JPH0916851A - 電子情報自動販売装置及び電子情報処理装置 - Google Patents

電子情報自動販売装置及び電子情報処理装置

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JPH0916851A
JPH0916851A JP16373695A JP16373695A JPH0916851A JP H0916851 A JPH0916851 A JP H0916851A JP 16373695 A JP16373695 A JP 16373695A JP 16373695 A JP16373695 A JP 16373695A JP H0916851 A JPH0916851 A JP H0916851A
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recording medium
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JP16373695A
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Tsugio Okamoto
次男 岡本
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 利用者の購入した電子情報が不法にコピーさ
れた場合の有効な対処を実現する自動販売装置を提供す
る。 【構成】 CPU10は、利用者による選択入力部14
を介しての曲名選択がなされると、その曲の種類、曲
数、記録媒体種類等に基づいて徴収すべき曲データ料金
を表示部13に登録させる。続けて、上記選択されたデ
ータを暗号化処理制御部18によって所定の暗号化処理
がなされた状態で媒体書き込み部16において記録媒体
に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカラオケソフト
を購入するためのカラオケソフト自動販売装置などの電
子情報自動販売装置及びその電子情報自動販売装置にて
電子情報の書き込まれた記録媒体より読み取った電子情
報に基づいて所定の処理を実行する電子情報処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭で個人的にカラオケを楽しむ
ためカラオケソフトを購入する場合には、販売店に在庫
となっているレーザーディスク(以下LDと略する)、
コンパクトディスク(以下CDと略する)、あるいはカ
セットテープ(以下カセットと略する)といった媒体の
中から、利用者が所有している演奏機器で使用できるも
のであり、さらに欲しい曲が入ったものを探して購入す
る。
【0003】このように、家庭で楽しむカラオケのため
のソフトは上述したLD、CD、カセットが殆どであ
り、ソフト販売店ではこうしたものを絶えず在庫させて
おかねばならず、広い売り場面積が必要な反面、中には
売れ残りがでるなど在庫の管理にも注意を払わねばなら
ないという課題がある。また、カラオケボックスのよう
にカラオケを生業としているところで採用されているい
わゆる通信カラオケは、家庭での個人用としては高価す
ぎるために、そのまま家庭用として転用しただけでは普
及は難しい面もある。
【0004】そこで、利用者が必要とする曲のみをカセ
ット、ICカードあるいはフロッピーディスク(以下F
Dと略する)などにダビングさせた状態で販売するカラ
オケソフト自動販売装置を導入することが考えられる。
このカラオケソフト自動販売装置では、購入者の希望す
るカラオケソフトだけダビングした記録媒体を販売する
ことができるため、販売者側においては在庫管理の点で
非常に有利であり、また購入者側にとっては希望するカ
ラオケソフトだけを購入することができるという利点が
ある。つまり、従来のように記憶されているソフトが最
初から固定されている場合には、希望のソフトを購入す
るために、自分にとっては不要なソフトもセットでない
と購入できないことになるが、このようにすれば、自分
の欲しいソフトだけを選択してダビングすることができ
るからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、カラオケ
ソフトを自動販売できるようにすることで上述したよう
な利点があるが、以下に示すような不都合も生じて来る
可能性がある。つまり、カラオケソフトの場合には、法
律で不法コピーが禁止されているものも多いため、自由
にダビングして自由に使用できるようにすると、不法コ
ピー防止の点で問題がある。つまり、正規に料金を支払
ってカラオケソフトを購入した人から他人が借りるなど
して、そのカラオケソフトを不法にコピーした場合に
は、その他人は自分ではカラオケソフトを購入していな
いにもかかわらず自由にカラオケソフトを利用できるこ
ととなるからである。
【0006】なお、このような問題は、カラオケソフト
に限らず、通常の音楽ソフトをはじめとして、文学作品
や美術作品などの著作権に関連するものを電子情報化し
た場合に共通して生じることである。以上のような背景
の下、本発明は、カラオケソフトなどの電子情報の自動
販売装置において、そうした自動販売装置で購入した電
子情報が不法にコピーされた場合の有効な対処を実現す
ることを第1の目的とする。また、そのような電子情報
自動販売装置にて電子情報が書き込まれた記録媒体より
読み取った電子情報に基づいて所定の処理を実行するの
に適した電子情報処理装置を提供することを第2の目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用及び発明の効果】上
記第1の目的を達成するため請求項1の電子情報自動販
売装置は、各種の電子情報を格納した電子情報格納手段
と、該電子情報格納手段に格納されている電子情報の中
から任意の情報を指定する情報指定手段と、該情報指定
手段により指定された電子情報を電子情報格納手段から
読み出して、書き込み部に装填された記録媒体に書き込
むダビング手段と、該記録媒体にダビングされた電子情
報に対応する料金を徴収する料金徴収手段とを備えた電
子情報自動販売装置において、前記ダビング手段は、前
記電子情報格納手段から読み出した電子情報に対し、暗
号化手段によって所定の暗号化処理を施してから、前記
記録媒体に書き込むよう構成されていることを特徴とす
る。
【0008】本電子情報自動販売装置によれば、利用客
が、情報指定手段を操作して所望の電子情報を指定する
と、ダビング手段が、この指定された電子情報を電子情
報格納手段から読み出して、書き込み部に装填された記
録媒体に書き込み、料金徴収手段が利用料金を徴収す
る。
【0009】そして、このダビング手段は、電子情報格
納手段から読み出した電子情報をそのまま記録媒体に書
き込むのではなく、暗号化手段によって所定の暗号化処
理を施してから記録媒体に書き込むのである。そのた
め、記録媒体に書き込まれた電子情報はそのまま読み出
しただけでは通常の使用ができないようにされており、
不法コピー防止の点で有効である。つまり、正規に料金
を支払って電子情報を購入した人から他人が借りて、そ
の電子情報を不法にコピーした場合であっても、暗号化
処理されているためその他人は自由に電子情報を利用で
きない。そのため、実質的に不法コピーによる実害を防
止することができるからである。
【0010】なお、前記暗号化手段としては、請求項2
に示すように、当該電子情報自動販売装置によって販売
された電子情報を処理するための専用の装置が備える暗
号化解除手段によって解除可能な暗号化処理を実行する
ように構成することが考えられる。これは、正規に料金
を支払って電子情報を購入した人にとっては当然その電
子情報を自由に使用できなくではならないので、それを
考慮したものである。つまり、正規に電子情報を購入す
る人は、上記暗号化解除手段を備えた専用の処理装置を
有しており、その専用の処理装置で暗号化を解除すれば
自由に使用できるのある。
【0011】このようにすれば、電子情報の販売者側に
おいては上述した在庫管理の点で非常に有利であり、ま
た購入者側にとっては希望するカラオケソフトだけを購
入することができるという利点を保ちながら、電子情報
の不法コピーが生じた場合にでもその実害を防止するこ
とができるのである。
【0012】また、請求項3に示すように、さらに電子
情報を処理するための専用装置個々に設定された識別情
報を入力する入力手段を備え、前記暗号化手段を、その
入力された識別情報に基づき、当該識別情報が設定され
ている前記専用の電子情報処理装置が備える暗号化解除
手段によってのみ解除可能な暗号化処理を実行するよう
構成してもよい。
【0013】このようにすれば、電子情報の不法コピー
による実害防止の点でさらに有効である。つまり、正規
に料金を支払って電子情報を購入した人から他人が借り
て、その電子情報を不法にコピーした場合に、その他人
が上記暗号化解除手段を備えた専用装置を有していれば
暗号化を解除して自由に使用できることとなり、不法コ
ピーによる実害が生じてしまう。そのため、電子情報の
ダビングに際して、専用の装置個々に設定された識別情
報を入力するようにしておき、この入力された識別情報
に対応する専用装置でしか暗号化を解除できないように
することで、正規の購入者以外の利用を防止することが
可能である。これは、同種の専用装置であっても、識別
情報が異なれば電子情報が使用できないようにすること
で、さらに細かく不法コピーによる実害を防止すること
ができるのである。
【0014】なお、請求項4に示すように、自動販売す
る電子情報を、法律上、不法なダビングが禁止されてい
る情報とすれば、例えば著作権保護の上で特に有効であ
る。例えば、カラオケソフトや音楽ソフト、あるいは文
学作品や美術作品などの著作権に関連するものを電子情
報化した場合である。従来これらは、例えばCDやテー
プに格納されたり、製本された状態で市場に出回ってい
たので、その媒体単位で著作権料等を徴収することがで
き、不法コピー等をある程度防止することができてい
た。しかし、電子情報だけを販売する場合には、その電
子情報だけが勝手にコピーされてしまうおそれが更に強
くなる。そして、人の手による取締りも現実的には困難
である。したがって、本発明のように、コピーされてし
まうことを前提とし、不法にコピーした者にとっては実
質的に使用できないような状態でのコピーとなるように
することで、不法にコピーされた場合の有効な対処とな
るのである。
【0015】一方、上記第2の目的を達成するため請求
項5に記載した電子情報処理装置は、上述した電子情報
販売装置にて電子情報の書き込まれた記録媒体より読み
取った電子情報に基づいて所定の処理を実行する処理実
行手段を備えた電子情報処理装置であって、前記記録媒
体より読み取った電子情報にかけられている暗号を解除
し、前記処理実行手段において正常な処理が実行可能な
状態にする暗号解除手段を備えたことを特徴とする。
【0016】この電子情報処理装置は、電子情報販売装
置にて電子情報の書き込まれた記録媒体より読み取った
電子情報にかけられている暗号を解除してから所定の処
理を実行する。したがって、暗号化処理がされている電
子情報が書き込まれた記録媒体からでも、何の支障もな
く、その電子情報に基づく所定の処理を実行できるので
ある。
【0017】また、請求項3に示す電子情報自動販売装
置にて電子情報の書き込まれた記録媒体であっても、対
応する識別情報を持つ専用装置であれば、やはり何の支
障もなく所定の処理が実行できるのである。また、上記
第1の目的を達成するためになされた発明として、請求
項6に記載する電子情報自動販売装置も挙げられる。そ
の構成は、各種の電子情報を格納した電子情報格納手段
と、該電子情報格納手段に格納されている電子情報の中
から任意の情報を指定する情報指定手段と、該情報指定
手段により指定された電子情報を電子情報格納手段から
読み出して、書き込み部に装填された記録媒体に書き込
むダビング手段と、該記録媒体にダビングされた電子情
報に対応する料金を徴収する料金徴収手段とを備えた電
子情報自動販売装置において、前記電子情報を処理する
ための専用の装置個々に設定された識別情報を入力する
入力手段を備え、前記ダビング手段は、前記電子情報格
納手段から読み出した電子情報と共に、前記入力手段に
よって入力された識別情報を、前記記録媒体に書き込む
よう構成されていることを特徴とする電子情報自動販売
装置である。
【0018】この電子情報自動販売装置を用いて電子情
報を購入する場合には、利用者は、入力手段によって、
電子情報を処理するための専用の装置個々に設定された
識別情報を入力する。これは、利用者自身が所有してい
る専用装置の識別番号を入力するのが普通である。そし
て、情報指定手段を操作して所望の電子情報を指定する
と、ダビング手段が、この指定された電子情報を電子情
報格納手段から読み出して、書き込み部に装填された記
録媒体に書き込むと共に、前記入力手段によって入力さ
れた識別情報も電子情報と共に記録媒体に書み込むので
ある。そして、料金徴収手段が利用料金を徴収する。
【0019】そして、この電子情報販売装置に対応し、
上記第2の目的を達成するための電子情報処理装置とし
ては、請求項7に示すものが考えられる。その構成は、
電子情報の書き込まれた記録媒体より読み取った電子情
報に基づいて所定の処理を実行する処理実行手段を備え
た電子情報処理装置であって、装置毎に設定されている
識別情報を記憶している識別情報記憶手段と、前記記録
媒体に書き込まれている識別情報を読み取り、当該電子
情報処理装置個々に設定されている識別情報と一致して
いるかどうかを判断する判断手段と、該判断手段によっ
て識別情報が一致していない場合には、前記記録媒体か
らの電子情報の読み出しを禁止するか、あるいは前記処
理実行手段による所定の処理実行を禁止する禁止制御手
段とを備えたことを特徴とする電子情報処理装置であ
る。
【0020】したがって、利用者にはこのような電子情
報処理装置を所有してもらい、電子情報自動販売装置か
ら電子情報を購入する場合には、自己の所有する処理装
置の識別番号を入力し、その識別番号が付加された状態
の記録媒体を購入する。その記録媒体は、自己の所有す
る処理装置では識別番号が一致するため、何の支障もな
くそこから電子情報を読み出して所定の処理を実行する
ことができる。
【0021】そして、正規に料金を支払って電子情報を
購入した人から他人が借りて、その電子情報を不法にコ
ピーした場合であっても、その他人の持つ専用装置の識
別番号と電子情報と共に書き込まれている識別番号とが
一致しないため、電子情報の読み出しが禁止されるか、
その他人の電子情報処理装置では処理実行が禁止される
ためその他人は自由に電子情報を利用できず、実質的に
不法コピーによる実害を防止することができるからであ
る。
【0022】なお、請求項8に示すように、上記請求項
1〜4または請求項6のいずれかに記載の電子情報自動
販売装置において、情報センタとの間で交信を行う交信
手段と、該交信手段を介して情報センタから前記電子情
報を取得し、前記電子情報格納手段に記憶させておく電
子情報取得手段とを備えたことを特徴とする電子情報自
動販売装置とすることもできる。
【0023】このようにすれば、電子情報自動販売装置
での販売可能な電子情報を容易に追加することができ、
例えばカラオケソフトや音楽ソフト等のように次々と新
曲がリリースされている現状において、その電子情報を
早期に購入したいという需要者の要求に応える点で好ま
しい。もちろん、本発明の電子情報自動販売装置は、こ
のように、通信によって電子情報を取得するようなタイ
プには限定されず、いわゆるスタンドアロンタイプでも
上述した作用・効果は奏する。但し、スタンドアロンタ
イプの場合には、電子情報を格納させる場合に人の手を
煩わすことが多くなるので、その点を考慮した場合には
通信タイプが好ましい。
【0024】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1は、本発明の電子情報自動販売
装置をカラオケソフトを販売する自動販売装置として適
用した場合の構成を示すブロック図、図2は、本発明の
電子情報処理装置をカラオケソフトに基づいて所定の演
奏処理を行うカラオケ演奏装置に適用した場合の構成を
示すブロック図である。また、図3はカラオケソフト自
動販売装置の外観図である。
【0025】まず、図3を参照して、カラオケソフト自
動販売装置(以下、単に自動販売装置とも言う。)1の
外観構成を説明する。自動販売装置1の前面上部には、
表示部13と、その表示部13の画面上には情報指定手
段としての選択入力部を構成するタッチパネル14aが
取り付けられている。また、表示部13の右側には料金
支払い用のコイン識別用のコインメック15a、さらに
その下方には釣り銭受け部34、その釣り銭受け部34
の下方には紙幣識別用のビルバリ15bがそれぞれ配置
されている。また表示部13の下側にはカラオケ用の情
報データを媒体書き込み部16(図1参照)によって媒
体に書き込んだ後で外部に送出するためのFD送出口3
1と、ICカード送出口32、カラオケのための歌詞あ
るいは購入するカラオケソフトの取扱説明書をマニュア
ル印刷部19(図1参照)で記録して発行するマニュア
ル送出口33がある。
【0026】次に、自動販売装置1の電気的な構成を図
1を参照して説明する。自動販売装置1は、情報センタ
としてのホストコンピュータ21との通信を制御するた
めの通信制御部11と、ホストコンピュータ21から通
信で送られてきたカラオケソフトの情報データを記憶し
ておくための情報データ記憶部12と、利用者がカラオ
ケソフト購入時に内容・目録を確認するための表示部1
3と、利用者が欲しいカラオケソフトを選択したり、I
Dを入力するための選択入力部14と、代金を入金した
り、釣り銭を払い出すための金銭取り扱い部15と、指
定されたカラオケソフトを記録媒体に記録するための媒
体書き込み部16と、利用者が入力する固有の機器番号
としてのIDを制御するためのID番号制御部17と、
暗号化処理を制御するための暗号化処理制御部18と、
カラオケのための歌詞あるいは購入するカラオケソフト
の取扱説明書を記録するためのマニュアル印刷部19
と、以上の各部を制御するためのCPU10とから構成
されている。
【0027】また、これらの自動販売装置1に情報デー
タを送信するためのホストコンピュータ21には、デー
タベース22が接続されており、このホストコンピュー
タ21と全国に設置された自動販売装置1が電話線など
の伝送回線20で接続されることで、情報データの通信
が行われる。なお、ホストコンピュータ21と接続され
る自動販売装置1は一つに限られず、通常は複数接続さ
れる。
【0028】次に、本発明の自動販売装置1で購入した
カラオケソフトを演奏させるためのカラオケ演奏装置1
01の電気的構成を、図2を参照して説明する。カラオ
ケ演奏装置101は、演奏したい曲番号を入力するため
の入力部111と、カラオケソフト自動販売装置1で購
入したカラオケソフトのデータを読み取るための情報デ
ータ読取部112と、その読み取った情報データを記憶
しておくための情報データ記憶部113と、その情報デ
ータ記憶部に記憶されている情報データを楽音データに
変換するための楽音データ変換部114と、楽音データ
変換部114で変換されたデータに基づいて楽音信号に
する音源部115と、モニタ123を制御する表示制御
部116と、利用者がカラオケソフト購入時に入力した
IDとカラオケ演奏装置101の機器番号としてのID
とが一致しているか判定するためのID番号判定制御部
117と、データにかけられている暗号を解除するため
の暗号解除制御部118と、演奏装置の動作を制御する
プログラムが収納されているROM119と、これらの
各部全体を制御するためのCPU110とを備えてい
る。
【0029】そして、このように構成されたカラオケ演
奏装置101と、これに接続するアンプ120と、マイ
クロフォン121と、スピーカ122と、モニタ123
とからカラオケシステムが構築されており、利用者はこ
のカラオケシステムを使用して、自動販売装置1で購入
したカラオケソフトを演奏させ、カラオケを楽しむこと
ができる。
【0030】次に、図5〜図8のフローチャートを参照
して本実施例の自動販売装置1における動作について説
明する。自動販売装置1は操作されていないときには、
図4に示すようなメインメニューが表示部13に表示さ
れており(S1)、利用者によってメニューが選択され
るのを待っている(S2)。選択可能なメニューは、
「1.カラオケソフト販売装置のご案内」、「2.カラ
オケソフトの検索」、「3.カラオケソフトの購入」、
「4.新曲のご案内」、「5.カラオケ友の会申し込
み」の5つである。そしてメニュー選択がなされるとS
3へ移行する。S3では、本発明の主要点に関わるカラ
オケソフトの購入が選択されたかどうかを判断してお
り、「3.カラオケソフト購入」が選択された場合には
(S3:YES)、以下のS4〜S24に示すカラオケ
ソフト購入に係る処理が実行される。
【0031】S4では、表示部13にID番号の入力を
促す説明画面を表示する(S4)。利用者は自己の所有
しているカラオケ演奏装置101につけられた固有の機
器番号としてのID番号を入力する。したがって、S5
では、このID番号の入力の有無を判断しており、入力
されると(S5:YES)、続くS6でID番号の登録
確認処理を実行する。このID番号確認処理は、例えば
この入力されたID番号が既に登録されている番号であ
るか否かをホストコンピュータ21と交信するなどして
確認する。
【0032】その結果、ホストコンピュータ21に登録
された番号であると判明した場合(S7:YES)に
は、次のステップS8に進むことができるが、ID番号
が登録されていない番号であったり、あるいは決められ
た番号でないと判明した場合(S7:NO)には、再度
S4に戻ってID入力表示画面に切り替わり、再度ID
番号の説明がなされる。
【0033】なお、こうして誤ったID番号入力が続け
て3回行われた場合には、利用者がカラオケ演奏装置1
01を所有していないのに不正にデータを購入しようと
している場合も考えられるため、メニューの中のカラオ
ケソフトの購入を選択できないようにメニュー画面を変
更するなどの処理をするようにしてもよい。また、ID
確認に際して、例えばIDカードのようなものを挿入
し、その後ID番号を入力するようにしてもよい。
【0034】ID番号の登録が確認された場合に移行す
る次のステップS8では、利用者が購入したいと思って
いる曲数入力の説明画面が表示される。そして、利用者
による曲数入力がなされた場合には(S9:YES)、
次に選曲方法の説明画面が表示される(S10)。この
選曲方法の説明画面では、例えば演歌、ロック、バラー
ドといった選択可能なジャンル候補が表示され、そのい
ずれかを選択するよう利用者に促す文章が表示される。
【0035】利用者によって所望のジャンルが選択され
ると(S11:YES)、続いて歌手名のリストが表示
部13に表示される(S12)。そして、この中から利
用者によって希望の歌手名が選択されると(S13:Y
ES)、選択された歌手の持ち歌の曲名リストを表示部
13に表示する(S14)。そして、このリストの中か
ら利用者によって希望の曲名が選択されると(S15:
YES)、S16へ移行して、その曲名を記憶した後、
曲名選択終了かどうかの判断を行う。
【0036】この曲名選択終了の判断は、例えば表示部
13に「選択終了」と「選択続行」の項目を表示し、
「選択終了」が選択されればS16で肯定判断としてS
17へ移行し、「選択続行」が選択されればS16で否
定判断としてS10へ移行する。したがって、複数の曲
を購入したい利用者は、この選択続行を選択すればよ
く、自動販売装置1は、再度S10の選曲方法表示画面
からS15の曲名選択までを繰り返して実行する。な
お、S15の曲名選択において複数の曲を一度に選択で
きるようにしても構わない。
【0037】そして、曲名選択が終了した場合には(S
16:YES)、選択した曲データを書き込む記録媒体
選択の説明画面が表示される(S17)。本実施例の場
合には、「FD」か「ICカード」である。したがって
利用者は、自分の所有しているカラオケ演奏装置101
に適合した記録媒体の種類を選択すればよい。
【0038】この記録媒体選択がされた場合には(S1
8:YES)、利用者によって選択された曲の種類・曲
数・記録媒体等に基づいて徴収すべき曲データ料金を表
示部13に表示する(S19)。利用者は、表示された
代金を金銭取り扱い部15のコインメック15aまたは
ビルバリ15bに投入し、代金を支払う。
【0039】こうして所定の代金が支払われた場合には
(S20:YES)、まず、マニュアル印刷部19に
て、購入したカラオケソフトの取り扱いマニュアル・曲
番号・曲名あるいは歌詞などを印刷する(S21)。続
けて、上記選択された曲データを選択された記録媒体に
書き込む(S22)。但し、この際、情報データ記憶部
12に記憶されている曲データをそのままの状態で書き
込まれるのではなく、暗号化処理制御部18によって所
定の暗号化処理がなされた状態で記録媒体に書き込まれ
るのである。
【0040】その後、マニュアルはマニュアル送出口3
3から、曲データの書き込まれた記録媒体はFD送出口
31あるいはICカード送出口32から外部に送り出す
(S23)。利用者がこれを取り出してカラオケソフト
の購入動作が終了する。表示部13には動作が終了した
旨を説明する終了画面を所定時間表示した後(S2
4)、本処理を一旦終了して、再度S1のメインメニュ
ー表示処理から繰り返す。なお、S23でマニュアルや
記録媒体を送出した際、所定時間それらが取り出されな
い場合には、警告音を発したりして注意を促すようにす
るとよい。また、それでも取り出されない場合には、内
部に回収するなどしてもよい。
【0041】以上が、カラオケソフト購入に係る処理で
あるが、次に、「3.カラオケソフトの購入」以外のメ
ニューが選択された場合について説明する。S3で否定
判断の場合には、図7のS25へ移行して、図4に示す
「1.カラオケソフト販売装置のご案内」が選択された
かどうかを判断する。そして、その販売装置案内が選択
されていた場合には(S25:YES)、自動販売装置
1の取り扱い方法、あるいは利用の仕方などの説明文を
表示部13に表示する(S26)。利用者による終了指
示によって(S27:YES)、最初のメインメニュー
表示に戻る(S1)。
【0042】また、S25で否定判断の場合には、S2
8へ移行し、「2.カラオケソフトの検索」が選択され
たかどうかを判断する。そして、そのカラオケソフト検
索が選択された場合には(S28:YES)、S29〜
S33において、上述したカラオケソフトの購入時の選
曲方法表示(S10)〜曲名リスト表示(S14)と同
様の処理が実行される。したがって、利用者も同様の操
作を行うことで表示部13に表示された曲名を見て今後
購入する場合の参考にすることができる。なお、S34
の処理も上記S15の処理と同じなので説明は省略す
る。
【0043】一方、S28で否定判断の場合には、S3
6へ移行し、「4.新曲のご案内」が選択されたかどう
かを判断する。そして、その新曲案内が選択された場合
には(S36:YES)、S37において表示部13に
選曲方法表示画面の表示がなされる。これは前記の検索
の場合と同様の画面ではあるが、新曲のみのリストが表
示部13に表示される。したがって、新曲だけ見たいと
いう利用者の期待に答えることができる。
【0044】また、S36で否定判断の場合には、S4
4へ移行し、「5.カラオケ友の会申し込み」が選択さ
れたかどうかを判断する。そして、その友の会申し込み
が選択された場合には(S44:YES)、カラオケ友
の会についての説明と、申し込むか申し込まないかを選
択指示するための表示が表示部13に表示される(S4
5)。利用者はこの内容を読んで申し込むか否かを判断
し、タッチパネル14aを押して、申し込むか申し込ま
ないかを指示する。
【0045】そして、申し込む指示がされた場合には
(S46:YES)、所定の内容がタッチパネル14a
を用いて利用者により入力されるのを待つ(S47)。
氏名・住所などの所定の内容の入力が完了した場合には
(S47:YES)、S48に移行して、会員証の印刷
・発行処理を行う。すなわち、マニュアル印刷部19で
カラオケ友の会の会員証を印刷し、マニュアル送出口3
3からこれを発行するのである。その印刷・発行処理の
終了後、S49に移行して、その内容をホストコンピュ
ータ21に送信して会員登録処理を実行する。
【0046】S49の処理終了後は、S1に戻り、メイ
ンメニューの表示をして次の利用者を待つことになる。
以上説明した処理によって、自動販売装置1にて利用客
が所望のカラオケ曲を指定すると、その指定されたカラ
オケ曲のデータはFDあるいはICカードの内の指定さ
れた記録媒体に書き込まれる。そして、情報データ記憶
部12に記憶されているカラオケ曲データをそのまま記
録媒体に書き込むのではなく、暗号化処理制御部18に
よって所定の暗号化処理を施してから記録媒体に書き込
むのである。そのため、書き込まれたカラオケ曲データ
はそのまま読み出しただけでは通常の使用ができないよ
うにされており、不法コピー防止の点で有効である。つ
まり、正規に料金を支払ってカラオケ曲データを購入し
た人からその記録媒体を他人が借り、カラオケ曲データ
を不法にコピーした場合であっても、暗号化処理されて
いるためその他人は自由に利用できないため、実質的に
不法コピーによる実害を防止することができるからであ
る。
【0047】但し、正規に料金を支払ってカラオケ曲デ
ータを購入した人にとっては当然、そのデータを自由に
使用できなければいけないので、本実施例のカラオケ演
奏装置101(図2参照)は、次のように動作する。上
述した暗号化処理のなされたカラオケ曲データの格納さ
れたFDあるいはICカードをセットした状態で、入力
部111から演奏したい曲番号を入力する。すると、情
報データ読取部112がそのFD等からカラオケソフト
のデータを読み取って情報データ記憶部113に記憶す
る。
【0048】そして、暗号解除制御部118がその情報
データ記憶部113に記憶されているカラオケソフトデ
ータの暗号を解除し、その暗号が解除されたカラオケソ
フトデータを楽音データ変換部114が楽音データに変
換する。そして、楽音データ変換部114で変換された
データに基づいて音源部115が楽音信号にし、アンプ
120、スピーカ122を介して演奏音が出力される。
【0049】一方、表示制御部116によって制御され
るモニタ123には、カラオケ曲に対応する歌詞テロッ
プが表示される。なお、曲に対応した背景映像情報も記
憶させておき、歌詞テロップと合成して表示するように
してもよい。このように、本実施例のカラオケ演奏装置
101によれば、暗号化処理が施されているカラオケソ
フトデータであってもその暗号を解除して使用できるた
め、正規にカラオケソフトデータを購入した利用者は、
自分の所有するカラオケ演奏装置101にて何の支障も
なくカラオケを楽しむことができる。なお、自動販売装
置1における暗号化処理は、逆に言えば、カラオケ演奏
装置101の暗号解除制御部118によって解除可能な
暗号化がなされることとなる。
【0050】したがって、カラオケソフトデータの販売
者側においては、自動販売装置1による販売が可能なこ
とが在庫管理の点で非常に有利であり、また購入者側に
とっては、希望するカラオケソフトだけを購入すること
ができるという利点がある。そして、そのような利点を
保ちながら、カラオケソフトデータの不法コピーが生じ
た場合にでも、カラオケ演奏装置101を所有しない場
合には実質的に使用不可能であり、その実害を防止する
ことができるのである。
【0051】なお、不法コピーの実害防止のさらなる徹
底のために、次のようにすることもできる。つまり、上
記図5のS4,5においては、表示部13にID番号の
入力を促す説明画面を表示し、利用者からのID番号の
入力をさせるようにしている。この場合に入力するID
番号は、利用者自身が所有しているカラオケ演奏装置1
01につけられた固有の機器番号である。したがって、
図6のS22において曲データを記録媒体に書き込む
際、暗号化処理制御部18によってID番号に応じた所
定の暗号化処理を施すようにする。つまり、ID番号が
違えば暗号化処理も少しずつ異なるのである。
【0052】そして、カラオケ演奏装置101において
は、暗号解除制御部118による暗号解除方法が少しず
つ違い、上記自動販売装置1でID番号に応じた所定の
暗号化処理が施されたカラオケソフトデータは、対応す
るID番号のカラオケ演奏装置101の暗号解除手段で
ないと解除できないようにするのである。
【0053】このようにすれば、カラオケソフトデータ
の不法コピーによる実害防止の点でさらに有効である。
つまり、ID番号に基づく暗号化処理をしない場合に
は、正規に料金を支払ってカラオケソフトデータを購入
した人から他人が借りて、そのデータを不法にコピーし
た場合に、その他人が同種のカラオケ演奏装置101を
所有していれば暗号化を解除して自由に使用できること
となり、不法コピーによる実害が生じてしまう。そのた
め、ID番号に基づく暗号化処理をして、対応するID
番号のカラオケ演奏装置101でないと暗号が解除でき
ないようにすることで、正規の購入者以外の利用を防止
することが可能である。
【0054】なお、上記実施例では、暗号化処理を施し
て、不法コピーによる実害を防止するようにしたが、次
のようにすることもできる。まず、自動販売装置1にお
いては、カラオケソフトデータを記録媒体に書き込む
際、その記録媒体に利用者から入力されたID番号も書
き込むのである。そして、そのカラオケソフトの書き込
まれた記録媒体をカラオケ演奏装置101にセットし
て、カラオケソフトデータを読み出すのであるが、ま
ず、ID番号判定制御部117が、その記録媒体に書き
込まれているID番号と自装置に設定されているID番
号と同じであるかを判断する。そしてID番号が一致し
た場合にはカラオケソフトデータを読み出して演奏する
ことができるが、ID番号が一致しない場合には、デー
タ読み出しを禁止する。そして、例えばモニタ123に
データエラー表示して演奏不可を利用者に告げるなどす
る。
【0055】このようにすれば、一つの記録媒体は対応
する一つのカラオケ演奏装置101でしか使用できなく
なるので、不法にコピーされた場合でも、正規の購入者
以外には実質的に使用されなくすることができる。但
し、記録媒体に書き込まれているカラオケソフトデータ
自体は、そのまま支障なく使用できる状態であるので、
なんらかの方法で不正に読み出される可能性は無くはな
いため、上述した実施例のように、暗号化処理を施した
方が確実ではある。
【0056】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。例えば、上記実施例で
はホストコンピュータ21からカラオケソフトデータを
配信可能に構成されていたが、いわゆるスタンドアロン
タイプに構成しても同様に実施可能である。但し、ホス
ココンピュータ21から配信可能であると、自動販売装
置1で販売可能なカラオケソフトを容易に追加すること
ができ、次々と新曲がリリースされている現状におい
て、そのソフトを早期に購入したいという需要者の要求
に応える点で好ましいと言える。
【0057】また、上記実施例の自動販売装置1におい
ては、データの記憶されていない空のFDやICカード
を内蔵しており、そのFD等に指定されたカラオケソフ
トデータを書き込むようにしていたが、例えば、購入者
自らが持参したFD等に書き込めるように構成し、その
分だけ料金を安くするようにしてもよい。
【0058】なお、上記実施例では、電子情報自動販売
装置をカラオケソフトを販売する自動販売装置として適
用し、また電子情報処理装置をカラオケソフトに基づい
て所定の演奏処理を行うカラオケ演奏装置に適用した場
合を示したが、本発明における電子情報はカラオケソフ
トに限らない。例えば、不法コピーによる実害防止の観
点からいけば、音楽ソフトあるいは文学作品を美術作品
などの著作権に関連するものを電子情報化したものな
ど、法律上で不法なダビングが禁止されている情報であ
れば特に効果がある。
【0059】従来これらは、例えばCDやテープに格納
されたり、製本された状態で市場に出回っていたので、
その媒体単位で著作権料等を徴収することができ、不法
コピー等をある程度防止することができていた。しか
し、電子情報だけを販売する場合には、その電子情報だ
けが勝手にコピーされてしまうおそれが更に強くなる。
そして、人の手による取締りも現実的には困難である。
したがって、コピーされてしまうことを前提とし、不法
にコピーした者にとっては実質的に使用できないような
状態でのコピーとなるようにすることで、不法にコピー
された場合の有効な対処となるのである。また、法律上
で問題になるものだけでなく、合理的な理由で不法なコ
ピー防止の必要がある電子情報であれば、どのようなも
のでも適用対象となり得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電子情報自動販売装置をカラオケソ
フトを販売する自動販売装置として適用した場合の構成
を示すブロック図である。
【図2】 本発明の電子情報処理装置をカラオケソフト
に基づいて所定の演奏処理を行うカラオケ演奏装置に適
用した場合の構成を示すブロック図である。
【図3】 実施例のカラオケソフト自動販売装置の外観
図である。
【図4】 実施例のカラオケソフト自動販売装置におけ
るメインメニュー画面の説明図である。
【図5】 実施例のカラオケソフト自動販売装置におけ
る処理の一部を示すフローチャートである。
【図6】 実施例のカラオケソフト自動販売装置におけ
る処理の一部を示すフローチャートである。
【図7】 実施例のカラオケソフト自動販売装置におけ
る処理の一部を示すフローチャートである。
【図8】 実施例のカラオケソフト自動販売装置におけ
る処理の一部を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…カラオケソフト自動販売装置 11…通信制御部 12…情報データ記憶部 13…表示部 14a…タッチパネル 15…金銭取
り扱い部 15a…コインメック 15b…ビルバ
リ 16…媒体書き込み部 17…ID番号
制御部 18…暗号化処理制御部 19…マニュア
ル印刷部 20…伝送回線 21…ホストコ
ンピュータ 22…データベース 31…FD送出
口 32…ICカード送出口 33…マニュア
ル送出口 34…釣り銭受け部 101…カラオケ
演奏装置 111…入力部 112…情報デ
ータ読取部 113…情報データ記憶部 114…楽音デ
ータ変換部 115…音源部 116…表示制
御部 117…ID番号判定制御部 118…暗号解
除制御部 120…アンプ 121…マイク
ロフォン 122…スピーカ 123…モニタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子情報を格納した電子情報格納手段
    と、 該電子情報格納手段に格納されている電子情報の中から
    任意の情報を指定する情報指定手段と、 該情報指定手段により指定された電子情報を電子情報格
    納手段から読み出して、書き込み部に装填された記録媒
    体に書き込むダビング手段と、 該記録媒体にダビングされた電子情報に対応する料金を
    徴収する料金徴収手段とを備えた電子情報自動販売装置
    において、 前記ダビング手段は、前記電子情報格納手段から読み出
    した電子情報に対し、暗号化手段によって所定の暗号化
    処理を施してから、前記記録媒体に書き込むよう構成さ
    れていることを特徴とする電子情報自動販売装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子情報自動販売装置に
    おいて、 前記暗号化手段は、当該電子情報自動販売装置によって
    販売された電子情報を処理するための専用の装置が備え
    る暗号化解除手段によって解除可能な暗号化処理を実行
    するよう構成されていることを特徴とする電子情報自動
    販売装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電子情報自動販売装置に
    おいて、さらに、 前記電子情報を処理するための専用の装置個々に設定さ
    れた識別情報を入力する入力手段を備え、 前記暗号化手段は、その入力された識別情報に基づき、
    当該識別情報が設定されている前記専用の電子情報処理
    装置が備える暗号化解除手段によってのみ解除可能な暗
    号化処理を実行するよう構成されていることを特徴とす
    る電子情報自動販売装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の電子情
    報自動販売装置において、 前記電子情報は、法律上、不法なダビングが禁止されて
    いる情報であることを特徴とする電子情報自動販売装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の電子情
    報販売装置にて電子情報の書き込まれた記録媒体より読
    み取った電子情報に基づいて所定の処理を実行する処理
    実行手段を備えた電子情報処理装置であって、 前記記録媒体より読み取った電子情報にかけられている
    暗号を解除し、前記処理実行手段において正常な処理が
    実行可能な状態にする暗号解除手段を備えたことを特徴
    とする電子情報処理装置。
  6. 【請求項6】 電子情報を格納した電子情報格納手段
    と、 該電子情報格納手段に格納されている電子情報の中から
    任意の情報を指定する情報指定手段と、 該情報指定手段により指定された電子情報を電子情報格
    納手段から読み出して、書き込み部に装填された記録媒
    体に書き込むダビング手段と、 該記録媒体にダビングされた電子情報に対応する料金を
    徴収する料金徴収手段とを備えた電子情報自動販売装置
    において、 前記電子情報を処理するための専用の装置個々に設定さ
    れた識別情報を入力する入力手段を備え、 前記ダビング手段は、前記電子情報格納手段から読み出
    した電子情報と共に、前記入力手段によって入力された
    識別情報を、前記記録媒体に書き込むよう構成されてい
    ることを特徴とする電子情報自動販売装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の電子情報販売装置にて
    電子情報の書き込まれた記録媒体より読み取った電子情
    報に基づいて所定の処理を実行する処理実行手段を備え
    た電子情報処理装置であって、 電子情報処理装置個々に設定されている識別情報を記憶
    している識別情報記憶手段と、 前記記録媒体に書き込まれている識別情報を読み取り、
    前記識別情報記憶手段に記憶された識別情報と一致して
    いるかどうかを判断する判断手段と、 該判断手段によって識別情報が一致していない場合に
    は、前記記録媒体からの電子情報の読み出しを禁止する
    か、あるいは前記処理実行手段による所定の処理実行を
    禁止する禁止制御手段とを備えたことを特徴とする電子
    情報処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜4または請求項6のいずれか
    に記載の電子情報自動販売装置において、 情報センタとの間で交信を行う交信手段と、 該交信手段を介して情報センタから前記電子情報を取得
    し、前記電子情報格納手段に記憶させておく電子情報取
    得手段とを備えたことを特徴とする電子情報自動販売装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11126184A (ja) * 1997-08-22 1999-05-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 情報閲覧システムおよび情報記憶媒体
WO2000030085A1 (en) * 1998-11-13 2000-05-25 Yun Joo Lee Recording apparatus
JP2008010009A (ja) * 1997-08-15 2008-01-17 Sony Corp 端末装置およびデータ転送方法

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