JPH09167573A - 電子レンジ用マグネトロンのアンテナフィーダーと排気管の結合構造 - Google Patents
電子レンジ用マグネトロンのアンテナフィーダーと排気管の結合構造Info
- Publication number
- JPH09167573A JPH09167573A JP8284184A JP28418496A JPH09167573A JP H09167573 A JPH09167573 A JP H09167573A JP 8284184 A JP8284184 A JP 8284184A JP 28418496 A JP28418496 A JP 28418496A JP H09167573 A JPH09167573 A JP H09167573A
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- JP
- Japan
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- antenna feeder
- exhaust pipe
- feeder
- magnetron
- diameter portion
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J25/00—Transit-time tubes, e.g. klystrons, travelling-wave tubes, magnetrons
- H01J25/50—Magnetrons, i.e. tubes with a magnet system producing an H-field crossing the E-field
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J23/00—Details of transit-time tubes of the types covered by group H01J25/00
- H01J23/36—Coupling devices having distributed capacitance and inductance, structurally associated with the tube, for introducing or removing wave energy
- H01J23/40—Coupling devices having distributed capacitance and inductance, structurally associated with the tube, for introducing or removing wave energy to or from the interaction circuit
- H01J23/44—Rod-type coupling devices
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は電子レンジ用マグネトロンのアンテ
ナフィーダーと排気管の結合構造に関し、迅速にアンテ
ナフィーダーが変形しないような状態に排気管に組立さ
れて、チップオフ作業時排気管の変形、アンテナフィー
ダーの位置の可変を防止してマグネトロンの特性を安定
的に維持することを目的とする。 【解決手段】 アンテナフィーダー5の下段をプレート
片8に固定し、上記アンテナフィーダー5がアノードシ
ール21の中心部に位置されるように排気管23に組立
して上部をチップオフする電子レンジ用マグネトロンの
アンテナフィーダーと排気管の結合構造において、上記
アンテナフィーダーの小径部位が挿入されてチップオフ
される排気管はアンテナフィーダーの外径より大きく内
径が形成される小径部と、上記小径部より大きな内径を
有しアンテナフィーダー5が挿入される大径部とを備え
るように構成する。
ナフィーダーと排気管の結合構造に関し、迅速にアンテ
ナフィーダーが変形しないような状態に排気管に組立さ
れて、チップオフ作業時排気管の変形、アンテナフィー
ダーの位置の可変を防止してマグネトロンの特性を安定
的に維持することを目的とする。 【解決手段】 アンテナフィーダー5の下段をプレート
片8に固定し、上記アンテナフィーダー5がアノードシ
ール21の中心部に位置されるように排気管23に組立
して上部をチップオフする電子レンジ用マグネトロンの
アンテナフィーダーと排気管の結合構造において、上記
アンテナフィーダーの小径部位が挿入されてチップオフ
される排気管はアンテナフィーダーの外径より大きく内
径が形成される小径部と、上記小径部より大きな内径を
有しアンテナフィーダー5が挿入される大径部とを備え
るように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子レンジ用のマグ
ネトロンに関し、特にアンテナフィーダーと排気管の組
立作業時アンテナフィーダーの変形や位置の可変を防止
するようにしたアンテナフィーダーと排気管の結合構造
に関する。
ネトロンに関し、特にアンテナフィーダーと排気管の組
立作業時アンテナフィーダーの変形や位置の可変を防止
するようにしたアンテナフィーダーと排気管の結合構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマグネトロンの構成は図3に示す
ように内部の中心軸方向に直列形フィラメント(1)が
設置されて、周辺には両極構造物の円筒形のアノード
(2)が設置されている。
ように内部の中心軸方向に直列形フィラメント(1)が
設置されて、周辺には両極構造物の円筒形のアノード
(2)が設置されている。
【0003】そして上記フィラメント(1)とアノード
(2)との間の作用空間(10)に磁束を印加して磁気
場を形成する永久磁石(4a,4b)と磁極(20)は
下板(3)の上、下面中央に順次に構成されて磁気回路
を構成し、該下板(3)に固定される上板(19)には
アノード(2)に伝達された高周波エネルギを外部とに
伝送するアンテナフィーダー(5)とアンテナセラミッ
ク(6)とアンテナキャップ(7)が設置される。
(2)との間の作用空間(10)に磁束を印加して磁気
場を形成する永久磁石(4a,4b)と磁極(20)は
下板(3)の上、下面中央に順次に構成されて磁気回路
を構成し、該下板(3)に固定される上板(19)には
アノード(2)に伝達された高周波エネルギを外部とに
伝送するアンテナフィーダー(5)とアンテナセラミッ
ク(6)とアンテナキャップ(7)が設置される。
【0004】そしてアノード(2)の内側には多数個の
プレート片(8)が放射状に固定され、上記プレート片
(8)で熱電子の衝突によって生成された熱を外部に迅
速に放熱するために下板(3)とプレート片(8)との
間には積層された複数個の放熱板(9)が設置され、下
板(3)の下部には作用空間(10)で発生された2,
450KHz の基本波の整数倍の不要高調波成分が電源に
逆流することを防止するフィルターケース(11)、チ
ョークコイル(12)、コンデンサ(13)が設置され
る。
プレート片(8)が放射状に固定され、上記プレート片
(8)で熱電子の衝突によって生成された熱を外部に迅
速に放熱するために下板(3)とプレート片(8)との
間には積層された複数個の放熱板(9)が設置され、下
板(3)の下部には作用空間(10)で発生された2,
450KHz の基本波の整数倍の不要高調波成分が電源に
逆流することを防止するフィルターケース(11)、チ
ョークコイル(12)、コンデンサ(13)が設置され
る。
【0005】また熱電子を放射するフィラメント(1)
は上エンドシールド(14)と下エンドシールド(1
5)によって支持され、上記下エンドシールド(15)
にはセンタリード(16)とサイドリード(未図示)が
フィルターケース(11)の内部に露出固定され、フィ
ルターケースの内部に露出された部位がターミナル(1
7)と固定されている。また上記センタリード(16)
とサイドリードは円筒形のカソードセラミック(18)
によって絶縁されている。
は上エンドシールド(14)と下エンドシールド(1
5)によって支持され、上記下エンドシールド(15)
にはセンタリード(16)とサイドリード(未図示)が
フィルターケース(11)の内部に露出固定され、フィ
ルターケースの内部に露出された部位がターミナル(1
7)と固定されている。また上記センタリード(16)
とサイドリードは円筒形のカソードセラミック(18)
によって絶縁されている。
【0006】上記のような構造のマグネトロンの動作は
次の通りである。永久磁石(4a,4b)の磁界が上、
下板(19,3)と磁極(20)に磁気回路を形成する
とプレート片(8)とフィラメント(1)との間に電界
が形成されてフィラメント(1)から放出された熱電子
が作用空間で電界と磁界によってサイクロイド運動す
る。
次の通りである。永久磁石(4a,4b)の磁界が上、
下板(19,3)と磁極(20)に磁気回路を形成する
とプレート片(8)とフィラメント(1)との間に電界
が形成されてフィラメント(1)から放出された熱電子
が作用空間で電界と磁界によってサイクロイド運動す
る。
【0007】それによって加速度運動する熱電子は電子
エネルギの高周波エネルギに変換される。この時、大部
分の高周波エネルギは2,450KHz の基本波で伝送さ
れるが、基本波の整数倍の高調波も共に伝送される。し
かし高調波はアノードシール(21)の内部に設置され
たチョーク(22)によって除去される。
エネルギの高周波エネルギに変換される。この時、大部
分の高周波エネルギは2,450KHz の基本波で伝送さ
れるが、基本波の整数倍の高調波も共に伝送される。し
かし高調波はアノードシール(21)の内部に設置され
たチョーク(22)によって除去される。
【0008】かつ、排気管(23)に組立されるアンテ
ナフィーダー(5)の中心部がアノードシール(21)
の中央に位置されるように図4及び図5に示したように
排気管(23)を円筒形状に形成し、アンテナフィーダ
ー(5)の挿入部は上記排気管の内径より小さい支持部
(5a)として形成して、支持部(5a)の排気管(2
3)との結合時アンテナフィーダー(5)はアノードシ
ール(21)の中央に位置する。
ナフィーダー(5)の中心部がアノードシール(21)
の中央に位置されるように図4及び図5に示したように
排気管(23)を円筒形状に形成し、アンテナフィーダ
ー(5)の挿入部は上記排気管の内径より小さい支持部
(5a)として形成して、支持部(5a)の排気管(2
3)との結合時アンテナフィーダー(5)はアノードシ
ール(21)の中央に位置する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のマグ
ネトロンのアンテナフィーダーと排気管の結合構造は上
記支持部(5a)がアンテナフィーダー(5)の本体部
位より大きく形成されていて、アンテナフィーダー
(5)をアノードシール(21)の内部に挿入時本体部
位より広い支持部(5a)が排気管(23)の下段にか
かって変形される問題点があった。
ネトロンのアンテナフィーダーと排気管の結合構造は上
記支持部(5a)がアンテナフィーダー(5)の本体部
位より大きく形成されていて、アンテナフィーダー
(5)をアノードシール(21)の内部に挿入時本体部
位より広い支持部(5a)が排気管(23)の下段にか
かって変形される問題点があった。
【0010】また、アンテナフィーダー(5)の組立の
完了時アンテナフィーダーの本体部位外径(φ1)と排
気管の内径(φ2)との間に空間(S)が形成される。
従って真空封止作業によってチップオフ(Tip of
f)作業をして排気管を切断する時アンテナフィーダー
が変形されてマグネトロン出力部の結合度を変化してマ
グネトロンの特性を低下する問題点があった。
完了時アンテナフィーダーの本体部位外径(φ1)と排
気管の内径(φ2)との間に空間(S)が形成される。
従って真空封止作業によってチップオフ(Tip of
f)作業をして排気管を切断する時アンテナフィーダー
が変形されてマグネトロン出力部の結合度を変化してマ
グネトロンの特性を低下する問題点があった。
【0011】本発明は、迅速にアンテナフィーダーが変
形しないように排気管に組立され、チップオフ作業時の
排気管の変形、アンテナフィーダーの位置の可変を防止
してマグネトロンの特性を安定的に維持することを目的
とする。
形しないように排気管に組立され、チップオフ作業時の
排気管の変形、アンテナフィーダーの位置の可変を防止
してマグネトロンの特性を安定的に維持することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の技術構造は、アンテナフィーダーの下段を円
筒形アノードの内側に設けられたプレート片に固定し、
上記アンテナフィーダーをアノードシールの中心部に位
置されるように排気管に組立して上部をチップオフする
電子レンジ用マグネトロンのアンテナフィーダーと排気
管の結合構造において、上記アンテナフィーダーの小径
部位が挿入されてチップオフされる排気管はアンテナフ
ィーダーの外径より大きく内径が形成される小径部と、
上記小径部より大きな内径を有しアンテナフィーダーが
挿入される大径部とを備えることを特徴とする。
の本発明の技術構造は、アンテナフィーダーの下段を円
筒形アノードの内側に設けられたプレート片に固定し、
上記アンテナフィーダーをアノードシールの中心部に位
置されるように排気管に組立して上部をチップオフする
電子レンジ用マグネトロンのアンテナフィーダーと排気
管の結合構造において、上記アンテナフィーダーの小径
部位が挿入されてチップオフされる排気管はアンテナフ
ィーダーの外径より大きく内径が形成される小径部と、
上記小径部より大きな内径を有しアンテナフィーダーが
挿入される大径部とを備えることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1はアンテナフィーダーが排気
管に結合された状態の縦断面図、図2は図1のアンテナ
フィーダーと排気管の分解斜視図である。なお、本発明
の構成中従来のマグネトロンの構成と同一部分はその説
明を省略して同一符号使用する。本発明のマグネトロン
では、下部一端がプレート片(8)に固定されるアンテ
ナフィーダー(5)の本体部位が棒形状に形成されて端
部は尖っている。
管に結合された状態の縦断面図、図2は図1のアンテナ
フィーダーと排気管の分解斜視図である。なお、本発明
の構成中従来のマグネトロンの構成と同一部分はその説
明を省略して同一符号使用する。本発明のマグネトロン
では、下部一端がプレート片(8)に固定されるアンテ
ナフィーダー(5)の本体部位が棒形状に形成されて端
部は尖っている。
【0014】即ち、アンテナフィーダー(5)の本体部
位が挿入されてチップオフされる排気管(23)の小径
部(23a)の内径はアンテナフィーダー(5)の外径
より大きく形成し、上記排気管(23)の大径部(23
b)は小径部(23a)より大きく形成し、上記大径部
(23b)と小径部(23a)を連結する連結部(23
c)は外径が漸次減少する傾斜面(23d)が形成され
て排気管(23)の内部にアンテナフィーダー(5)を
組立する時、上記アンテナフィーダー(5)が排気管
(23)の大径部(23b)を通じて小径部(23a)
に挿入される。
位が挿入されてチップオフされる排気管(23)の小径
部(23a)の内径はアンテナフィーダー(5)の外径
より大きく形成し、上記排気管(23)の大径部(23
b)は小径部(23a)より大きく形成し、上記大径部
(23b)と小径部(23a)を連結する連結部(23
c)は外径が漸次減少する傾斜面(23d)が形成され
て排気管(23)の内部にアンテナフィーダー(5)を
組立する時、上記アンテナフィーダー(5)が排気管
(23)の大径部(23b)を通じて小径部(23a)
に挿入される。
【0015】従ってアンテナフィーダー(5)を排気管
(23)の内部に組立する時アンテナフィーダー(5)
の上段部が連結部(23c)の傾斜面(23d)に案内
されて挿入され、アンテナフィーダーの端部の変形が防
止されて上記アンテナフィーダーの端部は円滑に小径部
(23a)の内部に案内される。
(23)の内部に組立する時アンテナフィーダー(5)
の上段部が連結部(23c)の傾斜面(23d)に案内
されて挿入され、アンテナフィーダーの端部の変形が防
止されて上記アンテナフィーダーの端部は円滑に小径部
(23a)の内部に案内される。
【0016】そして、アンテナフィーダー(5)の外径
(φ1)と排気管の小径部(23a)の内径(φ2)は
φ1=0.8φ2〜0.9φ2の比率である。従って排
気管(23)の小径部(23a)にアンテナフィーダー
(5)の組立作業を容易にして、組立完了時これらの間
隔を最少化してチップオフ作業時アンテナフィーダーの
変形を防止する。
(φ1)と排気管の小径部(23a)の内径(φ2)は
φ1=0.8φ2〜0.9φ2の比率である。従って排
気管(23)の小径部(23a)にアンテナフィーダー
(5)の組立作業を容易にして、組立完了時これらの間
隔を最少化してチップオフ作業時アンテナフィーダーの
変形を防止する。
【0017】このように構成された本発明の作用、効果
を説明する。出力部のアンテナフィーダー(5)の一端
を磁極(20)に形成された溝を通じてある一つのプレ
ート片(8)に固定し、アンテナフィーダー(5)の上
段を排気管(23)の大径部(23b)を通じて挿入す
ると、上段の傾斜角(θ)が50〜70°範囲の傾斜面
を形成するように尖っているので排気管の大径部(23
b)との接触面積が最少化されてアンテナフィーダーは
大径部(23b)を通じてより容易に排気管(23)内
に挿入される。
を説明する。出力部のアンテナフィーダー(5)の一端
を磁極(20)に形成された溝を通じてある一つのプレ
ート片(8)に固定し、アンテナフィーダー(5)の上
段を排気管(23)の大径部(23b)を通じて挿入す
ると、上段の傾斜角(θ)が50〜70°範囲の傾斜面
を形成するように尖っているので排気管の大径部(23
b)との接触面積が最少化されてアンテナフィーダーは
大径部(23b)を通じてより容易に排気管(23)内
に挿入される。
【0018】このアンテナフィーダー(5)の上段が排
気管(23)の大径部(23b)に挿入されると、アン
テナフィーダー(5)の尖っている上段が排気管(2
3)の連結部(23c)内面に形成された傾斜面(23
d)に案内されて小径部(23a)内部に挿入されて図
1のような状態になる。
気管(23)の大径部(23b)に挿入されると、アン
テナフィーダー(5)の尖っている上段が排気管(2
3)の連結部(23c)内面に形成された傾斜面(23
d)に案内されて小径部(23a)内部に挿入されて図
1のような状態になる。
【0019】このように、アンテナフィーダー(5)を
排気管(23)の内部に挿入するとアンテナフィーダー
(5)の外径(φ1)と、排気管(23)の小径部の内
径(φ2)の比率がφ1=0.8φ2〜0.9φ2にな
っている。従ってマグネトロンの真空封止のためのチッ
プオフ作業時アンテナフィーダー(5)が押されて変形
されることや、引き上がることは防止される。
排気管(23)の内部に挿入するとアンテナフィーダー
(5)の外径(φ1)と、排気管(23)の小径部の内
径(φ2)の比率がφ1=0.8φ2〜0.9φ2にな
っている。従ってマグネトロンの真空封止のためのチッ
プオフ作業時アンテナフィーダー(5)が押されて変形
されることや、引き上がることは防止される。
【0020】またアンテナフィーダー(5)の切断され
る点を排気管(23)の連結部(23c)と小径部(2
3a)が合う点と一致するように排気管(23)を形成
して上記点を切断するとチップオフ点の偏差を減少する
ことができる。
る点を排気管(23)の連結部(23c)と小径部(2
3a)が合う点と一致するように排気管(23)を形成
して上記点を切断するとチップオフ点の偏差を減少する
ことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば排
気管とアンテナフィーダーの形状を変更して組立作業を
迅速、正確にすることができて、組立作業完了後実施す
るチップオフ作業時にアンテナフィーダーの変形、位置
の可変を防止することができる。従ってアノードシール
の中心とアンテナフィーダーの中心を一致することがで
きて、マグネトロンの出力特性、ノイズ特性、安定度特
性等を向上することができる。また、小径部の形成によ
って従来の排気管に比べて原材料を節減することができ
る。
気管とアンテナフィーダーの形状を変更して組立作業を
迅速、正確にすることができて、組立作業完了後実施す
るチップオフ作業時にアンテナフィーダーの変形、位置
の可変を防止することができる。従ってアノードシール
の中心とアンテナフィーダーの中心を一致することがで
きて、マグネトロンの出力特性、ノイズ特性、安定度特
性等を向上することができる。また、小径部の形成によ
って従来の排気管に比べて原材料を節減することができ
る。
【図1】本発明の電子レンジ用マグネトロンのアンテナ
フィーダーと排気管の結合構造の実施の形態におけるマ
グネトロン出力部の縦断面図である。
フィーダーと排気管の結合構造の実施の形態におけるマ
グネトロン出力部の縦断面図である。
【図2】本発明の電子レンジ用マグネトロンのアンテナ
フィーダーと排気管の結合構造の実施の形態におけるア
ンテナフィーダーと排気管の分解斜視図である。
フィーダーと排気管の結合構造の実施の形態におけるア
ンテナフィーダーと排気管の分解斜視図である。
【図3】従来の一般的なマグネトロンの縦断面図であ
る。
る。
【図4】従来のマグネトロンの出力部の縦断面図であ
る。
る。
【図5】図4に示すマグネトロンのアンテナフィーダー
と排気管の分解斜視図である。
と排気管の分解斜視図である。
1…フィラメント 2…アノード 3…下板 4a,4b…永久磁石 5…アンテナフィーダー 6…アンテナセラミック 7…アンテナキャップ 8…プレート片 9…放熱板 10…作用空間 11…フィルターケース 12…チョークコイル 13…コンデンサ 14…上エンドシールド 15…下エンドシールド 16…センターリード 17…ターミナル 18…カソードセラミック 19…上板 20…磁極 21…アノードシール 22…チョーク 23…排気管
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
Claims (5)
- 【請求項1】 アンテナフィーダーの下段を円筒形アノ
ードの内側に設けられたプレート片に固定し、上記アン
テナフィーダーをアノードシールの中心部に位置される
ように排気管に組立して上部をチップオフする電子レン
ジ用マグネトロンのアンテナフィーダーと排気管の結合
構造において、 上記アンテナフィーダーの小径部位が挿入されてチップ
オフされる排気管はアンテナフィーダーの外径より大き
く内径が形成される小径部と、上記小径部より大きな内
径を有しアンテナフィーダーが挿入される大径部とを備
えることを特徴とする電子レンジ用マグネトロンのアン
テナフィーダーと排気管の結合構造。 - 【請求項2】 上記排気管の大径部と小径部は大径部か
ら小径部側に行くほど内径が漸次減少する連結部によっ
て連結されることを特徴とする請求項1記載の電子レン
ジ用マグネトロンのアンテナフィーダーと排気管の結合
構造。 - 【請求項3】 上記排気管の大径部を通じて小径部に挿
入されるアンテナフィーダーは小径部に挿入される部位
が棒形状であることを特徴とする請求項1記載の電子レ
ンジ用マグネトロンのアンテナフィーダーと排気管の結
合構造。 - 【請求項4】 上記アンテナフィーダーの外径(φ1)
と上記排気管の小径部内径(φ2)の比率はφ1=0.
8φ2〜0.9φ2であることを特徴とする請求項1記
載の電子レンジ用マグネトロンのアンテナフィーダーと
排気管の結合構造。 - 【請求項5】 上記排気管の大径部を通じて小径部に挿
入されるアンテナフィーダーは上段部が尖っていること
を特徴とする請求項3記載の電子レンジ用マグネトロン
のアンテナフィーダーと排気管の結合構造。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR37581/1995 | 1995-10-27 | ||
KR1019950037581A KR0166875B1 (ko) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | 전자레인지용 마그네트론의 안테나 피더와 배기관구조 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09167573A true JPH09167573A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=19431569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8284184A Pending JPH09167573A (ja) | 1995-10-27 | 1996-10-25 | 電子レンジ用マグネトロンのアンテナフィーダーと排気管の結合構造 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09167573A (ja) |
KR (1) | KR0166875B1 (ja) |
CN (1) | CN1159728A (ja) |
GB (1) | GB2306768A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103715041B (zh) * | 2012-10-04 | 2016-03-02 | 松下电器产业株式会社 | 磁控管、微波利用设备及磁控管的制造方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB952416A (en) * | 1960-07-08 | 1964-03-18 | Ass Elect Ind | Improvements in or relating to magnetrons |
GB924277A (en) * | 1960-07-08 | 1963-04-24 | Ass Elect Ind | Magnetron |
JPS5824371Y2 (ja) * | 1977-09-27 | 1983-05-25 | 株式会社東芝 | マグネトロン |
JPS6217973Y2 (ja) * | 1980-04-30 | 1987-05-08 | ||
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A02 | Decision of refusal |
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