JPH0916933A - ヘッドジンバル組立体 - Google Patents
ヘッドジンバル組立体Info
- Publication number
- JPH0916933A JPH0916933A JP16254095A JP16254095A JPH0916933A JP H0916933 A JPH0916933 A JP H0916933A JP 16254095 A JP16254095 A JP 16254095A JP 16254095 A JP16254095 A JP 16254095A JP H0916933 A JPH0916933 A JP H0916933A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suspension
- magnetic head
- head
- fpc
- copper foil
- Prior art date
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- Pending
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 サスペンションを、ベースフィルムと、ベー
スフィルムの上に積層して磁気ヘッドと外部制御回路と
の間で信号を伝達する銅箔パターンとを主体とし、サス
ペンションの先端部に磁気ヘッドに対して信号を伝達す
る微細線を接続するように構成する。 【効果】 磁気ヘッドに対して信号を伝達する微細線の
長さを短かくすることができ、従って磁気ヘッド位置決
め装置の位置決め動作中に微細線が回転している磁気デ
ィスクと接触してノイズが発生するを防止することがで
きる。従って磁気ディスク装置の記録再生動作にエラー
が発生するを防止することができる。
スフィルムの上に積層して磁気ヘッドと外部制御回路と
の間で信号を伝達する銅箔パターンとを主体とし、サス
ペンションの先端部に磁気ヘッドに対して信号を伝達す
る微細線を接続するように構成する。 【効果】 磁気ヘッドに対して信号を伝達する微細線の
長さを短かくすることができ、従って磁気ヘッド位置決
め装置の位置決め動作中に微細線が回転している磁気デ
ィスクと接触してノイズが発生するを防止することがで
きる。従って磁気ディスク装置の記録再生動作にエラー
が発生するを防止することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に用
いられて情報の記録再生を行うヘッドジンバル組立体に
関する。
いられて情報の記録再生を行うヘッドジンバル組立体に
関する。
【０００２】
【従来の技術】図８は従来のヘッドジンバル組立体の一
例を示す斜視図、図９は図８の例を取付けた磁気ヘッド
位置決め装置を示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）はサ
スペンションとの結合部分の詳細を示す斜視図である。
例を示す斜視図、図９は図８の例を取付けた磁気ヘッド
位置決め装置を示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）はサ
スペンションとの結合部分の詳細を示す斜視図である。
【０００３】磁気ディスク装置に用いられて情報の記録
再生を行う従来のヘッドジンバル組立体（ＨＧＡ）は、
情報の記録再生を行う磁気ヘッド（ヘッド）８５と、磁
気ヘッド８５を保持するジンバルスプリング（ジンバ
ル）（図示省略）と、先端部にジンバルを保持するサス
ペンション８１と、サスペンション８１の後端部を磁気
ヘッド位置決め装置のアーム８８に固定するスペーサ８
６と、磁気ヘッド８５と外部制御回路（図示省略）との
間において信号を伝達する微細線８７とを備えている。
再生を行う従来のヘッドジンバル組立体（ＨＧＡ）は、
情報の記録再生を行う磁気ヘッド（ヘッド）８５と、磁
気ヘッド８５を保持するジンバルスプリング（ジンバ
ル）（図示省略）と、先端部にジンバルを保持するサス
ペンション８１と、サスペンション８１の後端部を磁気
ヘッド位置決め装置のアーム８８に固定するスペーサ８
６と、磁気ヘッド８５と外部制御回路（図示省略）との
間において信号を伝達する微細線８７とを備えている。
【０００４】磁気ヘッド位置決め装置は、図９（ａ）に
示すように、先端部においてサスペンション８１を保持
するアーム８８と、アーム８８を回転自在に保持するた
めにアーム８８の後端部の上下に設けられている２個の
軸受９３と、軸受９３の内輪を支持する軸９４と、アー
ム８８の後端に固定されてアーム８８と一体になって運
動するコイル９５と、コイル９５の上下に配設された永
久磁石を有する磁気回路９６と、アーム８８の側面に設
けられたボス８８ａに固定され、ＨＧＡの微細線８７を
保護するために微細線８７を通すチューブ９９と、微細
線８７の末端を接続して信号を外部制御回路に伝達する
フレキシブル印刷回路（ＦＰＣ）９７とを備えている。
示すように、先端部においてサスペンション８１を保持
するアーム８８と、アーム８８を回転自在に保持するた
めにアーム８８の後端部の上下に設けられている２個の
軸受９３と、軸受９３の内輪を支持する軸９４と、アー
ム８８の後端に固定されてアーム８８と一体になって運
動するコイル９５と、コイル９５の上下に配設された永
久磁石を有する磁気回路９６と、アーム８８の側面に設
けられたボス８８ａに固定され、ＨＧＡの微細線８７を
保護するために微細線８７を通すチューブ９９と、微細
線８７の末端を接続して信号を外部制御回路に伝達する
フレキシブル印刷回路（ＦＰＣ）９７とを備えている。
【０００５】フレキシブル印刷回路（ＦＰＣ）９７と微
細線８７との結合部は、図９（ｂ）に示すように、ＦＰ
Ｃ９７の先端に微細線結線部８３を設け、この微細線結
線部８３にチューブ９９から出ている微細線８７の末端
を接続している。また微細線結線部８３の近傍に集積回
路（ＩＣ）９８を搭載し、微細線８７を介して磁気ヘッ
ド８５から送られてくる再生信号を増幅している。
細線８７との結合部は、図９（ｂ）に示すように、ＦＰ
Ｃ９７の先端に微細線結線部８３を設け、この微細線結
線部８３にチューブ９９から出ている微細線８７の末端
を接続している。また微細線結線部８３の近傍に集積回
路（ＩＣ）９８を搭載し、微細線８７を介して磁気ヘッ
ド８５から送られてくる再生信号を増幅している。
【０００６】上述のように構成した磁気ヘッド位置決め
装置は、外部制御回路からコイル９５に通電することに
よって磁界を発生させ、この磁界と磁気回路９６が発生
している磁界との作用によって発生する回転力によって
アーム８８およびＨＧＡを回転させることにより、磁気
ヘッド８５を磁気ディスク（図示省略）の指定されたシ
リンダ上に位置決めし、磁気ヘッド８５によって磁気デ
ィスクから読出した再生信号を、微細線８７および微細
線結線部８３およびＩＣ９８を介して外部制御回路に伝
達する。
装置は、外部制御回路からコイル９５に通電することに
よって磁界を発生させ、この磁界と磁気回路９６が発生
している磁界との作用によって発生する回転力によって
アーム８８およびＨＧＡを回転させることにより、磁気
ヘッド８５を磁気ディスク（図示省略）の指定されたシ
リンダ上に位置決めし、磁気ヘッド８５によって磁気デ
ィスクから読出した再生信号を、微細線８７および微細
線結線部８３およびＩＣ９８を介して外部制御回路に伝
達する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
ヘッドジンバル組立体は、信号を伝達するための微細線
を、アームの側面に固定したチューブの中を通してＦＰ
Ｃの先端まで導いて接続しているため、磁気ヘッド位置
決め装置の位置決め動作中に、微細線が回転している磁
気ディスクと接触し、このためノイズが発生して磁気ヘ
ッドの記録再生信号に重畳するため、磁気ディスク装置
の記録再生動作にエラーが発生することがあるという問
題点を有している。
ヘッドジンバル組立体は、信号を伝達するための微細線
を、アームの側面に固定したチューブの中を通してＦＰ
Ｃの先端まで導いて接続しているため、磁気ヘッド位置
決め装置の位置決め動作中に、微細線が回転している磁
気ディスクと接触し、このためノイズが発生して磁気ヘ
ッドの記録再生信号に重畳するため、磁気ディスク装置
の記録再生動作にエラーが発生することがあるという問
題点を有している。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のヘッドジンバル
組立体は、磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを保持するジ
ンバルと、先端部に前記ジンバルを保持するサスペンシ
ョンと、前記サスペンションの後端部をアームに固定す
るスペーサとを備えるヘッドジンバル組立体において、
前記サスペンションをポリエステルフィルムによって形
成したベースフィルムと前記ベースフィルムの上に積層
して前記磁気ヘッドと外部制御回路との間の信号を伝達
する銅箔パターンとを有するサスペンションとし、前記
サスペンションの先端部の前記銅箔パターンと前記磁気
ヘッドとを微細線で接続したものであり、特に、磁気ヘ
ッドと外部制御回路との間の信号を伝達する銅箔パータ
ーンの上下にそれぞれ接着剤層を介してポリエステルフ
ィルムによって形成したカバーフィルムおよびベースフ
ィルムを積層したサスペンション、または、磁気ヘッド
と外部制御回路との間の信号を伝達する銅箔パターンの
上下にそれぞれポリエステルフィルムによって形成した
カバーフィルムおよびベースフィルムを直接積層したサ
スペンション、または、ポリエステルフィルムによって
形成したベースフィルムと前記ベースフィルムの上に積
層した磁気ヘッドと外部制御回路との間の信号を伝達す
るための銅箔パターンを有するサスペンション、また
は、ポリエステルフィルムによって形成したベースフィ
ルムの上に磁気ヘッドと外部制御回路との間の信号を伝
達する銅箔パターンを積層し、前記銅箔フィルムの上に
熱硬化型ポリイミド膜で形成したカバーフィルムを積層
したサスペンションを備えるものであり、更に、サスペ
ンションの最上層の上に制振板を搭載したものである。
組立体は、磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを保持するジ
ンバルと、先端部に前記ジンバルを保持するサスペンシ
ョンと、前記サスペンションの後端部をアームに固定す
るスペーサとを備えるヘッドジンバル組立体において、
前記サスペンションをポリエステルフィルムによって形
成したベースフィルムと前記ベースフィルムの上に積層
して前記磁気ヘッドと外部制御回路との間の信号を伝達
する銅箔パターンとを有するサスペンションとし、前記
サスペンションの先端部の前記銅箔パターンと前記磁気
ヘッドとを微細線で接続したものであり、特に、磁気ヘ
ッドと外部制御回路との間の信号を伝達する銅箔パータ
ーンの上下にそれぞれ接着剤層を介してポリエステルフ
ィルムによって形成したカバーフィルムおよびベースフ
ィルムを積層したサスペンション、または、磁気ヘッド
と外部制御回路との間の信号を伝達する銅箔パターンの
上下にそれぞれポリエステルフィルムによって形成した
カバーフィルムおよびベースフィルムを直接積層したサ
スペンション、または、ポリエステルフィルムによって
形成したベースフィルムと前記ベースフィルムの上に積
層した磁気ヘッドと外部制御回路との間の信号を伝達す
るための銅箔パターンを有するサスペンション、また
は、ポリエステルフィルムによって形成したベースフィ
ルムの上に磁気ヘッドと外部制御回路との間の信号を伝
達する銅箔パターンを積層し、前記銅箔フィルムの上に
熱硬化型ポリイミド膜で形成したカバーフィルムを積層
したサスペンションを備えるものであり、更に、サスペ
ンションの最上層の上に制振板を搭載したものである。
【０００９】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１０】図１は本発明の第一の実施例を示す図で、
（ａ）は平面図、（ｂ）は斜視図、図２は図１の実施例
のＡ−Ａ線断面図、図３は図１の実施例を取付けた磁気
ヘッド位置決め装置を示す図で、（ａ）は平面図、
（ｂ）はＦＰＣサスペンションとの結合部分の詳細を示
す斜視図である。
（ａ）は平面図、（ｂ）は斜視図、図２は図１の実施例
のＡ−Ａ線断面図、図３は図１の実施例を取付けた磁気
ヘッド位置決め装置を示す図で、（ａ）は平面図、
（ｂ）はＦＰＣサスペンションとの結合部分の詳細を示
す斜視図である。
【００１１】本実施例は、図１に示すように、情報の記
録再生を行う磁気ヘッド（ヘッド）５と、磁気ヘッド５
を保持するジンバルスプリング（ジンバル）４と、先端
部にジンバル４を保持するＦＰＣサスペンション１と、
磁気ヘッド５に対して信号を伝達する微細線７とを備え
ており、微細線７は、ＦＰＣサスペンション１の先端部
に設けてある微細線結線部３に接続されている。
録再生を行う磁気ヘッド（ヘッド）５と、磁気ヘッド５
を保持するジンバルスプリング（ジンバル）４と、先端
部にジンバル４を保持するＦＰＣサスペンション１と、
磁気ヘッド５に対して信号を伝達する微細線７とを備え
ており、微細線７は、ＦＰＣサスペンション１の先端部
に設けてある微細線結線部３に接続されている。
【００１２】ＦＰＣサスペンション１は、図２に示すよ
うに、磁気ヘッドと外部制御回路との間の信号を伝達す
る銅箔パターン２の上下に、それぞれ接着剤層１１を介
してカバーフィルム９およびベースフィルム１０を積層
したものである。カバーフィルム９およびベースフィル
ム１０は、ポリエステルフィルムによって形成されてい
る。
うに、磁気ヘッドと外部制御回路との間の信号を伝達す
る銅箔パターン２の上下に、それぞれ接着剤層１１を介
してカバーフィルム９およびベースフィルム１０を積層
したものである。カバーフィルム９およびベースフィル
ム１０は、ポリエステルフィルムによって形成されてい
る。
【００１３】上述のヘッドジンバル組立体を取付けた磁
気ヘッド位置決め装置は、図１（ｂ）に示すように、Ｆ
ＰＣサスペンション１の後端部をスペーサ６によってア
ーム８の先端に固定する。アーム８の後端部の上下の面
には、図３に示すように、２個の軸受１３が固着されて
おり、軸受１３の内輪には、軸１４が装着されている。
従ってアーム８は、軸受１３を介して軸１４の回りを自
由に回転することができる。アーム８の後端には、コイ
ル１５が固着されており、このコイル１５の上下には、
永久磁石（図示省略）を有する磁気回路１６が配設され
ている。従って外部制御回路からコイル１５に通電する
と、コイル１５によって磁界が発生し、この磁界と磁気
回路１６が発生している磁界との作用によって、コイル
１５を回転させる力が発生する。コイル１５が回転する
と、それと一体になっているアーム８およびＨＧＡも回
転し、磁気ヘッド５を磁気ディスク（図示省略）の指定
されたシリンダ上に位置決めする。
気ヘッド位置決め装置は、図１（ｂ）に示すように、Ｆ
ＰＣサスペンション１の後端部をスペーサ６によってア
ーム８の先端に固定する。アーム８の後端部の上下の面
には、図３に示すように、２個の軸受１３が固着されて
おり、軸受１３の内輪には、軸１４が装着されている。
従ってアーム８は、軸受１３を介して軸１４の回りを自
由に回転することができる。アーム８の後端には、コイ
ル１５が固着されており、このコイル１５の上下には、
永久磁石（図示省略）を有する磁気回路１６が配設され
ている。従って外部制御回路からコイル１５に通電する
と、コイル１５によって磁界が発生し、この磁界と磁気
回路１６が発生している磁界との作用によって、コイル
１５を回転させる力が発生する。コイル１５が回転する
と、それと一体になっているアーム８およびＨＧＡも回
転し、磁気ヘッド５を磁気ディスク（図示省略）の指定
されたシリンダ上に位置決めする。
【００１４】アーム８の側面には、ボス８ａが設けられ
ており、このボス８ａに信号を外部制御回路に伝達する
ためのフレキシブル印刷回路（ＦＰＣ）１７の先端が固
定されている。ＦＰＣ１７の先端には、ＦＰＣ結線部１
７ａが設けられており、このＦＰＣ結線部１７ａに、Ｆ
ＰＣサスペンション１のＦＰＣ延長部１ａ（図１参照）
の末端の結線部２ａ（図３（ｂ）参照）が接続されてい
る。またＦＰＣ結線部１７ａの近傍には、集積回路（Ｉ
Ｃ）１８が搭載されており、ＩＣ１８は、ＦＰＣ１を介
して磁気ヘッド５から送られてくる再生信号を増幅して
外部制御回路に送出する。
ており、このボス８ａに信号を外部制御回路に伝達する
ためのフレキシブル印刷回路（ＦＰＣ）１７の先端が固
定されている。ＦＰＣ１７の先端には、ＦＰＣ結線部１
７ａが設けられており、このＦＰＣ結線部１７ａに、Ｆ
ＰＣサスペンション１のＦＰＣ延長部１ａ（図１参照）
の末端の結線部２ａ（図３（ｂ）参照）が接続されてい
る。またＦＰＣ結線部１７ａの近傍には、集積回路（Ｉ
Ｃ）１８が搭載されており、ＩＣ１８は、ＦＰＣ１を介
して磁気ヘッド５から送られてくる再生信号を増幅して
外部制御回路に送出する。
【００１５】上述のように構成されたヘッドジンバル組
立体は、磁気ヘッド５に対して信号を伝達する微細線７
の長さが短かいため、磁気ヘッド位置決め装置の位置決
め動作中に、微細線７が回転している磁気ディスクと接
触してノイズが発生することはない。従って磁気ディス
ク装置の記録再生動作にエラーが発生することがない。
立体は、磁気ヘッド５に対して信号を伝達する微細線７
の長さが短かいため、磁気ヘッド位置決め装置の位置決
め動作中に、微細線７が回転している磁気ディスクと接
触してノイズが発生することはない。従って磁気ディス
ク装置の記録再生動作にエラーが発生することがない。
【００１６】図４は本発明の第二の実施例のＦＰＣサス
ペンションを示す断面図である。
ペンションを示す断面図である。
【００１７】本実施例は、図１の実施例の接着剤層を削
除して、銅箔パターン２２の上下に直接カバーフィルム
２９およびベースフィルム３０を積層したものである。
本実施例の作用および効果は、図１の実施例と同じであ
る。
除して、銅箔パターン２２の上下に直接カバーフィルム
２９およびベースフィルム３０を積層したものである。
本実施例の作用および効果は、図１の実施例と同じであ
る。
【００１８】図５は本発明の第三の実施例のＦＰＣサス
ペンションを示す断面図である。
ペンションを示す断面図である。
【００１９】本実施例は、図４の実施例のカバーフィル
ムを削除して、銅箔パターン３２およびベースフィルム
３０のみとしたものである。本実施例の作用および効果
は、図４の実施例と同じである。
ムを削除して、銅箔パターン３２およびベースフィルム
３０のみとしたものである。本実施例の作用および効果
は、図４の実施例と同じである。
【００２０】図６は本発明の第四の実施例のＦＰＣサス
ペンションを示す断面図である。
ペンションを示す断面図である。
【００２１】本実施例は、図４の実施例において、カバ
ーフィルム４９を熱硬化型ポリイミド膜で形成したもの
である。本実施例の作用および効果は、図４の実施例と
同じである。
ーフィルム４９を熱硬化型ポリイミド膜で形成したもの
である。本実施例の作用および効果は、図４の実施例と
同じである。
【００２２】図７は発明の第五の実施例を示す平面図で
ある。
ある。
【００２３】本実施例は、図１のＦＰＣサスペンション
１の上面に制振板７２を搭載したものである。制振板７
２を搭載することにより、磁気ヘッド位置決め装置の位
置決め動作中にＦＰＣサスペンション１が振動し、この
ＦＰＣサスペンション１の振動に磁気ヘッドが共振して
磁気ディスク装置の記録再生動作にエラーが発生するの
を防止することができる。
１の上面に制振板７２を搭載したものである。制振板７
２を搭載することにより、磁気ヘッド位置決め装置の位
置決め動作中にＦＰＣサスペンション１が振動し、この
ＦＰＣサスペンション１の振動に磁気ヘッドが共振して
磁気ディスク装置の記録再生動作にエラーが発生するの
を防止することができる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のヘッドジ
ンバル組立体は、サスペンションを、ベースフィルム
と、ベースフィルムの上に積層して磁気ヘッドと外部制
御回路との間で信号を伝達する銅箔パターンとを主体と
し、サスペンションの先端部に磁気ヘッドに対して信号
を伝達する微細線を接続するように構成することによ
り、磁気ヘッドに対して信号を伝達する微細線の長さを
短かくすることができ、従って磁気ヘッド位置決め装置
の位置決め動作中に微細線が回転している磁気ディスク
と接触してノイズが発生するを防止することができると
いう効果がある。従って磁気ディスク装置の記録再生動
作にエラーが発生するを防止することができるという効
果がある。
ンバル組立体は、サスペンションを、ベースフィルム
と、ベースフィルムの上に積層して磁気ヘッドと外部制
御回路との間で信号を伝達する銅箔パターンとを主体と
し、サスペンションの先端部に磁気ヘッドに対して信号
を伝達する微細線を接続するように構成することによ
り、磁気ヘッドに対して信号を伝達する微細線の長さを
短かくすることができ、従って磁気ヘッド位置決め装置
の位置決め動作中に微細線が回転している磁気ディスク
と接触してノイズが発生するを防止することができると
いう効果がある。従って磁気ディスク装置の記録再生動
作にエラーが発生するを防止することができるという効
果がある。
【図１】本発明の第一の実施例を示す図で、（ａ）は平
面図、（ｂ）は斜視図である。
面図、（ｂ）は斜視図である。
【図２】図１の実施例のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】図１の実施例を取付けた磁気ヘッド位置決め装
置を示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）はＦＰＣサスペ
ンションとの結合部分の詳細を示す斜視図である。
置を示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）はＦＰＣサスペ
ンションとの結合部分の詳細を示す斜視図である。
【図４】本発明の第二の実施例のＦＰＣサスペンション
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図５】本発明の第三の実施例のＦＰＣサスペンション
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図６】本発明の第四の実施例のＦＰＣサスペンション
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図７】本発明の第五の実施例を示す平面図である。
【図８】従来のヘッドジンバル組立体の一例を示す斜視
図である。
図である。
【図９】図８の例を取付けた磁気ヘッド位置決め装置を
示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）はサスペンションと
の結合部分の詳細を示す斜視図である。
示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）はサスペンションと
の結合部分の詳細を示す斜視図である。
１ ＦＰＣサスペンション １ａ ＦＰＣ延長部 ２・２２・３２・６２ 銅箔パターン ２ａ 結線部 ３ 微細線結線部 ４ ジンバルスプリング（ジンバル） ５・８５ 磁気ヘッド（ヘッド） ６・８６ スペーサ ７・８７ 微細線 ８・８８ アーム ８ａ・８８ａ ボス ９・２９・４９ カバーフィルム １０・３０・４０ ベースフィルム １１ 接着剤層 １３・９３ 軸受 １４・９４ 軸 １５・９５ コイル １６・９６ 磁気回路 １７・９７ フレキシブル印刷回路（ＦＰＣ） １７ａ ＦＰＣ結線部 １８・９８ 集積回路（ＩＣ） ７２ 制振板 ８１ サスペンション ８３ 微細線結線部 ９９ チューブ
Claims (6)
- 【請求項１】 磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを保持す
るジンバルと、先端部に前記ジンバルを保持するサスペ
ンションと、前記サスペンションの後端部をアームに固
定するスペーサとを備えるヘッドジンバル組立体におい
て、前記サスペンションをポリエステルフィルムによっ
て形成したベースフィルムと前記ベースフィルムの上に
積層して前記磁気ヘッドと外部制御回路との間の信号を
伝達する銅箔パターンとを有するサスペンションとし、
前記サスペンションの先端部の前記銅箔パターンと前記
磁気ヘッドとを微細線で接続したことを特徴とするヘッ
ドジンバル組立体。 - 【請求項２】 磁気ヘッドと外部制御回路との間の信号
を伝達する銅箔パーターンの上下にそれぞれ接着剤層を
介してポリエステルフィルムによって形成したカバーフ
ィルムおよびベースフィルムを積層したサスペンション
を備えることを特徴とする請求項１記載のヘッドジンバ
ル組立体。 - 【請求項３】 磁気ヘッドと外部制御回路との間の信号
を伝達する銅箔パターンの上下にそれぞれポリエステル
フィルムによって形成したカバーフィルムおよびベース
フィルムを直接積層したサスペンションを備えることを
を特徴とする請求項１記載のヘッドジンバル組立体。 - 【請求項４】 ポリエステルフィルムによって形成した
ベースフィルムと前記ベースフィルムの上に積層した磁
気ヘッドと外部制御回路との間の信号を伝達するための
銅箔パターンとを有するサスペンションを備えることを
特徴とする請求項１記載のヘッドジンバル組立体。 - 【請求項５】 ポリエステルフィルムによって形成した
ベースフィルムの上に磁気ヘッドと外部制御回路との間
の信号を伝達する銅箔パターンを積層し、前記銅箔フィ
ルムの上に熱硬化型ポリイミド膜で形成したカバーフィ
ルムを積層したサスペンションを備えることを特徴とす
る請求項１記載のヘッドジンバル組立体。 - 【請求項６】 サスペンションの最上層の上に制振板を
搭載したことを特徴とする請求項１または請求項２また
は請求項３または請求項４または請求項５記載のヘッド
ジンバル組立体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16254095A JPH0916933A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | ヘッドジンバル組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16254095A JPH0916933A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | ヘッドジンバル組立体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0916933A true JPH0916933A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=15756555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16254095A Pending JPH0916933A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | ヘッドジンバル組立体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0916933A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990053020A (ko) * | 1997-12-23 | 1999-07-15 | 윤종용 | 하드 디스크 드라이브의 신호전달부 |
| US6667857B2 (en) | 2000-09-12 | 2003-12-23 | Tdk Corporation | Head gimbal assembly having a flexible printed circuit |
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1995
- 1995-06-28 JP JP16254095A patent/JPH0916933A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990053020A (ko) * | 1997-12-23 | 1999-07-15 | 윤종용 | 하드 디스크 드라이브의 신호전달부 |
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| SG106626A1 (en) * | 2000-09-12 | 2004-10-29 | Tdk Corp | Head gimbal assembly |
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