JPH09161502A - リモコン式照明器具 - Google Patents
リモコン式照明器具Info
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- JPH09161502A JPH09161502A JP32596295A JP32596295A JPH09161502A JP H09161502 A JPH09161502 A JP H09161502A JP 32596295 A JP32596295 A JP 32596295A JP 32596295 A JP32596295 A JP 32596295A JP H09161502 A JPH09161502 A JP H09161502A
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- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】リモコンからの遠隔制御により目標位置へ直線
的に駆動する照明器具を安価に提供することを目的とす
る。 【解決手段】パン及びチルトの各方向の角度制御機構
と、リモコンの方向を検出する光点位置検出素子41を
備え、リモコンからの照射光により遠隔制御されるリモ
コン式照明器具1であって、リモコン2からの照射光が
集光した光点位置検出素子41上の光点Qと、上記光点
位置検出素子上に予め定められた目標点Qoとの距離を
求め、上記距離を所定の閾値Ls、Lbと比較し、その
比較結果に基づいて、駆動制御する構成とされる。
的に駆動する照明器具を安価に提供することを目的とす
る。 【解決手段】パン及びチルトの各方向の角度制御機構
と、リモコンの方向を検出する光点位置検出素子41を
備え、リモコンからの照射光により遠隔制御されるリモ
コン式照明器具1であって、リモコン2からの照射光が
集光した光点位置検出素子41上の光点Qと、上記光点
位置検出素子上に予め定められた目標点Qoとの距離を
求め、上記距離を所定の閾値Ls、Lbと比較し、その
比較結果に基づいて、駆動制御する構成とされる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコン式照明器
に係り、更に詳しくは、光点位置検出素子を備え、リモ
コンからの照射光により遠隔制御されるリモコン式照明
器具に関する。
に係り、更に詳しくは、光点位置検出素子を備え、リモ
コンからの照射光により遠隔制御されるリモコン式照明
器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリモコン式照明器具を図7に示
す。このリモコン式照明器具1は、遠隔制御可能なスポ
ットライトであり、スポットライト本体3と、駆動停止
用受光素子SBと2つのパン用受光素子PB1、PB2
と2つのチルト用受光素子TB1、TB2を設けた遠隔
制御ユニット4とにより構成される。これらの各受光素
子はリモコン2からの照射光の有無を検出し、この検出
結果に基づいて、スポットライト1が角度制御機構(不
図示)によりパン駆動又はチルト駆動される。
す。このリモコン式照明器具1は、遠隔制御可能なスポ
ットライトであり、スポットライト本体3と、駆動停止
用受光素子SBと2つのパン用受光素子PB1、PB2
と2つのチルト用受光素子TB1、TB2を設けた遠隔
制御ユニット4とにより構成される。これらの各受光素
子はリモコン2からの照射光の有無を検出し、この検出
結果に基づいて、スポットライト1が角度制御機構(不
図示)によりパン駆動又はチルト駆動される。
【0003】各受光素子はフォトダイオードにより構成
され、このフォトダイオードの検出信号を所定の閾値と
比較することにより、リモコン2からの照射光の有無を
検出する。また、パン用受光素子PB1、PB2は、駆
動停止用受光素子SBの水平方向の両脇に設けられ、チ
ルト用受光素子TB1、TB2は、駆動停止用受光素子
SBの垂直方向の両脇に設けられ、リモコン式照明器具
の前方には図8に示す検知エリアが形成される。
され、このフォトダイオードの検出信号を所定の閾値と
比較することにより、リモコン2からの照射光の有無を
検出する。また、パン用受光素子PB1、PB2は、駆
動停止用受光素子SBの水平方向の両脇に設けられ、チ
ルト用受光素子TB1、TB2は、駆動停止用受光素子
SBの垂直方向の両脇に設けられ、リモコン式照明器具
の前方には図8に示す検知エリアが形成される。
【0004】駆動停止用受光素子の検知エリアSAが、
照明器具の正面に形成され、2つのパン用受光素子の検
知エリアPA1、PA2は、停止用検知エリアSA内に
おいて重複部分を有し、停止用検知エリアSAを挟んで
水平方向の反対側に形成されれ、2つのチルト用受光素
子の検知エリアTA1、TA2は、停止用検知エリアS
A内において重複部分を有し、停止用検知エリアSAを
挟んで垂直方向の反対側に形成される。
照明器具の正面に形成され、2つのパン用受光素子の検
知エリアPA1、PA2は、停止用検知エリアSA内に
おいて重複部分を有し、停止用検知エリアSAを挟んで
水平方向の反対側に形成されれ、2つのチルト用受光素
子の検知エリアTA1、TA2は、停止用検知エリアS
A内において重複部分を有し、停止用検知エリアSAを
挟んで垂直方向の反対側に形成される。
【0005】この照明器具のリモコンによる遠隔制御の
基本動作について図9から図12を用いて説明する。図
9から図12は、リモコン2による遠隔制御時の様子を
示した図である。照明器具1をパン駆動及びチルト駆動
している場合に、リモコン2からの照射光が5つの検知
エリアの重複検知範囲に入る位置を位置Aとする。この
位置Aを通過した後、さらにパン駆動及びチルト駆動を
続けて、重複検知範囲から出る点を位置Bとする(図
9)。位置Bに到達すると、それまでの駆動方向とは垂
直の方向であって、重複検知範囲の内側に向けて照明器
具を駆動し、再びリモコンからの照射光が上記重検知複
範囲を出る位置を位置Cとする(図10)。
基本動作について図9から図12を用いて説明する。図
9から図12は、リモコン2による遠隔制御時の様子を
示した図である。照明器具1をパン駆動及びチルト駆動
している場合に、リモコン2からの照射光が5つの検知
エリアの重複検知範囲に入る位置を位置Aとする。この
位置Aを通過した後、さらにパン駆動及びチルト駆動を
続けて、重複検知範囲から出る点を位置Bとする(図
9)。位置Bに到達すると、それまでの駆動方向とは垂
直の方向であって、重複検知範囲の内側に向けて照明器
具を駆動し、再びリモコンからの照射光が上記重検知複
範囲を出る位置を位置Cとする(図10)。
【0006】位置Cに到達すると、それまでの駆動方向
とは垂直の方向であって、重複検知範囲の内側に向けて
照明器具を駆動する。そして、再びリモコンからの照射
光が上記重複検知複範囲を出る位置を位置Dとする(図
11)。この様にして求められた位置Bと位置Dの中点
の位置Eを求め、位置Eへ照明器具をパン駆動又はチル
ト駆動する(図12)。
とは垂直の方向であって、重複検知範囲の内側に向けて
照明器具を駆動する。そして、再びリモコンからの照射
光が上記重複検知複範囲を出る位置を位置Dとする(図
11)。この様にして求められた位置Bと位置Dの中点
の位置Eを求め、位置Eへ照明器具をパン駆動又はチル
ト駆動する(図12)。
【0007】ここで、四角形ABCDは、重複検知範囲
に内接する長方形であり、位置Eは、その長方形の中心
である。このため、位置Eは、重複検知範囲の中心であ
り、停止用検知エリアSAの中心でもある。この様にし
てリモコンからの照射光を位置Eとなる様に照明器具を
駆動することにより、リモコンの方向へ照明器具を駆動
することができる。
に内接する長方形であり、位置Eは、その長方形の中心
である。このため、位置Eは、重複検知範囲の中心であ
り、停止用検知エリアSAの中心でもある。この様にし
てリモコンからの照射光を位置Eとなる様に照明器具を
駆動することにより、リモコンの方向へ照明器具を駆動
することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した通り、従来の
リモコン式照明器具は、リモコンを用いて遠隔制御によ
り駆動する際、目標位置へ直接的に駆動するものではな
く、検知エリアの幾何学的特徴を利用して駆動して、最
終的に目標位置への位置決めを行うものであった。
リモコン式照明器具は、リモコンを用いて遠隔制御によ
り駆動する際、目標位置へ直接的に駆動するものではな
く、検知エリアの幾何学的特徴を利用して駆動して、最
終的に目標位置への位置決めを行うものであった。
【0009】従って、目標位置への位置決めを行うまで
の駆動経路が長くなり、位置決め制御にある程度の時間
を要することとなるため、高速に駆動することが困難で
あった。また、リモコンにより照明器具を駆動制御して
いるオペレータから見た場合、目標位置への到達経路が
直感的に予想される経路とは一致しないために、不自然
な動作と感じさることとなって、オペレータの遠隔制御
に対する信頼感、安心感を得られない場合もあった。
の駆動経路が長くなり、位置決め制御にある程度の時間
を要することとなるため、高速に駆動することが困難で
あった。また、リモコンにより照明器具を駆動制御して
いるオペレータから見た場合、目標位置への到達経路が
直感的に予想される経路とは一致しないために、不自然
な動作と感じさることとなって、オペレータの遠隔制御
に対する信頼感、安心感を得られない場合もあった。
【0010】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、リモコンからの遠隔制御により目標位置へ直線的
に駆動する照明器具を提供することを目的とする。
ので、リモコンからの遠隔制御により目標位置へ直線的
に駆動する照明器具を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した本発
明によるリモコン式照明器具は、パン及びチルトの各方
向の角度制御機構と、リモコンの方向を検出する光点位
置検出素子を備え、リモコンからの照射光により遠隔制
御されるリモコン式照明器具であって、リモコンからの
照射光が集光した光点位置検出素子上の光点と、上記光
点位置検出素子上に予め設定された目標点との距離を求
め、上記距離を所定の閾値と比較し、その比較結果に基
づいて、駆動制御する構成とされる。
明によるリモコン式照明器具は、パン及びチルトの各方
向の角度制御機構と、リモコンの方向を検出する光点位
置検出素子を備え、リモコンからの照射光により遠隔制
御されるリモコン式照明器具であって、リモコンからの
照射光が集光した光点位置検出素子上の光点と、上記光
点位置検出素子上に予め設定された目標点との距離を求
め、上記距離を所定の閾値と比較し、その比較結果に基
づいて、駆動制御する構成とされる。
【0012】パン方向の角度制御機構とは、パン軸を中
心として照明器具を水平(パン)方向に姿勢制御するた
めのものであり、チルト方向の角度制御機構とは、チル
ト軸を中心として照明器具を垂直(チルト)方向に姿勢
制御するためのものである。光点位置検出素子(Pos
ition Sensitive Detector)
とは、受光面上におけるスポット状の光の位置を検出で
きる光センサであり、照明器具自体に取り付けられるも
のに限られず、照明器具に着脱可能な遠隔制御ユニット
として構成されたものであってもよい。
心として照明器具を水平(パン)方向に姿勢制御するた
めのものであり、チルト方向の角度制御機構とは、チル
ト軸を中心として照明器具を垂直(チルト)方向に姿勢
制御するためのものである。光点位置検出素子(Pos
ition Sensitive Detector)
とは、受光面上におけるスポット状の光の位置を検出で
きる光センサであり、照明器具自体に取り付けられるも
のに限られず、照明器具に着脱可能な遠隔制御ユニット
として構成されたものであってもよい。
【0013】請求項2に記載した本発明によるリモコン
式照明器具は、請求項1に記載のリモコン式照明器具で
あって、求められた上記距離を予め定められた停止距離
と比較し、その比較結果に基づいて、パン及びチルト方
向の駆動制御を停止する構成とされる。請求項3に記載
した本発明によるリモコン式照明器具は、請求項1又は
2に記載のリモコン式照明器具であって、求められた上
記距離を予め定められた減速距離と比較し、その比較結
果に基づいて、パン及びチルト方向の駆動速度を低下さ
せる構成とされる。
式照明器具は、請求項1に記載のリモコン式照明器具で
あって、求められた上記距離を予め定められた停止距離
と比較し、その比較結果に基づいて、パン及びチルト方
向の駆動制御を停止する構成とされる。請求項3に記載
した本発明によるリモコン式照明器具は、請求項1又は
2に記載のリモコン式照明器具であって、求められた上
記距離を予め定められた減速距離と比較し、その比較結
果に基づいて、パン及びチルト方向の駆動速度を低下さ
せる構成とされる。
【0014】請求項4に記載した本発明によるリモコン
式照明器具は、請求項3に記載のリモコン式照明器具で
あって、求められた上記距離が、上記減速距離よりも短
く、上記停止距離よりも長い場合には、停止領域までの
到達時間を求め、求められた時間の経過後にパン及びチ
ルト方向の駆動を停止する構成とされる。
式照明器具は、請求項3に記載のリモコン式照明器具で
あって、求められた上記距離が、上記減速距離よりも短
く、上記停止距離よりも長い場合には、停止領域までの
到達時間を求め、求められた時間の経過後にパン及びチ
ルト方向の駆動を停止する構成とされる。
【0015】
【発明の実施の態様】本発明によるリモコン式照明器具
を用いたシステムの一例の概略を図2に示す。図示した
システムは、リモコン式スポットライト1及びリモコン
2により構成されるスポットライトシステムである。リ
モコン式照明器具としてのスポットライト1は、スポッ
トライト本体3と遠隔制御ユニット4とにより構成され
る。
を用いたシステムの一例の概略を図2に示す。図示した
システムは、リモコン式スポットライト1及びリモコン
2により構成されるスポットライトシステムである。リ
モコン式照明器具としてのスポットライト1は、スポッ
トライト本体3と遠隔制御ユニット4とにより構成され
る。
【0016】スポットライト本体3は、照明灯を内部に
収容し、その前面に投光レンズ30を備え、照明灯から
発せられた光を投光レンズ30によりスポット光として
照射するものである。このスポットライト1は、パン駆
動軸PJを中心として回転させることができ、この回転
によりスポットライト1の向きは水平方向に変化する。
これをパン駆動という。また、このスポットライト1
は、チルト駆動軸TJを中心として回転させることがで
き、この回転によりスポットライト1の向きは垂直方向
に変化する。これをチルト駆動という。
収容し、その前面に投光レンズ30を備え、照明灯から
発せられた光を投光レンズ30によりスポット光として
照射するものである。このスポットライト1は、パン駆
動軸PJを中心として回転させることができ、この回転
によりスポットライト1の向きは水平方向に変化する。
これをパン駆動という。また、このスポットライト1
は、チルト駆動軸TJを中心として回転させることがで
き、この回転によりスポットライト1の向きは垂直方向
に変化する。これをチルト駆動という。
【0017】このスポットライトシステムは、リモコン
2を用いてスポットライト1の遠隔制御を行うシステム
であり、オペレータがリモコン2のスイッチを操作し
て、スポットライト1に対して光ビームを発すれば、こ
れを受光した遠隔制御ユニット4がその光軸方向を検出
し、スポットライト1から発せられるスポット光がリモ
コン4の位置へ照射される様に、スポットライト1をパ
ン駆動又はチルト駆動する。
2を用いてスポットライト1の遠隔制御を行うシステム
であり、オペレータがリモコン2のスイッチを操作し
て、スポットライト1に対して光ビームを発すれば、こ
れを受光した遠隔制御ユニット4がその光軸方向を検出
し、スポットライト1から発せられるスポット光がリモ
コン4の位置へ照射される様に、スポットライト1をパ
ン駆動又はチルト駆動する。
【0018】上記リモコン2の一構成例を図3に示す。
このリモコン2は、発光素子20と、発光駆動回路21
と、発光スイッチ22とにより構成される。発光素子2
0は、スポットライト1の遠隔制御ユニット4に対して
光ビームを発する素子であり、LED、キセノンラン
プ、ハロゲンランプ等を使用することができる。発光駆
動回路21は、発光素子20を発光させるための電源供
給を行う回路である。発光スイッチ22は、スポットラ
イト1を遠隔制御する際にオペレータが押下する押釦ス
イッチである。この発光スイッチ22を押下している期
間にのみ、発光駆動回路21が発光素子20へ電源供給
を行って、リモコン2から光ビームが発せられる。
このリモコン2は、発光素子20と、発光駆動回路21
と、発光スイッチ22とにより構成される。発光素子2
0は、スポットライト1の遠隔制御ユニット4に対して
光ビームを発する素子であり、LED、キセノンラン
プ、ハロゲンランプ等を使用することができる。発光駆
動回路21は、発光素子20を発光させるための電源供
給を行う回路である。発光スイッチ22は、スポットラ
イト1を遠隔制御する際にオペレータが押下する押釦ス
イッチである。この発光スイッチ22を押下している期
間にのみ、発光駆動回路21が発光素子20へ電源供給
を行って、リモコン2から光ビームが発せられる。
【0019】上記遠隔制御ユニット4の一構成例を図4
に示す。この遠隔制御ユニット4は、集光レンズ40
と、光点位置検出素子41と、検出信号処理回路42と
により構成される。集光レンズ40は、リモコン2から
発せられた光ビームを光点位置検出素子41の受光面上
に集光するための光学レンズである。光点位置検出素子
41は、光ビームが集光レンズ40により集光される受
光面上の位置を目標位置からの距離として検出する。こ
の距離は、水平方向の距離であるパン距離と、垂直方向
の距離であるチルト距離として求められる。
に示す。この遠隔制御ユニット4は、集光レンズ40
と、光点位置検出素子41と、検出信号処理回路42と
により構成される。集光レンズ40は、リモコン2から
発せられた光ビームを光点位置検出素子41の受光面上
に集光するための光学レンズである。光点位置検出素子
41は、光ビームが集光レンズ40により集光される受
光面上の位置を目標位置からの距離として検出する。こ
の距離は、水平方向の距離であるパン距離と、垂直方向
の距離であるチルト距離として求められる。
【0020】ここで、目標位置とは、スポットライト1
の正面から光ビームを照射した場合に光ビームが集光す
る光点位置検出素子41の受光面上の位置であり、この
目標位置に光ビームが集光したならば、スポットライト
1がリモコン2のある方向へ正確に駆動された理想的な
状態となる。検出信号処理回路42は、光点位置検出回
路41の出力信号に基づいて、パン距離及びチルト距離
を求めて、スポットライト本体3へ出力するための回路
である。例えば、光点位置検出素子41が、4つの端子
の電流値によりX方向及びY方向の光点位置を検出する
半導体位置検出素子であれば、検出信号処理回路は、各
端子の電流値から、パン距離及びチルト距離を求めて位
置データとして出力する。
の正面から光ビームを照射した場合に光ビームが集光す
る光点位置検出素子41の受光面上の位置であり、この
目標位置に光ビームが集光したならば、スポットライト
1がリモコン2のある方向へ正確に駆動された理想的な
状態となる。検出信号処理回路42は、光点位置検出回
路41の出力信号に基づいて、パン距離及びチルト距離
を求めて、スポットライト本体3へ出力するための回路
である。例えば、光点位置検出素子41が、4つの端子
の電流値によりX方向及びY方向の光点位置を検出する
半導体位置検出素子であれば、検出信号処理回路は、各
端子の電流値から、パン距離及びチルト距離を求めて位
置データとして出力する。
【0021】スポットライト本体3は、このパン距離デ
ータ及びチルト距離データに基づいて、駆動経路が最短
となるスポットライトの駆動方向を決定する。この方向
へパン駆動又はチルト駆動することにより、光ビームの
集光される受光面上の位置が目標位置に近づく。即ち、
スポットライト本体3の正面がリモコン2の位置へ向く
様に駆動制御される。
ータ及びチルト距離データに基づいて、駆動経路が最短
となるスポットライトの駆動方向を決定する。この方向
へパン駆動又はチルト駆動することにより、光ビームの
集光される受光面上の位置が目標位置に近づく。即ち、
スポットライト本体3の正面がリモコン2の位置へ向く
様に駆動制御される。
【0022】光点位置検出素子41の受光面上の集光位
置とパン距離及びチルト距離との関係の一例を図5に示
す。この図は、半導体位置検出素子41を光の入射方向
から見た図であり、中央の正方形の領域のみが光ビーム
の検出が可能な受光面である。目標位置Qoを原点とし
て、水平方向にパン検出軸をとり、垂直方向にチルト検
出軸をとっている。例えば、光ビームが集光する集光位
置が図中のQであれば、パン距離はQpであり、チルト
距離はQtである。
置とパン距離及びチルト距離との関係の一例を図5に示
す。この図は、半導体位置検出素子41を光の入射方向
から見た図であり、中央の正方形の領域のみが光ビーム
の検出が可能な受光面である。目標位置Qoを原点とし
て、水平方向にパン検出軸をとり、垂直方向にチルト検
出軸をとっている。例えば、光ビームが集光する集光位
置が図中のQであれば、パン距離はQpであり、チルト
距離はQtである。
【0023】次に、本発明によりリモコン式照明器具の
基本動作について図1及び図6を用いて説明する。図1
は、光点位置検出素子41の受光面上に減速距離Lb及
び停止距離Lsを示して、スポットライト1の駆動制御
の基本動作を説明するための図である。目標位置Qoを
原点として、横軸をパン検出軸とし、縦軸をチルト検出
軸として示されている。
基本動作について図1及び図6を用いて説明する。図1
は、光点位置検出素子41の受光面上に減速距離Lb及
び停止距離Lsを示して、スポットライト1の駆動制御
の基本動作を説明するための図である。目標位置Qoを
原点として、横軸をパン検出軸とし、縦軸をチルト検出
軸として示されている。
【0024】減速距離Lbとは、減速を開始すべき位置
の目標位置Qoからの最大距離であり、駆動速度と減速
速度とに基づいて定められる。停止距離Lsとは、駆動
を停止すべき位置の目標位置Qoからの最大距離であ
り、最大の位置決め誤差に対応しており、必要な位置決
め精度に基づいて定められる。また、目標位置Qoから
の距離がこの停止距離Lsよりも短い円形の領域を停止
領域Rsと呼び、目標位置Qoからの距離がこの減速距
離Lbよりも短く、停止距離Lsよりも長いドーナツ形
の領域を減速領域Rbと呼び、目標位置Qoからの距離
がこの減速距離Lbよりも長い減速領域Rbの外側を駆
動領域Rdと呼ぶ。
の目標位置Qoからの最大距離であり、駆動速度と減速
速度とに基づいて定められる。停止距離Lsとは、駆動
を停止すべき位置の目標位置Qoからの最大距離であ
り、最大の位置決め誤差に対応しており、必要な位置決
め精度に基づいて定められる。また、目標位置Qoから
の距離がこの停止距離Lsよりも短い円形の領域を停止
領域Rsと呼び、目標位置Qoからの距離がこの減速距
離Lbよりも短く、停止距離Lsよりも長いドーナツ形
の領域を減速領域Rbと呼び、目標位置Qoからの距離
がこの減速距離Lbよりも長い減速領域Rbの外側を駆
動領域Rdと呼ぶ。
【0025】リモコン2からの光ビームが集光された光
点位置検出素子41上の位置Q1が、駆動領域Rdであ
れば、位置Q1のパン距離Qp1とチルト距離Qt1に
基づいて、スポットライト1を駆動する。この時、上記
集光位置が原点に向けて直線的に移動する様にスポット
ライト1を駆動すれば、集光位置は減速領域Rbに入
る。この時の集光位置を位置Q2とする。減速領域Rb
内に入ると、パン駆動用及びチルト駆動用モータの回転
数を減少させて、駆動速度を低下させる。
点位置検出素子41上の位置Q1が、駆動領域Rdであ
れば、位置Q1のパン距離Qp1とチルト距離Qt1に
基づいて、スポットライト1を駆動する。この時、上記
集光位置が原点に向けて直線的に移動する様にスポット
ライト1を駆動すれば、集光位置は減速領域Rbに入
る。この時の集光位置を位置Q2とする。減速領域Rb
内に入ると、パン駆動用及びチルト駆動用モータの回転
数を減少させて、駆動速度を低下させる。
【0026】そして、停止領域Rsに入った時の集光位
置が位置Q3である。停止領域Rs内に入ると、パン駆
動用及びチルト駆動用モータの回転を停止して、駆動制
御を終了する。この様にして集光位置を停止領域Rs内
で停止させることができ、停止距離Ls以下の精度で位
置決め制御することができる。図6の600〜606
は、スポットライトの基本動作を説明するためのフロー
チャートの一例である。まず、光点位置検出手段41
が、リモコン2からの光ビームを検出したか否かを検査
する(600)。この検査は、光点位置検出素子41へ
入射される光量により判断される。光ビームが入射され
ていなければ、入射光が検出されるまでこの検査を継続
して行う。
置が位置Q3である。停止領域Rs内に入ると、パン駆
動用及びチルト駆動用モータの回転を停止して、駆動制
御を終了する。この様にして集光位置を停止領域Rs内
で停止させることができ、停止距離Ls以下の精度で位
置決め制御することができる。図6の600〜606
は、スポットライトの基本動作を説明するためのフロー
チャートの一例である。まず、光点位置検出手段41
が、リモコン2からの光ビームを検出したか否かを検査
する(600)。この検査は、光点位置検出素子41へ
入射される光量により判断される。光ビームが入射され
ていなければ、入射光が検出されるまでこの検査を継続
して行う。
【0027】光点位置検出素子41に光ビームが入射さ
れていれば、検出信号処理回路42が光点位置検出素子
41の出力に基づいて、パン距離Qp及びチルト距離Q
tを求めて出力する(601)。スポットライト本体3
の駆動制御部(不図示)が、このパン距離Qp及びチル
ト距離Qtから光ビームの焦点位置Qと目標位置Qoま
での距離を求め、求められた距離を停止距離Lsと比較
する(602)。この結果、求められた距離が停止距離
Ls以下であれば、光ビームの集光位置Qは停止領域R
s内にあるため、パン駆動用モータ及びチルト駆動用モ
ータを停止して、スポットライトの駆動制御を終了する
(603)。ここで、光ビームの集光位置Qと目標位置
Qoとの距離は、パン検出軸とチルト検出軸が直交して
いることからパン距離Qpとチルト距離Qtを用いて、
れていれば、検出信号処理回路42が光点位置検出素子
41の出力に基づいて、パン距離Qp及びチルト距離Q
tを求めて出力する(601)。スポットライト本体3
の駆動制御部(不図示)が、このパン距離Qp及びチル
ト距離Qtから光ビームの焦点位置Qと目標位置Qoま
での距離を求め、求められた距離を停止距離Lsと比較
する(602)。この結果、求められた距離が停止距離
Ls以下であれば、光ビームの集光位置Qは停止領域R
s内にあるため、パン駆動用モータ及びチルト駆動用モ
ータを停止して、スポットライトの駆動制御を終了する
(603)。ここで、光ビームの集光位置Qと目標位置
Qoとの距離は、パン検出軸とチルト検出軸が直交して
いることからパン距離Qpとチルト距離Qtを用いて、
【0028】
【数1】
【0029】と表すことができる。上式により求められ
た距離が停止距離Lsを越えていれば、更に減速距離L
bと比較する(604)。比較の結果、求められた距離
が減速距離Lb以下であれば、光ビームの集光位置Qは
減速領域Rb内にあるため、パン駆動用モータ及びチル
ト駆動用モータの回転速度を減少させて、スポットライ
トの駆動速度を低下させる(605)。
た距離が停止距離Lsを越えていれば、更に減速距離L
bと比較する(604)。比較の結果、求められた距離
が減速距離Lb以下であれば、光ビームの集光位置Qは
減速領域Rb内にあるため、パン駆動用モータ及びチル
ト駆動用モータの回転速度を減少させて、スポットライ
トの駆動速度を低下させる(605)。
【0030】一方、求められた距離が減速距離Lbを越
えていれば、光ビームの集光位置Qは駆動領域Rd内に
あるため、光ビームの集光位置Qが、目標位置Qoの方
向へ移動する様にパン駆動用モータ及びチルト駆動用モ
ータの回転速度を設定して、スポットライト1を駆動す
る(606)。スポットライト1の減速制御(605)
及び駆動制御(606)後は、再び光点検出の検査(6
00)から同様の動作が繰り返される。
えていれば、光ビームの集光位置Qは駆動領域Rd内に
あるため、光ビームの集光位置Qが、目標位置Qoの方
向へ移動する様にパン駆動用モータ及びチルト駆動用モ
ータの回転速度を設定して、スポットライト1を駆動す
る(606)。スポットライト1の減速制御(605)
及び駆動制御(606)後は、再び光点検出の検査(6
00)から同様の動作が繰り返される。
【0031】次に、上記の減速制御(605)及び駆動
制御(606)の方法について以下に説明する。いずれ
の制御も駆動方向の決定と、駆動速度の決定とにより行
われる。駆動方向の制御は、パン距離Qp及びチルト距
離Qtに基づいて行われる。即ち、パン方向の駆動速度
をVpとし、チルト方向の駆動速度をVtとすれば、駆
動方向は、パン駆動速度Vpとチルト駆動速度Vtの比
として与えられ、
制御(606)の方法について以下に説明する。いずれ
の制御も駆動方向の決定と、駆動速度の決定とにより行
われる。駆動方向の制御は、パン距離Qp及びチルト距
離Qtに基づいて行われる。即ち、パン方向の駆動速度
をVpとし、チルト方向の駆動速度をVtとすれば、駆
動方向は、パン駆動速度Vpとチルト駆動速度Vtの比
として与えられ、
【0032】
【数2】
【0033】となるように定められる。一方、駆動速度
は、パン駆動速度Vpとチルト駆動速度Vtの絶対値に
よって決まる値であり、
は、パン駆動速度Vpとチルト駆動速度Vtの絶対値に
よって決まる値であり、
【0034】
【数3】
【0035】により求められる。このため、駆動領域R
dにおける速度と、減速領域Rbにおける速度が予め定
められていれば、式(3)の値が、減速制御(605)
及び駆動制御(606)のそれぞれの速度に一致するよ
うにパン駆動速度Vpとチルト駆動速度Vtが定められ
る。さらに、他の構成例として、スポットライト1がタ
イマ手段(不図示)を備え、上記の減速制御(605)
においてタイマ手段の設定を行い、時間の経過により停
止させる構成とすることもできる。即ち、停止領域Rs
までの距離と駆動速度から、停止領域Rsまでの所要時
間を求めて、適当なタイマ手段にこの所要時間を設定
し、経過時間の計測を開始する。そして、この設定時間
の経過後にタイマ手段から出力される信号に基づいて駆
動制御部が、パン及びチルト方向の駆動を停止させる構
成とすることもできる。
dにおける速度と、減速領域Rbにおける速度が予め定
められていれば、式(3)の値が、減速制御(605)
及び駆動制御(606)のそれぞれの速度に一致するよ
うにパン駆動速度Vpとチルト駆動速度Vtが定められ
る。さらに、他の構成例として、スポットライト1がタ
イマ手段(不図示)を備え、上記の減速制御(605)
においてタイマ手段の設定を行い、時間の経過により停
止させる構成とすることもできる。即ち、停止領域Rs
までの距離と駆動速度から、停止領域Rsまでの所要時
間を求めて、適当なタイマ手段にこの所要時間を設定
し、経過時間の計測を開始する。そして、この設定時間
の経過後にタイマ手段から出力される信号に基づいて駆
動制御部が、パン及びチルト方向の駆動を停止させる構
成とすることもできる。
【0036】
【発明の効果】請求項1に記載した本発明によるリモコ
ン式照明器具は、リモコンからの光ビームが集光した光
点位置検出素子上の光点と、上記光点位置検出素子上に
予め定められた目標点との距離を求め、求められた距離
を所定の閾値と比較し、その比較結果に基づいて、駆動
制御する。
ン式照明器具は、リモコンからの光ビームが集光した光
点位置検出素子上の光点と、上記光点位置検出素子上に
予め定められた目標点との距離を求め、求められた距離
を所定の閾値と比較し、その比較結果に基づいて、駆動
制御する。
【0037】従って、簡単な構成により駆動、減速、停
止等の制御を行って、リモコン式照明器具の位置決めを
精度良く行うことができる。また、この時のリモコン式
照明器具の駆動経路は、目標点への直線的な経路、即
ち、最短経路であるため、駆動制御に要する時間を短縮
することができる。さらに、この経路は、オペレータが
直感的に予想する経路と一致しているため、オペレータ
の遠隔制御に対する信頼感、安心感を獲得しやすい。
止等の制御を行って、リモコン式照明器具の位置決めを
精度良く行うことができる。また、この時のリモコン式
照明器具の駆動経路は、目標点への直線的な経路、即
ち、最短経路であるため、駆動制御に要する時間を短縮
することができる。さらに、この経路は、オペレータが
直感的に予想する経路と一致しているため、オペレータ
の遠隔制御に対する信頼感、安心感を獲得しやすい。
【0038】請求項2に記載した本発明によるリモコン
式照明器具は、リモコンからの光ビームが集光した光点
位置検出素子上の光点と、上記光点位置検出素子上に予
め定められた目標点との距離を求め、求められた距離
を、停止距離と比較し、その比較結果に基づいて、パン
及びチルト方向の駆動を停止する。即ち、停止領域に入
ると、パン駆動用及びチルト駆動用モータの回転を停止
して、駆動制御を終了する。従って、受光点を停止領域
内で停止させることができ、停止距離以下の精度で位置
決め制御することができる。
式照明器具は、リモコンからの光ビームが集光した光点
位置検出素子上の光点と、上記光点位置検出素子上に予
め定められた目標点との距離を求め、求められた距離
を、停止距離と比較し、その比較結果に基づいて、パン
及びチルト方向の駆動を停止する。即ち、停止領域に入
ると、パン駆動用及びチルト駆動用モータの回転を停止
して、駆動制御を終了する。従って、受光点を停止領域
内で停止させることができ、停止距離以下の精度で位置
決め制御することができる。
【0039】請求項3に記載した本発明によるリモコン
式照明器具は、リモコンからの光ビームが集光した光点
位置検出素子上の光点と、上記光点位置検出素子上に予
め定められた目標点との距離を求め、求められた上記距
離を、減速距離と比較し、その比較結果に基づいて、パ
ン及びチルト方向の駆動速度を低下させる。即ち、駆動
停止領域に入ると、パン駆動用及びチルト駆動用モータ
の回転速度を低下させるので、その後に停止領域に入っ
て駆動停止する際、リモコン式照明器具を精度良く停止
させることができる。
式照明器具は、リモコンからの光ビームが集光した光点
位置検出素子上の光点と、上記光点位置検出素子上に予
め定められた目標点との距離を求め、求められた上記距
離を、減速距離と比較し、その比較結果に基づいて、パ
ン及びチルト方向の駆動速度を低下させる。即ち、駆動
停止領域に入ると、パン駆動用及びチルト駆動用モータ
の回転速度を低下させるので、その後に停止領域に入っ
て駆動停止する際、リモコン式照明器具を精度良く停止
させることができる。
【0040】請求項4に記載した本発明によるリモコン
式照明器具は、リモコンからの光ビームが集光した光点
位置検出素子上の光点と、上記光点位置検出素子上に予
め定められた目標点との距離を求め、求められた上記距
離が、減速距離よりも短く、停止距離よりも長い場合に
は、停止領域までの到達時間を求め、求められた時間の
経過後にパン及びチルト方向の駆動を停止する。
式照明器具は、リモコンからの光ビームが集光した光点
位置検出素子上の光点と、上記光点位置検出素子上に予
め定められた目標点との距離を求め、求められた上記距
離が、減速距離よりも短く、停止距離よりも長い場合に
は、停止領域までの到達時間を求め、求められた時間の
経過後にパン及びチルト方向の駆動を停止する。
【0041】即ち、減速領域に入った際に、その後、停
止領域に入るまでの経過時間を求めて、時間の経過によ
り駆動停止する。従って、駆動停止が遅れることにより
位置決め精度が低下することを防止できる。
止領域に入るまでの経過時間を求めて、時間の経過によ
り駆動停止する。従って、駆動停止が遅れることにより
位置決め精度が低下することを防止できる。
【図1】本発明によるスポットライトの駆動制御の基本
動作を示した説明図である。
動作を示した説明図である。
【図2】本発明によるリモコン式照明器具を用いたシス
テムの一例の概略を示した図である。
テムの一例の概略を示した図である。
【図3】図2に示したリモコンの一構成例を示した図で
ある。
ある。
【図4】図2に示した遠隔制御ユニットの一構成例を示
した図である。
した図である。
【図5】光点位置検出素子の受光面上の目標位置とパン
位置及びチルト位置との関係の一例を示した図である。
位置及びチルト位置との関係の一例を示した図である。
【図6】本発明によるスポットライトの駆動制御の基本
動作を示したフローチャートである。
動作を示したフローチャートである。
【図7】従来のリモコン式照明器具を用いたシステムの
概略を示した図である。
概略を示した図である。
【図8】図7に示した遠隔制御ユニットの検知エリアを
示した図である。
示した図である。
【図9】従来のスポットライトの基本動作を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図10】引続き従来のスポットライトの基本動作を説
明するための図である。
明するための図である。
【図11】引続き従来のスポットライトの基本動作を説
明するための図である。
明するための図である。
【図12】引続き従来のスポットライトの基本動作を説
明するための図である。
明するための図である。
1 ・・・リモコン式照明器具式照明器具 2 ・・・リモコン 41・・・光点位置検出素子 Qo・・・目標位置 Ls・・・閾値、停止距離 Lb・・・閾値、減速距離
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【発明の実施の形態】本発明によるリモコン式照明器具
を用いたシステムの一例の概略を図1に示す。図示した
システムは、リモコン式スポットライト1及びリモコン
2により構成されるスポットライトシステムである。リ
モコン式照明器具としてのスポットライト1は、スポッ
トライト本体3と遠隔制御ユニット4とにより構成され
る。
を用いたシステムの一例の概略を図1に示す。図示した
システムは、リモコン式スポットライト1及びリモコン
2により構成されるスポットライトシステムである。リ
モコン式照明器具としてのスポットライト1は、スポッ
トライト本体3と遠隔制御ユニット4とにより構成され
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】このスポットライトシステムは、リモコン
2を用いてスポットライト1の遠隔制御を行うシステム
であり、オペレータがリモコン2のスイッチを操作し
て、スポットライト1に対して光ビームを発すれば、こ
れを受光した遠隔制御ユニット4がその光軸方向を検出
し、スポットライト1から発せられるスポット光がリモ
コン2の位置へ照射される様に、スポットライト1をパ
ン駆動又はチルト駆動する。
2を用いてスポットライト1の遠隔制御を行うシステム
であり、オペレータがリモコン2のスイッチを操作し
て、スポットライト1に対して光ビームを発すれば、こ
れを受光した遠隔制御ユニット4がその光軸方向を検出
し、スポットライト1から発せられるスポット光がリモ
コン2の位置へ照射される様に、スポットライト1をパ
ン駆動又はチルト駆動する。
Claims (4)
- 【請求項1】パン及びチルトの各方向の角度制御機構
と、リモコンの方向を検出する光点位置検出素子を備
え、リモコンからの照射光により遠隔制御されるリモコ
ン式照明器具において、 リモコンからの照射光が集光した光点位置検出素子上の
光点と、上記光点位置検出素子上に予め定められた目標
点との距離を求め、 上記距離を所定の閾値と比較し、その比較結果に基づい
て、駆動制御することを特徴とするリモコン式照明器
具。 - 【請求項2】請求項1に記載のリモコン式照明器具にお
いて、 求められた上記距離を、予め定められた停止距離と比較
し、その比較結果に基づいて、パン及びチルト方向の駆
動を停止することを特徴とするリモコン式照明器具。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載のリモコン式照明器
具において、 求められた上記距離を、予め定められた減速距離と比較
し、その比較結果に基づいて、パン及びチルト方向の駆
動速度を低下させることを特徴とするリモコン式照明器
具。 - 【請求項4】請求項3に記載のリモコン式照明器具にお
いて、 求められた上記距離が、上記減速距離よりも短く、上記
停止距離よりも長い場合には、停止領域までの到達時間
を求め、求められた時間の経過後にパン及びチルト方向
の駆動を停止することを特徴とするリモコン式照明器
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32596295A JPH09161502A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | リモコン式照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32596295A JPH09161502A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | リモコン式照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09161502A true JPH09161502A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18182546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32596295A Withdrawn JPH09161502A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | リモコン式照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09161502A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101388077B1 (ko) * | 2012-11-14 | 2014-04-24 | 한국에너지기술연구원 | 교통 환경 적응식 터널등 |
-
1995
- 1995-12-14 JP JP32596295A patent/JPH09161502A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101388077B1 (ko) * | 2012-11-14 | 2014-04-24 | 한국에너지기술연구원 | 교통 환경 적응식 터널등 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030304 |