JPH0917102A - ディスク駆動装置および方法 - Google Patents

ディスク駆動装置および方法

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JPH0917102A
JPH0917102A JP16029395A JP16029395A JPH0917102A JP H0917102 A JPH0917102 A JP H0917102A JP 16029395 A JP16029395 A JP 16029395A JP 16029395 A JP16029395 A JP 16029395A JP H0917102 A JPH0917102 A JP H0917102A
Authority
JP
Japan
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turntable
disc
disk
spindle motor
tray
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16029395A
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English (en)
Inventor
Akio Yamakawa
明郎 山川
Yoshinori Matsumoto
義典 松本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ターンテーブルとディスクとの間にごみ等が
介在されるのを防止し、ディスクからの信号の読み取り
作用の信頼性を向上させる。 【構成】 ターンテーブル6上にディスク3Aを装着
し、ターンテーブル6をスピンドルモータによって回転
させてディスク3Aに書き込まれた情報を光ヘッド7に
よって読み出すように構成されている。前記ターンテー
ブル6は、ターンテーブル6上にディスク3Aが装着さ
れる前に、スピンドルモータによって所定量回転駆動さ
れるよう構成されており、従ってターンテーブル6上に
付着したごみ等がそれ自身の回転によって除去され、デ
ィスクからの信号の読み取り作用の信頼性を向上させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク駆動装置およ
び方法に関し、特に光ディスクが装着されるターンテー
ブル上に、または駆動系に付着したごみ等をディスク装
着前に除去し得るように構成したディスク駆動装置およ
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば光ディスクの記録再生の分野にお
いては、より高精細な静止画や高い品質の動画等を扱う
ために、高密度記録によるディスクの大容量化や装置の
小型化が要求されており、これを達成するための技術手
法として光ピックアップにおけるレーザ光源の短波長化
や、対物レンズの開口数NA(Numerical Aperture)を
引き上げることによる光スポットの小型化に注目が寄せ
られており、これらの課題が現状の研究開発の主対象と
なっている。
【0003】ところが光スポット径を小さくして、トラ
ックピッチを狭くすると、従来のディスク再生装置に比
較してレーザ光の光軸とディスクの垂直面に対するず
れ、すなわちスキューに対する隣接するトラックとの信
号の相互干渉(クロストーク)や、前後の符号間の干渉
が増大し、正確な信号の記録/再生が難しくなる。
【0004】この種の再生装置のスキューに対する許容
度(Skew Margin)と、レーザ光の波長λと、前記NA
との関係は、以下の式で表わされることが知られてい
る。
【0005】
【数1】
【0006】このように光ディスクの高密度化を達成す
るには、ディスク面と光軸との関係をより垂直に保つた
めの高精度の保証が必要となり、ディスクの装着面であ
るターンテーブル上、または光ピックアップの送り軸上
に付着するごみや埃、毛髪等の影響は無視できなくな
る。従って何等かの手段でこれらを取り除き、ディスク
と光学ピックアップの光軸との位置関係に、傾きやずれ
が発生する要因を少なくしてより垂直度を正確に保つこ
とが望まれている。
【0007】かかる状況から、従来は光学ピックアップ
における対物レンズのごみや埃による収差の影響を取り
除くためのブラシ機構をドライブ装置に内蔵したり、カ
ートリッジ入りのディスクの場合には、クリーニング用
のブラシのついたカートリッジを用意する等の対応が提
案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述のとおり、光ディ
スク再生装置においては、ディスクと光学ピックアップ
の光軸との位置関係をより正確に保ち、傾きやずれを少
なくすることが要求される。しかしながら、前記した従
来の装置においては、光学ピックアップの対物レンズ上
のごみや埃のみに作用し、ディスクが装着されるターン
テーブル上または光学ピックアップの送り軸のそれに対
しての除去効果は期待できない。
【0009】そこで本発明は、かかる従来の実情に鑑み
て提案されたものであって、特別な機構を設けることな
く、ターンテーブル上や光学ピックアップの送り軸に付
着した埃や毛髪等を取り除き、正確な光ディスク再生が
可能になる光ディスク再生装置を提供することを目的と
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のディス
ク駆動装置は、ターンテーブル上にディスクを装着する
前に、スピンドルモータによってターンテーブルを回転
駆動する第1の手段を備えることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載のディスク駆動装置は、タ
ーンテーブル上にディスクを装着する前に、スピンドル
モータによってターンテーブルを回転駆動するととも
に、ピックアップの送り機構を往復動させる第1の手段
を備えることを特徴とする。
【0012】請求項3に記載のディスク駆動装置は、デ
ィスクトレイ上に載置されたディスクをローディング機
構を駆動させることによって、ターンテーブルが配置さ
れた再生機構内にディスクトレイを引き込む第1の手段
と、再生機構内に配置されたターンテーブルをスピンド
ルモータによって所定回転させた後に停止させる第2の
手段と、ターンテーブルの回転が停止した後に、ディス
クトレイによって再生機構内に搬入されたディスクをタ
ーンテーブル上に装着させる第3の手段とを備えること
を特徴とする。
【0013】請求項4に記載のディスク駆動装置は、デ
ィスクトレイ上に載置されたディスクをローディング機
構を駆動させることによって、ターンテーブルが配置さ
れた再生機構内にディスクトレイを引き込む第1の手段
と、再生機構内に配置されたターンテーブルをスピンド
ルモータによって所定回転させた後に停止させる第2の
手段と、ターンテーブルの回転が停止した後に、ディス
クトレイによって再生機構内に搬入されたディスクをタ
ーンテーブル上に装着させる第3の手段と、ピックアッ
プの送り機構を往復動させる第4の手段とを備えること
を特徴とする。
【0014】請求項5に記載のディスク駆動方法は、タ
ーンテーブル上にディスクを装着する前に、スピンドル
モータによってターンテーブルを回転駆動することを特
徴とする。
【0015】請求項6に記載のディスク駆動方法は、タ
ーンテーブル上にディスクを装着する前に、スピンドル
モータによってターンテーブルを回転駆動するととも
に、ピックアップの送り機構を往復動させることを特徴
とする。
【0016】請求項7に記載のディスク駆動方法は、デ
ィスクトレイ上に載置されたディスクをローディング機
構を駆動させることによって、ターンテーブルが配置さ
れた再生機構内にディスクトレイを引き込み、再生機構
内に配置されたターンテーブルをスピンドルモータによ
って所定回転させた後に停止させ、ターンテーブルの回
転が停止した後に、ディスクトレイによって再生機構内
に搬入されたディスクをターンテーブル上に装着させる
ことを特徴とする。
【0017】請求項8に記載のディスク駆動方法は、デ
ィスクトレイ上に載置されたディスクをローディング機
構を駆動させることによって、ターンテーブルが配置さ
れた再生機構内にディスクトレイを引き込み、再生機構
内に配置されたターンテーブルをスピンドルモータによ
って所定回転させた後に停止させ、ターンテーブルの回
転が停止した後に、ディスクトレイによって再生機構内
に搬入されたディスクをターンテーブル上に装着させ、
ピックアップの送り機構を往復動させることを特徴とす
る。
【0018】
【作用】請求項1に記載のディスク駆動装置において
は、第1の手段が、ターンテーブル上にディスクを装着
する前に、スピンドルモータによってターンテーブルを
回転駆動する。
【0019】請求項2に記載のディスク駆動装置におい
ては、第1の手段が、ターンテーブル上にディスクを装
着する前に、スピンドルモータによってターンテーブル
を回転駆動するとともに、ピックアップの送り機構を往
復動させる。
【0020】請求項3に記載のディスク駆動装置におい
ては、第1の手段が、ディスクトレイ上に載置されたデ
ィスクをローディング機構を駆動させることによって、
ターンテーブルが配置された再生機構内にディスクトレ
イを引き込み、第2の手段が、再生機構内に配置された
ターンテーブルをスピンドルモータによって所定回転さ
せた後に停止させ、第3の手段が、ターンテーブルの回
転が停止した後に、ディスクトレイによって再生機構内
に搬入されたディスクをターンテーブル上に装着させ
る。
【0021】請求項4に記載のディスク駆動装置におい
ては、第1の手段が、ディスクトレイ上に載置されたデ
ィスクをローディング機構を駆動させることによって、
ターンテーブルが配置された再生機構内にディスクトレ
イを引き込み、第2の手段が、再生機構内に配置された
ターンテーブルをスピンドルモータによって所定回転さ
せた後に停止させ、第3の手段が、ターンテーブルの回
転が停止した後に、ディスクトレイによって再生機構内
に搬入されたディスクをターンテーブル上に装着させ、
第4の手段が、ピックアップの送り機構を往復動させ
る。
【0022】請求項5に記載のディスク駆動方法におい
ては、ターンテーブル上にディスクを装着する前に、ス
ピンドルモータによってターンテーブルを回転駆動す
る。
【0023】請求項6に記載のディスク駆動方法におい
ては、ターンテーブル上にディスクを装着する前に、ス
ピンドルモータによってターンテーブルを回転駆動する
とともに、ピックアップの送り機構を往復動させる。
【0024】請求項7に記載のディスク駆動方法におい
ては、ディスクトレイ上に載置されたディスクをローデ
ィング機構を駆動させることによって、ターンテーブル
が配置された再生機構内にディスクトレイを引き込み、
再生機構内に配置されたターンテーブルをスピンドルモ
ータによって所定回転させた後に停止させ、ターンテー
ブルの回転が停止した後に、ディスクトレイによって再
生機構内に搬入されたディスクをターンテーブル上に装
着させる。
【0025】請求項8に記載のディスク駆動方法におい
ては、ディスクトレイ上に載置されたディスクをローデ
ィング機構を駆動させることによって、ターンテーブル
が配置された再生機構内にディスクトレイを引き込み、
再生機構内に配置されたターンテーブルをスピンドルモ
ータによって所定回転させた後に停止させ、ターンテー
ブルの回転が停止した後に、ディスクトレイによって再
生機構内に搬入されたディスクをターンテーブル上に装
着させ、ピックアップの送り機構を往復動させる。
【0026】
【実施例】以下、本発明を適用した実施例について図に
基づいて説明する。まず図1はディスク再生装置の主要
部の構成を示したものである。ディスク再生装置を構成
するシャーシ1の前面側開口部に対して、ディスクトレ
イ2が水平方向に出入可能となるように取り付けられて
いる。前記ディスクトレイ2は、ほぼ正方形の平板形状
に成されており、その上面には後述する内部に光ディス
クが収納されたカートリッジが装着される正方形状の凹
部2Aが形成されると共に、この正方形状の凹部2Aに
内接するように、カートリッジを用いない露出ディスク
が装着される円形状の凹部2Bが形成されている。
【0027】図1においては、内部に光ディスク3Aが
収納されたカートリッジタイプのディスクが示されてお
り、カートリッジ3は前記ディスクトレイ2に形成され
た正方形状の凹部2Aに装着される。
【0028】前記ディスクトレイ2は、後述するローデ
ィング機構を駆動させることによって、ターンテーブル
等が配置された再生機構4内にディスクトレイ2を引き
込むことが可能なように構成されており、従ってディス
クトレイ2に装着された前記カートリッジ3は、ディス
クトレイ2と共に再生機構4内に引き込まれる。
【0029】前記再生機構4は、ディスクトレイ2によ
って引き込まれたカートリッジ3内の光ディスク3Aよ
り信号を読み取る機能を具備したものであり、シャーシ
1上のメカデッキベース5に配置されたターンテーブル
6、光学式ピックアップ装置としての光ヘッド7、光ヘ
ッド7を矢印に示す直線方向に移動させるためのガイド
レール8、ガイドレール8に沿って移動する前記光ヘッ
ド7を駆動するための送り機構9およびトレイスイッチ
10等より構成されている。また前記ターンテーブル6
は、後述するスピンドルモータに直結されており当該ス
ピンドルモータによって回転駆動されるように構成され
ている。
【0030】図2は前記再生機構4を駆動すると共に、
再生機構4における光ヘッド7より得られた読み取り信
号から再生信号を得るための回路構成をブロック図によ
って示したものである。なお図2において、図1に示し
た各部に対応する部分は同一符号をもって示している。
【0031】操作部31は周知のように、各種の操作キ
ー(図示せず)が配列されたものであり、操作キーによ
って入力された各操作指令信号は制御回路32に供給さ
れるように構成されている。そして制御回路32にはト
レイスイッチ10からの出力も供給されるように構成さ
れており、トレイスイッチ10がオンとなった状態にお
いて、制御回路32からローディング機構33における
駆動モータ(図示せず)に対して駆動電流を送出し、デ
ィスクトレイ2を再生機構4内に引き込むように作動さ
せる。
【0032】一方、制御回路32からは操作キーからの
出力を受けてサーボ回路34に対して指令信号を送出さ
せるように成されており、サーボ回路34からは、送り
機構9および駆動回路35に対して指令信号が供給され
るように成されている。前記送り機構9は直流モータま
たはステッピングモータ(図示せず)を内蔵しており、
サーボ回路34からの指令信号を受けて、光ヘッド7に
対して指令を送出し、光ヘッド7の位置制御をなすよう
に構成されている。また前記駆動回路35はサーボ回路
34からの指令信号を受けてスピンドルモータ36の回
転制御をなすように構成されている。
【0033】そして、前記光ヘッド7はターンテーブル
6上に装着された光ディスク3Aに対してレーザ光を投
射させるとともに、反射光を読み取ってサーボ回路34
に対してサーボ制御信号を送出させるとともに、反射光
に基づく読み取り信号を再生回路37に供給し、当該再
生回路37によって読み取り信号を復調し、再生信号を
もたらすように構成されている。
【0034】以上の構成において、ディスクトレイ2に
形成された凹部2Aにカートリッジ3を装着し、ディス
クトレイ2を若干押し込むことにより、ディスクトレイ
2はトレイスイッチ10をオン状態にする。これによっ
て制御回路32はローディング機構33に対して制御信
号を送り、ローディング機構33における駆動モータが
作動してディスクトレイ2を再生機構4内に引き込む。
【0035】そして、操作部31における操作キーの入
力に基づいて制御回路32より、指令信号がサーボ回路
34に伝達され、サーボ回路34は送り機構9に対して
指令を送り、ディスク3Aの例えば所望のフレーム部分
から信号を読み出せるように送り機構9を制御する。こ
れにより光ヘッド7は、光ディスク3Aの所定の読み出
し位置に移動する。
【0036】一方、駆動回路35はサーボ回路34から
の指令により、スピンドルモータ36に対して駆動信号
を送出し、スピンドルモータ36によりディスク3Aが
装着されたターンテーブル6が回転させる。これによ
り、光ヘッド7より反射光に基づく読み取り信号がもた
らされ、一部はサーボ回路34に供給されて光ヘッド7
に対するトラッキングサーボあるいはスピンドルモータ
36に対する回転サーボ等の制御が成される。
【0037】この状態において、光ヘッド7による読み
取り信号は、再生回路37によって復調され、再生信号
がもたらされる。
【0038】ところで、図3に示すようにターンテーブ
ル6は、この上面に装着される光ディスク3Aが、コン
パクトディスクのように直径が120mmのものであれ
ば、ターンテーブル6の直径は30mm程度のものが採
用される。このターンテーブル6の上面に例えば50μ
mの厚さのごみ51が付着した場合を考えると、その上
に装着されたデイスク3Aはターンテーブル6に対して
【数2】 の傾きを持つことになり、正確な信号の読み取りに支障
をきたすことになる。
【0039】このようなごみ、埃、毛髪等はディスクの
取り出し口や冷却用のファンを通じて再生機構4の内部
に入り込んでくるため、ディスク3Aの再生前にその除
去ができる機能を持たせることが望ましい。
【0040】そこで、本発明においては、図4にフロー
チャートで示した制御工程が付加されている。まずロー
ディングのスタートにあたり、前記トレイスイッチ10
がオン状態とされるか否かについて判断される(ステッ
プS1)。すなわち、ディスクトレイ2を装置本体側に
若干押し込むことにより、ディスクトレイ2によってト
レイスイッチ10はオン状態に成される。これによって
制御回路32はローディング機構33に対して制御信号
を送り、ローディング機構33における駆動モータ(ロ
ーディングモータ)を駆動してトレイ2を再生機構4内
に引き込むように作用する(ステップS2)。
【0041】そしてこのとき、制御回路32からは、サ
ーボ回路34を介して駆動回路35に信号を送出し、ス
ピンドルモータ36を数回転(5回転程度)させて停止
させる(ステップS3)。この工程が終了後に再びロー
ディング機構33が動作してディスク3Aをターンテー
ブル6の上面に装着させる(ステップS4)。
【0042】このようなステップを踏襲した後、再び駆
動回路35よりスピンドルモータ36に対して回転駆動
の出力が与えられ、正規の回転に達した後にピックアッ
プ手段としての光ヘッド7により、読み取り信号を得る
ように成される。
【0043】このように、ディスクの再生に際してター
ンテーブル6を空回転させることによりディスク再生に
支障を来たすごみ、埃、毛髪等をターンテーブルの上面
から除去することができる。従ってディスクと光ピック
アップの光軸の位置関係を垂直に保たせることが可能と
なるため、正確な信号の読み取りが可能となる。
【0044】なお、前記ステップS3として説明した工
程において、このステップS3の工程の実行中に、また
はステップS3の工程の後に、制御回路32よりサーボ
回路34を介して送り機構9に制御信号を送り、ピック
アップ手段としての光ヘッド7をガイドレール8上にお
いて往復動させる工程を挿入するようにしてもよい。
【0045】この場合においては、ピックアップ手段の
送り機構に付着したごみや埃、毛髪等も除去させること
ができるため、より信号の読み取り作用の信頼性を向上
させることが可能になる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に記載のディスク駆動装置および請求項5に記載のディ
スク駆動方法によれば、ターンテーブル上に光ディスク
を装着する前にターンテーブルをスピンドルモータによ
って回転駆動させるようにしたので、ディスクの装着面
であるターンテーブル上に付着したごみ、埃、毛髪等を
ターンテーブルの空回転によって除去させることができ
る。
【0047】これにより、ディスクと光ピックアップの
光軸の位置関係を垂直に保たせることが可能となるた
め、正確な信号の読み取りが可能となる。
【0048】また請求項2に記載のディスク駆動装置お
よび請求項6に記載のディスク駆動方法によれば、ター
ンテーブル上にディスクを装着する前に、さらにピック
アップの送り機構を往復動させるようにしたので、前記
した効果に加え、ピックアップの送り機構に付着したご
み等も除去することができ、より信号の読み取り作用の
信頼性を向上させることができる。
【0049】さらに請求項3に記載のディスク駆動装置
および請求項7に記載のディスク駆動方法によれば、ロ
ーディング機構を駆動させて、ディスクトレイ上に載置
されたディスクを再生機構内に引き込む際に、ターンテ
ーブルをスピンドルモータによって回転駆動させるよう
にしたので、同様にディスクの装着面であるターンテー
ブル上に付着したごみ等をターンテーブルの空回転によ
って除去させることができ、ディスクからの正確な信号
の読み取りが可能となる。
【0050】さらにまた請求項4に記載のディスク駆動
装置および請求項8に記載のディスク駆動方法によれ
ば、ターンテーブル上にディスクを装着する前に、さら
にピックアップの送り機構を往復動させるようにしたの
で、ローディング機構を採用した場合における効果に加
え、ピックアップの送り機構に付着したごみ等も除去す
ることができるため、より信号の読み取り作用の信頼性
を向上させることができる。
【0051】以上のように、本発明によるディスク駆動
装置および方法によれば、格別な機構を具備させること
なく、制御プログラムの変更によって前記したような効
果を達成させることができ、従来の装置と同等のコスト
によってこれを実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク再生装置の主要部の構成を示
した平面図である。
【図2】図1に示す装置の制御並びに再生回路を示した
ブロック図である。
【図3】図1に示す装置のターンテーブル上にごみ等が
付着した状況を示す斜視図である。
【図4】図1に示す装置の特徴的な動作を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 シャーシ 2 ディスクトレイ 3 カートリッジ 3A ディスク(光ディスク) 4 再生機構 5 メカデッキベース 6 ターンテーブル 7 光ヘッド(ピックアップ手段) 8 ガイドレール 9 送り機構 10 トレイスイッチ 31 操作部 32 制御回路 33 ローディング機構 34 サーボ回路 35 駆動回路 36 スピンドルモータ 37 再生回路 51 ごみ等

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターンテーブル上にディスクを装着し、
    前記ターンテーブルをスピンドルモータによって回転さ
    せて前記ディスクに対して情報を記録または再生するよ
    うに構成されたディスク駆動装置であって、 前記ターンテーブル上に前記ディスクを装着する前に、
    前記スピンドルモータによって前記ターンテーブルを回
    転駆動する第1の手段を備えることを特徴とするディス
    ク駆動装置。
  2. 【請求項2】 ターンテーブル上にディスクを装着し、
    前記ターンテーブルをスピンドルモータによって回転さ
    せて前記ディスクに対して情報をピックアップによって
    記録または再生するように構成されたディスク駆動装置
    であって、 前記ターンテーブル上に前記ディスクを装着する前に、
    前記スピンドルモータによって前記ターンテーブルを回
    転駆動するとともに、前記ピックアップの送り機構を往
    復動させる第1の手段を備えることを特徴とするディス
    ク駆動装置。
  3. 【請求項3】 ターンテーブル上にディスクを装着し、
    前記ターンテーブルをスピンドルモータによって回転さ
    せて前記ディスクに対して情報をピックアップによって
    記録または再生するように構成されたディスク駆動装置
    であって、 ディスクトレイ上に載置された前記ディスクをローディ
    ング機構を駆動させることによって、前記ターンテーブ
    ルが配置された再生機構内に前記ディスクトレイを引き
    込む第1の手段と、 前記再生機構内に配置された前記ターンテーブルを前記
    スピンドルモータによって所定回転させた後に停止させ
    る第2の手段と、 前記ターンテーブルの回転が停止した後に、前記ディス
    クトレイによって再生機構内に搬入された前記ディスク
    を前記ターンテーブル上に装着させる第3の手段とを備
    えることを特徴とするディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】 ターンテーブル上にディスクを装着し、
    前記ターンテーブルをスピンドルモータによって回転さ
    せて前記ディスクに対して情報をピックアップによって
    記録または再生するように構成されたディスク駆動装置
    であって、 ディスクトレイ上に載置された前記ディスクをローディ
    ング機構を駆動させることによって、前記ターンテーブ
    ルが配置された再生機構内に前記ディスクトレイを引き
    込む第1の手段と、 前記再生機構内に配置された前記ターンテーブルを前記
    スピンドルモータによって所定回転させた後に停止させ
    る第2の手段と、 前記ターンテーブルの回転が停止した後に、前記ディス
    クトレイによって再生機構内に搬入された前記ディスク
    を前記ターンテーブル上に装着させる第3の手段と、 前記ピックアップの送り機構を往復動させる第4の手段
    とを備えることを特徴とするディスク駆動装置。
  5. 【請求項5】 ターンテーブル上にディスクを装着し、
    前記ターンテーブルをスピンドルモータによって回転さ
    せて前記ディスクに対して情報を記録または再生するよ
    うに構成されたディスク駆動方法であって、 前記ターンテーブル上に前記ディスクを装着する前に、
    前記スピンドルモータによって前記ターンテーブルを回
    転駆動することを特徴とするディスク駆動方法。
  6. 【請求項6】 ターンテーブル上にディスクを装着し、
    前記ターンテーブルをスピンドルモータによって回転さ
    せて前記ディスクに対して情報をピックアップによって
    記録または再生するように構成されたディスク駆動方法
    であって、 前記ターンテーブル上に前記ディスクを装着する前に、
    前記スピンドルモータによって前記ターンテーブルを回
    転駆動するとともに、前記ピックアップの送り機構を往
    復動させることを特徴とするディスク駆動方法。
  7. 【請求項7】 ターンテーブル上にディスクを装着し、
    前記ターンテーブルをスピンドルモータによって回転さ
    せて前記ディスクに対して情報をピックアップによって
    記録または再生するように構成されたディスク駆動方法
    であって、 ディスクトレイ上に載置された前記ディスクをローディ
    ング機構を駆動させることによって、前記ターンテーブ
    ルが配置された再生機構内に前記ディスクトレイを引き
    込み、 前記再生機構内に配置された前記ターンテーブルを前記
    スピンドルモータによって所定回転させた後に停止さ
    せ、 前記ターンテーブルの回転が停止した後に、前記ディス
    クトレイによって再生機構内に搬入された前記ディスク
    を前記ターンテーブル上に装着させることを特徴とする
    ディスク駆動方法。
  8. 【請求項8】 ターンテーブル上にディスクを装着し、
    前記ターンテーブルをスピンドルモータによって回転さ
    せて前記ディスクに対して情報をピックアップによって
    記録または再生するように構成されたディスク駆動方法
    であって、 ディスクトレイ上に載置された前記ディスクをローディ
    ング機構を駆動させることによって、前記ターンテーブ
    ルが配置された再生機構内に前記ディスクトレイを引き
    込み、 前記再生機構内に配置された前記ターンテーブルを前記
    スピンドルモータによって所定回転させた後に停止さ
    せ、 前記ターンテーブルの回転が停止した後に、前記ディス
    クトレイによって再生機構内に搬入された前記ディスク
    を前記ターンテーブル上に装着させ、 前記ピックアップの送り機構を往復動させることを特徴
    とするディスク駆動方法。
JP16029395A 1995-06-27 1995-06-27 ディスク駆動装置および方法 Withdrawn JPH0917102A (ja)

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