JPH09166884A - 静電荷像現像用トナー組成物、静電荷像現像剤および画像形成方法 - Google Patents

静電荷像現像用トナー組成物、静電荷像現像剤および画像形成方法

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JPH09166884A
JPH09166884A JP32865395A JP32865395A JPH09166884A JP H09166884 A JPH09166884 A JP H09166884A JP 32865395 A JP32865395 A JP 32865395A JP 32865395 A JP32865395 A JP 32865395A JP H09166884 A JPH09166884 A JP H09166884A
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toner
image
external additive
fine particles
silica fine
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JP32865395A
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English (en)
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Yuka Ishihara
由架 石原
Masanori Ichimura
正則 市村
Hiroshi Takano
洋 高野
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改善された環境依存性を有し、トナーの流動
性、体ケーキング性および帯電性が優れた静電荷像現像
用トナー組成物および静電荷像現像剤の提供、およびそ
れを用いる画像形成方法の提供。 【解決手段】 静電荷像現像用トナー組成物は、結着樹
脂および着色剤を含有する平均粒子径5〜10μmのト
ナー粒子と、外添剤として、(1)疎水化度80%以上
のシリカ微粒子を両性界面活性剤で処理した粒子と
(2)疎水化度80%以上のシリカ微粒子を第4級アン
モニウム塩または第4級アンモニウム基を有する重合体
で処理した粒子の2種のシリカ微粒子を含有する。これ
をキャリアと混合して二成分現像剤として用いることも
できる。結着樹脂として、酸価が3〜15のポリエステ
ル樹脂を用いて透明性の優れたカラートナーとすること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法、静電記録
法等における静電潜像を現像するために用いる静電荷像
現像用トナー、静電荷像現像剤およびそれを用いる画像
形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法では、感光体に形成された静
電潜像を、通常、顔料等を含むトナーで現像し、得られ
たトナー像を転写紙上に転写し、熱ロール等で定着し、
他方感光体は再び静電潜像を形成するためにクリーニン
グされる。この様な電子写真法等で使用する乾式現像剤
は、結着樹脂中に着色剤を分散したトナーそのものを用
いる一成分現像剤と、そのトナーにキャリアを混合した
二成分現像方法に大別され、そしてこれらの現像剤を用
いてコピー操作を行う場合、プロセス適合性を有するた
めには、現像剤が、流動性、耐ケーキング性、定着性、
帯電性、クリーニング性等に優れていることが必要であ
る。そして特に、流動性、耐ケーキング性を高めるため
に、無機微粒子をトナーに添加することがしばしば行わ
れている。
【0003】最近では、デジタル画像のハーフトーン階
調性、粒状性を得る等の高画質化の要請からトナーの小
径化が進んでおり、トナーの流動性の観点からは悪化す
る傾向にあるため、流動化剤をより多量添加する必要が
ある。
【0004】また、カラー画像形成に関しては、フルカ
ラー複写機が注目を浴びており、色再現性および定着性
の面からフルカラー独自の要求特性を満たす必要性も生
じてきた。フルカラー複写の画像形成方法は、減法彩色
法等の三色合成方法を基礎として、具体的には、まず露
光により感光体上に少なくとも3種類の静電潜像を形成
した後、トナーを一色ずつ複数回現像・転写を繰り返し
て、紙等の同一転写体上に異なる少なくとも3種のトナ
ー層を形成させる。次いで、このように重ね合わせられ
た像を熱ローラー等を用いて一回で定着させるものであ
る。この場合、現像・転写工程が一回である白黒現像に
比べ、カラー現像では数種のトナー層が重ねられている
分だけ定着像の厚さが厚くなり、透明性の点では定着像
の膜厚が薄いことが望ましい。ところが定着像のフィル
ム強度が小さい場合、画像に亀裂が生じ、光沢が損なわ
れたり、折り曲げた際、画像欠陥を生じる恐れがある。
したがって、定着されるカラートナーのトナー層は、適
度な光沢と優れたフィルム強度が必要である。従来、フ
ィルム強度の観点では、分子凝集力の大きいポリエステ
ル樹脂が優れていることが公知であり、市販のフルカラ
ートナーに一般的に使用されている。
【0005】また、フルカラートナー独自の用途にOH
P投影像があるが、上記のようにして得た画像を反射光
で見た場合、色調の再現性がよい優れた画質のものであ
っても、これをOHPシートに定着させて透過光で見る
と、トナー本来の色調が再現されず、暗くくすんだ画像
として目に写る場合がある。これはOHPシートのよう
な透光性支持体上の定着像を光が透過する際、透過性支
持体と定着トナー層との界面、定着トナー層内部および
定着トナー層と空気との界面等において、光が屈折およ
び散乱を起こすことが原因である。したがって、先に記
したように、トナーの小径化によって、流動化剤の添加
量を多くせざるをえない事実は、フルカラートナーのO
HP定着像の透明性にとっては益々不利に影響を及ぼす
ことになる。それゆえ、流動性および耐ケーキング性を
高めるために、無機微粒子を添加する場合には、比較的
屈折率の小さい或いは定着像の透明性に悪影響を与えな
い無機微粒子を用いるのが好ましい。
【0006】しかしながら、一般に無機微粒子は帯電に
大きな影響を与えてしまう。例えば、一般に使用されて
いるシリカ系微粒子の場合、負帯電性が強く、特に、低
温低湿下において、負帯電性トナーの帯電性を過度に増
大させ、一方、高温高湿下においては、水分を取り込ん
で帯電性を減少させるため、両者の帯電性に大きな差を
生じさせるという問題があった。その結果、濃度再現性
不良、背景カブリの原因となることがあった。また、無
機微粒子の分散性もトナー特性に大きな影響を与え、分
散性が不均一な場合、流動性、耐ケーキング性に所望の
特性が得られなかったり、クリーニングが不十分になっ
て、感光体上にトナーの固着等が発生し、黒点状の画像
欠陥を生じる原因になることがあった。特に、トナーの
結着樹脂がポリエステル樹脂の場合、その分子構造上、
親水基を持つため、無機微粒子を添加したトナーの帯電
性は環境依存性が大きいという傾向にある。
【0007】これらの点を改善する目的で、無機微粒子
を表面処理したものを用いることが種々提案されてい
る。例えば、特開昭46−5782号公報、特開昭48
−47345号公報、特開昭48−47346号公報に
は、シリカ微粒子の表面を疎水化処理することが記載さ
れている。しかしながら、これらの無機微粒子を用いる
だけでは、必ずしも十分な効果が得られない。また、ト
ナー粒子の負帯電性を緩和する方法としては、アミノ変
性シリコーンオイルで表面処理したシリカ微粒子を外添
する方法(特開昭64−73354号公報)およびアミ
ノシランおよび/またはアミノ変性シリコーンオイルで
表面処理されたシリカ微粒子を外添する方法(特開平1
−237561号公報)が知られている。
【0008】しかしながら、これらのアミノ化合物によ
る処理では、負帯電性トナーの過剰な帯電上昇は制御で
きるものの、シリカ微粉末自身の持つ環境依存性を十分
改善することができない。すなわち、低温低湿下で、長
時間複写後のシリカ微粒子の過剰な負帯電性を若干抑制
することはできるが、高温高湿下で長時間使用した場合
においても、同様な電荷の中和が起こるため、相変わら
ず環境依存性は改善できない。また、処理剤にシリコー
ンオイルを用いた場合、その粘度が高いために処理時に
シリカの凝集が起こり、粉体流動性が悪化するという欠
点がある。
【0009】さらにまた、トナーの摩擦帯電性、保存安
定性および流動性を向上させる方法として、トナー粒子
の外殻ポリマーとは異なった摩擦帯電性を有する、例え
ばアクリル酸ジメチルアミノエチルエステル等のアミノ
基と二重結合を有する単量体を成分とするポリマーで被
覆処理したシリカ微粒子をトナー粒子に外添する方法
(特開昭64−6964号公報)が公知になっている。
しかしながら、この方法は、摩擦帯電性を付与すること
を目的とするものであって、前記したアミノ化合物と同
様に環境依存性を十分改善することはできない。
【0010】また一方、トナーの耐吸湿性や経時的安定
性を改善したり、キャリアへのインパクションを低減さ
せる目的で、フッ素オイルで表面処理したシリカ微粒子
を外添する方法(特開昭58−217944号公報)
や、フッ素置換シランカップリング剤で表面処理したシ
リカ微粒子を外添する方法が知られている。しかしなが
ら、これらフッ素系の処理剤では、シリカに対して耐吸
湿性や耐キャリア汚染性は付与できるものの、経時によ
る帯電低下が著しく、また、フッ素自身の持つ高い負帯
電性のために、環境依存性を十分改善することができな
い。すなわち、高温高湿下での低帯電を上昇させると同
時に、低温低湿下での帯電をも上昇させてしまうため、
相変わらず環境依存性が改善されない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
における上記のような実情に鑑みてなされたものであ
る。すなわち、本発明の目的は、トナーに摩擦帯電性が
付与されるのをできるだけ避けて、トナーの摩擦帯電性
を低下させることなくトナーの環境依存性を改善するこ
とにあり、また、流動性、耐ケーキング性、および帯電
性に優れており、黒点状の画像欠陥が発生しにくく、優
れた画質の画像を得ることができる静電荷像現像用トナ
ーおよびそれを含む静電荷像現像剤を提供することにあ
る。
【0012】本発明の他の目的は、フルカラートナーの
OHP定着像の透明性に悪影響を及ぼさない静電荷像現
像用トナーおよびそれを含む静電荷像現像剤を提供する
ことにある。本発明のさらに他の目的は、黒点状の画像
欠陥のない良好な透明性を有する優れた画質の画像を得
ることができる画像形成方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、トナー粒子に各々
が両性界面活性剤および第4級アンモニム塩または官能
基として第4級アンモニウム塩基を有する重合体で表面
処理した二種類のシリカ微粒子を外添することにより、
上記目的が達成されることを見出だし、本発明を完成す
るに至った。
【0014】すなわち、本発明の静電荷像現像用トナー
組成物は、結着樹脂および着色剤を含有する平均粒子径
5〜10μmのトナー粒子と、二種類の外添剤とを含有
するものであり、そして、第1の外添剤が、シリカ微粒
子疎水化度80%以上のシリカ微粒子を両性界面活性剤
で処理した粒子であり、第2の外添剤が疎水化度80%
以上のシリカ微粒子を第4級アンモニウム塩または第4
級アンモニウム基を有する重合体で処理した粒子である
ことを特徴とする。また、本発明の静電荷像現像剤は、
キャリアと上記した静電荷像現像用トナー組成物とから
なることを特徴とする。
【0015】さらに本発明の画像形成方法は、潜像保持
体を帯電する工程、該潜像保持体上に静電潜像を形成す
る工程、該静電潜像を現像剤で現像する工程、形成され
たトナー画像を転写体上に転写する工程、潜像保持体上
の残留トナーを除去する工程を有するものであって、現
像剤として、上記の静電荷像現像用トナー組成物を使用
することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。まず、本発明において使用する外添
剤について説明すると、第1および第2の外添剤として
使用する表面処理シリカ微粒子は、平均一次粒子径40
nm以下、好ましくは20nm以下の範囲のものが使用
され、特に16nm以下の範囲のものが好ましい。
【0017】さらにまた、表面処理されるシリカ微粒子
は、疎水化度80%以上であることが必要であり、好ま
しくは90%以上の疎水性シリカ微粒子が使用される。
疎水化度80%以上のシリカ微粒子としては、予めシラ
ンカップリング剤等の疎水化剤により疎水化処理された
ものが使用できる。疎水化度が80%よりも小さいシリ
カ微粒子を用いた場合は、シリカ微粒子が湿度の影響を
受け易く、環境依存性が大きいため、両性界面活性剤ま
たは第4級アンモニウム塩もしくは第4級アンモニウム
基を有する重合体で処理しても、十分な改善効果が得ら
れない。
【0018】ここでいう疎水化度とは、以下のごとき
「メタノール滴定試験」により測定されたものである。
すなわち、水50ml中に添加されたシリカ微粒子0.
2gの全量が湿潤されるまで、溶液を撹拌しながらビュ
レットよりメタノールを滴下し、その終点でのメタノー
ルと水の混合物中のメタノールの百分率により表される
値をいう。
【0019】疎水化度80%以上のシリカ微粒子として
は、予めシランカップリング剤等の疎水化剤により疎水
化処理されたものが使用できる。疎水化処理に使用する
ことができる疎水化剤としては、例えば、メチルトリク
ロロシラン、オクチルトリクロロシラン、ジメチルジク
ロロシラン等のアルキルクロロシラン類、ジメチルジメ
トキシシラン、オクチルトリメトキシシラン等のアルキ
ルメトキシシラン類、ヘキサメチルジシラザン、シリコ
ーンオイル等があげられる。
【0020】本発明において、第1外添剤の処理剤とし
て使用される両性界面活性剤とは、分子構造内にカチオ
ン基とアニオン基の両者を併せ持っている界面活性剤を
意味し、その分子内では電荷の分離はあるが、分子全体
としては電荷を持たない物質を意味する。
【0021】本発明に使用する両性界面活性剤として
は、例えば、N−アルキルニトリロトリ酢酸、N−アル
キルジメチルベタイン、α−トリメチルアンモニオ脂肪
酸、N−アルキル−β−アミノプロピオン酸塩、N−ア
ルキル−β−イミノプロピオン酸塩、N−アルキル−オ
キシメチル−N,N−ジエチルベタイン、N−アルキル
−N,N−ジアミノエチルグリシン塩酸塩、2−アルキ
ルイミダゾリン誘導体、アミノエチルイミダゾリン有機
酸塩、N−アルキルスルホベタイン、N−アルキルタウ
リン塩をあげることができる。特に、フッ素原子を含有
する両性界面活性剤が優れた効果を発揮する。例えば、
下記一般式(1)ないし(14)で表される化合物を例
示することができるが、これらに限定されるものではな
い。
【0022】
【化1】
【0023】
【化2】
【0024】これらの一般式で示される両性界面活性剤
の具体的な化合物としては、次のものを例示することが
できる。
【化3】
【0025】
【化4】
【0026】
【化5】
【0027】また、本発明において、第2外添剤の処理
剤として使用される第4級アンモニウム塩は第4級アン
モニウム塩構造を有する低分子化合物を意味し、また、
第4級アンモニウム基を有する重合体としては、単量体
成分として、ジアルキルアミノアルキルアクリレートま
たはジアルキルアミノアルキルメタクリレートを第4級
アンモニウム塩の形態で含有するホモ重合体および共重
合体があげられる。
【0028】第4級アンモニウム塩としては、例えば、
下記一般式(I)〜(III )で示される化合物をあげる
ことができる。
【化6】
【0029】これらの一般式で示される化合物の具体例
としては、次のものが例示される。
【化7】
【0030】
【化8】
【0031】
【化9】
【0032】また、第4級アンモニウム基を有する重合
体としては、例えば、ジメチルアミノエチル(メタ)ア
クリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、ジプロピルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジ
ブチルアミノエチル(メタ)アクリレート等のホモ重合
体およびそれらと他の共重合可能な単量体との共重合体
であって、第4級アンモニウム塩構造を有するものが使
用できる。上記共重合体を形成するための他の共重合可
能な単量体としては、例えば、アクリル酸、アクリル酸
エステル、メタクリル酸、メタクリル酸エステル、スチ
レン、酢酸ビニル等をあげることができる。
【0033】本発明において使用する第4級アンモニウ
ム基を有する重合体は、ジアルキルアミノアルキルアク
リレートまたはジアルキルアミノアルキルメタクリレー
トを単独で或いは上記他の共重合可能な単量体の1種ま
たは2種以上と共に、重合開始剤の存在下に重合させ、
得られたホモ重合体または共重合体を第4アンモニウム
塩化剤、例えば、ベンゼンスルホン酸メチル等のベンゼ
ンスルホン酸アルキル、p−トルエンスルホン酸メチル
等のp−トルエンスルホン酸アルキル等で第4級化する
ことによって製造することができる。
【0034】上記の両面活性剤或いは第4級アンモニウ
ム塩または第4級アンモニウム基を有する重合体による
疎水性シリカ微粒子の表面処理は、これら両面活性剤或
いは第4級アンモニウム塩または第4級アンモニウム基
を有する重合体を適当な溶剤に溶解し、シリカ微粒子に
添加してシリカ微粒子の表面を被覆した後、溶剤を乾燥
する方法で行うのが一般的であり、具体的にはニーダー
コーター、スプレードライヤー、サーマルプロセッサ
ー、流動床等の装置を用いて行うのが好ましい。また、
必要に応じて、乾燥後に粉砕、分級を行ってもよい。
【0035】上記両面活性剤および第4級アンモニウム
塩または第4級アンモニウム基を有する重合体の処理量
は、シリカ微粒子の種類によって異なるが、一般には、
シリカ微粒子に対して、両面界面活性剤の場合は0.1
〜100重量%、第4級アンモニウム塩または第4級ア
ンモニウム基を有する重合体の場合は0.01〜50重
量%の範囲である。ただし、本発明において、上記両面
活性剤および第4級アンモニウム塩または第4級アンモ
ニウム基を有する重合体によるシリカ微粒子の表面処理
は、シリカおよびトナーの環境依存性の改善を目的とす
るものであって、トナーに帯電性を付与するためのもの
ではない。シリカ微粒子に対する処理量が多すぎると、
帯電量を低下させてしまう恐れがあり、また、トナーに
外添した際のトナーの粉体流動性を悪化させるので、処
理量はシリカ微粒子の種類によって適宜調整しなければ
ならない。
【0036】また、本発明において、使用する表面処理
シリカ微粒子は、異なる二種類の処理剤で表面処理され
た二種類の組み合わせであることが必要である。両面活
性剤で表面処理したシリカ微粒子のみを用いた場合は、
トナーの帯電の環境依存性や低温低湿下での帯電の立ち
上がり性は改善できるものの、帯電の経時安定性が不十
分である。また、第4級アンモニウム塩または第4級ア
ンモニウム基を有する重合体で表面処理したシリカ微粒
子のみを用いた場合は、帯電の経時安定性は付与できる
ものの、帯電の環境依存性の改善には不十分である。上
記異なる二種類の処理剤によって表面処理された二種類
の外添剤を併用することによって、トナーの流動性、耐
ケーキング性を損なうことなく、トナーの帯電の環境依
存性や低温低湿下での帯電の立ち上がり性、さらには帯
電維持性を付与することができる。 本発明において、
トナー粒子としては、結着樹脂と着色剤を主成分として
構成される公知のものが使用される。
【0037】使用される結着樹脂としては、スチレン、
クロロスチレン等のスチレン類、エチレン、プロピレ
ン、ブチレン、イソブチレン等のモノオレフィン類、酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、酪酸
ビニル等のビニルエステル類、アクリル酸メチル、アク
リル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸オクチ
ル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸フェニル、メタク
リル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチ
ル、メタクリル酸ドデシル等のα−メチレン脂肪族モノ
カルボン酸エステル類、ビニルメチルエーテル、ビニル
エチルエーテル、ビニルブチルエーテル等のビニルエー
テル類、ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトン、
ビニルイソプロペニルケトン等のビニルケトン類等の単
量体の単独重合体または共重合体を例示することがで
き、特に、代表的な結着樹脂としては、ポリスチレン、
スチレン−アクリル酸アルキル共重合体、スチレン−メ
タクリル酸アルキル共重合体、スチレン−アクリロニト
リル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレ
ン−無水マレイン酸共重合体、ポリエチレン、ポリプロ
ピレンをあげることができる。さらに、ポリエステル、
ポリウレタン、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリア
ミド、変性ロジン、パラフィンワックス等を使用するこ
ともできる。
【0038】本発明において、トナー粒子がカラートナ
ーの場合、結着樹脂としてはポリエステル樹脂が好まし
く用いられる。ポリエステル樹脂は、多価アルコールと
多価カルボン酸とから合成されるが、多価アルコールと
しては、エチレングリコール、プロピレングリコール、
1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、1,5
−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノ
ール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、ビスフェノールA、水
素添加ビスフェノールA等を用いることができる。これ
らのうち、特にビスフェノールA誘導体との併用が好ま
しく、その具体例としては、ポリオキシプロピレン
(6)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、ポリオキシエチレン(2.2)−2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロ
ピレン(2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、ポリオキシプロピレン(2.0)−ポリ
オキシエチレン(2.0)−2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン等があげられる。また、三価以
上のアルコールとしては、グリセリン、ソルビトール、
1,4−ソルビタン、トリメチロールプロパン等を用い
ることができる。
【0039】また、多価カルボン酸としては、例えば、
マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、フタル酸、テ
レフタル酸、イソフタル酸、マロン酸、コハク酸、グル
タル酸、ドデセニルコハク酸、n−オクチルコハク酸、
n−ドデセニルコハク酸、1,2,4−ベンゼントリカ
ルボン酸、1,2,4−シクロヘキサントリカルボン
酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン酸、1,2,
5−ヘキサントリカルボン酸、1,3−ジカルボキシル
−2−メチル−2−メチレンカルボキシルプロパン、テ
トラ(メチレンカルボキシ)メタン、1,2,7,8−
オクタンテトラカルボン酸、トリメリット酸、ピロメリ
ット酸およびこれらの酸の低級アルキルエステルを用い
ることができる。
【0040】本発明において、ポリエステル樹脂の酸価
(AV)は3〜15であることが好ましい。酸価が3未
満であると、トナーの帯電付与能が小さいため、繰り返
し使用による現像剤の維持性に懸念が生じる。一方、酸
価が15より大きいと、複写画像の濃度再現性が不十分
であったり、トナーの帯電分布がブロードになりやすい
ため、現像機内にトナーが追加された後の複写物にカブ
リや画質欠陥を生じさせるという問題が生じる場合があ
る。
【0041】また、着色剤としては、公知の染料および
顔料が使用され、例えば、カーボンブラック、アニリン
ブルー、カルコイルブルー、クロムイエロー、ウルトラ
マリンブルー、デュポンオイルレッド、キノリンイエロ
ー、メチレンブルークロリド、銅フタロシアニン、マラ
カイトグリーンオキサレート、ランプブラック、ローズ
ベンガル、C.I.ピグメントレッド48:1、C.
I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントレッ
ド57:1、C.I.ピグメントイエロー97、C.
I.ピグメントイエロー12、C.I.ピグメントイエ
ロー17、C.I.ピグメントブルー15:1、C.
I.ピグメントブルー15:3等を代表的なものとして
例示することができる。
【0042】本発明において、着色剤の含有量は、2重
量%から8重量%の範囲が好ましい。着色剤の含有量が
2重量%より少ないと着色力が弱くなり、8重量%より
多くなるとカラートナーの場合、透明性が悪化する。
【0043】本発明におけるトナーには、必要に応じて
帯電制御剤を添加してもよい。帯電制御剤としては、公
知のものを使用することができるが、アゾ系金属錯体、
サリチル酸またはアルキルサリチル酸の金属錯体を用い
るのが好ましい。また、低分子量プロピレン、低分子量
ポリエチレン、ワックス等のオフセット防止剤の公知の
他の成分を添加することができる。
【0044】また、本発明におけるトナー粒子は、磁性
材料を内包する磁性トナー或いはカプセルトナーであっ
てもよい。粒子の大きさは、一般に3〜20μmの平均
粒径を有するものが好適に使用できる。
【0045】本発明において、上記表面処理シリカ微粒
子は、トナー粒子に添加し、混合されるが、混合は、例
えば、Vブレンダーやヘンシェルミキサー等によって行
うことができる。また、この際、必要に応じて種々の添
加剤を添加してもよい。これらの添加剤としては、他の
流動化剤やポリスチレン微粒子、ポリメチルメタクリレ
ート微粒子、ポリフッ化ビニリデン微粒子等のクリーニ
ング助剤もしくは転写助剤等があげられる。
【0046】上記表面処理シリカ微粒子の添加量は、ト
ナー全量に対して、0.05〜20重量%の範囲が好ま
しく、より好ましくは0.1〜5重量%の範囲である。
本発明において、上記表面処理シリカ微粒子のトナー粒
子表面への付着状態は、単に機械的な付着であってもよ
いし、表面に緩く固着されていてもよい。また、トナー
粒子の全表面を被覆していても、また一部被覆していて
もよい。また、表面処理シリカ微粒子は、一部凝集体と
なって被覆されていてもよいが、単層粒子状態で被覆さ
れているのが好ましい。
【0047】上記のようにして表面処理されたシリカ微
粒子が添加された本発明の静電荷像現像用トナー組成物
は、一成分現像剤として用いてもよいが、二成分現像剤
のトナーとして用いることもできる。
【0048】本発明の静電荷像現像剤は、二成分現像剤
であって、上記のトナー組成物とキャリアとより構成さ
れるが、この場合において、上記表面処理シリカ微粒子
は、あらかじめトナー粒子に添加せず、トナー粒子とキ
ャリアとの混合と同時に添加して表面被覆を施し、静電
荷像現像剤を作製してもよい。
【0049】本発明において使用されるキャリアとして
は、鉄粉、ガラスビーズ、フェライト粉、ニッケル粉或
いはそれらの表面に樹脂コーティングを施したものがあ
げられる。
【0050】次に、本発明の画像形成方法について説明
する。本発明の画像形成方法は、潜像保持体を帯電する
工程、該潜像保持体上に静電潜像を形成する工程、該静
電潜像を現像剤で現像する工程、形成されたトナー画像
を転写体上に転写する工程、潜像保持体上の残留トナー
を除去する工程を有する。
【0051】潜像形成工程は、従来公知の方法が適用で
き、電子写真法あるいは静電記録法によって、感光層あ
るいは誘電体層等の潜像保持体の上に静電潜像を形成す
ればよい。潜像保持体としては、Se系感光体、有機系
感光体、アモルファスシリコン系感光体、あるいはこれ
らの表面に必要に応じて、オーバーコートを施したもの
等、従来公知のものが使用可能である。潜像の形成は公
知の方法で実施することができる。
【0052】次いで形成された潜像は、現像工程におい
て顕像化されるが、本発明においては、現像剤として、
上記の静電荷像現像用トナーを含む現像剤が使用され
る。顕像化されたトナー画像は、転写工程において、常
法により紙等の転写体上に転写され、次いで加熱定着さ
れる。また、潜像保持体上に残留するトナーは、クリー
ニング工程によってクリーニングされ、次の工程のため
に準備される。クリーニング手段としては、ブレード圧
着によるクリーニング、その他ウエブファーブラシクリ
ーニング等をあげることができるが、特にブレード圧着
による残留トナークリーニング方法において、本発明の
トナーは優れた効果を発揮する。
【0053】本発明は、上記のようにシリカ微粒子をあ
らかじめ両面活性剤で表面処理した第1外添剤および第
4級アンモニウム塩または官能基として第4級アンモニ
ウム基を有する重合体で表面処理した第2外添剤の二種
類の外添材をトナー粒子に外添することにより、シリカ
微粒子の粉体流動性を損なうことなく、しかも両性界面
活性剤および第4級アンモニウム塩または第4級アンモ
ニウム基を有する重合体の帯電制御機能が働いて、シリ
カ微粒子およびトナー粒子の低温低湿下での過剰な負帯
電性を制御することができ、かつ高温高湿下においても
安定した帯電性が維持される。
【0054】特に、従来トナーの結着樹脂としてポリエ
ステル樹脂やエポキシ樹脂を用いた場合、低温低湿下と
高温高湿下との帯電性能に極端な差を生じさせることが
問題であったが、本発明における上記に二種類の外添剤
を併用することによってこの問題に対して改善効果が発
揮される。
【0055】さらに、処理剤としてフッ素系両面活性剤
を用いた場合、フッ素自身の表面エネルギーが小さいた
め、キャリアへのインパクションを軽減でき、現像剤に
経時的安定性を付与することができる。従来より、公知
のフッ素置換シランカップリング剤やフッ素オイルを処
理剤として用いた場合、その表面処理効果により耐湿性
は付与できるが、経時により帯電量の低下が著しく、し
かもフッ素自身の持つ高い負帯電性のため、環境依存性
を十分改善することができなかった。その理由の詳細は
明らかではないが、フッ素系両面活性剤を用いた場合、
耐吸湿性、耐キャリア汚染性および粉体流動性を損なう
ことなく、上記のようなフッ素の過度な負帯電を制御す
ることができるため、処理されたトナーは優れた環境安
定性を有するものとなる。また、多量の複写採取後にお
いても、安定したトナー帯電量が得られ、画質の低下が
ない。
【0056】さらに併用する第4級アンモニウム基を有
する重合体を処理剤として用いた場合、疎水性シリカ微
粒子表面への吸着が良好であり、樹脂被覆されるので、
現像剤使用中に処理剤の脱離が生じにくく、長期に亘っ
て、安定した性能が発揮され、現像剤の長寿命化をはか
ることができる。
【0057】また、上記シリカ微粒子を添加したフルカ
ラートナーは、OHPシート上の定着画像においても、
色再現性が良好で、透明性に優れた画像を提供すること
ができる。
【0058】また、シリカ微粒子は摩擦力を低下させる
機能を有するため、トナーのクリーニング性を向上さ
せ、かつ、白抜けやカブリのない高画質の画像を得るこ
とができる。このようなトナー組成物は、高い流動性を
有するため、特に現像ロールにトナーの薄層を形成して
現像する薄層現像法、或いは高速で移動する潜像を現像
する高速現像法に適用するときにその効果は顕著とな
る。
【0059】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明す
る。なお、以下の説明において、特記しない限り「部」
は全て「重量部」を意味する。
【0060】外添剤Aの調製 両性界面活性剤として、上記例示化合物(1)−2の5
部をエタノール500部に溶解し、平均一次粒子径12
nm、疎水化度90%の疎水性シリカ微粒子(RX20
0、日本アエロジル社製)100部と撹拌した後、エバ
ポレーターを用いて、溶剤のエタノールを除き、乾燥し
て処理済シリカ微粒子を得た。次にこの処理物を自動乳
鉢を用いて解砕し、105μmメッシュの篩を用いて篩
分して、表面処理シリカ(外添剤A)を得た。 外添剤Bの調製 両性界面活性剤として、上記例示化合物(7)−1の
0.08部および溶剤としてアセトンを用いた以外は、
外添剤Aと同様の手法により外添剤Bを得た。
【0061】外添剤Cの調製 両性界面活性剤として、上記例示化合物(14)−3を
用いた以外は、外添剤Aと同様の手法により外添剤Cを
得た。 外添剤Dの調製 両性界面活性剤として、上記例示化合物(6)−2およ
び疎水性シリカ微粒子として、平均一次粒子径7nm、
疎水化度82%の疎水性シリカ微粒子を用いた以外は、
外添剤Aと同様の手法により外添剤Dを得た。 外添剤Eの調製 両性界面活性剤として、上記例示化合物(14)−1お
よび溶剤として、イソプロパノールを用いた以外は、外
添剤Aと同様の手法により外添剤Eを得た。
【0062】外添剤Fの調製 両性界面活性剤として、上記例示化合物(2)−1を用
いた以外は、外添剤Aと同様の手法により外添剤Fを得
た。 外添剤Gの調製 両性界面活性剤として、上記例示化合物(6)−1の
0.08部および溶剤としてアセトンを用いた以外は、
外添剤Aと同様の手法により外添剤Gを得た。
【0063】外添剤Hの調製 両性界面活性剤として、上記例示化合物(14)−2を
用いた以外は、外添剤Aと同様の手法により外添剤Hを
得た。 外添剤Iの調製 両性界面活性剤として、上記例示化合物(3)−2およ
び疎水性シリカ微粒子として、平均一次粒子径7nm、
疎水化度82%の疎水性シリカ微粒子を用いた以外は、
外添剤Aと同様の手法により外添剤Iを得た。
【0064】外添剤Jの調製 第4級アンモニウム塩として、上記例示化合物I−9の
1部をエタノール1000部に溶解し、平均一次粒子径
16nm、疎水化度84%の疎水性シリカ微粒子100
部と撹拌混合した後、エバポレーターを用いて、溶剤の
エタノールを除き、乾燥して処理済シリカ微粒子を得
た。次にこの処理物を自動乳鉢を用いて解砕し、105
μmメッシュの篩を用いて篩分して、処理シリカ(外添
剤J)を得た。 外添剤Kの調製 第4級アンモニウム塩として、上記例示化合物I−8を
用いた以外は、外添剤Jと同様の手法により外添剤Kを
得た。
【0065】 外添剤Lの調製 ジメチルアミノエチルメタクリレート−ブチルアクリレート 3部 −スチレン共重合体(15:15:70) (分子量=9000)を、p−トルエンスルホン酸で 第4級アンモニウム塩化処理を行った樹脂 アセトン 1000部 疎水化度84%の疎水性シリカ(平均一次粒子径16nm) 100部 上記成分をよく混合して、溶解、分散させた後、流動床
にて溶剤を除去し、表面処理シリカ(外添剤L)を得
た。
【0066】 外添剤Mの調製 ジメチルアミノエチルメタクリレート−メチルアクリレート 1部 共重合体(40:60)(分子量=10000)を、 p−トルエンスルホン酸で第4級アンモニウム塩化処理 を行った樹脂 アセトン 500部 疎水化度84%の疎水性シリカ(平均一次粒子径16nm) 100部 上記成分をよく混合して、溶解、分散させた後、流動床
にて溶剤を除去し、表面処理シリカ(外添剤M)を得
た。
【0067】外添剤Nの調製 両性界面活性剤の代わりに非イオン性界面活性剤(ステ
アリン酸モノエタノールアミド)で処理した以外は、外
添剤Aと同様の手法により外添剤Nを得た。 外添剤Oの調製 疎水性シリカ微粒子の代わり平均一次粒子径15nm、
疎水化度82%の疎水性チタニア微粒子を用いた以外
は、外添剤Aと同様の手法により外添剤Oを得た。 外添剤Pの調製 疎水性シリカ微粒子の代わり平均一次粒子径12nmの
親水性シリカ(A200、日本アエロジル社製)を用い
た以外は、外添剤Aと同様の手法により外添剤Pを得
た。
【0068】外添剤Qの調製 表面処理剤として、フッ素置換シランカップリンブ剤5
部をトルエン500部に溶解し、平均一次粒子径12n
mの親水性シリカ(A200、日本アエロジル社製)1
00部と撹拌混合した後、エバポレーターを用いて、溶
剤のトルエンを除き、乾燥して処理済シリカ微粒子を得
た。それ以降は外添剤Aと同様の手法により外添剤Qを
得た。このシランカップリング剤処理後の外添剤Qの疎
水化度は82%であった。 外添剤Rの調製 両性界面活性剤の代わりにアミノ変性シリコーンオイル
で処理した以外は、外添剤Aと同様の手法により外添剤
Rを得た。
【0069】外添剤Sの調製 第4級アンモニウム塩系化合物の代わりに2−アクリル
アミド−2−メチルプロパンスルホン酸−スチレン共重
合体を用いた以外は、外添剤Mと同様の手法により外添
剤Sを得た。 外添剤Tの調製 疎水性シリカ微粒子の代わり平均一次粒子径15nmの
疎水化度80%の疎水性アルミナを用いた以外は、外添
剤Mと同様の手法により外添剤Tを得た。 外添剤Uの調製 両性界面活性剤の代わりにアニオン性界面活性剤(ポリ
オキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールア
ミン)で処理した以外は、外添剤Aと同様の手法により
外添剤Uを得た。 外添剤Vの調製 疎水性シリカ微粒子の代わり平均一次粒子径15nm、
疎水化度80%の疎水性アルミナを用いた以外は、外添
剤Jと同様の手法により外添剤Vを得た。 外添剤Wの調製 第4級アンモニウム塩の代わりに2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸−スチレン共重合体を用
いた以外は、外添剤Mと同様の手法により外添剤Wを得
た。
【0070】実施例1 (トナーの製造) スチレン−ブチルアクリレート共重合体(80:20) 100部 (重量平均分子量:1.8×105 ) カーボンブラック(リーガル330、キャボット社製) 10部 低分子量ポリプロピレン(ビスコール660P、 5部 三洋化成工業社製) 帯電制御剤(アゾクロム錯体:スピロンブラックTRH、 1部 保土谷化学社製) 上記成分をバンバリーミキサーにより溶融混練し、冷却
後ジェットミルにより微粉砕を行い、さらに、分級機で
分級して平均粒径9μmのトナー粒子を得た。このトナ
ー粒子100部に対して上記外添剤A0.5部および外
添剤J0.5部を添加し、ヘンシェルミキサーにて混合
してトナーを得た。 (キャリアの製造)平均粒径85μmのフェライトに対
して0.8重量部に相当するシリコーン樹脂を流動床コ
ーティング装置を用いて、膜厚約1.2μmになるよう
に被覆し、キャリアを得た。 (現像剤組成物の調製)上記トナー5部とキャリア95
部を混合して現像剤組成物を調製した。
【0071】実施例2 実施例1において、外添剤Aの代わりに外添剤Bを用い
た以外は、実施例1と同様の条件でトナーを作製し、同
様のキャリアと混合して現像剤組成物を調製した。 実施例3 実施例1において、外添剤Aの代わりに外添剤Cを用い
た以外は、実施例1と同様の条件でトナーを作製し、同
様のキャリアと混合して現像剤組成物を調製した。 実施例4 実施例1において、外添剤Aの代わりに外添剤Cを、外
添剤Jの代わりに外添剤Kを用いた以外は、実施例1と
同様の条件でトナーを作製し、同様のキャリアと混合し
て現像剤組成物を調製した。 実施例5 実施例1において、外添剤Aの代わりに外添剤Dを、外
添剤Jの代わりに外添剤Mを用いた以外は、実施例1と
同様の条件でトナーを作製し、同様のキャリアと混合し
て現像剤組成物を調製した。
【0072】実施例6 (トナーの製造) ポリエステル樹脂(重量平均分子量:12000) 100部 カーボンブラック(ブラックパールズ1300、 10部 キャボット社製) 低分子量ポリプロピレン(ビスコール660P、 5部 三洋化成工業社製) 帯電制御剤(アゾクロム錯体:スピロンブラックTRH、 2部 保土谷化学社製) 上記成分をバンバリーミキサーにより溶融混練し、冷却
後ジェットミルにより微粉砕を行い、さらに、分級機で
分級して平均粒径7μmのトナー粒子を得た。このトナ
ー粒子100部に対して上記外添剤A0.7部および外
添剤M0.3部を添加し、ヘンシェルミキサーにて混合
してトナーを得た。 (キャリアの製造)平均粒径50μmの球形鉄粉に含フ
ッ素アクリル系樹脂をニーダーコーターを用いて、膜厚
約1.0μmになるように被覆し、キャリアを得た。 (現像剤組成物の調製)上記トナー5部とキャリア95
部を混合して現像剤組成物を調製した。
【0073】実施例7 実施例6において、外添剤Aの代わりに外添剤Cを用い
た以外は、実施例6と同様の条件でトナーを作製し、同
様のキャリアと混合して現像剤組成物を調製した。 実施例8 実施例6において、外添剤Aの代わりに外添剤Eを、外
添剤Mの代わりに外添剤Kを用いた以外は、実施例6と
同様の条件でトナーを作製し、同様のキャリアと混合し
て現像剤組成物を調製した。
【0074】実施例9 (トナーの製造) スチレン−ブチルアクリレート共重合体(80:20) 100部 (重量平均分子量:1.8×105 ) 磁性粉(EPT−1000、戸田工業社製) 100部 低分子量ポリプロピレン(ビスコール660P、 5部 三洋化成工業社製) 帯電制御剤(アゾクロム錯体:スピロンブラックTRH、 2部 保土谷化学社製) 上記成分をヘンシェルミキサーにより混合し、連続混練
機(二軸型)にて混練し、冷却後ジェットミルにより微
粉砕を行い、さらに、微粉砕物を分級機で分級して平均
粒径10μmのトナー粒子を得た。このトナー粒子10
0部に対して上記外添剤D0.5部および外添剤L0.
5部を添加し、ヘンシェルミキサーにて混合して、一成
分現像用トナー組成物を得た。 実施例10 実施例9において、外添剤Dの代わりに外添剤Eを用い
た以外は、実施例9と同様の条件で一成分現像用トナー
組成物を得た。
【0075】比較例1 実施例1において外添剤Aの代わりに外添剤Nを用いた
以外は、実施例1と同様の条件でトナーを作製し、同様
のキャリアと混合して現像剤組成物を調製した。 比較例2 実施例1において外添剤Aの代わりに外添剤Oを用いた
以外は、実施例1と同様の条件でトナーを作製し、同様
のキャリアと混合して現像剤組成物を調製した。 比較例3 実施例1において外添剤Aの代わりに外添剤Pを用いた
以外は、実施例1と同様の条件でトナーを作製し、同様
のキャリアと混合して現像剤組成物を調製した。 比較例4 実施例1において、外添剤として、外添剤Aの代わりに
外添剤Cのみを用い、外添剤Jに代わる第2の外添剤は
添加しない以外は、実施例1と同様の条件でトナーを作
製し、同様のキャリアと混合して現像剤組成物を調製し
た。 比較例5 実施例1において、外添剤Aの代わりに外添剤Dを、外
添剤Jの代わりに外添剤Qを用いた以外は、実施例1と
同様の条件でトナーを作製し、同様のキャリアと混合し
て現像剤組成物を調製した。 比較例6 実施例6において、外添剤Aの代わりに外添剤Rを用い
た以外は、実施例6と同様の条件でトナーを作製し、同
様のキャリアと混合して現像剤組成物を調製した。 比較例7 実施例6において、外添剤Aの代わりに外添剤Bを、外
添剤Mの代わりに外添剤Sを用いた以外は、実施例6と
同様の条件でトナーを作製し、同様のキャリアと混合し
て現像剤組成物を調製した。
【0076】比較例8 実施例6において、外添剤Aの代わりに外添剤Nを、外
添剤Mの代わりに外添剤Kを用いた以外は、実施例6と
同様の条件でトナーを作製し、同様のキャリアと混合し
て現像剤組成物を調製した。 比較例9 実施例9において、外添剤Dの代わりに両性界面活性剤
の処理を省略した疎水性シリカを用いた以外は、実施例
9と同様の条件で一成分現像用トナー組成物を得た。 比較例10 実施例9において、外添剤Dの代わりに外添剤Eを、外
添剤Lの代わりに外添剤Tを用いた以外は、実施例9と
同様の条件で一成分現像用トナー組成物を得た。 比較例11 実施例9において、外添剤Dの代わりに外添剤Cを、外
添剤Lの代わりに外添剤Sを用いた以外は、実施例9と
同様の条件で一成分現像用トナー組成物を得た。
【0077】上記の各実施例1〜10および比較例1〜
11において用いた外添剤について、表1にまとめて示
す。
【表1】
【0078】複写試験:上記実施例1〜10および比較
例1〜11で得られた現像剤を用いて、連続複写試験を
行った。その結果を下記表2に示す。なお、実施例1〜
5および比較例1〜5については、FX5039(富士
ゼロックス社製)を使用し、実施例6〜8および比較例
6〜8については、A−color635(富士ゼロッ
クス社製)を使用し、実施例9および10および比較例
9〜11については、Able3015(富士ゼロック
ス社製)を使用して複写試験を行った。試験条件および
評価基準は下記の通りであった。
【0079】(1)帯電量 ブローオフ測定器により測定、高温高湿下:30
℃、90%RHでの複写試験、低温低湿下:10℃、
15%RHでの複写試験。(単位はμc/g) (2)自動濃度制御の追従性 G1:帯電が安定しているため、濃度再現性もよく、ま
ったく問題なし G2:帯電は変化するが、自動濃度制御が働き、濃度再
現性が良好である G3:帯電の変化が若干大きいが、自動濃度制御が追従
するレベルである G4:6万枚以上、10万枚未満で、自動濃度制御が追
従しなくなる G5:6万枚未満で、自動濃度制御が追従しなくなる (3)トナー保存性 問題なし:10万枚目においてもトナー凝固が発生しな
い G1:10万枚目で若干のトナー凝集があるが、使用可
能なレベルにある G2:8万枚目およびそれ以上になるとトナー凝固が発
生する G3:6万枚以上、8万枚未満でトナー凝固が発生する G4:4万枚以上、6万枚未満でトナー凝固が発生する
【0080】(4)画質欠陥 10万枚複写を行い、複写物の画質を観察した。 問題なし:10万枚目においてもカブリ、黒点が発生し
ない A:高温高湿下でカブリが発生する B:低温低湿下でカブリが発生する C:高温高湿下で濃度低下が生じる D:低温低湿下で濃度低下が生じる E:高温高湿下および低温低湿下で濃度低下が生じる
【0081】
【表2】
【0082】上記表2の結果から明らかなように、実施
例の場合は、比較例に比べて、低温低湿域で長時間複写
を続けるときに帯電量の上昇を抑えることができ、濃度
低下などの画質欠陥の発生を抑制することができる。ま
た、複写機内でトナーを凝固させることなく、トナーの
保存性が改善される。
【0083】実施例11〜15および比較例12〜20 以下の実施例において、結着樹脂として、次のポリエス
テルを使用した。 (ポリエステルの製造)ビスフェノールA−エチレンオ
キシド付加物15モル%、ビスフェノールA−プロピレ
ンオキシド付加物35モル%、テレフタル酸30モル
%、ドデセニルコハク酸5モル%および無水トリメリッ
ト酸15モル%よりなる組成の原料混合物100gを、
ステンレススチール製攪拌機、ガラス製窒素ガス導入管
および流下式コンデンサーを備えた1リットル容量の4
つ口丸底フラスコ中に入れ、このフラスコをマントルヒ
ーターにセットした。次いで、ガス導入管より窒素ガス
を導入し、フラスコ内を不活性ガス雰囲気に保ちながら
昇温した。その後、0.05gのジブチルスズオキシド
を加えて、反応物の温度を200℃に保ち、所定時間反
応させることにより、酸価(AV)8.2のポリエステ
ル樹脂を得た。
【0084】(トナーの製造)上記ポリエステル樹脂1
00部とピグメントブルー15:3の16部とをヘンシ
ェルミキサーで混合した後、バンバリーミキサーにて溶
融混練し、冷却後、ジェット式微粉砕機にて粉砕し、慣
性力方式の分級機で分級し、平均粒径8.5μmのトナ
ー粒子を得た。得られたトナー粒子と表3に示す外添剤
の組み合わせとを使用し、トナー粒子100部に対して
各外添剤0.5部づつをヘンシェルミキサーにて混合し
てトナーを得た。 (現像剤組成物の調製)ここで得られたトナーのそれぞ
れ5部と、樹脂被覆された鉄粉(平均粒径50μm)1
00部を混合して現像剤組成物を調製した。
【0085】上記の各実施例11〜15および比較例1
2〜20において用いた外添剤について、表3にまとめ
て示す。
【表3】
【0086】(複写試験)上記実施例11〜15および
比較例12〜20で得られた現像剤組成物を電子写真複
写機(A−color635、富士ゼロックス社製)を
用いて連続複写試験を行った。その結果を表4に示す。
また、次のようにしてOHP透明性のテストを行った。
すなわち、上記実施例11〜15および比較例12〜2
0で得られた現像剤組成物を電子写真複写機(A−co
lor635、富士ゼロックス社製)に入れてOHPシ
ート上に画像を形成し、未定着画像を得た。次いで、表
面層がシリコーンゴムで形成された加熱ロールおよびシ
リコーンゴム層をフッ素樹脂で被覆した加圧ロールから
なる外部定着機を用いて、定着温度を160℃にコント
ロールし、OHP定着画像の透明性を評価した。
【0087】帯電量、自動濃度制御の追従性、トナー保
存性、画像欠陥に就いての試験条件および評価基準は、
前記表2における場合と同様である。また、OHP透明
性の評価基準は、下記の通りである。 (OHP透明性) ○:色再現性、透明性ともに優れている △:色再現性は特に問題はないが、彩度が低下し、透明
性が若干乏しい ×:色再現性、透明性ともに悪く、OHP投影像が全体
的にくすんでみえる
【0088】
【表4】
【0089】上記表4の結果から明らかなように、実施
例の場合は、比較例に比べて、低温低湿域で長時間複写
を続けるときに帯電量の上昇を抑えることができ、濃度
低下等の画質欠陥の発生を抑制することができる。ま
た、複写機内でトナーを凝固させることなく、トナーの
保存性が改善される。さらに、OHPシート上に定着し
た際も、そのOHP投影像における透明性、色再現性を
損なうことなく、優れた画像を提供することができる。
【0090】
【発明の効果】本発明の静電荷像現像用トナーおよび静
電荷像現像剤は、上記の構成を有するから、トナーの摩
擦帯電性を低下させることなくトナーの環境依存性を改
善することができ、低温低湿において長時間複写しても
帯電量の変動を抑えることができる。また、トナーの流
動性、体ケーキング性および帯電性が優れ、複写機内で
トナーの凝固がなく、トナーの保存性が改善され、黒点
状の画像欠陥のない優れた画質の画像を形成することが
可能である。さらに、カラートナーとしてOHPシート
上に定着した際も、そのOHP投影像における透明性、
色再現性を損なうことがないという効果を奏する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結着樹脂および着色剤を含有する平均粒
    子径5〜10μmのトナー粒子と、疎水化度80%以上
    のシリカ微粒子を両性界面活性剤で処理した粒子および
    疎水化度80%以上のシリカ微粒子を第4級アンモニウ
    ム塩または第4級アンモニウム基を有する重合体で処理
    した粒子とを含有することを特徴とする静電荷像現像用
    トナー組成物。
  2. 【請求項2】 結着樹脂の酸価が3〜15のポリエステ
    ル樹脂であることを特徴とする請求項1記載の静電荷像
    現像用トナー組成物。
  3. 【請求項3】 キャリアとトナー組成物からなる静電荷
    像現像剤において、該トナー組成物が、結着樹脂および
    着色剤を含有する平均粒子径5〜10μmのトナー粒子
    と、疎水化度80%以上のシリカ微粒子を両性界面活性
    剤で処理した粒子および疎水化度80%以上のシリカ微
    粒子を第4級アンモニウム塩または第4級アンモニウム
    基を有する重合体で処理した粒子とを含有することを特
    徴とする静電荷像現像剤。
  4. 【請求項4】 潜像保持体を帯電する工程、該潜像保持
    体上に静電潜像を形成する工程、該静電潜像を現像剤で
    現像する工程、形成されたトナー画像を転写体上に転写
    する工程、潜像保持体上の残留トナーを除去する工程を
    有する画像形成方法において、該現像剤が、結着樹脂お
    よび着色剤を含有する平均粒子径5〜10μmのトナー
    粒子と、疎水化度80%以上のシリカ微粒子を両性界面
    活性剤で処理した粒子および疎水化度80%以上のシリ
    カ微粒子を第4級アンモニウム塩または第4級アンモニ
    ウム基を有する重合体で処理した粒子とを含有すること
    を特徴とする画像形成方法。
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