JPH09162110A - 露光装置 - Google Patents

露光装置

Info

Publication number
JPH09162110A
JPH09162110A JP7322920A JP32292095A JPH09162110A JP H09162110 A JPH09162110 A JP H09162110A JP 7322920 A JP7322920 A JP 7322920A JP 32292095 A JP32292095 A JP 32292095A JP H09162110 A JPH09162110 A JP H09162110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
light
laser
light source
exposure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7322920A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3590822B2 (ja
Inventor
Sumio Hashimoto
純夫 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP32292095A priority Critical patent/JP3590822B2/ja
Priority to US08/760,871 priority patent/US5880817A/en
Priority to EP96309014A priority patent/EP0779558A2/en
Publication of JPH09162110A publication Critical patent/JPH09162110A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3590822B2 publication Critical patent/JP3590822B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70008Production of exposure light, i.e. light sources
    • G03F7/70041Production of exposure light, i.e. light sources by pulsed sources, e.g. multiplexing, pulse duration, interval control or intensity control
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70008Production of exposure light, i.e. light sources
    • G03F7/7005Production of exposure light, i.e. light sources by multiple sources, e.g. light-emitting diodes [LED] or light source arrays
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70241Optical aspects of refractive lens systems, i.e. comprising only refractive elements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光光源にパルス光を発生するArF又はK
rFエキシマレーザー光源等を使用しても、レンズの透
過率及び屈折率に対する影響を抑える。 【解決手段】 2つの同じ波長のパルス光を同じ発振周
期Tで発振するパルス光源E1 ,E2 からのそれぞれの
レーザービームB1,B2をビームスプリッター1で2
分割した後、それぞれ1/2ずつのレーザービームB
1,B2から合成された2つのレーザービームLB1,
LB2をそれぞれ露光装置本体部L1 ,L2に供給す
る。パルス発振制御回路10により2つのパルス光源E
1 ,E2 のパルスの発振タイミングを互いにT/2だけ
ずらし、2つの露光装置本体部に供給するレーザービー
ムLB1,LB2のパルス周波数を2倍にし、1パルス
光当たりの照射エネルギー密度を1/2にしてソラリゼ
ーション及びラジエーション・コンパクションによるレ
ンズの透過率及び屈折率の変化を抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体素
子、液晶表示素子、撮像素子(CCD等)、又は薄膜磁
気ヘッド等を製造するためのフォトリソグラフィ工程で
使用される露光装置に関し、特に露光用の照明光として
KrFエキシマレーザー光又はArFエキシマレーザー
光等のパルス光を用いる場合に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば半導体素子等を製造するた
めのフォトリソグラフィ工程では、レチクル(又はフォ
トマスク等)のパターンをウエハ(又はガラスプレート
等)上に転写するための例えばステッパー等の投影露光
装置が使用されている。これらの投影露光装置では、ウ
エハ上にできるだけ高集積度のパターンを焼き付けるた
め、露光の解像力を上げる必要があり、露光用の照明光
として次々と短波長の光の使用が試みられてきている。
現在、露光用の照明光としては超高圧水銀ランプを光源
とする波長365nmのi線が主に使用されているが、
最近ではそのi線より短い遠紫外域の波長248nmの
KrFエキシマレーザー光が使用されつつあり、更に波
長193nmのArFエキシマレーザー光等の使用も検
討されている。
【0003】また、紫外域等の短波長の照明光として
は、金属蒸気レーザー(銅蒸気レーザー光)やYAGレ
ーザー光の高調波等も使用できる可能性があるが、これ
らのレーザー光及びエキシマレーザー光はパルス光であ
る。このような短波長の照明光を使用する投影露光装置
用の投影光学系等のレンズとしては短波長域の光を使用
した場合でも高い透過率であることが要求され、このよ
うな条件で使用されるレンズの硝材は、現在の処石英及
び蛍石に限られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、露光用の照明
光としてエキシマレーザー光、特にArFエキシマレー
ザー光を使用する際には、エキシマレーザー光がパルス
光であるために従来の投影露光方式と同様のシステムで
は、極めて不都合な問題が発生する。即ち、エキシマレ
ーザー光源はその構造上、600〜1000Hzの周波
数で数nsec の超短時間に急激に立上るパルスレーザー
光を断続的に発生する。従って、連続光と同程度の単位
時間当たりの露光エネルギーを得るためには、パルスレ
ーザー光の1パルス当たりのエネルギー量は極めて大き
なものとなる。このようなエネルギー量が大きく急激に
変化するパルスレーザー光を、投影露光装置の特に投影
光学系のレンズに断続的に照射し続けると、硝材として
石英を用いたレンズでも、照射されている部分のみ透過
率が低下するソラリゼーション(Solarization)という
現象が起こる。この透過率の低下の程度は、フルエンス
(Fluence )、即ち1パルス光当たりの照射エネルギー
密度〔mJ/(cm2 ・pulse)〕の2乗に比例す
る。
【0005】また、石英は照射されている部分のみ、フ
ルエンスの2乗に比例して屈折率が上昇するラジエーシ
ョン・コンパクション(Radiation Compaction)という
現象が起こる。石英に関するラジエーション・コンパク
ションを計算した例によれば、KrFエキシマレーザー
光を使用し、フルエンスが1mJ/(cm2 ・puls
e)の場合、1010ショット後の屈折率の上昇幅は5×
10-7程度である。一方、ArFエキシマレーザー光を
使用した場合は、KrFエキシマレーザー光を使用した
場合に比較してラジエーション・コンパクションにより
石英の屈折率は2桁程度大きくなると考えられている。
【0006】このようなラジエーション・コンパクショ
ンによる石英の屈折率の部分的な上昇は、特に投影光学
系のレンズの収差に極めて悪い影響を及ぼす。また、ソ
ラリゼーションによりレンズの透過率が部分的に低下す
ると、レーザー照射により吸収されたエネルギーは熱と
なり、レンズの温度分布が局所的に上昇することにより
レンズが熱変形し、収差に悪影響を及ぼすことになる。
また、温度上昇はレンズの屈折率の上昇をもたらし、そ
れもレンズの収差に悪影響を及ぼすことになる。
【0007】そこで、ソラリゼーションやラジエーショ
ン・コンパクションの影響を抑えるための対策としてパ
ルスレーザー光のパルス周波数を多くして、1パルス当
たりのエネルギー量を抑える方法が考えられる。例え
ば、現在エキシマレーザーのパルス周波数は1kHz程
度が限度であるといわれているが、仮にパルス周波数が
2倍になれば、同じスループット(単位時間当たりのウ
エハの処理枚数)にするための1パルス当たりのレーザ
ーエネルギー量を1/2にすることができる。これによ
り、フルエンスの値も1/2になる。ここで、フルエン
スの値をFとし、単位時間当たりのパルス数(パルス周
波数)をPとすると、ソラリゼーション及びラジエーシ
ョン・コンパクションは共にフルエンスFの2乗とパル
ス数Pとの積に比例する。そこで、フルエンスFの初期
値をF0 、パルス数Pの初期値をP 0 とすると、次式の
ように、ソラリゼーション及びラジエーション・コンパ
クションによるレンズの透過率及び屈折率の変化は共に
1/2となる。
【0008】 F2 ・P=(F0 /2)2・(2P0 )=F0 2・P0 /2 即ち、同じスループットで考えると、パルス周波数に反
比例して、ソラリゼーション及びラジエーション・コン
パクションの影響が少なくなる。ところで、パルス発光
型のエキシマレーザーのレーザーガスとして使用される
フッ素ガス(F2 )中には、空気中の酸素ガス(O2
や窒素ガス(N2 )、四フッ化炭素(CF4 )、フッ化
水素(HF)、及び四フッ化珪素(SiF4 )等の不純
物が含まれており、放電によって更に、カーボン
(C)、二酸化窒素(NO2 )、及び各種のフッ素化合
物が生成する。これらの不純化合物はレーザーガスを劣
化させてレーザー出力を低下させると共に、レーザー光
を吸収し、更には透過窓の汚れの原因となる。そのた
め、汚れたレーザーガスを高速で排気する機構が設けら
れている。
【0009】従って、エキシマレーザー光源からのパル
ス光の周波数を2倍に上げるためには、2倍の高速性を
有するレーザーガスの排気機構が必要となり、パルス光
の周波数を更に上げたい場合には、それに対応して排気
機構を更に高速のものに切り換える必要がある。しか
し、現行の技術では排気機構の速度には一定の限界があ
り、パルス光の発振周波数を一定の限度までしか上げら
れないという不都合がある。
【0010】本発明は斯かる点に鑑み、露光用の照明光
としてKrFエキシマレーザー光やArFエキシマレー
ザー光等のように、単独の光源ではパルス周波数を所定
の限度以上に上げるのが困難なパルス光を使用した場合
でも、装置内で使用されるレンズの透過率及び屈折率の
変化を抑えることができる露光装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による露光装置
は、露光用の照明光のもとでマスクパターン(3)を感
光性の基板(6)上に転写する露光装置において、露光
用の照明光(B1,B2)を互いに異なるタイミングで
それぞれパルス発光させる複数個のパルス光源(E1
2 )と、この複数個のパルス光源からの照明光(B
1,B2)を合成する合成光学系(1A)と、この合成
光学系により合成される照明光(LB1)を受けて、そ
のマスクパターンをその感光性の基板(6)上に転写す
る露光部(L 1 )と、を有するものである。
【0012】斯かる本発明の露光装置によれば、基板
(6)上には、異なるタイミングでパルス発光させた照
明光(B1,B2)が合成された照明光(LB1)が照
射される。従って、合成された照明光(LB1)のパル
ス周波数はパルス光源の数に比例して増加し、露光部
(L1 )における必要な照射エネルギー量を一定とすれ
ば、1パルス光当たりの照射エネルギー量はパルス光源
の数に反比例して減少する。例えば、パルス光源とし
て、KrFエキシマレーザー光やArFエキシマレーザ
ー光等の短波長のパルス光を発生する光源が使用され
る。そして、パルス光のエネルギーが大きくなると、ソ
ラリゼーションやラジエーション・コンパクションによ
り露光部(L1 )で使用されるレンズの透過率及び屈折
率が変化する。これらのソラリゼーション及びラジエー
ション・コンパクションによるレンズの透過率及び屈折
率の変化は、レンズを透過する照明光の照射エネルギー
密度、即ちフルエンスFの2乗に比例し、パルス数(パ
ルス周波数)Pに比例する。従って、本発明によれば、
パルス数Pはパルス光源の数に比例して増加するが、フ
ルエンスFはパルス光源の数に反比例して減少するた
め、パルス光源の数を例えばnとした場合、フルエンス
Fの初期値をF0 、パルス数Pの初期値をP0 とする
と、レンズの透過率及び屈折率の変化は次式に示すよう
に1/nに減少する。
【0013】F2 ・P=(F0 /n)2・(nP0 )=
(1/n)F0 2・P0 従って、本発明によれば、KrFエキシマレーザー光や
ArFエキシマレーザー光等のパルス光を使用した場合
でも、露光部(L1 )内で使用されるレンズの透過率及
び屈折率の変化を抑えることができる。この場合、その
複数個のパルス光源(E1 ,E2 )から発光される各々
のパルス光(B1,B2)の発光タイミングを制御する
パルス発光制御系(10)をさらに備えることが好まし
い。これにより、各々のパルス光(B1,B2)の発光
のタイミングを制御して、最終的に得られる照明光(L
B1)の各パルス光間の周期を均一化することができ
る。
【0014】また、その露光部を第1の露光部(L1
として、第2のマスクパターンを第2の感光性の基板上
に転写する第2の露光部(L2 )をさらに配置し、その
合成光学系は、その複数個のパルス光源中の第1のパル
ス光源(E1 )からの第1照明光(B1)と第2のパル
ス光源(E2 )からの第2照明光(B2)とを受けて、
第1及び第2の合成光(LB1,LB2)をそれぞれ生
成するビームスプリッター(1A)を有し、その第1の
合成光(LB1)をその第1の露光部(L1 )へ導き、
その第2の合成光(LB2)をその第2の露光部
(L2 )へ導くことが好ましい。これにより、ビームス
プリッター(1A)で分割される2倍の周波数を有する
2つの合成光(LB1,LB2)を2つの露光部
(L1 ,L2 )に無駄なく供給することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明による露光装置の実
施の形態の一例につき図1及び図5を参照して説明す
る。本例は、レチクルのパターンを投影光学系を介して
ウエハ上の各ショット領域に一括露光するステッパー型
の投影露光装置に本発明を適用したものである。
【0016】図1は、本例の投影露光装置の概略構成を
示し、この図1に示すように、本例では露光用の光源と
してそれぞれパルス発振型の第1のパルス光源E1 及び
第2のパルス光源E2 よりなる2個の異なる光源を用い
ている。パルス光源E1 ,E 2 は同じ種類の光源であ
り、パルス光源E1 ,E2 からは同じ波長でパルスの発
振周期が等しいレーザービームが射出される。パルス光
源E1 ,E2 としては、本例ではArFエキシマレーザ
ー光源を使用する。それ以外にパルス光源としては、K
rFエキシマレーザー光源等のエキシマレーザー光源、
銅蒸気レーザー光源、又はYAGレーザーの高調波発生
装置等が使用できる。パルス光源E1 ,E 2 は共にパル
ス発振制御回路10により発光のタイミングが制御され
ている。また、パルス発振制御回路10は装置全体を統
括制御する中央制御系11により制御されており、中央
制御系11の指令に基づき2個のパルス光源E1 ,E2
のパルス発光のタイミングが重ならないように発光さ
れ、2個のパルス光の強度もほぼ同じになるようにウエ
ハ側での照度測定結果に基づいて制御される。
【0017】第1のパルス光源E1 及び第2のパルス光
源E2 からそれぞれパルス発光されたレーザービームB
1及びB2は、互いに直交する方向からビームスプリッ
ター1Aに入射する。ビームスプリッター1Aは、入射
するレーザービームのほぼ1/2を透過し、残りの1/
2を反射するハーフミラー面によりレーザービームB1
及びB2をそれぞれ2分割する。この結果、ビームスプ
リッター1Aからは、それぞれ1/2のレーザービーム
B1及び1/2のレーザービームB2から合成された2
つのレーザービームLB1,LB2が互いに直交する方
向に射出される。
【0018】合成されて射出された一方のレーザービー
ムLB1は、次にビームの断面形状を整形するためのビ
ーム整形光学系、レーザービームの透過率を複数段階で
切り換える減光部、レチクル上での照度分布を均一化す
るフライアイレンズ、視野絞り、リレーレンズ、及びコ
ンデンサーレンズ等を含む照明光学系2を介してレチク
ル3を照明する。露光用の照明光としてのパルス発光さ
れるレーザービームLB1のもとで、レチクル3上のパ
ターンの投影光学系5を介した像がウエハ6上に投影露
光される。以下、投影光学系5の光軸AXに平行にZ軸
を取り、Z軸に垂直な平面上で図1の紙面に平行にX
軸、図1の紙面に垂直にY軸を取り説明する。
【0019】レチクル3はレチクルステージ4上に保持
され、レチクルステージ4は投影光学系5の光軸AXに
垂直な平面内でX方向、Y方向、及び回転方向(θ方
向)にレチクル3の位置決めを行う。一方、ウエハ6は
不図示のウエハホルダを介してウエハステージ7上に載
置されている。ウエハステージ7は投影光学系5の光軸
AXに垂直な平面内でX方向、Y方向、及び回転方向
(θ方向)にウエハ6の位置決めを行うと共にウエハ6
の焦点方向(Z方向)の位置決めも行う。その他、本例
の投影露光装置には不図示であるがウエハ6の焦点位置
を検出する焦点位置検出系、レチクル3とウエハ6との
位置合わせを行うための各種のアライメント系等が設置
されている。以下、それらの焦点位置検出系、アライメ
ント系等を含み、照明光学系2からウエハステージ7ま
での露光部をまとめて第1の露光装置本体部L1 として
説明する。
【0020】本例には第1の露光装置本体部L1 と同様
の第2の露光装置本体部L2 が設置されており、ビーム
スプリッター1Aで合成された他方のレーザービームL
B2が第2の露光装置本体部L2 に入射し、露光用の照
明光として使用される。次に、本例の投影露光装置の動
作について説明する。なお、以下の説明においてビーム
スプリッター及びミラーは、特に説明する場合を除き、
すべて入射するレーザービームの光路に対してほぼ傾斜
角度45°の反射面を有するように配置されているもの
とする。
【0021】本例は、2個のパルス光源E1 ,E2 を用
いて、パルス発振制御回路10により、パルス光源E1
とパルス光源E2 とのパルス光の発振時期をずらし、ビ
ームスプリッター1Aによりパルス光源E1 ,E2 から
それぞれ射出されるレーザービームB1,B2をそれぞ
れ2分割した後、分割された1/2ずつのレーザービー
ムB1,B2を合成して2つのレーザービームLB1及
びLB2を生成して、それぞれ第1の露光装置本体部L
1 及び第2の露光装置本体部L2 に供給するものであ
る。即ち、2個のパルス光源からのレーザービームを合
成し、単位時間当たりのパルス数Pを2倍にすることに
よりフルエンスFの値を1/2にして、2台の露光装置
本体部L1 ,L2 に使用されているレンズ群、特に投影
光学系に使用されているレンズ群に対するソラリゼーシ
ョン及びラジエーション・コンパクションの影響を軽減
するものである。以下、図5を参照して詳しく説明す
る。
【0022】図5は、本例のパルス発振のタイミングを
説明するためのタイミングチャートを示し、図5(a)
は第1のパルス光源E1 だけの場合のパルス発振のタイ
ミングを示し、図5(b)は2個のパルス光源E1 ,E
2 のパルス発振のタイミングを合成したものである。図
5(c)については後述するが、図5(a)〜図5
(c)の横軸は時間tを表し、時間軸から垂直方向に伸
びる直線がパルスレーザービームの発振のタイミングを
示す。また、各パルス発振がどの光源で生ずるのかを示
すため、その垂直方向に伸びる直線の下部に発光するパ
ルス光源の符号(E 1 又はE2 等)を表示している。
【0023】図5(b)に示すように、第1のパルス光
源E1 からは一定の周期Tでパルス光が発振されてい
る。同時に、第2のパルス光源E2 からも一定の周期T
でパルス光が発振されている。この場合、パルス光源E
1 のパルス発振のタイミングと、パルス光源E2 のパル
ス発振のタイミングとはT/2だけずれている。そのた
め、2個のパルス光源E1 ,E2 からのパルス光を合成
した合成パルス光の発振周期はT/2となる。即ち、パ
ルス光源E1 及びパルス光源E2 のパルス光の発振周波
数が例えば共に、1kHzの場合、合成パルス光、即ち
露光装置本体部L 1 及びL2 にそれぞれ供給されるレー
ザービームLB1及びLB2のパルス周波数は共に2k
Hzとなる。
【0024】なお、本例ではタイミングの説明を簡明に
するため、第1のパルス光源E1 からのパルス光の丁度
中間に第2のパルス光源E2 からのパルス光を配置して
2kHzとしたが、第2のパルス光の時間的な広がり
が、第1のパルス光の時間的な広がりと重ならないよう
に充分間隔をとるならば、丁度中間でなくとも、第2の
パルス光は第1のパルス光の間のどこに置いてもよい。
なお、以下の全ての実施の形態においても、同様に必ず
しもパルス光の間隔を等間隔とする必要はない。
【0025】本例によれば、以上のように1個のパルス
光源のパルス光の発振周波数が1kHzであっても、2
台の露光装置本体部L1 ,L2 にはパルス光の周波数が
2kHzのパルスレーザービームを供給することが可能
である。露光装置本体部L1,L2 に単位時間当たりで
それぞれ1個のパルス光源を使用する場合と同じ照射エ
ネルギー量を供給するものとすると、単位時間当たりに
露光装置本体部L1 ,L2 に供給されるレーザービーム
のパルス数は2倍になるので、1つのパルスレーザービ
ームにおける照射エネルギー量は1/2でよいことにな
る。本例では、ビームスプリッター1によりパルス光源
1 及びE2 からのレーザービームB1及びB2はそれ
ぞれ1/2に分割されており、露光装置本体部L1 及び
2 にはパルス光源E1 の照射エネルギー量の1/2及
びパルス光源E2 からの照射エネルギー量の1/2のエ
ネルギー量がそれぞれ供給される。従って、パルス光源
1 及びE2 の出力は、1個のパルス光源から1台の露
光装置本体部にレーザービームを照射する場合と同じ出
力でよい。
【0026】前述のように、ソラリゼーション及びラジ
エーション・コンパクションは共にフルエンスFの2乗
と単位時間当たりのパルス数Pとの積に比例する。本例
によれば、単位時間当たりのパルス数Pは2倍となる
が、1パルス光当たりの照射エネルギー密度が1/2、
即ちフルエンスFが1/2となるため、フルエンスの初
期値をF0 、パルス数の初期値をP0 とすると、次式の
ように、ソラリゼーション及びラジエーション・コンパ
クションによるレンズの透過率及び屈折率の変化は共に
1/2となる。
【0027】 F2 ・P=(F0 /2)2・(2P0 )=F0 2・P0 /2 しかも本例では、第1の露光装置本体部L1 に供給され
たレーザービームLB1と同様のもう1つのレーザービ
ームLB2を別の第2の露光装置本体部L2 に供給する
ため、1台の露光装置本体部当たりのパルス光源の設備
費は、従来のように1台の露光装置本体部につき1個の
パルス光源を使用する場合と同額で済む利点がある。
【0028】同様な考え方で、n個(nは2以上の整
数)の同一周波数のパルス光源を用意して、それらのパ
ルス光源からのレーザービームのパルス発振のタイミン
グをそれぞれずらした合成レーザービームを用いれば、
1パルス光当たりの照射エネルギー密度、即ちフルエン
スFが1/nになり、単位時間当たりのパルス数Pはn
倍になる。この場合、各パルス光源のパルス発振の周期
をTとすれば、各パルス光源のパルス発振のタイミング
のずれがほぼT/nになるように、各パルス光源のパル
ス発振のタイミングが調整される。このようにn個のパ
ルス光源を組み合わせることにより、ソラリゼーション
及びラジエーション・コンパクションによるレンズの透
過率及び屈折率の変化は共に、フルエンスFの初期値を
0 、パルス数Pの初期値をP0 とすると、次式のよう
に1/nに軽減することができる。
【0029】 F2 ・P=(F0 /n)2・(nP0 )=F0 2・P0 /n (1) 即ち、投影露光装置で使用されるレンズの寿命はn倍に
なると考えることもできる。以下、nの値を限定して具
体的に説明する。先ず、パルス光源の数nが4の場合の
例を図2を参照して説明する。これは、図1の機構を2
つ組み合わせることにより、即ち図1の露光装置本体部
1 及びL2 の位置に新たなビームスプリッターを配置
することにより達成される。即ち、ビームスプリッター
は4個配置される。
【0030】図2は、本例の投影露光装置システムの概
略構成を示し、この図2において、4個のビームスプリ
ッター1A〜1Dが点対称に放射状に設置されている。
これらのビームスプリッター1A〜1Dはすべて、入射
するレーザービームのほぼ1/2を透過し、残りのレー
ザービームを反射する、所謂50%透過、50%反射型
のビームスプリッターである。第1及び第2のパルス光
源E1 ,E2 から射出されたレーザービームB1,B2
は、互いに直交する方向からビームスプリッター1Aに
入射してそれぞれ1/2に分割され、1/2ずつのレー
ザービームB1,B2より合成された2つのレーザービ
ームLB1及びLB2がそれぞれビームスプリッター1
C及び1Dに入射する。一方、第3及び第4のパルス光
源E3,E4 から射出されたレーザービームB3,B4
は、互いに直交する方向からビームスプリッター1Bに
入射してそれぞれ1/2に分割され、1/2ずつのレー
ザービームB3,B4より合成された2つのレーザービ
ームLB3及びLB4がそれぞれビームスプリッター1
D及び1Cに入射する。
【0031】ビームスプリッター1Cには、レーザービ
ームLB1及びLB4が互いに直交する方向から入射
し、ビームスプリッター1Dには、レーザービームLB
2及びLB3が互いに直交する方向から入射する。ビー
ムスプリッター1Cに入射したレーザービームLB1,
LB4は再び2分割され、1/2ずつのレーザービーム
LB1,LB4より合成されたレーザービームLB5及
びLB6がそれぞれ第1及び第2の露光装置本体部L1
及びL2 に供給される。レーザービームLB1はレーザ
ービームB1及びB2を1/2ずつ含み、レーザービー
ムLB4はレーザービームB3及びB4を1/2ずつ含
んでいる。従って、露光装置本体部L1 及びL2 には4
個のパルス光源E1 〜E4 から射出されるレーザービー
ムB1〜B4を各1/4ずつ含んだレーザービームLB
5及びLB6がそれぞれ供給される。
【0032】同様に、ビームスプリッター1Dに入射し
たレーザービームLB2,LB3は再び2分割され、1
/2ずつのレーザービームLB2,LB3より合成され
たレーザービームLB7及びLB8がそれぞれ第3及び
第4の露光装置本体部L3 及びL4 に供給される。レー
ザービームLB2はレーザービームB1及びB2を1/
2ずつ含み、レーザービームLB3はレーザービームB
3及びB4を1/2ずつ含んでいる。従って、露光装置
本体部L3 及びL4 には4個のパルス光源E1〜E4
ら射出されるレーザービームB1〜B4を各1/4ずつ
含んだレーザービームLB7及びLB8がそれぞれ供給
される。即ち、4台の露光装置本体部L 1 〜L4 には、
4個のパルス光源E1 〜E4 からのレーザービームをそ
れぞれ1/4ずつ含んだ合成パルスレーザービームが供
給される。
【0033】4個のパルス光源E1 〜E4 からのパルス
光は、図5(c)に示すように、パルス発振の周期をT
とすれば、パルス発振制御回路10により発振のタイミ
ングがT/4ずつずれるように制御されるので、1個の
パルス光源からのパルス光の4倍の周波数のパルスレー
ザービームがそれぞれ4台の露光装置本体部L1 〜L 4
に供給される。従って、(1)式よりフルエンスFの2
乗とパルス数Pとの積F2 ・Pは初期値の1/4となっ
て、ソラリゼーション及びラジエーション・コンパクシ
ョンの影響は1個のパルス光源を使用する場合と比べて
1/4となる。
【0034】次に、パルス光源の数nが8の場合の例に
ついて図3を参照して説明する。図3は、本例の投影露
光装置システムの概略構成の斜視図を示し、この図3に
示すように、本例の場合は、図2の4台の露光装置本体
部L1 〜L4 の代わりに全反射型のミラー8A〜8Dを
置き換えたものを下層に配置し、図2の露光装置本体部
1 〜L4 の代わりに50%透過、50%反射型のビー
ムスプリッター1K〜1Nを置き換えたものを上層に立
体的に配置したような構成となっている。下層でのパル
ス光源E1 〜E4 からのレーザービームの光路及びビー
ムスプリッター1A〜1Dにおけるレーザービームの分
割及び合成の過程は図2の例と同様につきその説明を省
略し、下層に新たに配置されたミラー8A〜8D以降の
レーザービームの流れについて説明する。
【0035】図3に示すように、上層には、新たに第5
のパルス光源E5 〜第8のパルス光源E8 が設置されて
いる。第5及び第6のパルス光源E5 ,E6 から射出さ
れたレーザービームB5,B6は、互いに直交する方向
からビームスプリッター1Eに入射する。レーザービー
ムB5及びB6は、ビームスプリッター1Eによりそれ
ぞれ2分割され、1/2のレーザービームB5,B6か
ら合成された2つのレーザービームLB9及びLB10
はそれぞれビームスプリッター1G及び1Jに入射す
る。同様に、第7及び第8のパルス光源E7 ,E8 から
射出されたレーザービームB7,B8は、互いに直交す
る方向からビームスプリッター1Fに入射する。レーザ
ービームB7,B8は、ビームスプリッター1Fにより
それぞれ2分割され、1/2のレーザービームB7,B
8から合成された2つのレーザービームLB11及びL
B12はそれぞれビームスプリッター1J及び1Gに入
射する。
【0036】ビームスプリッター1Gには、レーザービ
ームLB9及びLB12が互いに直交する方向から入射
し、ビームスプリッター1Jには、レーザービームLB
10及びLB11が互いに直交する方向から入射する。
ビームスプリッター1Gに入射したレーザービームLB
9,LB12は再び2分割され、1/2ずつのレーザー
ビームLB9,LB12から合成されたレーザービーム
LB13及びLB14はそれぞれビームスプリッター1
M及び1Nに入射する。一方、ビームスプリッター1J
に互いに直交する方向から入射したレーザービームLB
10,LB11は再び2分割され、1/2ずつのレーザ
ービームLB10,LB11から合成されたレーザービ
ームLB15及びLB16はそれぞれビームスプリッタ
ー1K及び1Lに入射する。
【0037】下層に移り、ビームスプリッター1Cによ
り合成されたレーザービームLB5はミラー8Cで真上
に反射され、ビームスプリッター1Mに入射する。ビー
ムスプリッター1Mには上層に配置されたビームスプリ
ッター1Gにより合成されたレーザービームLB13が
XY平面に平行に入射しており、ビームスプリッター1
Mに互いに直交する方向から入射したレーザービームL
B5及びLB13は再び2分割され、それぞれ1/2の
レーザービームLB5,LB13から合成されたレーザ
ービームLB17及びLB18はそれぞれ露光装置本体
部L1 及びL2に供給されている。
【0038】他のミラー8A,8B,8Dについてもミ
ラー8Cの場合と同様である。ミラー8A,8B,8D
にはそれぞれレーザービームLB7,LB8,LB6が
入射し、それぞれ真上に反射されて、ビームスプリッタ
ー1K,1L,1Nに入射する。ビームスプリッター1
Kには、レーザービームLB7及びLB15が入射し、
ビームスプリッター1Lには、レーザービームLB8及
びLB16が入射する。また、ビームスプリッター1N
には、レーザービームLB6及びLB14が入射する。
ビームスプリッター1K,1L,1Nに入射したそれぞ
れのレーザービームは、同様にそれぞれ2分割された
後、1/2ずつの入射レーザービームから合成された1
対ずつの新たなレーザービームLB23,LB24,L
B19,LB20,LB21,LB22がそれぞれ対応
する露光装置本体部L7 ,L8 ,L 3 ,L4 ,L5 ,L
6 に供給される。
【0039】図3に示すように、ビームスプリッター1
Mに入射するレーザービームLB5は図2の例で説明し
たように、第1のパルス光源E1 〜第4のパルス光源E
4 から射出されるレーザービームB1〜B4をそれぞれ
1/4ずつ含み、同様にビームスプリッター1Mに入射
するレーザービームLB13は第5のパルス光源E5
第8のパルス光源E8 から射出されるレーザービームB
5〜B8をそれぞれ1/4ずつ含んでいる。従って、露
光装置本体部L1 及びL2 には、それぞれ第1のパルス
光源E1 〜第8のパルス光源E8 から射出されるレーザ
ービームB1〜B8をそれぞれ1/8ずつ含んだレーザ
ービームLB17及び18が供給される。他の6台の露
光装置本体部L3 〜L8 についても同様である。
【0040】8個のパルス光源E1 〜E8 からのパルス
光は、パルス発振の周期をTとすれば、パルス発振制御
回路により発振のタイミングがT/8ずつずれるように
制御される。これによって、1個のパルス光源からのパ
ルス光の8倍の周波数のパルスレーザービームをそれぞ
れ8台の露光装置本体部L1 〜L8 に供給することがで
きる。従って、(1)式よりフルエンスFの2乗とパル
ス数Pとの積F2 ・Pは初期値の1/8となって、ソラ
リゼーション及びラジエーション・コンパクションの影
響は1/8となる。
【0041】更に、16個のパルス光源を用いて、16
台の露光装置本体部に1個のパルス光源から射出される
パルス光の16倍の周波数のパルスレーザービームを供
給する例について図4を参照して簡単に説明する。図4
は、本例の概略構成を表す平面図を示し、16個のパル
ス光源を用いる場合は、例えば図3に示すような光学系
(上層部分の光学系)を、鉛直方向(Z方向)に4層重
ねたような構成となる。図4では、それぞれの層の光学
系を光学系S1 〜光学系S4 で示す。本例のレーザービ
ームの光路は少し複雑になるが、全反射型の6個のミラ
ー8E〜8J、及び50%透過、50%反射型の4個の
ビームスプリッター1P〜1Sを配置することによっ
て、先ず4台の露光装置本体部L1 〜L4 に16倍の周
波数のレーザービームを供給することができる。図4で
は1層の構成のみ示しているが、同様の構成が4ヶ所あ
るので、合計16台の露光装置本体部に16個のパルス
光源からのレーザービームを均等に含む合成レーザービ
ームを供給することができる。以下、レーザービームの
光路について説明する。
【0042】図4において、レーザービームLB41〜
44を供給する光学系S1 〜S4 にはそれぞれ4個ずつ
のパルス光源が設置されており、レーザービームLB4
1〜LB44は、それぞれ4つの光源からのレーザービ
ームをそれぞれ1/4ずつ含有するレーザービームであ
る。光学系S1 からのレーザービームLB41はビーム
スプリッター1Pにより2分割される。ビームスプリッ
ター1Pには光学系S 2 から射出され、ミラー8Fで反
射されたレーザービームLB42が、レーザービームL
B41と直交する方向から入射しており、同様にビーム
スプリッター1Pにより2分割される。それぞれ2分割
されたレーザービームLB41,42から合成された2
つのレーザービームLB25及びLB26はビームスプ
リッター1Pから互いに直交する方向に射出される。一
方のレーザービームLB25は、次にビームスプリッタ
ー1Rに入射する。もう一方のレーザービームLB26
は、ミラー8Eで反射された後、ビームスプリッター1
Sに入射する。
【0043】同様に、光学系S3 からのレーザービーム
LB43は、ミラー8Gで反射され、ビームスプリッタ
ー1Qに入射し、2分割される。ビームスプリッター1
Qには光学系S4 から射出されたレーザービームLB4
4が、レーザービームLB43と直交する方向から入射
しており、同様にビームスプリッター1Qにより2分割
される。それぞれ2分割されたレーザービームLB4
3,44から合成された2つのレーザービームLB27
及びLB28はビームスプリッター1Qから互いに直交
する方向に射出される。一方のレーザービームLB27
は、次にミラー8Iで反射され、ビームスプリッター1
Rに入射する。もう一方のレーザービームLB28は、
ミラー8H及びミラー8Jで反射された後、ビームスプ
リッター1Sに入射する。
【0044】ビームスプリッター1Rに互いに直交する
方向から入射したレーザービームLB25,LB27
は、それぞれ2分割された後、ビームスプリッター1R
を出たところでレーザービームLB25,LB27をそ
れぞれ1/2ずつ含有する2つのレーザービームLB2
9及びLB32として合成され、互いに直交する方向に
向かって射出されて、それぞれ第4及び第2の露光装置
本体部L4 ,L2 に供給される。一方、ビームスプリッ
ター1Sに互いに直交する方向から入射したレーザービ
ームLB26,LB28は、それぞれ2分割された後、
ビームスプリッター1Sを出たところでレーザービーム
LB26,LB28をそれぞれ1/2ずつ含有する2つ
のレーザービームLB30及びLB31として合成さ
れ、互いに直交する方向に向かって射出されてそれぞれ
第1及び第3の露光装置本体部L1 ,L3 に供給され
る。4台の露光装置本体部L1 〜L4 には、光学系S1
〜S4 からのレーザービームLB41〜LB44をそれ
ぞれ1/4ずつ含むレーザービームが供給される。レー
ザービームLB41〜LB44は、それぞれ4個ずつの
パルス光源から射出されるレーザービームをそれぞれ1
/4ずつ含有しており、4台の露光装置本体部L1 〜L
4 には16個のパルス光源から射出されるレーザービー
ムをそれぞれ1/16ずつ含んだレーザービームが供給
される。これら16個のパルス光源のパルスの発振時期
は、パルス光の発振周期をTとした場合、T/16ずつ
ずれるように設定されるため、各露光装置本体部L1
4 には各パルス光源のパルス光の16倍の周波数のレ
ーザービームが供給されることになる。不図示の残りの
12台の露光装置本体部についても同様である。
【0045】この図4の例によれば、(1)式よりソラ
リゼーション及びラジエーション・コンパクションの影
響は1/16となる。なお、図4において、XZ座標系
の代わりにXY座標系を取り、4つの光学系S1 〜S4
の代わりに4個のパルス光源E1 〜E4 を配置したもの
を、本例の光学系S1 とみなしてもよく、このような配
置で光学系を構成した場合にはパルス光源をまとめて配
置することができ、装置全体のコンパクト化を計ること
ができる。
【0046】次に、本発明による露光装置の実施の形態
の他の例について図6を参照して説明する。本例は、2
個のパルス光源からのレーザービームを合成して、1台
の露光装置本体部に供給する例を示し、パルス光源及び
露光装置本体部等の構成は、図1の例と同様であり、図
6において図1と対応する部分には同一符号を付してそ
の詳細説明を省略する。
【0047】図6は、本例の概略構成を示し、第1及び
第2のパルス光源E1 ,E2 から射出されたそれぞれの
レーザービームB1,B2は、レーザービームB1,B
2の光路に対してほぼ45°傾斜して配置され、s偏光
の光を反射してp偏光の光を透過する偏向ビームスプリ
ッター21に互いに直交する方向から入射する。レーザ
ービームB1,B2は共にp偏光に設定されており、共
に偏向ビームスプリッター21を透過する。レーザービ
ームB2は、偏向ビームスプリッター21を透過した
後、1/4波長板22で円偏光に変換されてミラー23
に垂直に入射する。そして、ミラー23で垂直に反射さ
れて逆の円偏光となり、同じ光路を戻って再び1/4波
長板22を通過してs偏光に変換されたレーザービーム
B2は偏向ビームスプリッター21に再び入射し、そこ
で反射されて、偏向ビームスプリッター21を透過した
レーザービームB1と合成され、レーザービームB3と
して露光装置本体部L1 に供給される。
【0048】この場合、2個のパルス光源E1 ,E2
パルス光は、図1の例と同様に、不図示のパルス発振制
御回路により制御されており、露光装置本体部L1
は、パルス光源E1 ,E2 の発振パルス光の2倍の周波
数のパルスレーザービームB3が供給される。従って、
露光装置本体部L1 に供給されるレーザービームB3の
1パルス光当たりの照射エネルギー量を1/2にするこ
とができ、図1の例と同様に露光装置本体部L1 のレン
ズに対するソラリゼーション及びラジエーション・コン
パクションの影響も1/2にすることができる。従っ
て、レンズの寿命がその分延びることになる。また、本
例の場合は、2個のパルス光源E1 ,E2 から射出され
るレーザーエネルギーがすべて1台の露光装置本体部L
1 だけに供給されるので、1個のパルス光源を使用する
場合と同じスループットでよければ、2個のパルス光源
1 ,E2 の出力を1/2にすることができる。
【0049】なお、パルス光源の数は2個に限定される
ものではなく、3個以上のパルス光源を同様に組み合わ
せて1台の露光装置本体に供給するようにしてもよい。
例えば、図6において、偏光ビームスプリッター21か
ら露光装置本体部L1 迄のレーザービームB3の光路中
に別の偏光ビームスプリッターを設け、レーザービーム
B3の光路に垂直方向に図6のパルス光源E2 、1/4
波長板22、及びミラー23と同様な構成を有する光学
系を配置すれば、3個のパルス光源から1台の露光装置
本体に3倍の周波数のパルスのレーザービームを供給す
ることができる。パルス光源が4個以上の場合も同様に
構成することができる。
【0050】次に、本発明による露光装置の実施の形態
の更に別の例について、図7を参照して説明する。本例
は、照明光学系の瞳面内における照明光束の光量分布
を、照明光学系の光軸から所定量だけ偏心した複数の位
置で極大としてレチクルパターンに対して照明光束を所
定角度だけ傾斜させて照射する変形光源法を使用する場
合に本発明を適用したものである。この変形光源法は、
例えば周期性パターンに対して焦点深度を高めるために
有効な方法である。光源及び照明光学系を除く他の構成
は図1の例と同様であり、図7において図1と対応する
部分には同一符号を付し、その詳細説明を省略する。
【0051】図7(a)は、本例の露光装置の概略構成
を示し、図7(b)は、図7(a)の照明光学系2Aの
瞳面Pにおける照明光の分布状態を示す。なお、図7
(a)及び図7(b)において、光源E2 ,E4 及び照
明光B2,B4は共にY方向に重なった状態で示されて
いる。図7(a)に示すように、パルス光源E1 〜E4
から射出されたレーザービームB1〜B4は照明光学系
2Aによりレチクル3上に傾斜して照射される。そし
て、レーザービームB1〜B4による傾斜照明のもとで
レチクルパターンの像が投影光学系5を介してウエハ6
上に転写される。
【0052】図7(b)に示すように、レーザービーム
B1〜B4は照明光学系2Aの瞳面P上の周辺部で照明
光学系2Aの光軸AXから等距離の位置に等角度間隔で
偏心した4個の光源像を形成し、所謂変形光源が形成さ
れている。この場合、レーザービームB1〜B4のパル
ス発振のタイミングはパルス発振制御回路10により互
いに異なるように制御され、照明光学系2Aが実質的に
合成光学系として作用する。従って、パルス数は各パル
ス光源E1 〜E4 の周波数の4倍となり、同じスループ
ットでよければ各レーザービームB1〜B4のレーザー
エネルギー量は1/4にできる。即ち、ソラリゼーショ
ン及びラジエーション・コンパクションの影響は1/4
に減少すると共に、変形照明により焦点深度を高めるこ
とができる。なお、図7(a)において、光源E1 〜E
4 からのレーザービームB1〜B4の代わりに、それぞ
れ図2の例と同様に合成されたパルス光を用いてもよ
い。
【0053】なお、本発明はステッパー型の投影露光装
置に限らず、レチクル上のパターンの一部をウエハ上に
投射した状態でレチクルとウエハとを同期して走査する
ことによりレチクルのパターンをウエハ上の各ショット
領域に逐次転写露光するステップ・アンド・スキャン方
式等の走査露光型の露光装置にも同様に適用できる。こ
のように、本発明は上述の実施の形態に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り得る。
【0054】
【発明の効果】本発明の露光装置によれば、複数個のパ
ルス光源からの合成光が露光部に供給される。その合成
光の周波数は、それら複数個のパルス光源の数に比例し
て増加するため、1個のパルス光源を使用する場合と同
じスループットを達成する場合には露光部に供給される
合成光の1パルス光当たりの照射エネルギーの密度はそ
れら複数個のパルス光源の数に反比例して減少する。露
光部で使用されるレンズに対するソラリゼーション及び
ラジエーション・コンパクションの影響は1パルス光当
たりの照射エネルギーの密度に比例するため、照明光と
してKrFエキシマレーザー光やArFエキシマレーザ
ー光等のパルス光を使用した場合でも、露光部内で使用
されるレンズの透過率及び屈折率の変化を抑えることが
でき、レンズの寿命を長くできる利点がある。
【0055】また、複数個のパルス光源から発光される
各々のパルス光の発光タイミングを制御するパルス発光
制御系をさらに備える場合には、各々のパルス光の発光
のタイミングを制御することができる。従って、露光部
に供給される照明光の照射エネルギー量を時間に対して
均一化できる利点がある。また、その露光部を第1の露
光部として、第2のマスクパターンを第2の感光性の基
板上に転写する第2の露光部をさらに配置し、合成光学
系が、複数個のパルス光源中の第1のパルス光源からの
第1照明光と第2のパルス光源からの第2照明光とを受
けて、第1及び第2の合成光をそれぞれ生成するビーム
スプリッターを有し、第1の合成光を第1の露光部へ導
き、第2の合成光を第2の露光部へ導く場合には、第2
の露光部にも第1の露光部に供給される第1の合成光と
同様に周波数が増加した第2の合成光が供給される。ま
た、第1のパルス光源からの第1照明光及び第2のパル
ス光源からの第2照明光を2つの露光部に無駄なく供給
することができ、1つの露光部当たりのパルス光源の設
備費を、1つの露光部(露光装置)に1個のパルス光源
を用いる従来の方法と同額にできる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による露光装置の実施の形態の一例を示
す概略構成図である。
【図2】図1の変形例で、4個のパルス光源からの合成
光を4台の露光装置本体部に供給する例の説明に供する
構成図である。
【図3】図1の変形例で、8個のパルス光源からの合成
光を8台の露光装置本体部に供給する例の説明に供する
斜視図である。
【図4】図1の変形例で、16個のパルス光源からの合
成光を16台の露光装置本体部に供給する例の要部の説
明に供する構成図である。
【図5】本発明の実施の形態における各光源のパルス発
振のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図6】本発明による露光装置の実施の形態の他の例を
示す概略構成図である。
【図7】本発明による露光装置の実施の形態の更に別の
例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 〜E8 パルス光源 1A〜1G,1J〜1S ビームスプリッター B1〜B8,LB1〜LB32 レーザービーム 2 照明光学系 3 レチクル 5 投影光学系 6 ウエハ 7 ウエハステージ 8A〜8J ミラー L1 〜L4 露光装置本体部 S1 〜S4 光学系 LB41〜LB44 レーザービーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光用の照明光のもとでマスクパターン
    を感光性の基板上に転写する露光装置において、 複数の露光用の照明光を互いに異なるタイミングでそれ
    ぞれパルス発光させる複数個のパルス光源と、 該複数個のパルス光源からの照明光を合成する合成光学
    系と、 該合成光学系により合成される照明光を受けて、前記マ
    スクパターンを前記感光性の基板上に転写する露光部
    と、 を有することを特徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の露光装置であって、 前記複数個のパルス光源から発光される各々のパルス光
    の発光タイミングを制御するパルス発光制御系をさらに
    備えたことを特徴とする露光装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の露光装置であっ
    て、 前記露光部を第1の露光部として、第2のマスクパター
    ンを第2の感光性の基板上に転写する第2の露光部をさ
    らに配置し、 前記合成光学系は、前記複数個のパルス光源中の第1の
    パルス光源からの第1照明光と第2のパルス光源からの
    第2照明光とを受けて、第1及び第2の合成光をそれぞ
    れ生成するビームスプリッターを有し、 前記第1の合成光を前記第1の露光部へ導き、前記第2
    の合成光を前記第2の露光部へ導くことを特徴とする露
    光装置。
JP32292095A 1995-12-12 1995-12-12 露光方法及び装置 Expired - Fee Related JP3590822B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32292095A JP3590822B2 (ja) 1995-12-12 1995-12-12 露光方法及び装置
US08/760,871 US5880817A (en) 1995-12-12 1996-12-09 Projection-exposure apparatus and method exhibiting reduced solarization and radiation compaction
EP96309014A EP0779558A2 (en) 1995-12-12 1996-12-11 Projection-exposure apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32292095A JP3590822B2 (ja) 1995-12-12 1995-12-12 露光方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09162110A true JPH09162110A (ja) 1997-06-20
JP3590822B2 JP3590822B2 (ja) 2004-11-17

Family

ID=18149112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32292095A Expired - Fee Related JP3590822B2 (ja) 1995-12-12 1995-12-12 露光方法及び装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5880817A (ja)
EP (1) EP0779558A2 (ja)
JP (1) JP3590822B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007094470A1 (ja) * 2006-02-16 2007-08-23 Nikon Corporation 露光装置、露光方法及びデバイス製造方法

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL123416A0 (en) * 1998-02-23 1998-09-24 Oramir Semiconductor Ltd Multi laser surface treatment in ambient fast flowing photoreactive gases
US6947120B2 (en) 1998-05-05 2005-09-20 Carl Zeiss Smt Ag Illumination system particularly for microlithography
US6947124B2 (en) 1998-05-05 2005-09-20 Carl Zeiss Smt Ag Illumination system particularly for microlithography
USRE42065E1 (en) 1998-05-05 2011-01-25 Carl Zeiss Smt Ag Illumination system particularly for microlithography
DE19903807A1 (de) * 1998-05-05 1999-11-11 Zeiss Carl Fa Beleuchtungssystem insbesondere für die EUV-Lithographie
US7109497B2 (en) 1998-05-05 2006-09-19 Carl Zeiss Smt Ag Illumination system particularly for microlithography
US7142285B2 (en) 1998-05-05 2006-11-28 Carl Zeiss Smt Ag Illumination system particularly for microlithography
US6229639B1 (en) * 1998-07-09 2001-05-08 Cymer, Inc. Multiplexer for laser lithography
WO2002029492A1 (en) 2000-10-03 2002-04-11 Corning Incorporated Photolithography methods and systems
US6753947B2 (en) * 2001-05-10 2004-06-22 Ultratech Stepper, Inc. Lithography system and method for device manufacture
DE10221386A1 (de) * 2002-05-14 2003-11-27 Zeiss Carl Smt Ag Projektionsbelichtungssystem
US7432517B2 (en) * 2004-11-19 2008-10-07 Asml Netherlands B.V. Pulse modifier, lithographic apparatus, and device manufacturing method
DE102006027787A1 (de) * 2005-07-05 2007-01-18 Carl Zeiss Smt Ag Projektionsbelichtungsanlage und Betriebsmethode dieser
JP5211487B2 (ja) * 2007-01-25 2013-06-12 株式会社ニコン 露光方法及び露光装置並びにマイクロデバイスの製造方法
JP5283928B2 (ja) * 2008-02-28 2013-09-04 キヤノン株式会社 照明光学系、露光装置及びデバイス製造方法
DE102014203041A1 (de) * 2014-02-19 2015-08-20 Carl Zeiss Smt Gmbh Beleuchtungssystem einer mikrolithographischen Projektionsbelichtungsanlage und Verfahren zum Betreiben eines solchen

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5091744A (en) * 1984-02-13 1992-02-25 Canon Kabushiki Kaisha Illumination optical system
JPS6197831A (ja) * 1984-10-18 1986-05-16 Canon Inc 露光装置
JP2569711B2 (ja) * 1988-04-07 1997-01-08 株式会社ニコン 露光制御装置及び該装置による露光方法
JP3075381B2 (ja) * 1992-02-17 2000-08-14 株式会社ニコン 投影露光装置及び転写方法
JP3451604B2 (ja) * 1994-06-17 2003-09-29 株式会社ニコン 走査型露光装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007094470A1 (ja) * 2006-02-16 2007-08-23 Nikon Corporation 露光装置、露光方法及びデバイス製造方法
US7714982B2 (en) 2006-02-16 2010-05-11 Nikon Corporation Exposure apparatus, exposure method, and device manufacturing method

Also Published As

Publication number Publication date
US5880817A (en) 1999-03-09
EP0779558A3 (ja) 1997-10-08
EP0779558A2 (en) 1997-06-18
JP3590822B2 (ja) 2004-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09162110A (ja) 露光装置
TWI431430B (zh) 曝光方法、曝光裝置、光罩以及光罩的製造方法
JP5673785B2 (ja) 露光方法及び装置、並びにデバイス製造方法
TWI454850B (zh) 照明光學裝置以及曝光裝置
US6710855B2 (en) Projection exposure apparatus and method
WO2000070660A1 (fr) Procede et dispositif d'exposition, et dispositif d'eclairage
EP0823662A2 (en) Projection exposure apparatus
WO2005078774A1 (ja) 露光方法及び装置、並びにデバイス製造方法
JP5015187B2 (ja) リソグラフィ装置及びデバイス製造方法
US20040233411A1 (en) Projection exposure apparatus and method
JPH09162106A (ja) 走査型露光装置
WO2000067303A1 (fr) Procede et appareil d'exposition
JP2006073584A (ja) 露光装置及び方法並びにデバイス製造方法
JP2004233897A (ja) 投影露光用マスク、投影露光用マスクの製造方法、投影露光装置、投影露光方法、投影露光用マスクを用いた被露光部材の製造方法および被露光部材
US7684014B2 (en) Lithographic apparatus and device manufacturing method
JP2006054328A (ja) 照明光学装置、露光装置及びマイクロデバイスの製造方法
JP2002033272A (ja) 露光方法及び装置、並びにデバイス製造方法
US6885433B2 (en) Projection exposure apparatus and method
US6967710B2 (en) Projection exposure apparatus and method
JPH1050585A (ja) 投影露光装置
WO2009150871A1 (ja) 露光装置及びデバイス製造方法
JP2010067866A (ja) 露光方法及び装置、並びにデバイス製造方法
JP2005005407A (ja) 光源装置、露光装置、及び光源装置の制御方法
JP5459482B2 (ja) 送光光学系、照明光学系、露光装置、およびデバイス製造方法
JPH11340126A (ja) 照明装置及び露光装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040708

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040721

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100903

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees