JPH09169877A - 低減された白化破損性を有するポリプロピレン - Google Patents
低減された白化破損性を有するポリプロピレンInfo
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- JPH09169877A JPH09169877A JP8272399A JP27239996A JPH09169877A JP H09169877 A JPH09169877 A JP H09169877A JP 8272399 A JP8272399 A JP 8272399A JP 27239996 A JP27239996 A JP 27239996A JP H09169877 A JPH09169877 A JP H09169877A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L23/10—Homopolymers or copolymers of propene
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L2205/00—Polymer mixtures characterised by other features
- C08L2205/02—Polymer mixtures characterised by other features containing two or more polymers of the same C08L -group
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低減された白化破損性を有するポリプロピレ
ンを開発すること。 【解決手段】A) プロピレンのホモポリマー、または少
なくとも50mol %のプロピレン含有率を有する、プロピ
レンと一種またはそれ以上のα- オレフィンとのコポリ
マーであることができる、90よりも高いアイソタクチッ
クインデックス及び 0.1g/10分と100g/10 分との間のメ
ルトフローインデックスを有する高度にアイソタクチッ
クのポリプロピレン70〜95重量%、及び B) プロピレンのホモポリマー、または少なくとも80mo
l %のプロピレン含有率を有する、プロピレンと一種ま
たはそれ以上のα- オレフィンとのコポリマーであるこ
とができる、40J/g 以下の融解エンタルピーを有する10
重量%までの結晶性ポリプロピレンフラクション、及び
0.1g/10分と 100g/10分の間のメルトフローインデック
スを有する高度に非晶質のポリプロピレン5〜30重量
%、を含む、低減された白化破損傾向を有するポリプロ
ピレン。
ンを開発すること。 【解決手段】A) プロピレンのホモポリマー、または少
なくとも50mol %のプロピレン含有率を有する、プロピ
レンと一種またはそれ以上のα- オレフィンとのコポリ
マーであることができる、90よりも高いアイソタクチッ
クインデックス及び 0.1g/10分と100g/10 分との間のメ
ルトフローインデックスを有する高度にアイソタクチッ
クのポリプロピレン70〜95重量%、及び B) プロピレンのホモポリマー、または少なくとも80mo
l %のプロピレン含有率を有する、プロピレンと一種ま
たはそれ以上のα- オレフィンとのコポリマーであるこ
とができる、40J/g 以下の融解エンタルピーを有する10
重量%までの結晶性ポリプロピレンフラクション、及び
0.1g/10分と 100g/10分の間のメルトフローインデック
スを有する高度に非晶質のポリプロピレン5〜30重量
%、を含む、低減された白化破損傾向を有するポリプロ
ピレン。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低減された白化破
損性を有するポリプロピレンに関する。
損性を有するポリプロピレンに関する。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレンは、多くの優れた特性を
有し、そのためここ十年間にわたって最も広く使用され
るプラスチックの一つとなり、多くの分野において使用
されている。応用範囲が広いために、この材料は、次か
ら次へと高まる要求を満たす必要があり、よって特性プ
ロフィルの改善と拡張が絶えず行われてきた。ポリプロ
ピレン(PP)の欠点の一つは、白化破損が生じることにあ
り、これは変形荷重のもとでの材料の不所望な白化現象
として現れる。この現象は多くのPPタイプのプラスチッ
クに現れるが、特には、改善された低温衝撃強さを有す
る多相系、例えば他のα- オレフィン、特にエチレンと
のヘテロフェイズコポリマーにおいて現れ、これによっ
て工業的な応用性が非常に制限される恐れがある。何故
ならば、この白化現象は、比較的小さな衝撃荷重、例え
ば石の衝突、または落下したとき等の衝撃や、あるいは
局部的な歪み、例えば曲げまたは屈曲によってさえも生
じる場合があり、実質透明の部材に曇りと不透明さを、
そして着色された部材に美観的に望ましくないホワイト
スポットを与えるからである。
有し、そのためここ十年間にわたって最も広く使用され
るプラスチックの一つとなり、多くの分野において使用
されている。応用範囲が広いために、この材料は、次か
ら次へと高まる要求を満たす必要があり、よって特性プ
ロフィルの改善と拡張が絶えず行われてきた。ポリプロ
ピレン(PP)の欠点の一つは、白化破損が生じることにあ
り、これは変形荷重のもとでの材料の不所望な白化現象
として現れる。この現象は多くのPPタイプのプラスチッ
クに現れるが、特には、改善された低温衝撃強さを有す
る多相系、例えば他のα- オレフィン、特にエチレンと
のヘテロフェイズコポリマーにおいて現れ、これによっ
て工業的な応用性が非常に制限される恐れがある。何故
ならば、この白化現象は、比較的小さな衝撃荷重、例え
ば石の衝突、または落下したとき等の衝撃や、あるいは
局部的な歪み、例えば曲げまたは屈曲によってさえも生
じる場合があり、実質透明の部材に曇りと不透明さを、
そして着色された部材に美観的に望ましくないホワイト
スポットを与えるからである。
【0003】この現象をなくすためまたはその程度を抑
えるための様々な添加物が文献に記載されている。例え
ば、ヨーロッパ特許第0 273 228 号公報には、添加物と
して、スチレン-エチレン/ ブチレン- スチレンブロッ
クコポリマーまたはスチレン- エチレン/プロピレンブ
ロックコポリマーを含むポリプロピレン組成物が記載さ
れている。更に、Journal of Applied Polymer Scienc
e, 第45巻, 317 〜331 頁(1992)には、エチレン- メ
タクリル酸コポリマーを使用することが記載されてい
る。
えるための様々な添加物が文献に記載されている。例え
ば、ヨーロッパ特許第0 273 228 号公報には、添加物と
して、スチレン-エチレン/ ブチレン- スチレンブロッ
クコポリマーまたはスチレン- エチレン/プロピレンブ
ロックコポリマーを含むポリプロピレン組成物が記載さ
れている。更に、Journal of Applied Polymer Scienc
e, 第45巻, 317 〜331 頁(1992)には、エチレン- メ
タクリル酸コポリマーを使用することが記載されてい
る。
【0004】しかし、現在まで知られる添加物の欠点
は、先ず第一には、その添加物が高価なために、製品の
価格がより高くなることを避けることができないこと
と、第二にはそれらが純粋なポリオレフィンでないこと
である。更に、公知の添加物は、機械的特性の変化及び
劣化を引き起こす。
は、先ず第一には、その添加物が高価なために、製品の
価格がより高くなることを避けることができないこと
と、第二にはそれらが純粋なポリオレフィンでないこと
である。更に、公知の添加物は、機械的特性の変化及び
劣化を引き起こす。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】それゆえ、本発明の課
題は、白化破損 (white fracture) 傾向を防ぐかまたは
実質的にその程度を低減し、かつ材料の機械的特性をも
し劣化させるような場合でも、僅かにしか悪影響を与え
ず、しかも場合によっては機械的特性をも改善し得る、
PPポリマーのための添加物を提供することであった。更
に、この添加物は、PP材料のリサイクル性に悪影響を与
えてはならない。
題は、白化破損 (white fracture) 傾向を防ぐかまたは
実質的にその程度を低減し、かつ材料の機械的特性をも
し劣化させるような場合でも、僅かにしか悪影響を与え
ず、しかも場合によっては機械的特性をも改善し得る、
PPポリマーのための添加物を提供することであった。更
に、この添加物は、PP材料のリサイクル性に悪影響を与
えてはならない。
【0006】
【課題を解決するための手段】予期できないことに、こ
の課題は、高度に非晶質でかつ高分子量の、プロピレン
のホモ- またはコポリマーを添加物として使用すること
によって解決できた。それゆえ、本発明は、 A)プロピレンのホモポリマー、または少なくとも50mol%
のプロピレン含有率を有する、プロピレンと一種または
それ以上のα- オレフィンとのコポリマーであることが
できる、90よりも高いアイソタクチックインデックス及
び 0.1g/10分と100g/10 分の間のメルトフローインデッ
クスを有する高度にアイソタクチックのポリプロピレン
70〜95重量%、及び B)プロピレンのホモポリマー、または少なくとも80mol%
のプロピレン含有率を有する、プロピレンと一種または
それ以上のα- オレフィンとのコポリマーであることが
できる、40J/g 以下の融解エンタルピーを有する10重量
%までの結晶性ポリプロピレンフラクション、及び0.1g
/10 分と100g/10 分の間のメルトフローインデックスを
有する高度に非晶質のポリプロピレン5〜30重量%を含
む、低減された白化破損性を有するポリプロピレンに関
する。
の課題は、高度に非晶質でかつ高分子量の、プロピレン
のホモ- またはコポリマーを添加物として使用すること
によって解決できた。それゆえ、本発明は、 A)プロピレンのホモポリマー、または少なくとも50mol%
のプロピレン含有率を有する、プロピレンと一種または
それ以上のα- オレフィンとのコポリマーであることが
できる、90よりも高いアイソタクチックインデックス及
び 0.1g/10分と100g/10 分の間のメルトフローインデッ
クスを有する高度にアイソタクチックのポリプロピレン
70〜95重量%、及び B)プロピレンのホモポリマー、または少なくとも80mol%
のプロピレン含有率を有する、プロピレンと一種または
それ以上のα- オレフィンとのコポリマーであることが
できる、40J/g 以下の融解エンタルピーを有する10重量
%までの結晶性ポリプロピレンフラクション、及び0.1g
/10 分と100g/10 分の間のメルトフローインデックスを
有する高度に非晶質のポリプロピレン5〜30重量%を含
む、低減された白化破損性を有するポリプロピレンに関
する。
【0007】低減された白化破損性を有する本発明によ
るポリプロピレンは、高度にアイソタクチックのポリプ
ロピレンAと変性材料としての高度に非晶質のポリプロ
ピレンBとから構成される。ベースポリマーAは、ポリ
プロピレン(PP)ホモポリマー、及び一種またはそれ以上
のα- オレフィンとのポリプロピレンコポリマーの両方
である。
るポリプロピレンは、高度にアイソタクチックのポリプ
ロピレンAと変性材料としての高度に非晶質のポリプロ
ピレンBとから構成される。ベースポリマーAは、ポリ
プロピレン(PP)ホモポリマー、及び一種またはそれ以上
のα- オレフィンとのポリプロピレンコポリマーの両方
である。
【0008】好適なPPホモポリマーには、90よりも高い
アイソタクチックインデックスを有する高度にアイソタ
クチックのPPホモポリマーである公知の全てのポリマー
が該当する。使用されるこのホモポリマーは、好ましく
は、95よりも高いアイソタクチックインデックス(ヨー
ロッパ特許出願公開第255 693 号またはMacromolecules
6(6) 925-26 (1973) において定義されている)を有す
る。使用するポリプロピレンのメルトフローインデック
ス (MFI)は、230 ℃及び2.16kgにおいて測定した、ISO1
133/DIN53735による 0.1g/10分と100g/10 分の間の値で
ある。0.5g/10分と50g/10分の間のMFI を有するポリプ
ロピレンが、好ましく使用される。
アイソタクチックインデックスを有する高度にアイソタ
クチックのPPホモポリマーである公知の全てのポリマー
が該当する。使用されるこのホモポリマーは、好ましく
は、95よりも高いアイソタクチックインデックス(ヨー
ロッパ特許出願公開第255 693 号またはMacromolecules
6(6) 925-26 (1973) において定義されている)を有す
る。使用するポリプロピレンのメルトフローインデック
ス (MFI)は、230 ℃及び2.16kgにおいて測定した、ISO1
133/DIN53735による 0.1g/10分と100g/10 分の間の値で
ある。0.5g/10分と50g/10分の間のMFI を有するポリプ
ロピレンが、好ましく使用される。
【0009】PPコポリマーは、プロピレンと一種または
それ以上のα- オレフィンとのコポリマーである。コモ
ノマーとして好適なα- オレフィンは2〜10個の炭素原
子を有するオレフィン、例えばエチレン、ブテン、ヘキ
センまたはデセンである。好ましくは、エチレンがコモ
ノマーとして使用される。対応するコポリマー中におけ
るプロピレンの量は、少なくとも50mol%、好ましくは少
なくとも70mol%である。このコポリマーは、ランダムコ
ポリマー及びヘテロフェイズコポリマー (heterophase
copolymer)のどちらの形でもよい。
それ以上のα- オレフィンとのコポリマーである。コモ
ノマーとして好適なα- オレフィンは2〜10個の炭素原
子を有するオレフィン、例えばエチレン、ブテン、ヘキ
センまたはデセンである。好ましくは、エチレンがコモ
ノマーとして使用される。対応するコポリマー中におけ
るプロピレンの量は、少なくとも50mol%、好ましくは少
なくとも70mol%である。このコポリマーは、ランダムコ
ポリマー及びヘテロフェイズコポリマー (heterophase
copolymer)のどちらの形でもよい。
【0010】このコポリマーのアイソタクチックインデ
ックスも、90より高く、好ましくは95より高くあるべき
であり、そしてMFI も、0.1g/10 分と100g/10 分の間、
好ましくは 0.5g/10分と50g/10分の間であるべきであ
る。好適な変性材料Bは、プロピレンの高度に非晶質の
ホモポリマーまたはコポリマーである。高度に非晶質の
ポリプロピレンとは、40J/g 以下、好ましくは30J/g 以
下の融解エンタルピーを有する10重量%以下、好ましく
は7重量%以下の結晶性PPフラクションを含むポリプロ
ピレンを意味すると理解されるべきである。
ックスも、90より高く、好ましくは95より高くあるべき
であり、そしてMFI も、0.1g/10 分と100g/10 分の間、
好ましくは 0.5g/10分と50g/10分の間であるべきであ
る。好適な変性材料Bは、プロピレンの高度に非晶質の
ホモポリマーまたはコポリマーである。高度に非晶質の
ポリプロピレンとは、40J/g 以下、好ましくは30J/g 以
下の融解エンタルピーを有する10重量%以下、好ましく
は7重量%以下の結晶性PPフラクションを含むポリプロ
ピレンを意味すると理解されるべきである。
【0011】高度に非晶質のポリプロピレンのメルトフ
ローインデックスも 0.1g/10分と100g/10 分の間、好ま
しくは 0.5g/10分と50g/10分の間である。上記の通り、
変性材料Bは、プロピレンのホモポリマー、またはプロ
ピレンと一種またはそれ以上のα- オレフィンとのコポ
リマーであることができる。好適なコモノマーは、ここ
でも、2〜10個の炭素原子を有するα- オレフィン、例
えばエチレン、ブテン、ペンテン、ヘキセンまたはデセ
ンである。
ローインデックスも 0.1g/10分と100g/10 分の間、好ま
しくは 0.5g/10分と50g/10分の間である。上記の通り、
変性材料Bは、プロピレンのホモポリマー、またはプロ
ピレンと一種またはそれ以上のα- オレフィンとのコポ
リマーであることができる。好適なコモノマーは、ここ
でも、2〜10個の炭素原子を有するα- オレフィン、例
えばエチレン、ブテン、ペンテン、ヘキセンまたはデセ
ンである。
【0012】好ましくは、エチレンがコモノマーとして
使用される。このコポリマー中のプロピレンの量は、少
なくとも80mol%、好ましくは少なくとも90mol%である。
変性材料Bは、変性するべきベースポリマーに対して、
5〜30重量%の量で加えられる。低減された白化破損性
を有する本発明によるポリプロピレンの製造は、例えば
対応するベースポリマーAと変性材料Bとを、所望の重
量比において、190 ℃と300 ℃の間の温度下に慣用の混
合機または混練機中で単純に混合することによって行わ
れる。この加工温度は、好ましくは200 〜250 ℃であ
る。ベースポリマーAと変性材料Bは、粉末または顆粒
状であることができる。次いで、次の加工処理を、例え
ば押出し技術によって行い、所望の最終形状、例えば顆
粒、フィルム、射出成形品または押出し品に二次加工す
る。
使用される。このコポリマー中のプロピレンの量は、少
なくとも80mol%、好ましくは少なくとも90mol%である。
変性材料Bは、変性するべきベースポリマーに対して、
5〜30重量%の量で加えられる。低減された白化破損性
を有する本発明によるポリプロピレンの製造は、例えば
対応するベースポリマーAと変性材料Bとを、所望の重
量比において、190 ℃と300 ℃の間の温度下に慣用の混
合機または混練機中で単純に混合することによって行わ
れる。この加工温度は、好ましくは200 〜250 ℃であ
る。ベースポリマーAと変性材料Bは、粉末または顆粒
状であることができる。次いで、次の加工処理を、例え
ば押出し技術によって行い、所望の最終形状、例えば顆
粒、フィルム、射出成形品または押出し品に二次加工す
る。
【0013】本発明のポリプロピレンは、従来技術と比
較して実質的に低減された白化破損性を有することを特
徴とし、この際、他の機械的特性は、たとえ劣化したと
しても、僅かであるか、または場合によっては改善され
ることさえある。更に、本発明のポリプロピレンのリサ
イクル性は保持される。それゆえ、本発明のポリプロピ
レンは、慣用の方法によるフィルム、射出成形品及び押
出し品の製造に適している。
較して実質的に低減された白化破損性を有することを特
徴とし、この際、他の機械的特性は、たとえ劣化したと
しても、僅かであるか、または場合によっては改善され
ることさえある。更に、本発明のポリプロピレンのリサ
イクル性は保持される。それゆえ、本発明のポリプロピ
レンは、慣用の方法によるフィルム、射出成形品及び押
出し品の製造に適している。
【0014】
【実施例】様々なベースポリマーAと様々な変性材料B
の種々のブレンドを調製した。このためには、対応する
粉末または顆粒を所望の重量比で混合し、そしてこの混
合物を、25mmのスクリュー直径を有するCOLLIN2軸スク
リュー押出機中で 200〜240 ℃の温度下に溶融し、次い
で4kg/hの速度で二つのサーキュラーダイを通して押出
ししてそれぞれ3mm の押出し物を得る。押出機中での滞
留時間は約20秒である。この押出し物を水浴中で固化し
た後に粒状化した。
の種々のブレンドを調製した。このためには、対応する
粉末または顆粒を所望の重量比で混合し、そしてこの混
合物を、25mmのスクリュー直径を有するCOLLIN2軸スク
リュー押出機中で 200〜240 ℃の温度下に溶融し、次い
で4kg/hの速度で二つのサーキュラーダイを通して押出
ししてそれぞれ3mm の押出し物を得る。押出機中での滞
留時間は約20秒である。この押出し物を水浴中で固化し
た後に粒状化した。
【0015】ベースポリマーAとして以下の原料を使用
した: a) Daplen KS 101, PCD Polymere 社のPPホモポリマ
ー、 b) Daplen KSC 1012, PCD Polymere 社のヘテロフェイ
ズ EP コポリマー、 C) Daplen KSR 4525, PCD Polymere 社の、高い衝撃強
さを有するヘテロフェイズ EP コポリマー、及び d) Daplen KF C 2208, 均質EPランダムコポリマー、 そして変性材料Bとしては以下の原料を使用した: a) ELPPホモポリマー, ヨーロッパ特許出願公開第0 63
2 062 号の実施例1に従い製造したものを以下の手順で
分解させたもの。 b) エチレンを含む ELPP コポリマー, ヨーロッパ特許
出願公開第0 632 062 号の実施例1に従い製造するが、
ここのbにおいては、重合の際に、プロペン7.3kgの代
わりに、プロペン 7.2kgとエチレン 0.09kg の混合物を
使用し、次いで全重合時間にわたって、0.09kg/hの量の
エチレンを配量供給した。ここでも、以下の方法に従っ
て分解処理を行った。 c) 比較物質としての: REXFLEX FP-D 400, Rexene Cor
p. (Odessa, TX 779760,U.S.A)の、商品化の間の一つの
実験製品。
した: a) Daplen KS 101, PCD Polymere 社のPPホモポリマ
ー、 b) Daplen KSC 1012, PCD Polymere 社のヘテロフェイ
ズ EP コポリマー、 C) Daplen KSR 4525, PCD Polymere 社の、高い衝撃強
さを有するヘテロフェイズ EP コポリマー、及び d) Daplen KF C 2208, 均質EPランダムコポリマー、 そして変性材料Bとしては以下の原料を使用した: a) ELPPホモポリマー, ヨーロッパ特許出願公開第0 63
2 062 号の実施例1に従い製造したものを以下の手順で
分解させたもの。 b) エチレンを含む ELPP コポリマー, ヨーロッパ特許
出願公開第0 632 062 号の実施例1に従い製造するが、
ここのbにおいては、重合の際に、プロペン7.3kgの代
わりに、プロペン 7.2kgとエチレン 0.09kg の混合物を
使用し、次いで全重合時間にわたって、0.09kg/hの量の
エチレンを配量供給した。ここでも、以下の方法に従っ
て分解処理を行った。 c) 比較物質としての: REXFLEX FP-D 400, Rexene Cor
p. (Odessa, TX 779760,U.S.A)の、商品化の間の一つの
実験製品。
【0016】二つのELPP材料の分解は以下のように行っ
た:ヨーロッパ特許出願公開第0 632 062 号の実施例1
に従って得られたELPPを、0℃以下に冷却してから、ブ
レイカーミル (breaker mill) 中で3mm 未満の粒度まで
粉砕した。その後、ポリマーの量を基準として、ビス
((1,1-ジメチルエチル) パーオキシイソプロピル) ベン
ゼン(Perkadox 14 Sfl, AKZO NOBEL )を0.1重量%(E
LPPホモポリマーの場合)または0.2 重量%(ELPPコポ
リマーの場合)の量で混入し、そしてこの混合物を、25
mmのスクリュー直径を有するCOLLIN二軸スクリュー押出
機中で190 〜200 ℃の温度下に溶融し、そして2kg/hの
速度で二つのサーキュラーダイを通して押出ししてそれ
ぞれ3mmの押出し物を得た。押出機中での滞留時間は約
30秒であった。この押出し物を水浴中で固化した後に粉
砕した。ELPPは、6g/10分(ELPPホモポリマー)または
12g/10分(ELPPコポリマー)まで分解された。
た:ヨーロッパ特許出願公開第0 632 062 号の実施例1
に従って得られたELPPを、0℃以下に冷却してから、ブ
レイカーミル (breaker mill) 中で3mm 未満の粒度まで
粉砕した。その後、ポリマーの量を基準として、ビス
((1,1-ジメチルエチル) パーオキシイソプロピル) ベン
ゼン(Perkadox 14 Sfl, AKZO NOBEL )を0.1重量%(E
LPPホモポリマーの場合)または0.2 重量%(ELPPコポ
リマーの場合)の量で混入し、そしてこの混合物を、25
mmのスクリュー直径を有するCOLLIN二軸スクリュー押出
機中で190 〜200 ℃の温度下に溶融し、そして2kg/hの
速度で二つのサーキュラーダイを通して押出ししてそれ
ぞれ3mmの押出し物を得た。押出機中での滞留時間は約
30秒であった。この押出し物を水浴中で固化した後に粉
砕した。ELPPは、6g/10分(ELPPホモポリマー)または
12g/10分(ELPPコポリマー)まで分解された。
【0017】MFI 、融解エンタルピー (Hm) 、C2含有率
(C2) 及び弾性率等の使用した変性材料の重要な特性を
以下の表1にまとめる。
(C2) 及び弾性率等の使用した変性材料の重要な特性を
以下の表1にまとめる。
【0018】
【表1】
【0019】メルトフローインデックスは、230 ℃/2.1
6kg においてISO 1133/DIN 53735に従って測定した。変
性材料の結晶化度は、ISO 3146に従ってDSC を用いて測
定し、この際二次加熱プロセスは、10K/分の加熱及び冷
却速度で10℃と190 ℃の間のサイクルにおいて評価し
た。C2含有率はIR分光分析法を用いて測定した。
6kg においてISO 1133/DIN 53735に従って測定した。変
性材料の結晶化度は、ISO 3146に従ってDSC を用いて測
定し、この際二次加熱プロセスは、10K/分の加熱及び冷
却速度で10℃と190 ℃の間のサイクルにおいて評価し
た。C2含有率はIR分光分析法を用いて測定した。
【0020】系の機械的特性は、250 ℃の溶融温度及び
30℃の金型温度において射出成形によって作った試験片
(DIN 16774 (1988)に従う) を用いて、以下の方法に従
って測定した。 * 破断点伸び率及び破断点引張応力試験のDIN 53455
(1981)に従う、または引張弾性率試験のDIN 53457 (198
1)に従う射出成形ダンベル試験片 F3/3 に対する引張試
験 * ダブルVノッチを持つ標準試験片B (standard bar
B) (80×10×4mm)を用いる ISO 8256 (1990)に従う
耐引張衝撃試験(方法A)における23℃での室温衝撃強
さ(IS +23℃) * ノッチしていない標準試験片Bを用いるISO 179 (1
eU) に従う耐衝撃試験における-20 ℃での低温衝撃強さ
(IS -20℃) * 射出成形試験片を用いるISO 868 (1978)に従うショ
アー硬度(方法D) 本発明のポリプロピレンの白化破損性は、F.Altendorfe
r 及びH.P.Frank 著のKunststoffe 70 (1980) の98〜10
1 頁に記載の方法に従い測定した。これに間連して、引
張試験は、幅を10mmから8mmに狭めるために、中間に丸
いノッチを有するDIN 53455/1981に従う変更したダンベ
ル試験片F3/3について行った。
30℃の金型温度において射出成形によって作った試験片
(DIN 16774 (1988)に従う) を用いて、以下の方法に従
って測定した。 * 破断点伸び率及び破断点引張応力試験のDIN 53455
(1981)に従う、または引張弾性率試験のDIN 53457 (198
1)に従う射出成形ダンベル試験片 F3/3 に対する引張試
験 * ダブルVノッチを持つ標準試験片B (standard bar
B) (80×10×4mm)を用いる ISO 8256 (1990)に従う
耐引張衝撃試験(方法A)における23℃での室温衝撃強
さ(IS +23℃) * ノッチしていない標準試験片Bを用いるISO 179 (1
eU) に従う耐衝撃試験における-20 ℃での低温衝撃強さ
(IS -20℃) * 射出成形試験片を用いるISO 868 (1978)に従うショ
アー硬度(方法D) 本発明のポリプロピレンの白化破損性は、F.Altendorfe
r 及びH.P.Frank 著のKunststoffe 70 (1980) の98〜10
1 頁に記載の方法に従い測定した。これに間連して、引
張試験は、幅を10mmから8mmに狭めるために、中間に丸
いノッチを有するDIN 53455/1981に従う変更したダンベ
ル試験片F3/3について行った。
【0021】このための各パラメーターは以下の通りで
ある: 試験スピード: 5mm/ 分 締付け長さ: 110 mm 測定長さ: 50 mm 試験温度: 23℃ それに記載される光センサーを用いて、不透明度/ 伸び
率図を、力/ 伸び率図と同時に記録し、そして白化破損
が生じる伸び率を、接線法 (tangent method)を用いて
上記の不透明度/ 伸び率図から決定する。伴う白化破損
エネルギーについても測る。5つの各々の測定の平均値
をそれぞれ決める。
ある: 試験スピード: 5mm/ 分 締付け長さ: 110 mm 測定長さ: 50 mm 試験温度: 23℃ それに記載される光センサーを用いて、不透明度/ 伸び
率図を、力/ 伸び率図と同時に記録し、そして白化破損
が生じる伸び率を、接線法 (tangent method)を用いて
上記の不透明度/ 伸び率図から決定する。伴う白化破損
エネルギーについても測る。5つの各々の測定の平均値
をそれぞれ決める。
【0022】これらの試験の結果とブレンドの正確な組
成を表2〜表4にまとめる。
成を表2〜表4にまとめる。
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】No Wf = 明細書中に記載した測定方法では
白化破損は検出できなかったことを示す。
白化破損は検出できなかったことを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス・ベルンライトテナー オーストリア国、40201 リンツ、ツオイ ベルタールストラーセ、1 (72)発明者 ノルベルト・ハフナー オーストリア国、40201 リンツ、ハウプ トプラッツ、15 (72)発明者 クルト・ハムマーシユミット オーストリア国、4030リンツ、ウイーナ ー・ストラーセ、230 (72)発明者 ヘルマン・ハイネマン オーストリア国、3331ケマテン/ イプ ス、8 ツエー・ストラーセ、2
Claims (6)
- 【請求項1】A) プロピレンのホモポリマー、または少
なくとも50mol %のプロピレン含有率を有する、プロピ
レンと一種またはそれ以上のα- オレフィンとのコポリ
マーであることができる、90よりも高いアイソタクチッ
クインデックス及び 0.1g/10分と100g/10 分との間のメ
ルトフローインデックスを有する高度にアイソタクチッ
クのポリプロピレン70〜95重量%、及び B) プロピレンのホモポリマー、または少なくとも80mo
l %のプロピレン含有率を有する、プロピレンと一種ま
たはそれ以上のα- オレフィンとのコポリマーであるこ
とができる、40J/g 以下の融解エンタルピーを有する10
重量%までの結晶性ポリプロピレンフラクション、及び
0.1g/10分と 100g/10分の間のメルトフローインデック
スを有する高度に非晶質のポリプロピレン5〜30重量
%、を含む、低減された白化破損性を有するポリプロピ
レン。 - 【請求項2】 高度にアイソタクチックのポリマーとし
て、プロピレンのホモポリマーあるいは少なくとも70mo
l%のプロピレン含有率を有する、プロピレンと一種また
はそれ以上のα- オレフィンとのコポリマーを使用し、
この際、このポリマーのアイソタクチックインデックス
は95よりも高く、そしてメルトフローインデックスは
0.5g/10分と50g/10分の間である、請求項1のポリプロ
ピレン。 - 【請求項3】 プロピレンのコポリマーとして、エチレ
ン及び/ または4〜10個の炭素原子を有するα- オレフ
ィンとのランダムコポリマーまたはヘテロフェイズコポ
リマーを使用する請求項1または2のポリプロピレン。 - 【請求項4】 プロピレンのコポリマーとして、エチレ
ンとのランダムまたはヘテロフェイズコポリマーを使用
する請求項1〜3のいずれか一つのポリプロピレン。 - 【請求項5】 プロピレンのホモポリマー、または少な
くとも85%のプロピレン含有率を有する、プロピレンと
一種またはそれ以上のα- オレフィンとのコポリマー
を、高度に非晶質のポリマーとして使用し、この際、こ
のポリマーは、30J/g 以下の融解エンタルピーを有する
7重量%以下の結晶性ポリプロピレンフラクション及び
0.5〜50g/10分のメルトフローインデックスを有する請
求項1〜4のいずれか一つのポリプロピレン。 - 【請求項6】 フィルム、または射出成形品または押出
し品の製造に請求項1〜5のいずれか一つのポリプロピ
レンを使用する方法。
Applications Claiming Priority (2)
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AT1709/95 | 1995-10-16 | ||
AT0170995A AT405286B (de) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | Polypropylene mit reduzierter weissbruchneigung |
Publications (1)
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---|---|
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Family
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Family Applications (1)
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JP8272399A Withdrawn JPH09169877A (ja) | 1995-10-16 | 1996-10-15 | 低減された白化破損性を有するポリプロピレン |
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JP (1) | JPH09169877A (ja) |
AT (2) | AT405286B (ja) |
DE (1) | DE59600899D1 (ja) |
ES (1) | ES2125079T3 (ja) |
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WO2002083754A1 (en) | 2001-04-12 | 2002-10-24 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Propylene ethylene polymers and production process |
US5986009A (en) * | 1997-12-03 | 1999-11-16 | The Dow Chemical Company | Blends of polypropylenes |
US6359068B1 (en) * | 1998-02-18 | 2002-03-19 | 3M Innovative Properties Company | High-friction polymer blends comprising polypropylene and thermoplastic block copolymers |
DE19812229A1 (de) * | 1998-03-20 | 1999-09-23 | Basf Ag | Polymere des Propens |
AT407044B (de) | 1998-04-24 | 2000-11-27 | Borealis Ag | Verwendung von modifikatoren auf basis von ethylenpolymeren oder amorphen olefinelastomeren zur reduktion der oberflächenklebrigkeit von amorphen polypropylenen |
DE19821369A1 (de) * | 1998-05-13 | 1999-11-18 | Borealis Polymere Holding Gmbh | Verwendung von Modifikatoren auf Basis von Ethylenen oder amorphen Olefinelastomeren zur Reduktion der Oberflächenklebrigkeit von amorphen Polypropylenen |
EP1522553B1 (en) | 1998-07-01 | 2007-04-11 | ExxonMobil Chemical Patents Inc. | Elastic blends comprising crystalline polymer and crystallizable polymers of propylene |
US6225411B1 (en) | 1999-04-19 | 2001-05-01 | Montell Technology Company Bv | Soft propylene polymer blend with high melt strength |
US6960635B2 (en) * | 2001-11-06 | 2005-11-01 | Dow Global Technologies Inc. | Isotactic propylene copolymers, their preparation and use |
CA2499951C (en) | 2002-10-15 | 2013-05-28 | Peijun Jiang | Multiple catalyst system for olefin polymerization and polymers produced therefrom |
US7700707B2 (en) | 2002-10-15 | 2010-04-20 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Polyolefin adhesive compositions and articles made therefrom |
CN103273614B (zh) * | 2013-05-23 | 2015-11-18 | 四川大学 | 一种以无规聚丙烯作为弹性体增韧等规聚丙烯iPP制品的方法 |
PL3180398T3 (pl) * | 2015-07-16 | 2019-03-29 | Total Research & Technology Feluy | Kompozycja polipropylenowa i wytworzone z niej arkusze wytwarzane techniką kształtowania termicznego |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS5831104B2 (ja) * | 1978-11-28 | 1983-07-04 | 出光石油化学株式会社 | 射出成形用ポリプロピレン組成物 |
DE4119283A1 (de) * | 1991-06-12 | 1992-12-17 | Basf Ag | Hochfliessfaehige mischungen aus verschiedenen propylenpolymerisaten |
EP0527589B1 (en) * | 1991-08-08 | 1998-06-03 | Ube Rexene Corporation | Resin composition comprising amorphous polyolefin and crystalline polypropylene |
EP0564206A2 (en) * | 1992-03-30 | 1993-10-06 | Terumo Kabushiki Kaisha | Medical container |
GB9304920D0 (en) * | 1993-03-10 | 1993-04-28 | Celltech Ltd | Chemical compounds |
US5521251A (en) * | 1993-10-20 | 1996-05-28 | Sumitomo Chemical Co., Ltd. | Propylene random copolymer composition |
US5397843A (en) * | 1993-11-22 | 1995-03-14 | Igi Baychem, Inc. | Polymer compositions comprising amorphous propylene polymer |
IT1275404B1 (it) * | 1994-02-07 | 1997-08-05 | Spherilene Srl | Composizioni poliolefiniche utilizzabili per la preparazione di articoli per uso biomedicale |
DE4405062A1 (de) * | 1994-02-17 | 1995-08-24 | Wolff Walsrode Ag | Transparente gereckte Polyolefinfolie |
US5409992A (en) * | 1994-02-28 | 1995-04-25 | Himont Incorporated | Calenderable blends containing broad molecular weight distribution propylene polymer material |
-
1995
- 1995-10-16 AT AT0170995A patent/AT405286B/de not_active IP Right Cessation
-
1996
- 1996-10-05 EP EP96116001A patent/EP0768338B1/de not_active Revoked
- 1996-10-05 ES ES96116001T patent/ES2125079T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1996-10-05 DE DE59600899T patent/DE59600899D1/de not_active Revoked
- 1996-10-05 AT AT96116001T patent/ATE174045T1/de not_active IP Right Cessation
- 1996-10-15 JP JP8272399A patent/JPH09169877A/ja not_active Withdrawn
- 1996-10-16 US US08/733,017 patent/US5686533A/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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AT405286B (de) | 1999-06-25 |
ES2125079T3 (es) | 1999-02-16 |
US5686533A (en) | 1997-11-11 |
ATA170995A (de) | 1998-11-15 |
ATE174045T1 (de) | 1998-12-15 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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