップ530を上昇させる量
は、装填されたディスクカートリッジの種類に応じて異
なる。すなわち、ディスクカートリッジ200が装填さ
れたときのスピンドルカップ530の上昇量は、ディス
クカートリッジ100が装填された場合の上昇量よりも
0.4mm大きく設定されている。従って、両面の光磁
気ディスク20は、片面の光磁気ディスク10よりも、
光ヘッドから0.4mm離れた位置に配置され、回転さ
れる。
【0073】これにより、前述したように、フォーカス
制御の際の光ヘッドの対物レンズの基準位置は、光磁気
ディスクの種類によらず一定に保たれる。従って、片面
のディスクカートリッジと両面のディスクカートリッジ
の両方を駆動可能であり、その光ヘッドが小型であるド
ライブ装置が得られる。本発明は、上述の実施例に限定
されるものではなく、様々な変形や改良が可能である。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、両面の光磁気ディスク
を納めた、現行のディスクカートリッジと互換性のある
新規なディスクカートリッジと、この新規なディスクカ
ートリッジと現行のディスクカートリッジの両方を駆動
できるドライブ装置とが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクカートリッジの第一実施例の
正面図である。
【図2】図1のディスクカートリッジの背面図である。
【図3】図1のディスクカートリッジのIII-III'線に沿
った断面図である。
【図4】本発明のディスクカートリッジの第二実施例の
断面図である。
【図5】本発明のディスクカートリッジの第三実施例の
断面図である。
【図6】現行の3.5インチ光磁気ディスクカートリッ
ジの正面斜視図である。
【図7】図6のディスクカートリッジの背面図である。
【図8】片面の光磁気ディスクと両面の光磁気ディスク
の配置関係を示す図である。
【図9】本発明のドライブ装置の構成を大まかに示すブ
ロック図である。
【図10】本発明のドライブ装置の正面図と側面図であ
る。
【図11】図10のドライブ装置のシャッタ開閉機構を
示す図である。
【図12】図11に示したシャッタ開閉機構の動作を説
明するための図である。
【図13】図10のドライブ装置のトリガーアーム周辺
の構成を示す図である。
【図14】図10のドライブ装置の左側の昇降ブロック
とスライド板の一部を示す斜視図である。
【図15】ディスク回転装置の構成を示す部分断面図で
ある。
【図16】片面の光磁気ディスクと両面の光磁気ディス
クを同じ位置に配置した場合における集光の様子を示す
図である。
【符号の説明】
20…両面の光磁気ディスク、22…記録層、24,2
6…カバーガラス、28…ハブ、202…ケース、20
8,210…開口、212…シャッタ、242,244
…誤消去防止機構。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクと、これを回転可能に収容する
    ケースとからなる光ディスクカートリッジであって、 前記光ディスクは、光学的に情報の記録再生を両面から
    行える記録層と、その両面に設けられた厚さ0.6mm
    のカバーガラスと、中心部の両面に設けられたハブを有
    し、 前記ケースは、前記光ディスクの両面の記録面と両面の
    ハブを露出させるシャッタを備え、前記光ディスクを収
    容する内部空間の厚さ方向の寸法と前記光ディスクの厚
    さとの寸法差が0.8mm以上であることを特徴とする
    光ディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】片面の光ディスクを収容した光ディスクカ
    ートリッジと両面の光ディスクを収容した光ディスクカ
    ートリッジの両方を駆動できるドライブ装置であって、 光ディスクに光学的に情報の記録再生を行うための光ヘ
    ッドと、 光ディスクカートリッジのケースを所定の位置に保持す
    る手段と、 光ディスクカートリッジのシャッタを開閉する手段と、 光ディスクを保持するターンテーブルと、 ターンテーブルを回転させる手段と、 装填された光ディスクカートリッジの種類を判別する手
    段と、 装填された光ディスクカートリッジの種類に対応した適
    量だけターンテーブルを光ディスク面に垂直な方向に移
    動させる手段とを有することを特徴とするドライブ装
    置。
JP7160863A 1995-06-27 1995-06-27 光ディスクカートリッジとそのドライブ装置 Withdrawn JPH0917108A (ja)

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