JPH09164430A - 電線曲げ装置 - Google Patents
電線曲げ装置Info
- Publication number
- JPH09164430A JPH09164430A JP34694695A JP34694695A JPH09164430A JP H09164430 A JPH09164430 A JP H09164430A JP 34694695 A JP34694695 A JP 34694695A JP 34694695 A JP34694695 A JP 34694695A JP H09164430 A JPH09164430 A JP H09164430A
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- JP
- Japan
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- electric wire
- punch
- holder
- wire
- bending
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- Pending
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】配線用遮断器等の盤用機器と端子間を接続する
電線をその配線経路において接続可能となすべく,所定
形状に曲げる電線の曲げ作業を、正確,迅速,容易,か
つ確実になす。 【解決手段】電線の太さと曲げの曲率半径に応じて対向
間隔を調整可能にホルダ−に左右方向に対向配設された
一対の押さえロ−ラ−と、この一対のロ−ラ−により後
面側を支持される電線に対しそのロ−ラ−間の中央部に
位置する部分を前面側から電線と直交方向に押圧せしめ
るポンチと、このポンチをホルダ−上で前記押圧方向に
往復移動せしめる作動装置とからなる。
電線をその配線経路において接続可能となすべく,所定
形状に曲げる電線の曲げ作業を、正確,迅速,容易,か
つ確実になす。 【解決手段】電線の太さと曲げの曲率半径に応じて対向
間隔を調整可能にホルダ−に左右方向に対向配設された
一対の押さえロ−ラ−と、この一対のロ−ラ−により後
面側を支持される電線に対しそのロ−ラ−間の中央部に
位置する部分を前面側から電線と直交方向に押圧せしめ
るポンチと、このポンチをホルダ−上で前記押圧方向に
往復移動せしめる作動装置とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線用遮断器等の
盤用機器と端子間を接続する電線をその配線経路におい
て接続可能となすべく,所定形状に曲げる電線の曲げ作
業を機械的に行う電線曲げ装置に関するものである。
盤用機器と端子間を接続する電線をその配線経路におい
て接続可能となすべく,所定形状に曲げる電線の曲げ作
業を機械的に行う電線曲げ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来において斯かる電線の曲げ作業は、
一般に人手を介して行われていた。 即ち,作業者が、
電線を曲げようとする部分を中心としてその両側を手で
持ち、その曲げの中心部に支持物を当てそれをてことし
て、両腕を介して内側方向に力を加えることにより円弧
状に屈曲させていた。そして,電線の曲げ形状にバラツ
キが生じた場合には、ハンマ−にて叩いて所定の形状に
矯正していた。
一般に人手を介して行われていた。 即ち,作業者が、
電線を曲げようとする部分を中心としてその両側を手で
持ち、その曲げの中心部に支持物を当てそれをてことし
て、両腕を介して内側方向に力を加えることにより円弧
状に屈曲させていた。そして,電線の曲げ形状にバラツ
キが生じた場合には、ハンマ−にて叩いて所定の形状に
矯正していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの場合には、
電線の曲げ作業に相当な経験と勘と体力を必要とし、誰
でも手軽に行うことはできない。そして太い電線を曲げ
るにはかなりの腕力が要るので、一度に多数本の電線を
曲げる場合には、腕の関節に無理な力がかかり関節を痛
める惧れがある。 又手作業でかなりの腕力を必要とす
るため、相当な熟練工といえども所定の曲げ形状を有す
る電線の製作の再現性には限度がありその曲げ形状にバ
ラツキが生じハンマ−にて矯正せざるを得ず、そのため
電線に捩れが生じ接続時に接続端子を介して配線用遮断
器等の機器に電線の捻れによる無理な力がかかりモ−ル
ド製の配線用遮断器等の機器が破損されるという場合が
あった。 又そのハンマ−による矯正作業の際に電線の
被覆に傷が付き、電線の絶縁劣化を早めてしまうという
不都合の惧れもあった。 更に,電線の曲げ形状の不揃
による品質低下を防止する前記矯正作業には相当な時間
と手間がかかるため、生産性の向上の面で非能率的であ
り、製作時間の遅延が生じ、製品コストの上昇につなが
るという問題もあった。そこで本発明は、斯かる電線曲
げ作業における従来技術の諸難点を解消し、経験や勘や
体力を必要とせず、電線の太さや曲げ形状の相違に拘ら
ず、誰でも電線の曲げ作業を正確,迅速,簡易,かつ確
実に行うことができる電線曲げ装置を提供することを目
的とするものである。
電線の曲げ作業に相当な経験と勘と体力を必要とし、誰
でも手軽に行うことはできない。そして太い電線を曲げ
るにはかなりの腕力が要るので、一度に多数本の電線を
曲げる場合には、腕の関節に無理な力がかかり関節を痛
める惧れがある。 又手作業でかなりの腕力を必要とす
るため、相当な熟練工といえども所定の曲げ形状を有す
る電線の製作の再現性には限度がありその曲げ形状にバ
ラツキが生じハンマ−にて矯正せざるを得ず、そのため
電線に捩れが生じ接続時に接続端子を介して配線用遮断
器等の機器に電線の捻れによる無理な力がかかりモ−ル
ド製の配線用遮断器等の機器が破損されるという場合が
あった。 又そのハンマ−による矯正作業の際に電線の
被覆に傷が付き、電線の絶縁劣化を早めてしまうという
不都合の惧れもあった。 更に,電線の曲げ形状の不揃
による品質低下を防止する前記矯正作業には相当な時間
と手間がかかるため、生産性の向上の面で非能率的であ
り、製作時間の遅延が生じ、製品コストの上昇につなが
るという問題もあった。そこで本発明は、斯かる電線曲
げ作業における従来技術の諸難点を解消し、経験や勘や
体力を必要とせず、電線の太さや曲げ形状の相違に拘ら
ず、誰でも電線の曲げ作業を正確,迅速,簡易,かつ確
実に行うことができる電線曲げ装置を提供することを目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、電線の太さと曲げの曲率半径に応じて対
向間隔を調整可能にホルダ−に左右方向に対向配設され
た一対の押さえロ−ラ−と、この一対の押さえロ−ラ−
により後面側を支持される電線に対しそのロ−ラ−間の
中央部に位置する部分を前面側から電線と直交方向に押
圧せしめるポンチと、このポンチをホルダ−上で前記押
圧方向に往復移動せしめる作動装置とにより電線曲げ装
置を形成したことを特徴とするものである。
成するために、電線の太さと曲げの曲率半径に応じて対
向間隔を調整可能にホルダ−に左右方向に対向配設され
た一対の押さえロ−ラ−と、この一対の押さえロ−ラ−
により後面側を支持される電線に対しそのロ−ラ−間の
中央部に位置する部分を前面側から電線と直交方向に押
圧せしめるポンチと、このポンチをホルダ−上で前記押
圧方向に往復移動せしめる作動装置とにより電線曲げ装
置を形成したことを特徴とするものである。
【0005】前記ポンチをホルダ−上でその押圧方向に
往復移動せしめる作動装置としては、ホルダ−に固定配
設され,ピストンのロッド側先端部にポンチを装着せし
める油圧シリンダ−を用いる場合がある。
往復移動せしめる作動装置としては、ホルダ−に固定配
設され,ピストンのロッド側先端部にポンチを装着せし
める油圧シリンダ−を用いる場合がある。
【0006】或はその作動装置として、モ−タと,この
モ−タの回転軸に接続し軸受けを介してホルダ−に支持
される減速ギア装置と,この減速ギア装置の一部のギア
に固定されて軸受けを介してホルダ−に回転可能に支持
されるネジ付シャフトと,このネジ付シャフトに一側端
部がねじ込み嵌合され他側端部が接続部材を介して前記
のポンチに接続される接続腕とからなるものを用いる場
合もある。
モ−タの回転軸に接続し軸受けを介してホルダ−に支持
される減速ギア装置と,この減速ギア装置の一部のギア
に固定されて軸受けを介してホルダ−に回転可能に支持
されるネジ付シャフトと,このネジ付シャフトに一側端
部がねじ込み嵌合され他側端部が接続部材を介して前記
のポンチに接続される接続腕とからなるものを用いる場
合もある。
【0007】
【発明の実施の形態】別紙図面の図1乃至図3につい
て,本発明の実施の形態を説明する。
て,本発明の実施の形態を説明する。
【0008】図1及び図2はその一例を示すもので、図
1は電線曲げ装置の平面図、図2は側面図である。 1
はホルダ−で、ベ−ス板状の板体の前方側先端部をコ字
形に内側に折り返してその内部をロ−ラ−収容枠2とな
しており、この収容枠2内に一対の押さえロ−ラ−3,
3が対向間隔を調節可能に左右方向に対向配設されてい
る。即ちロ−ラ−収容枠2の両側には、電線の太さに応
じて押さえロ−ラ−3,3の取り付け位置を替えられる
ように,夫々3個ずつの二組のピン挿通孔4a,4b,
4cが形成されている。外側の4aが太物電線用,中側
の4bが中物電線用,内側の4cが細物電線用である。
一対の押さえロ−ラ−3,3は、屈曲する電線の太さ
と曲げ形状(曲率半径の大きさ)に応じて最適のピン挿
通孔(4a,4b,4cのいずれか)が選択され、ピン
5,5にて収容枠2内の所定位置に回転自在に取り付け
られる。 6は所定形状に曲げ加工が施される電線で、
一対の押さえロ−ラ−3,3の前面に配置し、それによ
って後面側の2か所が支持される。
1は電線曲げ装置の平面図、図2は側面図である。 1
はホルダ−で、ベ−ス板状の板体の前方側先端部をコ字
形に内側に折り返してその内部をロ−ラ−収容枠2とな
しており、この収容枠2内に一対の押さえロ−ラ−3,
3が対向間隔を調節可能に左右方向に対向配設されてい
る。即ちロ−ラ−収容枠2の両側には、電線の太さに応
じて押さえロ−ラ−3,3の取り付け位置を替えられる
ように,夫々3個ずつの二組のピン挿通孔4a,4b,
4cが形成されている。外側の4aが太物電線用,中側
の4bが中物電線用,内側の4cが細物電線用である。
一対の押さえロ−ラ−3,3は、屈曲する電線の太さ
と曲げ形状(曲率半径の大きさ)に応じて最適のピン挿
通孔(4a,4b,4cのいずれか)が選択され、ピン
5,5にて収容枠2内の所定位置に回転自在に取り付け
られる。 6は所定形状に曲げ加工が施される電線で、
一対の押さえロ−ラ−3,3の前面に配置し、それによ
って後面側の2か所が支持される。
【0009】7はポンチで、前記一対の押さえロ−ラ−
3,3により後面側を支持された電線6に対し、そのロ
−ラ−3,3間の中央部に位置する部分を前面側から電
線6と直交する方向に押圧するものであり、このポンチ
7は、油圧シリンダ−8のピストンのロッド9側先端部
に装着されている。 油圧シリンダ−8は、取付金具1
0によりホルダ−1の基端部側上面に固定されている。
ポンチ7は、油圧シリンダ−8のピストンの伸縮により
ホルダ−1上を図1矢印方向に直進して電線6を押圧
し、元位置に復帰する。 11は、電線の太さや曲げ形
状に応じてポンチ7のストロ−ク(移動距離)を調節す
るための調整目盛りで、ホルダ−1上に付されている。
3,3により後面側を支持された電線6に対し、そのロ
−ラ−3,3間の中央部に位置する部分を前面側から電
線6と直交する方向に押圧するものであり、このポンチ
7は、油圧シリンダ−8のピストンのロッド9側先端部
に装着されている。 油圧シリンダ−8は、取付金具1
0によりホルダ−1の基端部側上面に固定されている。
ポンチ7は、油圧シリンダ−8のピストンの伸縮により
ホルダ−1上を図1矢印方向に直進して電線6を押圧
し、元位置に復帰する。 11は、電線の太さや曲げ形
状に応じてポンチ7のストロ−ク(移動距離)を調節す
るための調整目盛りで、ホルダ−1上に付されている。
【0010】しかして上記装置にて電線の曲げ作業を行
う場合には、先ず電線6の太さや曲げ形状に応じてピン
挿通孔4a乃至4cの選択により一対の押さえロ−ラ−
3,3を収容枠2内の所定位置にセットし、電線6の曲
げの中心位置が一対の押さえロ−ラ−3,3の中間部に
位置するように、電線6を一対の押さえロ−ラ−3,3
の前面に配置する。 次に移動距離調整目盛り11に基
づきポンチ7のストロ−クを所定にセットし、油圧シリ
ンダ−8のピストンを伸長させてポンチ7を前方に直進
させ、電線6の曲げの中心位置をその前面側から押圧す
る。 電線6は前後をポンチ7と一対の押さえロ−ラ−
3,3により挟まれた状態となり、油圧シリンダ−8を
介したポンチ7の押圧により電線6にはポンチ7と押さ
えロ−ラ−3,3とによる曲げモ−メントが加えられ
る。更にポンチ7による押圧力が加えられ曲げモ−メン
トが或る一定値以上となると電線6は塑性変形を起こし
て押さえロ−ラ−3,3の中間部に位置する部分を中心
としてその両側が内側方向に曲がり始め、所定の円弧状
に屈曲されるとポンチ7の前進が停止し元位置に復帰す
る。 電線6がポンチ7により押圧されて円弧状に屈曲
する際,電線6の後面側を支持している押さえロ−ラ−
3,3はピン5,5を回転軸として回転するので、電線
6には屈曲時に押圧による傷が付く惧れはない。
う場合には、先ず電線6の太さや曲げ形状に応じてピン
挿通孔4a乃至4cの選択により一対の押さえロ−ラ−
3,3を収容枠2内の所定位置にセットし、電線6の曲
げの中心位置が一対の押さえロ−ラ−3,3の中間部に
位置するように、電線6を一対の押さえロ−ラ−3,3
の前面に配置する。 次に移動距離調整目盛り11に基
づきポンチ7のストロ−クを所定にセットし、油圧シリ
ンダ−8のピストンを伸長させてポンチ7を前方に直進
させ、電線6の曲げの中心位置をその前面側から押圧す
る。 電線6は前後をポンチ7と一対の押さえロ−ラ−
3,3により挟まれた状態となり、油圧シリンダ−8を
介したポンチ7の押圧により電線6にはポンチ7と押さ
えロ−ラ−3,3とによる曲げモ−メントが加えられ
る。更にポンチ7による押圧力が加えられ曲げモ−メン
トが或る一定値以上となると電線6は塑性変形を起こし
て押さえロ−ラ−3,3の中間部に位置する部分を中心
としてその両側が内側方向に曲がり始め、所定の円弧状
に屈曲されるとポンチ7の前進が停止し元位置に復帰す
る。 電線6がポンチ7により押圧されて円弧状に屈曲
する際,電線6の後面側を支持している押さえロ−ラ−
3,3はピン5,5を回転軸として回転するので、電線
6には屈曲時に押圧による傷が付く惧れはない。
【0011】図3は、他の実施の形態を示すもので、ポ
ンチ7を往復移動させる動力源として、油圧シリンダ−
8に替えてモ−タを用いた例である。12は電気ドリル
で、その上方に取り付け枠13を介して前記ポンチ7と
油圧シリンダ−8等を備えたホルダ−1が搭載されてい
る。 14は小歯車で、一端部はモ−タの回転軸に連結
した電気ドリルのチャック15に接続されており、他端
部はホルダ−1に固定された軸受け16に支持されてい
る。 小歯車14には大歯車17がかみ合っている。
電気ドリル12を作動させると、チャック15を介して
小歯車14が回転し、これにかみ合っている大歯車17
が電気ドリルの回転を減速しトルクが増大される。 大
歯車17は、ネジ付シャフト18の一端部に固定されて
おり、ネジ付シャフト18の両端部はホルダ−1に固定
された軸受け16と19に回転可能に支持されている。
このネジ付シャフト18には、接続腕20の一側端部
がねじ込み嵌合しており、その他側端部は適宜の接続部
材21を介してポンチ7に接続している。
ンチ7を往復移動させる動力源として、油圧シリンダ−
8に替えてモ−タを用いた例である。12は電気ドリル
で、その上方に取り付け枠13を介して前記ポンチ7と
油圧シリンダ−8等を備えたホルダ−1が搭載されてい
る。 14は小歯車で、一端部はモ−タの回転軸に連結
した電気ドリルのチャック15に接続されており、他端
部はホルダ−1に固定された軸受け16に支持されてい
る。 小歯車14には大歯車17がかみ合っている。
電気ドリル12を作動させると、チャック15を介して
小歯車14が回転し、これにかみ合っている大歯車17
が電気ドリルの回転を減速しトルクが増大される。 大
歯車17は、ネジ付シャフト18の一端部に固定されて
おり、ネジ付シャフト18の両端部はホルダ−1に固定
された軸受け16と19に回転可能に支持されている。
このネジ付シャフト18には、接続腕20の一側端部
がねじ込み嵌合しており、その他側端部は適宜の接続部
材21を介してポンチ7に接続している。
【0012】従って,電気ドリル12を作動させて小歯
車14を回転させると、大歯車17の減速回転に伴いネ
ジ付シャフト18が回転し、これにねじ込み嵌合してい
る接続腕20がそれに沿って矢印方向に進行するので、
接続腕20に接続部材21を介して接続しているポンチ
7がホルダ−1上を押さえロ−ラ−3,3に支持された
電線6に向かって直進し、前記と同様に電線6の曲げ加
工が行われる。 曲げ加工の終了後,電気ドリル12の
モ−タを逆転させれば、接続腕20及びポンチ7は後退
し元位置に復帰する。この場合,ピストンを介してポン
チ7を装着している油圧シリンダ−8は、ホルダ−1上
におけるポンチ7の前進,後退の案内部材として機能す
るものであるから、必ずしも油圧シリンダ−8を用いる
必要はなく、他のガイド部材を用いても差し支えない。
車14を回転させると、大歯車17の減速回転に伴いネ
ジ付シャフト18が回転し、これにねじ込み嵌合してい
る接続腕20がそれに沿って矢印方向に進行するので、
接続腕20に接続部材21を介して接続しているポンチ
7がホルダ−1上を押さえロ−ラ−3,3に支持された
電線6に向かって直進し、前記と同様に電線6の曲げ加
工が行われる。 曲げ加工の終了後,電気ドリル12の
モ−タを逆転させれば、接続腕20及びポンチ7は後退
し元位置に復帰する。この場合,ピストンを介してポン
チ7を装着している油圧シリンダ−8は、ホルダ−1上
におけるポンチ7の前進,後退の案内部材として機能す
るものであるから、必ずしも油圧シリンダ−8を用いる
必要はなく、他のガイド部材を用いても差し支えない。
【0013】
【発明の効果】本発明は上記の手段を採ったので、上述
の従来技術の諸難点を解消し、以下に述べるような特有
の効果を奏する。
の従来技術の諸難点を解消し、以下に述べるような特有
の効果を奏する。
【0014】電線の曲げ作業を手作業ではなく動力を用
いて機械的に行うので、その作業に特殊な経験や勘や体
力を必要とせず、電線の太さや曲げの形状の相違に拘ら
ず、誰でも電線を所定の曲げの形状に正確,迅速,容
易,かつ確実に曲げることができる。
いて機械的に行うので、その作業に特殊な経験や勘や体
力を必要とせず、電線の太さや曲げの形状の相違に拘ら
ず、誰でも電線を所定の曲げの形状に正確,迅速,容
易,かつ確実に曲げることができる。
【0015】そのため,曲げ加工の再現性が良く、電線
の曲げ形状の不揃による品質低下を確実に防止すること
ができる。
の曲げ形状の不揃による品質低下を確実に防止すること
ができる。
【0016】従って曲げ形状のバラツキを矯正するハン
マ−による矯正作業が全く不要となり、曲げ作業に要す
る作業時間を大幅に短縮し手間も簡易となるので、作業
能率を遥かに向上させることができ、曲げ加工を施した
電線の製品コストの低減にも寄与することができる。
マ−による矯正作業が全く不要となり、曲げ作業に要す
る作業時間を大幅に短縮し手間も簡易となるので、作業
能率を遥かに向上させることができ、曲げ加工を施した
電線の製品コストの低減にも寄与することができる。
【0017】また,ハンマ−による矯正作業の必要がな
いので、それによる電線被覆への傷損の惧れがなく、そ
れに伴う電線の絶縁劣化の惧れもない。
いので、それによる電線被覆への傷損の惧れがなく、そ
れに伴う電線の絶縁劣化の惧れもない。
【0018】手作業による曲げ形状のバラツキとそれに
対する強制的な矯正作業を伴わないので、電線に捩れが
生ずる惧れがなく、そのため電線の接続時にその電線の
捩れによる配線用遮断器等の機器の破損の惧れを防止す
ることができる。
対する強制的な矯正作業を伴わないので、電線に捩れが
生ずる惧れがなく、そのため電線の接続時にその電線の
捩れによる配線用遮断器等の機器の破損の惧れを防止す
ることができる。
【0019】電線の曲げ作業に動力を用い腕力を必要と
しないので、一度に多数本の電線を曲げた場合において
も、腕の関節を痛める惧れが全くない。
しないので、一度に多数本の電線を曲げた場合において
も、腕の関節を痛める惧れが全くない。
【0020】ポンチを往復移動させる動力としてモ−タ
の回転を用いる場合には、電気ドリル等の回転工具を動
力源として利用することができ、その場合には装置を手
軽に持ち運び移動することができるので場所を選ばず所
定の工場以外の場所でも作業を行うことができて、使用
上好適である。 またバッテリ−式の電気ドリル等の回
転工具を使用すれば、停電時における作業も可能となる
ので使用上一層好適である。
の回転を用いる場合には、電気ドリル等の回転工具を動
力源として利用することができ、その場合には装置を手
軽に持ち運び移動することができるので場所を選ばず所
定の工場以外の場所でも作業を行うことができて、使用
上好適である。 またバッテリ−式の電気ドリル等の回
転工具を使用すれば、停電時における作業も可能となる
ので使用上一層好適である。
【図1】本発明の実施の一形態に係る電線曲げ装置の平
面図。
面図。
【図2】同上の側面図。
【図3】他の実施の形態に係る電線曲げ装置の側面図。
1 ホルダ− 2 ロ−ラ−収容枠 3 押さえロ−ラ− 4a 太物電線用ピン挿通孔 4b 中物電線用ピン挿通孔 5 ピン 6 電線 7 ポンチ 8 油圧シリンダ− 9 油圧シリンダ−のピストンのロッド側 10 取付金具 11 調整目盛り 12 電気ドリル 13 取り付け枠 14 小歯車 15 電気ドリルのチャック 16 軸受け 17 大歯車 18 ネジ付シャフト 19 軸受け 20 接続腕 21 接続部材
Claims (3)
- 【請求項1】電線の太さと曲げの曲率半径に応じて対向
間隔を調整可能にホルダ−に左右方向に対向配設された
一対の押さえロ−ラ−と、この一対の押さえロ−ラ−に
より後面側を支持される電線に対しそのロ−ラ−間の中
央部に位置する部分を前面側から電線と直交方向に押圧
せしめるポンチと、このポンチをホルダ−上で前記押圧
方向に往復移動せしめる作動装置とからなることを特徴
とする電線曲げ装置。 - 【請求項2】ポンチをホルダ−上でその押圧方向に往復
移動せしめる作動装置として、ホルダ−に固定配設さ
れ,ピストンのロッド側先端部に前記のポンチを装着せ
しめる油圧シリンダ−を用いたことを特徴とする請求項
1記載の電線曲げ装置。 - 【請求項3】ポンチをホルダ−上でその押圧方向に往復
移動せしめる作動装置として、モ−タと,このモ−タの
回転軸に接続し軸受けを介してホルダ−に支持される減
速ギア装置と,この減速ギア装置の一部のギアに固定さ
れて軸受けを介してホルダ−に回転可能に支持されるネ
ジ付シャフトと,このネジ付シャフトに一側端部がねじ
込み嵌合され他側端部が前記のポンチに接続部材を介し
て接続される接続腕とからなるものを用いたことを特徴
とする請求項1記載の電線曲げ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34694695A JPH09164430A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 電線曲げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34694695A JPH09164430A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 電線曲げ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09164430A true JPH09164430A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18386893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34694695A Pending JPH09164430A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 電線曲げ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09164430A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1995
- 1995-12-14 JP JP34694695A patent/JPH09164430A/ja active Pending
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