JPH09161780A - 電池用極板の乾燥装置 - Google Patents

電池用極板の乾燥装置

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JPH09161780A
JPH09161780A JP7324294A JP32429495A JPH09161780A JP H09161780 A JPH09161780 A JP H09161780A JP 7324294 A JP7324294 A JP 7324294A JP 32429495 A JP32429495 A JP 32429495A JP H09161780 A JPH09161780 A JP H09161780A
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battery electrode
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裕雄 岩瀬
Yasuhiko Yamazaki
康彦 山崎
Takeo Takayanagi
威夫 高柳
Tomohide Mutsutani
智秀 六谷
Saburo Nakatsuka
三郎 中塚
Takashi Yokoyama
敬士 横山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱ロスが少なく生産性が良く、しかも表面にク
ラックおよび傷が無く品質が安定した高性能の電池用極
板を製造することができる電池用極板の乾燥装置を提供
する。 【解決手段】長尺シート状の電池用極板2を周面に巻く
筒状であって電極用極板2を浮上走行させる吹出孔21
を周面に多数設けた支持ドラム20と、この支持ドラム
20に隣接されて支持ドラム20に巻かれた電池用極板
2の表面にエアーを吹き出す吹出口を有する外部エアー
吹出手段33と、電池用極板2を長手方向に走行させる
移動手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、長尺シート状の
電池用極板の製造のために、Al箔またはCu箔などの
表面に電池用活物質のペーストを塗着後、乾燥する工程
において使用する電池用極板の乾燥装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】電池用極板として長尺のシート状のもの
が用いられるが、芯材としてのAl箔およびCu箔など
の箔の表面に電池用活物質を塗着し乾燥して、電池用極
板を製造する工法が採用されている。この工法におい
て、塗着量のばらつきを少なくする場合には片面ずつ塗
着乾燥し、生産性を重視する場合には、両面同時に塗着
し、引き続き両面同時に乾燥する。
【0003】図8は電池用極板の乾燥装置の第1の従来
例を示す。図8においては、塗着部101で芯材に電池
用活物質を一定量塗着したシート102を、乾燥炉10
3の内部を貫通し走行するコンベアーベルト104を利
用して、乾燥炉103の内部に運び電池用活物質の溶剤
分を蒸発させ、乾燥したシート105を取り出す様子を
示している。
【0004】図9は第2の従来例を示す。図9において
は、被乾燥物であるシート102は回転ドラム106に
導かれ、乾燥後出口ローラ108により炉外に取り出さ
れるが、その間直接回転ドラム106に接触しているの
で、回転ドラム106を加熱すれば熱伝導により、直接
シート102を加熱する。また回転ドラム106の軸芯
と一致するように、ノズルチャンバの半円筒形状をなす
ノズル取り付け面の凹面に設けたノズル109から、回
転ドラム106の表面に巻きつけた被乾燥物に向かって
吹きつける熱風によりシート102を加熱乾燥する。し
たがって、熱風と熱伝導の両者によりシート102を両
面から加熱している。
【0005】図10は第3の従来例を示す。図10にお
いては、乾燥炉111の内部に下部吹き出しノズル11
3と上部吹き出しノズル112が、乾燥炉111の入口
側から出口側に向かって交互に配置されている。これら
のノズル112,113の中間に活物質を塗着したシー
ト102を導入して、ノズル112,113から熱風を
吹き出させると、シート102が乾燥炉111の内部を
左から右に向かって浮上走行中に、塗着物を乾燥させる
ことができる。この場合、上吹き出しノズル112と下
吹き出しノズル113の吹き出す風の向きが互いに逆向
きであるために、図示するようにシート102が、比較
的小さなピッチで交互に曲げられながら、浮上走行す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来例(図8)
は、コンベアーベルト104が乾燥炉103の内部の高
温部と乾燥炉103の外部の室温部を出入りするため
に、コンベアーベルト104による熱の炉外への搬出が
あり、エネルギーロスが比較的大きい傾向にある。さら
に、炉中の一方向より(通常、コンベアーベルト104
の走行方向と逆方向に)乾燥用の熱風を循環させる方式
が一般的であるが、電池用極板として均一な品質が得が
たく、また高速度で生産性高い電池用極板の生産が困難
である。
【0007】第2の従来例(図9)は、第1の従来例と
比較してシート102を両面から加熱しているので、乾
燥は早く生産性は良好であり、第1の従来例のようにコ
ンベアーによる熱の炉外への運び出しもなく熱効率は良
い。しかし、シート102上の活物質が回転ドラム6に
接触するので、過熱による品質トラブルや回転ドラム1
06の汚れなどの影響を受け易いなどの欠点も合わせて
持っている。このため、電池用極板のように、薄い金属
箔の上に厚い電池用活物質を塗着した物体の乾燥には不
適当である。
【0008】第3の従来例(図10)は、熱効率は良い
が、芯材としてAl箔やCu箔を用い、芯材の上に電池
用活物質を塗着して乾燥後電池用極板を得る工程におい
ては、芯材は薄く活物質は厚いために、乾燥炉111の
内部で何度も折り曲げ力を受けることにより、塗着物の
表面にクラックを生じ易く、品質の安定性が得られない
という欠点を有する。
【0009】したがって、この発明の目的は、熱ロスが
少なく生産性が良く、しかも表面にクラックおよび傷が
無く品質が安定した高性能の電池用極板を製造すること
ができる電池用極板の乾燥装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の電池用極板の
乾燥装置は、長尺シート状の電池用極板を周面に巻く筒
状であって電極用極板を浮上走行させる吹出孔を周面に
多数設けた支持ドラムと、この支持ドラムに隣接されて
支持ドラムに巻かれた電池用極板の表面にエアーを吹き
出す吹出口を有する外部エアー吹出手段と、電池用極板
を長手方向に走行させる移動手段とを備えたものであ
る。
【0011】請求項1の電池用極板の乾燥装置によれ
ば、芯材の表面に電池用活物質を塗着した電池用極板を
支持ドラムに巻いて移動手段により長手方向に走行させ
ると、電池用極板が支持ドラムの吹出孔から吹き出る熱
風または圧縮空気のエアーの圧力により吹上げられて支
持ドラムの周面から浮いた状態で走行し支持ドラムから
取り出される。この間、支持ドラムに向く面と反対側の
面に外部エアー吹出手段のエアーすなわち熱風または圧
縮空気が吹き付けられる。したがって、電池用極板の活
物質は支持ドラムおよび外部エアー吹出手段より吹き出
すエアーにより乾燥される。
【0012】この場合、従来例と比較して、電池用極板
の両面にエアーを吹き付けることができるので熱ロスが
少なく、しかも熱効率が良いので生産性が良く、また支
持ドラムから浮上走行しながら乾燥するので均一に乾燥
された電池用極板が得られる。また電池用極板が支持ド
ラムの外周を浮上走行するため、電池用極板に加わる外
力を極力小さくでき、低張力での走行が可能であるの
で、芯材に塗着した活物質にクラックおよび傷が発生し
にくく品質が安定した高性能な電池用極板が得られる。
しかも、電池用電極の支持ドラムと対向する面のみに電
池用活物質を設けた場合、あるいはその反対側の面のみ
に電池用活物質を設けた場合、さらに両面に同時に電池
用活物質を塗着した場合でも浮上走行中の乾燥が可能で
あり、良質の電池用極板を得ることができる。
【0013】請求項2の電池用極板の乾燥装置は、請求
項1において、支持ドラムは同軸の外筒および内筒から
なり、それぞれ周面に多数の吹出孔を設けたものであ
り、内筒の端部にエアー導入部を有し、このエアー導入
部に送風発生装置を接続しているものである。請求項2
の電池用極板の乾燥装置によれば、請求項1の効果のほ
か、均一な風速のエアーを外筒の表面の全体から吹き出
すことができるので、風速のばらつきがなく、支持ドラ
ムの外周における電池用極板の浮上量が安定すると同時
に、走行の乱れが少なく蛇行量が小さくなって走行が安
定し、皺、ひび、すり傷、折れなどの無い良質でより一
層均一な乾燥状態の電池用極板が得られる。
【0014】請求項3の電池用極板の乾燥装置は、請求
項2において、表面に多数の孔を有する錐形で筒状の消
音部材を内筒内の軸線上に配置し、消音部材の底部をエ
アー導入部に接続したものである。請求項3の電池用極
板の乾燥装置によれば、請求項2の効果のほか、騒音の
少ない乾燥装置が製作可能となる。
【0015】請求項4の電池用極板の乾燥装置は、請求
項2において、外筒および内筒の少なくとも一方の多数
の吹出孔を長孔としたものである。請求項4の電池用極
板の乾燥装置によれば、請求項2の効果のほか、電池用
極板の広範囲の走行速度に対する風速のばらつきを低減
し、電池用極板の走行を安定化できる。
【0016】請求項5の電池用極板の乾燥装置は、請求
項2において、支持ドラムが外筒と内筒との間および前
記内筒内の軸方向の中央部にエアーを仕切る隔壁を設
け、内筒の両端部にエアー導入部を設けているものであ
る。請求項5の電池用極板の乾燥装置によれば、請求項
2の効果のほか、各エアー導入部から支持ドラムの軸方
向に流れる距離が短いので、吹出孔からの吹出量がより
一層均一となり、電池用極板の走行が一層安定する。ま
た軸方向に長い支持ドラムの製作が可能となる。
【0017】請求項6の電池用極板の乾燥装置は、請求
項1において、電池用極板が支持ドラムの軸方向に複数
回螺旋巻きされ、外部エアー吹出手段の吹出口は支持ド
ラムの周面に対面するとともに支持ドラムの軸方向に平
行に延びかつ周方向に複数並んだノズル列であり、螺旋
巻きされた電池用極板の隙間に対向するノズル列の部分
にエアーの吹出しを遮る盲板を設けたものである。
【0018】請求項6の電池用極板の乾燥装置によれ
ば、請求項1の効果のほか、電池用極板の幅方向の両側
が乾燥しやすい傾向にある場合、盲板により送風量を部
分的に制御して、電池用極板を均一に乾燥することがで
きるので、不均一な乾燥によるクラックの発生の無い電
池用極板が得ることができる。請求項7の電池用極板の
乾燥装置は、請求項1において、移動手段が、電池用極
板を支持ドラムに供給する供給部を有するとともに、支
持ドラムから取り出す側に取出部を有し、供給部および
取出部の少なくともいずれか一方は、電池用極板を吸引
する吸引孔を有するものである。
【0019】請求項7の電池用極板の乾燥装置によれ
ば、請求項1の効果のほか、電池用極板が供給部および
取出部の少なくともいずれか一方で吸引保持されるの
で、電池用極板の走行を安定にでき、均一で皺のない張
力を与えることができ、また電池用極板の走行時に生じ
やすい蛇行を防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1ないし図4に基づいて説明する。図1において、支持
ドラム20は長尺シート状の電池用極板2を周面に巻く
筒状であって、電極用極板2を浮上走行させる吹出孔2
1を周面に多数設けている。実施の形態の支持ドラム2
0は中空円筒形状で、吹出孔21を細孔にした非回転体
であり、両端がブラケット24により固定されている。
支持ドラム20の寸法としては、外径の寸法を1〜2
m、長さを2〜10mとする各種の組合せが可能であ
る。
【0021】電池用極板2は、長尺のワークシートの芯
材である厚さ0.03〜0.3mmのAl箔またはCu
箔等の箔の上に0.1〜0.5mmの厚さにペースト状
の活物質を供給部22側の塗着部(図示せず)で塗着し
た後、支持ドラム20の外周に半回ないし複数回、この
実施の形態では2回、軸方向に螺旋(スパイラル)状に
巻き付けている。
【0022】電池用極板2を長手方向に走行させる移動
手段(図示せず)は、支持ドラム20の軸方向と平行に
ローラを用いた供給部22と、ローラを用いた取出部2
3を配置するとともに、たとえば電池用極板2の活物質
の塗着前の芯材を巻いた送り出し用巻芯(図示せず)等
から供給部22および塗着部を介して支持ドラム20に
供給し螺旋巻きし、取出部23より巻取り用巻芯(図示
せず)に巻き取らせることにより、電池用極板2を支持
ドラム20上に走行させている。
【0023】外部エアー吹出手段33は支持ドラム20
に隣接されて支持ドラム20に巻かれた電池用極板2の
表面にエアーを吹き出す吹出口32を有する。実施の形
態の外部エアー吹出手段33は吹出口32にノズルを用
いたノズルチャンバであり、支持ドラム20とともにブ
ラケット24に固定されている。図2に示すように、支
持ドラム20は同軸の外筒20aおよび内筒27からな
り、それぞれ周面に多数の吹出孔21,26を設けたも
のであり、内筒27の端部にエアー導入部20bを有
し、このエアー導入部20bにフレキシブルダクト31
を介して熱風を発生可能な送風発生装置(図示せず)を
接続している。このような支持ドラム20の2重構造
は、吹出孔21から吹き出す風速の均一化を図る上で重
要な役割を担う。特に、支持ドラム20が、支持ドラム
20の直径に比べて軸方向の長さが長い場合には、吹出
孔21から吹き出す熱風の風速を均一化する上で大きな
効果がある。
【0024】また、消音部材28は、表面に多数の孔2
9を有する錐形で筒状をなし、内筒27内の軸線上に配
置され、消音部材28の底部をエアー導入部20bに接
続している。実施の形態では、消音部材28が円錐形で
あり、円錐の斜面の多数の孔29のほか、円錐の頂部3
0も切除されて開口した状態となっている。但し、消音
部材28の斜面に設けられる多数の孔29は、支持ドラ
ム20の円筒面に設けられた吹出孔21,26が0.5
〜5φであるのに対して、これと同等もしくはこれより
はやや大きな孔径で多数配置されている。エアー導入部
20bより消音部材28の中央部を通過する熱風は円錐
の頂部30の開口を図2の左より右に向けて直線的に進
行する。一方、消音部材28の底部の周辺部に導入され
た熱風は、円錐の斜面に設けられた多数の孔29を通過
して消音部材28の外部に乱流となって吹き出すが、頂
部30の開口を通過した熱風と孔29を通過した熱風が
干渉して、内筒27の内部で生じる共鳴音を消す効果が
ある。
【0025】送風発生装置(図示せず)より発生した熱
風は、フレキシブルダクト31を経由して支持ドラム2
0の内部に設けられた内筒27に左側端部より導入さ
れ、消音部材28の内部も通り円筒面の多数の孔29よ
り吹き出され、最後には支持ドラム20の外筒20aの
吹出孔21から吹き出されるが、この熱風の圧力を2k
paとした場合には、長尺のワークシートの電池用極板
2が支持ドラム20の表面から数mm程度浮上しつつ走
行し同時に乾燥せられることとなる。
【0026】図3に示すように、外部エアー吹出手段3
3は支持ドラム20の外周の略半周を覆い、外部エアー
吹出手段33の吹出口32は支持ドラム20の軸方向に
平行に延びかつ周方向に複数並んだ細長スリット状のノ
ズルからなるノズル列であり、螺旋巻きされた電池用極
板2の隙間に対向する吹出口32の部分にエアーの吹出
しを遮る盲板35を設けている。実施の形態の吹出口3
2は支持ドラム20の外周から30〜100mm離れた
位置に設けられ、外部エアー吹出手段33はダクト34
を介して外部の熱風を発生可能な送風発生装置(図示し
ない)と接続されている。
【0027】また外部エアー吹出手段33に設けられた
吹出口32は軸方向に2〜3の部分に分割して、それぞ
れの部分毎に吹き出す熱風の温度をコントロールするこ
とができるようにしている。なお、支持ドラム20と外
部エアー吹出手段33の外側に断熱壁(図示せず)を設
けて、熱の放散と熱風または圧縮空気がいきなり外部に
放出されるのを防止する構造としている。
【0028】また盲板35は、たとえば支持ドラム20
の外周に電池用極板2を螺旋状に巻きつけた際に、電池
用極板2の側部が乾燥しやすい状態になるのを防止し、
電池用極板2を均等に加熱するためのものである。図4
(a)は吹出口32の一部の断面(支持ドラム20の軸
方向に直角な方向に切断した断面)を示す図で、盲板3
5が取付けられていない状態を示し、図4(b)は吹出
口32に対して盲板35がボルト36で着脱自在に取付
けられている状態を示す。これらの図に示すように、吹
出口32の各先端部には長手方向の両側に鍔部分32b
を設けている。また盲板35は鍔部分32bの表面に重
なって吹出口32の開口の一部を塞ぐ板により形成して
おり、上端部に折返し部35aを設けて上側の鍔部分3
2bに係合し、折返し部35aに形成したねじ孔35b
にボルト36を螺合し、ボルト36の先端を鍔部分32
bに押し付けて固定しており、ボルト36を緩めて着脱
したり、吹出口32の鍔部分32bの長手方向に沿って
移動させ、その後ボルト36を締めつけることにより、
任意の位置および長さに盲板35を取付けることが可能
である。着脱自在の盲板35を設けることにより、電池
用極板2の乾燥条件を微調整することが可能になる。特
に長尺シート状の電池用極板2の側部(幅方向の端部)
にはペースト状の活物質を塗布しないで中央部のみに塗
布する場合には、電池用極板2の側部付近に塗布された
ペーストは電池用極板2の中央位置に塗布されたペース
トより速く乾燥する傾向があり、側部付近の活物質にク
ラックが発生するという不具合を生じ易いが、この実施
の形態の盲板35の取付位置および長さの調整により、
端部付近に生じ易いクラックの発生を解消できる。実施
の形態の図3は、電池用極板2を螺旋状に支持ドラム2
0に巻付けた時の電池用極板2の側部に対向する位置に
盲板35を位置して、電池用極板2の側部に吹出口32
からの熱風が直接吹き付けるのを制限して効果的に均一
な乾燥を行った例を示す。
【0029】この実施の形態によれば、芯材の表面に電
池用活物質を塗着した電池用極板2を支持ドラム20に
巻いて移動手段により長手方向に走行させると、電池用
極板2が支持ドラム20の吹出孔21から吹き出る熱風
または圧縮空気のエアーの圧力により吹上げられて、支
持ドラム20の周面から浮いた状態で走行し支持ドラム
20から取り出される。この間、支持ドラム20に向く
面と反対側の面に外部エアー吹出手段33のエアーすな
わち熱風または圧縮空気が吹き付けられる。したがっ
て、電池用極板2の活物質は支持ドラム20および外部
エアー吹出手段33より吹き出すエアーにより乾燥され
る。通常は、芯材の片面ずつ2度塗りを行うか、両面同
時に塗着する。
【0030】この場合、従来例と比較して、電池用極板
2の両面にエアーを吹き付けることができるので熱ロス
が少なく、しかも熱効率が良いので生産性が良く、また
支持ドラムから浮上走行しながら乾燥するので均一に乾
燥された電池用極板2が得られる。また電池用極板2が
支持ドラム20の外周を浮上走行するため、電池用極板
2に加わる外力を極力小さくでき、低張力での走行が可
能であるので、芯材に塗着した活物質にクラックおよび
傷が発生しにくく品質が安定した高性能な電池用極板2
が得られる。しかも、電池用電極2の支持ドラム20と
対向する面のみに電池用活物質を設けた場合、あるいは
その反対側の面のみに電池用活物質を設けた場合、さら
に両面に同時に電池用活物質を塗着した場合でも浮上走
行中の乾燥が可能であり、良質の電池用極板2を得るこ
とができる。
【0031】また支持ドラム20は同軸の外筒20aお
よび内筒27からなり、それぞれ周面に多数の吹出孔2
1,26を設けたものであり、内筒27の端部にエアー
導入部20bを有し、このエアー導入部20bに送風発
生装置を接続しているため、均一な風速のエアーを外筒
20aの表面の全体から吹き出すことができるので、風
速のばらつきがなく、支持ドラム20の外周における電
池用極板2の浮上量が安定すると同時に、走行の乱れが
少なく蛇行量が小さくなって走行が安定し、皺、ひび、
すり傷、折れなどの無い良質でより一層均一な乾燥状態
の電池用極板が得られる。
【0032】さらに、表面に多数の孔29を有する錐形
で筒状の消音部材28を内筒27内の軸線上に配置し、
消音部材28の底部をエアー導入部20bに接続したた
め、騒音の少ない乾燥装置が製作可能となる。また、電
池用極板2が支持ドラム20の軸方向に複数回螺旋巻き
され、外部エアー吹出手段33の吹出口32は支持ドラ
ム20の周面に対面するとともに支持ドラム20の軸方
向に平行に延びかつ周方向に複数並んだノズル列であ
り、螺旋巻きされた電池用極板2の隙間に対向するノズ
ル列の部分にエアーの吹出しを遮る盲板35を設けたた
め、電池用極板2の幅方向の両側が乾燥しやすい傾向に
ある場合、盲板35により送風量を部分的に制御して、
電池用極板2を均一に乾燥することができるので、不均
一な乾燥によるクラックの発生の無い電池用極板2が得
ることができる。
【0033】この発明の第2の実施の形態を図5に示
す。すなわち、図5において、内筒27の多数の吹出孔
26を軸方向に延びた長孔により形成している。その他
は第1の実施の形態と同様である。この実施の形態によ
れば、長孔を有する吹出孔21,26より熱風または圧
縮空気を吹き出させることにより、電池用極板2の広範
囲の走行速度に対する風速のばらつきを低減し、電池用
極板2の走行を安定化することが可能となる。
【0034】なお、吹出孔26の長孔は内筒27の一部
に混在するように設けもよいし、内筒27の全体を長孔
のみで形成してもよい。また内筒27ではなく外筒20
aに設けてもよく、あるいは内筒27および外筒20a
の両方に設けてもよい。この発明の第3の実施の形態を
図6に示す。すなわち、図6において、支持ドラム20
が外筒20aと内筒27との間および内筒27内の軸方
向の中央部にエアーを仕切る隔壁41を設け、内筒27
の両端部にエアー導入部20bを設けているものであ
り、エアー導入部20bにはそれぞれフレキシブルダク
ト31,46が接続される。したがって、内筒27内は
部分42,44に分離され、内筒27と外筒20aとの
間は部分43,45に分離される。その他は第1の実施
の形態と同様である。
【0035】この実施の形態によれば、フレキシブルダ
クト31,46から導入された熱風または圧縮空気は、
それぞれの内筒27内の部分42,44を通り、吹出孔
26より外筒20a内の部分43,45に吹出しさらに
吹出孔21より外部に向かって吹き出される。この場
合、各エアー導入部20bから支持ドラム20の軸方向
に流れる距離が短いので、吹出孔21,26からの吹出
量がより一層均一となり、電池用極板2の走行が一層安
定する。また軸方向に長い支持ドラム20の製作が可能
となる。なお、内筒27の内部側の隔壁41は設けなく
てもよい。
【0036】この発明の第4の実施の形態を図7に示
す。すなわち、図7において、移動手段が、電池用極板
2を支持ドラム20に供給する供給部47を有するとと
もに、支持ドラム20から取り出す側に取出部48を有
し、供給部47および取出部48の少なくともいずれか
一方は、電池用極板2を吸引する吸引孔49,50を有
するものである。実施の形態では、真空式のサクション
ローラで構成し、真空吸引装置と接続されたホース5
1,52と連結している。その他は第1の実施の形態と
同様である。
【0037】この実施の形態では、芯材の上面に塗った
活物質を乾燥する場合に適用するが、電池用極板2の走
行中に真空吸引装置の真空吸引力で電池用極板2が供給
部47および取出部48の吸引孔49,50に吸引され
て、電池用極板2の走行中の蛇行に対する抵抗となり、
電池用極板2が供給部47または取出部48で吸引保持
されるので、電池用極板2の走行を安定にでき、均一で
皺のない張力を与えることができ、また電池用極板2の
走行時に生じやすい蛇行を防止することができる。な
お、吸引孔49,50はそのいずれか一方のみでもよ
い。
【0038】また、第1の実施の形態等は、支持ドラム
20が外筒20aと内筒27からなっているが、この発
明は、内筒27が2重筒、3重筒等の複数の筒が同軸に
重なった構造を含む。さらに、この発明は、電池用極板
2の支持ドラム20への浮上状態の巻回は、螺旋巻きに
代えて、1/2回巻き(180度巻き)でもよい。
【0039】
【発明の効果】請求項1の電池用極板の乾燥装置によれ
ば、従来例と比較して、電池用極板の両面にエアーを吹
き付けることができるので熱ロスが少なく、しかも熱効
率が良いので生産性が良く、また支持ドラムから浮上走
行しながら乾燥するので均一に乾燥された電池用極板が
得られる。また電池用極板が支持ドラムの外周を浮上走
行するため、電池用極板に加わる外力を極力小さくで
き、低張力での走行が可能であるので、芯材に塗着した
活物質にクラックおよび傷が発生しにくく品質が安定し
た高性能な電池用極板が得られる。しかも、電池用電極
の支持ドラムと対向する面のみに電池用活物質を設けた
場合、あるいはその反対側の面のみに電池用活物質を設
けた場合、さらに両面に同時に電池用活物質を塗着した
場合でも浮上走行中の乾燥が可能であり、良質の電池用
極板を得ることができる。
【0040】請求項2の電池用極板の乾燥装置によれ
ば、請求項1において、支持ドラムは同軸の外筒および
内筒からなり、それぞれ周面に多数の吹出孔を設けたも
のであり、内筒の端部にエアー導入部を有し、このエア
ー導入部に送風発生装置を接続しているため、請求項1
の効果のほか、均一な風速のエアーを外筒の表面の全体
から吹き出すことができるので、風速のばらつきがな
く、支持ドラムの外周における電池用極板の浮上量が安
定すると同時に、走行の乱れが少なく蛇行量が小さくな
って走行が安定し、皺、ひび、すり傷、折れなどの無い
良質でより一層均一な乾燥状態の電池用極板が得られ
る。
【0041】請求項3の電池用極板の乾燥装置によれ
ば、請求項2において、表面に多数の孔を有する錐形で
筒状の消音部材を内筒内の軸線上に配置し、消音部材の
底部をエアー導入部に接続したため、請求項2の効果の
ほか、騒音の少ない乾燥装置が製作可能となる。請求項
4の電池用極板の乾燥装置によれば、請求項2におい
て、外筒および内筒の少なくとも一方の多数の吹出孔を
長孔としたため、請求項2の効果のほか、電池用極板の
広範囲の走行速度に対する風速のばらつきを低減し、電
池用極板の走行を安定化できる。
【0042】請求項5の電池用極板の乾燥装置によれ
ば、請求項2において、支持ドラムが外筒と内筒との間
および前記内筒内の軸方向の中央部にエアーを仕切る隔
壁を設け、内筒の両端部にエアー導入部を設けているた
め、請求項2の効果のほか、各エアー導入部から支持ド
ラムの軸方向に流れる距離が短いので、吹出孔からの吹
出量がより一層均一となり、電池用極板の走行が一層安
定する。また軸方向に長い支持ドラム20の製作が可能
となる。
【0043】請求項6の電池用極板の乾燥装置によれ
ば、請求項1において、電池用極板が支持ドラムの軸方
向に複数回螺旋巻きされ、外部エアー吹出手段の吹出口
は支持ドラムの周面に対面するとともに支持ドラムの軸
方向に平行に延びかつ周方向に複数並んだノズル列であ
り、螺旋巻きされた電池用極板の隙間に対向するノズル
列の部分にエアーの吹出しを遮る盲板を設けたため、請
求項1の効果のほか、電池用極板の幅方向の両側が乾燥
しやすい傾向にある場合、盲板により送風量を部分的に
制御して、電池用極板を均一に乾燥することができるの
で、不均一な乾燥によるクラックの発生の無い電池用極
板が得ることができる。
【0044】請求項7の電池用極板の乾燥装置によれ
ば、請求項1において、移動手段が、電池用極板を支持
ドラムに供給する供給部を有するとともに、支持ドラム
から取り出す側に取出部を有し、供給部および取出部の
少なくともいずれか一方は、電池用極板を吸引する吸引
孔を有するため、請求項1の効果のほか、電池用極板が
供給部および取出部の少なくともいずれか一方で吸引保
持されるので、電池用極板の走行を安定にでき、均一で
皺のない張力を与えることができ、また電池用極板の走
行時に生じやすい蛇行を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の斜視図である。
【図2】支持ドラムの一部破断斜視図である。
【図3】外部エアー吹出手段を示す一部破断斜視図であ
る。
【図4】外部エアー吹出手段の吹出口の部分断面図であ
る。
【図5】第2の実施の形態の一部破断斜視図である。
【図6】第3の実施の形態の一部破断斜視図である。
【図7】第4の実施の形態の斜視図である。
【図8】第1の従来例の断面図である。
【図9】第2の従来例の断面図である。
【図10】第3の従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 塗着部 2 電池用極板 20 支持ドラム 20a 外筒 21 吹出孔 22 供給部 23 取出部 24 ブラケット 26 吹出孔 27 内筒 28 消音部材 29 多数の孔 30 頂部 31 フレキシブルダクト 32 吹出口 33 外部エアー吹出手段 34 ダクト 35 盲板 36 ボルト 41 隔壁 47 供給部 48 取出部 49,50 吸引孔 51,52 ホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 六谷 智秀 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中塚 三郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 横山 敬士 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺シート状の電池用極板を周面に巻く
    筒状であって前記電極用極板を浮上走行させる吹出孔を
    前記周面に多数設けた支持ドラムと、この支持ドラムに
    隣接されて前記支持ドラムに巻かれた前記電池用極板の
    表面にエアーを吹き出す吹出口を有する外部エアー吹出
    手段と、前記電池用極板を長手方向に走行させる移動手
    段とを備えた電池用極板の乾燥装置。
  2. 【請求項2】 支持ドラムは同軸の外筒および内筒から
    なり、それぞれ周面に多数の吹出孔を設けたものであ
    り、前記内筒の端部にエアー導入部を有し、このエアー
    導入部に送風発生装置を接続している請求項1記載の電
    池用極板の乾燥装置。
  3. 【請求項3】 表面に多数の孔を有する錐形で筒状の消
    音部材を内筒内の軸線上に配置し、前記消音部材の底部
    をエアー導入部に接続した請求項2記載の電池用極板の
    乾燥装置。
  4. 【請求項4】 外筒および内筒の少なくとも一方の多数
    の吹出孔は長孔である請求項2記載の電池用極板の乾燥
    装置。
  5. 【請求項5】 支持ドラムは外筒と内筒との間および前
    記内筒内の軸方向の中央部にエアーを仕切る隔壁を設
    け、内筒の両端部にエアー導入部を設けている請求項2
    記載の電池用極板の乾燥装置。
  6. 【請求項6】 電池用極板は支持ドラムの軸方向に複数
    回螺旋巻きされ、外部エアー吹出手段の吹出口は前記支
    持ドラムの周面に対向するとともに支持ドラムの軸方向
    に平行に延びかつ周方向に複数並んだノズル列であり、
    螺旋巻きされた前記電池用極板の隙間に対向する前記ノ
    ズル列の部分にエアーの吹出しを遮る盲板を設けた請求
    項1記載の電池用極板の乾燥装置。
  7. 【請求項7】 移動手段は、電池用極板を支持ドラムに
    供給する供給部を有するとともに、前記支持ドラムから
    取り出す側に取出部を有し、前記供給部および前記取出
    部の少なくともいずれか一方は、前記電池用極板を吸引
    する吸引孔を有する請求項1記載の電池用極板の乾燥装
    置。
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