JPH09167017A - 無人車の走行制御装置 - Google Patents

無人車の走行制御装置

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JPH09167017A
JPH09167017A JP7327592A JP32759295A JPH09167017A JP H09167017 A JPH09167017 A JP H09167017A JP 7327592 A JP7327592 A JP 7327592A JP 32759295 A JP32759295 A JP 32759295A JP H09167017 A JPH09167017 A JP H09167017A
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JP
Japan
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unmanned vehicle
traveling
mark
control device
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP7327592A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Serizawa
一明 芹沢
Hachiro Yokoyama
八朗 横山
Seiki Tsuji
誠樹 辻
Yoshihiro Nishigaki
芳浩 西垣
Tadashi Yoshikawa
正 吉川
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Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の走行経路を任意に設定し、各経路に沿
って無人車を自動運転する。 【構成】 無人車1に路面清掃用の回転ブラシ2と、2
台のビデオカメラ5を設ける。各カメラ5は直交2軸周
りで旋回され、路面に設置されたマーク11を視野の中
央に捉えて撮像する。ティーチング運転に際し、マーク
11に対する無人車1の位置及び方向を特定して、複数
の走行経路を設定する。自動運転に際しては、カメラ5
の撮像データを画像処理回路で解析して、無人車1の現
在位置と走行方向とを認識する。メインコントロール回
路は現在位置データと走行経路データとを対比し、差分
の制御信号によって無人車1の駆動系を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路面清掃又は荷役
作業等に使用される無人車の走行制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種の無人車の走行制御装置として、
従来、床面にテープ等のガイドを設けて走行経路を設定
し、この経路に沿って無人車が走行するように、無人車
の駆動系を制御する技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来装置に
よると、無人車の走行経路がガイドによって固定的に設
定されるため、例えば、複数の経路を走行して路面又は
床面を清掃する無人清掃車等の場合に、全経路にガイド
を設置する必要があり、また、ある経路を省略したり変
更したりする際には、ガイドを撤去するか又は設置し直
す必要があって、実用的でないという問題点があった。
【0004】そこで、本発明の課題は、複数の走行経路
を任意に設定でき、各経路に沿って無人車を自動運転で
きる走行制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の無人車の走行制御装置は、路面付近又は
壁面に設けられた複数のマークと、マークに対する無人
車の位置を特定して無人車の走行経路を予め設定する手
段と、無人車に搭載されたマーク撮像手段と、撮像デー
タを解析して無人車の現在位置と走行方向とを認識する
手段と、現在位置データと走行経路データとを対比して
無人車の駆動系を制御する手段とから構成される。
【0006】ここで、好ましくは、マーク撮像手段とし
て、直交2軸周りで旋回可能なビデオカメラが用いられ
る。ビデオカメラは、マークを常に視野の中央に捉える
ように、そのマウント機構に設けたモータ等のアクチュ
エータによって垂直及び水平面内で旋回される。より好
ましくは、無人車に2台のビデオカメラが搭載される。
自動運転に際しては、各カメラの撮像データが画像処理
回路等の認識手段によって総合的に解析され、無人車の
走行位置及び方向がリアルタイムに精度よく認識され
る。望ましくは、遠方にあるマークを常に一定の大きさ
で撮像できるように、ビデオカメラにズームレンズが設
けられる。
【0007】経路設定手段は、ティーチングにより得た
走行経路データを記憶する手段を含む。ティーチング運
転に際しては、路面等の任意の場所に設置された複数の
マークを灯台とし、無人車が所要の経路に沿って手動で
運転される。そして、直線走行及び曲線走行の何れの場
合も、走行開始点及び終了点において、カメラがマーク
を視野の中央に捉えるように指向され、そのときのカメ
ラの角度とマークの大きさとが記憶手段の走行テーブル
に格納される。また、経路設定手段は記憶手段の走行経
路データを書き換える手段を含む。具体的には、無人車
の操作パネル上にディスプレイとキーボードとが設けら
れ、必要に応じ、ティーチング経路を書き換えて設定す
ることで、再度のティーチング作業が不要となる。
【0008】さらに、経路設定手段は、既知のマーク位
置に基づいて走行経路データを作成して無人車に伝送す
る手段と、無人車の走行経路データを入力して編集する
手段とを含む。ここでは、パソコン等の外部コンピュー
タがフロッピー等の記憶媒体を介して無人車との間でデ
ータを入出力可能に設けられる。これにより、机上で作
成した経路データにより無人車を自動運転したり、逆
に、無人車の経路データを机上で編集して無人車の運行
管理に利用したりすることが可能となる。また、無人車
にビデオカメラ情報を外部に送出する無線送信機等の手
段を設けてもよい。この場合は、作業員の待機場所にT
Vモニター等を設置することで、ビデオカメラを利用し
た無人車監視システムが構成される。
【0009】本発明は、複数の走行経路を必要とする無
人車、特に、回転ブラシやバキューム装置等の路面又は
壁面清掃手段を備えた無人清掃車に好適である。また、
本発明を搬送又は牽引手段を備えた無人荷役作業車、例
えば、自動倉庫において荷物を複数の格納場所に出し入
れする無人フォークリフト等に適用することも可能であ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本
実施形態の無人車1は、路面清掃手段としての回転ブラ
シ2とバキューム装置(図示略)とを装備した無人清掃
車であって、左右の走行用モータ3,4は速度差式のス
テアリング機能を備えている。無人車1のルーフ部には
撮像手段としての2台のビデオカメラ5がそれぞれ直交
2軸周りで水平面内のX方向と垂直面内のY方向とに旋
回可能に搭載されている。
【0011】図2に示すように、各ビデオカメラ5のマ
ウント機構6にはX方向旋回モータ7とY方向旋回モー
タ8とが設けられている。また、カメラ5はズームレン
ズ9とズーム用モータ10とを備え、図3に示すよう
に、路面上のマーク11を常にほぼ一定の大きさで撮像
できるようになっている。なお、各モータ7,8,10
には、カメラ5の旋回位置及びズームレンズ9の倍率を
検出する位置検出器が付設されている。
【0012】図5に示すように、マーク11は無人車1
の作業ヤードである路面付近、又は条件により壁面に任
意の間隔及び個数で設置されている。各マーク11は一
辺が数cm〜数10cmの方形板又はシートからなり、
カメラ5がこれを路面等の背景色から明確に識別できる
ように、黒色部分11aの周囲に白色部分11bが設け
られている。
【0013】図4に示すように、無人車1の電気制御系
には、CPUを備えたメインコントロール回路13が設
けられている。メインコントロール回路13はカメラ制
御回路14を介して各ビデオカメラ5に接続され、旋回
指令及びズーム指令がメインコントロール回路13から
カメラ5に出力され、カメラ5の位置情報が位置検出器
からメインコントロール回路13に入力される。一方、
カメラ5の撮像データは画像処理回路15に入力され、
該回路15により撮像データが解析され、マーク11の
大きさ(ピクセル数)に基づき無人車1の現在位置が認
識されるとともに、マーク11に対するカメラ5の角度
及びそのときのマーク11のX,Y座標値に基づき無人
車1の走行方向が認識される。
【0014】また、無人車1の電気制御系には、ティー
チングにより得た走行経路データを記憶する走行テーブ
ルを備えたティーチングデータ記憶回路16が設けられ
ている。該回路16はメインコントロール回路13を介
して操作パネル17に接続され、操作パネル17にはテ
ィーチング経路を表示するディスプレイ18と、それを
書き換えるキーを備えたキーボード19とが設けられて
いる。そして、メインコントロール回路13は、自動運
転に際し、画像処理回路15及びティーチングデータ記
憶回路16からそれぞ無人車1の現在位置データ及び走
行経路データを読み出し、これらのデータを対比して制
御量を演算し、その演算結果に従い無人車走行駆動回路
20を介して各走行用モータ3,4の回転数を制御する
ように構成されている。
【0015】さらに、無人車1の外部にはパソコン等か
らなる外部コンピュータ21が設けられいる。作業ヤー
ドにおけるマーク11の絶対位置が既知である場合に
は、外部コンピュータ21を用い、各マーク11に対す
る無人車1の位置を算定して、所望の走行経路を作成す
ることで、ティーチングを省略することができる。そし
て、この作成データはフロッピー等の記憶媒体を介して
無人車1に入力される。逆に、ティーチングデータを無
人車1から記憶媒体を介し外部コンピュータ21に出力
することで、経路データを机上で編集したり、それを無
人車1の運行管理に利用したりすることも可能である。
【0016】次に、上記のように構成された走行制御装
置の作用について説明する。図5に示すように、ティー
チング運転に際しては、無人車1が複数のマーク11を
灯台として、所要の経路に沿って手動で運転される。各
ビデオカメラ5はそれぞれ異なるマーク11に指向さ
れ、無人車1の走行に伴い、マーク11を順次切り替え
て撮像する。この場合、ビデオカメラ5が無人車1に直
交2軸周りで旋回可能に設けられているため、無人車1
の何れの位置からでもマーク11を確実に撮像できて、
マーク11の設置場所の自由度が向上する。また、2台
のビデオカメラ5でマーク11を撮像するので、マーク
切替時にマーク11を取りこぼすおそれがなく、従っ
て、マーク11の個数が少なくて済み、しかも、両方の
撮像データを総合することで、無人車1の現在位置を精
度よく認識できる利点がある。
【0017】無人車1の直線走行時には、その走行開始
点P1及び終了点P2において、カメラ5がマーク11
を視野の中央に捉えるようにX方向及びY方向に旋回さ
れ、そのときのカメラ5の角度とマーク11の大きさと
がティーチングデータ記憶回路16の走行テーブルに格
納される。曲線走行の場合も同様にして、走行開始点P
2及び終了点P3におけるカメラ5の角度とマーク11
の大きさとが走行テーブルに格納される。
【0018】こうして、ティーチング作業を必要経路分
繰り返すことで、マーク11を任意の位置に設置したま
まの状態で、清掃作業に必要な複数の走行経路を容易に
設定することができる。また、ティーチング経路を修正
する場合には、操作パネル17のディスプレイ18にテ
ィーチング経路を表示し、キーボード19のキー入力に
よりデータを書き換えてティーチングデータ記憶回路1
6に再設定する。こうすれば、再度のティーチングを行
わなくても、走行経路を容易に変更することができる。
【0019】無人車1の自動運転に際しては、図6のフ
ローチャートに示す制御プログラムが実行される。ま
ず、ステップS1で、ティーチングデータが読み込ま
れ、ステップS2で、各ビデオカメラ5が視野の中央に
マーク11を捉えるようにティーチングデータに指定さ
れた角度で旋回される。次いで、ステップS3で、画像
処理指令が出力されると、ステップS4で、各カメラ5
の撮像データが画像処理回路15に入力され、ステップ
S5で、画像の濃淡データが閾値により0又は1に2値
化処理され、ステップS6で、微分処理によってエッジ
のみのデータが検出されたのち、ステップS7で、この
データ中の形状(パターン)及び黒の割合をパラメータ
と照合することでマーク11が検索される。
【0020】続いて、ステップS8では、前記検索結果
に従いマーク11の有無が判別され、マーク11を検索
できなかった場合は、ステップS9及びS10で、エラ
ーの回数がカウントされ、許容回数に達するまでマーク
検索処理が繰り返され、なおも検索できない場合は、ス
テップS11で、無人車1がいったん停止される。そし
て、ステップS12及びS13で、別のカウンタにエラ
ー回数がカウントされ、許容回数に達するまでマーク検
索処理が繰り返され、それでも検索できない場合は、ス
テップS14で、警報が出力されたのち、自動運転を終
了する。
【0021】一方、マーク11が正しく検索された場合
は、ステップS15で、画像処理回路15により認識さ
れたマーク11の大きさ及びX,Y座標値がメインコン
トロール回路13に入力される。ここで、マーク11の
大きさは、そのマーク11に対する無人車1の現在位置
を示すもので、画像のピクセル数とズームレンズ9の倍
率とに基づいて算出される。また、無人車1の走行方向
は、無人車1の現在位置において、ズームレンズ9が視
野の中心にマーク11を捉えるときのカメラ5の旋回角
度θ1に基づいて求められる。しかしながら、通常は、
撮像データの取り込みが無人車1の走行よりも時間的に
遅れるため、図3に示すように、マーク11はカメラ5
の視野の中心より偏倚した位置で撮像される。従って、
このときのマーク11のX,Y座標値からその偏倚角θ
2を算出し、これでカメラ5の旋回角度θ1を補正すれ
ば、無人車1の現在の走行方向を正確に求めることがで
きる。
【0022】次に、テップS16において、現在位置及
び走行方向の実際値がティーチングデータ中の設定値と
比較され、実際値が設定値未満であれば、つまり無人車
1が設定経路から外れている場合には、ステップS17
で、実際値と設定値との差分が演算され、ステップS1
8で、走行用モータ3,4の制御量が決定され、ステッ
プS19で、駆動系の無人車走行駆動回路20に制御信
号が出力される。これにより、無人車1の軌道が修正さ
れ、現在位置及び方向の実際値が設定値と等しくなる
と、ステップS20で、次のマーク11に切り替えら
れ、ステップS21で、全マークが終了していないこと
を確認したのち、ステップS3に復帰し、次マークを対
象にした前記と同様の処理が繰り返される。そして、全
マークが終了すると、ステップS22で、無人車1が停
止され、自動運転が終了する。
【0023】なお、曲線走行においては、無人車走行駆
動回路20は無人車1が指定曲率で旋回するように各走
行用モータ3,4の回転数を制御する。また、曲線走行
時あるいは特定の清掃箇所でモータ3,4を減速した
り、逆に、清掃不要箇所でモータ3,4を加速したりす
るなど、無人車1の速度を運転条件に応じて制御するこ
とも可能である。停止精度が要求される箇所では、無人
車1を最低速でマーク11に接近させて停止するように
してもよい。ただし、無人車1がマーク11に接近し過
ぎると、マーク11の画像が過大となって、これを検索
できなくなる可能性があるので、この場合は、専用の小
さなマーク11を用意する。直線走行用、曲線走行用、
停止用とそれぞれ異なる大きさ又は種類のマークを設置
して、これらを自動判別するように構成してもよい。ま
た、曲率半径が小さい場合、画像取込の遅れが大きくな
って、カメラ5がマーク11を見失うおそれがあるた
め、こうした場合には、その遅れを考慮して予測したオ
フセット量を加味してカメラ5を旋回制御すればよい。
【0024】上記実施形態では、2台のビデオカメラ5
でそれぞれ異なるマーク11を撮像しているが、図7に
示すように、無人車1に1台のビデオカメラ5を搭載し
て、本発明を実施することも可能である。この場合は、
マーク切替時にビデオカメラ5が次のマーク11を見失
う可能性があるので、各マーク11を無人車1の走行経
路の近くに設置する必要がある。
【0025】また、上記実施形態では、ビデオカメラ5
の情報が無人車1の走行制御のみに用いられているが、
ビデオカメラ情報を無人車の走行監視用に役立たせるこ
ともできる。この場合は、無人車1にビデオカメラ情報
を外部に送出する無線送信機等の手段が設けられるとと
もに、作業員の待機場所にはビデオカメラ情報を受信し
て表示するTVモニター等が設置される。こうすれば、
ビデオカメラ5を利用した無人車監視システムを安価に
構成でき、無人車1にトラブル等が発生した際に、作業
員がそれを早期に発見して迅速に対処することが可能と
なる。
【0026】さらに、本発明は無人清掃車のみに限定さ
れるものではなく、搬送又は牽引手段を備えた無人フォ
ークリフト等の無人荷役作業車に適用することも可能で
ある。この場合は、上記実施形態と同様にして荷役作業
車の走行を制御すれば、荷役ステーションや既定の走行
経路がない作業ヤードにおいても、荷役作業車を複数の
走行経路に沿って自動運転することができる。その他、
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明
の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の構成を任意に変更し
て実施することも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、マークとの関係で無人車の走行経路を設定し、
マークの撮像データに基づいて無人車の現在位置及び方
向を認識し、これらのデータを走行経路データと対比し
て無人車の駆動系を制御するように構成したので、複数
の走行経路を任意に設定でき、各経路に沿って無人車を
自動運転できるという優れた効果を奏する。
【0028】請求項2の発明によれば、マーク撮像手段
として直交2軸周りで旋回可能なビデオカメラを用いた
ので、無人車の何れの位置からでもマークを確実に撮像
できて、マーク設置場所の自由度を向上できるという効
果がある。
【0029】請求項3の発明によれば、無人車に2台の
ビデオカメラを搭載したので、マーク切替時にマークを
見失うおそれがなく、マークの個数を少なくできるとと
もに、両方の撮像データを総合して無人車の現在位置を
精度よく認識できるという効果がある。
【0030】請求項4の発明によれば、ティーチングに
より走行経路データを設定するので、マークを任意の位
置に設置したままの状態で、作業に必要な複数の走行経
路を容易に設定できるという効果がある。
【0031】請求項5の発明によれば、走行経路データ
を書き換える手段を設けたので、再度のティーチングを
行わなくても、走行経路を容易に変更できるという効果
がある。
【0032】請求項6の発明によれば、既知のマーク位
置に基づいて走行経路データを作成する手段を設けたの
で、ティーチングによらずとも、机上で所望の走行経路
を容易に作成できるという効果がある。
【0033】請求項7の発明によれば、無人車の走行経
路データを入力する手段を設けたので、机上で経路デー
タを編集して、無人車の運行管理に利用できるという効
果がある。
【0034】請求項8の発明によれば、無人車にビデオ
カメラ情報を外部に送出する手段を設けたので、ビデオ
カメラを利用した無人車監視システムを安価に構成でき
て、トラブル等に迅速に対処できるという効果がある。
【0035】請求項9の発明によれば、無人車に路面又
は壁面清掃手段を設けたので、清掃作業ヤードに複数の
走行経路を任意に設定して、路面又は壁面を無人で清掃
できるという効果がある。
【0036】請求項10の発明によれば、無人車に搬送
又は牽引手段を設けたので、荷役ステーションや既定の
走行経路がない作業ヤードにおいても、荷役作業車を複
数の走行経路に沿って自動運転できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す無人車の斜視図であ
る。
【図2】同無人車においてビデオカメラの駆動機構を示
す正面図である。
【図3】同ビデオカメラの画像を例示する概略図であ
る。
【図4】無人車の走行制御装置を示すブロック図であ
る。
【図5】無人車の走行経路を示す作業ヤードの平面図で
ある。
【図6】無人車の自動運転時の作用を示すフローチャー
トである。
【図7】本発明の別の実施形態を示す作業ヤードの平面
図である。
【符号の説明】
1・・無人車、2・・回転ブラシ、3,4・・走行用モ
ータ、5・・ビデオカメラ、6・・マウント機構、7・
・X方向旋回モータ、8・・Y方向旋回モータ、9・・
ズームレンズ、10・・ズーム用モータ、11・・マー
ク、13・・メインコントロール回路、14・・カメラ
制御回路、15・・画像処理回路、16・・ティーチン
グデータ記憶回路、17・・操作パネル、18・・ディ
スプレイ、19・・キーボード、20・・無人車走行駆
動回路、21・・外部コンピュータ。
フロントページの続き (72)発明者 吉川 正 愛知県海部郡甚目寺町大字西今宿字山伏二 22番地

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面付近又は壁面に設けられた複数のマ
    ークと、マークに対する無人車の位置を特定して無人車
    の走行経路を予め設定する手段と、無人車に搭載された
    マーク撮像手段と、撮像データを解析して無人車の現在
    位置と走行方向とを認識する手段と、現在位置データと
    走行経路データとを対比して無人車の駆動系を制御する
    手段とからなる無人車の走行制御装置。
  2. 【請求項2】 マーク撮像手段は、直交2軸周りで旋回
    可能なビデオカメラを含む請求項1記載の無人車の走行
    制御装置。
  3. 【請求項3】 無人車に2台のビデオカメラを搭載した
    請求項2記載の無人車の走行制御装置。
  4. 【請求項4】 経路設定手段は、ティーチングにより得
    た走行経路データを記憶する手段を含む請求項1記載の
    無人車の走行制御装置。
  5. 【請求項5】 経路設定手段は、記憶手段の走行経路デ
    ータを書き換える手段を含む請求項4記載の無人車の走
    行制御装置。
  6. 【請求項6】 経路設定手段は、既知のマーク位置に基
    づき走行経路データを作成して無人車に伝送する手段を
    含む請求項1又は請求項4記載の無人車の走行制御装
    置。
  7. 【請求項7】 経路設定手段は、無人車の走行経路デー
    タを入力して編集する手段を含む請求項6記載の無人車
    の走行制御装置。
  8. 【請求項8】 無人車がビデオカメラ情報を外部に送出
    する手段を備えた請求項2乃至請求項7記載の無人車の
    走行制御装置。
  9. 【請求項9】 無人車が路面又は壁面清掃手段を備えた
    無人清掃車である請求項1乃至請求項8記載の無人車の
    走行制御装置。
  10. 【請求項10】 無人車が搬送又は牽引手段を備えた無
    人荷役作業車である請求項1乃至請求項8記載の無人車
    の走行制御装置。
JP7327592A 1995-12-15 1995-12-15 無人車の走行制御装置 Pending JPH09167017A (ja)

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