JPH09170535A - スタータ - Google Patents

スタータ

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Publication number
JPH09170535A
JPH09170535A JP33231595A JP33231595A JPH09170535A JP H09170535 A JPH09170535 A JP H09170535A JP 33231595 A JP33231595 A JP 33231595A JP 33231595 A JP33231595 A JP 33231595A JP H09170535 A JPH09170535 A JP H09170535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pinion
pinion shaft
motor
ring gear
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP33231595A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadayoshi Kajino
梶野  定義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピニオン4とリングギヤ5とを良好に噛み合
わせることのできるインデックス式噛合式スタータ1を
提供すること。 【解決手段】 遊星歯車減速装置と一方向クラッチを介
してモータ2の回転力が伝達されるピニオンシャフト3
は、一方向クラッチのスプラインチューブ25に強ヘリ
カルスプライン32を介して嵌合し、ボール49とロッ
ド42を介してマグネットスイッチ6のプランジャ吸引
力によって前方へ押し出される。また、ピニオンシャフ
ト3の外周には、弱ヘリカルスプライン34を介してピ
ニオン4が嵌合し、ピニオンシャフト3とともに前方へ
移動することでエンジンのリングギヤ5と噛み合うこと
ができる。マグネットスイッチ6は、プランジャ吸引力
を発生するとともに、ピニオン4がリングギヤ5と噛み
合った時にモータ2の電流回路に介在されたモータ接点
を閉じてモータ2を通電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンを始動さ
せるスタータに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特公平5−10506号公報に
開示された減速型スタータは、マグネットスイッチのプ
ランジャ吸引力によってピニオンシャフトを前方へ押し
出し、そのピニオンシャフトに嵌合するピニオンがリン
グギヤに噛み合った時に、モータの回転力が減速装置を
介してピニオンシャフトに伝達される。この結果、ピニ
オンシャフトの外周に直スプラインを介して嵌合するピ
ニオンが回転してリングギヤを回転させることができ
る。但し、ピニオンシャフトとともに前進移動したピニ
オンがリングギヤ端面に当接した時(噛み合わなかった
時)は、ピニオンシャフトがヘリカルスプラインに沿っ
て回転しながら前進しているので、リングギヤ端面に当
接して前進を規制されたピニオンは、その場でピニオン
シャフトとともに回転し、少なくとも歯1/2ピッチだ
け回転する間にリングギヤと噛み合うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の減速
型スタータは、ピニオンがリングギヤに当接してから噛
み合うまでに、ピニオンの歯1/2ピッチの回転角度に
相当するヘリカルスプラインのリード分だけピニオンが
ピニオンシャフトに対して後退することになる。この状
態(即ち、ピニオンシャフトに対してピニオンが後退し
た状態)でピニオンの歯がリングギヤの端面当接から外
れて前進し出し、モータが通電されると、充分な噛合深
さが得られないうちにモータ回転が加わり、ピニオンか
らリングギヤへ伝達する駆動力に起因する歯面同士の摩
擦抵抗によって、ピニオンシャフトが全ストローク前進
していても、ピニオンはピニオンシャフトに対して完全
に前進しきれず、リングギヤに対して上記の移動量分だ
けずれた状態で噛み合ったまま回転することになる。こ
の結果、ピニオンおよびリングギヤに偏荷重が加わっ
て、互いの歯が破損すると言った問題があった。本発明
は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、
ピニオンとリングギヤとを良好に噛み合わせることので
きるインデックス噛合式スタータを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ピニオ
ンが第2のヘリカルスプラインを介してピニオンシャフ
トに嵌合しているため、ピニオンがリングギヤに当接し
てピニオンシャフトに対して後退しても、ピニオンがリ
ングギヤに噛み合った後、モータの回転力を受けてピニ
オンシャフトが回転すると、ピニオンはリングギヤと噛
み合ったまま、第2のヘリカルスプラインの作用によっ
てピニオンシャフト上を前進させられる。この結果、ピ
ニオンは、リングギヤに当接して後退した分を前進して
リングギヤと全幅で噛み合うことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明のスタータの実施例
を図面に基づいて説明する。図1はスタータ1の断面図
である。本実施例のスタータ1は、通電を受けて回転力
を発生するモータ2、このモータ2の回転速度を減速し
て出力トルクを増大する遊星歯車減速装置(後述す
る)、遊星歯車減速装置を介して伝達されたモータ2の
回転力を一方向へ伝達する一方向クラッチ(後述す
る)、この一方向クラッチを介して回転力が伝達される
ピニオンシャフト3、ピニオンシャフト3の外周に嵌合
するピニオン4、ピニオンシャフト3を前方へ押し出す
力を発生するとともに、ピニオン4がエンジンのリング
ギヤ5と噛み合った時にモータ2の電流回路に介在され
たモータ接点(後述する)を閉じるマグネットスイッチ
6等より構成されている。
【0006】モータ2は、中空状のアーマチャシャフト
7を有するアーマチャ8、このアーマチャ8の外周に配
置される固定磁極9(例えば複数の永久磁石)、固定磁
極9を内周面に固定する円筒状のヨーク10、およびア
ーマチャシャフト7の後端部(図1の右端部)に設けら
れたコンミテータ11に摺接するブラシ12等より構成
されている。アーマチャシャフト7は、アーマチャ8の
前端側とコンミテータ11の後端側で、それぞれボール
ベアリング13、14を介してモータ2の前方側を閉塞
する支持部材15とモータ2の後方側を閉塞する支持部
材16により回転自在に支持されている。ブラシ12
は、正極ブラシ12aと負極ブラシ12bとから成り、
それぞれホルダプレート17に固定されたブラシホルダ
18に保持されている。
【0007】遊星歯車減速装置は、アーマチャシャフト
7の先端外周に形成されたサンギヤ19、このサンギヤ
19に噛み合う複数(例えば3個)の遊星ギヤ20、お
よび各遊星ギヤ20と噛み合うインターナルギヤ21よ
り構成される。サンギヤ19は、アーマチャシャフト7
と一体に回転することでアーマチャシャフト7の回転を
各遊星ギヤ20に伝達する。各遊星ギヤ20は、軸受2
2を介してピン23に回転自在に支持されて、それぞれ
サンギヤ19およびインターナルギヤ21と噛み合いな
がらサンギヤ19の外周を公転する。インターナルギヤ
21は、支持部材15の外周に設けられた円筒壁部15
aの内周面に圧入等により固定されている。
【0008】一方向クラッチは、アウタ24、スプライ
ンチューブ25(本発明の回転体)、ローラ26、およ
びクラッチカバー27等より構成される。アウタ24
は、前述のピン23と一体に設けられて(別体に設けて
両者を圧入等により結合しても良い)、各遊星ギヤ20
の公転力がピン23を介して伝達されることにより各遊
星ギヤ20と共に回転する。スプラインチューブ25
は、ローラ26を介してアウタ24の回転力が伝達され
て回転する。但し、スプラインチューブ25は、クラッ
チカバー27より前方側へ伸びる長筒状に設けられて、
その前端部がスプラインチューブ25の外周面に嵌合す
るボールベアリング28を介してハウジング29に支持
され、後端部がスプラインチューブ25の内周面に嵌合
する軸受30を介してアーマチャシャフト7の先端外周
部に支持されている。なお、スプラインチューブ25お
よび軸受30と遊星ギヤ20との間には、アーマチャシ
ャフト7に嵌合するスラストワッシャ31が配置されて
いる。ローラ26は、アウタ24の回転をスプラインチ
ューブ25に伝達する時にアウタ24とスプラインチュ
ーブ25とを連結し、エンジン始動後にスプラインチュ
ーブ25の回転速度がアウタ24の回転速度より大きく
なると、アウタ24とスプラインチューブ25とを切り
離してスプラインチューブ25の回転がアウタ24へ伝
達されるのを防止する。
【0009】ピニオンシャフト3は、その後端外周面が
スプラインチューブ25の内周面に両者のヘリカルスプ
ライン32(例えば捩じれ角30度の強ヘリカルスプラ
イン32)を介して嵌合しており、スプラインチューブ
25に対して軸方向に移動可能に設けられている。但
し、ピニオンシャフト3は、スプラインチューブ25に
対してリターンスプリング33によって後方へ付勢され
ている。
【0010】ピニオン4は、スプラインチューブ25よ
り前方へ突出するピニオンシャフト3の外周面に両者の
ヘリカルスプライン34(例えば捩じれ角5度の弱ヘリ
カルスプライン34)を介して嵌合しており、ピニオン
シャフト3に対して軸方向に移動可能に設けられてい
る。但し、ピニオン4は、ピニオンシャフト3に対して
スプリング35により前方へ付勢された状態で、ピニオ
ン4と一体に設けられたピニオンチューブ4aの前端面
がピニオンシャフト3の先端に取り付けられたストップ
カラー36に当接することで前方への移動が規制され、
ピニオン4の後端面がスプラインチューブ25の前端面
に当接することで後方への移動が規制されている。な
お、ストップカラー36は、ピニオンシャフト3の先端
外周面に形成された周溝3aに嵌合するスナップリング
37を介して取り付けられている。
【0011】マグネットスイッチ6は、スタータ1の後
端(モータ2の後方)に配されて、複数のスルーボルト
38により固定されている。このマグネットスイッチ6
は、図示しないスタータスイッチがON操作された時に
通電を受けて磁力を発生するコイル39、このコイル3
9の外周を覆うヨーク40と鉄芯41、アーマチャシャ
フト7の中空内部に挿通されたロッド42、このロッド
42の後端側に圧入等により固定されたプランジャ4
3、プランジャ43を初期位置(図1に示す位置)へ付
勢するスプリング44、ヨーク40の外周を覆う樹脂モ
ールド材45、この樹脂モールド材45の後端面にビス
46等により固定されるスイッチカバー47等より構成
されている。
【0012】ロッド42は、アーマチャシャフト7の中
空内部を軸方向に摺動自在に設けられて、その後端面に
溶接等により固定されたストッパ48がスイッチカバー
47の内壁面に当接することで後方への移動が規制され
ている。また、ロッド42の先端は、アーマチャシャフ
ト7の先端から突出してピニオンシャフト3の後端に形
成された凹部3b内に入り込み、その凹部3b内に収容
されたボール49に当接している。プランジャ43は、
コイル39が通電された時に、そのコイル39の発生す
る磁力により、スプリング44の付勢力に抗してロッド
42と一体に鉄芯41側(図1の左側)へ吸引される。
従って、このマグネットスイッチ6は、コイル39への
通電によりプランジャ43が吸引されてロッド42がア
ーマチャシャフト7内を前方へ移動することにより、ボ
ール49を介してピニオンシャフト3を前方へ押し出す
ことができる。
【0013】前述のモータ接点は、ロッド42の後端部
に絶縁体50を介して固定された可動接点51と、この
可動接点51に対向する一組の固定接点52、53とか
ら成る。可動接点51は、コイル39が通電されてプラ
ンジャ43が吸引された時に、ロッド42とともに移動
して各固定接点52、53に当接することにより固定接
点52、53間を導通する。なお、ロッド42の後端外
周部には、可動接点51が各固定接点52、53に当接
した時に接点圧を付与する接点圧スプリング54が絶縁
体50とストッパ48との間に配されている。固定接点
52、53は、バッテリ端子55に接続された一方の固
定接点52と、絶縁ブッシュ56を介して正極ブラシ1
2aのリード線57に接続された他方の固定接点53と
から成る。なお、負極ブラシ12bのリード線58は、
金属製のホルダプレート17に接続されてアースされて
いる。また、バッテリ端子55は、図示しないケーブル
を通じて車両に搭載されたバッテリ(図示しない)に接
続されている。
【0014】次に、本実施例の作動を図1ならびに、図
2(a)〜(c)と図3(d)、(e)に示す模式図に
基づいて説明する。ここで、図2(a)はスタータ静止
状態、(b)はピニオンシャフト3がマグネットスイッ
チ6のロッド42に押し出されて、ピニオンシャフト3
上のピニオン4がリングギヤ5に当接した状態、(c)
はピニオン4がリングギヤ5端面で前進規制された状態
で、さらにピニオンシャフト3が押し出された状態、図
3(d)はピニオン4がリングギヤ5と噛み合い始め、
ピニオン4がピニオンシャフト3上で後退したままピニ
オンシャフト3がその全ストローク分だけ押し出された
状態、(e)はリングギヤ5に噛み合ったピニオン4が
ピニオンシャフト3上を前進し、最前端まで前進した状
態をそれぞれ示している。
【0015】また、図中左右方向は軸方向の移動量を、
上下方向の各構成部品のずれはそれぞれの回転量(回転
角)を表している。また、32aはスプラインチューブ
25の内周に形成された強スプライン溝、32bはピニ
オンシャフト3上に形成された強スプライン歯、34a
はピニオンシャフト3上に形成された弱スプライン歯、
34bはピニオン4内周に形成された弱スプライン溝、
25aはスプラインチューブ25に設けられたピニオン
シャフト3の前進規制用ストッパである。
【0016】スタータスイッチがON操作されてマグネ
ットスイッチ6のコイル39が通電されると、コイル3
9の発生する磁力によりプランジャ43が吸引されてロ
ッド42がアーマチャシャフト7内を移動する。このロ
ッド42の移動によりボール49を介してピニオンシャ
フト3が強ヘリカルスプライン32に沿って前方へ押し
出されることにより、ピニオンシャフト3と共に前方へ
移動したピニオン4がリングギヤ5に当接する{ピニオ
ン4がリングギヤ5と噛み合わずに、両者の端面同士が
衝突した状態/図2(b)}。この時、ピニオン4は、
ピニオンシャフト3とともに前進し、ピニオンシャフト
3が強ヘリカルスプライン32に沿って回転した分(θ
1 )だけ図2(a)に示す静止状態より回転している。
【0017】その後、ピニオンシャフト3は、スプリン
グ35を撓ませながら強ヘリカルスプライン32に沿っ
て更に回転しながら前方へ移動する。これにより、ピニ
オン4は、ピニオンシャフト3が前進した分だけピニオ
ンシャフト3に対して後退するが、ピニオンシャフト3
が強ヘリカルスプライン32に沿って前進する際に回転
する量と、ピニオン4がピニオンシャフト3上を弱ヘリ
カルスプライン34に沿って後退する際に回転する量の
差分(θ2 )だけ、実際にリングギヤ5に対して回転す
ることになる{図2(c)}。ここで、ピニオン4がリ
ングギヤ5に当接してから、更にピニオンシャフト3が
押し出されてピニオン4がピニオンシャフト3上を後退
して回転した量(θ2 −θ1 )が、少なくともピニオン
4の歯1/2ピッチ分回転する間にリングギヤ5の歯端
面の当接から外れ、リングギヤ5と噛み合うことができ
る。
【0018】ピニオン4がリングギヤ5と噛み合うこと
でピニオンシャフト3は更に前進することが可能とな
り、これに伴ってロッド42も前進すると、ロッド42
の後端部に備えられた可動接点51が固定接点52、5
3を閉じることにより、アーマチャ8が通電されて回転
する。この回転は遊星歯車減速装置および一方向クラッ
チを介してスプラインチューブ25からピニオンシャフ
ト3、ピニオン4に伝達される{図3(d)矢印方向に
回転}。
【0019】この回転時にリングギヤ5から受ける抗力
は、スプラインチューブ25とピニオンシャフト3間の
強ヘリカルスプライン32嵌合、およびピニオンシャフ
ト3とピニオン4間の弱ヘリカルスプライン34嵌合
で、それぞれの嵌合部材をさらに最大移動可能位置へ移
動させようとする力が働き、ピニオン4は最大移動位置
まで前進して、リングギヤ5との所定の噛合深さを確保
してエンジンを始動することができる{図3(e)}。
【0020】エンジン始動後、スタータスイッチがOF
F操作されてコイル39への通電が停止すると、それま
で吸引されていたプランジャ43がスプリング44の付
勢力によって戻されて、プランジャ43とロッド42が
一体に初期位置へ復帰する。この結果、それまでボール
49を介してロッド42に押し出されていたピニオンシ
ャフト3がリターンスプリング33の付勢力を受けて押
し返されることにより、ピニオンシャフト3は強ヘリカ
ルスプライン32に沿って静止状態(図1に示す状態)
まで戻される。同時にピニオン4もリングギヤ5からス
ムーズに離脱して静止位置に戻される。
【0021】(本実施例の効果)本実施例では、ピニオ
ン4がピニオンシャフト3に対して弱ヘリカルスプライ
ン34を介して嵌合しているため、ピニオン4がリング
ギヤ5に当接してピニオンシャフト3に対して後退して
も、ピニオン4がリングギヤ5に噛み合った後、モータ
2の回転力を受けてピニオンシャフト3が回転すると、
ピニオン4は弱ヘリカルスプライン34の作用によって
リングギヤ5と噛み合いながらピニオンシャフト3上を
前進させられる。この結果、ピニオン4は、リングギヤ
5に当接して後退した分を前進してリングギヤ5と良好
に噛み合うことができる。即ち、ピニオン4がピニオン
シャフト3に対して直スプラインで嵌合する従来スター
タの様に、ピニオン4がピニオンシャフト3に対して後
退したままリングギヤ5と噛み合って両者に偏荷重が加
わる様な事態を防止できる。
【0022】(変形例)本実施例では、モータ2の後方
にマグネットスイッチ6を配置して、中空状に設けられ
たアーマチャシャフト7の内部にロッド42を通す構造
であるが、アーマチャシャフト7とピニオンシャフト3
が平行に配される様にモータ2をピニオンシャフト3の
径方向に配置しても良い。この場合、アーマチャシャフ
ト7を中空状に設ける必要がないため、コストダウンが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタータの断面図である。
【図2】スタータの作動状態を示す模式図である。
【図3】スタータの作動状態を示す模式図である。
【符号の説明】
1 スタータ 2 モータ 3 ピニオンシャフト 4 ピニオン 5 リングギヤ 6 マグネットスイッチ 25 スプラインチューブ(回転体) 32 強ヘリカルスプライン 34 弱ヘリカルスプライン(第2のヘリカルスプライ
ン) 51 可動接点(モータ接点) 52 一方の固定接点(モータ接点) 53 他方の固定接点(モータ接点)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02N 15/06 F02N 15/06 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの回転力が伝達される回転体にヘリ
    カルスプラインを介して嵌合するピニオンシャフトと、
    このピニオンシャフトに嵌合するピニオンとを有し、 前記ピニオンシャフトが前記ヘリカルスプラインに沿っ
    て前方へ押し出された時に前記モータを通電するインデ
    ックス噛合式スタータにおいて、 前記ピニオンは、前記ピニオンシャフトの外周に前記ヘ
    リカルスプラインより捩じれ角の小さい第2のヘリカル
    スプラインを介して嵌合していることを特徴とするスタ
    ータ。
  2. 【請求項2】前記モータと前記回転体との間に、前記モ
    ータの回転速度を減速して前記回転体に伝達する減速装
    置を備えていることを特徴とする請求項1記載のスター
    タ。
  3. 【請求項3】前記ピニオンシャフトの後方に、前記ピニ
    オンシャフトを前方へ押し出す力を発生するマグネット
    スイッチを配置し、 このマグネットスイッチは、前記ピニオンシャフトが所
    定量移動した時に前記モータの電流回路に介在されたモ
    ータ接点を閉じることを特徴とする請求項1または2記
    載のスタータ。
JP33231595A 1995-12-20 1995-12-20 スタータ Pending JPH09170535A (ja)

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