JPH09163048A - スキャナの原稿押え装置 - Google Patents

スキャナの原稿押え装置

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JPH09163048A
JPH09163048A JP7344982A JP34498295A JPH09163048A JP H09163048 A JPH09163048 A JP H09163048A JP 7344982 A JP7344982 A JP 7344982A JP 34498295 A JP34498295 A JP 34498295A JP H09163048 A JPH09163048 A JP H09163048A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
original
contact glass
inner end
end part
Prior art date
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Pending
Application number
JP7344982A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kusumoto
弘 楠本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7344982A priority Critical patent/JPH09163048A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 透過原稿を正確に位置決め固定できると共に
コンタクトガラス面に密着でき、しかも作業効率を向上
させる。 【解決手段】 コンタクトガラス11の少なくとも一側
の外部に回動可能に配設され、内側端部21aがばね2
4によって付勢されてコンタクトガラス11上の透過原
稿の端部を押圧するように構成された原稿基準スケール
21を備え、しかも、該原稿基準スケール21は、内側
端部21aと反対側の外側部位21bを押圧すると前記
内側端部21aが上方に回動してコンタクトガラス11
と内側端部21aの底面21cとの間に隙間が形成さ
れ、内側端部21aの底面21cの奥側には原稿突き当
て部21dを有しており、これにより、原稿突き当て部
21dにて透過原稿を位置決めして内側端部21aにて
透過原稿の端部を押圧固定して透過原稿の浮きを防止
し、後は透過ユニット2にてコンタクトガラス11上を
覆って密着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書類等の通常の原
稿にも適用可能であるが、特に透過原稿のセットに採用
して好適であるスキャナの原稿押え装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機における原稿押え装置とし
ては、実開昭58−71734号公報に開示されたも
の、実開昭63−24547号公報に開示されたもの、
あるいは、実公平2−42679号公報に開示されたも
のが知られている。
【0003】実開昭58−71734号公報のものは、
スイッチによって作動するソレノイドを有し、スイッチ
が原稿を検知するとソレノイドが動作し原稿押え補助部
材の基端部を引きつけ、それに伴って該原稿押え補助部
材の先端部が移動して原稿を原稿載置台上に押圧固定す
るものである。
【0004】また、実開昭63−24547号公報のも
のは、原稿の端部が当接する位置決め部と、コンタクト
ガラス上に若干延出する原稿押え部とを有する原稿押え
板を、圧板(原稿押えカバー)の上下の回動に連動して
上下動するようにコンタクトガラスに隣接して設けたも
のである。
【0005】また、実公平2−42679号公報のもの
は、原稿載置台の端面に対向させて回動自在に設けられ
ている原稿位置決め用ストッパーであって、ストッパ−
両端部の原稿対接面側に原稿端部の噛み込みを防止する
切欠部を設け、これにより原稿の噛み込みを防止すると
共に原稿の全域を露光できるようにしたものである。
【0006】しかしながら、実開昭58−71734号
公報のものにおいては、装置が大掛りなものとなると共
にコスト高となるものであり、また、ゴム等の弾性材料
からなる圧板で原稿を被覆するタイプのものに適用され
ているから、透過原稿のように一般の原稿の裏側から照
明するようなタイプのものにはとうてい採用できないと
いう問題もある。
【0007】また、実開昭63−24547号公報のも
のにおいては、原稿押え部が圧板と連動するようになっ
ているが、圧板を下げる間に起こる原稿の位置ずれ(透
過原稿は通常はフィルム状でカールしていることが多
く、コンタクトガラス上にそのまま置いただけでは浮い
たりし、ピントがずれる原因となる)には効果がない。
また、厚みのある原稿をセットするときに、突き出た原
稿押え部がじゃまになるため装置を退避させなければな
らず面倒であるという問題もある。
【0008】また、実公平2−42679号公報のもの
においては、原稿位置決め用ストッパーの考案であって
原稿押えの機能は全く有していない。当然のことなが
ら、透過原稿の押えには全く適用できないものである。
ところで、透過原稿の押え装置としては、プラスチック
の枠に透過原稿を挟み、コンタクトガラスにセットす
る、所謂透過原稿専用ホルダー方式のものが既に知られ
ている。また、透明なプラスチック板を透過原稿の上に
置いて押えるという手段を採ることもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、透過原
稿専用ホルダー方式のものにあっては、挟む蓋側部材に
おいては原稿の裏側から照明するため原稿の裏側には透
明な部材しか配置できない構成となっており、ゴムのよ
うな弾性材料は使用できず、たいていはガラスが使用さ
れるが、このような剛性をもった材料では、弾性材料か
らなる圧板のようには透過原稿をコンタクトガラスに定
着させることができないという問題がある。また、いち
いち透過原稿をホルダーにおいて挟むという作業が必要
となるため、作業性が悪いという問題もある。また、透
明なプラスッチク板を透過原稿の上に置く方式のものに
おいては、プラスチック板のキズや汚れ等も読みとって
しまうという問題もある。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、透過原稿を正確に位置決め固定させることができ
ると共にコンタクトガラス面に密着でき、しかも作業効
率を向上させることができるスキャナの原稿押え装置を
提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は上面にコンタクトガラスを配したスキャナ
本体に対して回動可能に枢支しされ、コンタクトガラス
上の透過原稿を被覆する透過ユニットを有するスキャナ
の原稿押え装置であって、前記コンタクトガラスの少な
くとも一側の外部に回動可能に配設され、内側端部がば
ね付勢されてコンタクトガラス上の透過原稿の端部を押
圧するように構成された原稿基準スケールを備え、しか
も、該原稿基準スケールは、内側端部と反対側の外側部
位を押圧すると前記内側端部が上方に回動してコンタク
トガラスと内側端部の底面との間に隙間が形成されるよ
うになっていると共に、該内側端部の底面の奥側には原
稿突き当て部を有していることを特徴とするものであ
る。
【0012】また、前記原稿基準スケールの内側端部に
は前記原稿突き当て部に原稿の端部が突き当たっている
ことを確認するための切欠き部が設けられていることを
特徴とするものである。
【0013】上記構成とすることにより、原稿基準スケ
ールの内側端部がばね付勢されてコンタクトガラス上の
透過原稿の端部を押圧して該透過原稿を固定する。この
際、原稿基準スケールの原稿突き当て部が位置決めの役
目を果す。後は透過ユニット自体が蓋部材となって堅固
に保持されて浮きが防止された透過原稿を被覆すれば、
該透過原稿をコンタクトガラスに密着させることができ
る。また、内側端部に切欠き部を設ければ、透過原稿の
正確な位置決めが確認と共に行える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施例を図に
基づいて説明する。図1において、スキャナ本体1には
透過ユニット2が取り付けられている。そして、透過ユ
ニット2は透過原稿(図示省略)を裏から照明する。コ
ンタクトガラス11の2側の外部に相当する2辺には、
原稿をセットするときの基準となる2個の原稿基準スケ
ール21、22が設けられている。
【0015】原稿基準スケール21は支点23を中心と
して枢支されており、少しだけ回動するように構成され
ている。原稿基準スケール21のコンタクトガラス側の
端部である内側端部21a(コンタクトガラス11の内
側に最も出っ張った部分)は、コンタクトガラス11の
表面にバネ24によって押圧付勢されている。(図2参
照)。尚、原稿基準スケール22も同様の構成である。
通常の原稿(書類等)でカールの少ないものは、原稿基
準スケール21、22の内側端部に突き当てて位置決め
する。また、厚みのある原稿も原稿基準スケール21、
22の内側端部に突き当てて位置決めする。
【0016】透過原稿は通常はフィルム状でカールして
いることが多く、コンタクトガラス11上にそのまま置
いただけでは浮いてしまいピントがずれる場合がある。
スキャナー用の透過ユニット2は、蓋部の内部に読み取
り側と同期して動く光源を持つような構造が普通で、従
って、一般の圧板のように弾性部材でできていてそのま
ま原稿を押えるというようなことができない。また、透
過ユニット2の装着時でも厚みのある通常の反射原稿を
セットできるように、コンタクトガラス11と透過ユニ
ット2との間にはいくらかの隙間を設けてある。従っ
て、透過原稿をコンタクトガラス11に密着させるため
には、原稿の上から透明なプラスッチク板を置いたり、
あるいは透過原稿専用ホルダーに原稿をセットしてから
コンタクトガラス11上に置いていた。
【0017】本実施例では、原稿基準スケール21は、
コンタクトガラス11から遠い方(内側端部21aと反
対側の外側部位21b)を押さえると、原稿基準スケー
ル21の内側端部21aの底面21cとコンタクトガラ
ス11との間にすき間ができる(図3参照)。尚、原稿
基準スケール22も同様の構成である。このすき間に、
透過原稿(フィルム)の端部を挿入する。すき間の奥に
は、位置決め用の原稿突き当て部21dが形成されてお
り、透過原稿の端部が突き当たる。
【0018】手を放すと、原稿基準スケール21はばね
24によりコンタクトガラス11に押し付けられる方向
に付勢されているため透過原稿の端部を挟み込む。透過
原稿(フィルム)の外周部は通常枠があり、画像は記録
されていない。従って、この部分を挟み込んでも、画像
読み取りには影響しない。
【0019】図5は他の実施例を示しており、この実施
例では、原稿基準スケール31の内側端部31aに切欠
き部31bが形成され、それが櫛刃状になっているた
め、透過原稿の端部が櫛刃状の切欠き部31bの奥の原
稿突き当て部に正しく突き当たっているかどうか容易に
確認できて位置決めが正確にできる。
【0020】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、反射
原稿、厚みのある原稿に対しては、通常の原稿基準スケ
ールとして使用できる。また、カールした透過原稿に対
しては、端部を原稿基準スケールに挟んだ状態で保持で
きるため、正確に位置決めでき、しかも原稿の浮きも防
止できる。さらに、カールした反射原稿の位置決めにも
効果がある。また、原稿基準スケールに切欠き部を設け
る構成にすれば、透過原稿の端部を原稿基準スケールに
挟んだとき、透過原稿の端部が突き当て部までに到達し
たかどうかが確認でき、正確な位置決めが行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の全体斜視図である。
【図2】本発明に係る一実施例の要部説明図である。
【図3】同じく他の要部説明図である。
【図4】本発明に係る原稿基準スケールの斜視図であ
る。
【図5】同じく他の原稿基準スケールの斜視図である。
【符号の説明】
1 スキャナ本体 2 透過ユニット 11 コンタクトガラス 21,22,31 原稿基準スケール 21a,31a 内側端部 21d 原稿突き当て部 31d 切欠き部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面にコンタクトガラスを配したスキャ
    ナ本体に対して回動可能に枢支され、コンタクトガラス
    上の透過原稿を被覆する透過ユニットを有するスキャナ
    の原稿押え装置であって、前記コンタクトガラスの少な
    くとも一側の外部に回動可能に配設され、内側端部がば
    ね付勢されてコンタクトガラス上の透過原稿の端部を押
    圧するように構成された原稿基準スケールを備え、しか
    も、該原稿基準スケールは、内側端部と反対側の外側部
    位を押圧すると前記内側端部が上方に回動してコンタク
    トガラスと内側端部の底面との間に隙間が形成されるよ
    うになっていると共に、該内側端部の底面の奥側には原
    稿突き当て部を有していることを特徴とするスキャナの
    原稿押え装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿基準スケールの内側端部には前
    記原稿突き当て部に原稿の端部が突き当たっていること
    を確認するための切欠き部が設けられていることを特徴
    とする請求項1記載のスキャナの原稿押え装置。
JP7344982A 1995-12-06 1995-12-06 スキャナの原稿押え装置 Pending JPH09163048A (ja)

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JP7344982A JPH09163048A (ja) 1995-12-06 1995-12-06 スキャナの原稿押え装置

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JPH09163048A true JPH09163048A (ja) 1997-06-20

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ID=18373479

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JP7344982A Pending JPH09163048A (ja) 1995-12-06 1995-12-06 スキャナの原稿押え装置

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JP (1) JPH09163048A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100511026B1 (ko) * 2002-01-30 2005-08-31 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 매체 고정 구조 및 그 구조를 갖는 화상 입력 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100511026B1 (ko) * 2002-01-30 2005-08-31 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 매체 고정 구조 및 그 구조를 갖는 화상 입력 장치

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