JPH09161480A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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Publication number
JPH09161480A
JPH09161480A JP7338143A JP33814395A JPH09161480A JP H09161480 A JPH09161480 A JP H09161480A JP 7338143 A JP7338143 A JP 7338143A JP 33814395 A JP33814395 A JP 33814395A JP H09161480 A JPH09161480 A JP H09161480A
Authority
JP
Japan
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circuit
voltage
signal
level
semiconductor integrated
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7338143A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Takahashi
勉 高橋
Shinichi Miyatake
伸一 宮武
Akimitsu Mimura
晃満 三村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi ULSI Engineering Corp, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi ULSI Engineering Corp
Priority to JP7338143A priority Critical patent/JPH09161480A/ja
Publication of JPH09161480A publication Critical patent/JPH09161480A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定な動作を行う電圧発生回路を備えた半導
体集積回路装置を提供する。 【解決手段】 周期的なパルス信号によりチャージホン
プ回路を駆動して内部電圧を発生させ、第1と第2のレ
ベルセンサにより上記内部電圧をモニターして上記内部
電圧が設定された上限値と下限値の間となるように上記
チャージポンプ回路の動作を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置に関し、主としてダイナミック型RAM(ランダム
・アクセス・メモリ)における内部電圧発生回路に利用
して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】基板バックバイアス電圧発生回路を内蔵
したダイナミック型RAMがある。この基板バックバイ
アス電圧発生回路は、基板電圧VBBが浅くならないよ
うにモニタしてチャージポンプ回路を間欠的に動作させ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように基板電圧
VBBが浅くならないように間欠動作させるものでは、
逆に深くなりすぎることがある。このように基板電圧が
深くなりすぎると、PNジャンクション耐圧破壊を引き
起こす虞れが生じる。特に、素子の微細化による大記憶
容量化を図ったものではその傾向が強くなり、今後大き
な問題になると予測される。また、ダイナミック型RA
Mでは、メモリセルのキャパシタに対して情報電荷のフ
ルライトを行うようにするために、ワード線の選択レベ
ルを昇圧電圧を用いるものである。この昇圧電圧も、チ
ャージポンプ回路を用いて内部回路で発生させるため
に、必要以上に電圧が高くなってしまうと、上記同様に
かかる昇圧電圧が印加されるノードでの耐圧破壊が生じ
る。
【0004】この発明の目的は、安定な動作を行う電圧
発生回路を備えた半導体集積回路装置を提供することに
ある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な
特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかにな
るであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、周期的なパルス信号により
チャージホンプ回路を駆動して内部電圧を発生させ、第
1と第2のレベルセンサにより上記内部電圧をモニター
して上記内部電圧が設定された上限値と下限値の間とな
るように上記チャージポンプ回路の動作を制御する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1には、この発明に係る基板電
圧発生回路の一実施例のブロック図が示されている。同
図の各回路ブロックは、公知の半導体集積回路の製造技
術により、ダイナミック型RAMのような半導体集積回
路とともに1つの半導体基板上において形成される。
【0007】この実施例では、基板電圧VBBレベルの
安定化のために、周期的なパルス信号を発生させる発振
回路OSC、かかる発振パルス信号を伝えるトランスフ
ァMOS、及びポンピング容量と整流MOSとが2つず
つ設けられる。つまり、常時OSC回路は、半導体集積
回路装置に電源電圧が供給された状態において常時に発
振動作を行うものであり、かかる定常的に形成される発
振パルスは、それに対応されたトランスファMOSと、
ポンピング容量及び整流MOSにより負の電圧を発生さ
せて、かかる負電圧を基板に供給して基板電圧VBBを
負電圧にする。
【0008】上記2つの回路のうちの一方の回路に用い
られる常時動作OSCは、特に制限されないが、発振パ
ルスの周波数が比較的低く設定され、かつ上記ポンピン
グ容量の容量値が、基板容量に比べて小さく形成される
などにより小さな駆動電流しか流さないようにされる。
例えば、上記ポンピング容量を用いて形成された負電圧
により基板に流れる駆動電流は、上記基板のリーク回路
に流れるリーク電流に見合うように小さくされる。ダイ
ナミック型RAMのような半導体集積回路が非動作状態
のときには、上記リーク回路により流れるリーク電流に
よって基板電圧VBBが浅くならないように上記のよう
な常時動作の基板バイアス電圧発生回路により定常的に
電流供給が行われる。
【0009】上記2つの回路のうちの他方の回路に用い
られるオペレーション時に動作させられるOSC回路
は、特に制限されないが、発振パルスの周波数が比較的
高く設定され、かつ上記上記ポンピング容量の容量値
が、上記一方の回路のポンピング容量の容量値に比べて
大きく形成されるなどにより比較的大きな駆動電流を流
すようにされる。例えば、上記ポンピング容量を用いて
形成された負電圧により基板に流れる駆動電流は、ダイ
ナミック型RAM等の半導体集積回路が動作状態にされ
たときに基板に流れる込む電流よりも大きな電流値にな
るようにされる。
【0010】上記他方の回路のOSC回路は、上記のよ
うにオペレーション時に動作させられる。ただし、その
動作は次のセンサ回路の出力により有効/無効になるよ
うに制御される。ハイレベル(Highlevel)センサは、基
板電圧VBBのレベルが浅すぎることを検出し、上記オ
ペレーション時のOSC回路の動作を有効にさせるよう
な動作信号を形成する。ロウレベル(Lowlevel) センサ
は、基板電圧VBBのレベルが深すぎることを検出し、
上記オペレーション時のOSC回路の動作を無効にさせ
るような停止信号を形成する。
【0011】つまり、この他方の回路のOSC回路は、
ダイナミック型RAM等の半導体集積回路がアクセスさ
れた状態であって、上記2つのレベルセンサに対応され
た2つのレベルの間に基板バアイス電圧VBBがあるよ
うに間欠的に動作させられる。具体的には、VBBレベ
ルが浅すぎるときには、必然的に深すぎることがないか
らハイレベルセンサの出力である動作信号によりOSC
回路が動作させられて基板バイアス電圧が深くなる方向
に変化させられる。このOSC回路の動作により、VB
Bレベルが深くなりすぎると、ロウレベルセンサの出力
である停止信号によりOSC回路の動作が停止させら
れ、VBBレベルがその電位以下にならないように制御
される。
【0012】図2には、上記ロウレベルセンサの一実施
例の回路図が示されている。定常的に電源電圧Vccのよ
うなハイレベルHにされる信号TXTは、インバータ回
路IV2により反転させられてPチャンネル型MOSF
ETQ1のゲートに供給される。これにより、MOSF
ETQ1はオン状態にされ、抵抗素子として動作させら
れる。このMOSFETQ1のオン抵抗値は、基板に流
れる込む電流を必要最小にするため、及び高感度のセン
サ出力を得るために大きな大きな値を持つように設定さ
れる。
【0013】上記MOSFETQ1のソースは電源電圧
Vccに接続され、ドレイン側にCMOSインバータ構成
のPチャンネル型MOSFETQ2とNチャンネル型M
OSFETQ3のが設けられる。上記MOSFETQ2
とQ3のゲートには、定常的に回路の接地電位のような
ロウレベルにされる信号TXTBが供給される。上記N
チャンネル型MOSFETQ3のソースと基板電圧VB
Bとの間には、レベルシフト用のダイオード形態のNチ
ャンネル型MOSFETQ4とQ5及びレベル調整用の
ゲート,ソース及びドレインが接続されたNチャンネル
型MOSFETQ6が設けられる。
【0014】上記MOSFETQ6は、図示のようにソ
ース,ゲート及びドレインが共通接続された状態では、
単なる配線としての役割した持たない。それ故、この回
路では、MOSFETQ3のゲート電圧である回路の接
地電位を基準にして、かかるMOSFETQ3のしきい
値電圧、MOSFETQ4とQ5のしきい値電圧の合成
値を基準電位として、基板電圧VBBがそれより深くな
ると、言い換えるならば、絶対値的に大きなレベルにさ
れると、これらのMOSFETQ3〜Q5がオン状態に
なり、MOSFETQ3のドレインをハイレベルからロ
ウレベルに変化させる。
【0015】上記MOSFETQ3のドレイン出力は、
ナンドゲート回路G1に供給される。このナンドゲート
回路G1の他方の入力には、オペレーション時にロウレ
ベルにされる制御信号R1Bがインバータ回路IV1に
より反転されて供給されており、上記MOSFETQ3
のドレイン出力がロウレベル(“0”)にされることに
より、上記信号R1Bがオペレーション時によるロウレ
ベルであるにもかかわらずに、ナンドゲート回路G1の
出力を強制的にハイレベルにして、ナンドゲート回路G
2及びインバータ回路IV4を介してOSC回路の発振
動作を停止させるハイレベル(“H”)の信号を出力す
る。このようにして、オペレーション時に基板電圧VB
Bが上記ロウレベルセンサによりセンスされる電圧より
も深くならないように制御される。
【0016】上記図2と類似の回路によりハイレベルセ
ンサも構成される。例えば、MOSFETQ5が省略さ
れてMOSFETQ4とQ3のしきい値電圧の合成値に
より浅い電圧に対応されたセンスレベルが形成される。
そして、その出力信号は、前記とは異なり、そのMOS
FETQ3のドレイン信号がロウレベルからハイレベル
に変化したときに動作信号が形成される。つまり、上記
オプレーション時に動作が有効/無効にされるOSC回
路は、上記ロウレベルセンサにより動作が停止させら
れ、ハイレベルセンサによってVBBが浅くされたこと
が検出されると動作が再開される。この結果、オペレー
ション時に動作させられるOSCの制御は、上記2つの
レベルセンサにより設定された2つのレベルに対応した
ヒステリシス特性を持つようにされる。
【0017】MOSFETQ6は、MOSFETQ3〜
Q5のしきい値電圧のプロセスバラツキにより、センス
レベルが絶対値的に小さいくなったときに補正するため
に用いられる。つまり、レーザー光線等によりMOSF
ETQ6のゲートとドレイン間の配線を切断して、MO
SFETQ6のしきい値電圧を加えるようにする。ある
いは、マスタースライス方式により、MOSFETQ6
のゲートとドレイン間の配線を選択的に形成するように
して、その半導体集積回路に要求される基板電圧の最大
電圧を設定するように用いる。
【0018】例えば、マスタースライス方式によりセン
スレベルの設定を行うようにする方法として、MOSF
ETQ3〜Q6のしきい値電圧が区々となるように形成
しておいて、上記MOSFETQ3を除くMOSFET
Q4〜Q6のしきい値電圧の中で使用するものは上記ド
レインとゲート間の電圧を形成しないようにし、使用し
ないものはゲートとドレインとを接続するようにする。
ハイレベルセンサにおいて、上記同様に補正や上記のよ
うなマスタースライス方式によるレベル設定を行うよう
にしてもよい。
【0019】図3には、この発明に係る昇圧電圧発生回
路の一実施例のブロック図が示されている。同図の各回
路ブロックは、公知の半導体集積回路の製造技術によ
り、ダイナミック型RAMのような半導体集積回路とと
もに1つの半導体基板上において形成される。
【0020】この実施例では、昇圧電圧VCHレベルの
安定化のために、周期的なパルス信号を発生させる発振
回路OSC、かかる発振パルス信号を伝えるトランスフ
ァMOS、及びポンピング容量と整流MOSとが基板電
圧発生回路と同様に2つずつ設けられる。つまり、常時
OSC回路は、半導体集積回路装置に電源電圧が供給さ
れた状態において常時に発振動作を行うものであり、か
かる定常的に形成される発振パルスは、それに対応され
たトランスファMOSと、ポンピング容量及び整流MO
Sにより電源電圧Vcc以上に高くされた昇圧電圧を発生
させて、かかる昇圧電圧をキャパシタに供給して昇圧電
圧VCHを形成する。
【0021】上記2つの回路のうちの一方の回路に用い
られる常時動作OSCは、特に制限されないが、発振パ
ルスの周波数が比較的低く設定され、かつ上記ポンピン
グ容量の容量値が、基板容量に比べて小さく形成される
などにより小さな駆動電流しか流さないようにされる。
例えば、上記ポンピング容量を用いて形成された負電圧
によりキャパシタに供給される駆動電流は、上記リーク
回路に流れるリーク電流に見合うように小さくされる。
ダイナミック型RAMのような半導体集積回路が非動作
状態のときには、上記リーク回路により流れるリーク電
流によって昇圧電圧VCHが低くならないように上記の
ような常時動作の昇圧電圧発生回路により定常的に電流
供給が行われる。
【0022】上記2つの回路のうちの他方の回路に用い
られるオペレーション時に動作させられるOSC回路
は、特に制限されないが、発振パルスの周波数が比較的
高く設定され、かつ上記上記ポンピング容量の容量値
が、上記一方の回路のポンピング容量の容量値に比べて
大きく形成されるなどにより比較的大きな駆動電流を流
すようにされる。例えば、上記ポンピング容量を用いて
形成されたブートストラップ電圧により上記キャパシタ
に供給される駆動電流は、ダイナミック型RAM等の半
導体集積回路が動作状態にされたときにワード線選択等
に消費される電流に対応した比較的大きな電流値になる
ようにされる。
【0023】上記他方の回路のOSC回路は、上記のよ
うにオペレーション時に動作させられる。ただし、その
動作は次のセンサ回路の出力により有効/無効になるよ
うに制御される。ハイレベル(Highlevel)センサは、昇
圧電圧VCHのレベルが高すぎることを検出し、上記オ
ペレーション時のOSC回路の動作を停止にさせるよう
な動作信号を形成する。ロウレベル(Lowlevel) センサ
は、昇圧電圧VCHのレベルが低すぎることを検出し、
上記オペレーション時のOSC回路の動作を有効にさせ
るような動作信号を形成する。
【0024】つまり、この他方の回路のOSC回路は、
ダイナミック型RAM等の半導体集積回路がアクセスさ
れた状態であって、上記2つのレベルセンサに対応され
た2つのレベルの間に昇圧電圧VCHがあるように間欠
的に動作させられる。具体的には、VCHレベルが高す
ぎるときには、ハイレベルセンサの出力である停止信号
によりOSC回路が停止させられて昇圧電圧VCHがそ
れ以上高くならないようにさせられる。このOSC回路
の動作停止により、VCHレベルが低くなりすぎると、
ロウレベルセンサにより形成された動作信号によりOS
C回路の動作させられ、VCHレベルがその電位以下に
ならないように制御される。
【0025】前記の基板電圧発生回路の場合と同様に、
上記オプレーション時に動作が有効/無効にされるOS
C回路は、上記ハイレベルセンサにより動作が停止させ
られ、ロウレベルセンサによってVCHが低くされたこ
とが検出されると動作が再開される。この結果、オペレ
ーション時に動作させられるOSCの制御は、上記2つ
のレベルセンサにより設定された2つのレベルに対応し
たヒステリシス特性を持つようにされる。
【0026】上記のように基板電圧発生回路と昇圧電圧
発生回路が、設定されたレベルの範囲内になるように制
御されるものであるので、その半導体集積回路の持つP
N接合等の耐圧に見合った基板電圧や昇圧電圧を形成す
ことができるものとなる。
【0027】図4と図5には、この発明が適用されるダ
イナミック型RAMの一実施例のブロック図が示されて
いる。図4には、メモリアレイとその周辺選択回路が示
され、図5にはアドレスバッファや入出力バッファのよ
うな入出力インターフェイス部とタイミング制御部が示
されている。同図の各回路ブロックは、公知の半導体集
積回路の製造技術により、1個の半導体基板上において
形成される。
【0028】図4において、2つのメモリマットMAT
0とMAT1に挟まれてセンスアンプSA01が設けら
れる。すなわち、センスアンプSA01は、2つのメモ
リマットMAT0とMAT1に対して選択的に用いられ
るシェアードセンスアンプとされる。センスアンプSA
01の入出力部には、図示しないが選択スイッチが設け
られてメモリマットMAT0又はMAT1の実質的に平
行に配置された相補ビット線(又は相補データ線あるい
は相補ディジット線と呼ばれることもある)に接続され
る。
【0029】他のメモリマットMAT2,MAT3や、
MAT4,MAT5及びMAT6,MAT7もそれぞれ
一対とされて、それぞれにセンスアンプSA23,SA
45及びSA67が共通に設けられる。上記のような合
計8個のメモリマットMAT0〜MAT7と4個のセン
スアンプSA01〜SA67により、1つのメモリアレ
イMARY0が構成される。このメモリアレイMARY
0に対してYデコーダYDECが設けられる。Yデコー
ダYDECを挟んで対称的にメモリアレイMARY1が
設けられる。このメモリアレイMARY1は、内部構成
が省略されているが、上記メモリアレイMARY0と同
様な構成にされる。上記のような回路ブロックを基本と
して、メモリ容量において複数組が設けられる。
【0030】各メモリマットMAT0〜MAT7におい
て、デコーダXD0〜XD7が設けられる。これらのデ
コーダXD0〜XD7は、プリデコーダ回路XPDの出
力信号AXiを解読して4本分のワード線選択信号を形
成する。このデコーダXD0〜XD7と次に説明するマ
ット制御回路MATCTRL01〜MATCTRL67
の出力信号とによってワード線の選択信号を形成するワ
ードドライバWD0〜WD7が設けられる。このワード
ドライバには、欠陥救済のための予備のワード線に対応
したワードドライバも含まれる。
【0031】上記一対のメモリマットMAT0,MAT
1に対応してマット制御回路MATCTTL01が設け
られる。他の対とされるメモリマットMAT2,MAT
3〜MAT6,MAT7に対しても同様なマット制御回
路MATCTRL23,MATCTRL45,MATC
TRL67が設けられる。マット制御回路MATCTR
L01〜MATCTRL67は、マット選択信号MSi
と信号XE及びセンス動作タイミング信号φSA及び下
位2ビットのアドレス信号の解読信号とを受けて、選択
されたメモリマットに対した1つのマット制御回路にお
いて、4本のワード線の中の1本を選択する選択信号X
iB等を出力する。
【0032】この他に、マット制御回路MATCTRL
01〜MATCTRL67は、上記選択されたメモリマ
ットに対応して左右いずれかのメモリマットに対応した
ビット線選択スイッチをオン状態のままとし、非選択の
メモリマットに対応したビット線選択スイッチをオフ状
態にする選択信号や、センスアンプの増幅動作を開始さ
せるタイミング信号を出力する。
【0033】不良ワード線へのアクセスが行われたとき
には、信号XEのロウレベルにより上記選択信号XiB
等を出力が禁止されるので不良ワード線の選択動作が停
止される。これに代えて、冗長回路側の選択信号XRi
Bが形成されるので、予備のワード線が選択状態にされ
る。
【0034】図5において、タイミング制御回路TG
は、外部端子から供給されるロウアドレスストローブ信
号/RAS、カラムアドレスストローブ信号/CAS、
ライトイネーブル信号/WE及びアウトプットイネーブ
ル信号/OEを受けて、動作モードの判定、それに対応
して内部回路の動作に必要な各種のタイミング信号を形
成する。この明細書及び図面では、/はロウレベルがア
クティブレベルであることを意味するのに用いている。
【0035】信号R1とR3は、ロウ系の内部タイミン
グ信号であり、後述するようなロウ系の選択動作のため
に使用される。タイミング信号φXLは、ロウ系アドレ
スを取り込んで保持させる信号であり、ロウアドレスバ
ッファRABに供給される。すなわち、ロウアドレスバ
ッファRABは、上記タイミング信号φXLによりアド
レス端子A0〜Aiから入力されたアドレスを取り込ん
でラッチ回路に保持させる。
【0036】タイミング信号φYLは、カラムウ系アド
レスを取り込んで保持させる信号であり、カラムアドレ
スバッファCABに供給される。すなわち、カラムアド
レスバッファRABは、上記タイミング信号φYLによ
りアドレス端子A0〜Aiから入力されたアドレスを取
り込んでラッチ回路に保持させる。
【0037】信号φREFは、リフレッシュモードのと
きに発生される信号であり、ロウアドレスバッファの入
力部に設けられたマルチプレクサAMXに供給されて、
リフレッシュモードのときにリフレッシュアドレスカウ
ンタ回路RFCにより形成されたリフレッシュ用アドレ
ス信号に切り替えるよう制御する。リフレッシュアドレ
スカウンタ回路RFCは、タイミング制御回路TGによ
り形成されたリフレッシュ用の歩進パルスφRCを計数
してリフレッシュアドレス信号を生成する。この実施例
ではオートリフレッシュとセルフリフレッシュを持つよ
うにされる。
【0038】タイミング信号φXは、ワード線選択タイ
ミング信号であり、デコーダXIBに供給されて、下位
2ビットのアドレス信号の解読された信号に基づいて4
通りのワード線選択タイミング信号XiBが形成され
る。タイミング信号φYはカラム選択タイミング信号で
あり、カラム系プリデコーダYPDに供給されてカラム
選択信号AYix、AYjx、AYkxが出力される。
【0039】タイミング信号φWは、書き込み動作を指
示する制御信号であり、タイミング信号φRは読み出し
動作を指示する制御信号である。これらのタイミング信
号φWとφRは、入出力回路I/Oに供給されて、書き
込み動作のときには入出力回路I/Oに含まれる入力バ
ッファを活性化し、出力バッファを出力ハイインピーダ
ンス状態にさせる。これに対して、読み出し動作のとき
には、上記出力バッファを活性化し、入力バッファを出
力ハイインピーダンス状態にする。
【0040】タイミング信号φMSは、マット選択動作
を指示する信号であり、ロウアドレスバッファRABに
供給され、このタイミングに同期してマット選択信号M
Siが出力される。タイミング信号φSAは、センスア
ンプの動作を指示する信号である。このタイミング信号
φSAに基づいて、センスアンプの活性化パルスが形成
されることの他、相補ビット線のプリチャージ終了動作
や、非選択のメモリマット側のビット線を切り離す動作
の制御信号を形成するにも用いられる。
【0041】この実施例では、ロウ系の冗長回路X−R
DEが代表として例示的に示されている。すなわち、上
記回路X−REDは、不良アドレスを記憶させる記憶回
路と、アドレス比較回路とを含んでいる。記憶された不
良アドレスとロウアドレスバッファRABから出力され
る内部アドレス信号BXiとを比較し、不一致のときに
は信号XEをハイレベルにし、信号XEBをロウレベル
にして、正規回路の動作を有効にする。上記入力された
内部アドレス信号BXiと記憶された不良アドレスとが
一致すると、信号XEをロウレベルにして正規回路の不
良ワード線の選択動作を禁止させるとともに、信号XE
Bをハイレベルにして、1つの予備ワード線を選択する
選択信号XRiBを出力させる。図2では省略されてい
るけれども、上記ロウ系の回路と同様な回路がカラム系
にも設けられており、それによって不良ビット線に対す
るメモリアクセスを検出すると、カラムデコーダYDに
よる不良ビット線の選択動作を停止させ、それに代え
て、予備に設けられているビット線を選択する選択信号
が形成される。
【0042】電圧発生回路VGは、前記図1と図2から
なるような基板電圧発生回路と昇圧電圧発生回路であ
り、基板電圧VBBと昇圧電圧VCHとを形成する。こ
の場合、基板電圧発生回路と昇圧電圧発生回路におい
て、常時動作するOSCは、共通化して用いられる。こ
れにより、回路の簡素化と電流消費を少なくすることが
できる。
【0043】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1) 周期的なパルス信号によりチャージホンプ回路
を駆動して内部電圧を発生させ、第1と第2のレベルセ
ンサにより上記内部電圧をモニターして上記内部電圧が
設定された上限値と下限値の間となるように上記チャー
ジポンプ回路の動作を制御することにより、素子等の耐
圧破壊を防止することができるという効果が得られる。
【0044】(2) 上記電圧発生部と制御部を、基板
バックバイアス電圧を形成する第1の回路と、外部端子
から供給される電源電圧に対して昇圧された昇圧電圧を
形成する第2の回路により構成することにより、基板電
圧及び昇圧電圧の両方による素子破壊等を防止すること
ができるという効果が得られる。
【0045】(3) 上記第1と第2の回路に対応され
たチャージポンプ回路は、比較的小さな電流供給能力し
かもたずに定常的に発生されるパルス信号により定常的
に動作させられる第1のチャージポンプ回路と、上記制
御部により形成された制御信号により間欠的に発生され
られるパルス信号に対応して間欠的に動作させられる第
2のチャージポンプ回路とにより構成することにより、
動作モードに応じた電流供給ができるから内部電圧の安
定化も図れるという効果が得られる。
【0046】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、リー
ク電流に見合った定常的に動作させられる回路を省略し
て、基板電圧又は昇圧電圧のレベルセンス出力によりそ
れぞれが所定の設定幅の範囲内にあるように制御するも
のであってもよい。昇圧電圧が不要な半導体集積回路
や、基板電圧が不要な半導体集積回路ではそれぞれを省
略できるものである。
【0047】周期的なパルスは、電源電圧の供給により
定常的に動作させられる1つの発振回路の出力パルスを
ゲート回路を通して間欠的にチャージポンプ回路に供給
するようにして、オプレーション時にレベルセンサの出
力により電圧発生回路を間欠的に動作制御するものであ
ってもよい。この発明は、基板電圧発生回路や昇圧電圧
発生回路を備えた半導体集積回路装置に広く利用でき
る。
【0048】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、周期的なパルス信号により
チャージホンプ回路を駆動して内部電圧を発生させ、第
1と第2のレベルセンサにより上記内部電圧をモニター
して上記内部電圧が設定された上限値と下限値の間とな
るように上記チャージポンプ回路の動作を制御すること
により、素子等の耐圧破壊を防止することができる。
【0049】上記電圧発生部と制御部を、基板バックバ
イアス電圧を形成する第1の回路と、外部端子から供給
される電源電圧に対して昇圧された昇圧電圧を形成する
第2の回路により構成することにより、基板電圧及び昇
圧電圧の両方による素子破壊等を防止することができ
る。
【0050】上記第1と第2の回路に対応されたチャー
ジポンプ回路は、比較的小さな電流供給能力しかもたず
に定常的に発生されるパルス信号により定常的に動作さ
せられる第1のチャージポンプ回路と、上記制御部によ
り形成された制御信号により間欠的に発生されられるパ
ルス信号に対応して間欠的に動作させられる第2のチャ
ージポンプ回路とにより構成することにより、動作モー
ドに応じた電流供給ができるから内部電圧の安定化も図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る基板電圧発生回路の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】図1のロウレベルセンサの一実施例を示す回路
図である。
【図3】この発明に係る昇圧電圧発生回路の一実施例を
示すブロック図である。
【図4】この発明が適用されるダイナミック型RAMに
おけるメモリアレイとその周辺選択回路の一実施例を示
すブロック図である。
【図5】この発明が適用されるダイナミック型RAMに
おける入出力インターフェイス部とタイミング制御部を
示すブロック図である。
【符号の説明】 Q1〜Q6…MOSFET、IV1〜IV4…インバー
タ回路、G1,G2…ゲート回路、MAT0〜MAT7
…メモリマット、MARY0,MARY1…メモリアレ
イ、XD0〜XD7…デコーダ回路、WD0〜WD7…
ワードドライバ、SA01〜SA67…センスアンプ、
XDEC…ロウデコーダ回路、ARYCTRL…アレイ
制御回路、YDEC…カラムデコーダ回路、MATCT
RL0〜MATCTRL3…マット制御回路、TG…タ
イミング制御回路、I/O…入出力回路、RAB…ロウ
アドレスバッファ、CAB…カラムアドレスバッファ、
AMX…マルチプレクサ、RFC…リフレッシュアドレ
スカウンタ回路、XPD,YPD…プリテコーダ回路、
X−DEC…ロウ系冗長回路、XIB…デコーダ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮武 伸一 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 三村 晃満 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周期的なパルス信号をチャージホンプ回
    路を駆動して内部電圧を発生する電圧発生部と、かかる
    電圧発生部により形成された内部電圧と所望の下限電圧
    と上限電圧とをそれぞれ比較する第1と第2のレベルセ
    ンサと、かかるレベルセンサの出力信号により上記内部
    電圧が上記上限値と下限値の間に設定されるように上記
    チャージポンプ回路の動作を制御する制御部とを含む内
    部電圧発生回路を備えてなることを特徴とする半導体集
    積回路装置。
  2. 【請求項2】 上記電圧発生部と制御部は、基板バック
    バイアス電圧を形成する第1の回路と、外部端子から供
    給される電源電圧に対して昇圧された昇圧電圧を形成す
    る第2の回路からなるものであることを特徴とする請求
    項1の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 上記第1と第2の回路に対応されたチャ
    ージポンプ回路は、比較的小さな電流供給能力しかもた
    ずに定常的に発生されるパルス信号により定常的に動作
    させられる第1のチャージポンプ回路と、上記制御部に
    より形成された制御信号により間欠的に発生されるパル
    ス信号に対応して間欠的に動作させられる第2のチャー
    ジポンプ回路とを備えるものであることを特徴とする請
    求項2の半導体集積回路装置。
JP7338143A 1995-12-01 1995-12-01 半導体集積回路装置 Withdrawn JPH09161480A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100350768B1 (ko) * 1999-12-30 2002-08-28 주식회사 하이닉스반도체 내부 전원전압 발생장치
US6809953B2 (en) 2001-12-20 2004-10-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Potential generating circuit, potential generating device and semiconductor device using the same, and driving method thereof
KR100596429B1 (ko) * 2004-07-26 2006-07-06 주식회사 하이닉스반도체 내부전원 공급장치
JP2008283513A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 New Japan Radio Co Ltd 映像回路
JP2010152995A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Elpida Memory Inc 半導体装置

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