JP2002539850A - 電気生理学的カテーテル - Google Patents

電気生理学的カテーテル

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    • A61B2018/1435Spiral
    • A61B2018/1437Spiral whereby the windings of the spiral touch each other such as to create a continuous surface

Abstract

(57)【要約】 本発明は、特に心房性細動および粗動の治療に有用な線形創傷の形成のための薄型の血管内電気生理学的(EP)装置(10)である。本発明のEP装置は、近位部と、遠位部と、この遠位部の外面に設けられている、少なくとも部分的に露出した複数の電極(16)とを有する細長い軸(11)を有している。これらの電極は、この遠位部の長手方向沿いに離間しており、電極の間には少なくとも1個の温度センサ(17)が配置されている。RFなどの高周波電気エネルギーをこのEP装置の遠位軸部の電極に供給すると、細動あるいは粗動を終わらせる線形創傷が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、一般に、心臓の不整脈の検出と除去に関し、特に、心房性細動と心
房粗動の検出と除去に関する。
【0002】 (背景技術) 心房性細動は、心房性の収縮がほとんどないか、あるいは全く伴わない患者の
心房の脱分極の乱れである。この病状は慢性的か間欠的であって、現在、合衆国
だけでも約200万人の人たちがこの影響を受けている。患者の不整脈を治療す
るこれまでの方法は、ナトリウムやカルシウムのチャネル遮断薬などの抗不整脈
薬や、ベータ・アドレナリン作動性活動を低下させる薬剤の使用を含んでいる。
他の方法としては、不整脈を引き起こす信号の源や、そのような信号の通路を外
科的に切り離すものを含む。しかし、この外科的施術(技術)は外傷を残すもの
なので、多数の患者には受け入れられない。更に頻繁に使われる、不整脈を終わ
らせる施術には、レーザ光線や、RFあるいはマイクロ波などの高周波電気エネ
ルギーを照射するなど、熱を患者の心内膜上の所望の不整脈原性部位に当てて、
不整脈を引き起こす心臓の組織を破壊するものを含む。後者の方法には、血管内
電気生理学的(EP)装置を使って患者の心房内に、隣接して創傷(lesions)
を形成することができ、以て、外科的隔離術と同様に心房性細動を終わらせるよ
うにし、しかも外傷をはるかに小さくできるのである。
【0003】 通常、このEP装置は患者の脈管構造内を進んで行って心臓の中に到達し、こ
の装置の電極からRF電気エネルギーを出して、心内膜に創傷(外傷、lesion)
を形成する。RF離解術によってかなり小さな領域に創傷を作る。従って、通常
は、創傷をいくつか作って平均的な不整脈原性部位よりも広い領域を完全に切除
するのである。RF離解術の大きな問題は、必要な大きさの創傷を形成すること
であって、対象となる領域を完全に切除し、かつ周辺の健康な組織を必要以上に
破壊しないことである。
【0004】 創傷形成の監視を改善して、必要な長さの線形創傷を作ることのできる離解(
切除、切断)装置(ablation device)が必要とされていた。本発明は、これら
およびその他のニーズを満足させるものである。
【0005】 (発明の開示) 本発明は、患者の心臓のチャンバ(室、房)内に線状の離解部位(切除部位、
切断部位、切開部位、ablations)を形成するのに適した輪郭が小さい電気生理
学的(EP)装置に向けられている。本発明のEP装置は、この装置の外面に沿
って電極と温度センサとを有している。その構成によって、輪郭を小さくし、創
傷形成の監視を改善し、創傷の大きさの制御を改善する。そのような線状の離解
による創傷は、特に、患者の心房壁の部位(sections)を隔離(分離)すること
によって、心房性細動および粗動を無くしたり最小限にするのに適している。
【0006】 本発明のEP装置は、一般に、近位部(基部)と、遠位部(末端部)と、そし
てこの遠位部の外面に設けられた、複数の少なくとも部分的に露出した電極とを
有する細長い軸を備えている。これらの電極は、遠位部の長手方向に間隔を置い
て配置されていて、隣り合う電極の間に少なくとも1つの温度センサが位置して
いる。
【0007】 これらの遠位軸部の電極は、電気エネルギー、好ましくはRFエネルギーが、
そこから発せられると、患者の心臓のチャンバ内に創傷を形成する。これらの電
極は、感知用電極と離解用電極とが組み合わされたものであることができ、該電
極は、離解したり、患者の体内の内腔の内側からの電気的な活動を検出すること
ができる。好適な実施形態においては、患者の身体の外側に接する電極が単極モ
ードの場合、この装置の軸上の電極は独立している。選択的に、軸上の1対の電
極を用いて、電極は双極にすることもできる。好適な電極は、装置の柔軟性を改
善するために螺旋コイルの形状を有するが、円筒の帯(バンド)、弧状の帯や細
帯(リボン)など他の構成も適切である。感知分解能を高くするために、電極は
、遠位軸部に取り付けた電極の第1小アレイで間隔を置いて隔てられると共に、
遠位軸部に取り付けた感知電極の第2拡大アレイであって電極間の間隔が第1小
アレイよりも大きい第2拡大アレイで間隔を置いて隔てられる。これは、199
5年5月18日出願の出願番号第08/443,657号の「高分解能脈管内信
号検出」という名称の同時係属出願に記載されており、この出願は、その全体が
ここに編入される。
【0008】 好適な温度センサは熱電対であるが、サーミスタや他の温度感知手段などの他
の適切な温度センサを用いても良い。好適な熱電対は、銅とコンスタンタン線(
ワイヤ)からなるT型である。伝導部材は、温度センサの外面に設けられること
ができる。この伝導部材は、金など、カテーテルの外周の温度と素速く釣り合っ
て患者の心臓壁の温度になる伝導材料から形成される。
【0009】 温度センサを装置の外面の電極の間に配置することによって、小さい輪郭の装
置(low profile device)を提供できる。輪郭を小さくすることで、患者の体内
において、装置の作動遠位端部を巧みに動かして位置決めすることが容易化され
る。この装置の遠位軸部の最大外径は、約1.0mm(3.0フレンチ)ないし約
1.3mm(4フレンチ)である。本発明のEP装置に対して、温度センサを電極
と装置の中心軸の間の位置に放射状(半径方向)に軸に間隔を置いて配置してい
るEP装置は、本発明のEP装置よりも大きな直径の軸が必要である。
【0010】 更に、本発明のEP装置は、創傷を形成している間の温度の監視(モニタリン
グ)を改善しているので、より効果的な創傷形成ができるようになっている。効
果的に不整脈原性部位を切除するには、相隣接する電極によって形成される個々
の創傷が一緒になり、以て、1つの連続した創傷となるように対象の領域を完全
に切除しなければならない。しかし、もし、創傷の形成が不完全に終わると、創
傷は連続しないことになり、不整脈は止まらないということになる。電極が配置
されている軸部に対して末端側若しくは基部側に位置する温度センサ、若しくは
装置の軸内に設けられた電極から半径方向(放射状)に間隔を置いて隔てられた
温度センサは、隣り合う電極間の心臓壁の温度を正確に計測できず、従って、連
続した創傷を確実に形成するべく離解(切除)の監視を効果的に行うことができ
ない。これに対して、本発明のEP装置は、温度センサが心臓壁の温度を1つの
連続した創傷を形成するように会合あるいは重なり合う隣り合った創傷の端(エ
ッジ)で監視する。このように温度を監視することによって、外科医は、十分な
加熱が行われていることを確信することができ、血液の凝固や組織の炭化を引き
起こす過熱を回避できる。このように、外科医は、隣り合う電極に離解(切除)
エネルギーを加え、電極の間の心臓壁が所定時間内に所定の温度に達するように
する。このようにして、外科医は創傷形成を監視することができ、所望の大きさ
の1つの連続した創傷が形成された時点を決定することができる。
【0011】 遠位部の壁は個別に絶縁された導電体の少なくとも部分から形成されており、
これらの導電体は、遠位部のそれぞれの電極に電気的に接続されている。導電体
は編組になっているのが好ましい。遠位部壁の個々の伝導線(伝導ワイヤ)は、
また、温度センサに接続されるか、あるいは、熱電対温度センサの場合には、該
伝導線は、温度センサをなす末端(遠位端)を有する。また、ダクロン(デュポ
ン)などのナイロンから作られている複数の高分子のストランドをその導電体と
一緒に編み込んだり、編組伝導体により形成された管状部材の外側に別に編んで
も良い。導電体の近位端部は、軸の近位端に設けられたマルチピン・コネクタの
それぞれのピンに電気的に接続されていて、高周波電気エネルギーをその源(ソ
ース)から個々の電極(体外電極を使用する場合)あるいは電極対に送るのを容
易にしている。軸の近位端部に設けられたマルチピン・コネクタは、また、感知
した電気的活動を表示できる表示ユニットと電気的につながっている受容部材に
接続されるように構成されている。
【0012】 本発明の好適な実施形態において、本発明のEP装置は、装置軸の内部に設け
た細長い芯部材を有する誘導線(ガイドワイヤ)の形をしている。この誘導線の
遠位部は、電極が取り付けられる長さ方向に対して遠位(末端)に位置する柔軟
な誘導チップ(ガイドチップ)を有している。この遠位の誘導チップは、芯部材
の最遠位端の周りに設けられた螺旋コイル、あるいは、この芯部材の最遠位端か
ら延伸する細帯(リボン)などの独立した形成部材の周りに設けられた螺旋コイ
ルを有することができる。この芯部材あるいは独立した形状部材の遠位端は、外
科医により手作業で変形されることができ、以て、処置の間、患者から延在する
近位端部を捻ることによって、患者の脈管構造内で細長い感知装置を容易に操作
できるようにしている。滑らかな丸いチップあるいは栓(プラグ)がコイルの遠
位端に設けられており、これにより、患者の血管系の中を進んでいくときに、血
管が傷つけられないようにしている。誘導線の構造は従来のものを用いることが
できる。電極は、EP装置の遠位端部に設けられ、芯部材は、この遠位端部の電
極に電流を送るのに使用される。
【0013】 芯部材には、電気的に絶縁できる1つまたはそれ以上の包被(ジャケット)を
被せるのが好ましい。この設計により、輪郭を小さく出来ると共に柔軟性が付与
される。しかも、この構成は、十分に強く、電極部の長さと離解が行われる患者
の内心膜の領域との間の接触を確実有効なものにすると共に、不整脈を終わらせ
る有効な創傷を確実に形成する。個別に絶縁されている導電体は、少なくとも部
分的に芯部材の外被(外ジャケット)の内側に位置しても良い。
【0014】 本発明の細長の装置は、近位端(基端部)から装置の遠位端(末端部)に位置
する解放ポートあるいは誘導線ポート(ガイドワイヤポート)まで延在する細長
い内腔を有するカテーテルの形であっても良い。カテーテルの遠位端部には柔ら
かいチップを設けて、血管内を進んでいくときに血管に引っ掛かって傷つけるこ
とを最少限にすることができる。1つの好適な実施形態において、カテーテルの
形態の装置の内腔は、同一の血管内あるいはその枝管内の異なった位置における
信号の検出を可能にする従来の誘導線あるいは本発明の装置の誘導線を通すこと
ができるように構成される。これは、1994年1月27日出願の出願番号第0
8/188,298号の「電気的活動を検出する複数脈管感知装置を使用する方
法とシステム」という名称の同時係属出願に記載されており、この出願は、その
全体がここに編入される。
【0015】 本発明のEP装置は、単独でも、様々な形の、あるいは様々な形に変形可能な
誘導部材(ガイド部材)と一緒に使用することができる。1つの好適な実施形態
において、このEP装置は、該EP装置を摺動自在に受け入れる内腔と、誘導カ
テーテルの縦軸に対して2方向のいずれにも偏向できる遠位部とを有する偏向可
能な誘導カテーテルと共に使用される。これは、1997年12月30日出願の
発明者がジェイ・ジェー・クィン氏、デュアン・ディケンズ氏、ローレント・シ
ャラー氏である出願番号第09/001,249号の「偏向可能な誘導カテーテ
ル」という名称の同時係属出願に記載されており、この出願は、その全体がここ
に編入される。
【0016】 本発明のEP装置は、また、細長い開放された遠位部を有する誘導部材と共に
使用することができる。これは、1996年8月8日出願の出願番号第08/6
29,057号及び1996年6月6日出願の出願番号第08/659,769
号の「線形切除アセンブリ」という名称の同時係属出願に記載されており、この
出願は、その全体がここに編入されている。デリバリ・シースの内腔に配置され
たEP装置の縦方向の動きによって、このEP装置の遠位部は、このデリバリ・
シースの開口側遠位部から離れる方向に弧状に突出して、患者の心臓のチャンバ
の面に効果的に接触し、これにより、心臓組織は、効果的に線状離解(切除)さ
れる。
【0017】 本発明のEPカテーテルは、温度センサが装置の軸の外面に沿って位置すると
共に、電極の間に位置しているため、小さい輪郭を有しており、これにより、操
作性が改善されている。また、この温度センサの位置によって、創傷形成を効果
的に監視することができ、これによって、創傷の大きさの制御が改善される。こ
の結果、周辺組織の所望されない破壊を行うことなしに、問題の領域を完全に切
除することができるようになっている。本発明のこれらおよびその他の利点は、
以下の詳細な説明と添付の例示的図面から、より明らかになるであろう。 (発明を実施するための最良の形態)
【0018】 図1に示しているように、本発明のEP装置(電気生理学的カテーテル)10
は、一般に、基軸部(近位の軸部)12と末端軸部(遠位の軸部)13とを有す
る細長い軸11と、この装置の基端部側にある電気的コネクタ14と、遠位の軸
部13上にある複数の電極16と、遠位の軸部上にある複数の温度センサ17で
あって、少なくとも1個の温度センサが電極16の間にあるようになっている温
度センサと、そしてこの装置の末端部側にある柔らかい柔軟性のあるチップ18
とを有している。図1に示している実施形態においては、電極と温度センサは、
2個の隣り合う電極の間に1個の温度センサという交互の配置になっている。
【0019】 図1に示している実施形態においては、EP装置10は誘導線の形態をなして
いる。図1に示しているEP装置の拡大縦断面を示している図2で最もよく分か
るように、芯部材20は、軸11の中をこの装置の末端部まで延在している。柔
らかい柔軟性のあるチップ18は、閉じた末端部を有しており、そして好ましく
は高分子材料から形成されている柔らかい包被(被膜)23で包まれ軸11の末
端部を越えて延在している柔軟なコイル22を含んでいる。図2に示している実
施形態においては、チップ18は、柔軟性を高めるために開いた中央領域を持っ
ている。チップ18にとって好適な高分子材料は、3Mが販売しているTHVな
どのフルオロポリマーである。芯部材20は、金−錫はんだ(Au80%−Sn
20%)などの適切な材料によってコイル22の遠位端に24で固定されている
。芯部材20、そして好適にはその末端部は、図示しているようにテーパを付け
たり、平坦にしたりできる。
【0020】 カテーテル形態の装置(図示していない)は、図1に示している誘導線形態(
ガイドワイヤ形態)と同じであるが、芯部材20がなく、軸11内に内腔が延在
していて、誘導線(ガイドワイヤ)あるいはその他の装置をその中に受け入れる
ようになっているところが異なる。
【0021】 芯部材20は、最大直径が約0.01インチ(0.25mm)ないし約0.01
8インチ(0.46mm)のステンレス鋼線(ステンレス・スチール・ワイヤ)が
好ましい。この芯部材20には、全体厚さが、好適には0.001インチ(0.
025mm)以下の1つまたはそれ以上の包被(ジャケット)が設けられる。本発
明の好適な実施形態においては、この芯部材の包被は、約0.001インチ(0
.025mm)の厚さの絶縁ポリイミド被膜(コーティング)27を有していて、
これは末端のテーパ部では、約0.004インチ(0.102mm)ないし約0.
005インチ(0.127mm)厚さのTHVなどのフルオロポリマー被膜(コー
ティング)28で覆われている。図2に示している実施形態においては、被膜2
7は、軸11の末端に対して更に末端方向の所定のポイントまで延在すると共に
、芯部材20の末端に対して基部方向の所定のポイントまで延在している。
【0022】 図1−5に示している実施形態においては、電極16は螺旋コイルであって、
絶縁されている導電体29に電気的に接続されている。温度センサ17は熱電対
線(ワイヤ)30および31によって形成されている熱電対である。図3の4−
4線および5−5線横断面図である図4および5に最もよく示されているように
、編組みされた導電体29は36AWG銅線でできており、それぞれの導電体は
約0.0005インチ(0.013mm)のポリイミド絶縁被膜を有している。熱
電対線は、41AWG銅とコンスタンタンからできていて、それぞれの線(ワイ
ヤ)には約0.00025インチ(0.007mm)ないし約0.0005インチ
(0.013mm)厚さのポリイミド絶縁塗装を有している。
【0023】 軸11は、導電体29と熱電対線(ワイヤ)とを有していて、少なくとも部分
的に包被(ジャケット)32で覆われている編組構造を有している。本発明の好
適な実施形態においては、包被32はTHVなどのフルオロポリマーである。図
1に示している本発明の好適な実施形態においては、編組導電体29と熱電対線
30、31も、また、芯部材20の周りの被膜28内に少なくとも部分的に位置
している。
【0024】 伝導体(伝導部材)33が温度センサ17の外面を覆っている。伝導体33は
、好ましくは、約0.001インチ(0.025mm)ないし約0.005インチ
(0.13mm)の厚さの金製の帯(バンド)であり、そして、好ましくは、軸1
1の周りに配置され、約0.002インチ(0.05mm)の厚さを有し、金−錫
はんだなどの適切な材料で温度センサ17に接続される。図1に示している本発
明の好適な実施形態においては、好ましくはTHVでできているフルオロポリマ
ーの包被34が伝導体33を覆い、電極へ送られるエネルギーによる雑音(RF
雑音など)から温度センサ17を隔離(insulates)している。包被(ジャケッ
ト)34は、電極16の少なくとも部分、例えば、それぞれの電極の縁を覆い、
電極の鋭利な金属の縁が露出しないようにしてある。別の実施形態(図示してい
ない)においては、包被34は、例えば、信号雑音を除くフィルタ機能を備えて
いる場合は省略できる。包被34を省略すると創傷部位に更に直接接触できるの
で、更に迅速に、正確に温度計測ができるようになる。同様に、電極エネルギー
からの雑音を別の方法で除去すれば、熱電対を直接電極コイルに取り付けること
ができ、より迅速に且つ正確な応答が得られる。
【0025】 図1に示している本発明の好適な実施形態においては、熱電対線の末端部が互
いに結合され、これにより形成された熱電対が、それら2つの線(ワイヤ)のイ
ンターフェースにおける温度を測定するようになっている。選択的に、熱電対線
の末端部を、別々に離間させた配置で、伝導体33に固定することができ、これ
により、熱電対は、熱電対線の末端部の間の伝導体33の長さに沿いの温度を測
定することになる。
【0026】 電極の最大外形寸法は、一般に、約1.0mm(3Fr)ないし約1.3mm(4
Fr)で、好適には約1.22mm(3.7Fr)である。電極の長さは約2mmな
いし約8mmで、好適には約6mmである。電極間の間隔は、温度センサを収容でき
るに十分な大きさでなければならないが、一般に、約1mmないし約3mm、好適に
は約2mmである。本発明の好適な実施形態においては、約4個ないし約12個の
個々の電極が末端軸部に設けられるが、該末端軸部の直径が5Fr以上になった
場合、装置は、更に多数の電極を設けることができる。
【0027】 EP装置10は、コネクタ14を含めて、全長が約100cmないし約200cm
、好ましくは約165cmである。電極16を有する末端軸部(distal shaft sec
tion)13の長さは、約2cmないし約15cm、好ましくは約6cmである。
【0028】 EP装置10は、患者の大腿静脈などの血管系に経皮的にあるいは静脈切開で
誘導部材の中に入れて導入する。通常、この装置は患者の心房内で線形離解(li
near ablation)を行うのに使用するが、心室(ventricle)の中に創傷を作るの
にも使用することができる。装置は、通常、大静脈の内部に進められてゆき、末
端軸部13が適正な心房内に配置される。選択的に、この装置は、中隔横断静脈
鞘を通って左心房へ前進せしめられたり、あるいは大腿動脈進入部を経て大動脈
および左心室へ逆行せしめられたりすることができる。処置の間、患者から延在
している装置10の基軸部12を捻ることによって、末端部13が心房腔(atri
al chamber)内で回転して変位し、EP装置10を適切な位置に持っていくこと
ができ、以て、電気的活動(electrical activity)が検出でき、腔(チャンバ)
内の多くの部位で心臓組織を切除(除去)することが可能になる。本質的に、電
気的な活動を感知するとき、総ての電極16を同時に使用するが、離解(ablati
on)を行うとき、典型的な処置(施術)としては、EP装置の最末端部における
1個または2個の電極にRF電流を流して最初の離解を行い、次いで、基部方向
に1個または2個の電極に続けていって、所望の長さの離解(剥離、分離、切除
、切断、ablation)を心房腔の中で行うのである。これによって、組立に必要な
全体的なパワー要求(必要条件)が減少する。温度センサは、隣り合う電極の間
にある心臓壁の温度を検出するので、各電極に供給する電力は、所望の方法で温
度を制御する適切な装置(図示していない)で制御されることができ、そしてい
つ連続的な創傷(lesion)が形成され、従って、いつ基部方向に向けて次の電極
に移動するべきかが判断される。しかし、複数チャネルの温度感知装置と十分な
パワー源を使えば、特定の数の電極、あるいは総ての電極にRFエネルギーを同
時に供給することも可能である。
【0029】 好適な使用においては、温度データをフィードバックすることによって電力(
パワー)を調整し、血栓を防止することができる。同時係属出願番号第08/6
29,057号の出願に記載されている如く、選択的に、冷却液を使用すること
もできる。
【0030】 離解(ablation)が終了すると、電極16を使って電気的活動を検出し、その
離解が細動あるいは粗動を終わらせるのに有効であったことを確かめることがで
きる。通常、本発明の装置で形成される細長い創傷は、幅が約3mmないし約12
mmであり、通常は、約5mmないし10mmである。
【0031】 この装置の基端部にある電気コネクタ14は市販の電気コネクタであって、8
ピン・コネクタ用には部品番号PAB−M08−GLA39JあるいはPAB−
M08−TLA39Jがあり、9−16ピンなどもっとピン数の多いコネクタ用
には部品番号PAB−M08−GLA39Aなどがある。上記のコネクタは、カ
リフォルニア州サンタ・ローザのレモ・ユーエスエー社から入手できる。上記の
コネクタに接続可能なアクセサリ・ケーブル用の適切なコネクタには、8ピン・
コネクタ用にはPRB−M08−GLL65J、8ピン以上のコネクタ用にはP
RB−M08−GII65Aがある。後者のコネクタも、同社から入手可能であ
る。
【0032】 ここでは、心房性細動および粗動の検出と治療を指向している特定の好適な実
施形態に関して記載してきたが、当業者であれば、細長い創傷(lesion)を形成
するという広範囲の処置に本発明が使用できるということを認識するであろう。
更に、本発明の実施形態のそれぞれの特徴は、幾つかの図面に示される一方、他
の図面には示されなかったが、当業者であれば、本発明の1つの実施形態のそれ
ぞれの特徴は、他の実施形態のいずれかの、あるいは総ての特徴と結合させるこ
とができるということを認識するであろう。本発明について、その範囲から逸脱
することなく、様々な修正(モディフィケーション)および改良をすることが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を具体化しているEP装置の正面図である。
【図2】図1に示しているEP装置の2−2線拡大縦断面図である。
【図3】図1に示しているEP装置の3−3線拡大部分縦断面図である。
【図4】図3に示しているEP装置の4−4線横断面図である。
【図5】図3に示しているEP装置の5−5線横断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年10月12日(2000.10.12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)基端部と、末端部と、末端軸部とを有する細長い軸と、 b)末端軸部の外側部分に設けられた複数の電極と、 c)末端軸部の外側部分に設けられた複数の温度センサであって、2つの隣り
    合う電極の間に少なくとも1つの温度センサが配置されるように位置決めされた
    複数の温度センサと、 を有する電気生理学的装置。
  2. 【請求項2】 さらに、複数の電極導電体であって、夫々、該電極導電体の
    末端部で個々の電極に電気的に接続されており、基端部で電源に接続するように
    構成されている複数の電極導電体と、 複数の温度センサ導電体であって、夫々、該温度センサ導電体の末端部で個々
    の温度センサに電気的に接続されている複数の温度センサ導電体とを有する請求
    項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記導電体が螺旋状に上記軸に編組みされている請求項2記
    載の装置。
  4. 【請求項4】 上記温度センサに接続され温度センサに熱を伝える伝導部材
    を更に有する請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 上記伝導部材は、上記軸とその上の温度センサとの周りに設
    けられた金属バンドである請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 上記伝導部材の周りに設けられたジャケットを更に有する請
    求項4記載の装置。
  7. 【請求項7】 上記伝導部材のジャケットは、上記温度センサに隣接する2
    つの上記電極の周囲に部分的に設けられている請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 上記電極は、上記軸の周りに設けられた管状の螺旋コイルで
    ある請求項1記載の装置。
  9. 【請求項9】 上記軸は、その中に配置された細長い芯部材を有している請
    求項2記載の装置。
  10. 【請求項10】 上記軸は、その中に延在する内腔を有し、該内腔は、ガイ
    ドワイヤをその中に摺動自在に受け入れるように構成されている請求項2記載の
    装置。
  11. 【請求項11】 上記芯部材の周りに設けられたジャケットを更に有する請
    求項9記載の装置。
  12. 【請求項12】 上記導電体は、少なくとも部分的に螺旋状に上記芯部材の
    ジャケットに編組みされている請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】 少なくとも部分的に螺旋状に上記軸に編組みされている第
    2の導電体アレイを有する請求項12記載の装置。
  14. 【請求項14】 上記軸の上記末端部に固定された末端部材を更に有する請
    求項9記載の装置。
  15. 【請求項15】 上記末端部材は、上記軸の末端側に位置する芯部材の末端
    の周りに設けられたコイル部材を有する請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】 上記電極は、感知・切除用電極である請求項1記載の装置
  17. 【請求項17】 上記末端軸部の最大外形寸法は1.65mm以下である請求
    項1記載の装置。
  18. 【請求項18】 a)細長い軸を有するガイド部材であって、該軸は、基端
    部と、末端部と、基端部のポートと、末端軸部のポートと、その中に延在する内
    腔とを有するガイド部材と、 b)ガイド部材の内腔に摺動自在に設けられた電気生理学的装置であって、 基端部と末端部と末端軸部とを有する細長い軸と、 末端軸部の外側部分上に設けられた複数の電極と、 末端軸部の外側部分上に設けられた複数の温度センサであって、少なくとも1つ
    の温度センサが2つの隣り合う電極の間に設けられるように位置決めされている
    複数の温度センサとを有する電気生理学的装置と、 を有する電気生理学的装置アセンブリ。
  19. 【請求項19】 上記ガイド部材の末端軸部は変形自在である請求項18記
    載のアセンブリ。
  20. 【請求項20】 a)基端部と、末端部と、末端軸部とを有する細長い軸と
    、 末端軸部の外側部分上に設けられた複数の電極と、 末端軸部の外側部分上に設けられた複数の温度センサであって、少なくとも1つ
    の温度センサが2つの隣り合う電極の間に設けられるように位置決めされている
    複数の温度センサとを有する電気生理学的装置を供給するステップと、 b)上記装置を患者の脈管構造内に案内し、装置の末端軸部が患者の心臓のチ
    ャンバ内に配置されるまで装置を前進させるステップと、 c)装置の末端軸部上の少なくとも1つの電極を心臓のチャンバの所望の面に
    接触させるステップと、 d)上記装置の2つの隣接した電極に高周波電気エネルギーを供給し、該2つ
    の電極の間にある温度センサにおいて温度を測定するステップであって、心臓の
    チャンバの面に第1の創傷と、該第1の創傷に連続する第2の創傷とを形成する
    ステップと、 を有する患者を治療する方法。
  21. 【請求項21】 更に、ステップ(a)の前に、基端部と、末端部と、末端
    部までその中に延在し上記電気生理学的装置を摺動自在に受け入れるように構成
    された内側内腔と、末端部に設けられ内側内腔につながっているポートとを有す
    る細長いガイド部材を供給するステップと、 該ガイド部材を患者の脈管構造内に案内し、該ガイド部材の末端部を患者の心
    臓のチャンバに進めるステップとを含んでいる請求項20記載の方法。
  22. 【請求項22】 上記患者は、心臓の細動や粗動の治療を受ける請求項19
    記載の方法。
  23. 【請求項23】 a)基端部と末端部とを有する細長い軸と、 b)最大外形寸法が約1mmないし約1.3mmである末端軸部であって、その外
    側部分上の長手方向に設けられた複数の電極と、末端軸部の外側部分上における
    2つの隣り合う電極の間に設けられた少なくとも1つの温度センサと、それぞれ
    が個々の電極若しくは個々の温度センサに電気的に接続されており個々に絶縁さ
    れている複数の導電体とを有する末端軸部と、 を有する患者の心臓の内部で使用される電気生理学的装置。
  24. 【請求項24】 上記細長い軸内に延在しその中に装置を摺動自在に受け入
    れるように構成された内側内腔を有する請求項23記載の電気生理学的装置。
  25. 【請求項25】 上記細長い軸内に延在する芯部材を有する請求項23記載
    の電気生理学的装置。
  26. 【請求項26】 上記導電体は、上記芯部材の周りに設けられた請求項25
    記載の電気生理学的装置。
  27. 【請求項27】 上記導電体は、上記末端軸部の壁部の少なくとも一部分を
    形成する請求項23記載の電気生理学的装置。
  28. 【請求項28】 上記導電体は、高周波電気エネルギー源に電気的に接続さ
    れている請求項23記載の電気生理学的装置。
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