JPH09164148A - 双極子電気手術用処置器具 - Google Patents
双極子電気手術用処置器具Info
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- JPH09164148A JPH09164148A JP7347282A JP34728295A JPH09164148A JP H09164148 A JPH09164148 A JP H09164148A JP 7347282 A JP7347282 A JP 7347282A JP 34728295 A JP34728295 A JP 34728295A JP H09164148 A JPH09164148 A JP H09164148A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ポリープの切除の際に、切除部を囲むループの
全周にわたって均等で優れた切除能力を有し、生体組織
の切れ残りを生ずるおそれがない、信頼性の高い双極子
電気手術用処置器具を提供する。 【解決手段】チューブ、滑動電極、固定電極、電気導線
及び滑動電極操作部を有する双極子電気手術用処置器具
であって、固定電極がチューブ外壁に設置され、電気導
線がルーメン内に挿通されて固定電極に接続され、ルー
メン内に挿通された滑動電極は固定電極の近位端側の近
傍の孔からルーメン外に露出し、その先端がチューブに
固定されて固定電極近傍においてループを形成し、滑動
電極と固定電極は電気的に絶縁され、滑動電極操作部に
より滑動電極をチューブ長軸方向に滑動させることによ
りループを拡張及び縮小する双極子電気手術用処置器
具。
全周にわたって均等で優れた切除能力を有し、生体組織
の切れ残りを生ずるおそれがない、信頼性の高い双極子
電気手術用処置器具を提供する。 【解決手段】チューブ、滑動電極、固定電極、電気導線
及び滑動電極操作部を有する双極子電気手術用処置器具
であって、固定電極がチューブ外壁に設置され、電気導
線がルーメン内に挿通されて固定電極に接続され、ルー
メン内に挿通された滑動電極は固定電極の近位端側の近
傍の孔からルーメン外に露出し、その先端がチューブに
固定されて固定電極近傍においてループを形成し、滑動
電極と固定電極は電気的に絶縁され、滑動電極操作部に
より滑動電極をチューブ長軸方向に滑動させることによ
りループを拡張及び縮小する双極子電気手術用処置器
具。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双極子電気手術用
処置器具に関する。さらに詳しくは、本発明は、ポリー
プ(隆起性腫瘍様病変)の切除の際に生体組織の切れ残
りを生じることなく完全に切断できる双極子電気手術用
処置器具に関する。
処置器具に関する。さらに詳しくは、本発明は、ポリー
プ(隆起性腫瘍様病変)の切除の際に生体組織の切れ残
りを生じることなく完全に切断できる双極子電気手術用
処置器具に関する。
【0002】
【従来の技術】電気手術用処置器具は、高周波の電気的
エネルギーを利用した電気手術器であり、生体に電撃を
与えずに生体組織を電気的に切開し、手術時の出血を少
なくすることができるので、近年広く用いられるように
なっている。電気手術用処置器具は、手術用処置器具の
先端部に設けられた電極と生体組織間における高周波の
電気的エネルギーによる作用を利用するもので、単極子
電気手術用処置器具と双極子電気手術用処置器具とがあ
る。単極子電気手術用処置器具は、生体組織の切断力に
優れ、切断したときの出血が少ないという利点を有する
ものであるが、所要電力が500W程度と高いので、切
断される生体組織の範囲が広く、そのため生体組織の細
部の切断には適していない。これに対して、双極子電気
手術用処置器具は、低い所要電力で稼働することがで
き、切断される生体組織の範囲が狭いので、生体組織の
細部の切断に適している。双極子電気手術用処置器具と
しては、チューブのルーメン内に長軸方向に滑動可能な
第一導電性線条体と第二導電性線条体とを有し、絶縁ス
ペーサーを用いて第一導電性線条体の先端と第二導電性
線条体の先端とを繋ぎ、ループを形成させたものが知ら
れている(特開平2−291850号公報、特開平4−
241853号公報、特開平4−325151号公報な
ど)。このような双極子電気手術用処置器具において
は、第一導電性線条体及び第二導電性線条体を繋ぐ絶縁
スペーサー近傍の導電性線条体のポリープ切除能力が小
さいので、ポリープの切除の際に生体組織の切れ残りを
生じる場合がある。図1(a)は、従来の双極子電気手術
用処置器具の斜視図である。本図において、第一導電性
線条体1と第二導電性線条体2がチューブ3の遠位端よ
り露出し、絶縁スペーサー4により結合されて、ループ
5を形成している。図1(b)及び図1(c)は、図1(a)
の双極子電気手術用処置器具を用いた施術の状態を示す
説明図である。施術時においては、まず導電性線条体操
作部の操作により、導電性線条体の先端のチューブ遠位
端からの露出部を大きくし、大きいループを形成する。
次いで、図1(b)に示すようにループをポリープ6の周
辺に配置し、導電性線条体をチューブルーメンに収納す
る方向に滑動し、ループを小さくすることによりポリー
プの回りに引き締め、高周波電流発生装置を起動するこ
とにより、電気的エネルギーでポリープを切除する。し
かし、この双極子電気手術用処置器具では、絶縁スペー
サー近傍の導電性線条体のポリープ切除能力が小さいの
で、ポリープの切除の際に切れ残り7を生じやすい。こ
のため、ポリープの切除能力が均等して優れ、生体組織
の切れ残りを生ずるおそれがない双極子電気手術用処置
器具が求められている。
エネルギーを利用した電気手術器であり、生体に電撃を
与えずに生体組織を電気的に切開し、手術時の出血を少
なくすることができるので、近年広く用いられるように
なっている。電気手術用処置器具は、手術用処置器具の
先端部に設けられた電極と生体組織間における高周波の
電気的エネルギーによる作用を利用するもので、単極子
電気手術用処置器具と双極子電気手術用処置器具とがあ
る。単極子電気手術用処置器具は、生体組織の切断力に
優れ、切断したときの出血が少ないという利点を有する
ものであるが、所要電力が500W程度と高いので、切
断される生体組織の範囲が広く、そのため生体組織の細
部の切断には適していない。これに対して、双極子電気
手術用処置器具は、低い所要電力で稼働することがで
き、切断される生体組織の範囲が狭いので、生体組織の
細部の切断に適している。双極子電気手術用処置器具と
しては、チューブのルーメン内に長軸方向に滑動可能な
第一導電性線条体と第二導電性線条体とを有し、絶縁ス
ペーサーを用いて第一導電性線条体の先端と第二導電性
線条体の先端とを繋ぎ、ループを形成させたものが知ら
れている(特開平2−291850号公報、特開平4−
241853号公報、特開平4−325151号公報な
ど)。このような双極子電気手術用処置器具において
は、第一導電性線条体及び第二導電性線条体を繋ぐ絶縁
スペーサー近傍の導電性線条体のポリープ切除能力が小
さいので、ポリープの切除の際に生体組織の切れ残りを
生じる場合がある。図1(a)は、従来の双極子電気手術
用処置器具の斜視図である。本図において、第一導電性
線条体1と第二導電性線条体2がチューブ3の遠位端よ
り露出し、絶縁スペーサー4により結合されて、ループ
5を形成している。図1(b)及び図1(c)は、図1(a)
の双極子電気手術用処置器具を用いた施術の状態を示す
説明図である。施術時においては、まず導電性線条体操
作部の操作により、導電性線条体の先端のチューブ遠位
端からの露出部を大きくし、大きいループを形成する。
次いで、図1(b)に示すようにループをポリープ6の周
辺に配置し、導電性線条体をチューブルーメンに収納す
る方向に滑動し、ループを小さくすることによりポリー
プの回りに引き締め、高周波電流発生装置を起動するこ
とにより、電気的エネルギーでポリープを切除する。し
かし、この双極子電気手術用処置器具では、絶縁スペー
サー近傍の導電性線条体のポリープ切除能力が小さいの
で、ポリープの切除の際に切れ残り7を生じやすい。こ
のため、ポリープの切除能力が均等して優れ、生体組織
の切れ残りを生ずるおそれがない双極子電気手術用処置
器具が求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリープの
切除の際に、切除部のループの全周にわたって均等で優
れた切除能力を有し、生体組織の切れ残りを生ずるおそ
れがない、信頼性の高い双極子電気手術用処置器具を提
供することを目的としてなされたものである。
切除の際に、切除部のループの全周にわたって均等で優
れた切除能力を有し、生体組織の切れ残りを生ずるおそ
れがない、信頼性の高い双極子電気手術用処置器具を提
供することを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、固定電極をチュ
ーブ遠位端の外壁に設置し、導電性線条体は、滑動電極
として1本のみを用いることにより、ループの全周にわ
たって均等で優れた切除能力が発揮されることを見いだ
し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。す
なわち、本発明は、 [1]チューブ、滑動電極、固定電極、電気導線及び滑
動電極操作部を有する双極子電気手術用処置器具であっ
て、(1)チューブは、近位端から遠位端に連通するルー
メンを有するものであり、(2)固定電極は、チューブ遠
位端部の外壁に設置され、面形状をなすものであり、
(3)電気導線は、その先端が固定電極に接続され、後端
がチューブ近位端から延出し、チューブ近位端から固定
電極直下までのルーメン内に挿通されており、(4)滑動
電極は、後端がチューブ近位端から延出し、チューブ長
軸方向に滑動可能にチューブ近位端からルーメン内に挿
通され、固定電極の近位端側の近傍のチューブに設けた
孔からルーメン外に露出し、先端がチューブに固定され
て固定電極近傍においてループを形成し、(5)滑動電極
と固定電極とは電気的に絶縁されており、(6)滑動電極
操作部は、チューブの近位端側に設置され、滑動電極の
後端と接続され、滑動電極をチューブ長軸方向に滑動さ
せる機構を有する、双極子電気手術用処置器具、を提供
するものである。さらに、本発明の好ましい態様とし
て、 [2]滑動電極の先端が、チューブ先端の開口端からル
ーメン内に導かれ、チューブの内壁に固定された第[1]
項記載の双極子電気手術用処置器具、 [3]チューブ外壁の固定電極の横に、軸方向に、滑動
電極をルーメン内に引き込みループを小さくしたとき滑
動電極が収納される溝を設けた第[2]項記載の双極子電
気手術用処置器具、 [4]チューブ外壁の2個の固定電極の間に、軸方向
に、滑動電極をルーメン内に引き込みループを小さくし
たとき滑動電極が収納される溝を設けた第[2]項記載の
双極子電気手術用処置器具、 [5]滑動電極の先端を、固定電極の近位端側の近傍の
チューブの内壁に固定し、固定電極の横のチューブに軸
方向の切通しを設け、滑動電極をルーメン内に引き込み
ループを小さくしたとき、滑動電極が切通しを通過しな
がらループが縮小する第[2]項記載の双極子電気手術用
処置器具、 [6]滑動電極の先端を、固定電極の近位端側の近傍の
チューブの内壁に固定し、2個の固定電極の間のチュー
ブに軸方向の切通しを設け、滑動電極をルーメン内に引
き込みループを小さくしたとき、滑動電極が切通しを通
過しながらループが縮小する第[2]項記載の双極子電気
手術用処置器具、及び、 [7]滑動電極の先端が、固定電極の遠位端側の近傍の
チューブの外壁に固定された第[1]項記載の双極子電気
手術用処置器具、を挙げることができる。
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、固定電極をチュ
ーブ遠位端の外壁に設置し、導電性線条体は、滑動電極
として1本のみを用いることにより、ループの全周にわ
たって均等で優れた切除能力が発揮されることを見いだ
し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。す
なわち、本発明は、 [1]チューブ、滑動電極、固定電極、電気導線及び滑
動電極操作部を有する双極子電気手術用処置器具であっ
て、(1)チューブは、近位端から遠位端に連通するルー
メンを有するものであり、(2)固定電極は、チューブ遠
位端部の外壁に設置され、面形状をなすものであり、
(3)電気導線は、その先端が固定電極に接続され、後端
がチューブ近位端から延出し、チューブ近位端から固定
電極直下までのルーメン内に挿通されており、(4)滑動
電極は、後端がチューブ近位端から延出し、チューブ長
軸方向に滑動可能にチューブ近位端からルーメン内に挿
通され、固定電極の近位端側の近傍のチューブに設けた
孔からルーメン外に露出し、先端がチューブに固定され
て固定電極近傍においてループを形成し、(5)滑動電極
と固定電極とは電気的に絶縁されており、(6)滑動電極
操作部は、チューブの近位端側に設置され、滑動電極の
後端と接続され、滑動電極をチューブ長軸方向に滑動さ
せる機構を有する、双極子電気手術用処置器具、を提供
するものである。さらに、本発明の好ましい態様とし
て、 [2]滑動電極の先端が、チューブ先端の開口端からル
ーメン内に導かれ、チューブの内壁に固定された第[1]
項記載の双極子電気手術用処置器具、 [3]チューブ外壁の固定電極の横に、軸方向に、滑動
電極をルーメン内に引き込みループを小さくしたとき滑
動電極が収納される溝を設けた第[2]項記載の双極子電
気手術用処置器具、 [4]チューブ外壁の2個の固定電極の間に、軸方向
に、滑動電極をルーメン内に引き込みループを小さくし
たとき滑動電極が収納される溝を設けた第[2]項記載の
双極子電気手術用処置器具、 [5]滑動電極の先端を、固定電極の近位端側の近傍の
チューブの内壁に固定し、固定電極の横のチューブに軸
方向の切通しを設け、滑動電極をルーメン内に引き込み
ループを小さくしたとき、滑動電極が切通しを通過しな
がらループが縮小する第[2]項記載の双極子電気手術用
処置器具、 [6]滑動電極の先端を、固定電極の近位端側の近傍の
チューブの内壁に固定し、2個の固定電極の間のチュー
ブに軸方向の切通しを設け、滑動電極をルーメン内に引
き込みループを小さくしたとき、滑動電極が切通しを通
過しながらループが縮小する第[2]項記載の双極子電気
手術用処置器具、及び、 [7]滑動電極の先端が、固定電極の遠位端側の近傍の
チューブの外壁に固定された第[1]項記載の双極子電気
手術用処置器具、を挙げることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明を詳細に
説明する。図2は、本発明の双極子電気手術用処置器具
の部分断面図である。本発明の双極子電気手術用処置器
具は、チューブ8、滑動電極9、固定電極10、電気導
線11及び滑動電極操作部12より形成される。チュー
ブは近位端13から遠位端14に連通するルーメン15
を有し、ルーメン内に滑動電極、電気導線などが挿通さ
れる。チューブの材質は電気絶縁材料であれば特に制限
はなく、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエステル、ポリカ
ーボネート、ポリエーテルスルホンなどのプラスチック
類を使用することができ、目的に応じて適切な弾性率を
有する材料を選択することができる。本発明の双極子電
気手術用処置器具において、固定電極はチューブ遠位端
部の外壁に設置され、面形状をなすものである。固定電
極は、チューブの長軸方向に長く設けられ、チューブ外
周面と等しい曲率面であって、チューブ外周に凹凸を生
じないものであることが好ましい。固定電極は、1個又
は2個を設けることができる。固定電極は、チューブ外
壁の周方向の一部に取り付けることができ、あるいは、
チューブ外壁を一周取り巻くように取り付けることがで
きる。固定電極の材質には特に制限はなく、通常の電極
として用いられる導電性材料を使用することができる。
このような導電性材料としては、例えば、金、銀、白
金、ニッケル、鉄、アルミニウム、錫、亜鉛などの金属
単体や、ステンレス鋼、ニクロムなどの合金などを挙げ
ることができる。本発明の双極子電気手術用処置器具に
おいて、電気導線は、その先端が固定電極に接続され、
後端がチューブ近位端から延出し、チューブ近位端から
固定電極直下までのルーメン内に挿通されている。電気
導線の材料には特に制限はないが、導電性線条体からな
る滑動電極との絶縁を保つために、被覆電線を使用する
ことが好ましい。
説明する。図2は、本発明の双極子電気手術用処置器具
の部分断面図である。本発明の双極子電気手術用処置器
具は、チューブ8、滑動電極9、固定電極10、電気導
線11及び滑動電極操作部12より形成される。チュー
ブは近位端13から遠位端14に連通するルーメン15
を有し、ルーメン内に滑動電極、電気導線などが挿通さ
れる。チューブの材質は電気絶縁材料であれば特に制限
はなく、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエステル、ポリカ
ーボネート、ポリエーテルスルホンなどのプラスチック
類を使用することができ、目的に応じて適切な弾性率を
有する材料を選択することができる。本発明の双極子電
気手術用処置器具において、固定電極はチューブ遠位端
部の外壁に設置され、面形状をなすものである。固定電
極は、チューブの長軸方向に長く設けられ、チューブ外
周面と等しい曲率面であって、チューブ外周に凹凸を生
じないものであることが好ましい。固定電極は、1個又
は2個を設けることができる。固定電極は、チューブ外
壁の周方向の一部に取り付けることができ、あるいは、
チューブ外壁を一周取り巻くように取り付けることがで
きる。固定電極の材質には特に制限はなく、通常の電極
として用いられる導電性材料を使用することができる。
このような導電性材料としては、例えば、金、銀、白
金、ニッケル、鉄、アルミニウム、錫、亜鉛などの金属
単体や、ステンレス鋼、ニクロムなどの合金などを挙げ
ることができる。本発明の双極子電気手術用処置器具に
おいて、電気導線は、その先端が固定電極に接続され、
後端がチューブ近位端から延出し、チューブ近位端から
固定電極直下までのルーメン内に挿通されている。電気
導線の材料には特に制限はないが、導電性線条体からな
る滑動電極との絶縁を保つために、被覆電線を使用する
ことが好ましい。
【0006】本発明の双極子電気手術用処置器具におい
て、滑動電極は導電性線条体からなり、その長さがチュ
ーブより長いものであり、チューブのルーメン内で長軸
方向に滑動可能にチューブの近位端から遠位端に挿通さ
れ、かつ、固定電極の近位端側の近傍のチューブに設け
た孔16よりルーメン外に露出する。導電性線条体から
なる滑動電極と固定電極に接続される電気導線は、互い
に電気的に絶縁される。滑動電極と固定電極を互いに電
気的に絶縁する方法には特に制限はなく、例えば、図2
に示すように、チューブルーメン内に被覆電線からなる
電気導線を挿通固定し、導電性線条体からなる滑動電極
を挿通することにより、滑動電極と固定電極を電気的に
絶縁することができる。あるいは、ルーメン内に樹脂チ
ューブを設け、樹脂チューブ内に電気導線を挿通するこ
とにより、滑動電極と固定電極を電気的に絶縁すること
ができる。さらに、2個のルーメンを有するチューブを
用いて、それぞれのルーメンに滑動電極及び電気導線を
挿通することにより、滑動電極と固定電極を互いに電気
的に絶縁することができる。本発明の双極子電気手術用
処置器具において、導電性線条体からなる滑動電極の材
質は、導電性材料であれば特に制限はなく使用すること
ができ、このような導電性材料としては、例えば、金、
銀、白金、ニッケル、鉄、アルミニウム、錫、亜鉛など
の金属単体や、ステンレス鋼、ニクロムなどの合金など
を挙げることができる。導電性線条体の構造は、単線、
撚線のいずれであってもよく、撚線としては、単線から
なる芯線とこれを囲むコイルとからなるものが含まれ
る。本発明の双極子電気手術用処置器具において、滑動
電極の外径は、手術部位により任意に選択することがで
きるが、通常は0.1〜1mm、好ましくは0.2〜0.6m
mのものを使用することができる。本発明の双極子電気
手術用処置器具においては、必要に応じて、滑動電極を
ルーメン内に設けた樹脂チューブに挿通することができ
る。滑動電極を、滑動電極の外径より若干大きい内径を
有する樹脂チューブに挿通することにより、チューブ長
軸方向への滑動電極の滑動が円滑になるので好ましい。
滑動電極を挿通する樹脂チューブの材質には特に制限は
なく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ四
フッ化エチレンなどを挙げることができる。
て、滑動電極は導電性線条体からなり、その長さがチュ
ーブより長いものであり、チューブのルーメン内で長軸
方向に滑動可能にチューブの近位端から遠位端に挿通さ
れ、かつ、固定電極の近位端側の近傍のチューブに設け
た孔16よりルーメン外に露出する。導電性線条体から
なる滑動電極と固定電極に接続される電気導線は、互い
に電気的に絶縁される。滑動電極と固定電極を互いに電
気的に絶縁する方法には特に制限はなく、例えば、図2
に示すように、チューブルーメン内に被覆電線からなる
電気導線を挿通固定し、導電性線条体からなる滑動電極
を挿通することにより、滑動電極と固定電極を電気的に
絶縁することができる。あるいは、ルーメン内に樹脂チ
ューブを設け、樹脂チューブ内に電気導線を挿通するこ
とにより、滑動電極と固定電極を電気的に絶縁すること
ができる。さらに、2個のルーメンを有するチューブを
用いて、それぞれのルーメンに滑動電極及び電気導線を
挿通することにより、滑動電極と固定電極を互いに電気
的に絶縁することができる。本発明の双極子電気手術用
処置器具において、導電性線条体からなる滑動電極の材
質は、導電性材料であれば特に制限はなく使用すること
ができ、このような導電性材料としては、例えば、金、
銀、白金、ニッケル、鉄、アルミニウム、錫、亜鉛など
の金属単体や、ステンレス鋼、ニクロムなどの合金など
を挙げることができる。導電性線条体の構造は、単線、
撚線のいずれであってもよく、撚線としては、単線から
なる芯線とこれを囲むコイルとからなるものが含まれ
る。本発明の双極子電気手術用処置器具において、滑動
電極の外径は、手術部位により任意に選択することがで
きるが、通常は0.1〜1mm、好ましくは0.2〜0.6m
mのものを使用することができる。本発明の双極子電気
手術用処置器具においては、必要に応じて、滑動電極を
ルーメン内に設けた樹脂チューブに挿通することができ
る。滑動電極を、滑動電極の外径より若干大きい内径を
有する樹脂チューブに挿通することにより、チューブ長
軸方向への滑動電極の滑動が円滑になるので好ましい。
滑動電極を挿通する樹脂チューブの材質には特に制限は
なく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ四
フッ化エチレンなどを挙げることができる。
【0007】本発明の双極子電気手術用処置器具には、
チューブの近位端側に設置され、滑動電極の後端と接続
され、滑動電極をチューブ長軸方向に滑動させる機構を
有する滑動電極操作部12が設けられる。滑動電極操作
部の操作により、滑動電極をチューブルーメン内で滑動
させ、チューブに設けられた孔16に露出している滑動
電極をルーメン外に露出させ、又はルーメン内に収納す
ることができる。滑動電極操作部の構造は、滑動電極を
チューブルーメン内で長軸方向に滑動させることができ
るものであれば特に制限はなく使用することができ、例
えば、図2に示すような長軸方向に移動可能なレバー1
7と、これと連動して長軸方向に移動する移動部材を具
備するものであってもよく、あるいは、回動部材とこの
回動部材の回動に連動して長軸方向に移動する移動部材
とを具備するものであってもよい。本発明の双極子電気
手術用処置器具においては、滑動電極の後端及び固定電
極に接続された電気導線の後端は、さらに、端子18及
びコード19を通じて高周波電流発生装置20と接続さ
れる。本発明の双極子電気手術用処置器具においては、
固定電極は1個又は2個を設けることができる。図3
は、固定電極を示す斜視図である。図3(a)は、1個の
固定電極が設けられた状態を示す。図3(b)において
は、1個設けられた固定電極の横のチューブ外壁に、軸
方向に、滑動電極をルーメン内に引き込みループを小さ
くしたとき滑動電極が収納される溝21を設けている。
また、図3(c)においては、2個設けられた固定電極の
間のチューブ外壁に、軸方向に、滑動電極をルーメン内
に引き込みループを小さくしたとき滑動電極が収納され
る溝21を設けている。このように、滑動電極を収納す
る溝を設けることにより、滑動電極をルーメン内に引き
込みループを小さくしたとき、固定電極に滑動電極が触
れて短絡するおそれがないので好ましい。図4は、本発
明の双極子電気手術用処置器具の他の態様を示す斜視図
及び断面図である。本態様においては、図4(b)に示す
ように、導電性線条体からなる滑動電極9の先端を、固
定電極10の近位端側の近傍のチューブの内壁に固定
し、図4(a)に示すように、2個の固定電極の間のチュ
ーブに軸方向の切通し22を設け、滑動電極をルーメン
内に引き込みループを小さくしたとき、図4(c)に示す
ように、滑動電極が切通しを通過しながらループが縮小
し、チューブ内に収納される。固定電極が1個の場合
は、同様にして固定電極の横に切通しを設けることがで
きる。チューブに軸方向の切通しを設けることにより、
小さいループを容易に形成することができる。
チューブの近位端側に設置され、滑動電極の後端と接続
され、滑動電極をチューブ長軸方向に滑動させる機構を
有する滑動電極操作部12が設けられる。滑動電極操作
部の操作により、滑動電極をチューブルーメン内で滑動
させ、チューブに設けられた孔16に露出している滑動
電極をルーメン外に露出させ、又はルーメン内に収納す
ることができる。滑動電極操作部の構造は、滑動電極を
チューブルーメン内で長軸方向に滑動させることができ
るものであれば特に制限はなく使用することができ、例
えば、図2に示すような長軸方向に移動可能なレバー1
7と、これと連動して長軸方向に移動する移動部材を具
備するものであってもよく、あるいは、回動部材とこの
回動部材の回動に連動して長軸方向に移動する移動部材
とを具備するものであってもよい。本発明の双極子電気
手術用処置器具においては、滑動電極の後端及び固定電
極に接続された電気導線の後端は、さらに、端子18及
びコード19を通じて高周波電流発生装置20と接続さ
れる。本発明の双極子電気手術用処置器具においては、
固定電極は1個又は2個を設けることができる。図3
は、固定電極を示す斜視図である。図3(a)は、1個の
固定電極が設けられた状態を示す。図3(b)において
は、1個設けられた固定電極の横のチューブ外壁に、軸
方向に、滑動電極をルーメン内に引き込みループを小さ
くしたとき滑動電極が収納される溝21を設けている。
また、図3(c)においては、2個設けられた固定電極の
間のチューブ外壁に、軸方向に、滑動電極をルーメン内
に引き込みループを小さくしたとき滑動電極が収納され
る溝21を設けている。このように、滑動電極を収納す
る溝を設けることにより、滑動電極をルーメン内に引き
込みループを小さくしたとき、固定電極に滑動電極が触
れて短絡するおそれがないので好ましい。図4は、本発
明の双極子電気手術用処置器具の他の態様を示す斜視図
及び断面図である。本態様においては、図4(b)に示す
ように、導電性線条体からなる滑動電極9の先端を、固
定電極10の近位端側の近傍のチューブの内壁に固定
し、図4(a)に示すように、2個の固定電極の間のチュ
ーブに軸方向の切通し22を設け、滑動電極をルーメン
内に引き込みループを小さくしたとき、図4(c)に示す
ように、滑動電極が切通しを通過しながらループが縮小
し、チューブ内に収納される。固定電極が1個の場合
は、同様にして固定電極の横に切通しを設けることがで
きる。チューブに軸方向の切通しを設けることにより、
小さいループを容易に形成することができる。
【0008】図5は、本発明の双極子電気手術用処置器
具の他の態様を示す斜視図及び断面図である。本態様に
おいては、導電性線条体からなる滑動電極9の先端が、
固定電極10の遠位端側のチューブの外壁に固定されて
いる。滑動電極の先端の固定位置をチューブの外壁とす
ることにより、双極子電気手術用処置器具の製作が容易
になる。本発明の双極子電気手術用処置器具を用いる施
術時においては、先ず、滑動電極操作部の操作により、
滑動電極のチューブに設けた孔からの露出部分を大きく
し、大きいループを形成する。次いで、ループをポリー
プなどの切除すべき患部の周辺に配置し、滑動電極をチ
ューブルーメンに収納する方向に滑動し、ループを小さ
くして患部の回りに引き締め、高周波電流発生装置を起
動することにより、電気的エネルギーで患部を切除す
る。従来の双極子電気手術用処置器具においては、2本
の導電性線条体を電気絶縁性のスペーサーによって繋い
でいるので、スペーサー近傍の導電性線条体のポリープ
を切除する能力が低く、施術時に生体組織の切れ残りが
生じる場合があった。本発明の双極子電気手術用処置器
具は、スペーサーを使用せず滑動電極及び固定電極によ
り形成されるループ全体に均一で優れた切除能力を有す
るので、生体組織の切れ残りを生じるおそれがない。ま
た、本発明の双極子電気手術用処置器具は、スペーサー
を使用しないので、スペーサーの微細な加工や、スペー
サーへの導電性線条体の取付けのような工程がないので
製作が容易である。さらに、従来のスペーサーを用いた
双極子電気手術用処置器具では、導電性線条体の捩れに
よる短絡や、導電性線条体のスペーサーからの脱落のお
それがあったのに対して、本発明の双極子電気手術用処
置器具はそのようなおそれがない。
具の他の態様を示す斜視図及び断面図である。本態様に
おいては、導電性線条体からなる滑動電極9の先端が、
固定電極10の遠位端側のチューブの外壁に固定されて
いる。滑動電極の先端の固定位置をチューブの外壁とす
ることにより、双極子電気手術用処置器具の製作が容易
になる。本発明の双極子電気手術用処置器具を用いる施
術時においては、先ず、滑動電極操作部の操作により、
滑動電極のチューブに設けた孔からの露出部分を大きく
し、大きいループを形成する。次いで、ループをポリー
プなどの切除すべき患部の周辺に配置し、滑動電極をチ
ューブルーメンに収納する方向に滑動し、ループを小さ
くして患部の回りに引き締め、高周波電流発生装置を起
動することにより、電気的エネルギーで患部を切除す
る。従来の双極子電気手術用処置器具においては、2本
の導電性線条体を電気絶縁性のスペーサーによって繋い
でいるので、スペーサー近傍の導電性線条体のポリープ
を切除する能力が低く、施術時に生体組織の切れ残りが
生じる場合があった。本発明の双極子電気手術用処置器
具は、スペーサーを使用せず滑動電極及び固定電極によ
り形成されるループ全体に均一で優れた切除能力を有す
るので、生体組織の切れ残りを生じるおそれがない。ま
た、本発明の双極子電気手術用処置器具は、スペーサー
を使用しないので、スペーサーの微細な加工や、スペー
サーへの導電性線条体の取付けのような工程がないので
製作が容易である。さらに、従来のスペーサーを用いた
双極子電気手術用処置器具では、導電性線条体の捩れに
よる短絡や、導電性線条体のスペーサーからの脱落のお
それがあったのに対して、本発明の双極子電気手術用処
置器具はそのようなおそれがない。
【0009】
【発明の効果】本発明の双極子電気手術用処置器具は、
チューブ外壁に固定電極を設け、導電性線条体からなる
滑動電極によりループを形成するので、ループ全体に均
一で優れた切除能力を有し、生体組織の切れ残りを生じ
るおそれがない。また、スペーサーを使用しないので、
製作が容易であるばかりでなく、信頼性が高まった。
チューブ外壁に固定電極を設け、導電性線条体からなる
滑動電極によりループを形成するので、ループ全体に均
一で優れた切除能力を有し、生体組織の切れ残りを生じ
るおそれがない。また、スペーサーを使用しないので、
製作が容易であるばかりでなく、信頼性が高まった。
【図1】図1は、従来の双極子電気手術用処置器具の斜
視図及び説明図である。
視図及び説明図である。
【図2】図2は、本発明の双極子電気手術用処置器具の
部分断面図である。
部分断面図である。
【図3】図3は、固定電極を示す斜視図である。
【図4】図4は、本発明の双極子電気手術用処置器具の
他の態様を示す斜視図及び断面図である。
他の態様を示す斜視図及び断面図である。
【図5】図5は、本発明の双極子電気手術用処置器具の
他の態様を示す斜視図及び断面図である。
他の態様を示す斜視図及び断面図である。
1 第一導電性線条体 2 第二導電性線条体 3 チューブ 4 絶縁スペーサー 5 ループ 6 ポリープ 7 切れ残り 8 チューブ 9 滑動電極 10 固定電極 11 電気導線 12 滑動電極操作部 13 近位端 14 遠位端 15 ルーメン 16 孔 17 レバー 18 端子 19 コード 20 高周波電流発生装置 21 溝 22 切通し
Claims (1)
- 【請求項1】チューブ、滑動電極、固定電極、電気導線
及び滑動電極操作部を有する双極子電気手術用処置器具
であって、(1)チューブは、近位端から遠位端に連通す
るルーメンを有するものであり、(2)固定電極は、チュ
ーブ遠位端部の外壁に設置され、面形状をなすものであ
り、(3)電気導線は、その先端が固定電極に接続され、
後端がチューブ近位端から延出し、チューブ近位端から
固定電極直下までのルーメン内に挿通されており、(4)
滑動電極は、後端がチューブ近位端から延出し、チュー
ブ長軸方向に滑動可能にチューブ近位端からルーメン内
に挿通され、固定電極の近位端側の近傍のチューブに設
けた孔からルーメン外に露出し、先端がチューブに固定
されて固定電極近傍においてループを形成し、(5)滑動
電極と固定電極とは電気的に絶縁されており、(6)滑動
電極操作部は、チューブの近位端側に設置され、滑動電
極の後端と接続され、滑動電極をチューブ長軸方向に滑
動させる機構を有する、双極子電気手術用処置器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7347282A JPH09164148A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 双極子電気手術用処置器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7347282A JPH09164148A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 双極子電気手術用処置器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09164148A true JPH09164148A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18389163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7347282A Pending JPH09164148A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 双極子電気手術用処置器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09164148A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1688098A1 (en) * | 2005-02-02 | 2006-08-09 | PENTAX Corporation | Endoscopic high-frequency treatment tool |
-
1995
- 1995-12-14 JP JP7347282A patent/JPH09164148A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1688098A1 (en) * | 2005-02-02 | 2006-08-09 | PENTAX Corporation | Endoscopic high-frequency treatment tool |
US7601151B2 (en) | 2005-02-02 | 2009-10-13 | Hoya Corporation | Endoscopic high-frequency treatment tool |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050601 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050801 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050829 |