JPH0917025A - 情報記録媒体及び初期化方法 - Google Patents
情報記録媒体及び初期化方法Info
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- JPH0917025A JPH0917025A JP7163391A JP16339195A JPH0917025A JP H0917025 A JPH0917025 A JP H0917025A JP 7163391 A JP7163391 A JP 7163391A JP 16339195 A JP16339195 A JP 16339195A JP H0917025 A JPH0917025 A JP H0917025A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高反射率における適応に十分対応し得る情報
記録媒体を得る 【構成】 記録膜の相変化に伴う媒体の反射率変化量を
情報の再生で用いる光ビームの光波長における絶対反射
率で5%以下、かつ反射率を絶対反射率で50%以上と
するか、あるいは反射率変化量を絶対反射率で10%以
下、かつ記録膜の相変化に伴う媒体の位相変化量を再生
用光波長における位相変化量の絶対値で120度以上と
した媒体を得るか、または再生用光波長における光の位
相のバラツキが媒体の記録トラックで±45°以内とな
るよう初期化する。
記録媒体を得る 【構成】 記録膜の相変化に伴う媒体の反射率変化量を
情報の再生で用いる光ビームの光波長における絶対反射
率で5%以下、かつ反射率を絶対反射率で50%以上と
するか、あるいは反射率変化量を絶対反射率で10%以
下、かつ記録膜の相変化に伴う媒体の位相変化量を再生
用光波長における位相変化量の絶対値で120度以上と
した媒体を得るか、または再生用光波長における光の位
相のバラツキが媒体の記録トラックで±45°以内とな
るよう初期化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相変化型記録膜を有す
る情報記録媒体に関する。また、本発明は、相変化型記
録膜を有する情報記録媒体の初期化方法に関する。
る情報記録媒体に関する。また、本発明は、相変化型記
録膜を有する情報記録媒体の初期化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、情報の記録再生で用いられる
相変化型記録膜を用いた光ディスクとしては、カルコゲ
ナイド系材料を記録膜に用いた光ディスクが検討されて
いる。相変化型記録膜を用いた光ディスクを略して以
下、相変化光ディスクと称する。
相変化型記録膜を用いた光ディスクとしては、カルコゲ
ナイド系材料を記録膜に用いた光ディスクが検討されて
いる。相変化型記録膜を用いた光ディスクを略して以
下、相変化光ディスクと称する。
【0003】相変化光ディスクの従来技術については、
「書換え可能光ディスク材料」奥田昌宏著、株式会社工
業調査会発行、1989年5月20日初版発行に、詳し
くのべられている。相変化光ディスクは、カルコゲナイ
ド系記録膜の結晶相、非晶質相の相変化を利用して情報
の記録再生を行なう。従来の相変化光ディスクの動作は
次のように行なわれている。
「書換え可能光ディスク材料」奥田昌宏著、株式会社工
業調査会発行、1989年5月20日初版発行に、詳し
くのべられている。相変化光ディスクは、カルコゲナイ
ド系記録膜の結晶相、非晶質相の相変化を利用して情報
の記録再生を行なう。従来の相変化光ディスクの動作は
次のように行なわれている。
【0004】1)スパッタ、蒸着などで成膜された記録
膜は非晶質であるので、加熱アニール処理または光ビー
ム照射などで、記録膜を結晶相とする。これを初期(結
晶)化という。
膜は非晶質であるので、加熱アニール処理または光ビー
ム照射などで、記録膜を結晶相とする。これを初期(結
晶)化という。
【0005】2)短パルス、高パワーの記録パルスで結
晶相の記録膜を溶融、急冷し非晶質化して記録マークと
する。 3)長パルス、低パワーの消去パルスで非晶質相の記録
マークを結晶化し、記録マークを消去する。
晶相の記録膜を溶融、急冷し非晶質化して記録マークと
する。 3)長パルス、低パワーの消去パルスで非晶質相の記録
マークを結晶化し、記録マークを消去する。
【0006】また、消去パワーに記録パワーを重畳させ
て、オーバーライトを行なうことも検討されている。相
変化光ディスクの層構成としては、光ディスク基板上
に、誘電体保護膜、相変化記録膜、誘電体保護膜、金属
または合金反射膜を積層したものが、この分野で一般に
用いられている。
て、オーバーライトを行なうことも検討されている。相
変化光ディスクの層構成としては、光ディスク基板上
に、誘電体保護膜、相変化記録膜、誘電体保護膜、金属
または合金反射膜を積層したものが、この分野で一般に
用いられている。
【0007】近年、コンピュータのソフト配布用に再生
専用のCD−ROMが普及してきており、CD−ROM
と互換をとりながら、さらに情報の記録再生が可能な光
ディスクの開発も盛んである。CD−ROMは媒体の反
射率が60%以上であり、CD−ROMと互換をとるた
めには、高反射率の光ディスクが要求されている。
専用のCD−ROMが普及してきており、CD−ROM
と互換をとりながら、さらに情報の記録再生が可能な光
ディスクの開発も盛んである。CD−ROMは媒体の反
射率が60%以上であり、CD−ROMと互換をとるた
めには、高反射率の光ディスクが要求されている。
【0008】相変化光ディスクを用いて、高反射率の光
ディスクを実現しようという試みは、川西ら「InSe
系相変化CDの記録再生消去特性」第4回相変化記録研
究会シンポジウム講演予稿集1992年に報告されてい
る。この文献には、高反射率化をめざして、記録膜にI
nSe材料を用いたものが記載されている。
ディスクを実現しようという試みは、川西ら「InSe
系相変化CDの記録再生消去特性」第4回相変化記録研
究会シンポジウム講演予稿集1992年に報告されてい
る。この文献には、高反射率化をめざして、記録膜にI
nSe材料を用いたものが記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の相変化光ディス
クは、その記録膜の反射率変化を利用するものであった
ので、これを高反射率で適用したときに、十分な反射率
変化を得ることが難しかった。
クは、その記録膜の反射率変化を利用するものであった
ので、これを高反射率で適用したときに、十分な反射率
変化を得ることが難しかった。
【0010】CD−ROMと互換をとれる計算機の補助
記憶装置のため、高反射率における適応に十分対応し得
る情報記録媒体の出現が待望されている。本発明は、上
記事情に鑑みてなされたもので、高反射率における適応
に十分対応し得る情報記録媒体を得ることを目的とす
る。
記憶装置のため、高反射率における適応に十分対応し得
る情報記録媒体の出現が待望されている。本発明は、上
記事情に鑑みてなされたもので、高反射率における適応
に十分対応し得る情報記録媒体を得ることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、基板と、該基板上に設けられ、光ビームを照射
し、照射部分に状態の変化を生じさせて情報を記録する
相変化型記録膜とを含む情報記録媒体において、前記記
録膜の相変化に伴う前記情報記録媒体の反射率変化量
は、情報の再生で用いる光ビームの光波長における絶対
反射率で5%以下であり、かつ前記情報記録媒体の反射
率は、情報の再生で用いる光ビームの光波長における絶
対反射率で50%以上であることを特徴とする情報記録
媒体が提供される。
れば、基板と、該基板上に設けられ、光ビームを照射
し、照射部分に状態の変化を生じさせて情報を記録する
相変化型記録膜とを含む情報記録媒体において、前記記
録膜の相変化に伴う前記情報記録媒体の反射率変化量
は、情報の再生で用いる光ビームの光波長における絶対
反射率で5%以下であり、かつ前記情報記録媒体の反射
率は、情報の再生で用いる光ビームの光波長における絶
対反射率で50%以上であることを特徴とする情報記録
媒体が提供される。
【0012】本発明の第2の態様によれば、基板と、該
基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状態
の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜とを
含む情報記録媒体において、前記記録膜の相変化に伴う
前記情報記録媒体の反射率変化量は、情報の再生で用い
る光ビームの光波長における絶対反射率で5%以下であ
り、前記情報記録媒体の反射率は、情報の再生で用いる
光ビームの光波長における絶対反射率で50%以上であ
り、かつ前記記録膜の相変化に伴う前記情報記録媒体の
位相変化量は、情報の再生で用いる光ビームの光波長に
おける位相変化量の絶対値で45度以下であることを特
徴とする情報記録媒体が提供される。
基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状態
の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜とを
含む情報記録媒体において、前記記録膜の相変化に伴う
前記情報記録媒体の反射率変化量は、情報の再生で用い
る光ビームの光波長における絶対反射率で5%以下であ
り、前記情報記録媒体の反射率は、情報の再生で用いる
光ビームの光波長における絶対反射率で50%以上であ
り、かつ前記記録膜の相変化に伴う前記情報記録媒体の
位相変化量は、情報の再生で用いる光ビームの光波長に
おける位相変化量の絶対値で45度以下であることを特
徴とする情報記録媒体が提供される。
【0013】本発明の第3の態様によれば、基板と、該
基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状態
の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜とを
含む情報記録媒体において、前記記録膜の相変化に伴う
前記情報記録媒体の反射率変化量は、情報の再生で用い
る光ビームの光波長における絶対反射率で10%以下で
あり、且つ前記記録膜の相変化に伴う前記情報記録媒体
の位相変化量は、情報の再生で用いる光ビームの光波長
における位相変化量の絶対値で120度以上であること
を特徴とする情報記録媒体が提供される。
基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状態
の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜とを
含む情報記録媒体において、前記記録膜の相変化に伴う
前記情報記録媒体の反射率変化量は、情報の再生で用い
る光ビームの光波長における絶対反射率で10%以下で
あり、且つ前記記録膜の相変化に伴う前記情報記録媒体
の位相変化量は、情報の再生で用いる光ビームの光波長
における位相変化量の絶対値で120度以上であること
を特徴とする情報記録媒体が提供される。
【0014】本発明の第4の態様によれば、基板と、該
基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状態
の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜とを
含む情報記録媒体の初期化方法であって、情報の再生で
用いる光ビームの光波長における光の位相のバラツキが
前記情報記録媒体の記録トラックで±45°以内となる
ように前記記録膜に位相初期化光ビームを照射して、初
期化することを特徴とする情報記録媒体の初期化方法が
提供される。
基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状態
の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜とを
含む情報記録媒体の初期化方法であって、情報の再生で
用いる光ビームの光波長における光の位相のバラツキが
前記情報記録媒体の記録トラックで±45°以内となる
ように前記記録膜に位相初期化光ビームを照射して、初
期化することを特徴とする情報記録媒体の初期化方法が
提供される。
【0015】本発明の第5の態様によれば、基板と、該
基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状態
の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜と、
誘電体保護膜とを含む情報記録媒体において、前記記録
膜の相変化に伴う前記情報記録媒体の反射率変化量は、
情報の再生で用いる光ビームの光波長における絶対反射
率で5%以下であり、前記情報記録媒体の反射率は、情
報の再生で用いる光ビームの光波長における絶対反射率
で50%以上であることを特徴とする情報記録媒体が提
供される。
基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状態
の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜と、
誘電体保護膜とを含む情報記録媒体において、前記記録
膜の相変化に伴う前記情報記録媒体の反射率変化量は、
情報の再生で用いる光ビームの光波長における絶対反射
率で5%以下であり、前記情報記録媒体の反射率は、情
報の再生で用いる光ビームの光波長における絶対反射率
で50%以上であることを特徴とする情報記録媒体が提
供される。
【0016】本発明の第6の態様によれば、基板と、該
基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状態
の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜と、
誘電体保護膜と、反射層とを含む情報記録媒体におい
て、前記記録膜の相変化に伴う前記情報記録媒体の反射
率変化量は、情報の再生で用いる光ビームの光波長にお
ける絶対反射率で5%以下であり、前記情報記録媒体の
反射率は、情報の再生で用いる光ビームの光波長におけ
る絶対反射率で50%以上であることを特徴とする情報
記録媒体が提供される。
基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状態
の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜と、
誘電体保護膜と、反射層とを含む情報記録媒体におい
て、前記記録膜の相変化に伴う前記情報記録媒体の反射
率変化量は、情報の再生で用いる光ビームの光波長にお
ける絶対反射率で5%以下であり、前記情報記録媒体の
反射率は、情報の再生で用いる光ビームの光波長におけ
る絶対反射率で50%以上であることを特徴とする情報
記録媒体が提供される。
【0017】本発明の第7の態様によれば、基板と、該
基板上に設けられた、第1の誘電体保護膜と、該第1の
誘電体保護膜上に設けられ、光ビームを照射し、照射部
分に状態の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記
録膜と、該相変化型記録膜上に設けられた第2の誘電体
保護膜と、該第2の誘電体保護膜上に設けられた反射層
とを含む情報記録媒体において、前記記録膜の相変化に
伴う前記情報記録媒体の反射率変化量は、情報の再生で
用いる光ビームの光波長における絶対反射率で5%以下
であり、前記情報記録媒体の反射率は、情報の再生で用
いる光ビームの光波長における絶対反射率で50%以上
であることを特徴とする情報記録媒体が提供される。
基板上に設けられた、第1の誘電体保護膜と、該第1の
誘電体保護膜上に設けられ、光ビームを照射し、照射部
分に状態の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記
録膜と、該相変化型記録膜上に設けられた第2の誘電体
保護膜と、該第2の誘電体保護膜上に設けられた反射層
とを含む情報記録媒体において、前記記録膜の相変化に
伴う前記情報記録媒体の反射率変化量は、情報の再生で
用いる光ビームの光波長における絶対反射率で5%以下
であり、前記情報記録媒体の反射率は、情報の再生で用
いる光ビームの光波長における絶対反射率で50%以上
であることを特徴とする情報記録媒体が提供される。
【0018】本発明の第8の態様によれば、基板と、該
基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状態
の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜と、
誘電体保護膜とを含む情報記録媒体において、前記記録
膜の相変化に伴う前記情報記録媒体の反射率変化量は、
情報の再生で用いる光ビームの光波長における絶対反射
率で5%以下であり、前記情報記録媒体の反射率は、情
報の再生で用いる光ビームの光波長における絶対反射率
で50%以上であり、前記記録膜の相変化に伴う前記情
報記録媒体の位相変化量は、情報の再生で用いる光ビー
ムの光波長における位相変化量の絶対値で120度以上
であることを特徴とする情報記録媒体が提供される。
基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状態
の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜と、
誘電体保護膜とを含む情報記録媒体において、前記記録
膜の相変化に伴う前記情報記録媒体の反射率変化量は、
情報の再生で用いる光ビームの光波長における絶対反射
率で5%以下であり、前記情報記録媒体の反射率は、情
報の再生で用いる光ビームの光波長における絶対反射率
で50%以上であり、前記記録膜の相変化に伴う前記情
報記録媒体の位相変化量は、情報の再生で用いる光ビー
ムの光波長における位相変化量の絶対値で120度以上
であることを特徴とする情報記録媒体が提供される。
【0019】本発明の第9の態様によれば、基板と、該
基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状態
の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜と、
反射層とを含む情報記録媒体において、前記記録膜の相
変化に伴う前記情報記録媒体の反射率変化量は、情報の
再生で用いる光ビームの光波長における絶対反射率で5
%以下であり、前記情報記録媒体の反射率は、情報の再
生で用いる光ビームの光波長における絶対反射率で50
%以上であり、かつ前記記録膜の相変化に伴う前記情報
記録媒体の位相変化量は、情報の再生で用いる光ビーム
の光波長における位相変化量の絶対値で120度以上で
あることを特徴とする情報記録媒体が提供される。
基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状態
の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜と、
反射層とを含む情報記録媒体において、前記記録膜の相
変化に伴う前記情報記録媒体の反射率変化量は、情報の
再生で用いる光ビームの光波長における絶対反射率で5
%以下であり、前記情報記録媒体の反射率は、情報の再
生で用いる光ビームの光波長における絶対反射率で50
%以上であり、かつ前記記録膜の相変化に伴う前記情報
記録媒体の位相変化量は、情報の再生で用いる光ビーム
の光波長における位相変化量の絶対値で120度以上で
あることを特徴とする情報記録媒体が提供される。
【0020】本発明の第10の態様によれば、基板と、
該基板上に設けられた、第1の誘電体保護膜と、該第1
の誘電体保護膜上に設けられ、光ビームを照射し、照射
部分に状態の変化を生じさせて情報を記録する相変化型
記録膜と、該相変化型記録膜上に設けられた第2の誘電
体保護膜と、該第2の誘電体保護膜上に設けられた反射
層とを含む情報記録媒体において、前記記録膜の相変化
に伴う前記情報記録媒体の反射率変化量は、情報の再生
で用いる光ビームの光波長における絶対反射率で5%以
下であり、前記情報記録媒体の反射率は、情報の再生で
用いる光ビームの光波長における絶対反射率で50%以
上であり、かつ前記記録膜の相変化に伴う前記情報記録
媒体の位相変化量は、情報の再生で用いる光ビームの光
波長における位相変化量の絶対値で120度以上である
ことを特徴とする情報記録媒体が提供される。
該基板上に設けられた、第1の誘電体保護膜と、該第1
の誘電体保護膜上に設けられ、光ビームを照射し、照射
部分に状態の変化を生じさせて情報を記録する相変化型
記録膜と、該相変化型記録膜上に設けられた第2の誘電
体保護膜と、該第2の誘電体保護膜上に設けられた反射
層とを含む情報記録媒体において、前記記録膜の相変化
に伴う前記情報記録媒体の反射率変化量は、情報の再生
で用いる光ビームの光波長における絶対反射率で5%以
下であり、前記情報記録媒体の反射率は、情報の再生で
用いる光ビームの光波長における絶対反射率で50%以
上であり、かつ前記記録膜の相変化に伴う前記情報記録
媒体の位相変化量は、情報の再生で用いる光ビームの光
波長における位相変化量の絶対値で120度以上である
ことを特徴とする情報記録媒体が提供される。
【0021】本発明の第11の態様によれば、基板と、
該基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状
態の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜と
を含む情報記録媒体の初期化方法において、前記記録膜
の状態が相変化のどちらの状態においても、前記情報記
録媒体の反射率が、情報の再生で用いる光ビームの光波
長における絶対反射率で50%以上となるように、前記
記録膜に位相初期化光ビームを照射して、前記記録膜の
状態を相変化のどちらかの状態に初期化することを特徴
とする初期化方法が提供される。
該基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状
態の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜と
を含む情報記録媒体の初期化方法において、前記記録膜
の状態が相変化のどちらの状態においても、前記情報記
録媒体の反射率が、情報の再生で用いる光ビームの光波
長における絶対反射率で50%以上となるように、前記
記録膜に位相初期化光ビームを照射して、前記記録膜の
状態を相変化のどちらかの状態に初期化することを特徴
とする初期化方法が提供される。
【0022】本発明の第12の態様によれば、基板と、
該基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状
態の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜
と、誘電体保護膜とを含む情報記録媒体の初期化方法に
おいて、前記記録膜の状態が相変化のどちらの状態にお
いても、前記情報記録媒体の反射率が、情報の再生で用
いる光ビームの光波長における絶対反射率で50%以上
となるように、前記記録膜に位相初期化光ビームを照射
して、前記記録膜の状態を相変化のどちらかの状態に初
期化することを特徴とする初期化方法が提供される。
該基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状
態の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜
と、誘電体保護膜とを含む情報記録媒体の初期化方法に
おいて、前記記録膜の状態が相変化のどちらの状態にお
いても、前記情報記録媒体の反射率が、情報の再生で用
いる光ビームの光波長における絶対反射率で50%以上
となるように、前記記録膜に位相初期化光ビームを照射
して、前記記録膜の状態を相変化のどちらかの状態に初
期化することを特徴とする初期化方法が提供される。
【0023】本発明の第13の態様によれば、基板と、
該基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状
態の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜
と、誘電体保護膜とを含む情報記録媒体の初期化方法に
おいて、前記記録膜の状態が相変化のどちらの状態にお
いても、前記情報記録媒体の反射率が、情報の再生で用
いる光ビームの光波長における絶対反射率で50%以上
となるように、前記記録膜に位相初期化光ビームを照射
して、前記記録膜の状態を相変化のどちらかの状態に初
期化することを特徴とする初期化方法が提供される。
該基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状
態の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜
と、誘電体保護膜とを含む情報記録媒体の初期化方法に
おいて、前記記録膜の状態が相変化のどちらの状態にお
いても、前記情報記録媒体の反射率が、情報の再生で用
いる光ビームの光波長における絶対反射率で50%以上
となるように、前記記録膜に位相初期化光ビームを照射
して、前記記録膜の状態を相変化のどちらかの状態に初
期化することを特徴とする初期化方法が提供される。
【0024】本発明の第14の態様によれば、基板と、
該基板上に設けられた、第1の誘電体保護膜と、該第1
の誘電体保護膜上に設けられ、光ビームを照射し、照射
部分に状態の変化を生じさせて情報を記録する相変化型
記録膜と、該相変化型記録膜上に設けられた第2の誘電
体保護膜と、該第2の誘電体保護膜上に設けられた反射
層とを含む情報記録媒体の初期化方法において、前記記
録膜の状態が相変化のどちらの状態においても、前記情
報記録媒体の反射率が、情報の再生で用いる光ビームの
光波長における絶対反射率で50%以上となるように、
前記記録膜に位相初期化光ビームを照射して、前記記録
膜の状態を相変化のどちらかの状態に初期化することを
特徴とする初期化方法が提供される。
該基板上に設けられた、第1の誘電体保護膜と、該第1
の誘電体保護膜上に設けられ、光ビームを照射し、照射
部分に状態の変化を生じさせて情報を記録する相変化型
記録膜と、該相変化型記録膜上に設けられた第2の誘電
体保護膜と、該第2の誘電体保護膜上に設けられた反射
層とを含む情報記録媒体の初期化方法において、前記記
録膜の状態が相変化のどちらの状態においても、前記情
報記録媒体の反射率が、情報の再生で用いる光ビームの
光波長における絶対反射率で50%以上となるように、
前記記録膜に位相初期化光ビームを照射して、前記記録
膜の状態を相変化のどちらかの状態に初期化することを
特徴とする初期化方法が提供される。
【0025】本発明の第15の態様によれば、基板と、
該基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状
態の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜
と、誘電体保護膜とを含む情報記録媒体の初期化方法で
あって、情報の再生で用いる光ビームの光波長における
光の位相のバラツキが前記情報記録媒体の記録トラック
で±45°以内となるように前記記録膜に位相初期化光
ビームを照射して初期化することを特徴とする情報記録
媒体の初期化方法が提供される。
該基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状
態の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜
と、誘電体保護膜とを含む情報記録媒体の初期化方法で
あって、情報の再生で用いる光ビームの光波長における
光の位相のバラツキが前記情報記録媒体の記録トラック
で±45°以内となるように前記記録膜に位相初期化光
ビームを照射して初期化することを特徴とする情報記録
媒体の初期化方法が提供される。
【0026】本発明の16の態様によれば、基板と、該
基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状態
の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜と、
誘電体保護膜と、反射層とを含む情報記録媒体の初期化
方法であって、情報の再生で用いる光ビームの光波長に
おける光の位相のバラツキが前記情報記録媒体の記録ト
ラックで±45°以内となるように前記記録膜に位相初
期化光ビームを照射して初期化することを特徴とする情
報記録媒体の初期化方法が提供される。
基板上に設けられ、光ビームを照射し、照射部分に状態
の変化を生じさせて情報を記録する相変化型記録膜と、
誘電体保護膜と、反射層とを含む情報記録媒体の初期化
方法であって、情報の再生で用いる光ビームの光波長に
おける光の位相のバラツキが前記情報記録媒体の記録ト
ラックで±45°以内となるように前記記録膜に位相初
期化光ビームを照射して初期化することを特徴とする情
報記録媒体の初期化方法が提供される。
【0027】本発明の第17の態様によれば、基板と、
該基板上に設けられた、第1の誘電体保護膜と、該第1
の誘電体保護膜上に設けられ、光ビームを照射し、照射
部分に状態の変化を生じさせて情報を記録する相変化型
記録膜と、該相変化型記録膜上に設けられた第2の誘電
体保護膜と、該第2の誘電体保護膜上に設けられた反射
層とを含む情報記録媒体の初期化方法であって、情報の
再生で用いる光ビームの光波長における光の位相のバラ
ツキが前記情報記録媒体の記録トラックで±45°以内
となるように前記記録膜に位相初期化光ビームを照射し
て初期化することを特徴とする情報記録媒体の初期化方
法が提供される。
該基板上に設けられた、第1の誘電体保護膜と、該第1
の誘電体保護膜上に設けられ、光ビームを照射し、照射
部分に状態の変化を生じさせて情報を記録する相変化型
記録膜と、該相変化型記録膜上に設けられた第2の誘電
体保護膜と、該第2の誘電体保護膜上に設けられた反射
層とを含む情報記録媒体の初期化方法であって、情報の
再生で用いる光ビームの光波長における光の位相のバラ
ツキが前記情報記録媒体の記録トラックで±45°以内
となるように前記記録膜に位相初期化光ビームを照射し
て初期化することを特徴とする情報記録媒体の初期化方
法が提供される。
【0028】
【作用】本発明の第1、第5ないし第7の態様によれ
ば、記録膜の相変化に伴う情報記録媒体の反射率変化量
を、情報の再生で用いる光ビームの光波長における絶対
反射率で5%以下に、かつ情報記録媒体の反射率を、情
報の再生で用いる光ビームの光波長における絶対反射率
で50%以上に調整することによって高反射率の媒体を
実現できる。
ば、記録膜の相変化に伴う情報記録媒体の反射率変化量
を、情報の再生で用いる光ビームの光波長における絶対
反射率で5%以下に、かつ情報記録媒体の反射率を、情
報の再生で用いる光ビームの光波長における絶対反射率
で50%以上に調整することによって高反射率の媒体を
実現できる。
【0029】本発明の第1の態様にかかる情報記録媒体
は、第5ないし第7の態様に示すように、好ましくは基
板と、相変化型記録膜と、誘電体保護膜とを有し、さら
に好ましくは加えて反射膜を有するもので、好ましくは
誘電体保護膜の膜厚dは、該光ビームの波長をL、誘電
体保護膜の該光波長における屈折率をnとしたとき d=(mL)/(2n)±L/(8n) (ここでmは1以上の整数である)で定められる膜厚に
設定され得る。
は、第5ないし第7の態様に示すように、好ましくは基
板と、相変化型記録膜と、誘電体保護膜とを有し、さら
に好ましくは加えて反射膜を有するもので、好ましくは
誘電体保護膜の膜厚dは、該光ビームの波長をL、誘電
体保護膜の該光波長における屈折率をnとしたとき d=(mL)/(2n)±L/(8n) (ここでmは1以上の整数である)で定められる膜厚に
設定され得る。
【0030】本発明の第2の態様によれば、記録膜の相
変化に伴う前記情報記録媒体の反射率変化量を、情報の
再生で用いる光ビームの光波長における絶対反射率で5
%以下に、情報記録媒体の反射率を、情報の再生で用い
る光ビームの光波長における絶対反射率で50%以上
に、かつ記録膜の相変化に伴う前記情報記録媒体の位相
変化量を、情報の再生で用いる光ビームの光波長におけ
る位相変化量の絶対値で45度以下に調整することによ
り、高反射率、且つ相変化に伴う反射率変化量が少な
く、またそのときの相変化に伴う位相変化量も少ない媒
体を提供することができる。
変化に伴う前記情報記録媒体の反射率変化量を、情報の
再生で用いる光ビームの光波長における絶対反射率で5
%以下に、情報記録媒体の反射率を、情報の再生で用い
る光ビームの光波長における絶対反射率で50%以上
に、かつ記録膜の相変化に伴う前記情報記録媒体の位相
変化量を、情報の再生で用いる光ビームの光波長におけ
る位相変化量の絶対値で45度以下に調整することによ
り、高反射率、且つ相変化に伴う反射率変化量が少な
く、またそのときの相変化に伴う位相変化量も少ない媒
体を提供することができる。
【0031】本発明の第2の態様において、情報記録媒
体は、好ましくは基板と、相変化型記録膜と、誘電体保
護膜とを有し、さらに好ましくは加えて反射膜を有する
もので、誘電体保護膜の膜厚dは、該光ビームの波長を
L、誘電体保護膜の該光波長における屈折率をnとした
とき d=(mL)/(2n)±L/(8n) (ここでmは1以上の整数である)で定められる膜厚に
設定され得る。
体は、好ましくは基板と、相変化型記録膜と、誘電体保
護膜とを有し、さらに好ましくは加えて反射膜を有する
もので、誘電体保護膜の膜厚dは、該光ビームの波長を
L、誘電体保護膜の該光波長における屈折率をnとした
とき d=(mL)/(2n)±L/(8n) (ここでmは1以上の整数である)で定められる膜厚に
設定され得る。
【0032】本発明の第3の態様によれば、記録膜の相
変化に伴う前記情報記録媒体の反射率変化量を、情報の
再生で用いる光ビームの光波長における絶対反射率で1
0%以下に、且つ前記記録膜の相変化に伴う前記情報記
録媒体の位相変化量を、情報の再生で用いる光ビームの
光波長における位相変化量の絶対値で120度以上に調
整することにより、少なくとも、そのときの相変化に伴
う位相変化量が大きい媒体を提供することができる。
変化に伴う前記情報記録媒体の反射率変化量を、情報の
再生で用いる光ビームの光波長における絶対反射率で1
0%以下に、且つ前記記録膜の相変化に伴う前記情報記
録媒体の位相変化量を、情報の再生で用いる光ビームの
光波長における位相変化量の絶対値で120度以上に調
整することにより、少なくとも、そのときの相変化に伴
う位相変化量が大きい媒体を提供することができる。
【0033】本発明の第3の態様において、情報記録媒
体は、好ましくは基板と、相変化型記録膜と、誘電体保
護膜とを有し、さらに好ましくは加えて反射膜を有する
もので、好ましくは情報の再生で用いる光ビームの波長
をL、該光波長での保護膜2の屈折率をn、誘電体保護
膜の膜厚をdとすると保護膜2の膜厚を d=(2y+1)L/(4n)±L/(8n) (ここでyは0以上の整数である)、で定められる膜厚
に誘電体保護膜の膜厚が設定される。
体は、好ましくは基板と、相変化型記録膜と、誘電体保
護膜とを有し、さらに好ましくは加えて反射膜を有する
もので、好ましくは情報の再生で用いる光ビームの波長
をL、該光波長での保護膜2の屈折率をn、誘電体保護
膜の膜厚をdとすると保護膜2の膜厚を d=(2y+1)L/(4n)±L/(8n) (ここでyは0以上の整数である)、で定められる膜厚
に誘電体保護膜の膜厚が設定される。
【0034】本発明の第3の態様においてはまた、情報
記録媒体は、好ましくは基板と、相変化型記録膜と、誘
電体保護膜とを有し、さらに好ましくは加えて反射膜を
有するもので、好ましくは情報の再生で用いる光ビーム
の波長をL、該光波長での保護膜2の屈折率をn、位相
差変化量が極大となる保護膜2の最小の膜厚をtp、保
護膜2の膜厚をdとすると、誘電体保護膜の膜厚が d=tp+xL/(2n)±L/(8n) (ここでxは0以上の整数である)で定められる膜厚に
設定され得る。
記録媒体は、好ましくは基板と、相変化型記録膜と、誘
電体保護膜とを有し、さらに好ましくは加えて反射膜を
有するもので、好ましくは情報の再生で用いる光ビーム
の波長をL、該光波長での保護膜2の屈折率をn、位相
差変化量が極大となる保護膜2の最小の膜厚をtp、保
護膜2の膜厚をdとすると、誘電体保護膜の膜厚が d=tp+xL/(2n)±L/(8n) (ここでxは0以上の整数である)で定められる膜厚に
設定され得る。
【0035】本発明の第4、及び第15ないし17の態
様によれば、記録膜に位相初期化光ビームを照射するこ
とにより、記録膜の結晶状態を均一にさせ、情報記録媒
体の位相のばらつきを±45°以内に揃えて初期化を行
うことができる。
様によれば、記録膜に位相初期化光ビームを照射するこ
とにより、記録膜の結晶状態を均一にさせ、情報記録媒
体の位相のばらつきを±45°以内に揃えて初期化を行
うことができる。
【0036】本発明の第4の態様は、本発明の第15な
いし17の態様に示すように、好ましくは基板と、相変
化型記録膜と、誘電体保護膜とを有するもので、好まし
くは情報の再生で用いる光ビームの波長をL、情報記録
媒体の光透過性のある光干渉層を形成する各膜の屈折率
をそれぞれnxとすると、各膜の膜厚変動をそれぞれ±
L/(16nx)以下とし、さらに好ましくは該記録膜
に光ビームを照射することで、記録膜の結晶状態を均一
にさせ、結晶粒の大きさを L/(8nc) (ここでncは記録膜の結晶状態の屈折率である)以下
とし得る。
いし17の態様に示すように、好ましくは基板と、相変
化型記録膜と、誘電体保護膜とを有するもので、好まし
くは情報の再生で用いる光ビームの波長をL、情報記録
媒体の光透過性のある光干渉層を形成する各膜の屈折率
をそれぞれnxとすると、各膜の膜厚変動をそれぞれ±
L/(16nx)以下とし、さらに好ましくは該記録膜
に光ビームを照射することで、記録膜の結晶状態を均一
にさせ、結晶粒の大きさを L/(8nc) (ここでncは記録膜の結晶状態の屈折率である)以下
とし得る。
【0037】本発明の第8ないし第10の態様によれ
ば、記録膜の相変化に伴う情報記録媒体の反射率変化量
を、情報の再生で用いる光ビームの光波長における絶対
反射率で5%以下、情報記録媒体の反射率を、情報の再
生で用いる光ビームの光波長における絶対反射率で50
%以上、かつ記録膜の相変化に伴う情報記録媒体の位相
変化量を、情報の再生で用いる光ビームの光波長におけ
る位相変化量の絶対値で120度以上とすることによ
り、少なくとも、そのときの相変化に伴う位相変化量が
大きい媒体を提供することができる。
ば、記録膜の相変化に伴う情報記録媒体の反射率変化量
を、情報の再生で用いる光ビームの光波長における絶対
反射率で5%以下、情報記録媒体の反射率を、情報の再
生で用いる光ビームの光波長における絶対反射率で50
%以上、かつ記録膜の相変化に伴う情報記録媒体の位相
変化量を、情報の再生で用いる光ビームの光波長におけ
る位相変化量の絶対値で120度以上とすることによ
り、少なくとも、そのときの相変化に伴う位相変化量が
大きい媒体を提供することができる。
【0038】本発明の第11ないし第14の態様によれ
ば、記録膜の状態が相変化のどちらの状態においても、
情報記録媒体の反射率が、情報の再生で用いる光ビーム
の光波長における絶対反射率で50%以上となるよう
に、記録膜に位相初期化光ビームを照射して、前記記録
膜の状態を相変化のどちらかの状態に初期化することに
より、高反射率の情報記録媒体の初期化を行なうことが
できる。
ば、記録膜の状態が相変化のどちらの状態においても、
情報記録媒体の反射率が、情報の再生で用いる光ビーム
の光波長における絶対反射率で50%以上となるよう
に、記録膜に位相初期化光ビームを照射して、前記記録
膜の状態を相変化のどちらかの状態に初期化することに
より、高反射率の情報記録媒体の初期化を行なうことが
できる。
【0039】
実施例1 以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。図1に本発明にかかる相変化光ディスクの層構成の
1例を模式的に示す。図示するように、相変化光ディス
クは、光ディスク基板6、保護膜3、記録膜1、保護膜
2、反射膜4、及び保護膜5を順次積層した構成を有す
る。
る。図1に本発明にかかる相変化光ディスクの層構成の
1例を模式的に示す。図示するように、相変化光ディス
クは、光ディスク基板6、保護膜3、記録膜1、保護膜
2、反射膜4、及び保護膜5を順次積層した構成を有す
る。
【0040】この層構成は単板の場合の例であるが、記
録膜1のある面を内側にしてこの単板光ディスク2枚を
貼り合わせ両面使用の光ディスクとすることもまた可能
である。
録膜1のある面を内側にしてこの単板光ディスク2枚を
貼り合わせ両面使用の光ディスクとすることもまた可能
である。
【0041】また、用途に応じて、保護膜3及び保護膜
5はそれぞれ省略することも可能である。光ディスク基
板6は、透明で経時変化が少ない材料、例えばポリメチ
ルメタクリレート(PMMA)のようなアクリル樹脂、
ポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂、スチレン樹脂、
またはガラス等で形成される。基板6には、記録フォー
マットに応じて連続溝、サンプルサーボマーク、プリフ
ォーマットマーク等が形成される。
5はそれぞれ省略することも可能である。光ディスク基
板6は、透明で経時変化が少ない材料、例えばポリメチ
ルメタクリレート(PMMA)のようなアクリル樹脂、
ポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂、スチレン樹脂、
またはガラス等で形成される。基板6には、記録フォー
マットに応じて連続溝、サンプルサーボマーク、プリフ
ォーマットマーク等が形成される。
【0042】記録膜1は、光ビームが照射されることに
より状態が変化する材料で形成されている。このような
相変化型材料としては、GeTe系、TeSe系、Ge
SbSe系、TeOx系、InSe系、GeSbTe系
等のカルコゲナイド系アモルファス半導体材料やInS
b系、GaSb系、InSbTe系等の化合物半導体材
料などを用いることができる。この記録膜1は、真空蒸
着法やスパッタリング法等で形成することができる。こ
の記録膜1の膜厚としては、実用上数nm〜数μmの範
囲であることが好ましい。
より状態が変化する材料で形成されている。このような
相変化型材料としては、GeTe系、TeSe系、Ge
SbSe系、TeOx系、InSe系、GeSbTe系
等のカルコゲナイド系アモルファス半導体材料やInS
b系、GaSb系、InSbTe系等の化合物半導体材
料などを用いることができる。この記録膜1は、真空蒸
着法やスパッタリング法等で形成することができる。こ
の記録膜1の膜厚としては、実用上数nm〜数μmの範
囲であることが好ましい。
【0043】保護膜2,3は、記録膜1を挟むように配
設されており、記録ビームの照射により記録膜1が、飛
散したり、穴があいてしまうことを防止する役割を有し
ている。また、記録のときの記録膜の加熱、冷却の熱拡
散を制御する役割もある。この保護膜2,3は、SiO
2 ,SiO,AlN,Al2 O3 ,ZrO2 ,TiO
2 ,Ta2 O3 ,ZnS,Si,Ge,またはこれらの
混合物等を真空蒸着法やスパッタリング法などで形成す
ることができる。保護膜2,3の膜厚は実用上数nm〜
数μmであることが好ましい。
設されており、記録ビームの照射により記録膜1が、飛
散したり、穴があいてしまうことを防止する役割を有し
ている。また、記録のときの記録膜の加熱、冷却の熱拡
散を制御する役割もある。この保護膜2,3は、SiO
2 ,SiO,AlN,Al2 O3 ,ZrO2 ,TiO
2 ,Ta2 O3 ,ZnS,Si,Ge,またはこれらの
混合物等を真空蒸着法やスパッタリング法などで形成す
ることができる。保護膜2,3の膜厚は実用上数nm〜
数μmであることが好ましい。
【0044】反射膜4は、記録膜の光学的変化を光学的
にエンハンスして再生信号を増大させる効果と記録膜の
冷却効果がある。この反射膜4は、Au,Al,Cu,
Ni−Cr、またはこれらを主成分とした合金等の金属
膜を真空蒸着法やスパッタリング法などで形成すること
ができる。反射膜の膜厚は、実用上数nm〜数mである
ことが好ましい。
にエンハンスして再生信号を増大させる効果と記録膜の
冷却効果がある。この反射膜4は、Au,Al,Cu,
Ni−Cr、またはこれらを主成分とした合金等の金属
膜を真空蒸着法やスパッタリング法などで形成すること
ができる。反射膜の膜厚は、実用上数nm〜数mである
ことが好ましい。
【0045】保護膜5は、相変化光ディスクを取り扱う
上での傷、ほこり等を防止するために配設されるもので
あり、通常、紫外線硬化樹脂などにより形成される。こ
の保護膜5は、例えば紫外線硬化樹脂をスピンコート法
により反射膜4の表面に塗布し、紫外線を照射して硬化
させて形成する。この保護膜5の膜厚としては、実用上
数μm〜数百μmの範囲であることが好ましい。
上での傷、ほこり等を防止するために配設されるもので
あり、通常、紫外線硬化樹脂などにより形成される。こ
の保護膜5は、例えば紫外線硬化樹脂をスピンコート法
により反射膜4の表面に塗布し、紫外線を照射して硬化
させて形成する。この保護膜5の膜厚としては、実用上
数μm〜数百μmの範囲であることが好ましい。
【0046】本発明においては、保護膜3、記録膜1、
保護膜2、反射膜4の各膜厚を調整することによって高
反射率の媒体を実現できる。特に、記録膜1と反射膜4
との間の保護膜2の膜厚を調整することが重要である。
情報の再生で用いる光ビームの波長をL、保護膜2の屈
折率をn、保護膜2の膜厚をdとする。保護膜2の膜厚
dを d=(mL)/(2n) (ここでmは1以上の整数である)、で定められる膜厚
付近に設定することがポイントである。
保護膜2、反射膜4の各膜厚を調整することによって高
反射率の媒体を実現できる。特に、記録膜1と反射膜4
との間の保護膜2の膜厚を調整することが重要である。
情報の再生で用いる光ビームの波長をL、保護膜2の屈
折率をn、保護膜2の膜厚をdとする。保護膜2の膜厚
dを d=(mL)/(2n) (ここでmは1以上の整数である)、で定められる膜厚
付近に設定することがポイントである。
【0047】このときの膜厚の範囲は±L/(8n)以
下であることが望ましい。図2に保護膜2の膜厚による
媒体の反射率変化の光学計算の例を表わすグラフ図を示
す。
下であることが望ましい。図2に保護膜2の膜厚による
媒体の反射率変化の光学計算の例を表わすグラフ図を示
す。
【0048】保護膜3としてZnS系膜270nm、記
録膜1としてGeSbTe系膜10nm、反射膜4とし
てAl系合金膜100nmを用い、そのときの保護膜2
の膜厚を変化させたものである。保護膜2はZnS系膜
を用いている。
録膜1としてGeSbTe系膜10nm、反射膜4とし
てAl系合金膜100nmを用い、そのときの保護膜2
の膜厚を変化させたものである。保護膜2はZnS系膜
を用いている。
【0049】光の波長は690nmで、その光波長での
保護膜2の屈折率は2.0として光学計算を行った。2
1は記録膜1が結晶状態の反射率を表わすグラフ、22
は記録膜1が非晶質状態の反射率を表わすグラフ、23
はそのときの相変化に伴う反射率変化量を示す。
保護膜2の屈折率は2.0として光学計算を行った。2
1は記録膜1が結晶状態の反射率を表わすグラフ、22
は記録膜1が非晶質状態の反射率を表わすグラフ、23
はそのときの相変化に伴う反射率変化量を示す。
【0050】保護膜2の膜厚が170nm,340n
m,510nm付近の範囲で相変化に伴う反射率変化量
が5%以下で、かつそのときの結晶状態の反射率が50
%以上となっている。
m,510nm付近の範囲で相変化に伴う反射率変化量
が5%以下で、かつそのときの結晶状態の反射率が50
%以上となっている。
【0051】今、L=690nm,n=2.0であるの
で、 m=1のときd=172.5nm m=2のときd=345.0nm m=3のときd=517.5nm となる。
で、 m=1のときd=172.5nm m=2のときd=345.0nm m=3のときd=517.5nm となる。
【0052】本発明で許容できる誤差範囲を考えると、
±L/(8n)=43.1nmとなるので、図2の結果
は、本発明の要件を満足していることになる。尚、この
誤差の原因は記録膜1、反射膜4、保護膜3などの他の
光干渉層の影響によるものである。
±L/(8n)=43.1nmとなるので、図2の結果
は、本発明の要件を満足していることになる。尚、この
誤差の原因は記録膜1、反射膜4、保護膜3などの他の
光干渉層の影響によるものである。
【0053】これは、薄膜の光干渉によって、d=L/
(2n)のときは光を反射する条件となり、逆にd=L
/(4n)のときは反射防止条件となることによる。本
発明は、この反射条件を用いて高反射率の相変化媒体を
実現するものである。
(2n)のときは光を反射する条件となり、逆にd=L
/(4n)のときは反射防止条件となることによる。本
発明は、この反射条件を用いて高反射率の相変化媒体を
実現するものである。
【0054】従って、各膜を構成する材料の膜厚を適当
に設計することによって相変化に伴う反射率変化量が5
%以下で、かつそのときの結晶状態の反射率が50%以
上とすることが可能である。
に設計することによって相変化に伴う反射率変化量が5
%以下で、かつそのときの結晶状態の反射率が50%以
上とすることが可能である。
【0055】本発明の層構成とすることで、高反射率の
相変化ディスクを提供できる。 実施例2 以下に本発明の第2の態様にかかる情報記録媒体の一例
を図面を参照して詳細に説明する。
相変化ディスクを提供できる。 実施例2 以下に本発明の第2の態様にかかる情報記録媒体の一例
を図面を参照して詳細に説明する。
【0056】本発明の実施例による相変化光ディスクの
層構成の1例として前述の図1に示したと同様な層構成
のディスクを用いた場合について説明する。本発明にお
いては、保護膜3、記録膜1、保護膜2、反射膜4の各
膜厚を調整することによって高反射率で、且つ相変化に
伴う反射率変化量が少なく、またそのときの相変化に伴
う位相変化量も少ない媒体を提供するものである。相変
化に伴う位相変化が大きいと再生信号の大きさに対して
影響が出てしまうためである。 本発明においては特に
図1の記録膜1と反射膜4との間の保護膜2の膜厚を調
整することが重要である。
層構成の1例として前述の図1に示したと同様な層構成
のディスクを用いた場合について説明する。本発明にお
いては、保護膜3、記録膜1、保護膜2、反射膜4の各
膜厚を調整することによって高反射率で、且つ相変化に
伴う反射率変化量が少なく、またそのときの相変化に伴
う位相変化量も少ない媒体を提供するものである。相変
化に伴う位相変化が大きいと再生信号の大きさに対して
影響が出てしまうためである。 本発明においては特に
図1の記録膜1と反射膜4との間の保護膜2の膜厚を調
整することが重要である。
【0057】情報の再生で用いる光ビームの波長をL、
保護膜2の屈折率をn、保護膜2の膜厚をdとする。保
護膜2の膜厚dを d=(mL)/(2n) (ここでmは1以上の整数である)、で定められる膜厚
付近に設定することがポイントである。
保護膜2の屈折率をn、保護膜2の膜厚をdとする。保
護膜2の膜厚dを d=(mL)/(2n) (ここでmは1以上の整数である)、で定められる膜厚
付近に設定することがポイントである。
【0058】このときの膜厚の範囲は±L/(8n)以
下であることが望ましい。図3に保護膜2の膜厚による
媒体の位相差変化の光学計算の例を示す。保護膜3とし
てZnS系膜270nm、記録膜1としてGeSbTe
系膜10nm、反射膜4としてAl系合金膜100nm
を用い、そのときの保護膜2の膜厚を変化させたもので
ある。保護膜2はZnS系膜を用いている。
下であることが望ましい。図3に保護膜2の膜厚による
媒体の位相差変化の光学計算の例を示す。保護膜3とし
てZnS系膜270nm、記録膜1としてGeSbTe
系膜10nm、反射膜4としてAl系合金膜100nm
を用い、そのときの保護膜2の膜厚を変化させたもので
ある。保護膜2はZnS系膜を用いている。
【0059】光の波長は690nmで、その光波長での
保護膜2の屈折率は2.0として光学計算を行った。2
1が記録膜1が結晶状態の反射率、22が記録膜1が非
晶質状態の反射率、33がそのときの相変化に伴う位相
差変化量を示す。
保護膜2の屈折率は2.0として光学計算を行った。2
1が記録膜1が結晶状態の反射率、22が記録膜1が非
晶質状態の反射率、33がそのときの相変化に伴う位相
差変化量を示す。
【0060】保護膜2の膜厚が170nm,340n
m,510nm付近の範囲で相変化に伴う反射率変化量
が5%以下で、かつそのときの結晶状態の反射率が50
%以上となっており、且つそのときの位相差変化量がほ
とんどゼロに近くなっている。
m,510nm付近の範囲で相変化に伴う反射率変化量
が5%以下で、かつそのときの結晶状態の反射率が50
%以上となっており、且つそのときの位相差変化量がほ
とんどゼロに近くなっている。
【0061】今、L=690nm,n=2.0であるの
で、 m=1のときd=172.5nm m=2のときd=345.0nm m=3のときd=517.5nm となる。
で、 m=1のときd=172.5nm m=2のときd=345.0nm m=3のときd=517.5nm となる。
【0062】本発明で許容できる誤差範囲を考えると、
±L/(8n)=43.1nmとなるので、図3の結果
は、本発明の要件を満足していることになる。このとき
の位相差の誤差範囲は±45度以下となっている。
±L/(8n)=43.1nmとなるので、図3の結果
は、本発明の要件を満足していることになる。このとき
の位相差の誤差範囲は±45度以下となっている。
【0063】尚、この誤差の原因は記録膜1、反射膜
4、保護膜3などの他の光干渉膜の影響によるものであ
る。これは、反射率については薄膜の光干渉によって、
d=L/(2n)のときは光を反射する条件となり、逆
にd=L/(4n)のときは反射防止条件となることに
よる。位相についてもそのときに同時に変化するので、
反射条件のとき位相変化量も少なくなると考えられる。
4、保護膜3などの他の光干渉膜の影響によるものであ
る。これは、反射率については薄膜の光干渉によって、
d=L/(2n)のときは光を反射する条件となり、逆
にd=L/(4n)のときは反射防止条件となることに
よる。位相についてもそのときに同時に変化するので、
反射条件のとき位相変化量も少なくなると考えられる。
【0064】本発明は、この反射条件を用いて高反射率
で且つ位相変化の少ない相変化媒体を実現するものであ
る。 実施例3 以下に,本発明の第3の態様にかかる情報記録媒体の一
例を図面を参照して詳細に説明する。
で且つ位相変化の少ない相変化媒体を実現するものであ
る。 実施例3 以下に,本発明の第3の態様にかかる情報記録媒体の一
例を図面を参照して詳細に説明する。
【0065】本発明の実施例による相変化光ディスクの
層構成の1例として前述の第1図に示したと同様な層構
成のディスクを用いた場合について説明する。本発明に
おいては、保護膜3、記録膜1、保護膜2、反射膜4の
各膜厚を調整することによって相変化に伴う反射率変化
量が少なくとも、そのときの相変化に伴う位相変化量が
大きい媒体を提供するものである。相変化に伴う位相変
化が大きいと再生信号の大きさに対して大きく影響し、
位相変化によって情報を再生することが可能である。
層構成の1例として前述の第1図に示したと同様な層構
成のディスクを用いた場合について説明する。本発明に
おいては、保護膜3、記録膜1、保護膜2、反射膜4の
各膜厚を調整することによって相変化に伴う反射率変化
量が少なくとも、そのときの相変化に伴う位相変化量が
大きい媒体を提供するものである。相変化に伴う位相変
化が大きいと再生信号の大きさに対して大きく影響し、
位相変化によって情報を再生することが可能である。
【0066】本発明においては特に図1の記録膜1と反
射膜4との間の保護膜2の膜厚を調整することが重要で
ある。情報の再生で用いる光ビームの波長をL、保護膜
2の屈折率をn、保護膜2の膜厚をdとする。保護膜2
の膜厚dを d=(2y+1)L/(4n) (ここでyは0以上の整数である)、で定められる膜厚
付近に設定することがポイントである。
射膜4との間の保護膜2の膜厚を調整することが重要で
ある。情報の再生で用いる光ビームの波長をL、保護膜
2の屈折率をn、保護膜2の膜厚をdとする。保護膜2
の膜厚dを d=(2y+1)L/(4n) (ここでyは0以上の整数である)、で定められる膜厚
付近に設定することがポイントである。
【0067】このときの膜厚の範囲は±L/(8n)以
下であることが望ましい。前述の図3に保護膜2の膜厚
による媒体の位相差変化の光学計算の例を示した。
下であることが望ましい。前述の図3に保護膜2の膜厚
による媒体の位相差変化の光学計算の例を示した。
【0068】保護膜3としてZnS系膜270nm、記
録膜1としてGeSbTe系膜10nm、反射膜4とし
てAl系合金膜100nmを用い、そのときの保護膜2
の膜厚を変化させたものである。保護膜2はZnS系膜
を用いている。
録膜1としてGeSbTe系膜10nm、反射膜4とし
てAl系合金膜100nmを用い、そのときの保護膜2
の膜厚を変化させたものである。保護膜2はZnS系膜
を用いている。
【0069】光の波長は690nmで、その光波長での
保護膜2の屈折率は2.0として光学計算を行った。2
1が記録膜1が結晶状態の反射率、22が記録膜1が非
晶質状態の反射率、33がそのときの相変化に伴う位相
差変化量を示す。
保護膜2の屈折率は2.0として光学計算を行った。2
1が記録膜1が結晶状態の反射率、22が記録膜1が非
晶質状態の反射率、33がそのときの相変化に伴う位相
差変化量を示す。
【0070】保護膜2の膜厚が60nm,240nm,
410nm付近の範囲で相変化に伴う反射率変化量が1
0%以下で、且つそのときの位相差変化量が180度に
近くなっている。
410nm付近の範囲で相変化に伴う反射率変化量が1
0%以下で、且つそのときの位相差変化量が180度に
近くなっている。
【0071】今、L=690nm,n=2.0であるの
で、 y=0のときd=86.3nm y=1のときd=258.8nm y=2のときd=431.3nm となる。
で、 y=0のときd=86.3nm y=1のときd=258.8nm y=2のときd=431.3nm となる。
【0072】本発明で許容できる誤差範囲を考えると、
±L/(8n)=43.1nmとなるので、この誤差範
囲で位相差変化量が180度に近くなっている。位相差
を用いて再生を行うためには、位相差変化量としては1
20度以上は必要である。保護膜2の膜厚を上記条件に
よって最適に設定することで位相差変化量を120度以
上とすることが可能である。 実施例4 前述の実施例3についてまた別の見方ができる。
±L/(8n)=43.1nmとなるので、この誤差範
囲で位相差変化量が180度に近くなっている。位相差
を用いて再生を行うためには、位相差変化量としては1
20度以上は必要である。保護膜2の膜厚を上記条件に
よって最適に設定することで位相差変化量を120度以
上とすることが可能である。 実施例4 前述の実施例3についてまた別の見方ができる。
【0073】記録膜の結晶状態の反射率が極小となる保
護膜2の膜厚t1と、記録膜の非晶質状態の反射率が極
小となる保護膜2の膜厚t2との間で相変化に伴う位相
差変化量が180度に近くなっている。図3の計算結果
から位相差変化量が極大となる保護膜2の最小の膜厚を
tpとすると d=tp+xL/(2n) ここでxは0以上の整数である、を満足する保護膜2の
膜厚dのとき、位相差変化量が極大となる。
護膜2の膜厚t1と、記録膜の非晶質状態の反射率が極
小となる保護膜2の膜厚t2との間で相変化に伴う位相
差変化量が180度に近くなっている。図3の計算結果
から位相差変化量が極大となる保護膜2の最小の膜厚を
tpとすると d=tp+xL/(2n) ここでxは0以上の整数である、を満足する保護膜2の
膜厚dのとき、位相差変化量が極大となる。
【0074】従って、位相差変化量が大きくなる層構成
とするためには、この式を満足する保護膜2の膜厚とす
ればよい。尚、このときの誤差範囲も±L/(8n)で
あればよい。この誤差の原因は記録膜1、反射膜4、保
護膜3などの他の光干渉層の影響によるものである。
とするためには、この式を満足する保護膜2の膜厚とす
ればよい。尚、このときの誤差範囲も±L/(8n)で
あればよい。この誤差の原因は記録膜1、反射膜4、保
護膜3などの他の光干渉層の影響によるものである。
【0075】これは、反射率については薄膜の光干渉に
よって、d=L/(2n)のときは光を反射する条件と
なり、逆にd=L/(4n)のときは反射防止条件とな
る。位相についてもそのときに同時に変化するのが、反
射防止条件のとき位相変化量も大きくなると考えられ
る。
よって、d=L/(2n)のときは光を反射する条件と
なり、逆にd=L/(4n)のときは反射防止条件とな
る。位相についてもそのときに同時に変化するのが、反
射防止条件のとき位相変化量も大きくなると考えられ
る。
【0076】本発明は、この反射防止条件を用いて位相
変化の大きい相変化媒体を実現するものである。従っ
て、各膜を構成する材料の膜厚を適当に設計することに
よって相変化に伴う反射率変化量が10%以下で、且つ
そのときの相変化に伴う位相差変化量を120度以上と
することが可能である。
変化の大きい相変化媒体を実現するものである。従っ
て、各膜を構成する材料の膜厚を適当に設計することに
よって相変化に伴う反射率変化量が10%以下で、且つ
そのときの相変化に伴う位相差変化量を120度以上と
することが可能である。
【0077】本発明の層構成とすることで、反射率変化
量が小さくとも位相変化の大きい相変化ディスクを提供
できる。 実施例5 以下に本発明の第4の態様にかかる初期化方法につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
量が小さくとも位相変化の大きい相変化ディスクを提供
できる。 実施例5 以下に本発明の第4の態様にかかる初期化方法につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0078】前述の実施例2から実施例4では、相変化
ディスクの位相差が記録情報の再生に係わっている。従
来では、スパッタ、蒸着などで成膜された記録膜は非晶
質であるので、加熱アニール処理または光ビーム照射な
どで、記録膜を結晶相とし、ディスクを初期(結晶)化
していた。
ディスクの位相差が記録情報の再生に係わっている。従
来では、スパッタ、蒸着などで成膜された記録膜は非晶
質であるので、加熱アニール処理または光ビーム照射な
どで、記録膜を結晶相とし、ディスクを初期(結晶)化
していた。
【0079】本発明では、ディスクの位相を揃えること
によって初期化を行うものである。ディスクの位相の変
動要因としては、各膜の膜厚の変化と記録膜の結晶構造
がある。
によって初期化を行うものである。ディスクの位相の変
動要因としては、各膜の膜厚の変化と記録膜の結晶構造
がある。
【0080】例えば前述の図3においては、保護膜2の
膜厚によって位相差が大きく変化している。実際のディ
スクの使用にあたっては、ディスクの情報の記録再生に
用いる内周から外周の全面に渡って位相差の変動が少な
くなければならない。
膜厚によって位相差が大きく変化している。実際のディ
スクの使用にあたっては、ディスクの情報の記録再生に
用いる内周から外周の全面に渡って位相差の変動が少な
くなければならない。
【0081】ディスクの内周から外周における各膜の膜
厚変動は、位相差に影響しない範囲であることが必要で
ある。膜厚の変動量としてL/(8n)の変動量がある
と再生信号に影響が出てくるので、各膜の膜厚に対して
それぞれ少なくとも±L/(16nx)以下の膜厚変動
に抑える必要がある。ここで、nxは相変化ディスクの
光透過性のある光干渉層を形成する各膜の屈折率であ
る。
厚変動は、位相差に影響しない範囲であることが必要で
ある。膜厚の変動量としてL/(8n)の変動量がある
と再生信号に影響が出てくるので、各膜の膜厚に対して
それぞれ少なくとも±L/(16nx)以下の膜厚変動
に抑える必要がある。ここで、nxは相変化ディスクの
光透過性のある光干渉層を形成する各膜の屈折率であ
る。
【0082】例えば、前述の図1に示された層構成にお
いて光の波長はLのときの保護膜2の屈折率をn2、保
護膜3の屈折率をn3、記録膜1の屈折率をn1、反射
膜4の屈折率をn4とすると記録再生で使用する相変化
ディスクの各半径位置で、 保護膜2の膜厚変動は±L/(16n2)以下 保護膜3の膜厚変動は±L/(16n3)以下 記録膜1の膜厚変動は±L/(16n1)以下 反射膜4の膜厚変動は±L/(16n4)以下 でなければならない。
いて光の波長はLのときの保護膜2の屈折率をn2、保
護膜3の屈折率をn3、記録膜1の屈折率をn1、反射
膜4の屈折率をn4とすると記録再生で使用する相変化
ディスクの各半径位置で、 保護膜2の膜厚変動は±L/(16n2)以下 保護膜3の膜厚変動は±L/(16n3)以下 記録膜1の膜厚変動は±L/(16n1)以下 反射膜4の膜厚変動は±L/(16n4)以下 でなければならない。
【0083】また記録膜1は相変化により結晶状態と非
晶質状態をとるので、記録膜1が結晶状態のときの屈折
率をn1c、非晶質状態のときの屈折率をn1aとする
と 記録膜1が結晶状態のときの膜厚変動は±L/(16n
1c)以下 記録膜1が非晶質状態のときの膜厚変動は±L/(16
n1a)以下 でなければならない。
晶質状態をとるので、記録膜1が結晶状態のときの屈折
率をn1c、非晶質状態のときの屈折率をn1aとする
と 記録膜1が結晶状態のときの膜厚変動は±L/(16n
1c)以下 記録膜1が非晶質状態のときの膜厚変動は±L/(16
n1a)以下 でなければならない。
【0084】各膜の膜厚変動を上記の範囲に抑えるため
には、スパッタリング法あるいは真空蒸着法などで成膜
するときに記録再生で使用する相変化ディスクの各半径
位置で各膜厚が上記範囲内となるように成膜条件を設定
する必要がある。
には、スパッタリング法あるいは真空蒸着法などで成膜
するときに記録再生で使用する相変化ディスクの各半径
位置で各膜厚が上記範囲内となるように成膜条件を設定
する必要がある。
【0085】例えば、スパッタリング法では、ターゲッ
ト材の上にマスク板を設けてディスク基板半径方向の成
膜レートを一定にしたり、ディスク基板をターゲット材
に対して公転あるいは自転させたり、ディスク基板とタ
ーゲット材との間の距離を調整することによって各膜厚
を上記範囲内に抑えることが可能である。
ト材の上にマスク板を設けてディスク基板半径方向の成
膜レートを一定にしたり、ディスク基板をターゲット材
に対して公転あるいは自転させたり、ディスク基板とタ
ーゲット材との間の距離を調整することによって各膜厚
を上記範囲内に抑えることが可能である。
【0086】各膜の膜厚を上記の膜厚変動の範囲内に納
めて、該ディスクに所定のオーバーコート、貼り合わせ
などの処理後、記録膜に光ビームを照射して記録膜の結
晶状態を均一とすることによって相変化ディスクの位相
を揃えることができる。このときの光ビームの照射条件
はディスクの内周から外周まで記録膜の結晶粒の大きさ
が均一となることが望ましい。このときの結晶粒の大き
さがL/(8nc)以上となると結晶粒の配向のばらつ
きが位相にも影響する。以上のように、各膜の膜厚、記
録膜の結晶状態のばらつきを抑えることで記録トラック
での位相のばらつきを±45°以内にすることができ
る。
めて、該ディスクに所定のオーバーコート、貼り合わせ
などの処理後、記録膜に光ビームを照射して記録膜の結
晶状態を均一とすることによって相変化ディスクの位相
を揃えることができる。このときの光ビームの照射条件
はディスクの内周から外周まで記録膜の結晶粒の大きさ
が均一となることが望ましい。このときの結晶粒の大き
さがL/(8nc)以上となると結晶粒の配向のばらつ
きが位相にも影響する。以上のように、各膜の膜厚、記
録膜の結晶状態のばらつきを抑えることで記録トラック
での位相のばらつきを±45°以内にすることができ
る。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
反射率の相変化型記録膜を用いた情報記録媒体を提供す
ることができる。また、この本発明では相変化型記録膜
を用いた情報記録媒体の初期の位相のばらつきを所定の
範囲に揃えることにより、再生信号のノイズレベルを低
くすることができる。さらに、本発明によれば、相変化
型記録膜の相変化に伴う位相差を記録情報の再生に利用
できる。
反射率の相変化型記録膜を用いた情報記録媒体を提供す
ることができる。また、この本発明では相変化型記録膜
を用いた情報記録媒体の初期の位相のばらつきを所定の
範囲に揃えることにより、再生信号のノイズレベルを低
くすることができる。さらに、本発明によれば、相変化
型記録膜の相変化に伴う位相差を記録情報の再生に利用
できる。
【図1】 本発明にかかる相変化型記録膜を有する情報
記録媒体の層構成の1例を模式的に示す図
記録媒体の層構成の1例を模式的に示す図
【図2】 情報記録媒体の保護膜の膜厚と反射率変化の
光学計算値をプロットしたグラフ図
光学計算値をプロットしたグラフ図
【図3】 情報記録媒体の保護膜の膜厚と位相差変化の
光学計算値をプロットしたグラフ図
光学計算値をプロットしたグラフ図
1…記録膜 2,3,5…保護膜 4…反射膜 6…基板 21…記録膜が結晶状態の反射率 22…記録膜が非晶質状態の反射率 23…相変化に伴う反射率変化量 33…相変化に伴う位相差変化量
Claims (17)
- 【請求項1】 基板と、該基板上に設けられ、光ビーム
を照射し、照射部分に状態の変化を生じさせて情報を記
録する相変化型記録膜とを含む情報記録媒体において、
前記記録膜の相変化に伴う前記情報記録媒体の反射率変
化量は、情報の再生で用いる光ビームの光波長における
絶対反射率で5%以下であり、かつ前記情報記録媒体の
反射率は、情報の再生で用いる光ビームの光波長におけ
る絶対反射率で50%以上であることを特徴とする情報
記録媒体。 - 【請求項2】 基板と、該基板上に設けられ、光ビーム
を照射し、照射部分に状態の変化を生じさせて情報を記
録する相変化型記録膜とを含む情報記録媒体において、
前記記録膜の相変化に伴う前記情報記録媒体の反射率変
化量は、情報の再生で用いる光ビームの光波長における
絶対反射率で5%以下であり、前記情報記録媒体の反射
率は、情報の再生で用いる光ビームの光波長における絶
対反射率で50%以上であり、かつ前記記録膜の相変化
に伴う前記情報記録媒体の位相変化量は、情報の再生で
用いる光ビームの光波長における位相変化量の絶対値で
45度以下であることを特徴とする情報記録媒体。 - 【請求項3】 基板と、該基板上に設けられ、光ビーム
を照射し、照射部分に状態の変化を生じさせて情報を記
録する相変化型記録膜とを含む情報記録媒体において、
前記記録膜の相変化に伴う前記情報記録媒体の反射率変
化量は、情報の再生で用いる光ビームの光波長における
絶対反射率で10%以下であり、且つ前記記録膜の相変
化に伴う前記情報記録媒体の位相変化量は、情報の再生
で用いる光ビームの光波長における位相変化量の絶対値
で120度以上であることを特徴とする情報記録媒体。 - 【請求項4】 基板と、該基板上に設けられ、光ビーム
を照射し、照射部分に状態の変化を生じさせて情報を記
録する相変化型記録膜とを含む情報記録媒体の初期化方
法であって、情報の再生で用いる光ビームの光波長にお
ける光の位相のバラツキが前記情報記録媒体の記録トラ
ックで±45°以内となるように前記記録膜に位相初期
化光ビームを照射して初期化することを特徴とする情報
記録媒体の初期化方法。 - 【請求項5】 基板と、該基板上に設けられ、光ビーム
を照射し、照射部分に状態の変化を生じさせて情報を記
録する相変化型記録膜と、誘電体保護膜とを含む情報記
録媒体において、前記記録膜の相変化に伴う前記情報記
録媒体の反射率変化量は、情報の再生で用いる光ビーム
の光波長における絶対反射率で5%以下であり、前記情
報記録媒体の反射率は、情報の再生で用いる光ビームの
光波長における絶対反射率で50%以上であることを特
徴とする情報記録媒体。 - 【請求項6】 基板と、該基板上に設けられ、光ビーム
を照射し、照射部分に状態の変化を生じさせて情報を記
録する相変化型記録膜と、誘電体保護膜と、反射層とを
含む情報記録媒体において、前記記録膜の相変化に伴う
前記情報記録媒体の反射率変化量は、情報の再生で用い
る光ビームの光波長における絶対反射率で5%以下であ
り、前記情報記録媒体の反射率は、情報の再生で用いる
光ビームの光波長における絶対反射率で50%以上であ
ることを特徴とする情報記録媒体。 - 【請求項7】 基板と、該基板上に設けられた、第1の
誘電体保護膜と、該第1の誘電体保護膜上に設けられ、
光ビームを照射し、照射部分に状態の変化を生じさせて
情報を記録する相変化型記録膜と、該相変化型記録膜上
に設けられた第2の誘電体保護膜と、該第2の誘電体保
護膜上に設けられた反射層とを含む情報記録媒体におい
て、前記記録膜の相変化に伴う前記情報記録媒体の反射
率変化量は、情報の再生で用いる光ビームの光波長にお
ける絶対反射率で5%以下であり、前記情報記録媒体の
反射率は、情報の再生で用いる光ビームの光波長におけ
る絶対反射率で50%以上であることを特徴とする情報
記録媒体。 - 【請求項8】 基板と、該基板上に設けられ、光ビーム
を照射し、照射部分に状態の変化を生じさせて情報を記
録する相変化型記録膜と、誘電体保護膜とを含む情報記
録媒体において、前記記録膜の相変化に伴う前記情報記
録媒体の反射率変化量は、情報の再生で用いる光ビーム
の光波長における絶対反射率で5%以下であり、前記情
報記録媒体の反射率は、情報の再生で用いる光ビームの
光波長における絶対反射率で50%以上であり、前記記
録膜の相変化に伴う前記情報記録媒体の位相変化量は、
情報の再生で用いる光ビームの光波長における位相変化
量の絶対値で120度以上であることを特徴とする情報
記録媒体。 - 【請求項9】 基板と、該基板上に設けられ、光ビーム
を照射し、照射部分に状態の変化を生じさせて情報を記
録する相変化型記録膜と、反射層とを含む情報記録媒体
において、前記記録膜の相変化に伴う前記情報記録媒体
の反射率変化量は、情報の再生で用いる光ビームの光波
長における絶対反射率で5%以下であり、前記情報記録
媒体の反射率は、情報の再生で用いる光ビームの光波長
における絶対反射率で50%以上であり、かつ前記記録
膜の相変化に伴う前記情報記録媒体の位相変化量は、情
報の再生で用いる光ビームの光波長における位相変化量
の絶対値で120度以上であることを特徴とする情報記
録媒体。 - 【請求項10】 基板と、該基板上に設けられた、第1
の誘電体保護膜と、該第1の誘電体保護膜上に設けら
れ、光ビームを照射し、照射部分に状態の変化を生じさ
せて情報を記録する相変化型記録膜と、該相変化型記録
膜上に設けられた第2の誘電体保護膜と、該第2の誘電
体保護膜上に設けられた反射層とを含む情報記録媒体に
おいて、前記記録膜の相変化に伴う前記情報記録媒体の
反射率変化量は、情報の再生で用いる光ビームの光波長
における絶対反射率で5%以下であり、前記情報記録媒
体の反射率は、情報の再生で用いる光ビームの光波長に
おける絶対反射率で50%以上であり、かつ前記記録膜
の相変化に伴う前記情報記録媒体の位相変化量は、情報
の再生で用いる光ビームの光波長における位相変化量の
絶対値で120度以上であることを特徴とする情報記録
媒体。 - 【請求項11】 基板と、該基板上に設けられ、光ビー
ムを照射し、照射部分に状態の変化を生じさせて情報を
記録する相変化型記録膜とを含む情報記録媒体の初期化
方法において、前記記録膜の状態が相変化のどちらの状
態においても、前記情報記録媒体の反射率が、情報の再
生で用いる光ビームの光波長における絶対反射率で50
%以上となるように、前記記録膜に位相初期化光ビーム
を照射して、前記記録膜の状態を相変化のどちらかの状
態に初期化することを特徴とする初期化方法。 - 【請求項12】 基板と、該基板上に設けられ、光ビー
ムを照射し、照射部分に状態の変化を生じさせて情報を
記録する相変化型記録膜と、誘電体保護膜とを含む情報
記録媒体の初期化方法において、前記記録膜の状態が相
変化のどちらの状態においても、前記情報記録媒体の反
射率が、情報の再生で用いる光ビームの光波長における
絶対反射率で50%以上となるように、前記記録膜に位
相初期化光ビームを照射して、前記記録膜の状態を相変
化のどちらかの状態に初期化することを特徴とする初期
化方法。 - 【請求項13】 基板と、該基板上に設けられ、光ビー
ムを照射し、照射部分に状態の変化を生じさせて情報を
記録する相変化型記録膜と、誘電体保護膜とを含む情報
記録媒体の初期化方法において、前記記録膜の状態が相
変化のどちらの状態においても、前記情報記録媒体の反
射率が、情報の再生で用いる光ビームの光波長における
絶対反射率で50%以上となるように、前記記録膜に位
相初期化光ビームを照射して、前記記録膜の状態を相変
化のどちらかの状態に初期化することを特徴とする初期
化方法。 - 【請求項14】 基板と、該基板上に設けられた、第1
の誘電体保護膜と、該第1の誘電体保護膜上に設けら
れ、光ビームを照射し、照射部分に状態の変化を生じさ
せて情報を記録する相変化型記録膜と、該相変化型記録
膜上に設けられた第2の誘電体保護膜と、該第2の誘電
体保護膜上に設けられた反射層とを含む情報記録媒体の
初期化方法において、前記記録膜の状態が相変化のどち
らの状態においても、前記情報記録媒体の反射率が、情
報の再生で用いる光ビームの光波長における絶対反射率
で50%以上となるように、前記記録膜に位相初期化光
ビームを照射して、前記記録膜の状態を相変化のどちら
かの状態に初期化することを特徴とする初期化方法。 - 【請求項15】 基板と、該基板上に設けられ、光ビー
ムを照射し、照射部分に状態の変化を生じさせて情報を
記録する相変化型記録膜と、誘電体保護膜とを含む情報
記録媒体の初期化方法であって、情報の再生で用いる光
ビームの光波長における光の位相のバラツキが前記情報
記録媒体の記録トラックで±45°以内となるように前
記記録膜に位相初期化光ビームを照射して初期化するこ
とを特徴とする情報記録媒体の初期化方法。 - 【請求項16】 基板と、該基板上に設けられ、光ビー
ムを照射し、照射部分に状態の変化を生じさせて情報を
記録する相変化型記録膜と、誘電体保護膜と、反射層と
を含む情報記録媒体の初期化方法であって、情報の再生
で用いる光ビームの光波長における光の位相のバラツキ
が前記情報記録媒体の記録トラックで±45°以内とな
るように前記記録膜に位相初期化光ビームを照射して初
期化することを特徴とする情報記録媒体の初期化方法。 - 【請求項17】 基板と、該基板上に設けられた、第1
の誘電体保護膜と、該第1の誘電体保護膜上に設けら
れ、光ビームを照射し、照射部分に状態の変化を生じさ
せて情報を記録する相変化型記録膜と、該相変化型記録
膜上に設けられた第2の誘電体保護膜と、該第2の誘電
体保護膜上に設けられた反射層とを含む情報記録媒体の
初期化方法であって、情報の再生で用いる光ビームの光
波長における光の位相のバラツキが前記情報記録媒体の
記録トラックで±45°以内となるように前記記録膜に
位相初期化光ビームを照射して初期化することを特徴と
する情報記録媒体の初期化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7163391A JPH0917025A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 情報記録媒体及び初期化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7163391A JPH0917025A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 情報記録媒体及び初期化方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0917025A true JPH0917025A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=15773003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7163391A Pending JPH0917025A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 情報記録媒体及び初期化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0917025A (ja) |
-
1995
- 1995-06-29 JP JP7163391A patent/JPH0917025A/ja active Pending
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