JPH09169877A - 低減された白化破損性を有するポリプロピレン - Google Patents

低減された白化破損性を有するポリプロピレン

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JPH09169877A
JPH09169877A JP8272399A JP27239996A JPH09169877A JP H09169877 A JPH09169877 A JP H09169877A JP 8272399 A JP8272399 A JP 8272399A JP 27239996 A JP27239996 A JP 27239996A JP H09169877 A JPH09169877 A JP H09169877A
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JP
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propylene
polypropylene
copolymer
homopolymer
olefins
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JP8272399A
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Markus Gahleitner
マルクウス・ガーライトナー
Klaus Bernreitner
クラウス・ベルンライトテナー
Norbert Hafner
ノルベルト・ハフナー
Kurt Hammerschmid
クルト・ハムマーシユミット
Hermann Heinemann
ヘルマン・ハイネマン
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DANUBIA PETROCHEM POLYMERE
P C D PORIMERE GmbH
PCD Polymere GmbH
Original Assignee
DANUBIA PETROCHEM POLYMERE
P C D PORIMERE GmbH
PCD Polymere GmbH
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L23/00Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L23/02Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08L23/10Homopolymers or copolymers of propene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低減された白化破損性を有するポリプロピレ
ンを開発すること。 【解決手段】A) プロピレンのホモポリマー、または少
なくとも50mol %のプロピレン含有率を有する、プロピ
レンと一種またはそれ以上のα- オレフィンとのコポリ
マーであることができる、90よりも高いアイソタクチッ
クインデックス及び 0.1g/10分と100g/10 分との間のメ
ルトフローインデックスを有する高度にアイソタクチッ
クのポリプロピレン70〜95重量%、及び B) プロピレンのホモポリマー、または少なくとも80mo
l %のプロピレン含有率を有する、プロピレンと一種ま
たはそれ以上のα- オレフィンとのコポリマーであるこ
とができる、40J/g 以下の融解エンタルピーを有する10
重量%までの結晶性ポリプロピレンフラクション、及び
0.1g/10分と 100g/10分の間のメルトフローインデック
スを有する高度に非晶質のポリプロピレン5〜30重量
%、を含む、低減された白化破損傾向を有するポリプロ
ピレン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低減された白化破
損性を有するポリプロピレンに関する。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレンは、多くの優れた特性を
有し、そのためここ十年間にわたって最も広く使用され
るプラスチックの一つとなり、多くの分野において使用
されている。応用範囲が広いために、この材料は、次か
ら次へと高まる要求を満たす必要があり、よって特性プ
ロフィルの改善と拡張が絶えず行われてきた。ポリプロ
ピレン(PP)の欠点の一つは、白化破損が生じることにあ
り、これは変形荷重のもとでの材料の不所望な白化現象
として現れる。この現象は多くのPPタイプのプラスチッ
クに現れるが、特には、改善された低温衝撃強さを有す
る多相系、例えば他のα- オレフィン、特にエチレンと
のヘテロフェイズコポリマーにおいて現れ、これによっ
て工業的な応用性が非常に制限される恐れがある。何故
ならば、この白化現象は、比較的小さな衝撃荷重、例え
ば石の衝突、または落下したとき等の衝撃や、あるいは
局部的な歪み、例えば曲げまたは屈曲によってさえも生
じる場合があり、実質透明の部材に曇りと不透明さを、
そして着色された部材に美観的に望ましくないホワイト
スポットを与えるからである。
【0003】この現象をなくすためまたはその程度を抑
えるための様々な添加物が文献に記載されている。例え
ば、ヨーロッパ特許第0 273 228 号公報には、添加物と
して、スチレン-エチレン/ ブチレン- スチレンブロッ
クコポリマーまたはスチレン- エチレン/プロピレンブ
ロックコポリマーを含むポリプロピレン組成物が記載さ
れている。更に、Journal of Applied Polymer Scienc
e, 第45巻, 317 〜331 頁(1992)には、エチレン- メ
タクリル酸コポリマーを使用することが記載されてい
る。
【0004】しかし、現在まで知られる添加物の欠点
は、先ず第一には、その添加物が高価なために、製品の
価格がより高くなることを避けることができないこと
と、第二にはそれらが純粋なポリオレフィンでないこと
である。更に、公知の添加物は、機械的特性の変化及び
劣化を引き起こす。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】それゆえ、本発明の課
題は、白化破損 (white fracture) 傾向を防ぐかまたは
実質的にその程度を低減し、かつ材料の機械的特性をも
し劣化させるような場合でも、僅かにしか悪影響を与え
ず、しかも場合によっては機械的特性をも改善し得る、
PPポリマーのための添加物を提供することであった。更
に、この添加物は、PP材料のリサイクル性に悪影響を与
えてはならない。
【0006】
【課題を解決するための手段】予期できないことに、こ
の課題は、高度に非晶質でかつ高分子量の、プロピレン
のホモ- またはコポリマーを添加物として使用すること
によって解決できた。それゆえ、本発明は、 A)プロピレンのホモポリマー、または少なくとも50mol%
のプロピレン含有率を有する、プロピレンと一種または
それ以上のα- オレフィンとのコポリマーであることが
できる、90よりも高いアイソタクチックインデックス及
び 0.1g/10分と100g/10 分の間のメルトフローインデッ
クスを有する高度にアイソタクチックのポリプロピレン
70〜95重量%、及び B)プロピレンのホモポリマー、または少なくとも80mol%
のプロピレン含有率を有する、プロピレンと一種または
それ以上のα- オレフィンとのコポリマーであることが
できる、40J/g 以下の融解エンタルピーを有する10重量
%までの結晶性ポリプロピレンフラクション、及び0.1g
/10 分と100g/10 分の間のメルトフローインデックスを
有する高度に非晶質のポリプロピレン5〜30重量%を含
む、低減された白化破損性を有するポリプロピレンに関
する。
【0007】低減された白化破損性を有する本発明によ
るポリプロピレンは、高度にアイソタクチックのポリプ
ロピレンAと変性材料としての高度に非晶質のポリプロ
ピレンBとから構成される。ベースポリマーAは、ポリ
プロピレン(PP)ホモポリマー、及び一種またはそれ以上
のα- オレフィンとのポリプロピレンコポリマーの両方
である。
【0008】好適なPPホモポリマーには、90よりも高い
アイソタクチックインデックスを有する高度にアイソタ
クチックのPPホモポリマーである公知の全てのポリマー
が該当する。使用されるこのホモポリマーは、好ましく
は、95よりも高いアイソタクチックインデックス(ヨー
ロッパ特許出願公開第255 693 号またはMacromolecules
6(6) 925-26 (1973) において定義されている)を有す
る。使用するポリプロピレンのメルトフローインデック
ス (MFI)は、230 ℃及び2.16kgにおいて測定した、ISO1
133/DIN53735による 0.1g/10分と100g/10 分の間の値で
ある。0.5g/10分と50g/10分の間のMFI を有するポリプ
ロピレンが、好ましく使用される。
【0009】PPコポリマーは、プロピレンと一種または
それ以上のα- オレフィンとのコポリマーである。コモ
ノマーとして好適なα- オレフィンは2〜10個の炭素原
子を有するオレフィン、例えばエチレン、ブテン、ヘキ
センまたはデセンである。好ましくは、エチレンがコモ
ノマーとして使用される。対応するコポリマー中におけ
るプロピレンの量は、少なくとも50mol%、好ましくは少
なくとも70mol%である。このコポリマーは、ランダムコ
ポリマー及びヘテロフェイズコポリマー (heterophase
copolymer)のどちらの形でもよい。
【0010】このコポリマーのアイソタクチックインデ
ックスも、90より高く、好ましくは95より高くあるべき
であり、そしてMFI も、0.1g/10 分と100g/10 分の間、
好ましくは 0.5g/10分と50g/10分の間であるべきであ
る。好適な変性材料Bは、プロピレンの高度に非晶質の
ホモポリマーまたはコポリマーである。高度に非晶質の
ポリプロピレンとは、40J/g 以下、好ましくは30J/g 以
下の融解エンタルピーを有する10重量%以下、好ましく
は7重量%以下の結晶性PPフラクションを含むポリプロ
ピレンを意味すると理解されるべきである。
【0011】高度に非晶質のポリプロピレンのメルトフ
ローインデックスも 0.1g/10分と100g/10 分の間、好ま
しくは 0.5g/10分と50g/10分の間である。上記の通り、
変性材料Bは、プロピレンのホモポリマー、またはプロ
ピレンと一種またはそれ以上のα- オレフィンとのコポ
リマーであることができる。好適なコモノマーは、ここ
でも、2〜10個の炭素原子を有するα- オレフィン、例
えばエチレン、ブテン、ペンテン、ヘキセンまたはデセ
ンである。
【0012】好ましくは、エチレンがコモノマーとして
使用される。このコポリマー中のプロピレンの量は、少
なくとも80mol%、好ましくは少なくとも90mol%である。
変性材料Bは、変性するべきベースポリマーに対して、
5〜30重量%の量で加えられる。低減された白化破損性
を有する本発明によるポリプロピレンの製造は、例えば
対応するベースポリマーAと変性材料Bとを、所望の重
量比において、190 ℃と300 ℃の間の温度下に慣用の混
合機または混練機中で単純に混合することによって行わ
れる。この加工温度は、好ましくは200 〜250 ℃であ
る。ベースポリマーAと変性材料Bは、粉末または顆粒
状であることができる。次いで、次の加工処理を、例え
ば押出し技術によって行い、所望の最終形状、例えば顆
粒、フィルム、射出成形品または押出し品に二次加工す
る。
【0013】本発明のポリプロピレンは、従来技術と比
較して実質的に低減された白化破損性を有することを特
徴とし、この際、他の機械的特性は、たとえ劣化したと
しても、僅かであるか、または場合によっては改善され
ることさえある。更に、本発明のポリプロピレンのリサ
イクル性は保持される。それゆえ、本発明のポリプロピ
レンは、慣用の方法によるフィルム、射出成形品及び押
出し品の製造に適している。
【0014】
【実施例】様々なベースポリマーAと様々な変性材料B
の種々のブレンドを調製した。このためには、対応する
粉末または顆粒を所望の重量比で混合し、そしてこの混
合物を、25mmのスクリュー直径を有するCOLLIN2軸スク
リュー押出機中で 200〜240 ℃の温度下に溶融し、次い
で4kg/hの速度で二つのサーキュラーダイを通して押出
ししてそれぞれ3mm の押出し物を得る。押出機中での滞
留時間は約20秒である。この押出し物を水浴中で固化し
た後に粒状化した。
【0015】ベースポリマーAとして以下の原料を使用
した: a) Daplen KS 101, PCD Polymere 社のPPホモポリマ
ー、 b) Daplen KSC 1012, PCD Polymere 社のヘテロフェイ
ズ EP コポリマー、 C) Daplen KSR 4525, PCD Polymere 社の、高い衝撃強
さを有するヘテロフェイズ EP コポリマー、及び d) Daplen KF C 2208, 均質EPランダムコポリマー、 そして変性材料Bとしては以下の原料を使用した: a) ELPPホモポリマー, ヨーロッパ特許出願公開第0 63
2 062 号の実施例1に従い製造したものを以下の手順で
分解させたもの。 b) エチレンを含む ELPP コポリマー, ヨーロッパ特許
出願公開第0 632 062 号の実施例1に従い製造するが、
ここのbにおいては、重合の際に、プロペン7.3kgの代
わりに、プロペン 7.2kgとエチレン 0.09kg の混合物を
使用し、次いで全重合時間にわたって、0.09kg/hの量の
エチレンを配量供給した。ここでも、以下の方法に従っ
て分解処理を行った。 c) 比較物質としての: REXFLEX FP-D 400, Rexene Cor
p. (Odessa, TX 779760,U.S.A)の、商品化の間の一つの
実験製品。
【0016】二つのELPP材料の分解は以下のように行っ
た:ヨーロッパ特許出願公開第0 632 062 号の実施例1
に従って得られたELPPを、0℃以下に冷却してから、ブ
レイカーミル (breaker mill) 中で3mm 未満の粒度まで
粉砕した。その後、ポリマーの量を基準として、ビス
((1,1-ジメチルエチル) パーオキシイソプロピル) ベン
ゼン(Perkadox 14 Sfl, AKZO NOBEL )を0.1重量%(E
LPPホモポリマーの場合)または0.2 重量%(ELPPコポ
リマーの場合)の量で混入し、そしてこの混合物を、25
mmのスクリュー直径を有するCOLLIN二軸スクリュー押出
機中で190 〜200 ℃の温度下に溶融し、そして2kg/hの
速度で二つのサーキュラーダイを通して押出ししてそれ
ぞれ3mmの押出し物を得た。押出機中での滞留時間は約
30秒であった。この押出し物を水浴中で固化した後に粉
砕した。ELPPは、6g/10分(ELPPホモポリマー)または
12g/10分(ELPPコポリマー)まで分解された。
【0017】MFI 、融解エンタルピー (Hm) 、C2含有率
(C2) 及び弾性率等の使用した変性材料の重要な特性を
以下の表1にまとめる。
【0018】
【表1】
【0019】メルトフローインデックスは、230 ℃/2.1
6kg においてISO 1133/DIN 53735に従って測定した。変
性材料の結晶化度は、ISO 3146に従ってDSC を用いて測
定し、この際二次加熱プロセスは、10K/分の加熱及び冷
却速度で10℃と190 ℃の間のサイクルにおいて評価し
た。C2含有率はIR分光分析法を用いて測定した。
【0020】系の機械的特性は、250 ℃の溶融温度及び
30℃の金型温度において射出成形によって作った試験片
(DIN 16774 (1988)に従う) を用いて、以下の方法に従
って測定した。 * 破断点伸び率及び破断点引張応力試験のDIN 53455
(1981)に従う、または引張弾性率試験のDIN 53457 (198
1)に従う射出成形ダンベル試験片 F3/3 に対する引張試
* ダブルVノッチを持つ標準試験片B (standard bar
B) (80×10×4mm)を用いる ISO 8256 (1990)に従う
耐引張衝撃試験(方法A)における23℃での室温衝撃強
さ(IS +23℃) * ノッチしていない標準試験片Bを用いるISO 179 (1
eU) に従う耐衝撃試験における-20 ℃での低温衝撃強さ
(IS -20℃) * 射出成形試験片を用いるISO 868 (1978)に従うショ
アー硬度(方法D) 本発明のポリプロピレンの白化破損性は、F.Altendorfe
r 及びH.P.Frank 著のKunststoffe 70 (1980) の98〜10
1 頁に記載の方法に従い測定した。これに間連して、引
張試験は、幅を10mmから8mmに狭めるために、中間に丸
いノッチを有するDIN 53455/1981に従う変更したダンベ
ル試験片F3/3について行った。
【0021】このための各パラメーターは以下の通りで
ある: 試験スピード: 5mm/ 分 締付け長さ: 110 mm 測定長さ: 50 mm 試験温度: 23℃ それに記載される光センサーを用いて、不透明度/ 伸び
率図を、力/ 伸び率図と同時に記録し、そして白化破損
が生じる伸び率を、接線法 (tangent method)を用いて
上記の不透明度/ 伸び率図から決定する。伴う白化破損
エネルギーについても測る。5つの各々の測定の平均値
をそれぞれ決める。
【0022】これらの試験の結果とブレンドの正確な組
成を表2〜表4にまとめる。
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】No Wf = 明細書中に記載した測定方法では
白化破損は検出できなかったことを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス・ベルンライトテナー オーストリア国、40201 リンツ、ツオイ ベルタールストラーセ、1 (72)発明者 ノルベルト・ハフナー オーストリア国、40201 リンツ、ハウプ トプラッツ、15 (72)発明者 クルト・ハムマーシユミット オーストリア国、4030リンツ、ウイーナ ー・ストラーセ、230 (72)発明者 ヘルマン・ハイネマン オーストリア国、3331ケマテン/ イプ ス、8 ツエー・ストラーセ、2

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A) プロピレンのホモポリマー、または少
    なくとも50mol %のプロピレン含有率を有する、プロピ
    レンと一種またはそれ以上のα- オレフィンとのコポリ
    マーであることができる、90よりも高いアイソタクチッ
    クインデックス及び 0.1g/10分と100g/10 分との間のメ
    ルトフローインデックスを有する高度にアイソタクチッ
    クのポリプロピレン70〜95重量%、及び B) プロピレンのホモポリマー、または少なくとも80mo
    l %のプロピレン含有率を有する、プロピレンと一種ま
    たはそれ以上のα- オレフィンとのコポリマーであるこ
    とができる、40J/g 以下の融解エンタルピーを有する10
    重量%までの結晶性ポリプロピレンフラクション、及び
    0.1g/10分と 100g/10分の間のメルトフローインデック
    スを有する高度に非晶質のポリプロピレン5〜30重量
    %、を含む、低減された白化破損性を有するポリプロピ
    レン。
  2. 【請求項2】 高度にアイソタクチックのポリマーとし
    て、プロピレンのホモポリマーあるいは少なくとも70mo
    l%のプロピレン含有率を有する、プロピレンと一種また
    はそれ以上のα- オレフィンとのコポリマーを使用し、
    この際、このポリマーのアイソタクチックインデックス
    は95よりも高く、そしてメルトフローインデックスは
    0.5g/10分と50g/10分の間である、請求項1のポリプロ
    ピレン。
  3. 【請求項3】 プロピレンのコポリマーとして、エチレ
    ン及び/ または4〜10個の炭素原子を有するα- オレフ
    ィンとのランダムコポリマーまたはヘテロフェイズコポ
    リマーを使用する請求項1または2のポリプロピレン。
  4. 【請求項4】 プロピレンのコポリマーとして、エチレ
    ンとのランダムまたはヘテロフェイズコポリマーを使用
    する請求項1〜3のいずれか一つのポリプロピレン。
  5. 【請求項5】 プロピレンのホモポリマー、または少な
    くとも85%のプロピレン含有率を有する、プロピレンと
    一種またはそれ以上のα- オレフィンとのコポリマー
    を、高度に非晶質のポリマーとして使用し、この際、こ
    のポリマーは、30J/g 以下の融解エンタルピーを有する
    7重量%以下の結晶性ポリプロピレンフラクション及び
    0.5〜50g/10分のメルトフローインデックスを有する請
    求項1〜4のいずれか一つのポリプロピレン。
  6. 【請求項6】 フィルム、または射出成形品または押出
    し品の製造に請求項1〜5のいずれか一つのポリプロピ
    レンを使用する方法。
JP8272399A 1995-10-16 1996-10-15 低減された白化破損性を有するポリプロピレン Withdrawn JPH09169877A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
AT1709/95 1995-10-16
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JP (1) JPH09169877A (ja)
AT (2) AT405286B (ja)
DE (1) DE59600899D1 (ja)
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