JPH09170121A - 紡糸機又は撚糸機用スピンドル - Google Patents

紡糸機又は撚糸機用スピンドル

Info

Publication number
JPH09170121A
JPH09170121A JP8271782A JP27178296A JPH09170121A JP H09170121 A JPH09170121 A JP H09170121A JP 8271782 A JP8271782 A JP 8271782A JP 27178296 A JP27178296 A JP 27178296A JP H09170121 A JPH09170121 A JP H09170121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
inner housing
outer housing
housing
ball cup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8271782A
Other languages
English (en)
Inventor
Gerd Stahlecker
ゲルト・シュターレッカー
Hans Braxmeier
ハンス・ブラクスメイアー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOBIBURA GmbH
Novibra GmbH
Original Assignee
NOBIBURA GmbH
Novibra GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NOBIBURA GmbH, Novibra GmbH filed Critical NOBIBURA GmbH
Publication of JPH09170121A publication Critical patent/JPH09170121A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H7/00Spinning or twisting arrangements
    • D01H7/02Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
    • D01H7/04Spindles
    • D01H7/08Mounting arrangements
    • D01H7/12Bolsters; Bearings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は内方ハウジングと外方ハウ
ジングとの間のスイベル点がスプリングにより与えられ
ないときにスピンドルを調節できるようにすることであ
る。 【解決手段】 紡糸機又は撚糸機用スピンドルの場合、
環状隙間により分離された二つのハウジング、即ちスピ
ンドルレールに取り付けられた外方ハウジングと、軸用
のネック軸受及びステップ軸受を支持部分により収容す
る内方ハウジングとが設けられる。内方ハウジングは可
撓性接合片により支持部分へ接続され、前記支持部分は
調節可能であり且つ外方ハウジングの底面へ締着可能で
ある。底面はボールカップの形状に少なくとも近似して
おり、その中心点は外方ハウジングの上方縁から垂直方
向に多くとも30mm離れた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はネック軸受及びステップ軸受内に
回転可能に支持された軸を含む紡糸機又は撚糸機用スピ
ンドルに関し、前記スピンドルはスピンドルレールへ取
り付け可能な外方ハウジングと、ネック軸受及びステッ
プ軸受を支持部分により収容する内方ハウジングとを更
に含み、前記内方ハウジングは環状隙間により外方ハウ
ジングから分離され弾性接合片により支持部分へ接続さ
れ、また前記支持部分は調節可能に且つ外方ハウジング
の底面に締着可能に配置される。
【0002】この種のスピンドルの場合(米国特許37
98888)、内方ハウジングはネック軸受部域に於て
及びステップ軸受部域に於て外方ハウジングへ接合さ
れ、各場合、放射方向対称金属スプリングにより接合さ
れる。下位の(inferior)金属スプリングは円形ディスク
状支持部分内に固定され、前記支持部分は放射方向に調
節でき、またその平らな面により外方ハウジングの同様
に平らな底面上に軸線方向に締着できるように配置され
る。このように内方ハウジングは外方ハウジングに関し
て調節でき、それによりスピンドル軸の角度を垂直方向
に調節できる。内方ハウジングが外方ハウジングに関し
て調節されるとき、ネック軸受に配置された金属スプリ
ングによりスイベル点が必然的に与えられる。
【0003】本発明の目的は内方ハウジングと外方ハウ
ジングとの間のスイベル点がスプリングにより与えられ
ないときにスピンドルを調節できるようにすることであ
る。
【0004】この目的は、底面がボールカップ形態に少
なくとも近似しておりその中心点が外方ハウジングの上
方縁から垂直方向に多くとも30mm離れた本発明に従
い達成されている。
【0005】スイベル点はそのまわりで内方ハウジング
を外方ハウジングに関して調節できるが、ネック軸受部
域に配置された放射方向弾性スプリングがなくても前記
スイベル点が、ボールカップの形状に起因して、与えら
れる。故にネック軸受部域のスプリング素子は省くこと
ができ、ステップ軸受の下の単一の弾性スプリング素子
で十分である。内方ハウジングと外方ハウジングとの間
の接合点が一つ少ないから、騒音伝達経路は減り、その
結果、スピンドル全体の騒音減衰が向上される。
【0006】外方ハウジングの上方縁部域に於てボール
カップの中心点を選択することにより、結果として、内
方ハウジングは外方ハウジングに対して絶えず中心に位
置するが、その位置は、操作中にスピンドルが不平衡力
の結果として内方ハウジングの最大放射方向変位を表す
点である。このようにして内方ハウジングはスピンドル
操作中に外方ハウジングと衝突する恐れが減る。中心点
を選択する結果として、スピンドル調節の精度が高くな
る。
【0007】外方ハウジングの上方縁部域に中心点を配
置することは望ましいが、所望の効果が依然として達成
されるある範囲が存在する。この30mmの範囲から上
方又は下方へ外れると、幾つかの不利点が生じる。もし
ボールカップの中心点が外方ハウジングの上方縁から下
方へ離れ過ぎると、内方ハウジングと外方ハウジングと
の間に位置する環状隙間が支持部分の調節中に偏心し、
それにより環状隙間はその臨界点で一方の側が減少して
スピンドル操作中の衝突による停止の危険をもたらす。
他方ではもしボールカップの中心点が外方ハウジングの
上方縁から上方へ離れ過ぎると、スピンドルを心出しす
る間のスピンドル軸の調節経路が短くなり過ぎる。
【0008】ボールカップの場合、球面を含むことは必
ずしも必要なことではない。むしろ、本発明の実施例に
於て、ボールカップは円錐面に近似させることができ
る。円錐面の円錐度(conicity)は予め決められるがその
際、支持部分が底面に配置される線に於て円錐面が理想
球面に対する接線面であるように決められる。これによ
り内方ハウジングにとって有利なスイベル点が生じる。
実用的な実施例に於て円錐面の円錐度は4ないし7度、
好ましくは約5.5度である。円錐面はより製造し易い
という点で球面に勝る利点を有する。
【0009】好ましくは、ボールカップは内方ハウジン
グから外方ハウジングへ伝達される軸方向負荷に対する
唯一の支持体である。これは結果としてスピンドルに於
てのみならず、ネック軸受とスピンドルレールとの間の
最大限の迂回路となる金属騒音伝達経路に於ても、良好
な振動特性を生じる。本発明は、ネック軸受が殆どのス
ピンドルの騒音の源でありネック軸受から生じる構造固
有の騒音が広い面のスピンドルレールへ伝達されそこか
ら増加された音量で放出されるということを認知したこ
とに基づいている。この騒音伝達経路は本発明の特徴に
よりかなり減じられる。
【0010】本発明の有利な実施例に於て、一体的構成
要素が軸方向負荷を伝達するために設けられ、前記構成
要素は上述の支持部分と、弾性ボルト形態の弾性接合片
と、内方ハウジングに圧入される筒状挿入体とを含む。
これは結果として内方ハウジングを、もし必要ならば、
一定の直径及び一定の肉厚を有する管として作ることが
できるということに於て特に製造工程で有利となる。
【0011】外方ハウジングに関する内方ハウジングの
調節は、支持部分のボルト状延長部が間隙をもって案内
される中心孔がボールカップに設けられるときとか、延
長部が機械工具(machine tool)用の作業面を備える場合
に、特に便利になる。取り付けナットが緩められた後
で、例えば、内方ハウジングは機械工具により外方ハウ
ジングに関して調節できる。次いでこの位置に於て再び
しっかりと固定される。このようにしてスピンドル操作
中に心出しを行うことができる。スピンドルレールから
外方ハウジングを緩めることは必要ではない。
【0012】ボールカップは錠止装置により支持部分に
対接して取り付けられる。このように調節中に回転を防
ぐために外側から内方ハウジングを追加の機械工具で固
定する必要はない。内方ハウジングと外方ハウジングと
の間に圧入され、何れの場合にも必要な、密封リングは
錠止装置として有利に使用できる。そこから生じる摩擦
力は、試験により証明されたように、十分である。
【0013】本発明のこれら及び更なる目的、特徴及び
利点は以下の詳細な説明を添付図面に関して考察すれば
更に容易に明らかになろう。
【0014】図1に示すスピンドル1は回転可能に装着
された軸2を含み、軸2は上方ネック軸受3及び下方の
二部分構成のステップ軸受4に支持される。
【0015】スピンドル1は相互に内側に配置された三
つの管形状構成要素を含み、三つの構成要素のうち、外
方構成要素は好ましくはアルミニウム合金から作られる
比較的厚肉の外方ハウジング5であり、中央構成要素は
少なくとも間接的にネック軸受3及びステップ軸受4を
支持する内方ハウジング6であり、内方構成要素は弾性
心出し管7である。外方ハウジング5と内方ハウジング
6との間に外方環状隙間8があり、内方ハウジング6と
心出し管7との間には内方環状隙間9がある。
【0016】外方ハウジング5は、エラストマー素子の
使用なしに縦方向延出スピンドルレール10に固定され
る。この目的のために、スピンドルレール10は紡糸又
は加撚ステーションごとに筒状孔11を含み、外方ハウ
ジング5は前記筒状孔11を通り上方から短い距離の滑
り嵌合で配置される。外方ハウジング5はフランジ12
がスピンドルレール10上に位置するように上方から配
置される。スピンドルレール10の下に、外方ハウジン
グ5は取り付けナット14を収容するための雄ネジ13
を備える。ワッシャー15を取り付けナット14とフラ
ンジ12との間に付加した後、外方ハウジング5はスピ
ンドルレール10により支えられる。
【0017】内方ハウジング6の上方部域に於て、軸受
挿入体16がプレス嵌め17で圧入される。管形状軸受
挿入体16はネック軸受3を支持する。
【0018】回転軸2の上方部分は軸受挿入体16から
突出し、この部域に於て前記軸2は巻管(図示せず)を
収容するのに役立つ。スピンドル1の上方部分(図示せ
ず)は駆動ワーブへ接続され、前記駆動ワーブ上に軸2
を駆動するために縦方向に連続して延びた接線ベルトが
配置される。前記配置は接線ベルトがネック軸受3の部
域に位置するようになっており、しかして軸受は間接的
にベルト圧を吸収する。
【0019】弾性心出し管7は軸受挿入体16に於ける
ネック軸受3の下方の固定点18で錠止される。心出し
管7の弾性はヘリカルスリット19により達成される。
下方部域に於て、心出し管7はステップ軸受ブッシュ2
0を支持し、ブッシュ20はステップ軸受4の半径方向
力を吸収するのに役立つ。更に、心出し管7は推力板2
1を支持し、推力板21は軸2の軸方向力を吸収する。
【0020】ステップ軸受4には油が差されるのでステ
ップ軸受ブッシュ20は縦方向孔を備え、孔の内部を油
が流れるようにする。なお、心出し管7はその下方部域
に於て複数個の油孔22を備え、前記油孔22は内方環
状隙間9と心出し管7の内部とを接続する。心出し管7
と内方ハウジング6との間に減衰螺旋23があり、減衰
螺旋23は心出し管7を内方ハウジング6へ対接支持
し、また油と接続されている。減衰螺旋23は軸受挿入
体16でスペサー管24を介して支持される。
【0021】推力板21の下に安全ストッパ25があ
り、この安全ストッパ25は通常操作中はステップ軸受
4と接触しない。
【0022】ステップ軸受4の下で、内方ハウジング6
はボルト状弾性接合片26により外方ハウジング5へ接
続される。この接合片26の上部は筒状挿入体27にな
っており、密封リング28と共に下から内方ハウジング
6へ加圧される。ボルト状延長部29は弾性接合片26
の直接延長部により形成され、延長部29は大きい間隙
を有して外方ハウジング5の底部31の中心孔30を通
り案内される。更なる密封リング32がボルト状延長部
29と底部31との間に設けられる。
【0023】外方ハウジング5の底面33はボールカッ
プ34として形成され、ボールカップの特定構造は以下
で図に関して詳述される。ボールカップ34の中心点M
は外方ハウジング5の上方縁40と同じ高さで軸2の軸
線上に配置される。ボールカップ34の中心点Mは外方
ハウジング5の上方縁40から、上方又は下方へ、30
mmよりも遠く離すべきではない。
【0024】接合片26と一体に作られた円形ディスク
状支持部分35はボールカップ34に好ましくは線接触
で配置される。このようにボールカップ34は内方ハウ
ジング6から外方ハウジング5へ伝達される全軸方向負
荷に対する唯一の支持体として同時に役立つ。中心孔3
0に関するボルト状延長部29の間隙の結果、内方ハウ
ジング6は外方ハウジング5に関して調節可能となる。
【0025】スピンドル1の操作時に、臨界部域は外方
ハウジング5の上方縁40に位置するが、これは内方ハ
ウジング6全体は弾性接合片26の部域のみで可撓状に
固定されるからである。このように、内方ハウジング6
又はそれに圧入された軸受挿入体16が外方ハウジング
5の内方壁と衝突して止まらないように注意しなければ
ならない。ボールカップ34の中心点Mの選択により、
環状隙間8が、内方ハウジング6の調節時に、外方ハウ
ジング5の上方縁40の部域に於てさえ絶えず中心にあ
ることが保証される。このように、スピンドル1の調節
後に環状隙間8が外方ハウジング5の上方縁40の部域
に於て偏心して衝突停止に起因する操作上の故障をもた
らす恐れはない。
【0026】内方ハウジング6の調節位置は、ボルト状
延長部29の雄ネジ上へねじ込まれる取り付けナット3
6により固定される。レべラント(revelant)ワッシャー
37は内方ハウジング6を調節するために機械工具用の
作業面を設けることができる。調節後、調節位置は取り
付けナット36で支持部分35をボールカップ34へ取
り付けることにより固定される。
【0027】内方ハウジング6は押さえつけ装置39に
より、また更なる密封リング38を介在させて、支持部
分35で下から支えられる。押さえつけ装置39は内方
ハウジング6の調節時に回転防止装置の効果を有する。
故に、心出し中の回転を防止するために内方ハウジング
6を外側から追加工具により固定する必要はない。
【0028】図1に示す実施例で使用した参照符号は、
同じ機能を持つ構成要素が含まれている限りに於て、実
施例の以下の説明に於ける三桁の参照符号の最後の二桁
の数字としてそのまま残す。三桁の参照符号の各第1番
目の数字は関連図を示す。例えば図1の内方ハウジング
6は図2の内方ハウジング206及び図3の内方ハウジ
ング306に対応し、その他同じように対応する。殆ど
の構成要素は、それが必ずしも必要でない限りに於て、
説明の繰り返しを省く。
【0029】図2の実施例に於て、ボールカップ234
は球面区分として形成される。ボールカップ234に配
置された支持部分235はボルト状延長部229、弾性
接合片226並びに筒状挿入体227と共に作られ単一
の構成要素241を形成する。この構成要素241は下
から内方ハウジング206内に加圧される。プレス嵌め
242は、もし必要ならば、レーザー溶接により更に強
固にできる。密封リング228、232は内方ハウジン
グ206の内部が内方ハウジング206と外方ハウジン
グ205との間の環状隙間208に接触しないことを保
証する。このように環状隙間208は内方ハウジング2
06の内部に対してオイルプルーフ態様で密封される。
内方ハウジング206の内部は油により覆われるが、外
方環状隙間208は減衰グリース又は他の高ビスコース
媒体、例えばシリコーンオイルで満たすことができる。
【0030】図2の実施例は他の点では図1の実施例と
殆ど一致する。
【0031】内方ハウジング206に圧入された軸受挿
入体216は特徴的特色を有する、即ち軸受挿入体21
6はプレス嵌め217の部域に於て横方向孔243を備
える。横方向孔243内に配置できるボルト状工具によ
り、内方ハウジング206は取り付けナット236が緩
められた後に外方ハウジング205に関して心出しされ
るとき回転するのを防ぐことができる。
【0032】図3の実施例に於て、弾性接合片326は
内方ハウジング306と一体的に作られる。しかしなが
らこの場合、外方ハウジング305の底部331は別個
の構成要素である。底部面333は再びボールカップ3
34が設けられ、その上に支持部分335が広い面部域
にわたり配置される。支持部分335は雌ネジを持った
下からの中心孔334を有し、前記雌ネジへ調節ねじ3
45が下からねじ込まれる。この調節ねじ345によ
り、底部331は支持部分335へ接続される。
【0033】取り付けナット336が解放された後、調
節ねじ345は内方ハウジング306と共に、外方ハウ
ジング305に関して調節することができる。固定位置
は次いで取り付けナット336をねじ締めすることによ
り固定される。調節ねじ345自体の頭部に六角穴34
6が設けられる。
【0034】図4の実施例に於て、弾性接合片426は
内方ハウジング406及び支持部分435と一体的に作
られる。またボルト状延長部429もそれに形成され
る。更に、別個の底部431が外方ハウジング405内
に設けられる。
【0035】底部面433のボールカップ434は円錐
形状面に近似する。円形ディスク状支持部分435はこ
の円錐形状面に線接触で配置される。
【0036】ボルト状延長部429は凹所形態のカウン
ター保持部447を有する。工具をこのカウンター保持
部447に配置することができ、前記工具は内方ハウジ
ング406が調節時に回転しないようにする。
【0037】図5の実施例は図1の実施例と大部分が一
致する。筒状挿入体527は弾性接合片526、支持部
分535及びボルト状延長部529と一体的に作られ単
一構成要素541となり、内方ハウジング506に下か
ら圧入される。ボールカップ534は円錐形状面として
構成される。
【0038】ワッシャー537は工具をワッシャーに配
置できるようにボルト状延長部529にしっかりと押圧
され、その目的のためにワッシャーには作業面が設けら
れる。
【0039】底部面533と支持部分535との間の密
封リング532は回転防止装置として使用できる。
【0040】非常に拡大された図6の実施例は、密封リ
ング632が支持部分635と外方ハウジング605の
底部631との間で回転防止装置として如何に機能でき
るかを明確に示すが、この機能が可能になるのは密封リ
ング632が両構成要素によりしっかりと締着されてい
るからである。そこから円周方向に生じる摩擦力は回転
防止装置にとって十分であることが判明している。
【0041】ボルト状延長部629はワッシャー637
の部域内にローレット刻み面648が設けられ、それに
よりワッシャー637がボルト状延長部629へ固定し
て接続される。このようにワッシャー637は調節中に
調節ディスクとして役に立つ。組立後、ワッシャー63
7は変形区分649が設けられ、前記区分は円形溝内へ
締着され、このように内方ハウジングが外方ハウジング
605から上方へ引き上げられるのを防ぐ。内方ハウジ
ングの引き上げを防止することは重要であり、なぜなら
内方及び外方環状隙間を異なる減衰媒体で満たすことが
できるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の紡糸機又は撚糸機用スピンドル
の縦断面図である。
【図2】図2はボールカップ部域の本発明の一実施例に
於ける図1の拡大部分図である。
【図3】図3はボールカップ部域の本発明の別の実施例
に於ける図1の拡大部分図である。
【図4】図4はボールカップ部域の本発明の更に別の実
施例に於ける図1の拡大部分図である。
【図5】図5はボールカップ部域の本発明の更に別の実
施例に於ける図1の拡大部分図である。
【図6】図6は図1と同様の更なる拡大部分図であり、
好適な錠止装置が内方ハウジングと外方ハウジングとの
間に設けられる。
【符号の説明】
1 スピンドル 2 軸 3 ネック軸受 4 ステップ軸受 5 外方ハウジング 6 内方ハウジング 7 弾性心出し管 8 外方環状隙間 9 内方環状隙間 10 スピンドルレール 25 安全ストッパ 26 弾性接合片 27 筒状挿入体 28 密封リング 29 ボルト状延長部 30 中心孔 31 底部 32 密封リング 33 底面 34 ボールカップ 35 支持部分 36 取り付けナット 37 ワッシャー 38 密封リング 39 押さえつけ装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネック軸受及びステップ軸受内に回転可
    能に支持された軸を含む紡糸機又は撚糸機用スピンドル
    であって、前記スピンドルはスピンドルレールへ取り付
    け可能な外方ハウジングと、ネック軸受及びステップ軸
    受を支持構成要素により収容する内方ハウジングとを更
    に含み、前記内方ハウジングは環状隙間により外方ハウ
    ジングから分離され弾性接合片により支持部分へ接続さ
    れ、また前記支持部分は調節可能に且つ外方ハウジング
    の底面に締着可能に配置されるスピンドルに於て、底面
    (33;233;333;433;533;633)は
    ボールカップ(34;234;334;434;53
    4;634)形態に少なくとも近似しておりその中心点
    (M)は外方ハウジング(5;205;305;40
    5;505;605)の上方縁(40)から垂直方向に
    多くとも30mm離れたスピンドル。
  2. 【請求項2】 ボールカップ(434;534;63
    4)は円錐形状面に近似する請求項1記載のスピンド
    ル。
  3. 【請求項3】 ボールカップ(34;234;334;
    434;534;634)は内方ハウジング(6;20
    6;306;406;506;)から外方ハウジング
    (5;205;305;405;505;605;)へ
    伝達される軸方向負荷に対する唯一の支持体である請求
    項1又は請求項2記載のスピンドル。
  4. 【請求項4】 軸方向負荷を伝達する目的で一体的に作
    られた構成要素(241;541)が設けられ、前記構
    成要素は支持部分(235;535)、弾性ボルト形態
    の弾性接合片(226;526)、及び内方ハウジング
    (206;506)に圧入された筒状挿入体(227;
    527)を含む請求項3記載のスピンドル。
  5. 【請求項5】 ボールカップ(34;234;434;
    534;634)に中心孔(30;230;430;5
    30;630)が設けられ、支持部分(35;235;
    435;535;635)のボルト状延長部(29;2
    29;429;529;629)が間隙を有して前記中
    心孔を通り案内され、前記延長部(29;229;42
    9;529;629)は機械工具用の作業面を備える請
    求項1ないし請求項4の何れか一つの請求項記載のスピ
    ンドル。
  6. 【請求項6】 ボールカップ(34;634)は回転防
    止装置(39;632)により支持部分(35;63
    5)に対接して固定される請求項1ないし請求項5の何
    れか一つの請求項記載のスピンドル。
JP8271782A 1995-10-03 1996-09-19 紡糸機又は撚糸機用スピンドル Pending JPH09170121A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19536874.6 1995-10-03
DE19536874A DE19536874A1 (de) 1995-10-03 1995-10-03 Spindel für Spinn- oder Zwirnmaschinen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09170121A true JPH09170121A (ja) 1997-06-30

Family

ID=7773939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8271782A Pending JPH09170121A (ja) 1995-10-03 1996-09-19 紡糸機又は撚糸機用スピンドル

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5911674A (ja)
JP (1) JPH09170121A (ja)
DE (1) DE19536874A1 (ja)
IN (1) IN188946B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19854354B4 (de) * 1998-11-25 2004-05-27 Skf Textilmaschinen-Komponenten Gmbh Spindellagerung
DE102009031886A1 (de) * 2009-07-06 2011-01-20 Rotorcraft Ag Spindellagerung für eine Ringspinnmaschine
CN103556327A (zh) * 2013-10-31 2014-02-05 吴静 一种并纱机的筒锭固定装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB845669A (ja) *
GB503283A (en) * 1938-04-19 1939-04-04 Edmund Hamel Spindle bearing for spinning and doubling machines
CA515112A (en) * 1950-05-01 1955-07-26 Universal Winding Company Textile spindle
GB689471A (en) * 1950-05-25 1953-03-25 Tmm Research Ltd Improvements in or relating to spindle mountings for textile spinning or like machines
GB897244A (en) * 1959-12-10 1962-05-23 Tmm Research Ltd Improvements in spindles for textile spinning machines
CH389467A (de) * 1961-02-13 1965-03-15 Uster Spindel Motoren Maschf Lagervorrichtung für Textilmaschinenspindel
CH530484A (de) * 1971-02-03 1972-11-15 Rieter Ag Maschf Spinn- oder Zwirnspindel
DE3839942A1 (de) * 1988-11-26 1990-05-31 Stahlecker Fritz Lagerung fuer spindeln von spinn- oder zwirnmaschinen
US5359842A (en) * 1989-11-17 1994-11-01 Fritz Stahlecker Spinning or twisting shaft bearing assembly with vibration isolation connection arrangement
US5201170A (en) * 1989-12-23 1993-04-13 Fritz Stahlecker Spinning or twisting spindle having a spindle shaft
DE3942403A1 (de) * 1989-12-21 1991-06-27 Stahlecker Fritz Spinn- oder zwirnspindel
DE4004046A1 (de) * 1990-02-10 1991-08-14 Stahlecker Fritz Lagerung fuer eine spinn- oder zwirnspindel
EP0636718A1 (de) * 1993-07-28 1995-02-01 Gebrüder Loepfe Ag Textilspindel

Also Published As

Publication number Publication date
US5911674A (en) 1999-06-15
DE19536874A1 (de) 1997-04-10
IN188946B (ja) 2002-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4991412A (en) Oscillatory support for drum washing machines
JP3770458B2 (ja) 油圧緩衝器のダストカバー取付構造
JP4741587B2 (ja) シャフトを振動させながら誘導するための装置
US5738445A (en) Journal bearing having vibration damping elements
US3942314A (en) Textile spindle mounting
US7070175B2 (en) Anti-vibration device
JPS60196425A (ja) 軸受すきまを一定に維持されたパツド型ジヤ−ナル軸受装置
JPH09170121A (ja) 紡糸機又は撚糸機用スピンドル
US6361216B1 (en) Dynamic pressure bearing
JPH0381584A (ja) 弾性内部取付装置を備えた気密コンプレッサー
SE524112C2 (sv) Anordning för svängbar upphängning av ett fordonshjul
US5359842A (en) Spinning or twisting shaft bearing assembly with vibration isolation connection arrangement
US8919753B2 (en) Spring plate
US5996326A (en) Spindle for a spinning or a twisting machine
US4997291A (en) Bearing for spindles of spinning or twisting machines
JPH03130422A (ja) 自己駆動式スピンドル
US5092115A (en) Spinning or twisting spindle
US5182901A (en) Spinning or twisting spindle arrangement
US5119620A (en) Holding arrangement for a spindle of ring spinning or ring twisting machines
CZ416099A3 (cs) Uložení vřetene
EP3754057A1 (en) Pot spinning machine
JP2884112B2 (ja) スピンドルシヤフトを具備した精紡または撚糸スピンドル
KR20050069072A (ko) 상부 지지형 로터리 테이블 장치
CN214742302U (zh) 一种汽车水泵
JPS585291B2 (ja) セイボウ ナラビニ ネンシスピンドル