JPH0916890A - 可搬型信号機 - Google Patents

可搬型信号機

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JPH0916890A
JPH0916890A JP16387895A JP16387895A JPH0916890A JP H0916890 A JPH0916890 A JP H0916890A JP 16387895 A JP16387895 A JP 16387895A JP 16387895 A JP16387895 A JP 16387895A JP H0916890 A JPH0916890 A JP H0916890A
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hollow pole
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external transmitter
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政鋭 村井
Tomoaki Chiba
知明 千葉
Hideto Nakajima
秀人 中島
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Kyosan Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可搬型信号機において、遠隔操作を行うため
の外部送信機を用いて、交通状況に応じて表示時間を変
えることができると共に、簡単に、かつ、低コストで設
置することができるようにする。 【構成】 信号灯を備える灯器部3と、ボックス2a内
に、発動発電機16、制御操作部17を配設してなる台
座部2と、信号灯、発動発電機および制御操作部とを接
続する配線を内部に挿通すると共に、下端部を台座部2
に固定して上端部を灯器部3に固定する中空ポール部4
とから構成される。灯器部3には外部送信器51からの
電波を受信する受信アンテナ11を備える。台座部2に
は外部送信器51による遠隔操作により信号灯の遠隔制
御を可能とする制御回路部と、外部送信器51に備える
マイク51aから入力された音声を出力するスピーカー
18を備える。中空ポール部4は中間部で分解可能に構
成される。台座部2のボックス2a上には、中空ポール
部4の下端部を挿入して連結し、側方へ可倒式で起立状
態に固定可能なポール支持部32を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可搬型信号機に係り、
詳細には、既設信号機の運用不能時において、十字交差
点に設置される可搬型信号機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、事故や災害などにより、十字交差
点にある既設信号機が運用不能になった際に設置される
可搬型信号機においては、ドライバーが目視しやすいよ
うに灯器部を高く、さらに、風などにより倒れないよう
に信号機本体の重量を大きく設計していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
可搬型信号機にあっては、大型であると共に、重量の大
きなものしかなく、可搬型信号機の設置作業にかなりの
時間を要してしまい、かつ、そのための人件費や運搬費
などの設置コストが大きくなってしまうという問題があ
った。また、信号機の操作部は、信号機にしか取り付け
られていなかったので、交通量の多い十字交差点の中心
に設置した場合には、表示時間を変えることが困難であ
るという問題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、遠隔操作を行う
ための外部送信機を用いて、交通状況に応じて表示時間
を変えることができると共に、簡単に、かつ、低コスト
で設置することができるようにした可搬型信号機を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
本発明は、縦方向に青、黄、赤の灯器が並ぶ灯器面を十
字方向の4面に備える灯器部と、下面に転動車輪および
路面への固定足を備えるボックス内に、電力を発生する
発動発電機を搭載すると共に、前記各灯器類の自動制御
および手動制御が可能な制御操作部を配設してなる台座
部と、前記灯器部の前記各灯器類と前記台座部の前記発
動発電機および前記制御操作部とをそれぞれ接続する配
線を内部に挿通すると共に、下端部を前記台座部に固定
して上端部を前記灯器部に固定する中空ポール部と、か
ら構成され、前記灯器部に外部送信器から発信される信
号を受信する受信アンテナを備え、前記台座部には、前
記自動制御および前記手動制御に加えて前記外部送信器
による遠隔操作により前記各灯器類の遠隔制御を可能と
する制御回路部を前記ボックス内に配設すると共に、前
記外部送信器に備えるマイクから入力された音声を前記
受信アンテナに受信された音声信号から増幅して拡大す
るスピーカーを備え、前記中空ポール部は中間部で分解
可能に構成され、さらに、前記台座部の前記ボックス上
には、前記中空ポール部の下端部を挿入して連結し、側
方へ可倒式で起立状態に固定可能なポール支持部を備え
た構成を特徴としている。
【0006】
【作用】本発明によれば、以下のようにして可搬型信号
機を使用できる。即ち、中間部で分解された中空ポール
部を連結して、さらに、灯器部に形成されている灯器面
の一面を開き、灯器部の下面から中空ポール部の上端部
を挿入し、灯器部の内部に中空ポール部の上端部を固定
し、中空ポール部の内部に挿通している配線の先を灯器
部の所定の配線に接続する。
【0007】そして、台座部のボックス上に形成され、
側方へ倒れた状態にある可倒式のポール支持部に対し
て、中空ポール部の下端部を挿入して連結し、中空ポー
ル部の内部に挿通している配線の先を台座部の所定の配
線に接続し、中空ポール部に対し外部からポール支持部
を軸とした回転力を加え、ポール支持部を起立状態に
し、台座部のボックス上に対し上端部に灯器部が連結さ
れている中空ポール部を固定することにより、可搬型信
号機は組み立てられる。
【0008】また、可搬型信号機は、非使用時に、台座
部、灯器部及び中空ポール部等に分解することができる
ので、信号機運搬用の非常に大きな車輌を使わなくて
も、分解して簡単に運搬することができる。さらに、可
搬型信号機は、使用時に、特別な機械を使わずに、二、
三人の作業者による簡単な工程で組み立てられるように
なっているので、組立作業時間を短縮することができ
る。
【0009】そして、組み立てられた可搬型信号機にお
いて、台座部に対し外部から横方向に力を加え、台座部
の下面に備えられた転動車輪を回転させることにより、
可搬型信号機を組立位置から十字交差点の中央に移動さ
せ、可搬型信号機を駆動すると、台座部のボックス内に
備えられた制御操作部の操作による自動制御および手動
制御に加え外部送信機による遠隔操作が行える。特に、
可搬型信号機は、外部送信機により遠隔操作されるの
で、十字交差点において、主道路側と従道路側の交通量
が時間によって変化するような場合などにも、その交通
状況に応じて信号機の表示時間を交差点の外からの遠隔
操作により簡単に変えることができる。
【0010】また、台座部のボックス内に予め重量の大
きな発動発電機を収納してあるので、この台座を備えた
可搬型信号機を安定した状態で移動することができるの
は勿論のこと、風雨等の外的環境に対し、可搬型信号機
を安定した状態に固定することができる。さらに、外部
送信機に備えられているマイクから音声を入力すると、
台座部にあるスピーカーから拡声された音声が外部に対
し出力されるので、ドライバーに対して適切な指示を行
うことができる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明に係る可搬型信号機の実施例
を図1から図9に基づいて説明する。先ず、図1は本発
明を適用した一例としての可搬型信号機を示す正面図で
あり、図2は図1の可搬型信号機の上面図であり、図3
は図1の可搬型信号機の側面図であり、図中、1は可搬
型信号機、2は台座部、2aはボックス、3は灯器部、
4は中空ポール部、4aはパイプ、4bは継ぎ口、5は
首振りキャスター(転動車輪)、6は固定足、7は取っ
手、8は制御操作部カバー、9は発動発電機カバー、1
0はスピーカーカバー、11は受信アンテナ、12R、
12Y、12G13R、13Y、13Gは信号灯(灯
器)、14はワイヤーケーブル、14aはターンバック
ル、14bはフック、15はバイザー部である。
【0012】可搬型信号機1は、図1及び図3に示すよ
うに、台座部2、信号灯部3及び中空ポール部4により
構成されていて、全長が約3,5m、最大幅が台座部2
の1m×1m、総重量が約130kgのものである。台
座部2には、図1から図3に示すように、ボックス2a
の下面の四隅に首振りキャスター5、5、5、5及び固
定足6、6、6、6、側面に取っ手7、7、7、7等の
部材が配設され、さらに、側面に制御操作部カバー8及
び発動発電機カバー9、上面にスピーカーカバー10等
の開閉可能な保護蓋が備えられている。
【0013】灯器部3には、図1から図3に示すよう
に、十字方向の各々の対向側面に対し、上からR
(赤)、Y(黄)、G(青)の順に配置された信号灯1
2R、12Y、12G又は信号灯13R、13Y、13
Gが備えられ、さらに、それらの個々の信号灯12R、
13R、‥‥の上部に、例えば、信号灯12R、13
R、‥‥を遮光や風雨から保護するためのバイザー部1
5、‥‥が設けられている。また、側面から上方に向け
て、後述する外部送信機からの電波を受信するための受
信アンテナ11が配設されている。中空ポール部4は、
図1及び図3に示すように、二つのパイプ4a、4aを
継ぎ口4bを介して連結されていて、台座部2に対して
灯器部3を支える支持部材であり、図示はしないが、内
部に台座部2と灯器部3を繋ぐ配線を挿通していて、両
端を台座部2および灯器部3に対しそれぞれ連結するこ
とができるようになっていて、全長が約3mのアルミ製
のものである。
【0014】また、灯器部3の下面の四隅に備えられた
フック14b、14b、14b、14bに対しワイヤー
ケーブル14、14、14、14が取り付けられてお
り、ワイヤーケーブル14、14、14、14の他端を
それぞれ台座部2の所定箇所に引っかけて、ターンバッ
クル14aによりワイヤーケーブル14の長さを調整す
ることで、中空ポール部4を介した台座部2と灯器部3
との連結状態を補強している。図9に示すように、外部
送信機51は、外部から遠隔操作を行うための無線機で
あり、マイク51aと操作釦51b等の入力部と、送信
アンテナ51cを有していて、作業者が入力した操作情
報及び音声情報を電波に変換し送信するためのものであ
る。
【0015】首振りキャスター5は、図1及び図3に示
すように、可搬型信号機1を移動可能にする回転自在の
部材であり、台座2のボックス2aの下面の四隅に備え
られている。固定足6は、図1及び図3に示すように、
作業者が首振りキャスター5の接地面まで先端部を引き
出し、先端部と接地面との摩擦力を働かせ、可搬型信号
機1を接地面に固定することための部材であり、首振り
キャスター4に近接して備えられている。
【0016】取っ手7は、図2に示すように、作業者が
力を加えて、可搬型信号機1を移動させるための部材で
あり、台座2のボックス2aの対向する二側面にそれぞ
れ二つずつ取り付けられている。受信アンテナ11は、
図1及び図3に示すように、外部送信機51から送信さ
れた電波を受信するためのものであり、灯器部3の一側
面に備えられている。
【0017】信号灯12R、12Y、12Gは、図1に
示すように、内部に白熱電球が収納されていて、白熱電
球の点灯により赤、黄又は青のカラーレンズに通して色
付けられた光をドライバーに対し送るための主道路側の
灯器であり、灯器部3の四側面にそれぞれ三つずつR、
Y、Gの順に並べられている。信号灯13R,13Y,
13Gは、図3に示すように、従道路側に配置される灯
器である。
【0018】また、灯器部3の対向側面に位置する二つ
の信号灯12Rと12R、13Rと13R、‥‥は、両
方共に全く同じ点灯をするように、配線が繋がれてい
る。
【0019】次に、図4を用いて、台座部2のボックス
2a内に収納された各部を説明する。図4は図1の可搬
型信号機の台座部を透視した全体斜視図であり、図中、
16は発動発電機、17は制御操作部、18はスピーカ
ーである。台座部2のボックス2a内には、図示のよう
に、発動発電機16および制御操作部17が配置されて
いる。
【0020】発動発電機16は、ガソリンなどの燃料に
より電力を発生させ、その電力を台座部2内の各部や中
空ポール部4を介して灯器部の各部に供給するための電
源であり、台座部2のボックス2aの一側面に形成され
た発動発電機カバー9を開けて、燃料補給ができるよう
になっていて、乾燥重量が約27kg、燃料タンク容量
が約4,8リットルのものである。制御操作部17は、
予め入力面から設定してある状態と、外部無線機から受
信アンテナ11及び中空ポール部4内部にある配線を通
し送信される情報により、信号灯12R、13R、‥‥
を点灯させたり、スピーカー18、‥‥から音声を出し
たりするためのものであり、制御操作部カバー8を開け
て、状態設定をすることができるようになっている。
【0021】また、台座部2のボックス2a内には、発
動発電機16および制御操作部17などの他に大きなス
ペースが確保されていて、そのスペースを使用して重量
物、例えば、20kg程度の砂袋等を収納して、より台
座の安定性を高めることができるようになっている。さ
らに、台座部2のボックス2aの上面には、図示のよう
に、スピーカーカバー10、10により覆われたスピー
カー18、18、18、18が四方向に対して配設され
ている。
【0022】スピーカー18は、外部送信機のマイクか
ら制御操作部17を経て、アンプ56(図9参照)によ
り増幅された音声情報を音声に変換して、その音声を四
方向に向けて伝えるためのものである。
【0023】さらに、図5から図7を用いて、図1の可
搬型信号機において、組立部分を詳細に説明する。図5
は図1の可搬型信号機における組立部分の一つである中
空ポール部の継ぎ口の拡大図で、(a)は継ぎ口の分解
斜視図、(b)は継ぎ口の断面図であり、図中、21は
雄継ぎ口、22は雌継ぎ口、23は固定用ボルト、24
は固定用ナット、21a、22aは孔である。
【0024】中空ポール部4は、二つのパイプ4a、4
aを継ぎ口4bを介して連結することで構成されてい
る。さらに、そのパイプ4aには、図5(a)に示すよ
うに、一端に雄継ぎ口21が、他端に雌継ぎ口22が形
成されている。
【0025】雄継ぎ口21は、図5(a)に示すよう
に、パイプ4aの外径よりも小さく設計された外径を成
す円筒形のものであり、円筒の中心軸に対し垂直に円筒
を貫通した孔21a、21aを備えている。雌継ぎ口2
2は、図5(a)、(b)に示すように、雄継ぎ口21
を挿入するようになっている円筒形のものであり、雄継
ぎ口21の挿入時に、雄継ぎ口21に形成された孔21
a、21aに対応する孔22a、22aを備えている。
【0026】固定用ボルト23は、図5(a)、(b)
に示すように、雌継ぎ口22に対し雄継ぎ口21を挿入
した状態で、外側から孔26、25、25、26に対し
順々に貫通するようになってるものであり、上記円筒の
中心軸の廻りのパイプ4aの回転を防ぐ役割をしてい
る。固定用ナット24は、図5(a)、(b)に示すよ
うに、雌継ぎ口22に対し雄継ぎ口21を挿入し、外側
から孔22a、21a、21a、22aに対し順々に固
定用ボルト23を貫通させた状態で、固定用ボルト23
のネジ部に螺合するようになっているものであり、固定
用ボルト23が外れるのを防ぐ役割をしている。
【0027】これにより、雌継ぎ口22に対し雄継ぎ口
21を挿入し、外側から孔26、25、25、26に対
し固定用ボルト23を通し、例えば、スパナなどにより
固定用ボルト23を固定用ナット24に螺合することに
より、パイプ4a、4aが係合し、強力な結合力が得ら
れるようになっている。
【0028】図6は図1の可搬型信号機における組立部
分の一つである灯器部と中空ポール部の接続部分の拡大
図であり、図中、26は挿入口、27は固定用ボルト、
28は固定用ナットである。灯部3に形成されている挿
入口27に対し、パイプ4aの雄継ぎ口21を挿入して
から、固定用ボルト27および固定用ナット28を使い
灯部3が中空ポール部4から抜け落ちないように固定さ
れている。
【0029】図7は図1の可搬型信号機における組立部
分の一つである台座部と中空ポール部の接続部分の拡大
図であり、図中、31は角筒、32はヒンジ、33は固
定用ブロック、34、35は固定用ボルト、36は固定
用ナットである。スピーカーカバー10を取り外し、台
座部2のボックス2a上面に形成されている角筒31を
ヒンジ32を軸として倒し、その角筒31に対し中空ポ
ール部4の雌継ぎ口22を挿入して、固定用ボルト35
および固定用ナット36を使い中空ポール部4を角筒3
1に固定して、さらに、作業者が力を加え角筒31を起
立状態にしてから固定用ボルト34、34、34を固定
用ブロック33、33、33に螺合されている。
【0030】これにより、中空ポール部4は灯部3から
抜け落ちないように固定されている。
【0031】従って、図5から図7に示すように、中間
部で分解された中空ポール部4を連結して、さらに、灯
器部3の一側面を開き、灯器部2の下面から中空ポール
部4の上端部を挿入し、固定用ボルト23と固定用ナッ
ト24により、灯器部2の内部に中空ポール部4の上端
部を固定し、中空ポール部4の内部に挿通している配線
の先を灯器部3の所定の配線に接続する。そして、台座
部2のボックス2a上に形成され、側方へ倒れた状態に
ある可倒式の角筒31に対して、中空ポール部4の下端
部を挿入して連結し、中空ポール部4の内部に挿通して
いる配線の先を台座部2の所定の配線に接続し、中空ポ
ール部4に対し外部から角筒31に備えられているヒン
ジ32を軸とした回転力を加え、角筒を起立状態にし
て、台座部2のボックス2a上に対し上端部に灯器部3
が連結されている中空ポール部4を固定することによ
り、可搬型信号機1は組み立てられるようになってい
る。
【0032】次に、図8および図9を用いて、この可搬
型信号機の操作方法について説明する。図8は図1の可
搬型信号機において、制御操作部カバーを外し制御操作
部の入力面を露出した状態を示す正面図であり、40は
操作部、40aは設定部、40bは手動スイッチ領域、
41は制御電源の接続釦、42は制御電源の遮断釦、4
3は周期設定ダイヤル、44はスプリット設定ダイヤ
ル、45はクリアランス設定ダイヤル、46は閃光スイ
ッチ、47は灯器スイッチ、48は制御切り替えスイッ
チ、49は動作切り替えスイッチ、50は歩進釦であ
る。
【0033】操作部40は、設定部40aと手動スイッ
チ領域40bにより構成されている。先ず、設定部40
aにある入力部材41〜47を説明する。制御電源の接
続釦41は、制御操作部17に対し電力供給を行うため
のものであり、押圧操作により発動発電機16から制御
操作部17に電流が流れるようになっている。
【0034】制御電源の遮断釦42は、押圧操作により
上記接続釦41をリセットし、制御操作部に対し電流供
給を停止するためのものである。周期設定ダイヤル43
は、所定の信号灯12R、13R、‥‥が点灯し始めて
から、消灯した後、また再び点灯するまでの時間を一周
期として、その周期を、100秒、130秒或いは16
0秒の中から選択できるようになっているものである。
【0035】スプリット設定ダイヤル44は、主道路側
の信号灯12Gの点灯時間と従道路側の信号灯13Gの
点灯時間の割合を、5対5、6対4或いは7対3の中か
ら選択できるようになっているものである。クリアラン
ス設定ダイヤル45は、信号灯12Y、12Y、13
Y、13Yが点灯する時間と四方向全てに信号灯12
R、12R、13R、13Rが点灯する時間を、3秒と
3秒、4秒と4秒或いは5秒と5秒の中から選択できる
ようになっているものである。
【0036】閃光スイッチ46を入にすると、主道路側
を信号灯12Y、従道路側を信号灯13Rの点滅を行う
ようになっていて、一方、切にすると、前記設定状態が
解除される。灯器スイッチ47を入にすると、信号灯1
2R、13R、‥‥への電力供給が行われるようになっ
ていて、一方、切にすると、信号灯12R、13R、‥
‥への電力供給が停止される。
【0037】次に、手動スイッチ領域40bにある入力
部材48〜50を説明する。制御切り替えスイッチ48
を押圧操作すると、台座2のボックス2a内の制御操作
部17による操作に加え、外部送信機51からの遠隔操
作により灯器部3にある信号灯12R、13R、‥‥の
点灯を行うようになっている。また、再度押圧操作する
と、外部送信機51からの遠隔操作を行わず、台座2の
ボックス2a内の制御操作部17による操作を行うよう
になっている。
【0038】動作切り替えスイッチ49を押圧操作する
と、信号灯12R、13R‥‥の動作を手動で行うよう
になっている。また、再度押圧操作をすると、信号灯1
2R、13R、‥‥の動作を台座2のボックス2a内の
制御操作部17により行うようになっている。歩進釦5
0は、動作切り替えスイッチ49を押圧操作し、信号灯
12R、13R、‥‥の動作を手動にした後、この釦を
押圧操作をすると、信号が切り替わるようになってい
る。
【0039】図9は、図1の可搬型信号機のブロック回
路図で、51は外部送信機、51aはマイク、51bは
歩進操作部、51cは送信アンテナ、52は無線受信
部、53は信号制御部、54はSSR(Solid S
tate Relay)、55はG−G検出部、56は
アンプ、57は制御電源ある。外部送信機51は、マイ
ク51a、歩進操作部51bおよび送信アンテナ51c
等が備えられていて、歩進操作部51bで行った信号灯
12R、13R、‥‥の歩進操作や、マイク51aによ
り入力された音声情報を送信アンテナ51cから電波に
より送信するようになっている。
【0040】無線受信部52は、送信アンテナ51cか
ら受信アンテナ11を介して伝えられた電波を、情報に
変換し、操作情報を信号制御部53に対し、音声情報を
アンプ56に対し供給する。信号制御部53は、設定部
40aおよび手動スイッチ領域40bで設定された操作
情報と、外部送信機51から送信された操作情報によ
り、SSR54に対して供給する。
【0041】SSR54は、信号制御部53から供給さ
れる操作情報により、信号灯12R、13R、‥‥を点
灯させるためのスイッチ素子である。G−G検出部55
は、SSR54から信号灯12G、13Gが同時にする
情報が送られた場合に、その情報を信号制御部53へ送
り、信号灯12Y、12Y、13R、13Rを点滅させ
る閃光状態にする。
【0042】アンプ56は、無線受信部52から供給さ
れた音声情報を増幅して拡声器23へ供給する。制御電
源57は、発動発電機16から供給される電流を一定の
値に変換し、各部に対して供給する。
【0043】従って、可搬型信号機は、外部送信機によ
り確実に遠隔操作される。また、外部送信機に備えられ
ているマイクから音声を入力すると、台座部にあるスピ
ーカー18から増幅された音声が外部に対し出力され
る。
【0044】このような可搬型信号機としたので、以下
に挙げるような効果が得られる。可搬型信号機1は、非
使用時に、台座部2、灯器部3及び中空ポール部4等に
分解することができるので、信号機運搬用の非常に大き
な車輌を使わなくても、分解して簡単に運搬するように
できる。
【0045】さらに、可搬型信号機1は、使用時に、特
別な機械を使わずに、二、三人の作業者による簡単な工
程で組み立てられるようになっているので、作業時間が
短縮される。従って、従来の可搬型信号機に比べて、人
件費や運搬費などの経費が大幅に削減される。
【0046】また、可搬型信号機1は、外部送信機51
により遠隔操作されるので、十字交差点において、主道
路側と従道路側の交通量が時間によって変化するような
場合などにも、その交通状況に応じて信号機の表示時間
が交差点の外からの遠隔操作により簡単に変えられる。
【0047】さらに、外部送信機51に備えられている
マイク51cから音声を入力すると、台座部2にあるス
ピーカー18から拡声された音声が外部に対し出力され
るので、ドライバーに対して適切な指示が行える。従っ
て、交通渋滞が未然に防ぐことができる。
【0048】また、台座部2のボックス2a内に予め重
量の大きな発動発電機16を収納してあるので、この台
座2を備えた可搬型信号機1を安定した状態で移動する
ことができるのは勿論のこと、風雨等の外的環境に対
し、可搬型信号機1が安定した状態に固定される。
【0049】なお、以上の実施例においては、信号灯1
2R、13R、‥‥の点灯時間の設定をダイヤル方式に
したが、勿論これに限られるものではなく、デジタル方
式にしても良い。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る可搬型信号
機によれば、非使用時に、台座部、灯器部及び中空ポー
ル部等に分解することができるので、信号機運搬用の非
常に大きな車輌を使わなくても、分解して簡単に運搬す
るようにできる。
【0051】さらに、可搬型信号機は、使用時に、特別
な機械を使わずに、二、三人の作業者による簡単な工程
で組み立てられるようになっているので、作業時間が短
縮される。従って、従来の可搬型信号機に比べて、人件
費や運搬費などの経費が大幅に削減される。
【0052】また、可搬型信号機は、外部送信機により
遠隔操作されるので、十字交差点において、主道路側と
従道路側の交通量が時間によって変化するような場合な
どにも、その交通状況に応じて信号機の表示時間が交差
点の外からの遠隔操作により簡単に変えられる。
【0053】さらに、外部送信機に備えられているマイ
クから音声を入力すると、台座部にあるスピーカーから
拡声された音声が外部に対し出力されるので、ドライバ
ーに対して適切な指示が行える。従って、交通渋滞が未
然に防がれる。
【0054】また、台座部のボックス内に予め重量の大
きな発動発電機を収納してあるので、この台座を備えた
可搬型信号機を安定した状態で移動することができるの
は勿論のこと、風雨等の外的環境に対し、可搬型信号機
が安定した状態に固定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一例としての可搬型信号機を
示す正面図である。
【図2】図1の可搬型信号機の上面図である。
【図3】図1の可搬型信号機の側面図である。
【図4】図1の可搬型信号機の台座部の周辺部分を透視
した全体斜視図である。
【図5】図1の可搬型信号機における中空ポール部の継
ぎ口の周辺部分の拡大図で、(a)は継ぎ口の周辺部分
の分解斜視図、(b)は継ぎ口の周辺部分の縦断面図で
ある。
【図6】図1の可搬型信号機において、灯器部と中空ポ
ール部の連結部分の拡大図である。
【図7】図1の可搬型信号機において、台座部と中空ポ
ール部の連結部分の拡大図である。
【図8】図1の可搬型信号機において、制御操作部カバ
ーを外し設定状態を入力するための入力面を露出した状
態を示す正面図である。
【図9】図1の可搬型信号機のブロック回路図である。
【符号の説明】
1 可搬型信号機 2 台座部 2a ボックス 3 灯器部 4 中空ポール部 4b 継ぎ口 10 受信アンテナ 12R、12Y、12G、13R、13Y、13G 信
号灯 16 発動発電機 17 制御操作部 18 スピーカー 32 角筒 51 外部送信機 51a マイク 51b 歩進操作部 51c 送信アンテナ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦方向に青、黄、赤の灯器が並ぶ灯器面を
    十字方向の4面に備える灯器部と、 下面に転動車輪および路面への固定足を備えるボックス
    内に、電力を発生する発動発電機を搭載すると共に、前
    記各灯器類の自動制御および手動制御が可能な制御操作
    部を配設してなる台座部と、 前記灯器部の前記各灯器類と前記台座部の前記発動発電
    機および前記制御操作部とをそれぞれ接続する配線を内
    部に挿通すると共に、下端部を前記台座部に固定して上
    端部を前記灯器部に固定する中空ポール部と、から構成
    され、 前記灯器部に外部送信器から発信される信号を受信する
    受信アンテナを備え、 前記台座部には、前記自動制御および前記手動制御に加
    えて前記外部送信器による遠隔操作により前記各灯器類
    の遠隔制御を可能とする制御回路部を前記ボックス内に
    配設すると共に、前記外部送信器に備えるマイクから入
    力された音声を前記受信アンテナに受信された音声信号
    から増幅して拡大するスピーカーを備え、 前記中空ポール部は中間部で分解可能に構成され、 さらに、前記台座部の前記ボックス上には、前記中空ポ
    ール部の下端部を挿入して連結し、側方へ可倒式で起立
    状態に固定可能なポール支持部を備えている、ことを特
    徴とする可搬式信号機。
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