JPH09161950A - 正特性サーミスタ発熱体 - Google Patents
正特性サーミスタ発熱体Info
- Publication number
- JPH09161950A JPH09161950A JP32140295A JP32140295A JPH09161950A JP H09161950 A JPH09161950 A JP H09161950A JP 32140295 A JP32140295 A JP 32140295A JP 32140295 A JP32140295 A JP 32140295A JP H09161950 A JPH09161950 A JP H09161950A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- positive
- characteristic thermistor
- heating element
- thermistor
- temperature coefficient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 正特性サーミスタ発熱体において、発熱量を
容易に調整することのできるようにすることを目的とす
る。 【解決手段】 一つ以上の第１の正特性サーミスタ５
と、この第１の正特性サーミスタ５と同一形状をし、電
極が付与されてない正特性サーミスタ６とを平面状に並
べ、それらの両主平面に金属放熱体７を固着した。
容易に調整することのできるようにすることを目的とす
る。 【解決手段】 一つ以上の第１の正特性サーミスタ５
と、この第１の正特性サーミスタ５と同一形状をし、電
極が付与されてない正特性サーミスタ６とを平面状に並
べ、それらの両主平面に金属放熱体７を固着した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は空気等の流体を加熱
する目的で用いられる正特性サーミスタ発熱体に関する
ものである。
する目的で用いられる正特性サーミスタ発熱体に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来の正特性サーミスタ発熱体の
斜視図である。図２において、１は四角形状をした正特
性サーミスタであり、両主平面にはアルミニウム溶射に
よる電極（図示せず）が設けられている。２は複数個並
べられた上記正特性サーミスタ１の両主平面に固着され
たアルミニウム等の金属放熱体で、波型に曲げることに
より通気孔を設けている。３は正特性サーミスタ１に電
気を供給するための端子である。４は上記正特性サーミ
スタ１と金属放熱体２を固着する接着剤であり、これに
より上記正特性サーミスタ１と金属放熱体２が導通され
ている。
斜視図である。図２において、１は四角形状をした正特
性サーミスタであり、両主平面にはアルミニウム溶射に
よる電極（図示せず）が設けられている。２は複数個並
べられた上記正特性サーミスタ１の両主平面に固着され
たアルミニウム等の金属放熱体で、波型に曲げることに
より通気孔を設けている。３は正特性サーミスタ１に電
気を供給するための端子である。４は上記正特性サーミ
スタ１と金属放熱体２を固着する接着剤であり、これに
より上記正特性サーミスタ１と金属放熱体２が導通され
ている。
【０００３】以上のように構成された正特性サーミスタ
発熱体について、以下その動作について説明する。ま
ず、端子３に電圧を印加する。金属放熱体２は電極をか
ねており、正特性サーミスタ１は金属放熱体２と導通し
ているので電圧が印加される。その熱は金属放熱体２に
伝わり、正特性サーミスタ発熱体全体が加熱される。そ
の時、金属放熱体２の通気部に空気を通過させると空気
が温められ、温風を得ることができる。
発熱体について、以下その動作について説明する。ま
ず、端子３に電圧を印加する。金属放熱体２は電極をか
ねており、正特性サーミスタ１は金属放熱体２と導通し
ているので電圧が印加される。その熱は金属放熱体２に
伝わり、正特性サーミスタ発熱体全体が加熱される。そ
の時、金属放熱体２の通気部に空気を通過させると空気
が温められ、温風を得ることができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の構成で
は、金属放熱体２の材質、形状、正特性サーミスタ１の
特性で正特性サーミスタ発熱体の発熱量が決まってしま
うため、発熱量を変えるには必要に応じて金属放熱体２
の材質、形状、あるいは正特性サーミスタ１の特性を変
えなければならないという問題点を有していた。
は、金属放熱体２の材質、形状、正特性サーミスタ１の
特性で正特性サーミスタ発熱体の発熱量が決まってしま
うため、発熱量を変えるには必要に応じて金属放熱体２
の材質、形状、あるいは正特性サーミスタ１の特性を変
えなければならないという問題点を有していた。
【０００５】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、金属放熱体の材質、形状、正特性サーミスタの特性
を変えることなく、発熱量を変えることのできる正特性
サーミスタ発熱体を提供することを目的とする。
で、金属放熱体の材質、形状、正特性サーミスタの特性
を変えることなく、発熱量を変えることのできる正特性
サーミスタ発熱体を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の正特性サーミスタ発熱体は、両主平面に電極
が付与されている一つ以上の第１の正特性サーミスタ
と、この第１の正特性サーミスタと同一形状で、両主平
面が電極が不形成部となった第２の正特性サーミスタと
を平面状に並べ、これらの第１、第２の正特性サーミス
タの両主平面に金属放熱体を固着した構成を有してい
る。
に本発明の正特性サーミスタ発熱体は、両主平面に電極
が付与されている一つ以上の第１の正特性サーミスタ
と、この第１の正特性サーミスタと同一形状で、両主平
面が電極が不形成部となった第２の正特性サーミスタと
を平面状に並べ、これらの第１、第２の正特性サーミス
タの両主平面に金属放熱体を固着した構成を有してい
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１の構成によっ
て、発熱体全体としての大きさを同一としたときに、第
１の正特性サーミスタの数を減少させ、第２の正特性サ
ーミスタの数を増加することにより発熱量は低下する。
つまり、第２の正特性サーミスタの数を調整する事によ
り、正特性サーミスタ発熱体の発熱量を容易に調整する
ことができる。
て、発熱体全体としての大きさを同一としたときに、第
１の正特性サーミスタの数を減少させ、第２の正特性サ
ーミスタの数を増加することにより発熱量は低下する。
つまり、第２の正特性サーミスタの数を調整する事によ
り、正特性サーミスタ発熱体の発熱量を容易に調整する
ことができる。
【０００８】以下本発明の一実施形態について、図１を
参照しながら説明する。図１において、５は両主平面に
アルミニウム溶射等による電極が設けられている四角形
状の第１の正特性サーミスタ、６はこの第１の正特性サ
ーミスタ５と同一形状をしているが、両主平面には電極
が付与されてない第２の正特性サーミスタである。７は
金属放熱体で、例えば薄板のアルミニウムを波型に曲げ
ることにより複数の通気孔７ａを設けている。そして、
これら第１の正特性サーミスタ５と第２の正特性サーミ
スタ６とは同一方向に平面状に並べられており、これら
第１、第２の正特性サーミスタ５，６の両主平面に上記
金属放熱体７がシリコン樹脂等の絶縁性接着剤８で固着
されている。９はステンレス等から成る端子で、上下金
属放熱体７の端部にそれぞれかしめられている。
参照しながら説明する。図１において、５は両主平面に
アルミニウム溶射等による電極が設けられている四角形
状の第１の正特性サーミスタ、６はこの第１の正特性サ
ーミスタ５と同一形状をしているが、両主平面には電極
が付与されてない第２の正特性サーミスタである。７は
金属放熱体で、例えば薄板のアルミニウムを波型に曲げ
ることにより複数の通気孔７ａを設けている。そして、
これら第１の正特性サーミスタ５と第２の正特性サーミ
スタ６とは同一方向に平面状に並べられており、これら
第１、第２の正特性サーミスタ５，６の両主平面に上記
金属放熱体７がシリコン樹脂等の絶縁性接着剤８で固着
されている。９はステンレス等から成る端子で、上下金
属放熱体７の端部にそれぞれかしめられている。
【０００９】以上のように構成された正特性サーミスタ
発熱体について、図１を用いてその動作を説明する。ま
ず、端子９に電圧を印加すると、金属放熱体７は電極を
かねており、第１の正特性サーミスタ５は金属放熱体７
と導通しているので電圧が印加され、発熱する。その熱
は金属放熱体７に伝わり、正特性サーミスタ発熱体全体
が加熱される。その時、金属放熱体７の通気孔７ａに空
気を通過させると、空気が温まり、温風を得ることがで
きる。
発熱体について、図１を用いてその動作を説明する。ま
ず、端子９に電圧を印加すると、金属放熱体７は電極を
かねており、第１の正特性サーミスタ５は金属放熱体７
と導通しているので電圧が印加され、発熱する。その熱
は金属放熱体７に伝わり、正特性サーミスタ発熱体全体
が加熱される。その時、金属放熱体７の通気孔７ａに空
気を通過させると、空気が温まり、温風を得ることがで
きる。
【００１０】上記一実施形態に基づき、第１の正特性サ
ーミスタ５と第２の正特性サーミスタとをあわせて６つ
用いた時の特性を（表１）に比較して示している。ここ
で、第１、第２の正特性サーミスタ５，６は、２４mm×
１５mmの大きさの四角形状とし、また印加電圧は１００
Ｖである。
ーミスタ５と第２の正特性サーミスタとをあわせて６つ
用いた時の特性を（表１）に比較して示している。ここ
で、第１、第２の正特性サーミスタ５，６は、２４mm×
１５mmの大きさの四角形状とし、また印加電圧は１００
Ｖである。
【００１１】
【表１】
【００１２】この（表１）から明らかなように、第１、
第２の正特性サーミスタ５，６の数を変えることによ
り、正特性サーミスタ発熱体の電力を変えることができ
る。
第２の正特性サーミスタ５，６の数を変えることによ
り、正特性サーミスタ発熱体の電力を変えることができ
る。
【００１３】以上のように本実施形態によれば、第１、
第２の正特性サーミスタ５，６を用いることにより、金
属放熱体７の材質、形状及び第１の正特性サーミスタ５
の特性を変えることなく電力調整が可能となる。
第２の正特性サーミスタ５，６を用いることにより、金
属放熱体７の材質、形状及び第１の正特性サーミスタ５
の特性を変えることなく電力調整が可能となる。
【００１４】また、図１に示した正特性サーミスタ発熱
体を複数個段積みに組み合わせることにより、必要な電
力設計をすることができる。
体を複数個段積みに組み合わせることにより、必要な電
力設計をすることができる。
【００１５】
【発明の効果】以上のように本発明は、両主平面に電極
が付与されてなる第１の正特性サーミスタと、この第１
の正特性サーミスタと同一形状をし、両主平面が電極の
不形成部となった第２の正特性サーミスタとを用いるこ
とにより、金属放熱体の材質、形状及び正特性サーミス
タの特性を変えることなく、正特性サーミスタ発熱体の
発熱量を容易に調整することができる。
が付与されてなる第１の正特性サーミスタと、この第１
の正特性サーミスタと同一形状をし、両主平面が電極の
不形成部となった第２の正特性サーミスタとを用いるこ
とにより、金属放熱体の材質、形状及び正特性サーミス
タの特性を変えることなく、正特性サーミスタ発熱体の
発熱量を容易に調整することができる。
【図１】本発明の一実施形態における正特性サーミスタ
発熱体の斜視図
発熱体の斜視図
【図２】従来の正特性サーミスタ発熱体の斜視図
５ 第１の正特性サーミスタ ６ 第２の正特性サーミスタ ７ 金属放熱体
Claims (1)
- 【請求項１】 両主平面に電極が付与されている一つ以
上の第１の正特性サーミスタと、この第１の正特性サー
ミスタと同一形状で、両主平面が電極の不形成部となっ
た第２の正特性サーミスタとを平面状に並べ、これらの
第１、第２の正特性サーミスタの両主平面に金属放熱体
を固着してなる正特性サーミスタ発熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32140295A JPH09161950A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 正特性サーミスタ発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32140295A JPH09161950A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 正特性サーミスタ発熱体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09161950A true JPH09161950A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18132156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32140295A Pending JPH09161950A (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 正特性サーミスタ発熱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09161950A (ja) |
-
1995
- 1995-12-11 JP JP32140295A patent/JPH09161950A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7495195B2 (en) | Electric heating device | |
| JP2532502Y2 (ja) | 発熱ユニット | |
| US5889260A (en) | Electrical PTC heating device | |
| US6418277B1 (en) | Immersible PTC heating device | |
| US4304291A (en) | Heat exchanger for a convector heater | |
| JPH09161950A (ja) | 正特性サーミスタ発熱体 | |
| JP3063395B2 (ja) | 正特性サーミスタ発熱体 | |
| JP3128996U (ja) | 温風暖房機発熱体の電気連結構造体 | |
| JP3060968B2 (ja) | 正特性サーミスタ及び正特性サーミスタ装置 | |
| JP3111784B2 (ja) | 正特性サーミスタ発熱体 | |
| JPS6125563Y2 (ja) | ||
| JP3183136B2 (ja) | 正特性サーミスタ発熱体 | |
| JPH07201454A (ja) | 正特性サーミスタ発熱体 | |
| CN111051792A (zh) | Ptc加热器 | |
| US20240227507A1 (en) | Heating device for vehicle | |
| JP2702612B2 (ja) | 出力可変の正特性サーミスタヒータ | |
| JPH044391Y2 (ja) | ||
| JPH07153554A (ja) | 発熱装置 | |
| JP2518847Y2 (ja) | フィンヒータ | |
| JPH0646075Y2 (ja) | 正特性サーミスタ発熱装置 | |
| JPH04369801A (ja) | 正特性サーミスタ発熱体 | |
| JPH0822905A (ja) | 正特性サーミスタ発熱体 | |
| JPH09293581A (ja) | 正特性サーミスタ発熱体 | |
| KR20060054565A (ko) | 프리히터 어셈블리 | |
| JPS6338556Y2 (ja) |