JPH09164747A - 印字装置及びその制御方法 - Google Patents

印字装置及びその制御方法

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JPH09164747A
JPH09164747A JP8268289A JP26828996A JPH09164747A JP H09164747 A JPH09164747 A JP H09164747A JP 8268289 A JP8268289 A JP 8268289A JP 26828996 A JP26828996 A JP 26828996A JP H09164747 A JPH09164747 A JP H09164747A
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data
command
control
printing apparatus
external device
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JP8268289A
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Masayo Miyasaka
昌代 宮坂
Naohiko Koakutsu
直彦 小圷
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、使用者が任意の時にパルスを
出力することができるデータ信頼性の高い印刷装置を提
供するとともに、ホストコンピュータの負担を軽減し、
使用者に使いやすい印刷装置を提供することにある。 【解決手段】本発明は、データ受信と同時に制御コマン
ドを解釈し、印刷装置がオフライン中でも機能するリア
ルタイムコマンド解析手段を設け、これによりプリンタ
が印刷中またはオフライン中であっても、パルス出力を
可能としたことを特徴とした印刷装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャッシュドロワ
制御機能を備えた印字装置及びその制御方法に関し、特
に、印刷装置の状態に関わらずにキャッシュドロワの制
御が可能な印刷装置に関するものである。従って、PO
S/ECRなど金銭を扱うシステムに用いれば特に有用
なものである。
【0002】
【従来の技術】従来のPOS/ECRシステムにおいて
は、釣り銭や売上金を格納するキャッシュドロワを印刷
装置の下に配置する場合が多く、キャッシュドロワの開
閉信号を印刷装置から出力することが一般的である。従
って、ホスト装置にインタフェースを介して接続され、
これから制御コマンドを受信して印刷処理を行ういわゆ
る端末型印刷装置においては、制御コマンドに対応し
て、指定されたピン番号の出力ポートから指定された時
間だけキャッシュドロワの開閉信号を出力する手段を有
している。なお、制御コマンドはホスト装置の制御コマ
ンド終了までの待ち時間を短縮するため、いわゆるコマ
ンドバッファに一時格納され、格納順に読み出されて実
行される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コマンドバッファのサ
イズは印刷装置の機種や用途によって異なるが、コマン
ドバッファは印刷データのバッファとしても用いられる
場合が多いため、一般的にはかなりの量の制御コマンド
が格納され得る。従って、コマンドバッファに多量の制
御コマンドが格納されている場合は、キャッシュドロワ
を開放する制御コマンドをホスト装置から送信しても、
これが実行されるまでには長い時間を必要とすることも
あった。つまり、一旦レシート印刷などの印刷処理が始
まってしまうと、現金を収納したり釣り銭を顧客に渡し
たりといった清算業務は、一連の印刷処理等が全て終了
するまで行えないのである。その為、利用者を長時間待
たせてしまうことになり、金銭を扱うPOS/ECR用
の印刷装置としては、非常に大きな解決すべき問題であ
った。
【0004】近年POS/ECR市場において印刷装置
に対する処理の高速化が求められており、特に清算処理
は人手を介する時間のかかる処理であるので、要求があ
った時点で直ちにキャッシュドロワの開閉を行うことが
必要である。
【0005】本発明の目的は、上記の課題を解決するこ
とにあり、ホスト装置の負担を軽減し、使用者に使いや
すい印刷装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の印刷装置は、ホスト装置からのコマンドデ
ータを受信するデータ受信手段と、データ受信手段が受
信したコマンドデータを格納するデータ格納手段と、デ
ータ格納手段に格納されたコマンドデータを格納された
順に読み出し、当該コマンドデータに応じて印刷処理を
制御する印刷制御手段とを有する印刷装置において、デ
ータ受信手段が受信したコマンドデータから所定のコマ
ンドデータを直接検出するコマンド検出手段と、その所
定のコマンドデータに対応して印刷装置に接続された外
部機器を制御する外部機器制御手段とを有している。
【0007】これにより、印刷処理のためのコマンドデ
ータがデータ格納手段に格納されている状態において
も、これに拘わらずに、独立して、外部に接続した機器
の制御を、ホスト装置からの要求の通りに制御するでき
る。
【0008】この場合において、外部機器制御手段は印
刷制御手段による印刷処理の制御と平行して外部機器の
制御を行ってもよいし、外部機器制御手段が印刷処理の
制御に優先して外部機器の制御を行ってもよく、また、
外部機器制御手段は、印刷処理が継続中である場合に
は、当該印刷処理の終了に応じて外部機器の制御を行っ
てもよい。
【0009】これらの処理順序は印刷装置の処理能力、
電源容量等を勘案して、適当に設定することが望まし
い。すなわち、電源容量に余裕があれば、印刷処理と外
部機器の制御を同時に行うのが、処理速度の観点から望
ましい。また、外部装置の制御の緊急度が高いアプリケ
ーションにおいては、印刷処理を一時中断して外部装置
の制御を行うことが望ましい。一方、印刷処理の中断に
よって印刷の品質が劣化するような場合には、印刷処理
が一段落するまで、例えば、一行の印刷処理が終了する
まで外部装置の制御を待機させることが望ましいのであ
る。
【0010】更に、外部機器制御手段は、所定のコマン
ドデータに応じた幅のパルスを生成する1または2以上
のパルス生成手段を有してもよい。この場合には、外部
機器制御手段は、所定のコマンドデータに応じてその2
以上のパルス生成手段の1を選択する選択手段を有する
ことが望ましい。
【0011】上記の外部機器はキャッシュドロワであ
り、また外部機器制御手段はキャッシュドロワの開放制
御を行うドロワ制御手段であってもよい。
【0012】また、データ受信手段はホスト装置からの
データを所定量のデータ単位毎に受信し、所定のコマン
ドデータは複数のデータ単位から構成されており、コマ
ンド検出手段は、データ単位の数を計数するデータカウ
ンタと、データカウンタの値に応じてデータ受信手段の
受信したデータ単位と所定のコマンドデータを表すコマ
ンドパタンとを比較する比較手段とを有することが望ま
しい。
【0013】これにより、例えば、ホスト装置から1バ
イトずつ送信されてくるコマンドデータに対し、その都
度、検出処理を行うことができる。従って、所定のバイ
ト数のコマンドデータを格納しておく必要がなくなり、
また、検出処理に要する時間を分散することができる。
従って、この場合には、データ受信手段及びコマンド検
出手段の少なくとも一方は、印刷制御手段による印刷処
理の制御に割り込んで、ホスト装置からのデータの受信
及び前記所定のコマンドデータの検出の少なくとも一方
を行うようにすれば、検出処理の分散化の効果を享有す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、図面
に従って説明する。図1は本発明の一実施例を示す制御
回路の回路ブロック図である。印刷装置全体を制御する
CPU50には、カバーが開いたか否かを検知するカバ
ーセンサ47、紙送りなどを手動で行う為のパネルスイ
ッチ49、ホストコンピュータ61との通信を行うイン
ターフェース51、制御プログラム52aや印刷文字パ
ターンなどを格納するROM52、受信バッファ64や
印刷バッファ66などを格納するRAM53が接続され
ている。
【0015】印刷データがインターフェース51から入
力されるとRAM53内の受信バッファに格納され、C
PU50はこのデータを解読し、データコードに対応し
た文字パターンをROM52から読みだし、印刷機構部
制御回路43を制御してインクジェットヘッド等の印刷
ヘッド40、印刷ヘッド40や記録媒体を搬送するため
のモータ類41、複数の記録媒体に印刷可能な構成であ
る場合にそれらの搬送経路を切り替えるたり、単票紙を
保持するためのプランジャ類42を駆動し印刷を実行す
る。すなわち、印刷処理を行うのである。
【0016】印刷装置に接続されるキャッシュドロワ等
の外部装置に制御用、あるいは駆動用のパルスの供給を
指令するためのパルス発生制御コマンドがインターフェ
ース51から入力されるとCPU50はこのデータを解
読し、ドロア駆動回路55を介してポート56またはポ
ート57からパルスを発生する。何れのポートからパル
スを出力するかは、後述するようにパルス発生制御コマ
ンドのパラメタで指定されている。
【0017】図5に、受信後直ちに実行されるリアルタ
イムコマンドのコマンドコードの例を示す。図5におい
て、「DLE」「DC4」「n」「m]「t]はそれぞ
れ1バイトの受信データで、それぞれ16進表記で10
h、14h、n、m、tを示す。「DLE」「DC4」
がリアルタイムコマンドであることを示し、nの値によ
り実行する内容を選択する。本実施例では、nの値が1
の時にリアルタイムパルス出力コマンドと解釈され、上
記の処理を直ちに実行する。mはパルスを出力するポー
トのピン番号、tはパルスを出力する時間を示す。
【0018】図2は、本発明の全体構成を示す機能ブロ
ック図であり、各機能手段の関係を示している。ホスト
コンピュータ61は、コマンドデータや印刷データなど
を印刷装置に送信する。インターフェイスを介してホス
トコンピュータ61からのデータコードを受信するデー
タ受信手段62は、本例においては、インターフェース
51により起動される割込み処理によって実現されてい
る。受信した時点で受信データを解析し、実行するリア
ルタイムコマンド解析手段63は、データ受信手段62
とともに割込みの中で処理される。
【0019】リアルタイムコマンド解析手段63は、受
信データが、リアルタイム制御コマンドであるかどうか
を判断し、リアルタイム制御コマンドであればそのコマ
ンド指令に従って所定の処理を実行する。リアルタイム
コマンド解析手段63を介した受信データは、全て一旦
受信バッファ64に蓄えられる。コマンド解析手段65
は、受信バッファ64から、格納された順に、1データ
単位、例えば1バイトづつ受信データを取り出し、この
データコードを解析し、印刷データと印刷装置に対して
様々な指令を設定するコマンドデータとを判別する。
【0020】なお、本例においては、データ受信手段6
2からのデータはリアルタイムコマンド解析手段を経由
して受信バッファ64に格納されるが、本発明はこれに
限定されず、データ受信手段62からのデータが受信バ
ッファ64に格納されるとともに、平行してリアルタイ
ムコマンド解析手段63に渡されるように構成されても
よい。
【0021】コマンドデータであれば、それを制御手段
69によって処理する。すなわち、そのコマンドコード
に従って所定の設定を行い、もしくは、所定の動作を実
行する。印刷データであればそのデータコードに従って
文字パターンを印刷バッファ66内に格納する。制御手
段69により印刷実行を行う場合、この印刷バッファ6
6から印刷パターンを読み出して印刷装置機能部70を
制御して印刷を行う。印刷装置機能部70は、図1に示
すように、印刷機後部駆動回路43、印刷ヘッド40、
モータ類41及びプランジャ類42から、主に構成され
ている。
【0022】リアルタイムコマンド解析手段63でリア
ルタイムパルス出力コマンドであると判断された場合、
RAM53内部にパルス出力要求があったことを出力要
求記憶手段67に情報として記憶する。例えば、所定の
フラグをセットしてもよい。また、パルスを出力する時
間をパルス出力時間記憶手段68に情報として記憶し、
制御手段69に通知する。制御手段69は、パルスのリ
アルタイム出力要求の情報をポーリング等により監視
し、リアルタイムパルス出力要求があったことを検出す
ると、記憶手段の内容に従い、指定されたポートにパル
ス発生装置71によりパルスを出力する。
【0023】制御手段69は、カバーが開いている間
や、紙送りスイッチなどによる紙送り中はオフライン状
態となり、オフライン状態解除待ちとなる。すなわち、
用紙交換などで印刷装置のカバーを開けている間など
は、操作者の安全を担保するため、受信バッファ64か
らのコマンドの読み出し及び実行は停止する。この状態
では、受信バッファ64へのコマンドの格納を継続する
と受信バッファ64が溢れることが予想されるので、印
刷装置はホスト装置に対して制御コマンドを受け付けら
れないことを通知する。この状態は、オフライン状態と
呼ばれる。
【0024】制御手段69がオフライン状態解除待ちの
ときは、データ受信手段62からのデータ入力の監視の
みを行い、コマンド解析手段65を起動することはでき
ない。リアルタイムコマンド解析手段63は制御手段6
9が当該データ入力の監視を行っている間はオフライン
状態であっても関係なく動作することができる。また、
本例においては、パルス発生装置71からはキャッシュ
ドロワ内蔵されているソレノイドを駆動する電流パルス
を出力する構成となっており、また、パルス発生装置7
1と印刷機構機能部70とは電源を共有している。更
に、電源は同時駆動に十分な容量を有していないため、
制御手段69は、印刷中またはパルス発生中はもう一方
を起動することはできない。
【0025】図3、図4は本発明による印刷装置の制御
方法の一実施例の行程を示すフローチャート図である。
図3は、インターフェースの受信割込み処理の行程を示
し、データ受信手段62とリアルタイムコマンド解析手
段63を示している。インターフェース51を介して、
ホストコンピュータからの受信データは、所定量のデー
タ単位、例えば1バイトづつ受信されるため、各バイト
受信毎に図3の処理が起動される。リアルタイムコマン
ドは、図5に示した様に「DLE」「DC4」「n」
「m]「t]の5バイトで構成されるため、何バイト目
のデータを受信したかを示すデータカウンタRTCを用
いて解析される。
【0026】また、「m」の値によってどのポートから
パルスを出力するかピン番号を記憶するメモリと、
「t]の値によってパルスの出力時間を記憶するメモリ
とが用意されている。
【0027】ステップ130でデータが受信され受信割
込みが起動される。ステップ131で受信データをイン
ターフェースから読みだし、ステップ132でRTCカ
ウンタが4にセットされているかどうかを判断する。R
TCカウンタが4にセットされている場合、すなわち既
に「DLE」「DC4」「1」「m]まで受信済の場
合、受信データ(ここではCとする)を「t」として処
理を行う。ステップ133でRTCカウンタをクリア
し、受信データ(C)の値が1〜8の時(ステップ13
4)、ステップ135でRAM53内の所定のアドレス
にパルス出力時間を記憶する。受信データは、リアルタ
イムコマンドであっても、一旦受信バッファに記憶され
る(ステップ151)。ステップ134においてCの値
が1〜8を外れている時は、カウンタをリセットしたま
ま、そのデータを受信バッファ64に記憶する(ステッ
プ151)。これは、イリーガルなパラメタであり、コ
マンド全体として受け付けることができないものである
が、印刷データの一部である場合があることを想定し
て、一応受信バッファに格納しておくものである。
【0028】ステップ132においてRTCカウンタが
4ではないと判断された場合、ステップ137でRTC
が3にセットされているかを判断する。すなわち、既に
「DLE」「DC4」「1」まで受信済の場合RTCカ
ウンタが3にセットされており、ステップ137でRT
Cカウンタをクリアし、受信データ(C)が0か1かど
うかを判断する(ステップ138)。Cの値が0か1で
ある場合RTCカウンタに4をセットし(ステップ13
9)、RAM53内にパルスを出力するピン番号を記憶
する(ステップ140)。受信データは受信バッファに
記憶される(ステップ151)。ステップ138におい
てCの値が0か1を外れている時、フラグをセットせず
に、受信バッファに記憶する(ステップ151)。上記
と同様の理由によるものである。
【0029】ステップ136においてRTCカウンタが
3ではないと判断された場合、ステップ141において
RTCカウンタに2がセットされているかを判断する。
すなわち、既に「DLE」「DC4」まで受信済の場合
RTCカウンタが2にセットされており、ステップ14
2でRTCカウンタをクリアし、受信データ(C)が1
かどうか判断する(ステップ143)。Cの値が1であ
れはRTCカウンタに3をセットし(ステップ14
4)、受信バッファに受信データを記憶する(ステップ
151)。
【0030】ステップ143においてCの値が1以外の
時、カウンタをリセットした状態のまま、受信バッファ
に記憶する(ステップ151)。ここで、“n”はリア
ルタイムコマンドの動作を識別するためのパラメタであ
り、n=1の場合にはパルス発生処理を行い、他の値の
場合には、他のリアルタイム処理を行うようにしてもよ
い。本例においては、他の処理が定義されていないた
め、リアルタイム処理を行っていない。
【0031】ステップ141においてRTCカウンタが
2ではないと判断された場合、ステップ145において
RTCカウンタに1がセットされているかを判断する。
すなわち、既に「DLE]まで受信済の場合RTCカウ
ンタが1にセットされており、ステップ146でRTC
カウンタをクリアし、受信データ(C)が「DC4]か
どうか判断する(ステップ147)。C=「DC4]の
場合、RTCカウンタに2をセットし(ステップ14
8)、受信バッファに受信データを記憶する(ステップ
151)。ステップ147においてCの値がDC4(1
4H)以外の時、カウンタをリセットした状態のまま、
受信バッファに記憶する(ステップ151)。
【0032】ステップ145においてRTCカウンタが
1ではないと判断された場合、ステップ149において
受信データ(C)が「DLE」コードかどうか判断す
る。C=「DLE」の場合、RTCカウンタに1ををセ
ットし(ステップ150)、そうでなければ受信データ
を受信バッファに記憶して(ステップ151)、受信割
込み処理を終了する(ステップ152)。ステップ14
6においてCの値が1以外の時、カウンタをリセットし
た状態のまま、受信バッファに記憶する(ステップ15
1)。ステップ149においてCの値がDLE(10
H)以外の時、カウンタをリセットした状態のまま、受
信バッファに記憶する(ステップ151)。
【0033】次に、図4でパルス出力の設定を行う制御
手段について説明する。制御手段69はリアルタイムパ
ルス出力要求67を監視し、リアルタイムパルス出力要
求があったとき(ステップ100)、パルス出力時間記
憶手段よりパルスのオン時間を読み出す(ステップ10
1)。出力要求記憶手段より出力するパルスのピン番号
を読み出し(ステップ102)、パルスを出力する(ス
テップ103、ステップ104)。オン時間分タイマを
起動し(ステップ105)、オン時間分待ち(ステップ
106)、ポートへのパルス出力を停止し(ステップ1
07)、オフ時間タイマを起動し(ステップ108)、
オフ時間分待つ(ステップ109)。オフ時間が経過し
たら出力要求のあったポートの出力要求をクリアし、次
の出力要求があるか判断する(ステップ100)。出力
要求がない場合は、再び出力要求があるか監視を続け
る。本例では、オフ時間はコマンドで設定されたオン時
間と等しい値に設定している。しかし、上述の手順と同
様の手順でオフ時間をコマンドにより設定するようにし
てもよい。ここで、オフ時間を設定し、その間のパルス
出力要求を実質的に禁止しているのは、制御対象の駆動
デューティーの制限を設ける趣旨である。すなわち、オ
フ時間を設けない場合には、当該コマンドが連続して送
信されると、制御パルスのオン状態のデューティーが著
しく高くなるおそれがあるからである。
【0034】本例においては、図4に示すパルス出力処
理は、CPU50による印刷装置制御プログラムのいわ
ゆる待機時のループのなかで実行されている。従って、
印刷処理の間は当該ループは実行されず、従ってパルス
出力処理も行われない。この場合には、一連の印刷処理
が終了し、次の処理を開始するべく、待機ループへ戻っ
てきたときにパルス出力処理が実行されることとなる。
【0035】しかし、印刷処理に拘わらず、直ちにパル
ス出力処理を行わせる必要がある場合には、当該処理を
内部割り込みやタイマー割り込み等の周知の割り込み処
理として行わせればよい。
【0036】もちろん、電源容量に余裕がある場合に
は、印刷処理とパルス出力処理とを平行して行ってもよ
い。具体的には、図4の処理の内、オン時間待機106
及びオフ時間待機109の期間を利用して時分割で印刷
処理を行うことも当業者であれば上記の開示から容易に
行うことができる。また、印刷処理の機能を印刷機構部
駆動回路43に、例えばマイクロコントローラを用いる
などして、持たせ、これと並列にCPU50でパルス出
力処理を行ってもよい。
【0037】
【発明の効果】以上述べた様に本発明によれば、プリン
タが印刷中またはオフライン中であっても、使用者が任
意の時にパルスを出力することができる。これにより、
金銭を扱う流通業界の印刷装置として、ホストコンピュ
ータの負担を軽減し、使用者に扱い易い印刷装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す制御回路の回路ブロッ
ク図。
【図2】本発明の一実施例を説明する制御回路の回路ブ
ロック図。
【図3】本発明の印刷装置の制御方法の一実施例の行程
を示すフローチャート。
【図4】本発明の印刷装置の制御方法の一実施例の行程
を示すフローチャート。
【図5】本発明に用いるコマンドの一実施例の説明図。
【符号の説明】
61 ホストコンピュータ 62 データ受信手段 63 リアルタイムコマンド解析手段 65 コマンド解析手段 67 出力要求記憶手段 68 パルス出力時間記憶手段 69 制御手段 71 パルス発生装置

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置からのコマンドデータを受信
    するデータ受信手段と、前記データ受信手段が受信した
    前記コマンドデータを格納するデータ格納手段と、前記
    データ格納手段に格納された前記コマンドデータを格納
    された順に読み出し、当該コマンドデータに応じて印刷
    処理を制御する印刷制御手段とを有する印刷装置におい
    て、前記データ受信手段が受信した前記コマンドデータ
    から所定のコマンドデータを直接検出するコマンド検出
    手段と、前記コマンド検出手段によって検出された前記
    所定のコマンドデータに対応して、前記印刷装置に接続
    された外部機器を制御する外部機器制御手段とを有する
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印刷装置において、前記
    外部機器制御手段は、前記印刷制御手段による前記印刷
    処理の制御と平行して前記外部機器の制御を行うことを
    特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の印刷装置において、前記
    外部機器制御手段は、前記印刷制御手段による前記印刷
    処理の制御に優先して前記外部機器の制御を行うことを
    特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の印刷装置において、前記
    外部機器制御手段は、前記印刷制御手段による前記印刷
    処理が継続中である場合には、当該印刷処理の終了に応
    じて前記外部機器の制御を行うことを特徴とする印刷装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の印刷装置において、前記
    外部機器制御手段は、前記所定のコマンドデータに応じ
    た幅のパルスを生成する1または2以上のパルス生成手
    段を有することを特徴とする印刷手段。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の印刷装置において、前記
    外部機器制御手段は、前記所定のコマンドデータに応じ
    て前記2以上のパルス生成手段の1を選択する選択手段
    を有することを特徴とする印刷装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載の印刷装置におい
    て、前記外部機器はキャッシュドロワであり、前記外部
    機器制御手段は前記キャッシュドロワの開放制御を行う
    ドロワ制御手段であることを特徴とする印刷装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の印刷装置において、前記
    データ受信手段は前記ホスト装置からのデータを所定量
    のデータ単位毎に受信し、前記所定のコマンドデータは
    複数の前記データ単位から構成されており、前記コマン
    ド検出手段は、前記データ単位の数を計数するデータカ
    ウンタと、前記データカウンタの値に応じて前記データ
    受信手段の受信したデータ単位と所定のコマンドデータ
    を表すコマンドパタンとを比較する比較手段とを有する
    ことを特徴とする印刷装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の印刷装置において、前記
    データ受信手段及び/または前記コマンド検出手段は、
    前記印刷制御手段による印刷処理の制御に割り込んで、
    前記ホスト装置からのデータの受信及び/または前記所
    定のコマンドデータの検出を行うことを特徴とする印刷
    装置。
  10. 【請求項10】 ホスト装置からのコマンドデータを受
    信するデータ受信工程と、前記データ受信工程において
    受信した前記コマンドデータを格納するデータ格納工程
    と、前記データ格納工程において格納された前記コマン
    ドデータを、格納された順に読み出しこれに応じて印刷
    処理を制御する工程とを有する印刷装置の制御方法にお
    いて、前記データ受信工程において受信した前記コマン
    ドデータから所定のコマンドデータを直接検出する工程
    と、前記コマンド検出工程において検出された前記所定
    のコマンドデータに対応して、前記印刷装置に接続され
    た外部機器を制御する工程とを有することを特徴とする
    印刷装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の制御方法において、
    前記外部機器制御工程は、前記印刷処理制御工程と平行
    して行われることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の制御方法において、
    前記外部機器制御工程は、前記印刷処理制御工程に優先
    して行われることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項10記載の制御方法において、
    前記外部機器制御工程は、前記印刷処理が継続中である
    場合には、当該印刷処理の終了に応じて行われることを
    特徴とする印刷装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項10記載の制御方法において、
    前記外部機器制御工程は、前記所定のコマンドデータに
    応じた幅のパルスを生成する2以上のパルス生成工程を
    有し、前記所定のコマンドデータに応じて、前記2以上
    のパルス生成手段の1を選択する工程を有することを特
    徴とする印刷装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項10記載の制御方法において、
    前記データ受信工程においては前記ホスト装置からのデ
    ータを所定量のデータ単位毎に受信し、前記所定のコマ
    ンドデータは複数の前記データ単位から構成されてお
    り、前記コマンド検出工程は、前記データ単位の数を計
    数する工程と、前記計数工程の計数値に応じて前記デー
    タ受信工程で受信したデータ単位と所定のコマンドデー
    タを表すコマンドパタンとを比較する工程とを有するこ
    とを特徴とする印刷装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の制御方法において、
    前記データ受信工程及び/または前記コマンド検出工程
    は、前記印刷処理制御工程に割り込んで行われることを
    特徴とする印刷装置の制御方法。
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