JPH06275206A - 可変孔ピッチのシャドウマスクを備えたカラー陰極線管 - Google Patents
可変孔ピッチのシャドウマスクを備えたカラー陰極線管Info
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- JPH06275206A JPH06275206A JP5060432A JP6043293A JPH06275206A JP H06275206 A JPH06275206 A JP H06275206A JP 5060432 A JP5060432 A JP 5060432A JP 6043293 A JP6043293 A JP 6043293A JP H06275206 A JPH06275206 A JP H06275206A
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- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
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- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
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- H01J2229/0727—Aperture plate
- H01J2229/075—Beam passing apertures, e.g. geometrical arrangements
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- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 十分な機械的強度を有し、ドーミング、ハウ
リング及び衝撃による変形を生じないシャドウマスク５
を有するカラー陰極線管を提供する。 【構成】 パネル部及びネック部と、これらを連結する
ファンネル部とからなる外囲器を備え、パネル部内面に
形成された蛍光体スクリーンに対向して僅かに球形状に
整形した可変孔ピッチのシャドウマスク５が配置され、
ネック部に電子ビームをスクリーンに向けて投射する電
子銃が装荷され、ネック部とファンネル部との接合部付
近に各電子ビームを走査偏向させる偏向装置が配置され
たカラー陰極線管において、シャドウマスク５は、水平
方向の電子ビームの透過孔ピッチａ1 乃至ａ3 、ａn 乃
至ａn+2 が、中央部から周辺部に行くにしたがって一旦
減少された後、増大するように構成されるか、または、
中央部から周辺部に至る中間部分まで一定で、その後、
急速に増大するように構成される。
リング及び衝撃による変形を生じないシャドウマスク５
を有するカラー陰極線管を提供する。 【構成】 パネル部及びネック部と、これらを連結する
ファンネル部とからなる外囲器を備え、パネル部内面に
形成された蛍光体スクリーンに対向して僅かに球形状に
整形した可変孔ピッチのシャドウマスク５が配置され、
ネック部に電子ビームをスクリーンに向けて投射する電
子銃が装荷され、ネック部とファンネル部との接合部付
近に各電子ビームを走査偏向させる偏向装置が配置され
たカラー陰極線管において、シャドウマスク５は、水平
方向の電子ビームの透過孔ピッチａ1 乃至ａ3 、ａn 乃
至ａn+2 が、中央部から周辺部に行くにしたがって一旦
減少された後、増大するように構成されるか、または、
中央部から周辺部に至る中間部分まで一定で、その後、
急速に増大するように構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、可変孔ピッチのシャド
ウマスクを備えたカラー陰極線管に係わり、特に、既知
のシャドウマスクの周辺部分の曲率半径に比べ、その曲
率半径が小さくなるように僅かに球形状に整形するとと
もに、その整形状態に合うように水平方向の孔ピッチを
変更した可変孔ピッチのシャドウマスクを備えたカラー
陰極線管に関する。
ウマスクを備えたカラー陰極線管に係わり、特に、既知
のシャドウマスクの周辺部分の曲率半径に比べ、その曲
率半径が小さくなるように僅かに球形状に整形するとと
もに、その整形状態に合うように水平方向の孔ピッチを
変更した可変孔ピッチのシャドウマスクを備えたカラー
陰極線管に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、カラー映像表示を行うカラー陰
極線管は、フェースプレート内面に蛍光体スクリーンを
有するパネル部と、３本の電子ビームを発生する電子銃
を装荷したネック部と、前記パネル部及びネック部を連
結したファンネル部とで構成され、前記ファンネル部
に、前記電子銃から発射された電子ビームを偏向走査さ
せる偏向装置が装着されている。
極線管は、フェースプレート内面に蛍光体スクリーンを
有するパネル部と、３本の電子ビームを発生する電子銃
を装荷したネック部と、前記パネル部及びネック部を連
結したファンネル部とで構成され、前記ファンネル部
に、前記電子銃から発射された電子ビームを偏向走査さ
せる偏向装置が装着されている。
【０００３】そして、前記電子銃は、カソード電極、制
御電極、集束電極、加速電極等の各種の電極を具備して
おり、カソード電極から発生された３本の電子ビーム
は、制御電極に印加される画像信号で変調された後、集
束電極や加速電極を通ってエネルギーが付与され、前記
蛍光体スクリーンに射突される。このとき、前記３本の
電子ビームは、電子銃から蛍光体スクリーンに達する途
中において、ファンネル部に設けられた偏向装置によっ
て水平方向及び垂直方向に偏向され、さらに、前記蛍光
体スクリーンの直前に配置されているシャドウマスクに
よって既知のように配色状態の設定が行われ、前記蛍光
体スクリーンにカラー映像を映出させるものである。こ
の場合、前記シャドウマスクは、パネル部のフェースプ
レートの僅かな球形状の形に合致させるため、同じく僅
かな球形状になるように形成されており、この僅かな球
形状の曲線状態に対応して前記シャドウマスクの水平方
向の孔ピッチが定められている。
御電極、集束電極、加速電極等の各種の電極を具備して
おり、カソード電極から発生された３本の電子ビーム
は、制御電極に印加される画像信号で変調された後、集
束電極や加速電極を通ってエネルギーが付与され、前記
蛍光体スクリーンに射突される。このとき、前記３本の
電子ビームは、電子銃から蛍光体スクリーンに達する途
中において、ファンネル部に設けられた偏向装置によっ
て水平方向及び垂直方向に偏向され、さらに、前記蛍光
体スクリーンの直前に配置されているシャドウマスクに
よって既知のように配色状態の設定が行われ、前記蛍光
体スクリーンにカラー映像を映出させるものである。こ
の場合、前記シャドウマスクは、パネル部のフェースプ
レートの僅かな球形状の形に合致させるため、同じく僅
かな球形状になるように形成されており、この僅かな球
形状の曲線状態に対応して前記シャドウマスクの水平方
向の孔ピッチが定められている。
【０００４】図５は、シャドウマスクにおける水平方向
の孔ピッチを定める手法を説明するための概要構成図で
あって、（ａ）はカラー陰極線管のパネル部内部の一部
を示す概略断面図、（ｂ）はシャドウマスクの一部を示
す平面図である。
の孔ピッチを定める手法を説明するための概要構成図で
あって、（ａ）はカラー陰極線管のパネル部内部の一部
を示す概略断面図、（ｂ）はシャドウマスクの一部を示
す平面図である。
【０００５】図５において、５０はパネル部のフェース
プレート、５１はシャドウマスク、５２は管軸、５３は
電子ビーム、５４は電子ビーム５３の偏向中心部、５５
はスリット状の電子ビーム透過孔、５６0 、５６1 、５
６2 、５６3 … …５６n-1、５６n 、５６n+1 、５６
n+2 は対応する電子ビームの透過孔５５を結んだ中心線
である。
プレート、５１はシャドウマスク、５２は管軸、５３は
電子ビーム、５４は電子ビーム５３の偏向中心部、５５
はスリット状の電子ビーム透過孔、５６0 、５６1 、５
６2 、５６3 … …５６n-1、５６n 、５６n+1 、５６
n+2 は対応する電子ビームの透過孔５５を結んだ中心線
である。
【０００６】そして、陰極線管のパネル部内には、僅か
な球形状の面をなすように構成されているフェースプレ
ート５０に略平行になるように、同じく僅かな球形状を
なすシャドウマスク５１が対向配置される。電子銃（図
示なし）から放射され、管軸５２に沿って進行してきた
電子ビーム５３は、偏向中心部５４において、例えば、
水平方向の偏向を受けて通路が曲げられ、シャドウマス
ク５１を通してフェースプレート５０に設けられた蛍光
面（図示なし）に投射される。
な球形状の面をなすように構成されているフェースプレ
ート５０に略平行になるように、同じく僅かな球形状を
なすシャドウマスク５１が対向配置される。電子銃（図
示なし）から放射され、管軸５２に沿って進行してきた
電子ビーム５３は、偏向中心部５４において、例えば、
水平方向の偏向を受けて通路が曲げられ、シャドウマス
ク５１を通してフェースプレート５０に設けられた蛍光
面（図示なし）に投射される。
【０００７】ここで、電子ビーム５３の進路上における
シャドウマスク５１とフェースプレート５０との間隔を
ｂn 、偏向中心部５４とフェースプレート５０との間隔
をｄn とし、中心線５６n-1 、５６n のピッチ（透過孔
ピッチ）をａn 、偏向装置（図示なし）により定まる定
数をＳとすれば、前記間隔ｂn は、ｂn ＝ａn ・ｄn／
３Ｓによって表され、ｂn ∝ａn の関係がある。そこ
で、シャドウマスク５１の全面にわたって前記間隔ｂn
を求め、この間隔ｂn が滑らかにつながるようにしてシ
ャドウマスク５１の整形形状を決定し、その整形形状に
対応して各部のピッチａn を定めるようにしている。
シャドウマスク５１とフェースプレート５０との間隔を
ｂn 、偏向中心部５４とフェースプレート５０との間隔
をｄn とし、中心線５６n-1 、５６n のピッチ（透過孔
ピッチ）をａn 、偏向装置（図示なし）により定まる定
数をＳとすれば、前記間隔ｂn は、ｂn ＝ａn ・ｄn／
３Ｓによって表され、ｂn ∝ａn の関係がある。そこ
で、シャドウマスク５１の全面にわたって前記間隔ｂn
を求め、この間隔ｂn が滑らかにつながるようにしてシ
ャドウマスク５１の整形形状を決定し、その整形形状に
対応して各部のピッチａn を定めるようにしている。
【０００８】この場合、既知のシャドウマスク５１の整
形形状は、その中央部の曲率半径（これをＲ１とする）
に比べて周辺部の曲率半径（これをＲ２とする）がやや
小さくなるように、即ち、Ｒ１＞Ｒ２になるように構成
しており、その構成により、シャドウマスク５１には、
中央部から周辺部に行くにしたがってピッチが僅かづつ
増大するように、多数の電子ビーム透過孔が設けられて
いる。
形形状は、その中央部の曲率半径（これをＲ１とする）
に比べて周辺部の曲率半径（これをＲ２とする）がやや
小さくなるように、即ち、Ｒ１＞Ｒ２になるように構成
しており、その構成により、シャドウマスク５１には、
中央部から周辺部に行くにしたがってピッチが僅かづつ
増大するように、多数の電子ビーム透過孔が設けられて
いる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】一般に、シャドウマス
ク５１は、厚さが０．１乃至０．３ｍｍ程度の鉄製の薄
板からなっており、その面全体が前述のように僅かな球
形状をなすように整形されているものであるが、全体が
鉄製の薄板であるため、強度を十分に確保することがで
きず、以下に述べるような種々の不具合を生じるという
問題がある。
ク５１は、厚さが０．１乃至０．３ｍｍ程度の鉄製の薄
板からなっており、その面全体が前述のように僅かな球
形状をなすように整形されているものであるが、全体が
鉄製の薄板であるため、強度を十分に確保することがで
きず、以下に述べるような種々の不具合を生じるという
問題がある。
【００１０】まず、電子ビーム５３がシャドウマスク５
１に衝突すると、その衝突時の熱によりシャドウマスク
５１が熱膨張を起こし、電子ビーム５３の軌道がずれて
色ずれを生じる現象、いわゆる、ドーミングが発生す
る。次いで、シャドウマスク５１がテレビジョン装置か
ら発生する音や振動によって共振を起こし、色ずれを生
じる現象、いわゆる、ハウリングが発生する。さらに、
シャドウマスク５１の落下やその他の衝撃により、整形
されたシャドウマスク５１が変形し、色ずれが生じる。
１に衝突すると、その衝突時の熱によりシャドウマスク
５１が熱膨張を起こし、電子ビーム５３の軌道がずれて
色ずれを生じる現象、いわゆる、ドーミングが発生す
る。次いで、シャドウマスク５１がテレビジョン装置か
ら発生する音や振動によって共振を起こし、色ずれを生
じる現象、いわゆる、ハウリングが発生する。さらに、
シャドウマスク５１の落下やその他の衝撃により、整形
されたシャドウマスク５１が変形し、色ずれが生じる。
【００１１】本発明は、前記問題点を解消するものであ
って、その目的は、十分な機械的強度を有するととも
に、ドーミング、ハウリング及び衝撃による変形を生じ
ないシャドウマスクを有するカラー陰極線管を提供する
ことにある。
って、その目的は、十分な機械的強度を有するととも
に、ドーミング、ハウリング及び衝撃による変形を生じ
ないシャドウマスクを有するカラー陰極線管を提供する
ことにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、パネル部及びネック部と、これらを連結
するファンネル部とからなるガラス製の外囲器を備え、
前記パネル部内面に形成された蛍光体スクリーンに対向
して僅かに球形状に整形した可変孔ピッチのシャドウマ
スクが配置され、前記ネック部に３本の電子ビームを前
記スクリーンに向けて投射する電子銃が装荷され、前記
ネック部とファンネル部との接合部付近に前記各電子ビ
ームを走査偏向させる偏向装置が配置されているカラー
陰極線管において、前記シャドウマスクは、水平方向の
電子ビームの透過孔ピッチが、中央部から周辺部に行く
にしたがって一旦減少された後、増大されるように構成
するか、または、中央部から周辺部に至る中間部分まで
一定であり、その後、急速に増大するように構成される
手段を備える。
に、本発明は、パネル部及びネック部と、これらを連結
するファンネル部とからなるガラス製の外囲器を備え、
前記パネル部内面に形成された蛍光体スクリーンに対向
して僅かに球形状に整形した可変孔ピッチのシャドウマ
スクが配置され、前記ネック部に３本の電子ビームを前
記スクリーンに向けて投射する電子銃が装荷され、前記
ネック部とファンネル部との接合部付近に前記各電子ビ
ームを走査偏向させる偏向装置が配置されているカラー
陰極線管において、前記シャドウマスクは、水平方向の
電子ビームの透過孔ピッチが、中央部から周辺部に行く
にしたがって一旦減少された後、増大されるように構成
するか、または、中央部から周辺部に至る中間部分まで
一定であり、その後、急速に増大するように構成される
手段を備える。
【００１３】
【作用】前記手段によれば、シャドウマスクにおける僅
かに球形状の曲率半径、特に、水平方向及び対角方向の
曲率半径は、シャドウマスク中央部の曲率半径（これを
Ｒ１とする）が周辺部の曲率半径（これをＲ２とする）
に比べてかなり大きくなるように、即ち、Ｒ１≫Ｒ２を
満たすように構成されているので、シャドウマスクの強
度が増大し、それにより、ドーミング、ハウリング及び
衝撃による変形の生じないシャドウマスクを得ることが
できる。
かに球形状の曲率半径、特に、水平方向及び対角方向の
曲率半径は、シャドウマスク中央部の曲率半径（これを
Ｒ１とする）が周辺部の曲率半径（これをＲ２とする）
に比べてかなり大きくなるように、即ち、Ｒ１≫Ｒ２を
満たすように構成されているので、シャドウマスクの強
度が増大し、それにより、ドーミング、ハウリング及び
衝撃による変形の生じないシャドウマスクを得ることが
できる。
【００１４】この場合、シャドウマスクにおける水平方
向の電子ビームの透過孔ピッチは、中央部から周辺部に
行くにしたがって一旦減少された後で、増大されるよう
に構成されるか、または、中央部から周辺部に至る中間
部分まで一定であり、その後、急速に増大されるように
構成されているので、前記強度を増大させた構成である
にも係らず、シャドウマスクにおいて色ずれの発生を伴
うことがない。
向の電子ビームの透過孔ピッチは、中央部から周辺部に
行くにしたがって一旦減少された後で、増大されるよう
に構成されるか、または、中央部から周辺部に至る中間
部分まで一定であり、その後、急速に増大されるように
構成されているので、前記強度を増大させた構成である
にも係らず、シャドウマスクにおいて色ずれの発生を伴
うことがない。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
説明する。
【００１６】図１は、本発明に係わるカラー陰極線管の
一実施例を示す概略構成図である。図１において、１は
パネル部、２はファンネル部、３はネック部、４は蛍光
面（画面）、５はシャドウマスク、６は磁気シールド、
７は偏向ヨーク、８はピュリテイ調整マグネット、９は
センタービームスタティックコンバーゼンス調整マグネ
ット、１０はサイドビームスタティックコンバーゼンス
調整マグネット、１１は電子銃であり、また、Ｂｃはセ
ンタービーム、Ｂｓはサイドビームである。
一実施例を示す概略構成図である。図１において、１は
パネル部、２はファンネル部、３はネック部、４は蛍光
面（画面）、５はシャドウマスク、６は磁気シールド、
７は偏向ヨーク、８はピュリテイ調整マグネット、９は
センタービームスタティックコンバーゼンス調整マグネ
ット、１０はサイドビームスタティックコンバーゼンス
調整マグネット、１１は電子銃であり、また、Ｂｃはセ
ンタービーム、Ｂｓはサイドビームである。
【００１７】そして、カラー陰極線管の前面のパネル部
１と、その後部に設けられたネック部３との間がファン
ネル部２で結合され、これらは全体としてガラス製の外
囲器を構成している。パネル部１は、そのフェースプレ
ート内面に蛍光面４が形成され、この蛍光面４に対向し
てシャドウマスク５が配置される。この場合、前記フェ
ースプレートとシャドウマスク５は、それぞれ僅かに球
形状をなしている。前記シャドウマスク５の後部に磁気
シールド６が設けられ、外囲器外側のファンネル部２と
ネック部３との結合部分には偏向ヨーク７が配置され
る。ネック部３は、その内側に１本のセンタービームＢ
ｃと２本のサイドビームＢｓを発生する電子銃１１が配
置され、その外側にセンタービームスタティックコンバ
ーゼンス調整マグネット９及びサイドビームスタティッ
クコンバーゼンス調整マグネット１０が配置されてい
る。
１と、その後部に設けられたネック部３との間がファン
ネル部２で結合され、これらは全体としてガラス製の外
囲器を構成している。パネル部１は、そのフェースプレ
ート内面に蛍光面４が形成され、この蛍光面４に対向し
てシャドウマスク５が配置される。この場合、前記フェ
ースプレートとシャドウマスク５は、それぞれ僅かに球
形状をなしている。前記シャドウマスク５の後部に磁気
シールド６が設けられ、外囲器外側のファンネル部２と
ネック部３との結合部分には偏向ヨーク７が配置され
る。ネック部３は、その内側に１本のセンタービームＢ
ｃと２本のサイドビームＢｓを発生する電子銃１１が配
置され、その外側にセンタービームスタティックコンバ
ーゼンス調整マグネット９及びサイドビームスタティッ
クコンバーゼンス調整マグネット１０が配置されてい
る。
【００１８】また、図２は、本実施例のカラー陰極線管
に用いられるシャドウマスク５の構成の一例を示す一部
構成図であって、（ａ）はストライプ形シャドウマス
ク、（ｂ）はドット形シャドウマスクである。
に用いられるシャドウマスク５の構成の一例を示す一部
構成図であって、（ａ）はストライプ形シャドウマス
ク、（ｂ）はドット形シャドウマスクである。
【００１９】図２において、１１は管軸、１２はスリッ
ト状の電子ビームの透過孔、１３は丸形の電子ビームの
透過孔、１４0 、１４1 、１４2 、１４3 、… …１４
n-1、１４n 、１４n+1 、１４n+2 は対応するスリット
状の電子ビームの透過孔１２を結んだ中心線、１５0 、
１５1 、１５2 、１５3 、１５4 、… …１５n-2 、１
５n-1 、１５n 、１５n+1 、１５n+2 は対応する丸形の
電子ビームの透過孔１３を結んだ中心線であり、その
他、図１に示された構成要素と同じ構成要素には同じ符
号を付けている。
ト状の電子ビームの透過孔、１３は丸形の電子ビームの
透過孔、１４0 、１４1 、１４2 、１４3 、… …１４
n-1、１４n 、１４n+1 、１４n+2 は対応するスリット
状の電子ビームの透過孔１２を結んだ中心線、１５0 、
１５1 、１５2 、１５3 、１５4 、… …１５n-2 、１
５n-1 、１５n 、１５n+1 、１５n+2 は対応する丸形の
電子ビームの透過孔１３を結んだ中心線であり、その
他、図１に示された構成要素と同じ構成要素には同じ符
号を付けている。
【００２０】そして、ストライプ形シャドウマスク５に
おいては、それぞれ複数個のスリット状の電子ビームの
透過孔１２が、各中心線１４0 、１４1 、１４2 、１４
3 、… …１４n-1 、１４n 、１４n+1 、１４n+2 に沿
って垂直方向に多数個形成配置される。この場合、シャ
ドウマスク５の中心部に最も近い中心線１４0 と、その
次の中心線１４1 とのピッチ間隔（孔ピッチ間隔）がａ
1 、前記中心線１４1とその次の中心線１４2 とのピッ
チ間隔（孔ピッチ間隔）がａ2 、前記中心線１４2 とさ
らにその次の中心線１４3 とのピッチ間隔（孔ピッチ間
隔）がａ3 、以下同様に、中心線１４n-1 とその次の中
心線１４n とのピッチ間隔（孔ピッチ間隔）がａn 、前
記中心線１４n とその次の中心線１４n+1 とのピッチ間
隔（孔ピッチ間隔）がａn+1 、前記中心線１４n+1 とそ
の次の中心線１４n+2 とのピッチ間隔（孔ピッチ間隔）
がａn+2 になるように、それぞれのスリット状の電子ビ
ームの透過孔１２が形成配置される。
おいては、それぞれ複数個のスリット状の電子ビームの
透過孔１２が、各中心線１４0 、１４1 、１４2 、１４
3 、… …１４n-1 、１４n 、１４n+1 、１４n+2 に沿
って垂直方向に多数個形成配置される。この場合、シャ
ドウマスク５の中心部に最も近い中心線１４0 と、その
次の中心線１４1 とのピッチ間隔（孔ピッチ間隔）がａ
1 、前記中心線１４1とその次の中心線１４2 とのピッ
チ間隔（孔ピッチ間隔）がａ2 、前記中心線１４2 とさ
らにその次の中心線１４3 とのピッチ間隔（孔ピッチ間
隔）がａ3 、以下同様に、中心線１４n-1 とその次の中
心線１４n とのピッチ間隔（孔ピッチ間隔）がａn 、前
記中心線１４n とその次の中心線１４n+1 とのピッチ間
隔（孔ピッチ間隔）がａn+1 、前記中心線１４n+1 とそ
の次の中心線１４n+2 とのピッチ間隔（孔ピッチ間隔）
がａn+2 になるように、それぞれのスリット状の電子ビ
ームの透過孔１２が形成配置される。
【００２１】また、ドット形シャドウマスク５において
は、それぞれ複数個の丸形の電子ビームの透過孔１３
が、各中心線１５0 、１５1 、１５2 、１５3 、１
５4 、……１５n-2 、１５n-1 、１５n 、１５n+1 、１
５n+2 に沿って垂直方向に多数個形成配置され、シャド
ウマスク５の中心部に最も近い中心線１５0 と１つ置い
た中心線１５2 とのピッチ間隔（孔ピッチ間隔）が
ａ2 、前記中心線１５2 とそれからさらに１つ置いた次
の中心線１５4 とのピッチ間隔（孔ピッチ間隔）が
ａ4、以下同様に、中心線１５n-2 とそれから１つ置い
た次の中心線１５n とのピッチ間隔（孔ピッチ間隔）が
ａn 、前記中心線１５n とそれから１つ置いた次の中心
線１５n+2 とのピッチ間隔（孔ピッチ間隔）がａn+2 に
なるように、それぞれの丸形の電子ビームの透過孔１３
が配置形成される。
は、それぞれ複数個の丸形の電子ビームの透過孔１３
が、各中心線１５0 、１５1 、１５2 、１５3 、１
５4 、……１５n-2 、１５n-1 、１５n 、１５n+1 、１
５n+2 に沿って垂直方向に多数個形成配置され、シャド
ウマスク５の中心部に最も近い中心線１５0 と１つ置い
た中心線１５2 とのピッチ間隔（孔ピッチ間隔）が
ａ2 、前記中心線１５2 とそれからさらに１つ置いた次
の中心線１５4 とのピッチ間隔（孔ピッチ間隔）が
ａ4、以下同様に、中心線１５n-2 とそれから１つ置い
た次の中心線１５n とのピッチ間隔（孔ピッチ間隔）が
ａn 、前記中心線１５n とそれから１つ置いた次の中心
線１５n+2 とのピッチ間隔（孔ピッチ間隔）がａn+2 に
なるように、それぞれの丸形の電子ビームの透過孔１３
が配置形成される。
【００２２】前記構成による本実施例の陰極線管は、僅
かに球面状に整形されたシャドウマスク５の整形状態
が、以下に述べるように、既知のこの種のシャドウマス
クの整形状態と異なっており、しかも、その整形状態の
違いによって、シャドウマスク５の水平方向のピッチ間
隔（孔ピッチ間隔）が、既知のシャドウマスクの当該ピ
ッチ間隔（孔ピッチ間隔）と異なっているが、その余の
点においては、本実施例の陰極線管と、既知のこの種の
陰極線管との間に構成上の違いはなく、また、動作につ
いても、本実施例の陰極線管の動作は、本質的に、既知
のこの種の陰極線管の動作と変わりがなく、この既知の
陰極線管の動作は、当該技術分野のものにとっては極め
て明らかなことであるので、本実施例の陰極線管の動作
についての説明は、省略する。
かに球面状に整形されたシャドウマスク５の整形状態
が、以下に述べるように、既知のこの種のシャドウマス
クの整形状態と異なっており、しかも、その整形状態の
違いによって、シャドウマスク５の水平方向のピッチ間
隔（孔ピッチ間隔）が、既知のシャドウマスクの当該ピ
ッチ間隔（孔ピッチ間隔）と異なっているが、その余の
点においては、本実施例の陰極線管と、既知のこの種の
陰極線管との間に構成上の違いはなく、また、動作につ
いても、本実施例の陰極線管の動作は、本質的に、既知
のこの種の陰極線管の動作と変わりがなく、この既知の
陰極線管の動作は、当該技術分野のものにとっては極め
て明らかなことであるので、本実施例の陰極線管の動作
についての説明は、省略する。
【００２３】続く、図３は、本実施例のシャドウマスク
５における水平方向の断面を示す断面図である。
５における水平方向の断面を示す断面図である。
【００２４】図３において、図１に示された構成要素と
同じ構成要素には同じ符号を付けている。
同じ構成要素には同じ符号を付けている。
【００２５】そして、シャドウマスク５の断面形状は、
その中心部付近から中間部付近に至る範囲内において
は、その曲率半径がほぼ一定になるものであって、その
曲率半径が比較的大きな値になるように構成されている
のに対して、前記中間部付近から周辺部に至る範囲内に
おいては、周辺部に進むにしたがって順次その曲率半径
が小さな値になるように構成されているもので、前記中
心部付近の曲率半径をＲ１、前記周辺部に近い部分の曲
率半径をＲ２とすれば、Ｒ１≫Ｒ２になるように選択さ
れている。ちなみに、既知のシャドウマスクの断面形状
は、曲率半径の値がその中心部付近から周辺部に向かっ
て比較的なだらかに減少するもので、前記中心部付近の
曲率半径をＲ１、前記周辺部に近い部分の曲率半径をＲ
２としたとき、Ｒ１＞Ｒ２の関係を有するように選択さ
れているものである。
その中心部付近から中間部付近に至る範囲内において
は、その曲率半径がほぼ一定になるものであって、その
曲率半径が比較的大きな値になるように構成されている
のに対して、前記中間部付近から周辺部に至る範囲内に
おいては、周辺部に進むにしたがって順次その曲率半径
が小さな値になるように構成されているもので、前記中
心部付近の曲率半径をＲ１、前記周辺部に近い部分の曲
率半径をＲ２とすれば、Ｒ１≫Ｒ２になるように選択さ
れている。ちなみに、既知のシャドウマスクの断面形状
は、曲率半径の値がその中心部付近から周辺部に向かっ
て比較的なだらかに減少するもので、前記中心部付近の
曲率半径をＲ１、前記周辺部に近い部分の曲率半径をＲ
２としたとき、Ｒ１＞Ｒ２の関係を有するように選択さ
れているものである。
【００２６】このような構成の採用によれば、既知のシ
ャドウマスクに比べて、機械的強度を増大させることが
でき、それに伴って、ドーミングやハウリングが起こり
難く、衝撃等によるシャドウマスクの変形を起こさない
シャドウマスクを得ることができるものである。
ャドウマスクに比べて、機械的強度を増大させることが
でき、それに伴って、ドーミングやハウリングが起こり
難く、衝撃等によるシャドウマスクの変形を起こさない
シャドウマスクを得ることができるものである。
【００２７】次いで、図４は、シャドウマスクにおける
水平方向の中心部からの距離と、その距離に対応した部
分の水平方向の孔ピッチ間隔の大きさとの関係を示す特
性図であって、横軸は前記中心部からの距離、縦軸は前
記孔ピッチ間隔の大きさを示している。
水平方向の中心部からの距離と、その距離に対応した部
分の水平方向の孔ピッチ間隔の大きさとの関係を示す特
性図であって、横軸は前記中心部からの距離、縦軸は前
記孔ピッチ間隔の大きさを示している。
【００２８】図４において、１６は本発明の陰極線管に
用いるシャドウマスク５の孔ピッチ間隔の１つの例、１
７は同じく本発明の陰極線管に用いるシャドウマスク５
の孔ピッチ間隔の他の例であって、１８は既知のシャド
ウマスクの孔ピッチ間隔の例である。
用いるシャドウマスク５の孔ピッチ間隔の１つの例、１
７は同じく本発明の陰極線管に用いるシャドウマスク５
の孔ピッチ間隔の他の例であって、１８は既知のシャド
ウマスクの孔ピッチ間隔の例である。
【００２９】図４に示されるように、既知のシャドウマ
スクの例１８の孔ピッチ間隔は、シャドウマスクの中心
部付近から周辺部に向かうにしたがって、次第に上昇す
るように構成されている、即ち、図２に示された孔ピッ
チ間隔ａ1 、ａ2 、ａ3 、ａn 、ａn+1 、ａn+2 を用い
れば、ａ1 ≦ａ2 ≦ａ3 、ａn ≦ａn+1 ≦ａn+2 の関係
を有するものである。
スクの例１８の孔ピッチ間隔は、シャドウマスクの中心
部付近から周辺部に向かうにしたがって、次第に上昇す
るように構成されている、即ち、図２に示された孔ピッ
チ間隔ａ1 、ａ2 、ａ3 、ａn 、ａn+1 、ａn+2 を用い
れば、ａ1 ≦ａ2 ≦ａ3 、ａn ≦ａn+1 ≦ａn+2 の関係
を有するものである。
【００３０】これに対して、本発明によるシャドウマス
ク５の１つの例１６の孔ピッチ間隔は、シャドウマスク
５の中心部付近から周辺部に至る途中の中間部まで、外
側に向かうにしたがって次第に減少するように構成さ
れ、次いで、前記中間部から周辺部に至るまで、外側に
向かうにしたがって急速に上昇するように構成されてい
る、即ち、前記孔ピッチ間隔ａ1 、ａ2 、ａ3 を中心部
付近のもの、前記孔ピッチ間隔ａn 、ａn+1 、ａn+2 を
周辺部近くのものとすれば、ａ1 ＜ａ2 ＜ａ3 、ａn ＞
ａn+1 ＞ａn+2 の関係を有するように構成される。
ク５の１つの例１６の孔ピッチ間隔は、シャドウマスク
５の中心部付近から周辺部に至る途中の中間部まで、外
側に向かうにしたがって次第に減少するように構成さ
れ、次いで、前記中間部から周辺部に至るまで、外側に
向かうにしたがって急速に上昇するように構成されてい
る、即ち、前記孔ピッチ間隔ａ1 、ａ2 、ａ3 を中心部
付近のもの、前記孔ピッチ間隔ａn 、ａn+1 、ａn+2 を
周辺部近くのものとすれば、ａ1 ＜ａ2 ＜ａ3 、ａn ＞
ａn+1 ＞ａn+2 の関係を有するように構成される。
【００３１】また、本発明によるシャドウマスク５の他
の例１７の孔ピッチ間隔は、シャドウマスク５の中心部
付近から周辺部に至る途中の中間部まで、ほぼ一定にな
るように構成され、次いで、前記中間部から周辺部に至
るまで、外側に向かうにしたがって比較的急速に上昇す
るように構成されている、即ち、前例の場合と同様にし
て、前記孔ピッチ間隔ａ1 、ａ2 、ａ3 を中心部付近の
もの、前記孔ピッチ間隔ａn 、ａn+1 、ａn+2 を周辺部
近くのものとすれば、ａ1 ≒ａ2 ≒ａ3 、ａn＜ａn+1
＜ａn+2 の関係を有するように構成される。
の例１７の孔ピッチ間隔は、シャドウマスク５の中心部
付近から周辺部に至る途中の中間部まで、ほぼ一定にな
るように構成され、次いで、前記中間部から周辺部に至
るまで、外側に向かうにしたがって比較的急速に上昇す
るように構成されている、即ち、前例の場合と同様にし
て、前記孔ピッチ間隔ａ1 、ａ2 、ａ3 を中心部付近の
もの、前記孔ピッチ間隔ａn 、ａn+1 、ａn+2 を周辺部
近くのものとすれば、ａ1 ≒ａ2 ≒ａ3 、ａn＜ａn+1
＜ａn+2 の関係を有するように構成される。
【００３２】このように、本実施例によれば、カラー陰
極線管のシャドウマスク５の断面形状を、中心部付近か
ら中間部付近に至る範囲内で、曲率半径がほぼ一定であ
るかまたは僅かに増大するように構成され、前記中間部
付近から周辺部に至る範囲内で、曲率半径が順次減少す
るように構成され、前記中心部付近の曲率半径をＲ１、
前記周辺部に近い部分の曲率半径をＲ２とすれば、Ｒ１
≫Ｒ２になるように選択されているので、機械的強度が
増大し、ドーミングやハウリングが起こり難く、衝撃等
によるシャドウマスクの変形を起こさないシャドウマス
クを得ることができる。
極線管のシャドウマスク５の断面形状を、中心部付近か
ら中間部付近に至る範囲内で、曲率半径がほぼ一定であ
るかまたは僅かに増大するように構成され、前記中間部
付近から周辺部に至る範囲内で、曲率半径が順次減少す
るように構成され、前記中心部付近の曲率半径をＲ１、
前記周辺部に近い部分の曲率半径をＲ２とすれば、Ｒ１
≫Ｒ２になるように選択されているので、機械的強度が
増大し、ドーミングやハウリングが起こり難く、衝撃等
によるシャドウマスクの変形を起こさないシャドウマス
クを得ることができる。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カラー陰極線管のシャドウマスク５は、その断面形状
が、中心部付近から中間部付近に至る範囲内において、
曲率半径がほぼ一定であるかまたは僅かに増大するよう
に構成し、前記中間部付近から周辺部に至る範囲内にお
いて、周辺部に向かうにしたがって順次曲率半径が小さ
な値になるように構成しており、前記中心部付近の曲率
半径をＲ１、前記周辺部に近い部分の曲率半径をＲ２と
すれば、Ｒ１≫Ｒ２になるように選択し、その構成に対
応するように、シャドウマスク５の各部の孔ピッチ間隔
を選択するようにしているので、既知のシャドウマスク
に比べて、機械的強度が増大するようになり、それによ
って、ドーミングやハウリングが発生せず、衝撃等によ
るシャドウマスクの変形を起こさないシャドウマスクが
得られるという効果がある。
カラー陰極線管のシャドウマスク５は、その断面形状
が、中心部付近から中間部付近に至る範囲内において、
曲率半径がほぼ一定であるかまたは僅かに増大するよう
に構成し、前記中間部付近から周辺部に至る範囲内にお
いて、周辺部に向かうにしたがって順次曲率半径が小さ
な値になるように構成しており、前記中心部付近の曲率
半径をＲ１、前記周辺部に近い部分の曲率半径をＲ２と
すれば、Ｒ１≫Ｒ２になるように選択し、その構成に対
応するように、シャドウマスク５の各部の孔ピッチ間隔
を選択するようにしているので、既知のシャドウマスク
に比べて、機械的強度が増大するようになり、それによ
って、ドーミングやハウリングが発生せず、衝撃等によ
るシャドウマスクの変形を起こさないシャドウマスクが
得られるという効果がある。
【図１】本発明に係わるカラー陰極線管の一実施例を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図２】図１に示されたカラー陰極線管に用いるシャド
ウマスクの構成例を示す一部構成図である。
ウマスクの構成例を示す一部構成図である。
【図３】図１に示されたカラー陰極線管に用いるシャド
ウマスクにおける水平方向の断面を示す断面図である。
ウマスクにおける水平方向の断面を示す断面図である。
【図４】シャドウマスクにおける水平方向の中心部から
の距離と、その距離に対応した部分の水平方向の孔ピッ
チ間隔の大きさとの関係を示す特性図である。
の距離と、その距離に対応した部分の水平方向の孔ピッ
チ間隔の大きさとの関係を示す特性図である。
【図５】シャドウマスクにおける水平方向の孔ピッチを
定める手法を説明するための概要構成図である。
定める手法を説明するための概要構成図である。
１ パネル部 ２ ファンネル部 ３ ネック部 ４ 蛍光面（画面） ５ シャドウマスク ６ 磁気シールド ７ 偏向ヨーク ８ ピュリテイ調整マグネット ９ センタービームスタティックコンバーゼンス調整マ
グネット １０ サイドビームスタティックコンバーゼンス調整マ
グネット １１ 電子銃 １１ａ 管軸 １２ スリット状の電子ビームの透過孔 １３ 丸形の電子ビームの透過孔 １４ スリット状の電子ビームの透過孔１２を結ぶ中心
線 １５ 丸形の電子ビームの透過孔１３を結ぶ中心線
グネット １０ サイドビームスタティックコンバーゼンス調整マ
グネット １１ 電子銃 １１ａ 管軸 １２ スリット状の電子ビームの透過孔 １３ 丸形の電子ビームの透過孔 １４ スリット状の電子ビームの透過孔１２を結ぶ中心
線 １５ 丸形の電子ビームの透過孔１３を結ぶ中心線
Claims (1)
- 【請求項１】 パネル部及びネック部と、これらを連結
するファンネル部とからなるガラス製の外囲器を備え、
前記パネル部内面に形成された蛍光体スクリーンに対向
して僅かに球形状に整形した可変孔ピッチのシャドウマ
スクが配置され、前記ネック部に３本の電子ビームを前
記スクリーンに向けて投射する電子銃が装荷され、前記
ネック部とファンネル部との接合部付近に前記各電子ビ
ームを走査偏向させる偏向装置が配置されたカラー陰極
線管において、前記シャドウマスクは、水平方向の電子
ビームの透過孔ピッチが、中央部から周辺部に行くにし
たがって一旦減少された後、増大するように構成される
か、または、中央部から周辺部に至る中間部分まで一定
で、その後、急速に増大するように構成されることを特
徴とする可変孔ピッチのシャドウマスクを備えたカラー
陰極線管。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5060432A JPH06275206A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 可変孔ピッチのシャドウマスクを備えたカラー陰極線管 |
| TW086209912U TW341377U (en) | 1993-03-19 | 1994-03-08 | Color cathode-ray tube including a shadow mask having holes arranged with amonotonically non-decreasing arrangement pitch |
| US08/214,278 US5633558A (en) | 1993-03-19 | 1994-03-17 | Color cathode-ray tube including a shadow mask having holes arranged with a monotonically non-decreasing arrangement pitch |
| FR9403181A FR2702881B1 (fr) | 1993-03-19 | 1994-03-18 | Tube cathodique en couleurs contenant un masque perforé dans lequel sont ménagés des trous disposés selon un pas qui ne diminue pas de façon monotone. |
| KR1019940005448A KR0140148B1 (ko) | 1993-03-19 | 1994-03-18 | 컬러음극선관용 새도우마스크 및 이 새도우마스크를 구비한 컬러음극선관 |
| CN94101831A CN1050689C (zh) | 1993-03-19 | 1994-03-18 | 荫罩及使用它的彩色阴极射线管 |
| US08/813,354 US5917273A (en) | 1993-03-19 | 1997-03-07 | Color cathode-ray tube including a shadow mask having holes arranged with a monotonically non-decreasing arrangement pitch |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5060432A JPH06275206A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 可変孔ピッチのシャドウマスクを備えたカラー陰極線管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06275206A true JPH06275206A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=13142088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5060432A Pending JPH06275206A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 可変孔ピッチのシャドウマスクを備えたカラー陰極線管 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US5633558A (ja) |
| JP (1) | JPH06275206A (ja) |
| KR (1) | KR0140148B1 (ja) |
| CN (1) | CN1050689C (ja) |
| FR (1) | FR2702881B1 (ja) |
| TW (1) | TW341377U (ja) |
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| US7265484B2 (en) | 2004-08-05 | 2007-09-04 | Matsushita Toshiba Picture Display Co., Ltd. | Color picture tube with curved shadow mask |
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| JP2001256888A (ja) * | 2000-01-05 | 2001-09-21 | Sony Corp | カラー受像管用ガラスバルブ及びカラー陰極線管、並びに、これらの製造方法 |
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| KR100370520B1 (ko) * | 2000-07-13 | 2003-01-30 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 칼라 브라운관 |
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| KR100481318B1 (ko) * | 2001-12-19 | 2005-04-07 | 엘지.필립스 디스플레이 주식회사 | 평면형 컬러음극선관 |
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| KR940022641A (ko) | 1994-10-21 |
| FR2702881A1 (fr) | 1994-09-23 |
| US5633558A (en) | 1997-05-27 |
| KR0140148B1 (ko) | 1998-06-01 |
| US5917273A (en) | 1999-06-29 |
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