JPH09162691A - 弾性表面波素子を有する半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

弾性表面波素子を有する半導体装置およびその製造方法

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JPH09162691A
JPH09162691A JP32529195A JP32529195A JPH09162691A JP H09162691 A JPH09162691 A JP H09162691A JP 32529195 A JP32529195 A JP 32529195A JP 32529195 A JP32529195 A JP 32529195A JP H09162691 A JPH09162691 A JP H09162691A
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JP
Japan
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acoustic wave
surface acoustic
wave element
lsi
semiconductor device
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JP32529195A
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English (en)
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Kazuyuki Totani
一幸 戸谷
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09162691A publication Critical patent/JPH09162691A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性が高く且つ小型化が可能な弾性表面波
素子を提供する。 【解決手段】 LSI9の上方には、バンプ7a,7b
を介して、SAWチップ5が載置されている。入出力電
極6a,6bと外部接続用電極9a,9bとは、バンプ
7a,7bによって、電気的に接続される。一旦別々に
形成したSAWチップとLSI1とを二段重ね構造とす
ることにより、圧電薄膜形成技術を用いることなく、小
型化が可能となる。また、バンプを用いることにより、
LSI9とSAWチップ5間のボンディングワイヤが不
要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は弾性表面波素子を
有する半導体装置に関するものであり、特に、その小型
化に関する。
【0002】
【従来技術およびその課題】今日、弾性表面波を用いた
SAW(surface acoustic wave)デバイスが知られてい
る。このSAWデバイスに属するトランスバーサル型S
AWフィルタについて、図4を用いて説明する。
【0003】圧電基板2表面に入力側電極6aおよび出
力側電極6bが形成されている。入力側電極6aに電気
信号が与えられると、圧電基板2の表面が歪み、弾性表
面波3が発生する。この弾性表面波3は出力側電極6b
に伝達される。すなわち、入力側電極6aに与えられた
電気信号を、出力側電極6bにて取り出すことができ
る。
【0004】この圧電基板2を伝わる波(弾性表面波)
の振幅と位相は、入力側電極6aおよび出力側電極6b
の交差長およびピッチによって決定される。入力側電極
6aおよび出力側電極6bの形状をすだれ状とし、この
すだれ状電極(Inter Digital Transducer:IDT)の
1本1本の交差長およびピッチを変更することによっ
て、バンドパスフィルタなどの複雑な周波数特性を持つ
フィルタを作ることができる。弾性表面波素子は、小型
化、軽量化、薄膜化に向いており、移動体携帯端末等の
キーデバイスとして更なる多機能化、高性能化が期待さ
れている。
【0005】上記弾性表面波素子(チップ)5は、多層
セラミック構造のパッケージに収納され、SAWフィル
タが完成する。SAWフィルタは、プリント基板上に載
置され、また、同じくプリント基板上に載置された制御
用のLSIチップと電気的に接続される。
【0006】しかしながら、このような構造では、全体
として大型化する。また、ワイヤの寄生インダクタンス
/キャパシタンスが生ずる。
【0007】この様な問題を解決する為に、圧電薄膜形
成技術を用いて、LSIのパッシベーション膜の上に圧
電膜を積層させて、LSIの上に一体でSAWチップを
形成することも考えられる。しかし、この様な方法は、
信頼性が低く、工程が複雑化し、また歩留りも悪くな
る。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解決
し、信頼性が高く、かつ小型化が可能な弾性表面波素子
を有する半導体装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の弾性表面波素
子を有する半導体装置においては、外部接続用電極を有
する半導体装置、弾性表面波素子の入出力電極と前記外
部接続用電極とを接続する接続部材を介して、前記半導
体装置の上方に、弾性表面波が伝わる面と前記半導体装
置との間で空間を形成するように載置された弾性表面波
素子、を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2の弾性表面波素子を有する半導体
装置の製造方法においては、弾性表面波素子の入出力電
極表面にバンプを形成し、半導体装置の上方に、前記バ
ンプがその半導体装置の外部接続用電極と当接するとと
もに、弾性表面波が伝わる面と前記半導体装置との間で
空間を形成するように前記弾性表面波素子を載置したこ
とを特徴とする。
【0011】
【発明の効果】請求項1の弾性表面波素子を有する半導
体装置においては、前記半導体装置と、前記弾性表面波
素子とは、前記接続部材を介して、前記半導体装置の上
方に、弾性表面波が伝わる面と前記半導体装置との間で
空間を形成するように載置される。また、前記入出力電
極と前記外部接続用電極とは、前記接続部材を介して、
電気的に接続される。したがって、前記弾性表面波素子
と前記半導体装置間のワイヤボンディングが不要とな
る。また、全体として小型化が可能となる。これによ
り、信頼性が高く、かつ小型化が可能な弾性表面波素子
を有する半導体装置を提供することができる。
【0012】請求項2の弾性表面波素子を有する半導体
装置の製造方法においては、弾性表面波素子の入出力電
極表面にバンプを形成し、半導体装置の上方に、前記バ
ンプがその半導体装置の外部接続用電極と当接するとと
もに、弾性表面波が伝わる面と前記半導体装置との間で
空間を形成するように前記弾性表面波素子を載置する。
したがって、前記弾性表面波素子と前記半導体装置間の
ワイヤボンディングが不要となる。また、全体として小
型化が可能となる。これにより、信頼性が高く、かつ小
型化が可能な弾性表面波素子を有する半導体装置を提供
することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図面を用いて本発明にかかる弾性
表面波素子について、説明する。図1は、本発明にかか
る弾性表面波素子を有する半導体装置であるSAWチッ
プ付きLSI1の斜視図である。
【0014】SAWチップ付きLSI1は、接続部材で
あるバンプ7a,7b、弾性表面波素子(SAWチッ
プ)5、およびLSI9を備えている。
【0015】LSI9は、携帯電話子器のIF部回路で
ある。LSI9の表面には、パッシベーション膜の一部
を開口して設けられた外部接続用電極が形成されてい
る。LSI9の上方には、バンプ7a,7bを介して、
SAWチップ5が載置されている。これにより、弾性表
面波が伝わる面とLSI9との間で空間を形成するよう
に、SAWチップ5が保持される。なお、入出力電極6
a,6bと外部接続用電極9a,9bとは、バンプ7
a,7bによって、電気的に接続される。
【0016】このように、一旦別々に形成したSAWチ
ップとLSI1とを二段重ね構造とすることにより、圧
電薄膜形成技術を用いることなく、小型化が可能とな
る。
【0017】また、バンプを用いることにより、SAW
チップ5とマウント基板3との間に空間を形成しつつ、
入出力電極6a,6bと外部接続用電極9a,9bを電
気的に接続することが可能となる。これにより、LSI
9とSAWチップ5間のボンディングワイヤが不要とな
るので、ワイヤの寄生インダクタンス/キャパシタンス
をなくすことができる。さらに、製造工程が簡略化され
る。
【0018】つぎに、かかるSAWチップ付きLSI1
の製造方法について説明する。
【0019】まず、図2Aに示すように、SAWチップ
5の入力電極6aおよび出力電極6bの各フィルタパッ
ド部および、バンプ7a,7bを形成する。本実施形態
においてはスクリーン印刷を用いて、パンプを形成し
た。
【0020】つぎに、図2Bに示すようなLSI9を準
備する。LSI9は、表面がパッシベーション膜で覆わ
れている(図示せず)。また、このパッシベーション膜
の一部を開口して外部接続用電極9a,9b,9cが形
成されている。外部接続用電極9aはSAWチップ5の
入力電極6aと接続される電極であり、外部接続用電極
9bはSAWチップ5の出力電極6bと接続される電極
であり、外部接続用電極9cは後述するパッケージの電
極と接続される電極である。
【0021】つぎに、図2Aに示すSAWチップ5を、
弾性表面波が伝わる面5aを下を向けて、バンプ7a,
7bと外部接続用電極9a,9bが当接するように、図
2Bに示すLSI9の上に載置する。これにより、図3
Aに示す様に、SAWチップ5が、バンプ7a,7bを
介して、LSI9の上に載置される。この状態で、仮圧
着し、その後リフローさせて、SAWチップ5とLSI
9を一体化させる。
【0022】これにより、圧電基板5の弾性表面波が伝
わる部分については、圧電基板5とマウント基板3との
間に空間19を形成しつつ、入出力電極6a,6bと外
部接続用電極9a,9bが電気的に接続される。
【0023】このようにして、完成したSAWチップ付
きLSI1は、図3Bに示す様に、多層セラミック構造
のパッケージ55(55a〜55c)に収納される。パ
ッケージ55の電極55eとLSI9の電極9cが、ア
ルミワイヤ58で接続される。パッケージ55の開口部
は、コバール等の合金リッド55dを用いた電気溶接法
により、蓋57により封止される。このようにして、S
AWチップ付きLSIのパッケージ処理が完成する。
【0024】なお、本実施形態においては、トランスバ
ーサル型SAWフィルタについて、説明したが、共振子
型SAWフィルタ等の他の弾性表面波素子にも適用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるSAWチップ付き
LSI1の斜視図である。
【図2】SAWチップ付きLSI1の製造工程を示す図
である。
【図3】SAWチップ付きLSI1の製造工程を示す図
である。
【図4】従来の弾性表面波素子5を示す図である。
【符号の説明】
5・・・・・・弾性表面波素子(SAWチップ) 6a・・・・・入力側電極 6b・・・・・出力側電極 7a・・・・・バンプ 7b・・・・・バンプ 9・・・・・・LSI

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部接続用電極を有する半導体装置、 弾性表面波素子の入出力電極と前記外部接続用電極とを
    接続する接続部材を介して、前記半導体装置の上方に、
    弾性表面波が伝わる面と前記半導体装置との間で空間を
    形成するように載置された弾性表面波素子、 を備えたことを特徴とする弾性表面波素子を有する半導
    体装置。
  2. 【請求項2】弾性表面波素子の入出力電極表面にバンプ
    を形成し、 半導体装置の上方に、前記バンプがその半導体装置の外
    部接続用電極と当接するとともに、弾性表面波が伝わる
    面と前記半導体装置との間で空間を形成するように前記
    弾性表面波素子を載置したこと、 を特徴とする弾性表面波素子を有する半導体装置の製造
    方法。
JP32529195A 1995-12-14 1995-12-14 弾性表面波素子を有する半導体装置およびその製造方法 Pending JPH09162691A (ja)

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