JPH09167694A - 放電灯用電源装置 - Google Patents

放電灯用電源装置

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JPH09167694A
JPH09167694A JP7347700A JP34770095A JPH09167694A JP H09167694 A JPH09167694 A JP H09167694A JP 7347700 A JP7347700 A JP 7347700A JP 34770095 A JP34770095 A JP 34770095A JP H09167694 A JPH09167694 A JP H09167694A
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Kenzo Danjo
謙三 檀上
Takashi Tsujii
高志 辻井
Haruo Moriguchi
晴雄 森口
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Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電灯のアーク切れの発生を防止する。 【解決手段】 出力トランス4の1次巻線41と直列にMO
SFET5を接続し、巻線41とFET 5との接続点にダイオー
ド6のアノードを接続し、平滑コンデンサ7にカソード
を接続する。コンデンサ7からインバータ11を介して放
電灯10に電圧を印加する。放電灯10の出力電圧を抵抗器
22、23、24で検出し、抵抗器24と直列に接続した抵抗器
20で、放電灯10の電流を検出する。抵抗器20、24の電圧
が、第1の基準電圧より大きいとき、オンするシャント
レギュレータ56と、このオンに応じて発光状態が変化す
るホトダイオード51、ホトトランジスタ52を設け、ホト
トランジスタ52の出力電圧と発振回路61の第2の基準電
圧に応じ駆動装置62がFET 5のオン、オフを制御する。
抵抗器23、24に並列にツェナーダイオード25が設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ほぼ定電力出力特
性を有する放電灯用電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放電灯としては、例えば、キセノンラン
プ、メタルハライドランプ及び水銀灯等の高輝度放電灯
がある。通常、高輝度放電灯に定格電力以上の電力を供
給すると、高輝度放電灯が破損する確率が高い。そこ
で、高輝度放電灯用の電源装置は、高輝度放電灯に許容
電力以上の電力を供給しないような出力特性を有してい
る。また、経年変化によって、高輝度放電灯の照度が変
化することがある。また、放電灯を安定に点灯させるた
めに必要な電圧が、高輝度放電灯ごとにばらつくことが
ある。これらに対応するため、上記電源装置は、出力電
力を任意に設定でき、かつ変更可能であることが望まし
い。さらに、高輝度放電灯の起動時、迅速に安定な点灯
状態にするため、上記電源装置は、高輝度放電灯に大電
流を流すことが可能である必要がある。
【0003】そのため、次のような放電灯用の電源装置
が提案されている。即ち、交流電源を直流に変換し、こ
れをインバータに供給して、矩形波の低周波交流に変換
し、高輝度放電灯に供給する。インバータの出力電圧を
電圧検出装置によって検出する。また、インバータへの
入力電流を電流検出器によって検出する。電圧検出装置
からの検出電圧を、無負荷検出用基準電圧と比較して、
予め定めた一定の値の無負荷検出信号を発生する。無負
荷時には、無負荷検出信号と、電流検出器からの検出信
号とを加算し、この加算信号によって、インバータを高
周波制御する。この状態で、放電灯を起動点灯させる
と、出力電圧設定用の基準信号と電圧検出装置の出力電
圧との誤差を求め、これと電流検出器からの検出信号と
を加算した加算信号によって、インバータを高周波制御
し、放電灯にほぼ定電力が印加される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、放電灯の点灯
初期状態において、放電灯において発生しているアーク
のインピーダンス変動が大きい。そのため、放電灯に流
れる電流が定格電流の1/2以下である低電流になるこ
とがある。この場合、アーク切れが生じ、放電灯を点灯
させることができなくなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、請求項1記載の発明は、直流電源に接続される
直列回路を有し、この直列回路は、1次巻線を有する出
力トランスと、上記1次巻線に直列に接続されたスイッ
チング素子を、具えている。上記1次巻線と上記スイッ
チング素子との接続点に、フライバック特性の出力整流
ダイオードの一端が接続されている。上記出力整流ダイ
オードにより整流されて放電灯に印加される出力電圧
を、電圧検出手段が検出する。この電圧検出手段は、直
列接続された複数の抵抗器を有している。上記抵抗器と
直列に接続され、上記放電灯に流れる電流を電圧に変換
して検出する電流検出手段が設けられている。この電流
検出手段は、上記電圧検出手段の抵抗器と直列に接続さ
れている。上記電圧検出手段の出力電圧及び上記電流検
出手段の出力電圧を、加算した加算信号が、第1の基準
電圧に等しくなるよう、上記スイッチング素子を制御す
る制御手段が設けられている。上記電圧検出手段に、そ
の出力電圧を一定にするように定電圧素子が設けられて
いる。
【0006】請求項1記載の発明によれば、電圧検出手
段が検出した上記放電灯の出力電圧と、上記放電灯を流
れる電流を検出した電流検出手段の出力電圧を加算した
加算信号が、第1の基準電圧に等しくなるように、上記
スイッチング素子が制御され、放電灯は、定電力制御さ
れる。放電灯の起動時のインピーダンスが大きく、放電
灯に流れる電流が少なく、上記加算信号の値が小さくな
ろうとしたとき、上記電圧検出手段に定電圧素子が設け
られているので、加算信号は第1の基準電圧に等しい値
を維持するように電流を増加させる。従って、一定の電
流が、上記放電灯に流れる状態が維持される。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の放
電灯用電源装置において、上記制御手段が、上記加算信
号と上記第1の基準電圧とを比較演算し、出力電圧を発
生する比較演算手段、例えばシャントレギュレータまた
は演算増幅器と、この比較演算手段からの出力電圧を入
力し、上記スイッチング素子に駆動信号を供給する駆動
手段を、含んでいる。この駆動手段が、上記比較演算手
段からの出力電圧に応じて駆動制御電圧を発生する駆動
制御電圧発生手段、例えばホトカプラーと、上記駆動制
御電圧と第2の基準電圧とに応じて上記スイッチング素
子に上記駆動信号を供給する駆動制御手段、例えばスイ
ッチング素子用駆動装置とを、具備し、上記駆動制御電
圧発生手段が、上記比較演算手段と上記駆動制御手段と
を電気的に絶縁している。
【0008】請求項2記載の発明によれば、上記比較演
算手段が、上記加算信号と上記第1の基準電圧とを比較
演算し、出力電圧を発生する。この出力電圧に応じて、
駆動制御電圧発生手段が、駆動制御電圧を発生する。こ
の駆動制御電圧と第2の基準電圧とに応じて、駆動制御
手段が、上記スイッチング素子を制御する。駆動制御電
圧発生手段が、上記比較演算手段と上記駆動制御手段と
を電気的に絶縁しているので、ノイズの影響を受けにく
い。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の放
電灯用電源装置において、上記駆動制御電圧発生手段へ
の動作電圧を、上記1次巻線とは逆極性に上記出力トラ
ンスに設けた2次巻線に誘起された電圧を整流した直流
電圧から得て、上記駆動制御電圧発生手段にその入力電
圧を一定にする第2の定電圧素子を設けてある。
【0010】請求項3記載の発明によれば、上記放電灯
に印加される電圧は、2次巻線に生じている電圧と、1
次及び2次巻線の巻線比によって決まる。放電灯のイン
ピーダンスが非常に大きい例えば無負荷状態のとき、駆
動制御電圧発生手段に流れる電流が大きくなり、放電灯
に印加される電圧も非常に大きくなる。これを防止する
ため、即ち、2次巻線の電圧を一定に保持するため、第
2の定電圧素子が設けられている。
【0011】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
放電灯用電源装置において、上記駆動制御電圧発生手段
への動作電圧として、上記出力トランスに、その1次巻
線と同極性に設けた3次巻線に誘起された電圧を整流し
て得た直流電圧も供給されている。
【0012】例えば請求項3記載の発明では、放電灯の
インピーダンスが小さく、放電灯に印加されている電圧
が低くなると、2次巻線に誘起される電圧も低くなり、
駆動電圧制御手段が正常に動作しなくなる。これを防止
するため、請求項4記載の発明によれば、2次巻線に電
圧が誘起されていないとき、3次巻線に誘起された電圧
を整流することによって得た直流電圧を、駆動電圧制御
手段に供給し、駆動電圧制御手段に供給される駆動電圧
を大きくしている。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明による放電灯用電源装置の
第1の実施形態を図1に示す。この放電灯用電源装置
は、交流電源1に接続された整流回路2を有している。
この整流回路2の出力側に平滑コンデンサ3が接続され
ている。
【0014】この放電灯用電源装置は、出力トランス4
も有している。この出力トランス4は、1次巻線41、
2次巻線42、3次巻線43、44を有している。1次
巻線41は、その巻き始めの端子が、平滑コンデンサ3
の陽極側に接続されている。また、1次巻線41の巻き
終わりは、スイッチング手段、例えばMOSFET5の
導電路を介して平滑コンデンサ3の陰極に接続されてい
る。即ち、1次巻線41とMOSFET5は、直列に接
続されている。なお、スイッチング素子としては、MO
SFET5の他に、IGBT、バイポーラトランジスタ
等も使用可能である。
【0015】1次巻線41とMOSFET5との接続点
に、フライバック特性のダイオード6のアノードが接続
されている。このダイオード6のカソードは、平滑コン
デンサ7の陽極に接続されている。平滑コンデンサ7の
陰極は、1次巻線41の巻きはじめに接続されている。
平滑コンデンサ7の両端間には、ダミー抵抗器71が接
続されている。これは、この電源装置の起動時に、オー
バーシュートの発生によって過大電圧が発生することを
防止するために設けられている。
【0016】平滑コンデンサ7の両端は、限流用リアク
トル8を介してインバータ11の入力端子に接続されて
いる。このインバータ11は、ブリッジ接続された例え
ばIGBT12、13、14、15を有し、これらIG
BT12、13、14、15は、インバータ駆動装置1
6からの例えば50乃至300Hzの低周波信号に応じ
て、平滑コンデンサ7から供給された直流電圧をスイッ
チングして、これを50乃至300Hzの低周波交流電
圧に変換する。インバータ11にも、MOSFETやバ
イポーラトランジスタを使用することもできる。
【0017】インバータ11の出力端子は、イグナイタ
9を介して放電灯、例えば高輝度放電灯10に接続され
ている。イグナイタ9は、高輝度放電灯10の起動時
に、放電灯に高電圧を印加することによって、放電灯1
0を点灯させるためのものである。イグナイタ9は、放
電灯10の一端とインバータの一方の出力端子との間に
接続されたカップリングコイル91を有し、このカップ
リングコイル91の中間タップと放電灯の他端との間
に、コンデンサ93及び限流抵抗器94が直列に接続さ
れている。コンデンサ93及び限流抵抗器94の接続点
と、インバータ11の一方の出力端子との間に発振用の
電圧制御素子92が設けられている。
【0018】なお、インバータ11の出力端子間にはバ
イパスコンデンサ95が設けられている。これは、イグ
ナイタ9が動作したときに、これが発生する高周波信号
がインバータ11に印加されるのを防止するために設け
られている。また、限流用リアクトル8は、放電灯10
が点灯を開始したときに発生する突入電流を限流させる
ために設けられている。
【0019】平滑コンデンサ7の両端間には、電圧検出
手段として、直列に接続された抵抗器22、23、24
が、平滑コンデンサ7の陽極側から陰極側に向かって順
に接続されている。抵抗器24の両端間の電圧が、電圧
検出手段の出力電圧として使用される。
【0020】平滑コンデンサ7の陰極及び抵抗器24の
接続点と出力トランス4の巻き始めとの間には、インバ
ータ11を流れる電流、即ち放電灯10に流れる電流を
検出するため、電流検出手段として抵抗器20が接続さ
れている。この抵抗器20の両端間には、放電灯10を
流れる電流に比例した電圧が発生する。
【0021】抵抗器20、24は直列に接続されている
ので、抵抗器20及び24間の電圧は、平滑コンデンサ
の両端間電圧を表す電圧と、インバータ11を流れる電
流を表す電圧との加算信号となる。この加算信号は、比
較演算手段、例えばシャントレギュレータ56の制御端
子と、1次巻線41の巻き始め及び出力トランス4の2
次巻線42の巻き始めに接続されている基準電位側端子
との間に印加される。このシャントレギュレータ56
は、加算信号が予め定められた第1の基準電圧よりも大
きくなったときに、基準電位端子側と出力側との間が導
通する。
【0022】このシャントレギュレータ56の出力側
に、限流用抵抗器53と駆動制御電圧発生手段をなすホ
トカプラー50のホトダイオード51とが直列に接続さ
れている。ホトダイオード51と限流抵抗器53との直
列回路に並列にバイパス抵抗器54が接続されている。
【0023】ホトダイオード51、限流抵抗器53及び
シャントレギュレータ56には、2次巻線42、フライ
バック特性の整流ダイオード31及び平滑コンデンサ3
6によって構成される電源部から動作電圧が供給されて
いる。即ち、2次巻線42の巻きはじめ及び平滑コンデ
ンサ36の陰極は、シャントレギュレータ56の基準電
位側に接続され、2次巻線42の巻き終わりは、フライ
バック特性のダイオード31を介して平滑コンデンサ3
6の陽極に接続されている。この平滑コンデンサ36の
両端が、ホトダイオード51、限流抵抗器53及びシャ
ントレギュレータ56の直列回路に接続されている。従
って、シャントレギュレータ56が導通したとき、ホト
ダイオード51に電流が流れ、ホトダイオード51が発
光する。なお、2次巻線42の巻き数N2は、1次巻線
41の巻き数N1の1/5乃至1/10である。
【0024】なお、平滑コンデンサ36の陰極は3次巻
線44の巻き終わりにも接続されている。また、3次巻
線44の巻き始めはフォワード特性のダイオード34及
び限流抵抗器35を介して平滑コンデンサ36の陽極に
接続されている。なお、3次巻線44の巻き数も、1次
巻線41の巻き数N1の1/5乃至1/10である。
【0025】電圧検出手段における抵抗器23、24の
直列回路に並列に第1の定電圧素子、例えばツェナーダ
イオード25が設けられている。このツェナーダイオー
ド25は、抵抗器24の両端間電圧が予め定めた値とな
るように設定されている。同様に、シャントレギュレー
タ56に並列に第2の定電圧素子、例えばツェナーダイ
オード55が接続されている。
【0026】ホトカプラー50のホトトランジスタ52
のコレクタ・エミッタ導電路は、抵抗器58と直列に接
続されている。この直列回路には、3次巻線43、フォ
ワードダイオード32、平滑コンデンサ33からなる電
源部から動作電源が供給されている。即ち、2次巻線4
3の巻き始めは、フォワードダイオード32を介して平
滑コンデンサ33の陽極に接続されている。平滑コンデ
ンサ33の陰極は平滑コンデンサ33の陰極に接続され
ると共に、平滑コンデンサ3の陰極にも接続されてい
る。この平滑コンデンサ33の両端が、ホトトランジス
タ52のコレクタ・エミッタ導電路及び抵抗器58の直
列回路に接続されている。3次巻線43の巻き数も、1
次巻線41の巻き数N1の1/5乃至1/10である。
【0027】抵抗器58の両端間電圧は、駆動制御手
段、例えばスイッチング素子用駆動装置62に入力され
る。スイッチング素子用駆動装置62は、発振回路61
が発振する例えば三角波の第2の基準電圧と、抵抗器5
8の両端間電圧とを比較し、第2の基準電圧が抵抗器5
8の両端間電圧より大きいときに、MOSFET5をオ
ンさせるものである。なお、第2の基準電圧は、インバ
ータ駆動装置16が発生する低周波信号よりも周波数の
高い高周波信号である。従って、スイッチング素子用駆
動装置62は、MOSFET5をPWM制御する。
【0028】この電源装置では、交流電源1を整流回路
2によって整流し、平滑コンデンサ3によって平滑す
る。スイッチング素子用駆動装置62が、MOSFET
5を導通させると、出力トランス4の1次巻線41に直
流電流が流れて、出力トランス4が励磁される。これに
よって出力トランス4の3次巻線43に電圧が誘起さ
れ、これが整流ダイオード32によって整流され、平滑
コンデンサ33によって平滑されて、ホトトランジスタ
52及び抵抗器58に対する動作電源を形成する。同様
に3次巻線44にも電圧が誘起され、これが整流ダイオ
ード34によって整流され、限流抵抗器35を介して平
滑コンデンサ36に供給され、平滑される。
【0029】2次巻線42にも電圧が誘起される。しか
し、この電圧がダイオード31を逆バイアスするので、
平滑コンデンサ36側には電流は流れない。
【0030】MOSFET5が非導通状態になった瞬
間、出力トランス4に発生していた磁界の方向は同一方
向に保つため、1次巻線41の電流が、巻き始めから巻
き終わりに向かって流れていると、2次巻線を流れる電
流も巻き始めから巻きおわりに向かって流れる。よっ
て、ダイオード31が導通し、平滑コンデンサ36が充
電される。
【0031】同時に、このとき、1次巻線41には、平
滑コンデンサ36の両端間電圧をN1/N2倍した電圧
が誘起されており、整流ダイオード6を介して平滑コン
デンサ7が充電される。即ち、MOSFET5がオフ時
に1次巻線41に誘起された電圧は、整流ダイオード6
によって整流されて、平滑コンデンサ7によって平滑さ
れる。
【0032】平滑コンデンサ7によって平滑された直流
出力は、限流リアクトル8を介してインバータ11に供
給され、インバータ駆動装置16からの低周波信号によ
って低周波交流電圧に変換され、イグナイタ9を介して
放電灯10に供給される。このとき、コンデンサ93
は、抵抗器94を介して充電され、コンデンサ93の電
圧が電圧制御素子92のブレークダウン電圧に達する
と、コンデンサ93の充電電荷が電圧制御素子92、カ
プッリングコイル91を介して放電し、カップリングコ
イル91とコンデンサ93との共振現象が生じる。カッ
プリングコイル91の共振電圧によって、この両端に高
電圧が発生し、放電灯10の両端間に高電圧が印加さ
れ、放電灯10が点灯する。
【0033】放電灯10に電流が流れると、抵抗器20
に電流が流れ、電流検出電圧が発生する。一方、抵抗器
24には平滑コンデンサ7の両端間電圧に比例した電圧
が発生している。これら両電圧を加算した電圧がシャン
トレギュレータ56に供給される。このとき、この加算
電圧が第1の基準電圧よりも低いと、シャントレギュレ
ータ56は非導通状態を維持する。しかし、加算電圧が
第1の基準電圧よりも大きいと、シャントレギュレータ
56が導通し、ホトダイオード51が強く光る。これが
ホトトランジスタ52によって検出され、抵抗器58の
両端に電圧が発生する。この電圧が、スイッチング用素
子駆動装置62に供給され、発振回路61の第2の基準
電圧と比較され、MOSFETのオン、オフ期間がPW
M制御される。
【0034】電流検出用の抵抗器20の抵抗値をRS、
この抵抗器20に流れる電流をIOとすると、この抵抗
器20の両端間電圧は、RS・IO となる。また、放電
灯10に印加される電圧をVO とし、電圧検出用の抵抗
器24の両端に発生する電圧と上記VO との比をKとす
ると、電圧検出用の抵抗器24の両端間電圧は、K・V
O となる。そして、シャントレギュレータ56の第1の
基準電圧をVref とすると、フィードバック制御が行わ
れているので、RS・IO 、K・VO 及びVref の間に
は、数1で示す関係が成立する。
【0035】
【数1】Vref =RS・IO +K・VO
【0036】従って、放電灯10の起動時に流れる短絡
電流をIS とすると、IS は数1においてVO =0とし
たときのIO の値であるので、Vref /RSとなる。ま
た、放電灯10の無負荷電圧をVS とすると、VS は数
1においてIO =0としたときのVO であるので、V
ref /Kとなる。即ち、図2の一点鎖線で示すように定
電力曲線に近似した特性を、この電源装置は示す。
【0037】そして、放電灯10の起動点灯時には、放
電灯10の内部インピーダンスが小さいので、放電灯1
0には短絡電流IS が流れ、放電灯10の内部インピー
ダンスの上昇と共に定格電力のP点に向かって電流が移
動していく。ところが、起動点灯時には放電灯10の管
内圧力の安定性が悪く、放電灯10の内部インピーダン
スが非常に大きくなることがある。その結果、放電灯1
0を流れる電流は、定格電力のときの定格電流Ir より
低下し、出力電圧VO が予め定めたVaに達すると、ツ
ェナーダイオード25がツェナー特性を示し、電圧検出
用抵抗器24の両端間電圧KVO を予め定めた一定電圧
とする。
【0038】KVO が一定であるので、フィードバック
制御によりRS・IO が一定になるように制御が行われ
る。その結果、放電灯10の出力電流IO も一定とな
る。従って、ツェナーダイオード25を適切に選定する
ことによって、図2に示すように定格電流Ir の1/2
の電流1/2・Ir で定電流特性とすることができる。
このように、この電源装置では、起動点灯時の放電灯1
0の内部インピーダンスが高く変化しても、出力電流が
1/2・Ir よりも下がらないように、この電源装置で
は制御が行われて、放電灯10のアークの立ち切れを防
止している。
【0039】しかし、この状態では、1次巻線41に誘
起される電圧、即ち平滑コンデンサ7の両端間の電圧
は、上述したように平滑コンデンサ36の両端間電圧を
N1/N2倍したものであるので、上昇し、放電灯10
の出力電圧も上昇していく。そこで、平滑コンデンサ3
6の両端間の電圧は、ホトダイオード51、限流抵抗器
53、シャントレギュレータ56の電圧でもあるので、
シャントレギュレータ56の出力側と基準電位側との間
の電圧を、ツェナーダイオード56を設けることによっ
て、平滑コンデンサ36の両端間電圧を一定にして、平
滑コンデンサ7の両端間電圧も一定にしようとしてい
る。
【0040】即ち、ホトダイオード51の順方向電圧を
Vphcとする。ホトダイオード51を順方向電圧で駆
動する際に限流抵抗器53に流れる電流によってその両
端間に発生した電圧をVrとする。ツェナーダイオード
56の電圧、即ちシャントレギュレータ56の電圧をV
zdとする。放電灯10のインピーダンスが大きいと
き、特に無負荷のときには、放電灯10の両端間電圧V
Mは、出力トランス4の1次巻線41と2次巻線42と
が同一極性であるので、数2で表される。
【0041】
【数2】VM=(Vzd+Vr+Vphc)N1/N2
【0042】例えば、平滑コンデンサ36の両端間電圧
が大きい場合、ホトダイオード51を流れる電流は、平
滑コンデンサ36の両端間電圧から、(Vzd+Vph
c)を減算した電圧を限流抵抗器53で除算した電流が
流れる。この電流に応じた光量でホトダイオード51が
点灯し、抵抗器58に発生した電圧に応じてMOSFE
T5がスイッチング素子用駆動装置62によって制御さ
れ、平滑コンデンサ36の両端間電圧が低下する。最終
的にはホトダイオード51の順方向電圧を発生するのに
必要な電流が、ホトダイオード51、限流抵抗器53、
ツェナーダイオード55を流れ、限流抵抗器53の電圧
がVrとなる状態に制御される。
【0043】このように出力トランス4の2次巻線42
の両端間電圧によって放電灯10の出力電圧を制御する
ようにしているので、起動時のように放電灯10のイン
ピーダンスが小さくなり、放電灯10の両端間電圧が低
くなったとき、2次巻線42に誘起される電圧も低くな
り、例えば負荷短絡の場合、シャントレギュレータ56
が動作できなくなる。そこで、コンデンサ36の電圧
が、負荷短絡等の状態でも維持できるように、3次巻線
44、整流ダイオード34によって平滑コンデンサ36
を充電している。即ち、3次巻線44には、MOSFE
T5がオンのとき電圧が誘起される。2次巻線42には
MOSFET5がオフのとき電圧が誘起される。従っ
て、平滑コンデンサ36は、2次巻線42単独の場合よ
りも多く充電され、その平均電圧が、2次巻線42単独
の場合よりも高くなり、シャントレギュレータ56を負
荷短絡の場合でも動作させることができる。
【0044】上記の実施の形態では、シャントレギュレ
ータ56を比較演算手段として用いたが、図3に示すよ
うに演算増幅器81を使用してもよい。この場合、第1
の基準電圧は、抵抗器83、84、85とツェナーダイ
オード86とによって設定され、演算増幅器81の非反
転入力端子に供給される。また、加算信号は、演算増幅
器81の反転入力端子に供給されている。また、加算信
号が第1の基準電圧よりも大きいとき、ホトダイオード
51を流れる電流を演算増幅器81の出力側に吸い込む
ように、演算増幅器81の出力側にダイオード82のカ
ソードが接続されている。このダイオード82のアノー
ドは、ツェナーダイオード55と抵抗器53との接続点
に接続されている。
【0045】また、上記の実施の形態では、インバータ
11を設けたが、これを除去し、イグナイタ9及び限流
リアクトル8を介して平滑コンデンサ7の両端間電圧を
放電灯10に供給してもよい。
【0046】上記の実施形態では、MOSFET5と発
振回路61とスイッチング素子用駆動装置62とを用い
ているが、スイッチング素子とその制御装置とを内蔵し
たパワーICを使用してもよい。このパワーICの場
合、その制御端子に入力される電流が一定値になるよう
にPWM制御がその内部で行われる。
【0047】上記の実施形態では、MOSFET5と発
振回路61とスイッチング素子用駆動装置62とを用い
ているが、図4に示すように出力トランス4の3次巻線
43の出力電圧をホトトランジスタ52を介して、MO
SFET5のゲートに接続された自励発振しているトラ
ンジスタ101に供給して、これを制御して、フィード
バック制御してもよい。
【0048】また、上記の実施の形態では、整流回路2
の出力をそのまま平滑コンデンサ3に供給しているが、
整流回路2の出力側に高力率コンバータを設け、力率を
改善させてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、放電灯に印加される電圧を検出した電圧検出手段
の出力電圧と、放電灯を流れる電流を検出した電流検出
手段の出力電圧との加算値が、第1の基準電圧と等しく
なるように、スイッチング素子を制御手段によって制御
し、放電灯をほぼ定電力に制御している。そして、放電
灯のインピーダンスが高く、放電灯を流れる電流が少な
い状態でも、第1の定電圧素子を用いて、電圧検出手段
の出力電圧を一定にしているので、上記加算値が第1の
基準電圧と等しい状態を維持するように、即ち電流検出
手段の出力電圧が増加するように、放電灯に流れる電流
が増加させられる。従って、放電灯を流れる電流が一定
値に維持され、第1の定電圧素子を適切に選択すること
によって、放電灯のアーク切れを防止することができ
る。
【0050】請求項2記載の発明によれば、上記加算値
が、第1の基準電圧よりも大きいとき、比較演算手段が
出力電圧を発生し、この出力電圧に応じて駆動制御電圧
発生手段が駆動制御電圧を発生し、上記駆動制御電圧と
第2の基準電圧とに応じて駆動制御手段が、上記スイッ
チング素子に上記駆動信号を供給するの。そして、駆動
制御電圧発生手段が、比較演算手段と駆動制御手段とを
電気的に絶縁しているので、ノイズ等に起因する誤動作
を防止することができる。
【0051】請求項3記載の発明によれば、上記駆動制
御電圧発生手段への動作電圧を、上記1次巻線とは逆極
性に上記出力トランスに設けた2次巻線に誘起された電
圧を整流して得た直流電圧から得ているので、この駆動
制御電圧発生手段の動作電圧の値に応じて1次巻線の電
圧が変化し、放電灯に印加される電圧が変化する。従っ
て、上述したように放電灯のインピーダンスが大きい場
合には、放電灯に印加される電圧も大きくなるが、駆動
制御電圧発生手段の入力電圧を一定にするように第2の
定電圧素子を設けているので、駆動制御電圧発生手段の
動作電圧も一定になり、放電灯に印加される電圧が上昇
するのを防止できる。
【0052】請求項3記載の発明によれば、放電灯のイ
ンピーダンスが小さい場合には、上記駆動制御電圧発生
手段への動作電圧が低くなり、正常に動作しなくなる場
合ある。これを増資するため、請求項4記載の発明で
は、上記出力トランスの1次巻線と同極性に上記出力ト
ランスに3次巻線を設け、これに誘起された電圧を整流
した直流電圧も駆動制御電圧発生手段に供給しているの
で、放電灯のインピーダンスが小さくても、駆動制御電
圧発生手段が正常に動作する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による放電灯用電源装置の1実施の形態
のブロック図である。
【図2】同実施の形態における電圧−電流特性図であ
る。
【図3】同実施の形態の変形例を示すブロック図であ
る。
【図4】同実施の形態の別の変形例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
4 出力トランス 41 1次巻線 42 2次巻線 43 44 3次巻線 5 MOSFET(スイッチング素子) 6 フライバック特性の整流ダイオード 10 放電灯 20 抵抗器(電流検出手段) 22 23 24 抵抗器(電圧検出手段) 25 ツェナーダイオード(第1の定電圧素子) 50 ホトカプラー(駆動制御電圧発生手段) 55 ツェナーダイオード(第2の定電圧素子) 56 シャントレギュレータ(比較演算手段) 63 スイッチング素子用駆動装置(駆動制御手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次巻線を有する出力トランスと、上記
    1次巻線と直列に接続されたスイッチング素子とを、具
    え、直流電源が接続される直列回路と、 上記1次巻線と上記スイッチング素子との接続点に一端
    が接続された、フライバック特性の出力整流ダイオード
    と、 上記出力整流ダイオードにより整流されて放電灯に印加
    される出力電圧を、検出し、直列接続された複数の抵抗
    器を有する電圧検出手段と、 上記抵抗器と直列に接続され、上記放電灯に流れる電流
    を電圧に変換して検出する電流検出手段と、 上記電圧検出手段の出力電圧及び上記電流検出手段の出
    力電圧を、加算した加算信号が、第1の基準電圧に等し
    くなるように、上記スイッチング素子を制御する制御手
    段と、 上記電圧検出手段に、その出力電圧を一定にするように
    設けられた第1の定電圧素子とを、具備する放電灯用電
    源装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の放電灯用電源装置におい
    て、上記制御手段が、上記加算信号と上記第1の基準電
    圧とを比較演算し、出力電圧を発生する比較演算手段
    と、この比較演算手段からの出力電圧を入力し、上記ス
    イッチング素子に駆動信号を供給する駆動手段とを、含
    み、 この駆動手段が、上記比較演算手段からの出力電圧に応
    じて駆動制御電圧を発生する駆動制御電圧発生手段と、
    上記駆動制御電圧と第2の基準電圧とに応じて上記スイ
    ッチング素子に上記駆動信号を供給する駆動制御手段と
    を、具備し、上記駆動制御電圧発生手段が、上記比較演
    算手段と上記駆動制御手段とを電気的に絶縁している放
    電灯用電源装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の放電灯用電源装置におい
    て、上記駆動制御電圧発生手段への動作電圧を、上記1
    次巻線とは逆極性に上記出力トランスに設けた2次巻線
    に誘起された電圧を整流した直流電圧から得て、上記駆
    動制御電圧発生手段にその入力電圧を一定にする第2の
    定電圧素子を設けた放電灯用電源装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の放電灯用電源装置におい
    て、上記駆動制御電圧発生手段への動作電圧として、上
    記出力トランスの1次巻線と同極性に上記出力トランス
    に設けた3次巻線に誘起された電圧を整流した直流電圧
    も供給される放電灯用電源装置。
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