JPH0916843A - 自動販売機の商品ラック - Google Patents

自動販売機の商品ラック

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Publication number
JPH0916843A
JPH0916843A JP16033795A JP16033795A JPH0916843A JP H0916843 A JPH0916843 A JP H0916843A JP 16033795 A JP16033795 A JP 16033795A JP 16033795 A JP16033795 A JP 16033795A JP H0916843 A JPH0916843 A JP H0916843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
door
rack
vending machine
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16033795A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Ishino
石野  裕二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP16033795A priority Critical patent/JPH0916843A/ja
Publication of JPH0916843A publication Critical patent/JPH0916843A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】庫内で温蔵される商品を収容する商品ラックの
ラック扉が高温になり商品補充等のためオペレータが熱
さに驚かされたり、火傷を心配したりすることの解消を
図る。 【構成】断熱室でなる庫内3に設置される商品ラック6
のラック扉7は従来鉄板製であったが、これを薄鉄板の
内板71、プラスチック板でつくられ取手7aを有する
外板72及び内板71と外板72との間の両側端部に介
挿される短冊形の断熱性スペーサ73を重ね合わせ構成
する。商品ラック6内の商品の加温により内板71が加
熱されても外板71に熱が伝わりにくく、又庫内温度が
高くなっても外板71に蓄熱され難い。従ってオペレー
タがラック扉7の前面に触っても驚く程の熱さを感じた
り、火傷を心配したりすることが解消される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパック食品(例えば弁
当)等の商品を加熱して販売する自動販売機の商品ラッ
クに関する。
【0002】
【従来の技術】パック食品等の商品を加熱して販売する
自動販売機として、図4に示すものが知られている。図
において1は本体ケース、2は前面に臨んでディスプレ
イ装置を備え、又前面上に商品販売用押釦、硬質投入
口、商品取出口等が配置された外扉である。前記本体ケ
ース1には断熱壁により断熱室として形成される庫内
3、及び庫内3の下方に機械室4が設けられ、庫内3前
面は断熱性内扉5によって開閉される。庫内3は複数の
小室に区画され、各小室に商品ラック6がそれぞれ設置
されるとともに、小室毎に図示しないヒータ又は冷却
器、あるいはヒータと冷却器の両方が配置される。ヒー
タを稼動させるとその小室は加熱室に、冷却器を稼動す
ると冷却室となる。前記冷却器と共に冷凍サイクルを構
成する凝縮ユニット11が機械室4に設置される。前記
商品ラック6は商品補充用のラック扉7をラックケース
8の一側面(この場合前面)に備える。ラック扉7、ラ
ックケース8はそれぞれ薄鋼板で形成される。ラックケ
ース8は下面開口が搬出端をなし、内部に駆動軸の回り
にらせん上に上下に走るスパイラルワイヤ9を備え、前
記商品がスパイラルワイヤ9に支持され駆動軸の両側に
上下に並んで多数収納され、かつ前記ヒータによって加
熱されて温蔵される。なお、商品の種類によっては、冷
却器を運転して商品を冷蔵することもある。また、図示
例ではラック扉が前面を向いているが、商品ラックを引
出し式にして、ラック扉を左右いずれかの側面に設ける
ことがある。
【0003】上記自動販売機は客の購買操作によってス
パイラルワイヤ9が1/2回転ずつ回転し、商品がケー
ス側壁及びラック扉7に案内されて下降するとともに最
下段の商品を順次落下搬出し、この商品が図示しない商
品シュートに案内されて内扉5の商品通路5aを通り抜
け外扉2の商品取出口に向けて送り出され、客が取出口
から手を差し入れて商品を取り出し、販売される。しか
して適当期間を経て巡回するオペレータによって、外扉
2,内扉5及びラック扉7があけられ商品の補充が行わ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の自動販
売機では、商品ラック6内で商品を加熱温蔵するのに伴
ってラック扉7が加熱されかつ蓄熱し、商品補充のため
にオペレータがラック扉7に触れると極めて熱く、時に
は火傷を負いかねない危険があった。この発明はラック
扉の加熱を抑制しオペレータが安心して商品の補充が行
える自動販売機の商品ラックを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、商品補充用のラック扉の扉板を
外板と内板との重ね合わせ構造にするとともに、前記外
板を合成樹脂材で形成するものとする。又、上記の構成
に加えて、扉板の外板と内板との間にスペーサを介在さ
せて空気層を形成したり、扉板の内板を鋼板製にするも
のとする。
【0006】又、スペーサを短冊形に形成するとともに
その板面の長手方向の略中央部に丸孔、両端部に長孔を
それぞれ設け、前記丸孔および長孔に取付ねじを挿通し
てスペーサを扉板の両側縁に沿ってねじ結合するものと
する。
【0007】
【作用】ラック扉の扉板が外板と内板との重ね合わせ構
造でかつ外板が合成樹脂で形成されるので、ラック内か
らの熱を外板に伝え難くしてその外表面温度を低下させ
る。さらに外板と内板との間に形成した空気層によって
より扉板の外表面温度を低下させる。また、鋼板製の内
板によって扉板の剛性が高まり、さらにスペーサが長孔
を通じて扉板にねじ締結されるので、熱膨脹あるいは収
縮による扉板の変形が防止される。
【0008】
【実施例】図1及び図2はこの発明の第1の実施例を示
すもので、図4と共通あるいは同一の部分は同じ符号で
示す。図1及び図2において、ラック扉7の扉板は、薄
鋼板製の内板71、薄いプラスチック(合成樹脂)板で
形成され外表面に取手7aを有する外板72、及び内板
71と外板72との間の両側縁部に挟み込まれる断熱材
製の短冊形のスペーサ73を重ね合わせ、その板面の長
手方向の中央部に設けられた丸孔73a、および両端部
に設けられた長孔73bに取付ねじ74を通してねじ結
合し形成される。なお、内板の合成樹脂材としては、ア
クリル,発砲ウレタン,合成ゴムなどが採用される。
【0009】前述の構成においてラック扉7は、商品販
売時従来と同様に下降する商品のガイド役を果たし、か
つ断熱室3の小室内にあって商品と共に加温状態におか
れていても、外板72が、スペーサ73および左右のス
ペーサの間に形成された空気層75によって内板71か
らの熱伝導を受けず、かつプラスチック製であることか
ら蓄熱して高温になり難く、扉板の外表面温度が低下す
る。
【0010】従ってオペレータがラック扉7に手を触れ
ても特に驚くほど熱さを感じず安心して商品の補充作業
等を行うことができる。また、鋼板製の内板71は扉板
の剛性を高め、かつ、長孔73bによって熱膨脹,収縮
に伴う扉板の変形が防止される。図3はこの発明の第2
の実施例を示すもので、前述の実施例と次の点が異な
る。即ちラック扉7は背板71と前面板72とを直接重
ね合わせて形成され、スペーサ73が削除される。この
実施例においてはスペーサ73及び空気層が無い分、内
板71の熱が外板72に若干伝わることがあるが、外板
72がプラスチック製であることから蓄熱して高温にな
り難いのは前述の実施例と変らず十分に実用可能であ
り、又製作が容易である利点が得られる。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、ラック扉の扉板を外
板と内板との重ね合わせ構造にしかつ外板を合成樹脂で
形成し、また外板と内板との間に空気層を形成したの
で、オペレータがラック扉に手を触れた時に、異常に厚
く感じることがなくなり、殊に火傷する心配が解消され
オペレータは安心して商品の補充作業等を行うことがで
きる。加えて、鋼板性の内板によって扉板の剛性を高
め、またスペーサを長孔を通して扉板にねじ結合したの
で、扉板の変形が防止できるなどの効果を発する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す商品ラックのラ
ック扉の斜視図
【図2】図1に示すラック扉の分解斜視図
【図3】この発明の第2の実施例を示す商品ラックのラ
ック扉の斜視図
【図4】この発明の対象となる商品ラックを備えた自動
販売機の略示斜視図
【符号の説明】
3 庫内(断熱室) 6 商品ラック 7 ラック扉 71 内板 72 外板 73 スペーサ 73b 長孔 74 取付ねじ 75 空気層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動販売機の本体ケースに区画形成された
    加熱室内に設置される、略箱形のラックケースの側面に
    商品補充用のラック扉を備えた商品ラックにおいて、前
    記ラック扉の扉板を外板と内板との重ね合わせ構造にす
    るとともに、前記外板を合成樹脂材で形成したことを特
    徴とする自動販売機の商品ラック。
  2. 【請求項2】請求項1記載の商品ラックにおいて、扉板
    の外板と内板との間にスペーサを介在させ空気層を形成
    したことを特徴とする自動販売機の商品ラック。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の商品ラックにおい
    て、扉板の内板が鋼板製であることを特徴とする自動販
    売機の商品ラック。
  4. 【請求項4】請求項2記載の商品ラックにおいて、スペ
    ーサを短冊形に形成するとともにその板面の長手方向の
    略中央部に丸孔、両端部に長孔をそれぞれ設け、前記丸
    孔および長孔に取付ねじを挿通してスペーサを扉板の両
    側縁に沿ってねじ結合したことを特徴とする自動販売機
    の商品ラック。
JP16033795A 1995-06-27 1995-06-27 自動販売機の商品ラック Pending JPH0916843A (ja)

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JP16033795A JPH0916843A (ja) 1995-06-27 1995-06-27 自動販売機の商品ラック

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JP16033795A JPH0916843A (ja) 1995-06-27 1995-06-27 自動販売機の商品ラック

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Publication Number Publication Date
JPH0916843A true JPH0916843A (ja) 1997-01-17

Family

ID=15712802

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16033795A Pending JPH0916843A (ja) 1995-06-27 1995-06-27 自動販売機の商品ラック

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JP (1) JPH0916843A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013161713A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Mitsubishi Electric Corp 光源装置
US9341765B2 (en) 2012-02-07 2016-05-17 Mitsubishi Electric Corporation Light-source device

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JP2013161713A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Mitsubishi Electric Corp 光源装置
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