JPH09166919A - 現像方法、現像装置および画像形成装置 - Google Patents

現像方法、現像装置および画像形成装置

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JPH09166919A
JPH09166919A JP7328616A JP32861695A JPH09166919A JP H09166919 A JPH09166919 A JP H09166919A JP 7328616 A JP7328616 A JP 7328616A JP 32861695 A JP32861695 A JP 32861695A JP H09166919 A JPH09166919 A JP H09166919A
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JP
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toner
developing roller
developing
latent image
blade
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JP7328616A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Matsuoka
潔 松岡
Makoto Watanabe
渡辺  誠
Hiromitsu Kikuchi
廣光 菊地
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像ローラ上のトナーの帯電量を安定化し、
かつ現像同時クリーニングを円滑に行い、印刷濃度低下
の抑制、残像の発生の抑制および感光体カブリの発生の
抑制を図ることができる現像方法、現像装置および画像
形成装置を提供すること。 【解決手段】 現像ローラの外周に下記の式を満たすよ
うに調節されたトナー層を形成する工程と、潜像保持の
外周面に潜像を形成させる工程と、現像ローラの外周面
に形成された層状トナーの一部を潜像保持体の外周面に
形成された潜像に対応した所定のパターンで選択的に移
動させる工程とを有する現像方法。 1.5μm≦d×S≦6μm、 S<π/( 2×30.5 ) 但し、dはトナーの平均粒子径(直径、単位μm)、S
は現像ローラ外表面の面積あたりの現像ローラ外表面を
被うトナーの投影面積の割合(単位、無次元)である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像方法、現像装
置および画像形成装置に係り、さらに詳しくは、たとえ
ば電子写真装置などにおいて、保持体上に形成される静
電潜像を非磁性1成分現像剤によって可視像に現像する
ために用いて好適な現像方法、現像装置および画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真現像方式における乾式現像法と
して、キャリヤとトナーを混合した2成分トナーを現像
剤として用いる2成分現像方法、および磁性または非磁
性1成分トナーを現像剤として用いる1成分現像方法と
が一般的な方法として知られている。
【0003】前者の2成分現像方法には、現像装置の大
型化、複雑化、トナーとキャリヤとの混合比制御の必要
性等の短所があるため、最近の小型複写機や小型プリン
ターには、キャリヤを必要としない1成分現像法を採用
したものが製品化されてきている。中でも磁石を現像装
置内に持たない非磁性1成分現像法は、現像装置の小型
化、低価格化、カラー化等のメリットが有り、最近多く
の研究報告がなされている。
【0004】従来におけるこの種の現像装置として、ト
ナーを潜像担持体(感光ローラ)に供給する現像ローラ
と、この現像ローラに対向して独立に回転するトナー供
給ローラとを有する構成のものが知られている。このよ
うな現像装置において、印刷濃度の低下や残像および感
光体カブリの防止手段として、現像ローラ上にトナーを
隙間なく均一に付着することが行われる。また、トナー
をひげ状に積層して付着することが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の装置では、現像ローラ上のトナーの帯電量が
安定しない。また、現像ローラによって、感光体のクリ
ーニングと現像とを同時に行う装置では、感光体のクリ
ーニングが充分にできず残像が発生することがあった。
【0006】本発明の目的は、現像ローラ上のトナーの
帯電量を安定化し、かつ現像同時クリーニングを円滑に
行い、印刷濃度低下の抑制、残像の発生の抑制および感
光体カブリの発生の抑制を図ることができる現像方法、
現像装置および画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】現像方法 上記目的を達成するために、本発明に係る現像方法は、
現像ローラの外周に下記の式を満たすように調節された
トナー層を形成する工程と、潜像保持の外周面に潜像を
形成させる工程と、現像ローラの外周面に形成された層
状トナーの一部を潜像保持体の外周面に形成された潜像
に対応した所定のパターンで選択的に移動させる工程と
を有することを特徴とする。
【0008】
【数3】1.5μm≦d×S≦6μm、好ましくは1.
8μm≦d×S≦5.9μm、さらに好ましくは2.5
μm≦d×S≦5μm S<π/( 2×30.5 ) 但し、dはトナーの平均粒子径(直径、単位μm)、S
は現像ローラ外表面の面積あたりの現像ローラ外表面を
被うトナーの投影面積の割合(単位、無次元)である。
このSは、具体的には、トナーの付着した現像ローラ表
面に垂直な方向から拡大投影写真を撮り、トナーの占め
る面積を測定し求めた値である。d×Sが1.5μm未
満では、画像濃度低下が生じ易く、6μmを超えると、
感光体カブリが発生し易くなる。
【0009】また、Sがπ/(2×30.5 )以上となる
と、感光体カブリ、用紙カブリが生じやすくなる。な
お、感光体カブリとは、感光体ドラムに付着すべきトナ
ーの極性と逆極性のトナーが感光ドラムに付着し、均一
帯電が困難になり、画質の低下などの問題を引き起こす
現象である。また、用紙カブリとは、感光ドラムの帯電
よりも高い同極性のトナーが感光ドラムの非画像部に付
着し、それが転写紙までも転写され、画質の低下などの
問題を引き起こす現象である。
【0010】本発明では、好適には、充填密度δが0.
15〜0.4mg/cm2 、さらに好ましくは、0.2
〜0.35mg/cm2 である。充填密度が0.15未
満では、画像濃度が薄くなる傾向になり、0.4を超え
ると、感光体カブリや用紙カブリを生じやすい傾向にな
る。充填密度は、現像ローラの外周面の単位面積あたり
に付着したトナー重量で表す。
【0011】本発明では、好適には、(d×S)/δが
1.0〜1.5cm3 /g、特に1.2〜1.3cm3
/gとなるようにすると、画像濃度の安定化、カブリ防
止や残像の防止ができる。図1(A)は、本発明に係る
現像方法で現像ローラ8上にトナー10の層を形成した
イメージを表わす図であり、同図(B)は本発明の数値
範囲を外れた細密充填状態のトナーの層を示すイメージ
図、同図(C)は本発明の数値範囲を外れた積層状態の
トナーの層を示すイメージ図である。
【0012】現像装置 本発明に係る現像装置は、外周に付着されたトナーの一
部を、潜像保持体の外周面に、潜像に対応した所定のパ
ターンで選択的に移動させて現像を行う現像ローラの外
周に当接して、前記現像ローラの外周に形成されるトナ
ーの層を、上記の式を満たすように調節する層厚規制手
段と、回転自在に配置された現像ローラと、トナーが収
容されるケーシングとを有する。
【0013】層厚規制手段 本発明において、現像ローラの外周に上記の式を満たす
ように調節されたトナー層を形成するために用いられる
層厚規制手段としては、特に限定されないが、たとえば
現像ブレードが用いられる。現像ブレードは、外周に付
着されたトナーの一部を、潜像保持体の外周面に、潜像
に対応した所定のパターンで選択的に移動させて現像を
行う現像ローラの外周に当接して、現像ローラの外周に
形成されるトナーの層の厚さを調節するものである。
【0014】現像ブレードとしては、ゴム弾性体で構成
したブレードを用いることが好ましく、その圧縮永久歪
が、好ましくは1〜10%、さらに好ましくは4〜8%
である。上記組成の圧縮永久歪は、小さいほど好ましい
が、現実的には0にすることはできないので、上記範囲
となる。圧縮永久歪の測定は、JISK6262により
測定される。
【0015】また、本発明に係る現像ブレードの反発弾
性率は、30〜50%であることが好ましい。反発弾性
率の測定は、リュプケ法JISK6255により行う。
このブレードのヤング率は、80〜120kg/cm2
であることが好ましい。 この現像ブレードの電気抵抗
は、106 Ω以下が好ましい。現像ブレードの電気抵抗
の測定方法は、ブレードが現像ローラに触れるブレード
の角部と、ブレードを固定するホルダーとの間の電気抵
抗を絶縁抵抗計(印加電圧500V)で測定する方法を
採用する。
【0016】また、ブレードの自由端の先端が現像ロー
ラの外周に、現像ローラの回転方向と逆方向に自由端が
基端に対して曲折するように接触していることが好まし
い。このブレードの自由端が曲折することによるブレー
ド先端の撓み量は、撓む前のブレード先端に比較して2
〜4mmであることが好ましい。そのブレードの現像ロー
ラに対する接触角は、特に限定されないが、好ましくは
75〜85度、さらに好ましくは80〜85度である。
なお、接触角は、現像ローラに現像ブレードが接触する
点を通過する現像ローラ外周の接線と、ブレードの先端
面との成す角度である。
【0017】このブレードの長さ(固定端から自由端ま
での長さ:自由端長l)は、特に限定されないが、好ま
しくは10〜12mmである。また、ブレードの厚みt
は、好ましくは1.2〜1.5mm程度である。ブレード
の幅は、現像ローラの軸方向長さに相当する長さを有す
る。ブレードの自由端は、緩やかな円弧を描く形状でも
良いし、鋭角、直角または鈍角な角度を持つ形状を成し
ても良い。
【0018】ブレードを構成するゴム弾性体のJIS硬
度Aは通常65〜80、好ましくは68〜78である。
このブレードを構成するゴム弾性体としては、特に限定
されないが、スチレン−ブタジエン系共重合体ゴム、ア
クリロニトリル−ブタジエン系共重合体ゴム(NB
R)、アクリルゴム、エピクロロヒドリンゴム、ウレタ
ンゴム、シリコンゴムなど、好ましくはウレタンゴム、
NBRなどが用いられる。
【0019】現像ローラ 本発明では、現像ローラは、特に限定されないが、少な
くとも表面がゴム弾性体で構成することが好ましく、そ
の表面の摩擦係数が0.1〜1.2、好ましくは0.1
5〜0.8、さらに好ましくは0.2〜0.6である。
【0020】現像ローラの表面を構成するゴム弾性体と
しては、特に限定されないが、スチレン−ブタジエン系
共重合体ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン系共重合
体ゴム、アクリルゴム、エピクロロヒドリンゴム、ウレ
タンゴム、シリコンゴムなど、好ましくはエピクロロヒ
ドリンゴム、アクリロニトリル−ブタジエン系共重合体
ゴムなどが用いられる。
【0021】本発明で好ましく用いられる現像ローラ
は、たとえば導電性シャフトの外周に、ゴム弾性体を被
覆することにより製造される。導電性シャフトは、たと
えばステンレスなどの金属で構成される。導電性シャフ
トの外周にゴム弾性体を被覆させるには、導電性シャフ
トの外周にプレス成形および押し出し成形などの手段で
ゴム弾性体を被着させれば良い。この場合、特に押し出
し成形が好ましい。量産に適していると共に、プレス成
形と異なり割型の線が形成されないからである。
【0022】本発明で好ましく用いられる現像ローラを
導電性シャフトとゴム弾性体とで構成する場合には、ゴ
ム弾性体の表面と導電性シャフトの表面との間の電気抵
抗は、105 〜108 Ω(500V電圧印加時)である
ことが好ましい。現像ローラの導電性シャフトには、バ
イアス電圧が印加されるように構成することが好まし
い。反転現像の場合には、現像ローラの導電性シャフト
には、潜像保持体の静電潜像と同じ極性の電圧が印加さ
れる。
【0023】本発明で好ましく用いられる現像ローラの
周方向表面粗さは10μm 以下であり、かつ軸方向表面
粗さが10μm 以下であることが好ましい。現像装置のその他の構成部品 現像装置のケーシング内には、現像ローラの外周面にト
ナーを良好に付着させることを補助するトナー供給ロー
ラを、現像ローラに近接して回転自在に配置しても良
い。
【0024】画像形成装置 本発明に係る画像形成装置は、上記の現像装置と、前記
現像ローラの外周に付着されたトナーの一部が潜像に対
応した所定のパターンで選択的に移動することによりト
ナー像が形成され、このトナー像が転写材に転写する潜
像保持体とを有する。
【0025】潜像保持体は、たとえば感光ドラムで構成
される。転写材は、たとえば転写紙である。本発明に係
る画像形成装置は、潜像保持体の周囲に、潜像保持体の
表面を一様かつ均一に帯電する帯電装置と、均一に帯電
された感光体の表面に静電潜像を書き込むレーザ装置な
どの潜像形成装置と、前記現像装置と、現像されたトナ
ー像を転写紙などに転写する部分とを有することが好ま
しい。前記転写部分と帯電装置との間には、潜像保持体
の表面に付着している余分なトナーなどを取り除くクリ
ーニング装置を配置しても良い。なお、現像と同時にク
リーニングを行う場合には、このクリーニング装置は必
ずしも必要としない。
【0026】トナー 本発明で用いることができるトナーとしては、特に限定
されないが、以下に示すトナーが好ましい。本発明で用
いることが好ましいトナーとしては、体積平均粒径(d
v)が5〜10μmの範囲で、体積平均粒径(dv)と
個数平均粒径(dn)の比(dv/dn)が1.00〜
1.40の範囲にある球形トナー、好ましくは、さら
に、粒子の絶対最大長を直径とした円の面積(Sc)を
粒子の実質投影面積(Sr)で割った値(Sc/Sr)
が1.00〜1.30の範囲、かつBET法による比表
面積(A)(m2 /g)、個数平均粒径(dn)(μm
)および真比重(D)の積(A×dn×D)が5〜1
0の範囲の実質的に球形で、さらに、帯電量(Q)(μ
c/g)と比表面積(A)の比(Q/A)が80〜15
0の範囲にある非磁性一成分トナーであることが好まし
い。
【0027】この非磁性一成分トナーは、ビニル系単量
体と着色剤を含む均一混合液を懸濁重合法により重合さ
せて得ることができる。具体的な懸濁重合法としては、
例えば、ビニル系単量体、着色剤、ラジカル重合開始
剤、所望により各種添加剤などを含む混合物をボールミ
ル等で均一に分散させて均一混合液を調製し、次いでこ
の均一混合液を高剪断攪拌により水中に微細化分散させ
た水分散液として、通常30〜200°Cの温度で懸濁
重合する方法が挙げられる。
【0028】ここで用いられるビニル系単量体として
は、例えば、スチレン、ビニルトルエン、α−メチルス
チレン等のスチレン系モノマー;アクリル酸、メタクリ
ル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチル
ヘキシル、メタアクリル酸エチル、メタクリル酸プロピ
ル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキ
シル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、アクリロニ
トリル、アクリルアミド等のアクリル酸もしくはメタク
リル酸の誘導体;エチレン、プロピレン、ブチレン等の
エチレン性不飽和モノオレフィン;塩化ビニル、塩化ビ
ニリデン、フッ化ビニル等のハロゲン化ビニル;酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル;ビニル
メチルエーテル、ビニルエチルエーテル等のビニルエー
テル;ビニルメチルケトン、メチルイソプロペニルケト
ン等のビニルケトン;2−ビニルピリジン、4−ビニル
ピリジン、N−ビニルピロリドン等の含窒素ビニル化合
物等が挙げられる。これらのビニル系単量体、それぞれ
単独で、あるいは2種以上の単量体を組み合わせて用い
ることができる。
【0029】これらのビニル系単量体とともに任意の架
橋剤を用いることができる。架橋剤としては、例えば、
ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレンおよびその誘導
体等の芳香族ジビニル化合物;エチレングリコールジメ
タクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート
等のジエチレン性不飽和カルボン酸エステル;N,N−
ジビニルアニリン、ジビニルエテール等のジビニル化合
物、および3個以上のビニル基を有する化合物を挙げる
ことができる。これらの架橋剤は、単独あるいは2種以
上を組み合わせて用いることができる。
【0030】本発明に用いられる着色剤としては、例え
ば、カーボンブラック、アニリンブラック、クリスタル
バイオレット、ローダミンB、マラカイトグリーン、リ
グロシン、銅フタロシアニン、アゾ染料等の顔料、染料
を挙げることができる。これらの着色剤は、それぞれ単
独で、あるいは2種以上組み合わせて用いることができ
る。
【0031】さらに、ニグロシン染料、モノアゾ染料、
含金属染料、亜鉛ヘキサデシルサクシネート、ナフトエ
酸のアルキルエステルまたはアルキルアミド、ニトロフ
ミン酸、N,N′−テトラメチルジアミンベンゾフェノ
ン、N,N′−テトラメチルベンジジン、トリアジン、
サリチル酸金属錯体等のこの分野で帯電制御剤と呼ばれ
る極性の強い物質を1種または2種以上含有させてもよ
い。
【0032】また、本発明で用いることができる非磁性
トナーには、帯電性、導電性、流動性、あるいは感光体
または定着ローラへの付着性を制御するための添加剤を
含有もしくは外添させることができる。このような添加
剤としては、例えば、低分子量ポリプロピレン、低分子
量ポリエチレン、各種ワックス、シリコーンオイル等の
離型剤、カーボンブラック、シリカ、アルミナ、酸化チ
タン、酸化亜鉛、酸化セリウム、炭酸カルシウム等の無
機微粉末等が挙げられる。
【0033】本発明で用いることができるトナーとして
は、上記に限定されず、コアが軟質重合体からなりシェ
ルが硬質重合体からなるコアシェル構造の球形のカプセ
ルトナーや、カプセルトナーのコア部に着色剤を充填し
たカラー用トナーなども好適に用いることができる。
【0034】作用 本発明では、トナー層の充填密度および被覆面積率を規
制する手段を備えることによって、画像濃度の低下や、
感光体カブリ、用紙カブリおよび残像の発生が抑えられ
る。
【0035】現像ローラ外周面のトナーが付着した部分
では、潜像保持体にトナーを移動させる電気的力が働く
が、その部分が余りに少ないと、潜像保持体の潜像に移
動するトナー量が制限される。一方、トナーが積層状態
になっていると、積層したトナー塊が移動するのでカブ
リの原因となると考える。
【0036】現像ローラ外周面のトナーが付着していな
い部分では、潜像保持体に付着したトナーを現像ローラ
に移動させる電気的力が働く、トナーが付着した部分が
ないので、潜像保持体から移動してきたトナーがそこに
納まりやすく、現像同時クリーニングが良好に行えると
考えられる。そのため、クリーニング不十分による残像
が生じることがなくなる。一方、トナーの最密充填状態
でトナーを付着した場合には、潜像保持体から移動して
きたトナーが納まる場所がなく、クリーニング不足とな
り残像を生じやすいと考えられる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像方法、現
像装置および画像形成装置を、図面に示す実施形態に基
づき、詳細に説明する。第1実施形態 図2に示すように、本発明の一実施形態に係る画像形成
装置は、潜像保持体としての感光ドラム1を有する。感
光ドラム1は、矢印A方向に回転自在に装着してある。
感光ドラム1は、導電性支持ドラム体の上に光導電層を
設けたものであり、光導電層は、たとえば有機系感光
体、セレン感光体、酸化亜鉛感光体、アモルファスシリ
コン感光体などで構成される。
【0038】感光ドラム1の周囲には、その周方向に沿
って、帯電装置3、潜像形成装置4、現像装置5、転写
装置6およびクリーニング装置2が配置してある。帯電
装置3は、感光ドラム1の表面を、プラスまたはマイナ
スに一様に帯電するためのものであり、たとえばコロナ
放電装置、帯電ドラム、帯電ブレードなどにより構成さ
れる。
【0039】潜像形成装置4は、画像信号に対応した光
を感光ドラムの表面に照射し、一様に帯電されたドラム
の表面に所定のパターンで光を照射して、光が照射され
た部分に静電潜像を形成する(反転現像の場合)、また
は光が照射されない部分に静電潜像を形成する(正規現
像の場合)ためのものであり、たとえばレーザ装置と光
学系とで構成される。または、LEDアレイと光学系と
で構成することもできる。
【0040】現像装置5は、感光ドラム1の静電潜像に
トナーを付着させるためのものであり、反転現像におい
ては光照射部にのみトナーを付着させ、正規現像におい
ては、光非照射部にのみトナーを付着させるように、現
像ローラ8と感光ドラム1との間にバイアス電圧が印加
される。この現像装置の詳細については、後述する。
【0041】転写装置6は、現像装置5により形成され
た感光ドラム表面のトナー像を転写紙7に転写するため
のものであり、たとえば帯電装置あるいは転写ローラな
どで構成される。クリーニング装置2は、感光ドラム1
の表面に残留したトナーを清掃するためのものであり、
たとえば清掃用ブレードなどにより構成される。このク
リーニング装置は、現像時に同時にクリーニング作用を
行う方式の場合には、必ずしも必要ではない。
【0042】次に、本実施形態に係る現像装置5につい
て説明する。この現像装置5は、トナー10が収容され
るケーシング11内に、現像ローラ8と供給ローラ12
とを有する。現像ローラ8は、感光ドラム1に一部接触
するように近接して配置され、感光ドラム1と反対方向
Bに回転するようになっている。供給ローラ12は、現
像ローラ8に接触して現像ローラ8と同じ方向Cに回転
し、現像ローラ8の外周にトナー10を供給するように
なっている。
【0043】図3に示すように、この現像ローラ8は、
導電性シャフト20の外周に、ゴム弾性体22を被覆す
ることにより製造される。導電性シャフト20は、たと
えばステンレスなどの金属で構成される。導電性シャフ
ト20の外周にゴム弾性体22を被覆させるには、導電
性シャフト20の外周にプレス成形および押し出し成形
などの手段でゴム弾性体22を被着させれば良い。この
場合、特に押し出し成形が好ましい。量産に適している
と共に、プレス成形と異なり割型の線が形成されないか
らである。
【0044】ゴム弾性体22の表面と導電性シャフト2
0の表面との間の電気抵抗は、10 5 〜108 Ω(50
0V電圧印加時)、または体積抵抗率107 〜1010Ω
・cmであることことが好ましい。ゴム弾性体22の抵
抗が低く過ぎると、現像ローラ8から感光ドラム1へ電
流が流れるおそれがあると共に、トナーが持つ電荷が現
像ローラ8にリークするおそれがあることから好ましく
ない。また、ゴム弾性体22の抵抗が高すぎると、表面
が摩擦により帯電して現像に悪影響を与えるおそれがあ
ることから好ましくない。
【0045】本実施形態では、ゴム弾性体22の表面の
摩擦係数が、0.1〜1.2、好ましくは0.15〜
0.8、さらに好ましくは0.2〜0.6である。ゴム
弾性体22の表面の摩擦係数を、このような範囲とする
ことで、ローラ表面上のトナー層を現像ブレード9によ
り密度0.15〜0.4mg/cm2 に安定して形成し
易くなり、球形トナーを均一に摩擦帯電することがで
き、感光体カブリや用紙カブリを低減することができ
る。
【0046】なお、摩擦係数とは、図12に示すオイラ
ーベルト方式の摩擦係数測定法により求められた係数で
ある。図12に示すように、まず、測定用紙(通常で
は、コピー用紙)40を一定の幅(たとえば約20mm)
にカットする。次に、現像ローラ8(測定用ローラ)の
回りに測定用紙の略中央を約90度巻回し、その一端に
所定の重さの分銅42を取り付けると共に、その他端に
テンションゲージ44を取り付ける。次に、分銅42の
ゆれがない状態で、ローラ8表面の測定用紙40を一定
速度(約100±20mm/分)で引っ張る。そして、ロ
ーラ表面で測定用紙40が動き始めた瞬間のテンション
ゲージ44の目盛りを読み取る。
【0047】テンションゲージ44で読み取られた測定
値Fと分銅42の重さWとを、下記の数式に代入して求
められた数値が、本発明での摩擦係数μs である。
【0048】
【数4】
【0049】ゴム弾性体22の表面の周方向表面粗さ
は、10μm 以下であり、かつ表面の軸方向表面粗さが
10μm 以下であることが好ましい。本実施形態では、
周方向表面粗さおよび軸方向表面粗さは、10μm 以下
であれば、0に限りなく近づいても良いが、量産性およ
び経済性を考慮すれば、6〜8μm 程度が好ましい。
【0050】周方向および軸方向の表面粗さを10μm
以下にすることで、図4に示すように、トナー10の層
が均一になり、感光体カブリや用紙カブリをさらに低減
することができる。なお、表面粗さとは、ローラ表面を
指針でなぞり、その動きを記録して該表面の凹凸形状を
表面粗さ曲線として表わし、その曲線の十点平均粗さ
(Rz)を言う。
【0051】表面粗さを前記範囲とするためには、ゴム
弾性体22の外周面を円筒研削盤などで研磨すれば良
い。また、摩擦係数を上記範囲とするためには、現像ロ
ーラの外周面を研磨後に、紫外線照射を行えば良い。紫
外線照射の条件は、たとえば80W/cm2 の光源を用
い、2〜3分間照射する条件である。
【0052】本実施形態では、図2に示すように、現像
ローラ8の周囲において、供給ローラ12との接触点か
ら感光ドラム1との接触点との間の位置に、現像ブレー
ド9が配置してある。このブレード9は、たとえば導電
性ゴム弾性体で構成してあり、その圧縮永久歪が10%
以下であることが好ましい。
【0053】圧縮永久歪を10%以下にすることで、現
像ローラに圧接しているブレードに生じる永久歪が少な
くなり、ローラに対するブレードの線圧が経時的に低下
することを防止し、適正なトナー層の形成が可能にな
る。この現像ブレード9の反発弾性率は30〜50%で
あることが好ましい。反発弾性率を30〜50%にする
ことで、トナー層の厚さを実質的に単一層にし易くな
る。
【0054】また、この現像ブレード9のヤング率は、
好ましくは80〜120kg/cm 2 、さらに好ましく
は90〜110kg/cm2 である。本実施形態では、
ブレード9は、図5に示すように帯板形状であり、その
基端部がホルダー50に保持してある。ホルダー50
は、導電性材料である金属などで構成される。
【0055】ブレード9のヤング率を上記範囲にするこ
とで、トナー層の厚さを実質的に単一層に近づけ易くな
る。また、ヤング率が大きすぎる場合、現像ローラへの
回転トルクが増大し、ジッター(現像ローラ駆動用のギ
アの歯数に応じた横縞)などの現象が生じるおそれがあ
る。
【0056】また、このブレード9では、ブレードの現
像ローラに触れる部分とブレードを固定するホルダー部
分との間の電気抵抗が106 Ω以下、現実的には104
〜106 Ωであることが好ましい。現像ブレード9に
は、トナーへの電荷注入を行うため、−200V〜−6
00Vの電圧が印加されることが好ましく、そのため
に、現像ブレード9の電気抵抗は、106 Ω以下である
ことが好ましい。現像ブレード9の電気抵抗の測定方法
は、以下のようにして行う。図6に示すように、ブレー
ド9が現像ローラ8に触れるブレード9の角部先端を導
電板52に接触させ、ブレード9を固定するホルダー5
0との間の電気抵抗を絶縁抵抗計54(印加電圧500
V)で測定する。
【0057】本実施形態に係る層厚規制ブレード9の圧
縮永久歪、反発弾性率およびヤング率を上記範囲とする
には、ブレード9を構成するゴム弾性体に含まれる加硫
剤の添加量などの加硫条件を選択することにより行われ
る。たとえばブレードを構成するゴム弾性体をウレタン
ゴムで構成する場合には、ゴム弾性体の全体を100重
量%として加硫剤の添加量を1.6〜3.2重量%、加
硫温度150〜170°C、加硫時間20〜50分間に
することで、圧縮永久歪、反発弾性率およびヤング率を
上記範囲に設定することができる。
【0058】また、本実施形態に係るブレード9の電気
抵抗を106 Ω以下とするには、ブレード9を構成する
ゴム弾性体に含まれるカーボンブラックなどの導電性粒
子の含有量を調節することにより行われる。たとえばブ
レードを構成するゴム弾性体をウレタンゴムで構成する
場合には、ゴム弾性体の全体を100重量%として、平
均粒径40nmのカーボンブラックの添加量を7.2〜3
0重量%にすることで、電気抵抗を上記範囲に設定する
ことができる。
【0059】本実施形態に係る現像装置5では、図5
(A),(B)に示すように、ゴム弾性体で構成された
層厚規制ブレード9が、現像ローラ8に対し、現像ロー
ラ8の回転方向Bと逆方向に自由端が曲折するように、
且つ自由端の先端の撓み量bが2〜4mmと成るように取
り付けられる。このブレード先端の撓み量が、2mmより
も小さいと、ブレードの線圧が不足し、現像ローラ上の
トナー層が厚く成りすぎる傾向にあり、4mmよりも大き
いと、線圧が過大になり、トナーへの過剰なストレスが
発生すると共に、いわゆるジッター現象が生じるおそれ
がある。
【0060】しかも、本実施形態では、ブレード9の接
触角θが75〜85度となるように取り付けられること
が好ましい。この接触角が75度よりも小さいと、現像
ローラの表面に形成されるトナー層が薄くなりすぎる傾
向にあり、さらに接触角が小さくなるとブレードが現像
ローラの回転によりめくり上げられるおそれがある。接
触角が85度よりも大きい場合には、トナー層は厚くな
りすぎ、さらに接触角が大きくなりすぎると、ブレード
の腹部が現像ローラの外周面に接触することになり、ト
ナー層は極めて厚くなる。
【0061】撓み量bは、図5(B)に示すように、ブ
レード9の先端が現像ローラ8に当接する前、すなわち
撓む前の先端の位置から、ブレード9の先端が現像ロー
ラ8に当接して自由端が曲折された場合の先端の変位位
置までの変位量である。また、接触角θは、図5(A)
に示すように、現像ローラ8にブレード9が接触する点
を通過する現像ローラ外周の接線Tと、ブレード9の先
端面Sとの成す角度である。なお、ブレード9の先端面
がブレード腹面に対して直角以外の平面あるいは曲面で
ある場合には、ブレード9の先端面Sとは、ブレード9
の自由端に沿う曲折線Uと略垂直な面として定義され
る。
【0062】また、本実施形態では、ブレード9は、現
像ローラ8に対し、線圧fが0.7〜2g/mm、さらに
好ましくは1〜1.5g/mmとなるように取り付けられ
ることが好ましい。この線圧が低過ぎると、現像ローラ
上のトナー層が厚くなり過ぎる傾向にあり、線圧が高す
ぎると、現像ローラ上のトナーへ過剰なストレスが発生
すると共に、トナー層が薄くなり過ぎる傾向にある。な
お、線圧fは、以下の数式で定義される。
【0063】f=t3 ・b・E/4l3 この数式中、tはブレードの厚みであり、bはブレード
の撓み、Eはブレードのヤング率、lはブレードの自由
端長である。本実施形態に係る現像装置5に収容される
球形トナー10としては、体積平均粒径(dv)が3〜
15μm 特に5〜10μmの範囲にあるもの、好ましく
は体積平均粒径(dv)と個数平均粒径(dn)の比
(dv/dn)が1.00〜1.40の範囲であり、粒
子の絶対最大長を直径とした円の面積(Sc)を粒子の
実質投影面積(Sr)で割った値(Sc/Sr)が1.
00〜1.30の範囲、かつBET法による比表面積
(A)(m2 /g)、個数平均粒径(dn)(μm)お
よび真比重(D)の積(A×dn×D)が5〜10の範
囲の実質的に球形で、さらに、帯電量(Q)(μc/
g)と比表面積(A)の比(Q/A)が80〜150の
範囲にある非磁性一成分球形トナーである。
【0064】このような比較的粒径が揃った特に5〜1
0μm 程度の球形のトナーを用い、しかも、ゴム弾性体
から成るブレード9を、現像ローラ8に対し、撓み量b
が2〜4mmとなるように取り付けることで、適正な線圧
が得られ、現像ローラ8の外周に下記の式を満たすよう
に調節されたトナー層を形成し易くなる。
【0065】
【数5】1.5μm≦d×S≦6μm S<π/( 2×30.5 ) 但し、dはトナーの平均粒子径(直径、単位μm)、S
は現像ローラ外表面の面積あたりの現像ローラ外表面を
被うトナーの投影面積の割合(単位、無次元)である。
【0066】本実施形態では、上記のような数値範囲で
トナー層を形成することにより、図1(A)に示すよう
なイメージのトナー10の層を、現像ローラ8の表面に
形成することができる。その結果、トナーの帯電量およ
び付着量が安定化し、感光体カブリ、用紙カブリおよび
印字濃度の増加や低下などが生じ難くなる。また、現像
ローラ8の表面に、適度な領域で、トナーが付着してい
ない部分が形成され、この部分には、感光ドラム1から
移動してきたトナー10が納まりやすく、現像同時クリ
ーニングが良好に行えると考えられる。そのため、クリ
ーニング不十分による残像が生じることがなくなる。
【0067】第2実施形態 本実施形態では、図7に示すように、現像ローラ8a
を、導電性シャフト20aと、導電性ゴム弾性体30
と、ゴム弾性体22aとで構成した以外は、前記第1実
施形態と同様にして、現像ローラ8a、現像装置および
画像形成装置を構成した。
【0068】この現像ローラ8aでは、導電性シャフト
20aおよびゴム弾性体22aの材質は、前記第1実施
形態での導電性シャフト20およびゴム弾性体22の材
質と同一である。本実施形態では、導電性シャフト20
aの外周に直接ゴム弾性体22aを介在させることな
く、その間に導電性ゴム弾性体30を介在させている。
導電性ゴム弾性体22aは、体積抵抗率が約104 Ω・
cmのクロロプレンゴムなどで構成される。
【0069】この実施形態に係る現像ローラ8a、これ
を用いた現像装置および画像形成装置でも、前記第1実
施形態に係る現像ローラ、現像装置および画像形成装置
と同様な作用効果を奏する。第3実施形態 本実施形態では、図8に示すように、現像ローラ8b
を、導電性筒状シャフト36と、ゴム弾性体22bとで
構成し、導電性筒状シャフト36の内周側に磁石34を
配置した以外は、前記第1実施形態と同様にして、現像
ローラ8b、現像装置および画像形成装置を構成した。
【0070】この現像ローラ8bでは、導電性筒状シャ
フト36およびゴム弾性体22bの材質は、前記第1実
施形態での導電性シャフト20およびゴム弾性体22の
材質と同一である。本実施形態では、導電性筒状シャフ
ト36の内周に、外周面が周方向にNSに交互に着磁さ
れた磁石を配置することで、現像ローラ8bの外周に、
帯電力と磁力との相互作用により、トナーを付着させ
る。その他の構成は、前記第1実施形態と同様である。
【0071】この実施形態に係る現像ローラ8b、これ
を用いた現像装置および画像形成装置でも、前記第1実
施形態に係る現像ローラ、現像装置および画像形成装置
と同様な作用効果を奏する。第4実施形態 本実施形態では、図9に示すように、現像ブレード9a
を、凹部が形成されたホルダー56で保持し、スプリン
グ57により所定圧で現像ローラ8の表面に当接させた
以外は、前記第1実施形態と同様にして、現像ブレード
9a、現像装置および画像形成装置を構成した。
【0072】この現像ブレード9aを構成するゴム弾性
体の材質は、前記第1実施形態のブレード9の材質と同
一である。本実施形態に係るブレードブレード9a、こ
れを用いた現像装置および画像形成装置でも、前記第1
実施形態に係る層厚規制ブレード、現像装置および画像
形成装置と同様な作用効果を奏する。なお、本実施形態
において、現像ローラの外周に本発明の数値範囲に調節
されたトナー層を形成するためには、スプリング57の
バネ係数、ブレード9aの材質やヤング率などの特性を
調節することにより行う。
【0073】第5実施形態 本実施形態では、図10に示すように、現像ブレード9
bを、凸部が先端に形成された形状に構成し、これを凹
部が形成されたホルダー56aで保持し、スプリング5
7aにより所定圧で現像ローラ8の表面に当接させた以
外は、前記第1実施形態と同様にして、層厚規制ブレー
ド9b、現像装置および画像形成装置を構成した。
【0074】この現像ブレード9bを構成するゴム弾性
体の材質は、前記第1実施形態のブレード9の材質と同
一である。本実施形態に係る現像ブレード9b、これを
用いた現像装置および画像形成装置でも、前記第1実施
形態に係る層厚規制ブレード、現像装置および画像形成
装置と同様な作用効果を奏する。なお、本実施形態にお
いて、現像ローラの外周に本発明の数値範囲に調節され
たトナー層を形成するためには、スプリング57aのバ
ネ係数、ブレード9bの材質やヤング率などの特性、あ
るいは先端凸部の形状や大きさなどを調節することによ
り行う。
【0075】第6実施形態 本実施形態は、前記第1実施形態に示す装置(ただし、
クリーニング装置2は設けていない)を用いて、反転現
像を行い、現像同時クリーニングを行う場合の例であ
る。
【0076】反転現像を行うために、本実施形態では、
図2に示す帯電装置3により、感光ドラム1の表面を、
図11(A)に示すように、たとえばVc=−500V
程度に一様に帯電させる。次に、図2に示す潜像形成装
置4により所定のパターンで光を照射し、帯電された感
光ドラム1の表面を部分的に帯電を解除し、所定のパタ
ーンで静電潜像を形成する。静電潜像が形成される領域
の電位は、たとえば0Vに近い電圧である。
【0077】次に、図2に示す現像装置5において、感
光ドラム1の表面の静電潜像を現像する。現像装置5の
現像ローラ8の表面には、前記第1実施形態の現像ブレ
ード9の作用により、図1(A)に示すイメージで、一
層の球形トナー10の層が形成してある。また、図11
(B)に示すように、現像ローラ8の表面電位VD が−
200Vとなるように、現像ローラ8と感光ドラム1と
の間にはバイアス電圧が印加してある。このため、現像
ローラ8の周面に付着してあるマイナスに帯電されたト
ナー10は、光照射部である静電潜像のパターンで、感
光ドラム1の表面に移動し、感光ドラム1の表面には、
図11(C)に示すように、静電潜像のパターンでトナ
ー像が形成される。 また、図11(B)に示すよう
に、感光ドラム1の静電潜像以外の領域に付着している
マイナスの残留トナー10aは、感光ドラムの表面電位
と現像ローラ8の表面電位に基づく電界により、現像ロ
ーラ8側に移動する。その結果、現像と同時に、感光ド
ラム1の表面のクリーニングを行うことができる。
【0078】本実施形態に係る画像形成装置では、図2
に示すクリーニング装置2が不要となる。なお、本実施
形態において、現像同時クリーニングを行うための条件
としては、感光ドラム1の表面の帯電電位をVcとし、
現像ローラ8の表面の電位をVDとした場合に、Vc−
VD の絶対値が50V以上であれば良い。また、好まし
くは、図1に示す層厚規制ブレードの先端の電位をVBL
とし、供給ローラ12の表面電位をVsとした場合に
は、VD ≧VBL≧Vsであることが好ましい。なお、ト
ナー10の帯電極性および感光ドラム1の表面電位の極
性が正である場合には、Vc−VD の絶対値が50V以
上であり、VD の絶対値≦VBLの絶対値≦Vsの絶対値
の関係にあれば良い。この関係は、正規現像における現
像同時クリーニングの場合にも同様である。
【0079】本実施形態のその他の構成および作用は、
前記第1実施形態と同様である。なお、本発明は、上述
した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲
内で種々に改変することができる。
【0080】
【実施例】以下、本発明を、さらに具体的な実施例に基
づき説明するが、本発明は、これら実施例に限定されな
い。実施例1 図3に示すように、直径10mmのステンレス製シャフト
20の外周に、エピクロルヒドリンゴムとアクリロニト
リル−ブタジエン系共重合体ゴムとのブレンドゴムで構
成されたゴム弾性体22を、押し出し成形により、厚さ
3.9mmで形成した。その後、ゴム弾性体22の外周面
を円筒切削盤で研磨することにより、その外周面の表面
粗さを軸方向および周方向で4μm とした。
【0081】次に、そのゴム弾性体を回転させながら、
その表面に紫外線を80W/cmのランプを用いて、2
分間の条件で照射した。その結果、ゴム弾性体の表面の
摩擦係数は、0.4となった。この現像ローラ8を、図
2に示すように、感光ドラム1に接触幅が約2mmとなる
ように接触させて配置した。
【0082】感光ドラム1としては、有機系感光体ドラ
ムを用い、その外径は、30mmであった。帯電装置3と
しては、感光ドラム1の表面電位がVc=−650V程
度に一様に成るような帯電ローラを用いた。静電潜像形
成装置4としては、レーザ装置と光学系とを組み合わせ
たものを用いた。供給ローラ12としては、外径12.
5mmのウレタンゴム製のスポンジローラを用いた。この
供給ローラ12は、現像ローラ8に接触幅が約2mmとな
るように接触させた。
【0083】現像ブレード9としては、ウレタン製のゴ
ム弾性体で構成され、その圧縮永久歪が6%で、そのヤ
ング率が92kg/cm2 、反発弾性率が34%で、1
1.5mm×220mm×1.5mmの平板状のブレードを用
いた。このブレードの電気抵抗は、図6に示す測定方法
により測定したところ、5×104 Ωであった。このブ
レード9を、図5(A),(B)に示すように、撓み量
bが2.1mmと成るように現像ローラ8の外周に接触さ
せて取り付けた。その際の現像ローラ8に対する線圧F
は約1.07g/mmであり、接触角θは76度であっ
た。
【0084】現像装置5の内部に収容される球形トナー
10としては、次に示す製法により得られたトナーを用
いた。スチレン90部、ステアリルメタクリレート10
部、低分子量ポリプロピレン4部、カーボンブラック
(商品名ブラックパール130)7部、クロム系染料
(商品名ボントロンS−34)0.5部および2,2′
−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)2部を
ボールミル分散して均一混合液を得た。
【0085】次に、上記混合液を、リン酸カルシウム
4.5部を微細に分散した純水400部中に添加し、水
分散液を得た。この水分散液をрН9以上の条件下でロ
ーターステーター型ホモミキサーより高剪断撹拌を行っ
て、上記混合液を水中に微細化して分散させた。この水
分散液を撹拌翼の付いた反応器に入れて、65°Cで4
時間、撹拌下に重合を行った。
【0086】このようにして得られた重合体を含む分散
液を酸洗浄、水洗浄を充分に行った後、分離、乾燥して
トナー材料を得た。上記トナー材料100部に、流動化
剤として疎水性シリカ0.3部を外添し、非磁性一成分
トナーを得た。得られた非磁性一成分トナーは、実質的
に球型の粒子であった。このトナーの体積平均粒径(d
v)は5μmであり、真比重は1.2であった。
【0087】また、本実施例では、反転現像で清掃同時
現像を行うために、現像ローラ8の表面電位VD が−2
00Vとなるように、現像ローラ8と感光ドラム1との
間にバイアス電圧を印加した。また、現像ブレード9の
先端の電位がVBL=−400Vと成るようにバイアス電
圧を印加し、供給ローラ12の表面電位Vs=−400
Vと成るように、バイアス電圧を印加する。本実施例で
は、現像同時クリーニングなので、図2に示すクリーニ
ング装置2は不要となる。
【0088】本実施例に係る画像形成装置において、感
光ドラム1を周速47.6mm/秒で矢印A方向に回転
し、現像ローラ8を周速105mm/秒で矢印B方向に回
転し、供給ローラ12を周速92mm/秒で矢印C方向に
回転し、用紙7に、10回転写した。
【0089】このような条件では、現像ローラ外表面の
面積あたりの現像ローラ外表面を被うトナーの投影面積
の割合(単位、無次元)Sは、0.51であった。ま
た、トナーの充填密度δは0.2mg/cm2 であっ
た。現像ローラ上のトナー層は単一層であった。
【0090】そして、感光体カブリについて観察した結
果、感光体カブリおよび用紙カブリに関して定量化した
数値は、それぞれ0.5%および0.1%であり、小さ
いことが確認された。また、印字濃度について観察した
結果、印字濃度に関して定量化した数値は1.24であ
り、適切な濃度範囲(1.2〜1.4)にあった。さら
に残像は観察されなかった。
【0091】感光体カブリの観察は、感光体ドラム上の
カブリの部分のトナーをメンディングテープで紙に転写
し白色度計(日本電色製)で測定した反射率の値を、メ
ンディングテープだけを紙に貼った時の反射率を白色度
計で測定した値から引いた値を比較することで行った。
この値が大きいほど感光体カブリが多い。
【0092】また、用紙カブリの観察は、定着後の用紙
の非画像部のカブリ部分を白色度計で測定した反射率の
値を、印字前の用紙の反射率を白色度計で測定した値か
ら引いた値を比較することで行った。印字濃度の観察
は、マクベス濃度計を用い、「黒ベタ部」を測定するこ
とにより行った。
【0093】また、本実施例に係る現像装置を用いて印
字を行った場合には、トナーを馴染ませるための空運転
をすることなく初期から正常な印字が可能であった。ま
た、いわゆるジッターも生じなかった。実施例2 平均粒径d=10μm、真比重1.2の球形トナーを、
充填密度δ=0.29mg/cm2 、S=0.36で、
現像ローラに付着するように、付着量制御手段(ブレー
ド)を調整した以外は、前記実施例1と同様にして、印
字濃度、感光体カブリ、用紙カブリおよび残像を観察し
た。その結果、現像ローラ上のトナー層は単一層であっ
たことが確認され、印字濃度が1.32、感光体カブリ
が0.6%、用紙カブリが0.2%であり、残像なしが
確認された。
【0094】実施例3 平均粒径d=7μm、真比重1.2の球形トナーを、充
填密度δ=0.35mg/cm2 、S=0.62で、現
像ローラに付着するように、付着量制御手段(ブレー
ド)を調整した以外は、前記実施例1と同様にして、印
字濃度、感光体カブリ、用紙カブリおよび残像を観察し
た。その結果、現像ローラ上のトナー層は単一層であっ
たことが確認され、印字濃度が1.31、感光体カブリ
が0.4%、用紙カブリが0.1%であり、残像なしが
確認された。
【0095】比較例1 平均粒径d=10μm、真比重1.2の球形トナーを、
充填密度δ=0.38mg/cm2 、S=0.62で現
像ローラに付着するように、付着量制御手段(ブレー
ド)を調整した以外は、前記実施例1と同様にして、印
字濃度、感光体カブリ、用紙カブリおよび残像を観察し
た。その結果、印字濃度が1.32、感光体カブリが1
6.3%、用紙カブリが5.1%であり、残像なしが確
認された。
【0096】実施例1〜3に比較して、トナーが積層
(塊)状態で現像ローラの表面に付着し、感光体カブリ
および用紙カブリが多く発生することが確認された。比較例2 平均粒径d=5μm、真比重1.2の球形トナーを、充
填密度δ=0.38mg/cm2 、S=0.95で現像
ローラに付着するように、付着量制御手段(ブレード)
を調整した以外は、前記実施例1と同様にして、印字濃
度、感光体カブリ、用紙カブリおよび残像を観察した。
その結果、印字濃度が1.33、感光体カブリが25
%、用紙カブリが9.1%であり、残像ありが確認され
た。
【0097】実施例1〜3に比較して、トナーが積層
(塊)状態で現像ローラの表面に付着し、感光体カブリ
および用紙カブリが多く発生することが確認された。ま
た、残像も発生した。比較例3 平均粒径d=5μm、真比重1.2の球形トナーを、充
填密度δ=0.25mg/cm2 、S=0.29で現像
ローラに付着するように、付着量制御手段(ブレード)
を調整した以外は、前記実施例1と同様にして、印字濃
度、感光体カブリ、用紙カブリおよび残像を観察した。
その結果、印字濃度が1.01、感光体カブリが0.7
%、用紙カブリが0.2%であり、残像なしが確認され
た。
【0098】実施例1〜3に比較して、現像ローラに付
着するトナーが少なめであり、印字濃度の低下が観察さ
れた。
【0099】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、現像ローラ上のトナーの帯電量を安定化し、かつ現
像同時クリーニングを円滑に行い、印刷濃度低下の抑
制、残像の発生の抑制および感光体カブリの発生の抑制
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明に係るトナーの層のイメー
ジ図、同図(B),(C)は比較例に係るトナーの層の
イメージ図である。
【図2】図2は本発明の一実施形態に係る画像形成装置
の概略図である。
【図3】図3は図2に示す現像ローラの一部破断斜視図
である。
【図4】図4は図3に示す現像ローラの要部拡大断面図
である。
【図5】図5(A),(B)は図2に示す現像ブレード
の取付状態を示す概略図である。
【図6】図6は電気抵抗の計測方法を示す概念図であ
る。
【図7】図7は本発明の他の実施形態に係る現像ローラ
の断面図である。
【図8】図8は本発明のさらに他の実施形態に係る現像
ローラの断面図である。
【図9】図9は本発明の他の実施形態に係る現像ブレー
ドの断面図である。
【図10】図10は本発明のさらに他の実施形態に係る
現像ブレードの断面図である。
【図11】図11(A)〜(C)は反転現像における現
像同時クリーニングの作用を示す概略図である。
【図12】図12現像ローラの摩擦係数を測定する方法
を示す概念図である。
【符号の説明】
1… 感光ドラム 2… クリーニング装置 3… 帯電装置 4… 潜像形成装置 5… 現像装置 6… 転写装置 7… 転写紙 8,8a,8b… 現像ローラ 9,9a,9b… 現像ブレード 10… トナー 12… 供給ローラ 20… 導電性シャフト 22… ゴム弾性体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像ローラの外周に下記の式を満たすよ
    うに調節されたトナー層を形成する工程と、 潜像保持体の外周面に潜像を形成させる工程と、 現像ローラの外周面に形成された層状トナーの一部を潜
    像保持体の外周面に形成された潜像に対応した所定のパ
    ターンで選択的に移動させる工程とを有することを特徴
    とする現像方法。 【数1】1.5μm≦d×S≦6μm S<π/( 2×30.5 ) 但し、dはトナーの平均粒子径(直径、単位μm)、S
    は現像ローラ外表面の面積あたりの現像ローラ外表面を
    被うトナーの投影面積の割合(単位、無次元)である。
  2. 【請求項2】 外周に付着されたトナーの一部を、潜像
    保持体の外周面に、潜像に対応した所定のパターンで選
    択的に移動させて現像を行う現像ローラの外周に当接し
    て、前記現像ローラの外周に形成されるトナーの層を、
    下記の式を満たすように調節する層厚規制手段と、 回転自在に配置された現像ローラと、 トナーが収容されるケーシングとを有する現像装置。 【数2】1.5μm≦d×S≦6μm S<π/( 2×30.5 ) 但し、dはトナーの平均粒子径(直径、単位μm)、S
    は現像ローラ外表面の面積あたりの現像ローラ外表面を
    被うトナーの投影面積の割合(単位、無次元)である。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の現像装置と、 現像ローラの外周に付着されたトナーの一部が潜像に対
    応した所定のパターンで選択的に移動することによりト
    ナー像が形成され、このトナー像が転写材に転写する潜
    像保持体とを有する画像形成装置。
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