JPH09167575A - 改良されたアパーチャ形状を備えたシャドーマスクを有するカラー画像管 - Google Patents
改良されたアパーチャ形状を備えたシャドーマスクを有するカラー画像管Info
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- JPH09167575A JPH09167575A JP8300573A JP30057396A JPH09167575A JP H09167575 A JPH09167575 A JP H09167575A JP 8300573 A JP8300573 A JP 8300573A JP 30057396 A JP30057396 A JP 30057396A JP H09167575 A JPH09167575 A JP H09167575A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
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- H01J29/06—Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
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- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
- H01J29/076—Shadow masks for colour television tubes characterised by the shape or distribution of beam-passing apertures
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- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、均一な光出力が得られる形状のア
パーチャを有するシャドーマスクを備えたカラー画像管
の提供を目的とする。 【解決手段】 改良されたカラー画像管10は、2個の
長辺及び2個の短辺を有するシャドーマスク24と、ド
ット形スクリーン22とを含む。マスクの長辺はマスク
の長軸Xと平行し、短辺は短軸Yと平行である。マスク
はアパーチャ36の配列を含む。各シャドーマスクアパ
ーチャは4辺と共に実質的に矩形状をなす。アパーチャ
の2辺は長軸と略平行し、高さHを画成し、別の2辺は
短軸と略平行し、幅Wを画成する。幅及び高さは、長軸
に沿ってマスクの中心から両端の間で、夫々、第1及び
第2のレートで増加し、かつ、短軸に沿ってマスクの中
心から上端及び下端の間で、夫々、第3及び第4のレー
トで増加する。
パーチャを有するシャドーマスクを備えたカラー画像管
の提供を目的とする。 【解決手段】 改良されたカラー画像管10は、2個の
長辺及び2個の短辺を有するシャドーマスク24と、ド
ット形スクリーン22とを含む。マスクの長辺はマスク
の長軸Xと平行し、短辺は短軸Yと平行である。マスク
はアパーチャ36の配列を含む。各シャドーマスクアパ
ーチャは4辺と共に実質的に矩形状をなす。アパーチャ
の2辺は長軸と略平行し、高さHを画成し、別の2辺は
短軸と略平行し、幅Wを画成する。幅及び高さは、長軸
に沿ってマスクの中心から両端の間で、夫々、第1及び
第2のレートで増加し、かつ、短軸に沿ってマスクの中
心から上端及び下端の間で、夫々、第3及び第4のレー
トで増加する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、通常、
互い違いの形の行及び列に整列させられ、ドット形スク
リーンと共に使用されるシャドーマスクを有するカラー
画像管に係り、特に、ドット形スクリーンからの均一な
光出力を得るため改良されたシャドーマスクのアパーチ
ャ形状に関する。
互い違いの形の行及び列に整列させられ、ドット形スク
リーンと共に使用されるシャドーマスクを有するカラー
画像管に係り、特に、ドット形スクリーンからの均一な
光出力を得るため改良されたシャドーマスクのアパーチ
ャ形状に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョンの可視化に使用される殆ど
のカラー画像管は、スクリーンの周辺領域よりもスクリ
ーンの中心で大きい光出力を有する。管内の電子ビーム
は、電子ビーム偏向の増加と共に、寸法が増大し、遠く
の方で広がるので、上記の光出力の差が生じる。更に、
通常、マスクの周辺部でシャドーマスクのアパーチャ間
の間隔が増加する。テレビジョンスクリーンを可視化す
るとき、通常、スクリーンの中心は画像管のスクリーン
の中心に置かれるので、光出力の差は殆ど気付かれるこ
とがない。
のカラー画像管は、スクリーンの周辺領域よりもスクリ
ーンの中心で大きい光出力を有する。管内の電子ビーム
は、電子ビーム偏向の増加と共に、寸法が増大し、遠く
の方で広がるので、上記の光出力の差が生じる。更に、
通常、マスクの周辺部でシャドーマスクのアパーチャ間
の間隔が増加する。テレビジョンスクリーンを可視化す
るとき、通常、スクリーンの中心は画像管のスクリーン
の中心に置かれるので、光出力の差は殆ど気付かれるこ
とがない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カラー表示モ
ニターのような他の殆どのカラー画像管の用途におい
て、スクリーン全体に亘って均一な光出力を維持するこ
とが望ましい。本発明は、上記の均一な光出力を得るた
め使用することができる新規の形状のアパーチャを有す
るシャドーマスクを備えたカラー画像管の提供を目的と
する。
ニターのような他の殆どのカラー画像管の用途におい
て、スクリーン全体に亘って均一な光出力を維持するこ
とが望ましい。本発明は、上記の均一な光出力を得るた
め使用することができる新規の形状のアパーチャを有す
るシャドーマスクを備えたカラー画像管の提供を目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、改良さ
れたカラー画像管は、2個の長辺及び2個の短辺を有す
るシャドーマスクと、ドット形スクリーンとを含む。マ
スクの長辺はマスクの長軸と平行であり、短辺はマスク
の短軸と平行である。マスクはアパーチャの配列を含
む。改良点は、シャドーマスクの各アパーチャが4辺と
共に実質的に矩形状をなすことからなる。アパーチャの
2辺は、長軸と略平行であり、アパーチャの高さを画成
する。アパーチャの別の2辺は、短軸と略平行であり、
アパーチャの幅を画成する。アパーチャの幅及び高さ
は、長軸に沿ってマスクの中心から両端まで、夫々、第
1のレート及び第2のレートで増加し、かつ、アパーチ
ャの幅及び高さは、短軸に沿ってマスクの中心から上端
及び下端まで、夫々、第3のレート及び第4のレートで
増加する。
れたカラー画像管は、2個の長辺及び2個の短辺を有す
るシャドーマスクと、ドット形スクリーンとを含む。マ
スクの長辺はマスクの長軸と平行であり、短辺はマスク
の短軸と平行である。マスクはアパーチャの配列を含
む。改良点は、シャドーマスクの各アパーチャが4辺と
共に実質的に矩形状をなすことからなる。アパーチャの
2辺は、長軸と略平行であり、アパーチャの高さを画成
する。アパーチャの別の2辺は、短軸と略平行であり、
アパーチャの幅を画成する。アパーチャの幅及び高さ
は、長軸に沿ってマスクの中心から両端まで、夫々、第
1のレート及び第2のレートで増加し、かつ、アパーチ
ャの幅及び高さは、短軸に沿ってマスクの中心から上端
及び下端まで、夫々、第3のレート及び第4のレートで
増加する。
【0005】
【発明の実施の形態】図1には、矩形状ファンネル15
により連結された矩形状フェースプレートパネル12と
管状ネック14とからなるガラスエンベロープ11を有
する矩形状カラー画像管10が示される。ファンネル1
5は、アノードボタン16からネック14に延在する内
部導電性被膜(図示しない)を有する。パネル12は、
ビューイングフェースプレート18と、ガラスフリット
17によりファンネル15に封止された周辺フランジ又
は側壁20とからなる。3色発光スクリーン22は、フ
ェースプレート18の内面により支持される。スクリー
ンはドット形スクリーンでも構わない。発光体ドットは
三つ組として配置され、各三つ組は、3色の各々の発光
体ドットを含む。多開口状の色選択電極又はシャドーマ
スク24は、従来の手段を用いて、スクリーン22に対
し所定の間隔で取外し自在に取付けられる。図1に破線
で概略的に示された電子銃26は、ネック14内の中心
に取付けられ、3本の電子ビーム28を発生し、シャド
ーマスク24を通るコンバージェンスパスに沿って3本
の電子ビームをスクリーン22に向ける。
により連結された矩形状フェースプレートパネル12と
管状ネック14とからなるガラスエンベロープ11を有
する矩形状カラー画像管10が示される。ファンネル1
5は、アノードボタン16からネック14に延在する内
部導電性被膜(図示しない)を有する。パネル12は、
ビューイングフェースプレート18と、ガラスフリット
17によりファンネル15に封止された周辺フランジ又
は側壁20とからなる。3色発光スクリーン22は、フ
ェースプレート18の内面により支持される。スクリー
ンはドット形スクリーンでも構わない。発光体ドットは
三つ組として配置され、各三つ組は、3色の各々の発光
体ドットを含む。多開口状の色選択電極又はシャドーマ
スク24は、従来の手段を用いて、スクリーン22に対
し所定の間隔で取外し自在に取付けられる。図1に破線
で概略的に示された電子銃26は、ネック14内の中心
に取付けられ、3本の電子ビーム28を発生し、シャド
ーマスク24を通るコンバージェンスパスに沿って3本
の電子ビームをスクリーン22に向ける。
【0006】図1の画像管10は、ファンネルとネック
の接合部の近くに示されたヨーク30のような外部磁気
偏向ヨークと共に使用されるべく設計される。作動され
たヨーク30は、スクリーン22の全体に亘って矩形状
ラスタの形で水平及び垂直方向に電子ビームを走査させ
る磁界を3本の電子ビームに加える。偏向の初期平面
(ゼロ偏向)はヨーク30の略中間にある。フリンジ磁
界のため、画像管の偏向ゾーンは、ヨーク30から電子
銃26の領域に軸方向に延在する。簡単化のため、偏向
ゾーン内で偏向されたビームパスの実際の曲率は図1に
示されない。
の接合部の近くに示されたヨーク30のような外部磁気
偏向ヨークと共に使用されるべく設計される。作動され
たヨーク30は、スクリーン22の全体に亘って矩形状
ラスタの形で水平及び垂直方向に電子ビームを走査させ
る磁界を3本の電子ビームに加える。偏向の初期平面
(ゼロ偏向)はヨーク30の略中間にある。フリンジ磁
界のため、画像管の偏向ゾーンは、ヨーク30から電子
銃26の領域に軸方向に延在する。簡単化のため、偏向
ゾーン内で偏向されたビームパスの実際の曲率は図1に
示されない。
【0007】シャドーマスク24は、周辺フレーム34
を含むマスク・フレーム組立体32の一部である。図1
には、フェースプレートパネル12内に置かれたマスク
・フレーム組立体32が示される。シャドーマスク24
は、湾曲した開口部25と、開口部25を取り囲む無孔
の境界部27と、境界部27から折り返され、スクリー
ン22から遠くの方に延在する端部29とを含む。マス
ク24は、フレーム34の内部(或いは、全体)に嵌め
込まれ、端部29はフレーム34に溶接される。
を含むマスク・フレーム組立体32の一部である。図1
には、フェースプレートパネル12内に置かれたマスク
・フレーム組立体32が示される。シャドーマスク24
は、湾曲した開口部25と、開口部25を取り囲む無孔
の境界部27と、境界部27から折り返され、スクリー
ン22から遠くの方に延在する端部29とを含む。マス
ク24は、フレーム34の内部(或いは、全体)に嵌め
込まれ、端部29はフレーム34に溶接される。
【0008】図2の平面図に示されたシャドーマスク2
4は、2個の長辺と2個の短辺を備えた矩形状の周辺部
を有する。マスク24は、マスクの中心を通り、長辺に
平行な長軸Xと、マスクの中心を通り、短辺に平行な短
軸Yとを有する。マスク24は、図3に詳細に示される
ように、互い違いの形で垂直方向列38と水平方向行4
0に配置されたアパーチャ36の配列を含む。列38は
短軸Yと略平行であり、行40は長軸Xと略平行であ
る。ある行内のアパーチャは、隣の行のアパーチャとは
異なる列にある。同一列内の隣接したアパーチャ間の垂
直方向の間隔は、アパーチャの垂直方向ピッチav によ
り定められ、同一行内の隣接したアパーチャ間の水平方
向の間隔は、アパーチャの水平方向のピッチah により
定められる。発光体ドットの3個組の所望の間隔を得る
ため、上記のピッチを調整することが可能である。発光
体ドッドの3個組の適当な間隔を得るためには、より大
きなシャドーマスクの外形が必要であり、これにより電
子ビームの公差が増大し、取扱い中の耐衝撃性が改良さ
れ、かつ、熱的安定性が改良される。
4は、2個の長辺と2個の短辺を備えた矩形状の周辺部
を有する。マスク24は、マスクの中心を通り、長辺に
平行な長軸Xと、マスクの中心を通り、短辺に平行な短
軸Yとを有する。マスク24は、図3に詳細に示される
ように、互い違いの形で垂直方向列38と水平方向行4
0に配置されたアパーチャ36の配列を含む。列38は
短軸Yと略平行であり、行40は長軸Xと略平行であ
る。ある行内のアパーチャは、隣の行のアパーチャとは
異なる列にある。同一列内の隣接したアパーチャ間の垂
直方向の間隔は、アパーチャの垂直方向ピッチav によ
り定められ、同一行内の隣接したアパーチャ間の水平方
向の間隔は、アパーチャの水平方向のピッチah により
定められる。発光体ドットの3個組の所望の間隔を得る
ため、上記のピッチを調整することが可能である。発光
体ドッドの3個組の適当な間隔を得るためには、より大
きなシャドーマスクの外形が必要であり、これにより電
子ビームの公差が増大し、取扱い中の耐衝撃性が改良さ
れ、かつ、熱的安定性が改良される。
【0009】シャドーマスクの各アパーチャは、多少矩
形状の形状をなす丸みを帯びた隅を備えた4辺を有す
る。アパーチャの2辺は、アパーチャの高さHの寸法を
画成するよう長軸と略平行であり、アパーチャの別の2
辺は、アパーチャの幅Wの寸法を画成するよう短軸と略
平行である。好ましい一実施例において、電子ビームの
スポット寸法は、通常、スクリーンの縁に向かって増大
するので、アパーチャの寸法は、スポットの成長に多少
適合するよう変えられる。かかる適合を行うため、アパ
ーチャの幅及び高さは、長軸に沿ってマスクの中心から
両端まで、夫々、第1のレート及び第2のレートで増加
し、かつ、アパーチャの幅及び高さは、短軸に沿ってマ
スクの中心から上端及び下端まで、夫々、第3及び第4
のレートで増加する。第3のレートは、通常、第1のレ
ートよりも低い。
形状の形状をなす丸みを帯びた隅を備えた4辺を有す
る。アパーチャの2辺は、アパーチャの高さHの寸法を
画成するよう長軸と略平行であり、アパーチャの別の2
辺は、アパーチャの幅Wの寸法を画成するよう短軸と略
平行である。好ましい一実施例において、電子ビームの
スポット寸法は、通常、スクリーンの縁に向かって増大
するので、アパーチャの寸法は、スポットの成長に多少
適合するよう変えられる。かかる適合を行うため、アパ
ーチャの幅及び高さは、長軸に沿ってマスクの中心から
両端まで、夫々、第1のレート及び第2のレートで増加
し、かつ、アパーチャの幅及び高さは、短軸に沿ってマ
スクの中心から上端及び下端まで、夫々、第3及び第4
のレートで増加する。第3のレートは、通常、第1のレ
ートよりも低い。
【0010】
【実施例】例えば、51cmの対角の画像管の場合に、
マスクのアパーチャの配列の右上の象限おける4個の異
なる位置のアパーチャの幅W及び高さHが、夫々、図4
及び図5に示される。4個の位置は、マスクの中心と、
短軸に沿ってアパーチャ配列の上端と、長軸に沿ってア
パーチャ配列の右端と、アパーチャ配列の右上隅であ
る。アパーチャ配列の他の3象限のアパーチャの幅及び
高さは、右上の象限に与えられたアパーチャの幅及び高
さを長軸X及び短軸Yに関し折り返したものと同じであ
る。上記の特定のマスクにおいて、アパーチャの幅W
は、マスクの中心の0.195mmから、長軸に沿って
アパーチャ配列の両端の0.246mmまで第1のレー
トで増加し、短軸に沿ってアパーチャの配列の上端及び
下端の0.212mmまで第3のレートで増加する。ア
パーチャ配列の隅のアパーチャの幅は0.237mmで
あり、この幅は、短軸に沿ってアパーチャ配列の上端及
び下端のアパーチャの幅よりも大きく、長軸に沿ってア
パーチャ配列の両端の幅よりも小さい。アパーチャの高
さHWは、マスクの中心の0.192mmから、長軸に
沿ってアパーチャ配列の両端の0.212mmまで第2
のレートで増加し、短軸に沿ってアパーチャの配列の上
端及び下端の0.213mmまで第4のレートで増加す
る。アパーチャ配列の隅のアパーチャの高さは0.22
5mmであり、この高さは、短軸に沿ってアパーチャ配
列の上端及び下端のアパーチャの高さよりも大きいが、
長軸に沿ってアパーチャ配列の両端の高さよりも小さ
い。
マスクのアパーチャの配列の右上の象限おける4個の異
なる位置のアパーチャの幅W及び高さHが、夫々、図4
及び図5に示される。4個の位置は、マスクの中心と、
短軸に沿ってアパーチャ配列の上端と、長軸に沿ってア
パーチャ配列の右端と、アパーチャ配列の右上隅であ
る。アパーチャ配列の他の3象限のアパーチャの幅及び
高さは、右上の象限に与えられたアパーチャの幅及び高
さを長軸X及び短軸Yに関し折り返したものと同じであ
る。上記の特定のマスクにおいて、アパーチャの幅W
は、マスクの中心の0.195mmから、長軸に沿って
アパーチャ配列の両端の0.246mmまで第1のレー
トで増加し、短軸に沿ってアパーチャの配列の上端及び
下端の0.212mmまで第3のレートで増加する。ア
パーチャ配列の隅のアパーチャの幅は0.237mmで
あり、この幅は、短軸に沿ってアパーチャ配列の上端及
び下端のアパーチャの幅よりも大きく、長軸に沿ってア
パーチャ配列の両端の幅よりも小さい。アパーチャの高
さHWは、マスクの中心の0.192mmから、長軸に
沿ってアパーチャ配列の両端の0.212mmまで第2
のレートで増加し、短軸に沿ってアパーチャの配列の上
端及び下端の0.213mmまで第4のレートで増加す
る。アパーチャ配列の隅のアパーチャの高さは0.22
5mmであり、この高さは、短軸に沿ってアパーチャ配
列の上端及び下端のアパーチャの高さよりも大きいが、
長軸に沿ってアパーチャ配列の両端の高さよりも小さ
い。
【0011】例えば、51cmの対角の画像管の場合
に、マスクの右上の象限おける4個の異なる位置のマス
クのアパーチャの水平方向ピッチah 及び垂直方向ピッ
チavが、夫々、図6及び図7に示される。短軸Yに沿
って、水平方向ピッチah は、マスクの中心の0.78
5mmからアパーチャ配列の上端及び下端の0.775
mmまで減少する。長軸Xに沿って、水平方向ピッチa
h は、アパーチャ配列の両端の0.881mmまで増加
する。アパーチャ配列の隅の水平方向ピッチahは、
0.831mmであり、この水平方向ピッチは、短軸に
沿ってアパーチャ配列の上端及び下端の水平方向ピッチ
よりも大きいが、長軸に沿ってアパーチャ配列の両端の
水平方向ピッチよりも小さい。垂直方向ピッチav は、
マスクの中心の0.460mmから、短軸に沿ってアパ
ーチャ配列の上端及び下端の0.475mmまで増加
し、長軸Xに沿って、アパーチャ配列の両端の0.45
6mmまで減少する。アパーチャ配列の隅の垂直方向ピ
ッチah は、0.477mmであり、この垂直方向ピッ
チは、短軸に沿ってアパーチャ配列の上端及び下端の垂
直方向ピッチよりも大きく、かつ、長軸に沿ってアパー
チャ配列の両端の垂直方向ピッチよりも大きい。
に、マスクの右上の象限おける4個の異なる位置のマス
クのアパーチャの水平方向ピッチah 及び垂直方向ピッ
チavが、夫々、図6及び図7に示される。短軸Yに沿
って、水平方向ピッチah は、マスクの中心の0.78
5mmからアパーチャ配列の上端及び下端の0.775
mmまで減少する。長軸Xに沿って、水平方向ピッチa
h は、アパーチャ配列の両端の0.881mmまで増加
する。アパーチャ配列の隅の水平方向ピッチahは、
0.831mmであり、この水平方向ピッチは、短軸に
沿ってアパーチャ配列の上端及び下端の水平方向ピッチ
よりも大きいが、長軸に沿ってアパーチャ配列の両端の
水平方向ピッチよりも小さい。垂直方向ピッチav は、
マスクの中心の0.460mmから、短軸に沿ってアパ
ーチャ配列の上端及び下端の0.475mmまで増加
し、長軸Xに沿って、アパーチャ配列の両端の0.45
6mmまで減少する。アパーチャ配列の隅の垂直方向ピ
ッチah は、0.477mmであり、この垂直方向ピッ
チは、短軸に沿ってアパーチャ配列の上端及び下端の垂
直方向ピッチよりも大きく、かつ、長軸に沿ってアパー
チャ配列の両端の垂直方向ピッチよりも大きい。
【0012】
【発明の効果】上記の如く開示されたアパーチャの幅と
アパーチャの高さの両方を別々に変化させる技術によれ
ば、ドット形スクリーン上の電子ビームの3個組の間隔
の変化と一致させて、電子ビームの公差と、均一な光出
力を最大にさせることが可能である。
アパーチャの高さの両方を別々に変化させる技術によれ
ば、ドット形スクリーン上の電子ビームの3個組の間隔
の変化と一致させて、電子ビームの公差と、均一な光出
力を最大にさせることが可能である。
【図1】本発明の一実施例のカラー画像管の軸方向部分
側断面図である。
側断面図である。
【図2】図1のカラー画像管のシャドーマスク・フレー
ム組立体の正面図である。
ム組立体の正面図である。
【図3】図2の組立体のシャドーマスクの部分図であ
る。
る。
【図4】図2のシャドーマスクの一実施例の右上の象限
において、4か所のアパーチャの幅Wを示す図である。
において、4か所のアパーチャの幅Wを示す図である。
【図5】図2のシャドーマスクの一実施例の右上の象限
において、4か所のアパーチャの高さHを示す図であ
る。
において、4か所のアパーチャの高さHを示す図であ
る。
【図6】図2のシャドーマスクの一実施例の右上の象限
において、4か所の行内のアパーチャ間の水平ピッチを
示す図である。
において、4か所の行内のアパーチャ間の水平ピッチを
示す図である。
【図7】図2のシャドーマスクの一実施例の右上の象限
において、4か所の列内のアパーチャ間の垂直ピッチを
示す図である。
において、4か所の列内のアパーチャ間の垂直ピッチを
示す図である。
10 陰極線管 11 エンベロープ 12 フェースプレートパネル 14 ネック 15 ファンネル 16 アノードボタン 17 ガラスフリット 18 ビューイングフェースプレート 20 側壁 22 スクリーン 24 シャドーマスク 25 開口部 26 電子銃 27 境界部 28 電子ビーム 29 端部 30 ヨーク 32 マスク・フレーム組立体 34 フレーム 36 アパーチャ 38 列 40 行
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クレイグ クレイ エシュレマン アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 17565 ペクイア サンド・ヒル・ロード 431
Claims (5)
- 【請求項1】 マスク中心の長軸と平行した2個の長辺
と、マスク中心の短軸と平行した2個の短辺とを有し、
アパーチャの配列を含むシャドーマスクと、ドット形ス
クリーンと、複数の電子ビームを生成し、上記マスクを
通して上記スクリーンに上記複数の電子ビームを向ける
電子銃とを有するカラー画像管であって、 上記の各シャドーマスクのアパーチャは、4個の辺と共
に実質的に矩形状をなし、 上記アパーチャの2辺は、上記長軸と略平行であり、ア
パーチャの高さを画成し、上記アパーチャの別の2辺
は、上記短軸と略平行であり、アパーチャの幅を画成
し、 上記アパーチャの高さ及び幅は、上記長軸に沿って上記
マスクの中心から両端まで、夫々、第1のレート及び第
2のレートで増加し、かつ、上記アパーチャの高さ及び
幅は、上記短軸に沿って上記マスクの中心から上端及び
下端まで、夫々、第3のレート及び第4のレートで増加
するカラー画像管。 - 【請求項2】 マスク中心の長軸と平行した2個の長辺
と、マスク中心の短軸と平行した2個の短辺とを有し、
列及び行に配置されたアパーチャの配列を含むシャドー
マスクと、ドット形スクリーンと、複数の電子ビームを
生成し、上記マスクを通して上記スクリーンに上記複数
の電子ビームを向ける電子銃とを有し、ある行内のアパ
ーチャは隣の行内のアパーチャとは異なる列にあり、上
記スクリーンの電子ビームスポットの寸法は、上記スク
リーンの中心から距離が増加すると共に増大するカラー
画像管であって、 上記の各シャドーマスクのアパーチャは、多少矩形状の
形状で丸みを帯びた隅を伴う4辺を有し、 上記アパーチャの2辺は、上記長軸と略平行であり、ア
パーチャの高さを画成し、上記アパーチャの別の2辺
は、上記短軸と略平行であり、アパーチャの幅を画成
し、 上記アパーチャの高さ及び幅は、上記スクリーンの上記
電子ビームスポットの水平及び垂直方向の寸法の増加に
略比例した態様で、上記長軸に沿って上記マスクの中心
から両端まで、夫々、第1のレート及び第2のレートで
増加し、かつ、上記アパーチャの高さ及び幅は、上記ス
クリーンの上記電子ビームスポットの水平及び垂直方向
の寸法の増加に略比例した態様で、上記短軸に沿って上
記マスクの中心から上端及び下端まで、夫々、第3のレ
ート及び第4のレートで増加するカラー画像管。 - 【請求項3】 上記第3のレートは上記第4のレートよ
りも小さい請求項1又は2記載のカラー画像管。 - 【請求項4】 上記シャドーマスクのアパーチャ間の中
心と中心の間隔は、上記長軸の方向で、上記長軸に沿っ
て中心から縁まで増加し、上記短軸に沿って中心から縁
まで減少する請求項1又は2記載のカラー画像管。 - 【請求項5】 上記シャドーマスクのアパーチャ間の中
心と中心の間隔は、上記短軸の方向で、上記長軸に沿っ
て中心から縁まで減少し、上記短軸に沿って中心から縁
まで増加する請求項1又は2記載のカラー画像管。
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