JPH09164550A - 射出成形同時絵付装置及び方法 - Google Patents

射出成形同時絵付装置及び方法

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JPH09164550A
JPH09164550A JP32478395A JP32478395A JPH09164550A JP H09164550 A JPH09164550 A JP H09164550A JP 32478395 A JP32478395 A JP 32478395A JP 32478395 A JP32478395 A JP 32478395A JP H09164550 A JPH09164550 A JP H09164550A
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mold
female mold
sheet
injection molding
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Kazuhisa Kobayashi
和久 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雌型の製作コストを抑え、真空吸引効率を高
め、得られる成形品の限界形状を拡大でき、さらには、
その装飾面に真空吸引用開口部の痕跡が残り難くして外
観意匠、美観を損なわないようにする。 【解決手段】 雌型12と雄型30とを備え、前記雌型
12おけるキャビティ面13形成部分が少なくとも二つ
の部材、例えば、筒状外周部12Cとその内周に嵌め込
まれる嵌挿内周部12Dからなる入れ子構造とされ、そ
れら筒状外周部12Cと嵌挿内周部12Dとの継ぎ目部
分に真空吸引用開口部14が形成されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形と同時に
成形品に絵付シートを一体的に接着して図柄や文字等が
施された成形品を得るようにした射出成形同時絵付装置
及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形と同時に成形品の表面に絵付シ
ートを一体的に接着する射出成形同時絵付方法として
は、従来より幾つもの態様が提案されているが、それら
の大半は、次の(a)〜(i)の工程の全部又は幾つか
を記述順に又はその順番を入れ換えて、順次、又は複数
の工程を同時に重複してもしくは並列的に行うようにさ
れている(特公昭50−19132号、実公平3−56
344号、特公平7−41637号公報等も参照)。
【0003】(a)帯状シート(の次ショット部分)も
しくは枚葉シートからなる絵付シートを対向配置された
雌型と雄型との間に供給するシート供給工程。 (b)絵付シートを雌型のパーティング面に固定保持す
るクランプ工程。 (c)絵付シートを熱盤等により加熱軟化させる軟化工
程。 (d)絵付シートを真空吸引及び/又は圧空供給等によ
り雌型のキャビティ面に沿わせて密着させるように延伸
させる延伸工程(予備成形工程)。 (e)雌型と雄型の一方を他方側へ移動させて型締めを
行う型締め工程。 (f)雌型内に雄型側から流動状態の樹脂(熔融樹脂)
を注入充填して射出成形を行う射出成形工程。 (g)雌型と雄型とを離間させる型開き工程。 (h)絵付シートのうちの射出成形品に接着付随させる
べき部分を他の部分から切り離すトリミング工程(シー
ト切断工程)。 (i)絵付シートが接着された射出成形品を前記雌型か
ら取り出す取出工程。
【0004】なお、複数の工程を同時に重複して行うと
は、複数の工程が一工程に含まれることをいい、例え
ば、前記(e)の型締め工程において絵付シートを雌型
と雄型との間に挟んで固定保持するようになせば、該型
締め工程と同時に重複して前記(b)のクランプ工程が
行われたことになり、また、前記(f)の射出成形工程
において絵付シートを射出された熔融樹脂の熱と圧力に
より延伸させるようになせば、該射出成形工程と同時に
重複して前記(d)の延伸工程が行われたことになる場
合をいう。
【0005】また、絵付シートとしては、製品種別に応
じて貼合わせ積層シート(ラミネートシート)と転写シ
ートのいずれかが用いられ、ラミネートシートである場
合には、射出成形によりそのままで絵付けが行われたこ
とになり、射出成形品の外表面にシート全層が接着一体
化して化粧層となる。それに対し、絵付シートが転写シ
ートである場合には、成形品外表面に一体化した化粧シ
ートのうちの支持体シートを剥離し、装飾層等の転写層
を成形品側に残留させて化粧層となすことにより絵付け
が完了する。
【0006】ところで、射出成形同時絵付方法において
は、前記(d)に記述した如くに、絵付シートを雌型の
キャビティ面に沿わせて密着させるように延伸させるべ
く、通常、雌型には、外部の真空発生源(パキュームポ
ンプ等)に接続された真空吸引用開口部が形成されてい
るが、この真空吸引用開口部の形成態様としては下記
(1) 〜(3) のようなものが知られている。
【0007】(1) 真空吸引用開口部を雌型キャビティ面
に複数カ所開口したもの(特公昭50−19132号公
報等を参照)。 (2) 真空吸引用開口部を雌型キャビティ面の外部、例え
ばパーティング面に開口させたり、成形品外となる部分
(成形品の窓、開口、切欠部等となる部分)に開口させ
たもの(特公平7−41637号公報の図7、図3、図
6等を参照)。 (3) 雌型におけるキャビティ面形成部分を多孔質材料で
作製したもの(実公平3−56344号公報等を参照)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
(1) のように真空吸引用開口部を雌型キャビティ面に複
数カ所開口したものには、絵付シートが柔薄、特に装飾
部分が薄い(例えば転写シート)場合に、得られた成形
品の装飾面に真空吸引用開口部の痕跡が残り、外観意
匠、美観を損ねるおそれがあった。
【0009】また、前記(2) のように、真空吸引用開口
部を雌型のパーティング面等のキャビティ面外に開口さ
せたものでは、得られる成形品に真空吸引用開口部の痕
跡は残らないが、真空吸引用開口部とキャビティ面とが
離れるので、流体抵抗や空気漏洩が大きく、真空吸引効
率が悪く、絵付シートを沿わせて密着できるキャビティ
面の形状(深さ、R、凹凸等の限界形状)が限られる。
また、真空吸引用開口部を成形品外に開口させる場合に
は、当然ながら得られる成形品形状が限られ、汎用性が
ない。
【0010】前記(3) のように、キャビティ面形成部分
を多孔質材料で作製したものでは、真空吸引用開口部
(通路)が実質的に紆余曲折したものとなって極端に細
い部分が形成されたりするので、通路抵抗が極めて大き
くなり、真空吸引効率が悪い。さらに、この場合には、
金型が特殊で高価な材料となり、また金型強度も低下す
るという問題も生じる。
【0011】また、前記(1) 〜(3) の問題の他、真空吸
引用開口部の大きさ(横断面径、横断面積等=実効通路
断面積)は、過度に大きいと成形品に痕跡が残りやすく
なり、逆に過度に小さいと真空吸引効率が悪くなるた
め、通常は5μm以上30μ以下であることが望まれる
が、このような適正な大きさの真空吸引用開口部を形成
するには、高度な技術を要し、製作コストが嵩むという
問題もあった。
【0012】本発明は、上述の如くの問題を解消すべく
なされたもので、その目的とするところは、比較的容易
にかつ低コストで製作できるとともに、流体抵抗や空気
漏洩を小さくして真空吸引効率を向上でき、得られる成
形品の限界形状を拡大できるとともに、その装飾面に真
空吸引用開口部の痕跡が残り難くして外観意匠、美観を
損なわないようにできる射出成形同時絵付装置及び方法
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る射出成形同時絵付装置は、基本的に
は、雌型と雄型とを備え、前記雌型におけるキャビティ
面形成部分が少なくとも二つの部材からなる分割組立構
造とされ、かつ、前記少なくとも二つの部材の継ぎ目部
分に真空吸引用開口部が形成されてなる。
【0014】本発明において、雌型のキャビティ面形成
部分は、相互に合体させ得る二つ割り部材等の少なくと
も二つの部材からなる分割組立構造であればよく、各部
材の境界となる継ぎ目部分に真空吸引用開口部(通路)
が形成される。
【0015】より好ましい具体例としては、前記キャビ
ティ面形成部分が筒状外周部とその内周に嵌め込まれる
嵌挿内周部からなる入れ子構造とされ、それら筒状外周
部と嵌挿内周部との継ぎ目部分に真空吸引用開口部が形
成されてなるものが挙げられる。
【0016】上記のように、雌型のキャビティ面形成部
分を少なくとも二つの部材からなる入れ子構造等の分割
組立構造として、各部材の境界となる継ぎ目部分に真空
吸引用開口部(通路)を形成することにより、従来のも
ののようにキャビティ面形成部分が一体物である場合に
比して、真空吸引用開口部の形成が格段に容易となると
ともに、雌型の製作コストを抑えることができ、しか
も、真空吸引用開口部を適正な大きさ(横断面径、横断
面積等=実効通路断面積)に形成できる。また、真空吸
引用開口部をパーティング面のみに開口させた場合に比
して、流体抵抗や空気漏洩が小さくなって真空吸引効率
を向上でき、得られる成形品の限界形状を拡大できる。
【0017】真空吸引用開口部の大きさは、前述した如
くに、過度に大きいと成形品に痕跡が残りやすくなり、
逆に過度に小さいと真空吸引効率が悪くなるため、5μ
m以上30μ以下であることが望ましい。また、真空吸
引用開口部の断面形状は、痕跡が目立ちにくいスリット
状(線状)にすることが好ましい。
【0018】また、本発明の好ましい態様としては、前
記雌型のキャビティ面における曲面部と平坦面部との境
界部分、キャビティ面を形成する曲面の微分不可能部
分、あるいは変曲点部分に前記少なくとも二つの部材の
継ぎ目が位置せしめられ、かつ、そこに真空吸引用開口
部が配列形成されてなるものが挙げられる。
【0019】ここで、前記した雌型のキャビティ面にお
ける曲面部と平坦面部との境界部分とは、例えば、キャ
ビティ面の底部と側周部とのコーナー部にアールが施さ
れているものでは、前記アールの始端部(側周部側)又
は終端部(底部側)を指しており、また、微分不可能部
分とは、例えばキャビティ面に段差がある場合にはその
角部分、断面が三角形状あるいは外形が円錐もしくは角
錐状の突起あるいは凹みがある場合にはその尖った先端
部分、つまり、キャビティ面を構成する曲面のその部分
の微分係数(導関数)が無限もしくは多価関数になった
り、あるいは存在しないようなキャビティ面上の線もし
くは点を指している。さらに、変曲点部分とは、その部
分の2次微分係数(導関数)の符号が正から負又は負か
ら正に変化する点、すなわち、例えば上(左)に凸から
下(右)に凸、あるいはその逆に変化する点をキャビテ
ィ面上で連ねた線部分を指している。
【0020】上記のような境界部分や微分不可能部分あ
るいは変曲点部分に各部材の継ぎ目を位置させて真空吸
引用開口部を開口させることにより、成形品に真空吸引
用開口部の痕跡が残り難くなるとともに、残ってもさほ
ど目立たなくなり、外観意匠、美観を損なわないように
できる。
【0021】前記キャビティ面形成部分を構成する二つ
の部材の継ぎ目部分に真空吸引用開口部を形成する手法
としては、前記二つの部材間に多数のスペーサを配置
し、それらのスペーサ間に真空吸引用開口部を形成す
る、あるいは、前記二つの部材のうちの少なくとも一方
の対接端面部に真空吸引用開口部として働くように溝を
所定間隔をあけて形成する、等が挙げられる。このよう
になせば、キャビティ面形成部が分割組立構造ではない
一体物である場合に比して、痕跡の目立たないスリット
状の真空吸引用開口部を極めて容易に形成できる。
【0022】なお、真空吸引用開口部は、上述した如く
の態様で雌型のキャビティ面に開口するように形成すれ
ば足りるが、キャビティ面に加えてパーティング面にも
開口するように設けてもよい。
【0023】一方、本発明に係る射出成形同時絵付方法
は、前記した、分割組立構造で各部材の継ぎ目部分に真
空吸引用開口部が形成されてなる射出成形同時絵付装置
を用意し、その雌型と雄型との間に絵付シートを供給す
るシート供給工程と、前記絵付シートを前記雌型のパー
ティング面上に固定保持するクランプ工程と、前記絵付
シートを前記雌型に形成された前記真空吸引用開口部を
通じて真空吸引することにより前記雌型のキャビティ面
に沿わせて密着させるように延伸させる延伸工程と、前
記雌型と雄型の一方を他方側へ移動させて型締めを行う
型締め工程と、前記雌型内に前記雄型側から流動状態の
樹脂を注入充填して射出成形を行う射出成形工程と、前
記雌型と雄型とを離間させる型開き工程と、絵付シート
が接着された射出成形品を前記雌型から取り出す取出工
程と、を含み、前記各工程を記述順に又はその順番を入
れ換えて、順次、又は複数の工程を同時に重複してもし
くは並列的に行うようにされる。
【0024】本発明において、雄雌両金型は、鉄、銅等
の金属あるいはセラミックス等で作製され、成形品形状
応じて分割構成(中間型等を設ける)等としてもよい。
また、絵付シートを雌型のキャビティ面に沿わせて密着
させるように延伸させる予備成形を行う前に、絵付シー
トを加熱軟化させるべく、熱盤等の加熱手段を付設して
もよい。熱盤は実公平1−10186号公報、特開平5
−301250号公報等に開示されるような公知のもの
が使用できる。
【0025】絵付シートは、ロール状に巻き取られた長
尺の連続帯状シートの状態から必要量づつ(1ショット
分づつ)供給するようにしてもよいし、予め所定寸法に
裁断した枚葉シートを供給するようにしてもよい。ま
た、帯状シート(の次ショット部分)もしくは枚葉シー
トからなる絵付シートを対向配置された雌型と雄型との
間に供給するには、巻き出し機及び巻き取り機を用いた
ロール/ロール方式でもよいし、前記絵付シートを保持
する吸着盤等を備えたロボット(マニュピュレーター)
等で搬送する方式でもよい。
【0026】また、絵付シートを雌型パーティング面に
固定保持すべく適宜のクランプ手段を付設してもよい。
クランプ手段としては、枠状の押さえ板等を用いること
ができ、その駆動は、型締め動作等の成形用駆動力を用
いたり、エジェクターピン駆動機構の動力を利用したり
することができる他、別途に流体圧アクチュエーター等
の駆動手段を設けることによりなされる。
【0027】絵付シートは、基材シートとその上に積層
された装飾層からなり、基材シートを成形品と密着一体
化させたまま最終製品として使用する貼り合わせ積層シ
ート(ラミネートシート)、あるいは一旦絵付シートと
成形品とを一体化させた後、装飾層(転写層)のみを成
形品側に残して基材シート(支持体シート)を剥離する
転写シートのいずれも使用することができる。
【0028】前記基材シートとしては、ポリ塩化ビニ
ル、アクリル、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリカーボ
ネート、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン
等の熱可塑性樹脂を用いることができる。基材シートの
厚さは、通常100〜500μm程度である。装飾層と
しては、印刷絵柄、着色又は透明塗装、金属薄膜、ある
いは、硬質塗膜、防曇塗膜、導電性層等の機能性層等を
用いることができる。
【0029】前記転写シートは、一旦剥離性の支持体シ
ート上に形成した絵柄層等よりなる転写層を、別の被転
写体に転移させるためのもので、支持体シート上には必
要に応じて離型層を設けても良く、転写層としては、剥
離層、装飾層、接着剤層、等からなり、装飾層以外の層
は必要に応じて選択する。装飾層としては、絵柄層、金
属薄膜層(部分又は全面)あるいは硬質塗膜、防曇塗
膜、導電性層等の機能性層から選ばれる。
【0030】支持体シートは、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレート等の線状ポリエステ
ル、ナイロン6、ナイロン66等の線状ポリアミド、ポ
リエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリ
塩化ビニル等、可撓性を有する熱可塑性樹脂フィルムあ
るいはそれらの積層体が好ましい。
【0031】射出成形用の樹脂としては、ABS(アク
リロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体)、ポリ
スチレン、塩化ビニル、アクリル、ポリカーボネート等
の熱可塑性樹脂を加熱熔融したもの、あるいは、二液硬
化型、触媒硬化型の樹脂、例えば、ポリウレタン、ポリ
エステル等の未硬化液等の射出成形同時絵付用として従
来より知られている材料を使用でき、製品の要求物性や
コスト等に応じて選定される。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明に係る射出
成形同時絵付装置の第1実施形態(本発明I)を示す概
略図である。図示の射出成形同時絵付装置10は、左右
に対向配置された雌型12・Iと雄型30とを備え、雄
型30は射出成形機のノズル40が装着される固定盤3
5に固定され、雌型12はその底部側が可動盤20に固
定されていて、流体圧シリンダのラム21により前記雄
型30に対して接近−離隔する方向(ここでは水平方
向)に進退動するようされている。なお、雌型と雄型と
を上下に対向配置して雌型を鉛直方向に進退動させるよ
うにしてもよい。
【0033】前記雄型30はその中央に凸部(コア部)
31が突設されるとともに、前記射出成形機のノズル4
0からの熔融樹脂を前記雌型12・Iのキャビティ面1
3内に注入充填するための湯道32が穿設されている。
【0034】そして、前記雌型12・Iは、鉄系材料
(NAC材)からなっていて全体が四つの部分、すなわ
ち、前記可動盤20に固定された底部12Aと、この底
部12Aの最外周部に対接せしめられた角筒状の外郭部
12Bと、この外郭部12Bの内周に嵌め込まれてキャ
ビティ面13形成部分の外周側を構成する筒状外周部1
2Cと、この筒状外周部12Cの内周に嵌め込まれてキ
ャビティ面13形成部分の内周側を構成するる嵌挿内周
部12Dからなる入れ子構造とされている。
【0035】なお、前記外郭部12Bと筒状外周部12
Cの雄型30側の端面は、該雄型30が絵付シートSを
間に挟んで対接するパーティング面12aとされ、前記
外郭部12Bのパーティング面12a上には、絵付シー
ト(ラミネートシート)Sを雌型パーティング面12a
に固定保持するための矩形枠状ないし井桁状のクランパ
ー24が配置されており、このクランパー24は、その
四隅を支持ロッド(図示省略)に支持されて流体圧シリ
ンダ等の駆動機構により水平方向に進退動せしめられ
る。また、前記クランパー24の下側の雌型パーティン
グ面12aより内側に設けられた環状溝には気密性保持
のためにOリング26が嵌め込まれている。また、外郭
部12B、筒状外周部12C、及び嵌挿内周部12Dに
は冷却水通水管あるいはヒートパイプ22、22、─が
挿着されていて、これらにより金型のキャビティ面の表
面温度を所望の温度に冷却する。通常、金型表面温度は
40〜80℃程度である。
【0036】そして、本実施形態では、前記筒状外周部
12Cと嵌挿内周部12Dで形成されるキャビティ面1
3が、側周部13aと底部13cとそれら間を断面円弧
状の曲面で結ぶアール部13bとからなっており、この
曲面のアール部13bと平坦面の底部13cとの境界部
分、つまりアール部13bにおける底部13c側の終端
部が、前記筒状外周部12Cと嵌挿内周部12Dとの継
ぎ目部分とされている。この継ぎ目部分は平面視では四
隅に丸みが付けられた矩形環状となっていて、この継ぎ
目部分に、キャビティ面13に開口するように後述する
図2及び図3に示される如くのスリット状の真空吸引用
開口部14が環状に配列形成されている。さらに、前記
外郭部12Bと筒状外周部12Cとの継ぎ目部分にも、
パーティング面12aに開口するように前記真空吸引用
開口部14と同様な構成の真空吸引用開口部16が配列
形成されている。
【0037】これらの真空吸引用開口部14及び16
は、その後端が大径通路部15を介して真空発生源に接
続された吸気管17に接続されている。
【0038】ここで、図2及び図3を参照すればよくわ
かるように、前記キャビティ面13形成部分を構成する
二つの部材の継ぎ目部分、すなわち、筒状外周部12C
と嵌挿内周部12Dとの対接端面間に形成された隙間に
多数のスペーサ19、19、─が所定間隔をあけて配置
され、それらのスペーサ19、19、─間に真空吸引用
開口部14が形成されている。また、詳細には図示され
ていないが、同様に、前記パーティング面12aを形成
する二つの部材、外郭部12Bと筒状外周部12C間に
多数のスペーサ19、19、─が所定間隔をあけて配置
され、それらのスペーサ19、19、─間に真空吸引用
開口部16が形成されている。
【0039】前記真空吸引用開口部14、16の通路幅
=スペーサの厚み、つまり前記筒状外周部12Cと嵌挿
内周部12Dとの間の隙間は、ここでは25μmとされ
ている。なお、図では真空吸引用開口部14、16は大
きく誇張して描かれている。
【0040】このような構成の射出成形同時絵付装置1
0を用いて絵付けを行うには、図4及び図5を参照すれ
ばよくわかるように、絵付シートSを雌型12のパーテ
ィング面12aとクランパー24との間に供給し、この
絵付シートSをクランパ−24により前記パーティング
面12aに固定保持するとともに、赤外線面発熱体から
なる熱盤により表面温度150度Cに加熱して軟化さ
せ、該絵付シートSを前記真空吸引用開口部14、16
を通じて真空吸引して、雌型12のキャビティ面13に
沿わせて密着させるように延伸させ(予備成形)、しか
る後、雌型12を雄型30側へ移動させて雌型12と雄
型30との間に絵付シートSを挟むようにして型締めを
行い、雌型12のキャビティ13内に雄型30の湯道3
2を通じて熔融樹脂(ABS樹脂)をシリンダ温度22
0度Cで射出充填するとともに所定時間冷却する射出成
形を行い、その後、雌型12と雄型30とを離間させる
型開きを行い、絵付シートSが接着された絵付成形品P
を雌型12から取り出すようにされる。
【0041】上記のように、本実施形態においては、雌
型12のキャビティ面13形成部分を筒状外周部12C
と嵌挿内周部12Dとからなる入れ子構造として、各部
材12Cと12Dの境界、すなわち、曲率部と平坦部と
の境界となる継ぎ目部分に真空吸引用開口部(通路)1
4を形成するようにしたので、従来のもののようにキャ
ビティ面形成部分が一体物である場合に比して、真空吸
引用開口部14(及び16)の形成が格段に容易となる
とともに、雌型12の製作コストを低下させることがで
き、しかも、真空吸引用開口部14、16を適正な大き
さ(横断面径、横断面積等=実効通路断面積)に形成で
きる。
【0042】また、真空吸引用開口部14、16はその
幅が25μm程度のスリット状とされるので、痕跡が目
立ちにくい。しかも、全横断面積は単なる円柱状の孔よ
りも大きいため真空吸引効率を低下させることがない。
【0043】また、真空吸引用開口部14の開口位置
が、前記雌型12のキャビティ面13における曲面部
(アール部13b)と平坦面部(底部13c)との境界
部分とされているので、成形品に真空吸引用開口部14
の痕跡が残り難くなるとともに、残ってもさほど目立た
なくなる。
【0044】前記キャビティ面13形成部分を構成する
二つの部材12C、12D間に多数のスペーサ19、1
9、─を配置し、それらのスペーサ19、19、─間に
真空吸引用開口部14を形成するようにしたことによ
り、痕跡の目立たないスリット状の真空吸引用開口部を
極めて容易に形成できる。また、スペーサ19、19、
─により、真空吸引時や射出成形時に外力が加わって
も、雌型12が変形したり実効通路断面積が変化するこ
とはない。
【0045】図6は本発明に係る射出成形同時絵付装置
の第2実施形態(本発明II)を示しており、この装置1
0’では、雌型12・IIが、前記第1実施形態(図1)
の装置10と同様な底部12Aと外郭部12Bに加え
て、前記外郭部12Bの内周に嵌め込まれてキャビティ
面13形成部分の外周部を構成する筒状外周部12E
と、この筒状外周部12Eの内周に嵌め込まれてキャビ
ティ面13形成部分の内周部を構成する嵌挿内周部12
Fからなる入れ子構造とされている。
【0046】この実施形態においても、前記筒状外周部
12Eと嵌挿内周部12Fで形成されるキャビティ面1
3が、縦断面は平坦面とされる側周部13aと底部13
cとそれら間を断面円弧状の曲面で結ぶアール部13b
とからなっており、前記縦断面は平坦な側周部13aと
曲面のアール部13bととの境界部分、つまりアール部
13bにおける側周部13a側の始端部が、前記筒状外
周部12Eと嵌挿内周部12Fとの継ぎ目部分とされて
いる。この継ぎ目部分は平面視では四隅に丸みが付けら
れた矩形環状となっていて、この継ぎ目部分に、キャビ
ティ面13に開口するように後述する図7に示される如
くのスリット状の真空吸引用開口部14’が環状に配列
形成されている。さらに、前記外郭部12Bと筒状外周
部12Eとの継ぎ目部分にも、パーティング面12aに
開口するように前記真空吸引用開口部14と同様な構成
の真空吸引用開口部16’が配列形成されている。
【0047】これらの真空吸引用開口部14’及び1
6’は、その後端が大径通路部15を介して真空発生源
に接続された吸気管17に接続されている。
【0048】ここで、図7を参照すればよくわかるよう
に、前記キャビティ面13形成部分を構成する筒状外周
部12Eと嵌挿内周部12Fのうちの嵌挿内周部12F
の対接端面部に凸部14aと凹部(溝)14bが交互に
所定間隔をあけて配列形成され、前記溝14bと前記筒
状外周部12Eとで画成された通路部分が通路幅25μ
mの真空吸引用開口部14’とされている。また、詳細
には図示されていないが、同様に、前記パーティング面
12aを形成する二つの部材、すなわち外郭部12Bと
筒状外周部12C間にも前記真空吸引用開口部14’と
同様な真空吸引用開口部16’が形成されている。
【0049】このような構成の真空吸引用開口部1
4’、16’が形成されている本実施形態(本発明II)
の装置10’においても、前記第1実施形態(本発明
I)の装置10と略同様な作用効果が得られる。
【0050】以上に述べた如くの、本発明I及びIIの射
出成形同時絵付装置10、10’の効果を確認すべく、
図8に示される如くの、底部12A、外郭部12B、及
び内周部(一体物)12Gとからなる雌型12・III の
パーティング面12aのみに真空吸引用開口部16を開
口させた装置1を比較例Iとして、また、図9に示され
る如くの、底部12A、外郭部12B、内周部(一体
物)12Hからなる雌型12・IVにおいて、外郭部12
Bと内周部12Hとの継ぎ目部分に真空吸引用開口部1
6’を形成するとともに、内周部12Hのキャビティ面
13の底部13cのうちのアール部13bの終端から離
れた位置であり且つ底部13cの4隅の部位に直径25
μmの円柱状の真空吸引用開口部14''を開口させた装
置1’を比較例IIとして用い、また、比較例IIと同構造
で真空吸引用開口部14''の直径1000μmにした比
較例III を用いて、前述した本発明I及びIIと同様な手
順及び条件で射出成形同時絵付を行って、絵付シートに
破れや極端な歪みを生じることなくキャビティ面形状に
完全に追従して成形できた限界形状、すなわち、深さ、
R(曲率半径)、及び間口と、真空吸引用開口部の痕跡
の有無(目視)とを調べた結果を下記の表1に示す。単
位はいずれもmmである。
【0051】
【表1】
【0052】表1から、本発明I、IIの射出成形同時絵
付装置(10、10’)によれば、得られる成形品の限
界形状が拡大されるとともに、その装飾面に真空吸引用
開口部の痕跡が残り難くされ、外観意匠、美観を損ない
難くできることが理解されよう。
【0053】なお、以上説明した装置10、10’で
は、得られる成形品外形(キャビティ面形状)は、底部
隅部に丸み(アール)が施された直方体状(角箱状)と
されているが、成形品外形(キャビティ面形状)は当然
ながらそれに限られる訳ではなく、全体又は一部に円錐
部や球面部があるもの等、限定はされない。
【0054】ここで、例えば、図10に示される如く
に、雌型12・Vが、底部12A、外郭部12B筒状外
周部12K、嵌挿内周部12L及び中央凸部12Mから
なる段差付き多層入れ子構造とされていて、キャビティ
面13が、それぞれ交互に直交する面13d、13e、
13f、13g、13h、13iからなっているものに
おいては、各面の境界部分(不連続部分)にキャビティ
面13を形成する各部材12B、12K、12L、12
Mの継ぎ目を位置させるとともに、その継ぎ目部分すな
わち不連続部分に前記した真空吸引用開口部14、1
4’と同様な真空吸引用開口部51、52、53を形成
することが好ましい。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係る射出成形同時絵付装置及び方法によれば、雌型
のキャビティ面形成部分が少なくとも二つの部材からな
る入れ子構造等の分割組立構造とされ、かつ各部材の境
界となる継ぎ目部分に真空吸引用開口部が形成されるの
で、従来のもののようにキャビティ面形成部分が一体物
である場合に比して、真空吸引用開口部の形成が格段に
容易となるとともに、雌型の製作コストを抑えることが
でき、しかも、真空吸引用開口部を適正な大きさに形成
でき、また、真空吸引用開口部をパーティング面のみに
開口させた場合に比して、流体抵抗や空気漏洩が小さく
なるので、真空吸引効率が高められ、得られる成形品の
限界形状を拡大でき、さらには、その装飾面に真空吸引
用開口部の痕跡が残り難くして外観意匠、美観を損なわ
ないようにできるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による射出成形同時絵付装置の第1実施
形態の概略構成図。
【図2】図1に示される装置の雌型の継ぎ目部分を示す
要部拡大斜視図。
【図3】図2の継ぎ目部分を示し、(A)、(B)、
(C)は、それぞれ図2のA−A、B−B、C−C矢視
線に従う断面図。
【図4】図1の射出成形同時絵付装置の射出成形工程ま
での説明に供される図。
【図5】図1の射出成形同時絵付装置の取出工程の説明
に供される図。
【図6】本発明による射出成形同時絵付装置の第2実施
形態の雌型を示す概略構成図。
【図7】図6に示される装置の雌型の継ぎ目部分を示す
要部拡大斜視図。
【図8】従来型比較例Iの射出成形同時絵付装置の雌型
を示す概略構成図。
【図9】従来型比較例IIの射出成形同時絵付装置の雌型
を示す概略構成図。
【図10】本発明の射出成形同時絵付装置の他の実施形
態を示す斜視縦断面図。
【符号の説明】
S 絵付シート 10、10’射出成形同時絵付装置 12 雌型 12A 底部 12B 外郭部 12C 筒状外周部 12D 嵌挿内周部 13 キャビティ面 13a 側周部 13b アール部 13c 底部 14、16 真空吸引用開口部 30 雌型

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌型と雄型とを備え、前記雌型における
    キャビティ面形成部分が少なくとも二つの部材からなる
    分割組立構造とされ、かつ、前記少なくとも二つの部材
    の継ぎ目部分に真空吸引用開口部が形成されてなる射出
    成形同時絵付装置。
  2. 【請求項2】 前記キャビティ面形成部分が筒状外周部
    とその内周に嵌め込まれる嵌挿内周部からなる入れ子構
    造とされ、それら筒状外周部と嵌挿内周部との継ぎ目部
    分に真空吸引用開口部が形成されてなる請求項1に記載
    の射出成形同時絵付装置。
  3. 【請求項3】 前記雌型のキャビティ面における曲面部
    と平坦面部との境界部分、曲面の微分不可能部分、ある
    いは曲面の変曲点部分に前記二つの部材の継ぎ目が位置
    せしめられ、かつ、そこに真空吸引用開口部が形成され
    てなる請求項1又は2に記載の射出成形同時絵付装置。
  4. 【請求項4】 前記キャビティ面形成部分を構成する二
    つの部材間に多数のスペーサが配置され、それらのスペ
    ーサ間に真空吸引用開口部が形成されてなる請求項1な
    いし3のいずれかに記載の射出成形同時絵付装置。
  5. 【請求項5】 前記キャビティ面形成部分を構成する二
    つの部材のうちの少なくとも一方の対接端面部に真空吸
    引用開口部として働くように溝が所定間隔をあけて形成
    されてなる請求項1ないし3のいずれかに記載の射出成
    形同時絵付装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の射出成形同時絵付装置
    を用意し、その雌型と雄型との間に絵付シートを供給す
    るシート供給工程と、前記絵付シートを前記雌型のパー
    ティング面上に固定保持するクランプ工程と、前記絵付
    シートを前記雌型に形成された前記真空吸引用開口部を
    通じて真空吸引することにより前記雌型のキャビティ面
    に沿わせて密着させるように延伸させる延伸工程と、前
    記雌型と雄型の一方を他方側へ移動させて型締めを行う
    型締め工程と、前記雌型内に前記雄型側から流動状態の
    樹脂を注入充填して射出成形を行う射出成形工程と、前
    記雌型と雄型とを離間させる型開き工程と、前記絵付シ
    ートが接着された射出成形品を前記雌型から取り出す取
    出工程と、を含み、前記各工程を記述順に又はその順番
    を入れ換えて、順次、又は複数の工程を同時に重複して
    もしくは並列的に行うようにされた射出成形同時絵付方
    法。
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