JPH09164584A - ブロー成形品の冷却方法及びこれに使用するブロー成形装置 - Google Patents

ブロー成形品の冷却方法及びこれに使用するブロー成形装置

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JPH09164584A
JPH09164584A JP28923796A JP28923796A JPH09164584A JP H09164584 A JPH09164584 A JP H09164584A JP 28923796 A JP28923796 A JP 28923796A JP 28923796 A JP28923796 A JP 28923796A JP H09164584 A JPH09164584 A JP H09164584A
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JP
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mist
blow
air
mold
molded product
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JP28923796A
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English (en)
Inventor
Takayasu Yagi
隆康 八木
Akira Miura
章 三浦
Misao Nakajima
操 中島
Makoto Kawakami
真 川上
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Placo Co Ltd
Tosoh Corp
TOHO ASECHIREN KK
Original Assignee
Placo Co Ltd
Tosoh Corp
TOHO ASECHIREN KK
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型内のブロー成形品を均一にかつ短時間で
強制冷却することを可能とする。 【解決手段】 中空成形品を成形するに際して、パリソ
ンにエア吹込みした状態でミストをミストノズル13の
先端から噴霧し、パリソン内面とミストを直接接触させ
て、蒸発による気化の潜熱作用により、パリソン内面を
急冷した後、この噴霧を停止する。この際、ミストの大
きさを200μ以下、好ましくは10μ以下とする。次
いで、このエアの吹込み圧力を保ちながらエアの給排を
行ない、中空成形品内部のエアを循環させて、この中空
成形品の内面をエアにて更に均一に冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ブロー成形品の
冷却方法及びこれに使用するブロー成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ブロー成形においては、成形品を金型か
ら取り出す際に、成形品が収縮変形を起こすのを防止す
るため、金型において成形品の内側に冷却媒体を供給す
ることが行われている。ブロー成形品の強制冷却に関連
する先行技術として、冷却媒体を噴出させながら成形金
型の型開きを開始する特開平3−9831号公報や、成
形中のパリソンに向けて冷却ガスを噴出するガス導入管
とその冷却ガスを排出するガス排出管とを金型に取付け
た特開平3−222714号公報及び、パリソン内部に
水を混合した高圧空気流を金型下方から吹込んでパリソ
ンを膨張させながら、この内面から冷却する方法である
特公平6−365号公報が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報におけるパリソンの冷却技術にはつぎの問題が存在す
る。特開平3−9831号公報のブロー成形において
は、延伸ロッドが成形容器の中心軸上に配置されるの
で、略直方体や略楕円柱のような成形容器では、延伸ロ
ッドとパリソン(プリフォーム)内面との距離が場所に
より異なることになり、延伸ロッドから吹き出す冷却媒
体のパリソンの当り方が不均一となる。したがって、パ
リソンは不均一に冷却されることになり、成形容器は物
性上、不均質なものとなる。特開平3−222714号
公報のブロー成形においては、ガス導入管から冷却用ガ
スをパリソン内に吹き込む際には、ガス導入管の先端に
対向するパリソンが局所的に優先して冷却されるので、
上述と同様に不均一な冷却となる。また、パリソン内に
吹き込まれた冷却用ガスは、圧力的に抵抗の少ないガス
排出管に向って直進するので、パリソン全体に循環する
ことなくガス排出管より排出されることになる。したが
って、冷却用ガスの顕熱の有効利用がはかれず、上述と
同様に冷却時間が長くなるという問題がある。特公平6
−365号公報のブロー成形方法においては、成形品と
してはブロー比の小さいブローパレットには適している
が、その成形品の内面に水滴が残留することは免れな
い。この発明は、金型内のブロー成形品を均一にかつ短
時間で強制冷却することが可能なブロー成形品の冷却方
法及びこれに使用するブロー成形装置を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、特定発明は金型のキャビティ内に収納したパリソン
をブロー成形し、中空成形品を成形するに際して、金型
内を循環する冷媒により、金型内の中空成形品の外面を
冷却すると共に、この中空成形品の内面を200μ以下
のミストにより冷却することを特徴とするブロー成形品
の冷却方法としてある。
【0005】前記課題を解決するために、このブロー成
形品の冷却方法における前記200μ以下のミストと共
に空気を吹き込み循環してブロー成形品の内面を冷却す
ることを特徴とすることがパリソンの冷却上好ましい。
【0006】前記課題を解決するために、このブロー成
形品の冷却方法におけるミストの大きさを10μ以下と
することを特徴とすることがパリソンの冷却上好まし
い。
【0007】前記課題を解決するために、このブロー成
形品の冷却方法における金型のキャビティ内に収納した
パリソンにエア吹込みしてブロー成形し、中空成形品を
成形するに際して、パリソンにエア吹込みした前記ミス
トを噴霧し、このミストと中空成形品とを接触させ、蒸
発による気化の潜熱作用で、この中空成形品内面を急冷
した後、この噴霧を停止して、エアの吹込み圧力を保ち
ながら、エアの給排を行ない、中空成形品内部のエアを
循環させて、この中空成形品の内面をエアで冷却するこ
とを特徴としてある。
【0008】前記課題を解決するために、関連発明はブ
ローダイヘッドから供給されるパリソンを閉じ込める金
型が設けてあるとともに、金型内に閉じ込められたパリ
ソンをエア吹き込みした状態でミストを供給するミスト
供給部が設けてあることを特徴とするブロー成形装置と
してある。
【0009】前記課題を解決するために、このブロー成
形装置における前記ミスト供給部は、ミストノズルとエ
ア給排部とからなることを特徴とする。前記課題を解決
するために、このブロー成形装置における前記ミストノ
ズルは200μ以下の大きさのミスト発生するものとし
てあることを特徴とする。前記課題を解決するために、
このブロー成形装置における前記ミストノズルは10μ
以下の大きさのミストを発生するものとしてあることを
特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】この実施の形態は請求項1、2、
3、4記載の方法発明を実施する請求項5、6、7、8
記載の発明の代表的な実施の形態である。図1におい
て、10はブロー成形装置であり、ブローダイヘッド
(図示せず)から供給されるパリソン(図示せず)を閉
じ込める金型11が設けてあるとともに、金型11内に
閉じ込められたパリソンをエア吹き込みした状態でミス
トを供給するミスト供給部12が設けてある。前記ミス
ト供給部12は、ミストノズル13とエア給排部14と
からなる。前記ミストノズル13は200μ以下、好ま
しくは10μ以下のミストを発生するためのものとして
ある。この際のブロー圧力及びブロー時間は中空成形品
の容量やミスト供給部12の径により異なるが例えば次
の通りである。ミストの大きさ10μの場合において、
中空成形品の内面を濡らさないようにするために、ブロ
ー時間は5〜30秒の範囲、ミスト噴霧時間は20〜9
0秒の範囲、排気時間は5〜20秒の範囲とすることが
好ましい。
【0011】この形態の作用は請求項1、2、3、4記
載の方法の発明の代表的な実施の形態と併せて説明す
る。開いている前記金型11間にパリソンをブローダイ
ヘッドから押出す。次いで、前記金型11のキャビティ
内に収納したパリソンに前記ミスト供給部10における
エア給排部14からエア吹込みしてブロー成形し、中空
成形品を成形するに際して、パリソンにエア吹込みした
状態でミストを前記ミストノズル13の先端から噴霧
し、パリソン内面とミストを直接接触し、蒸発による気
化の潜熱作用により、パリソン内面を急冷した後、この
噴霧を停止する。この際、前記ミストの大きさを200
μ以下、好ましくは10μ以下とする。
【0012】次いで、このエアの吹込み圧力を保ちなが
らエアの給排を行ない、中空成形品Aの内部のエアを循
環させて、この中空成形品Aの内面をエアにて更に均一
に冷却する。この中空成形品Aの外面は前記金型11の
冷媒通し孔(図示せず)を流れる冷媒により冷却され
る。この10μ以下のミストは中空成形品の内面と接触
した瞬間に蒸発し、中空成形品Aの内面に水滴となって
付着せず、全く残留せず、また、この10μ以下のミス
トと中空成形品の衝突に伴い中空成形品内面に凹凸面を
生じることはない。
【0013】
【実施例】
a)対象材料 HDPE 8300A <東ソー株式会社の商品名> (メルトインデックスMI 0.35、密度d 0.9
54) ブロー成形品 100リットル(平均肉厚 5mm) ブロー成形方法 下吹き込み式 成形条件 (エアによるブロー成形を基準とする): 押出シリンダー温度 170℃ 金型冷却温度 23℃ 射出時間 12秒 ブロー圧力 5kgf/cm2 ブロー成形品内面の温度測定法 型開き開始後1.5分経過した時点で、このブロー成形
品内面の温度を赤外線温度測定装置(メーカ:ミノルタ
カメラ株式会社、機種505S)により測定
【0014】前記の要件を前提条件として、下記の実施
例1、2及び比較例1、2を示す。 実施例1 冷却媒体をミスト(大きさ200μ)とし、冷却時間1
95秒(ブロー時間90秒と排気時間105秒の総計)
でこのミストと空気を同時に吹込み循環した。その結果
中空成形品の内面は44.9℃に冷却された。
【0015】実施例2 冷却媒体をミスト(大きさ200μ)とし、冷却時間2
25秒(ブロー時間120秒と排気時間105秒の総
計)で、このミストと空気を同時に吹き込み循環した。
その結果、中空成形品の内面は40.9℃に冷却され
た。本件発明の実施例1)、2)に対抗する比較例を次
に示す。 比較例1 冷却媒体としてエアを使用し、冷却時間195秒(ブロ
ー時間90秒、排気時間105秒の総計)で空気を循環
した。その結果中空成形品の内面は53.2℃に冷却さ
れた。 比較例2 冷却媒体としてエアを使用し、冷却時間225秒(ブロ
ー時間120秒と排気時間105秒の総計)で、この空
気を循環した。その結果、中空成形品の内面は45.7
℃に冷却された。
【0016】b)対象材料: HDPE 8700 <東ソー株式会社の商品名> (メルトインデックスHLMI 8.5、密度d 0.
949) ブロー成形品: 100リットル(平均肉厚 5mm) ブロー成形方法: 下吹込式 成形条件 (エアによるブロー成形を基準とする): 押出シリンダー温度 200℃ 金型冷却温度 23℃ 射出時間 12秒 ブロー圧力 2kgf/cm2 ブロー成形品内面の温度測定法 型開き開始1.5分経過した時点で、このブロー成形品
内面の温度を赤外線温度測定装置(メーカ:ミノルタカ
メラ株式会社、機種505S)により測定
【0017】前記の要件を前提条件として、下記の実施
例3、比較例3、4、5を示す。 実施例3 冷却媒体をミスト(大きさ200μ)とし、冷却時間7
0秒(ブロー時間10秒とミスト時間30秒と排気時間
30秒の総計)で成形した。その結果中空成形品の内面
は63.3℃に冷却された。中空部内面に水滴跡は残ら
なかった。 比較例3 冷却媒体としてエアを使用し、冷却時間70秒(ブロー
時間40秒と排気時間30秒の総計)で成形した。その
結果中空成形品の内面は93.5℃に冷却された。 比較例4 冷却媒体としてエアを使用し、冷却時間100秒(ブロ
ー時間70秒と排気時間30秒の総計)で成形した。そ
の結果中空成形品の内面は71.9℃に冷却された。
【0018】比較例5 冷却媒体をミスト(大きさ350μ)とし、冷却時間7
0秒(ブロー時間10秒、ミスト時間30秒、排気時間
30秒の総計)で成形した。その結果中空成形品の内面
は70.6℃に冷却された。中空部内面に水滴跡がまば
らに残った。
【0019】c)対象材料 HDPE 8700 <東ソー株式会社の商品名> (メルトインデックスHLMI 8.5、密度d 0.
949) ブロー成形品 100リットル(平均肉厚 5mm) ブロー成形方法 下吹込式 成形条件 (エアによるブロー成形を基準とする): 押出シリンダー温度 200℃ 金型冷却温度 23℃ 射出時間 12秒 ブロー圧力 4.5kgf/cm2 ブロー成形品内面の温度測定法 型開き開始1.5分経過した時点で、このブロー成形品
内面の温度をサーモグラフィ(メーカ:日本アビオニク
ス株式会社、機種TVS−2100MKΠ ST)によ
り測定
【0020】前記の要件を前提条件として、下記の実施
例4、比較例6、7を示す。 実施例4 冷却媒体をミスト(大きさ10μ)とし、冷却時間70
秒(ブロー時間13秒とミスト時間30秒と循環時間1
0秒と排気時間17秒の総計)で成形した。その結果中
空成形品の内面は46.0℃に冷却された。中空部内面
に水滴跡は残らなかった。 比較例6 冷却媒体としてエアを使用し、冷却時間70秒(ブロー
時間43秒と排気時間27秒の総計)で成形した。その
結果中空成形品の内面は72.0℃に冷却された。 比較例7 冷却媒体としてエアを使用し、冷却時間100秒(ブロ
ー時間73秒と排気時間27秒の総計)で成形した。そ
の結果中空成形品の内面は50.0℃に冷却された。
【0021】d)対象材料4 HDPE 8000A <東ソー株式会社の商品名> (メルトインデックスMI 0.35、密度d 0.9
57) ブロー成形品 70リットル(平均肉厚 3mm) ブロー成形方法 下吹込式 成形条件 (エアによるブロー成形を基準とする): 押出シリンダー温度 180℃ 金型冷却温度 30℃ 射出時間 7秒 ブロー圧力 6.5kgf/cm2 ブロー成形品内面の温度測定法 型開き開始1.5分経過した時点で、このブロー成形品
内面の温度をサーモグラフィ(メーカ:日本アビオニク
ス株式会社、機種TVS−2100MKΠ ST)によ
り測定
【0022】前記の要件を前提条件として、下記の実施
例5、比較例8を示す。 実施例5 冷却媒体をミスト(大きさ10μ)とし、冷却時間60
秒(ブロー時間5秒とミスト時間20秒と循環時間25
秒、排気時間10秒の総計)で成形した。その結果中空
成形品の内面は62.5℃に冷却された。中空部内面に
水滴跡は残らなかった。 比較例8 冷却媒体としてエアを使用し、冷却時間60秒(ブロー
時間50秒、排気時間10秒の総計)で成形した。その
結果中空成形品の内面は84.6℃に冷却された。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明においては、200
μ以下のミストが加温状態の中空成形品の内面に接触
し、その蒸発による気化の潜熱作用でこの中空成形品の
内面を均一に迅速に強制冷却できる。請求項2記載の発
明においては、請求項1記載の発明の効果に加えて、パ
リソンを金型のキャビティの形状に倣い変形させた状態
で適切に中空成形品を内外面から冷却できる。請求項3
記載の発明においては、請求項1記載の発明の効果に加
えて、ミストの大きさを10μ以下とすればミストは中
空成形品の内面と接触時に瞬間的に蒸発し、冷却した中
空成形品の内面に水滴は全く残留せず、更にこのミスト
と中空成形品の衝突時に中空成形品に凹凸面は生じな
い。請求項4記載の発明において、請求項1、2、3記
載の発明の効果に加えて、ミストの消費量を低減でき、
バリの再処理時に水分が含有せず、再生機能の品質を高
めることができるとともに、成形品を適宜の温度に冷却
でき、成形品の取り出し時に火傷をするのを防止するこ
とができる。
【0024】即ち、請求項4記載の発明においては、ミ
ストが加温状態の中空成形品の内面に接触し、その蒸発
による気化の潜熱作用でこの中空成形品の内面を迅速に
強制冷却できる。請求項5記載の発明においては、請求
項1、2、3、4記載の方法発明を実施でき、その効果
を発揮できるのに加えて、パリソンを金型のキャビティ
の形状に倣い変形させた状態で適切に中空成形品を内面
からも冷却できる。殊に請求項6記載の発明において
は、前記効果に加えて、ミスト噴霧と、エアの給排を適
切に行うことができる。殊に請求項7記載の発明におい
ては、請求項1、2記載の方法発明を実施でき、前記効
果を発揮できる。殊に請求項8記載の発明においては、
請求項3記載の方法発明を実施でき、前記効果を発揮で
きる。前記実施例より、エアのみで中空成形品をブロー
成形しながら冷却したものに比べて、短時間に冷却でき
る事が判明した。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の概略図である。
【符号の説明】
10 ブロー成形装置 11 金型 13 ミストノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 章 宮城県多賀城市栄2丁目4番1号東邦アセ チレン株式会社内 (72)発明者 中島 操 埼玉県岩槻市笹久保新田550番地株式会社 プラコー内 (72)発明者 川上 真 埼玉県岩槻市笹久保新田550番地株式会社 プラコー内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金型のキャビティ内に収納したパリソンを
    ブロー成形し、中空成形品を成形するに際して、金型内
    を循環する冷媒により、金型内の中空成形品の外面を冷
    却すると共に、この中空成形品の内面を200μ以下の
    ミストにより冷却することを特徴とするブロー成形品の
    冷却方法。
  2. 【請求項2】前記200μ以下のミストと共に空気を吹
    き込み循環してブロー成形品の内面を冷却することを特
    徴とする請求項1記載のブロー成形品の冷却方法。
  3. 【請求項3】前記ミストの大きさを10μ以下とするこ
    とを特徴とする請求項1記載のブロー成形品の冷却方
    法。
  4. 【請求項4】金型のキャビティ内に収納したパリソンに
    エア吹込みしてブロー成形し、中空成形品を成形するに
    際して、パリソンにエア吹込みした状態で前記ミストを
    噴霧し、このミストと中空成形品とを接触させ、蒸発に
    よる気化の潜熱作用で、この中空成形品内面を急冷した
    後、この噴霧を停止して、エアの吹込み圧力を保ちなが
    ら、エアの給排を行ない、中空成形品内部のエアを循環
    させて、この中空成形品の内面をエアで冷却することを
    特徴とする請求項1、2又は3記載のブロー成形品の冷
    却方法。
  5. 【請求項5】ブローダイヘッドから供給されるパリソン
    を閉じ込める金型が設けてあるとともに、金型内に閉じ
    込められたパリソンをエア吹き込みした状態でミストを
    供給するミスト供給部が設けてあることを特徴とするブ
    ロー成形装置。
  6. 【請求項6】前記ミスト供給部は、ミストノズルとエア
    給排部とからなることを特徴とする請求項5記載のブロ
    ー成形装置。
  7. 【請求項7】前記ミストノズルは200μ以下の大きさ
    のミスト発生するものとしてあることを特徴とする請求
    項5又は6記載のブロー成形装置。
  8. 【請求項8】前記ミストノズルは10μ以下の大きさの
    ミストを発生するものとしてあることを特徴とする請求
    項5又は6記載のブロー成形装置。
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