JPH06215561A - ダイナミック型ram - Google Patents

ダイナミック型ram

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JPH06215561A
JPH06215561A JP5024790A JP2479093A JPH06215561A JP H06215561 A JPH06215561 A JP H06215561A JP 5024790 A JP5024790 A JP 5024790A JP 2479093 A JP2479093 A JP 2479093A JP H06215561 A JPH06215561 A JP H06215561A
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JP
Japan
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circuit
power supply
supply voltage
signal
memory
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Application number
JP5024790A
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English (en)
Inventor
Toshio Maeda
敏夫 前田
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高集積化及び低消費電力化の実現やバッテリ
ーバックアップに適したダイナミック型RAMを提供す
る。 【構成】 セルフリフレッシュ動作を行わせるCMOS
リングオシレータの論理ゲート段数を、同一チップ内に
形成された電源電圧を感知するレベル判定回路又は温度
モニタの出力結果により切り替えて発振周期を補正す
る。 【効果】 電源電圧の変化や温度変化に対応したダイナ
ミック型メモリセルの情報保持時間に適合するようセル
フリフレッシュ周期が切り替えられるので、メモリセル
側では必要最小のキャパシタ容量値にできることによる
高集積化とリフレッシュ回数を低減できることによる低
消費電力化が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はダイナミック型RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)に関し、内部発振器に
よるセルフリフレッシュ動作を行う機能を備えたものに
利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CMOS論理ゲートを複数段連結してリ
ングオシレータを構成し、セルフリフレッシュ動作を行
わせるようにしたダイナミック型RAMがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のCMOS論理ゲ
ートを複数段連結して構成するリングオシレータの発振
周期は、{CMOS論理ゲート遅延×論理段数÷2}で
決まるため、電源電圧の低下またはチップ温度の上昇に
よりCMOS論理ゲートの遅延が大きくなり、リングオ
シレータの発振周期が長くなる。ダイナミック型RAM
ではリングオシレータの発振周期をもとにセルフリフレ
ッシュを行っているため、電源電圧が下がり、メモリセ
ルへの書き込み電荷が少なくなった場合や、チップ温度
が上昇してメモリセルからの電荷のリーク量が大きくな
った時にはリフレッシュ周期を短くしなければならない
が、リングオシレータでは逆にリフレッシュ周期を長く
してしまうという問題がある。
【0004】従来のダイナミック型RAMでは、上記電
源電圧の低下や温度上昇によるメモリセルの情報保持時
間とリフレッシュ周期の変動を見込んでメモリセル容量
を増加させたり、リフレッシュ周期を短く設定する等の
方法がとられていたが、メモリセル面積の増加により高
集積化の妨げるという問題やセルフリフレッシュ時の消
費電力を増大させるという問題が生じる。
【0005】この発明の目的は、高集積化及び低消費電
力化を図ったダイナミック型RAMを提供することにあ
る。この発明の他の目的は、バッテリーバックアップに
適したダイナミック型RAMを提供することにある。こ
の発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろ
う。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、セルフリフレッシュ動作を
行わせるCMOSリングオシレータの論理ゲート段数
を、同一チップ内に形成された電源電圧を感知するレベ
ル判定回路又は温度モニタの出力結果により切り替えて
発振周期を補正する。
【0007】
【作用】上記した手段によれば、電源電圧の変化や温度
変化に対応したダイナミック型メモリセルの情報保持時
間に適合するようセルフリフレッシュ周期が切り替えら
れるので、メモリセル側では必要最小のキャパシタ容量
値にできることによる高集積化とリフレッシュ回数を低
減できることによる低消費電力化が図られる。
【0008】
【実施例】図1には、この発明に係るセルフリフレッシ
ュ用の発振回路の一実施例の回路図が示されている。同
図の各回路素子は、公知の半導体集積回路の製造技術に
よって、ダイナミック型RAMを構成する他の回路素子
とともに単結晶シリコンのような1個の半導体基板上に
おいて形成される。
【0009】同図において、破線枠で示された回路a及
び回路a’は電源電圧のレベル判定回路及温度モニタ回
路である。回路aに示す電源電圧レベル判定回路及び温
度モニタ回路内のQ1からQnはMOSFETであり、
チャンネル(バックゲート)部分に矢印が付されたのは
Pチャンネル型MOSFETであり、矢印が付されてな
いのはNチャンネル型MOSFETである。R1、R2
は抵抗であり、拡散層抵抗または、金属配線抵抗で形成
される。
【0010】抵抗R2は抵抗R1に対して温度依存性が
大きい材料で形成されており、温度が上昇すると抵抗R
1,R2からなる抵抗分割比が上昇する回路が構成され
る。回路a’は回路aと同様に構成されているが、電源
から直列に接続されたMOSFETの数、及びR1,R
2の抵抗値が異なる。すなわち、回路aと回路a’と
は、感知する電源電圧と温度が異なるように設定され
る。
【0011】回路bはリングオシレータであり、INV
1からINVnはCMOSインバータであり、NAND
1からNAND4はNANDゲートである。図中の回路
cは電源電圧、温度判定回路を一定間隔で間欠的に動作
させるためのカウンタ(分周回路)であり、リングオシ
レータからの出力をカウントし、回路a及び回路a’を
数カウント毎に1回の割合で間欠的に動作させる。これ
は、電源電圧や温度が、短い時間内に頻繁に変化するこ
とがないことに着目し、実質的に問題ない長い時間間隔
で間欠的に感知すれば足りるからである。これにより、
回路a及び回路a’の抵抗R1,R2及びR1’,R
2’や直列MOSFET回路には常に貫通電流が流れる
ことはなく、大幅に消費電流を抑えることが出来る。
【0012】個々の回路動作を説明すると、電源電圧、
温度モニタ回路aは、MOSFETQ4〜Qnにより電
源電圧よりプルダウンされた電位をQ1,Q2からなる
インバータのPMOSのソース電源に用い、抵抗R1,
R2で電源を抵抗分割したレベルをゲート入力すること
により、電源電圧レベルがMOSFETQ4〜Qnの段
数およびMOSFETのしきい値により任意に決まる値
より低くなった場合、抵抗R1,R2で電源を抵抗分割
したレベルがインバータの論理しきい値より高いと判定
されて出力が反転する。
【0013】チップ温度が上昇した場合も、抵抗R1,
R2の温度特性が異なることから、抵抗分割比が上昇
し、インバータの論理しきい値より高いと判定され、出
力が反転する。電源電圧、温度判定回路a’も上記回路
aと基本的には同様の動作をするが、電源から直列に接
続されたMOSFETの数及び抵抗R1’,R2’の値
が異なるため、回路aより更に電源電圧が低下した場合
またはチップ温度が上昇した場合に出力がハイレベルに
される。
【0014】回路bのリングオシレータはINV3〜I
NVn及びNAND3〜NAND6からなる奇数段の論
理ゲートをループすることにより、(CMOS論理ゲー
ト遅延×論理段数÷2)で決まる周期で自己発振する。
【0015】以下に本回路の動作について電源電圧が変
動した場合を例に説明する。電源電圧が電源電圧レベル
判定回路aのMOSFETQ4〜Qnの段数およびMO
SFETのしきい値により任意に決まる値より高い場
合、回路aの出力S1はロウレベルとなり、NAND1
のゲートを閉じているためリングオシレータはループL
1で発振する。
【0016】もし、電源電圧が変動し回路aの設定値を
下回った場合、電源電圧が低下したことによりCMOS
論理ゲートの遅延が大きくなるが、電源電圧レベル判定
回路の出力インバータS1が反転してハイレベルとな
り、リングオシレータのL1のループを閉じ、NAND
1のゲートを開いてこれを経由する論理段数の少ないル
ープL2で発振し発振周波数を補正する。
【0017】更に電源電圧が低下した場合は、次ぎに電
源電圧レベル判定回路a’が同様に動作し出力信号S2
が反転してハイレベルになり、リングオシレータのL2
のループを閉じ、更に論理段数の少ないNAND2を経
由するループL3で発振し、発振周期を補正する。
【0018】回路cは上記の回路a及びa’に定常的に
貫通電流が流れることを防ぐため設けられた回路であ
り、リングオシレータの発信パルスをカウントし、定期
的にハイレベルを出力する。これを受けるインバータ回
路INVcのロウレベルの出力信号により、Pチャンネ
ル型MOSFETQ3がオン状態なって回路aでは抵抗
分割回路の電圧判定動作が開始される。この判定出力S
1はクロックドインバータCIN1により伝達される
が、回路cからの信号がロウレベルに変わって上記Pチ
ャンネル型MOSFETQ3がオフ状態にされる、上記
判定出力S1はCIN2及びINVaによりラッチされ
る。他の回路a’でもPチャンネル型MOSFETQ
3’のスイッチ制御とラッチ回路の制御が同様に行われ
る。
【0019】図2には、この発明に係るリングオシレー
タの動作を説明するためのタイミング図が示されてい
る。同図には、電源電圧レベル判定等の補正用トリガー
信号S1,S2により発振周期の切り変わる様子が示さ
れている。同図は論理シミュレータを用いて解析した値
であり、電源電圧を一定にしているため、トリガー信号
S1,S2の入力により発振周期が変わっていく様子が
示されている。実際の使用では、電源電圧の低下により
論理ゲートの遅延が大きくなり発振周期が長くなるのを
補正するように作用する。この実施例における補正と
は、発振周波数を一定の周波数に安定させるというもの
ではなく、ダイナミック型メモリセルの情報保持時間に
合わせたリフレッシュ周期の補正である。
【0020】上記実施例は電源電圧による切り替えポイ
ントを二つだけ設けているが、切り替えポイントは数段
にわたっても良いことはいうまでもない。補正のための
トリガーは電源電圧、温度以外の信号でも良く、複数の
トリガーを併用することも可能であることはいうまでも
ない。電源電圧、温度モニタ回路は、本実施例以外の回
路構成でも可能であることはいうまでもない。
【0021】図10に、本発明のDRAM(ダイナミッ
ク型RAM)を用いたICカードの要部概略図を示す。
プラスチック基板上に本発明のDRAM及びマイクロコ
ントローラが搭載されている。上記マイクロコントロー
ラは本発明のDRAM用制御回路であって、本発明のD
RAMのメモリアクセス動作を制御する。また、本発明
のDRAM及びマイクロコントローラの内部配線と上記
プラスチック基板上の配線とは互いに接続されている。
さらに上記コネクタと上記プラスチック基板上の配線と
が電気的に接続されており、上記コネクタと外部のシス
テムにおけるインターフェース回路とを接続する。ま
た、バッテリーが搭載されており、システムから取り外
されたときには、バッテリーバックアップが行われる。
このことによって、ダイナミック型RAMを用いつつ、
各種システムの情報記憶を行うICカードとして使用す
ることが出来る。
【0022】本実施例では本発明のDRAM用制御回路
としてのマイクロコントローラをICカードに内蔵した
場合の例を示したが、上記マイクロコントローラをIC
カード内に設けず、独立に形成しても良い。このICカ
ードを従来のフロッピーディスクのようにワークステー
ション以下の小型及び携帯用のコンピュータシステムに
おける交換可能な補助記憶媒体として利用すれば、ディ
スクを回転させる必要が無く、システム全体の小型化,
軽量化および薄型化が図れるとともに、消費電力を低減
でき、さらにフラッシュEPROMに比べて情報を高速
に読み書きできるので、システム全体としての処理能力
が向上する。
【0023】上記のようにバックアップ電池を備えてお
り、DRAMメモリカードに外部からの電源供給がある
場合は、DRAM内部で通常電源電圧範囲で上述の電源
電圧、温度の変動に対応して発振周期を補正するリング
オシレータが作用する。カードをシステムから抜き去っ
た場合、メモリカードは通常電源電圧よりも低い電圧の
バックアップ電池により情報を保持される。これによ
り、電流消費が少なくなり、バッテリー寿命を長くする
ことができる。
【0024】この情報保持状態において、本願の電源電
圧判定回路により、バックアップ電池モードに切り替わ
る。低消費電力の為にリフレッシュ動作に不要の回路が
停止されるとともに、リングオシレータの発振周期が最
適化されることにより、低電圧でのセルフルフレッシュ
に適したリフレッシュカウントアップ、後述するような
内部定電圧発生回路( ワード線電位、基板電位) の動作
周期が設定される。
【0025】外部からの電源供給が始まった場合は、メ
モリセル内の書き込み電位はバッテリーによる低電圧に
対応して低くなっており、本願の電源電圧判定回路によ
り、誤動作防止の為に一度通常電圧の下でセルフリフレ
ッシュを行ってから、通常の書き込み読み出し動作が可
能になる。
【0026】図3には、この発明が適用されたダイナミ
ック型RAMの一実施例のブロック図が示されている。
同図の各回路ブロックは、公知の半導体集積回路の製造
技術よって、単結晶シリコンのような1個の半導体基板
上において形成される。同図における各回路ブロック
は、実際の半導体チップにおける幾何学的な配置に合わ
せて描かれている。本願において、MOSFETは絶縁
ゲート型電界効果トランジスタ(IGFET)の意味で
用いている。
【0027】この実施例においては、メモリの大容量化
に伴うチップサイズの大型化による制御信号やメモリア
レイ駆動信号といった各種配線長が長くされることによ
って動作速度も遅くされてしまうのを防ぐ等のために、
RAMを構成するメモリアレイ部とそのアドレス選択等
を行う周辺部との配置に次のような工夫が行われてい
る。
【0028】同図において、チップの縦中央部と横中央
部とから形作られる十文字エリアが設けられる。この十
文字エリアには主に周辺回路が配置され、上記十文字エ
リアにより4分割されたエリアにはメモリアレイが配置
される。すなわち、チップの縦方向と横方向の中央部に
十文字状のエリアを設け、それにより4つに分割された
エリアにメモリアレイが形成される。特に制限されない
が、上記4つのメモリアレイは、後述するようにそれぞ
れが約4Mビットの記憶容量を持つようにされる。これ
に応じて4つのメモリアレイ全体では、約16Mビット
の大記憶容量を持つものとされる。
【0029】1つのメモリマット1は、横方向にワード
線が延長するよう配置され、縦方向に一対からなる平行
に配置される相補ビット線(データ線又はディジット
線)が延長するよう配置される。メモリマット1は、セ
ンスアンプ2を中心にして左右に一対が配置される。セ
ンスアンプ2は、左右に配置される一対のメモリマット
1に対して共通に用いられるという、いわゆるシェアー
ドセンスアンプ方式とされる。
【0030】上記4つに分割されたメモリアレイのう
ち、中央部側ににY選択回路5がそれぞれ設けられる。
Y選択線はY選択回路5からそれに対応するメモリアレ
イの複数のメモリマット上を延長するよう延びて、各メ
モリマットのカラムスイッチ用MOSFETのゲートの
スイッチ制御を行う。
【0031】上記チップの横方向の中央部のうち、右側
の部分にはXアドレスバッファ、X冗長回路及びXアド
レスドライバ(論理段)とからなるX系回路10と、R
AS系制御信号回路11、WE系信号制御回路12及び
基準電圧発生回路16がそれぞれ設けられる。上記チッ
プの横方向の中央部のうち、左側の部分にはYアドレス
バッファ、Y冗長回路及びYアドレスドライバ(論理
段)とからなるY系回路13と、CAS系制御信号回路
14及びテスト回路15がそれぞれ設けられる。
【0032】上記のように、アドレスバッファとそれに
対応したアドレス比較回路を含む冗長回路、制御クロッ
ク発生を行うCAS,RAS系制御信号回路等を一個所
に集中配置すると、例えば配線チャンネルを挟んでクロ
ック発生回路と他の回路を振り分けること、言い換える
ならば上記配線チャンネルを共用化することによって高
集積化が可能になるとともに、アドレスドライバ(論理
段)等に最短で等距離で信号を伝えることができる。
【0033】RAS系制御回路11は、ロウアドレスス
トローブ信号RASBを受けてXアドレスバッファを活
性化するために用いられる。Xアドレスバッファに取り
込まれたアドレス信号はX系の冗長回路に供給される。
ここで、記憶された不良アドレスとの比較が行われて、
冗長回路への切り換えることの有無が判定される。その
結果と上記アドレス信号とは、X系のプリデコーダに供
給される。ここで、プレデコード信号が形成され、各メ
モリアレイに対応して設けられるXアドレスドライバを
介して、前記のようなメモリマットに対応して設けられ
るそれぞれのXデコーダ3に供給される。
【0034】一方、上記RAS系の内部信号は、WE系
のコントロール回路とCAS系のコントロール回路に供
給される。例えば、上記RASB信号とカラムアドレス
ストローブ信号CASB及びライトイネーブル信号WE
Bとの入力順序の判定から、テストモード(WCBR)
オートリフレッシュモード(CBR)、セルフリフレッ
シュモード等の動作モードの識別が行われる。前記の電
源電圧の電圧レベル判定回路及び温度モニタ及びこれに
よって制御されるリングオシレータは、RAS系制御回
路11に含まれる。
【0035】テストモードのときには、テスト回路15
が活性化され、そのとき供給される特定のアドレス信号
に従いテストファンクションが設定される。セルフリフ
レッシュモードでは、前記リングオシレータが動作状態
にされて、リフレッシュアドレス歩進用のパルスが形成
される。セルフリフレッシュ動作では、前記のような電
源電圧や温度の変化に対応してリフレッシュ周期が自動
的に切り替えられる。オートリフレッシュモードでは、
外部から供給されるRASB信号をクロックとしてリフ
レッシュアドレスの歩進動作が行われる。
【0036】CAS系の制御回路14は、信号CASB
を受けてY系の各種制御信号を形成するために用いられ
る。信号CASBのロウレベルへの変化に同期してYア
ドレスバッファに取り込まれたアドレス信号は、Y系の
冗長回路に供給される。ここで記憶された不良アドレス
との比較が行われて、冗長回路への切り換えの有無が判
定される。その結果と上記アドレス信号は、Y系のプリ
デコーダに供給される。プリデコーダは、プレデコード
信号を形成する。このプリデコード信号は、4つからな
る各メモリアレイ対応して設けられるYアドレスドライ
バを介して、それぞれのYデコーダに供給される一方、
上記CAS系制御回路14は、前記のようにRASB信
号とWEB信号とを受けてその入力順序の判定からテス
トモードを判定すると、隣接するテスト回路15を活性
化させる。
【0037】上記チップの縦方向の中央部のうち、上側
の部分にはこのエリアの中心軸に対して左右対称的に合
計16個のメモリマットと8個のセンスアンプがそれぞ
れ配置される。そのうち、左右4組ずつのメモリマット
とセンスアンプに対応して4個からなるメインアンプ7
が設けられる。この他、この縦中央上部には、内部降圧
電圧を受けてワード線選択用等の昇圧電圧発生回路21
や、アドレス信号や制御信号等の入力信号に対応した入
力パッドエリア9B及び9Cが設けられる。
【0038】この実施例では、昇圧電圧発生回路21
は、前記セルフリフレッシュ用のリングオシレータによ
り形成された発振パルスを入力パルスとするチャージポ
ンプ回路により形成される。上記のようにリングオシレ
ータは、電源電圧の低下に対応して発振パルスの周波数
が低下してしまうのを補正するように、言い換えるなら
ば、発振パルスの周波数を高くするように動作するか
ら、電源電圧の低下に対応して昇圧電圧が低下してしま
うのを防ぐことができる。これにより、前記バッテリー
バックアップのように動作電圧が低くされても、メモリ
セルのフルライトに必要なワード線の選択電圧を得るこ
とができる。
【0039】この実施例では1つのブロックには8個の
メモリマット1と4個のセンスアンプ2が配置され、上
記縦軸を中心として左右対称的に合計16個のメモリマ
ット1と8個のセンスアンプ2が割り当てられる。この
構成では、4個からなる少ないメインアンプ7を用いつ
つ、各センスアンプ2からの増幅信号を短い信号伝播経
路によりメンアンプ7に伝えることができる。
【0040】上記チップの縦方向の中央部のうち、下側
の部分にもこのエリアの中心軸に対して左右対称的に合
計16個のメモリマットと8個のセンスアンプがそれぞ
れ配置される。そのうち、左右4組ずつのメモリマット
とセンスアンプに対応して4個からなるメインアンプ7
が設けられる。
【0041】上記の他、電源電圧を受けて基板に供給す
べき負のバイアス電圧を形成する基板電圧発生回路18
や、アドレス信号や制御信号等の入力信号に対応した入
力パッドエリア9A及びデータ出力バッファ回路19及
びデータ入力バッファ回路20が設けられる。基板電圧
発生回路18を構成するチャージポンプ回路の入力パル
スも、上記同様に図1のリングオシータの発振パルスを
用いて、電源電圧が低下したときも十分な基板電圧を得
るようにしてもよい。上記同様に4個のような少ない数
からなるメインアンプ7を用いつつ、各センスアンプ2
からの増幅信号を短い信号伝播経路によりメインアンプ
7に伝えることができる。
【0042】同図では省略されているが、上記縦中央部
の領域には上記のようなエリア9A〜9Cの他にも、各
種のボンディングパッドが配置される。これらのボンデ
ィングパッドの例としては外部電源供給用のパッドあ
り、入力のレベルマージンを大きくするため、言い換え
るならば電源インピーダンスを低くするために回路の接
地電位を供給するパッドは、合計で十数個と比較的多く
ほぼ一直線上に並んで配置される。これらの接地電位用
パッドは、LOC技術により形成される縦方向に延びる
接地電位用リードに接続される。これら接地用パッドの
うち、ワード線のクリア、ワードドライバの非選択ワー
ド線のカップリングによる浮き上がり防止用のために特
に設けられるたものや、センスアンプのコモンソース用
として設けられもの等のように主として電源インピーダ
ンスを下げる目的で設けられる。
【0043】これにより、回路の接地電位は内部回路の
動作に対して電源インピーダンスが低くされ、かつ上記
のごとく複数種類に分けられた内部回路間の接地配線
が、LOCリードフレームとボンディングワイヤとから
なるローパスフィルタで接続されることになるからノイ
ズの発生を最小に抑えるとともに、内部回路間の回路接
地線ノイズの伝播も最小に抑えることができる。
【0044】アドレス入力用のパッドA0〜A11と、
RAS、CAS、WE及びOEのような制御信号用のバ
ッドは上記エリア9A〜9Cに配置される。この他にデ
ータ入力用やデータ出力用のバッドやボンディングマス
ター用、モニタ用及びモニタ用パッド制御のために以下
のパッドも設けられる。ボンディングマスター用として
はスタティックカラムモードを指定するためのもの、ニ
ブルモード及び×4ビット構成時のライトマスク機能を
指定するためのものがある。モニタ用としては内部電圧
VBB、VCHがある。
【0045】VCHは上記内部電圧VDLを受けて約
5.3Vに昇圧されたワード線の選択レベル、シェアー
ドスイッチMOSFETを選択するブースト電源電圧で
ある。VBBは−2Vのような基板バックバイアス電
圧、VPLはメモリセルのプレート電圧であり、前記の
ように誘電体膜のリーク電流の方向性に対応してビット
線のハイレベルとロウレベルの中点電位から偏倚して設
定されている。
【0046】上記X系の選択動作により、各メモリブロ
ックでは1本ずつのワード線が選択される。すなわち、
各メモリブロックでは同図で斜線を付したような1つの
メモリマットと1つのセンスアンプが動作させられる。
このようなメモリブロックの分割とそれに対応したワー
ド線の選択動作及びセンスアンプの活性化により、特定
配線に大電流が集中して流れて比較的大きなレベルのノ
イズが発生することを防止できる。
【0047】図4には、この発明に係るダイナミック型
RAMのメモリアレイ部の一実施例の回路図が示されて
いる。同図において、例示的に示されたメモリアレイM
ARYは、特に制限されないが、2交点(折り返しビッ
ト線)方式とされる。同図には、その一対の行が代表と
して例示的に示されている。一対の平行に配置された相
補ビット線B0T、B0Bに、アドレス選択用MOSF
ETQmと情報記憶用キャパシタCsとで構成された複
数のメモリセルのそれぞれの入出力ノードが同図に示す
ように所定の規則性をもって配分されて結合されてい
る。
【0048】同図では省略されているが、上記ビット線
B0T,B0Bにはプリチャージ回路を構成するスイッ
チMOSFETが設けられる。このスイッチMOSFE
Tは、チップ非選択状態に発生されるプリチャージ信号
が供給されることによって、チップ非選択状態のとき又
はメモリセルが選択状態にされる前にオン状態にされ
る。これにより、前の動作サイクルにおいて、CMOS
センスアンプの増幅動作による相補ビット線B0T,B
0Bのハイレベルとロウレベルを短絡して、相補ビット
線B0T,B0Bを約VCL/2(HVC)のプリチャ
ージ電圧とする。
【0049】特に制限されないが、チップが比較的長い
時間非選択状態に置かれる場合、上記プリチャージレベ
ルは、リーク電流等によって低下する。そこで、スイッ
チMOSFETを設けて、ハーフプリチャージ電圧を供
給するようにする。このハーフプリチャージ電圧を形成
する電圧発生回路は、その具体的回路は図示しないが、
上記リーク電流等を補うよう比較的小さな電流供給能力
しか持たないようにされる。これによって、消費電力が
増大するのを抑えている。
【0050】DRAMのチップ非選択状態等により上記
プリチャージMOSFETがオン状態にされる前に、上
記センスアンプは非動作状態にされる。このとき、上記
相補ビット線B0T,B0Bはハイインピーダンス状態
でハイレベルとロウレベルを保持するものとなってい
る。また、DRAMが動作状態にされると、センスアン
プが動作状態にされる前に上記プリチャージMOSFE
Tはオフ状態にされる。
【0051】これにより、相補ビット線B0T,B0B
は、ハイインピーダンス状態で上記ハーフプリチャージ
レベルを保持するものである。このようなハーフプリチ
ャージ方式にあっては、相補ビット線B0T,B0Bの
ハイレベルとロウレベルを単に短絡して形成するもので
あるので、低消費電力化が図られる。センスアンプの増
幅動作において、上記プリチャージレベルを中心として
相補ビット線B0T,B0Bがハイレベルとロウレベル
のようにコモンモードで変化するので、容量カップリン
グにより発生するノイズレベルを低減できるものとな
る。
【0052】X(ロウ)アドレスデコーダは、特に制限
されないが、ゲート回路G1〜G4からなる第1のアド
レスデコーダ回路と、単位回路UXDCRのような第2
のアドレスデコーダ回路からなるように2分割されて構
成される。同図には、第2のアドレスデコーダ回路を構
成する1回路分(単位回路)UXDCRと、第1のアド
レスデコーダ回路を構成するノア(NOR)ゲート回路
G1〜G4が示されている。同図においては、ゲート回
路G2とG3は回路記号が省略されている。
【0053】上記単位回路UXDCRは、ワード線4本
分のデコード信号を形成する。第1のXデコーダ回路を
構成する4個のゲート回路G1〜G4には、下位2ビッ
トのアドレス信号に対応したワード線選択信号x0,x
1の組み合わせにより4通りのワード線選択タイミング
信号φx0ないしφx3を形成する。これらのワード線選択
タイミング信号φx0〜φx3は、伝送ゲート上記MOSF
ETQ20〜Q23を介して単位のワード線ドライバU
WD0〜UWD3に入力される。
【0054】ワード線ドライバWDは、単位回路UWD
0が代表として例示的に示されているように、Pチャン
ネルMOSFETQ26とNチャンネルMOSFETQ
27からなるCMOS駆動回路と、その入力と動作電圧
端子VCHとの間に設けられたPチャンネルMOSFE
TQ24,Q25から構成される。PチャンネルMOS
FETQ24のゲートにはレベル変換回路によりレベル
変換されたプリチャージ信号wphが供給される。Pチ
ャンネルMOSFETQ25のゲートにはワード線W0
の駆動出力が供給される。
【0055】MOSFETQ25は、電源電圧VCCに
従って形成されたワード線選択タイミング信号φx0がハ
イレベルにされて、ワード線W0を接地電位のような非
選択レベルにするとき、そのロウレベルを受けてCMO
S回路の入力レベルを高電圧VCHまでプルアップして
PチャンネルMOSFETQ26を確実にオフ状態にす
る。これにより、非選択のワード線に対応したCMOS
駆動回路を構成するPチャンネルMOSFETQ26と
Q27との間で直流電流が消費されるのを防ぐものであ
る。
【0056】Xアドレスデコーダを上記のように2分割
することによって、第2のXアドレスデコーダ回路を構
成する単位回路UXDCRのピッチ(間隔)とワード線
のピッチとを合わせることができる。その結果、無駄な
空間が半導体基板上に生じなくすることができる。
【0057】ワード線の遠端側と回路の接地電位との間
にはスイッチMOSFETQ1〜Q4等が設けられる。
これらのスイッチMOSFETQ1〜Q4のゲートに
は、それに対応したワード線W0〜W3に供給される選
択信号とは逆相の信号WC0〜WC3が供給される。こ
れにより、選択されたワード線に対応したスイッチMO
SFETのみがオフ状態に、他のスイッチMOSFET
はオン状態にされる。これにより、選択ワード線の立ち
上がりによる容量結合によって非選択ワード線が不所望
に中間電位に持ち上げられてしまうことを防止できる。
【0058】図5に本発明のDRAMを適用したコンピ
ュータシステムにおけるメモリ格納部であるメモリボー
ドの要部概略図を示す。このメモリボードは複数のメモ
リモジュールによって構成されるメモリボードである。
上記メモリモジュール上にはパッケージ封止された本発
明のDRAMが複数個搭載され、上記本発明のDRAM
と上記メモリモジュール上の配線とは接続されている。
【0059】上記メモリモジュール上のコネクタにより
コンピュータシステム内のアドレスバスまたはデータバ
スと本発明のDRAMを接続させる。これは、上記コン
ピュータシステム内のメモリ格納部におけるメモリ部の
メモリボード用スロット上に上記コネクタを差し込むこ
とによって行なう。このようにして、メモリボード上つ
まりメモリモジュール上に搭載できる本発明のDRAM
の数によって、コンピュータシステム等記憶装置の情報
蓄積容量が決まるようになる。
【0060】図6に本発明のDRAMを用いたDRAM
システムの概略図を示す。このシステムは、DRAM
IC ARRAY及び中央処理装置CPUと上記DRA
Mと、中央処理装置CPUとをインターフェースするた
めのインターフェース回路I/Fにより構成されてい
る。DRAM IC ARRAYは、実装された状態の
本発明のDRAMにより構成されている。
【0061】このDRAMシステムと中央処理装置CP
Uとの間の入出力信号について説明する。中央処理装置
CPUにより形成されるアドレス信号A0〜Akは本発
明のDRAMのアドレスを選択する。そして、リフレッ
シュ指示信号REFGRNTは本発明のDRAMのメモ
リ情報をリフレッシュさせる制御信号である。ライトイ
ネーブル信号WEBは、本発明のDRAMにおけるデー
タの読み出し及び書込み制御信号である。
【0062】また、メモリ起動信号MSは本発明のDR
AMのメモリ動作を開始させる制御信号である。そし
て、データバスにおける入出力データD1〜DBは中央
処理装置CPUとDRAM間で伝送される。リフレッシ
ュ要求信号REFREQは本発明のDRAMのメモリ情
報のリフレッシュを要求する制御信号である。
【0063】上記インターフェース回路I/Fにおい
て、ロウアドレスレシーバーRARは上記中央処理装置
CPUから送出されるアドレス信号A0〜Akのうち、
アドレス信号A0〜Aiを受信し、本発明のDRAMの
動作にあったタイミングのアドレス信号に変換する。カ
ラムアドレスレシーバーCARは上記アドレス信号A0
〜Akのうち、アドレス信号Ai+1〜AJを受信す
る。カラムアドレスレシーバーCARは本発明のDRA
Mの動作にあったタイミングのアドレス信号に変換す
る。上記アドレスレシーバーADRは上記アドレス信号
のうちA0〜Akのうちアドレス信号Aj+1〜Akを
受信する。アドレスレシーバーADR本発明のDRAM
の動作にあったタイミングのアドレス信号に変換する。
【0064】デコーダDCRによって本発明のDRAM
のチップを選択するためのチップ選択制御信号(以下C
S1〜CSmと記す)を送出させる。RASコントロー
ル回路RASーCONTは、本発明のDRAM動作にあ
ったタイミングのチップ選択信号及びロウアドレス取り
込み用信号を送出させる。アドレスマルチプレクサAD
MPXは上記アドレス信号A0〜AiならびにAi+1
〜Ajを時系列的に多重化して本発明のDRAMに送出
する。データバスドライバDBDは上記中央処理装置C
PUと本発明のDRAMとの間のデータの入出力が上記
WEB信号により切り換えられる。コントロール回路C
ONTは上記アドレスマルチプレクサADMPX,RA
Sコントロール回路RASーCONT,データバスドラ
イバDBD,本発明のDRAM等を制御する信号を送出
する。
【0065】このDRAMシステム内におけるアドレス
信号の働きを説明する。上記中央処理装置CPUから送
出されるアドレス信号A0〜AkはこのDRAMシステ
ム内でアドレス信号A0〜Ajとアドレス信号Aj+1
〜Akの2つの機能に分離される。すなわち、アドレス
信号A0〜Ajは本発明のDRAMの各チップ内のメモ
リマトリクスのロウ系とカラム系のアドレス信号として
使用される。アドレス信号A0〜Aiは本発明のDRA
MのICチップアレイのロウ選択に、Ai+1〜Ajを
ICチップアレイのカラム選択に割り当てるように設計
されている。
【0066】このDRAMシステム内における回路動作
を説明する。まず、アドレス信号A0〜Ai、Ai+1
〜AjはそれぞれロウアドレスレシーバーRAR,カラ
ムアドレスレシーバーCARを介してアドレスマルチプ
レクサADMPXに印加される。そして、上記アドレス
マルチプレクサADMPXにおいて、RASbB信号が
あるレベルになるとロウアドレス信号A0〜Aiが送出
され、本発明のDRAMにおけるアドレス端子に印加さ
れる。このとき、カラムアドレス信号Ai+1〜Ajは
上記アドレスマルチプレクサADMPXから送出されな
いようになっている。
【0067】次にRASbB信号が上記と逆レベルにな
るとカラムアドレス信号Ai+1〜Ajが上記アドレス
マルチプレクサADMPXから送出され、上記アドレス
端子に印加される。このとき、ロウアドレス信号A0〜
Aiは上記アドレスマルチプレクサADMPXから送出
されないようになっている。
【0068】このようにして上記アドレス信号A0〜A
iおよびAi+1〜AjはRASbB信号のレベルによ
り時系列的に本発明のDRAMのアドレス端子に印加さ
れる。チップ選択信号Aj+1〜AkはデコーダDCR
を通して主として本発明のDRAM内のチップを選択す
る。そして、チップ選択信号CS1〜CSmに変換さ
れ、チップ選択用信号及びロウアドレス取り込み用信号
として使われる。
【0069】本発明のDRAMの各行におけるチップ内
のアドレスの設定動作を説明する。ロウアドレス信号A
0〜Aiが本発明のDRAMのすべてのICチップのア
ドレス端子に印加される。その後、RAS1B〜RAS
mB信号のうち、1つの信号例えばRAS1B信号があ
るレベルになると最上段のB個のICが選択されると仮
定する。このとき、上記IC(IC11,IC12,・
・・,IC1B)チップ内のメモリマトリクスアレイの
ロウアドレスに上記ロウアドレス信号A0〜AiがRA
S1B信号よりも前に上記ICに印加される。この理由
はRAS1B信号が上記ロウアドレス信号A0〜Aiよ
りも前に印加されると、ロウアドレス信号以外の信号を
取り込む可能性があるからである。
【0070】次にカラムアドレス信号Ai+1〜Ajが
本発明のDRAMのすべてのICチップのアドレス端子
に印加される。その後、RAS1B信号から遅延したC
ASB信号があるレベルになると上記最上段のnM,B
個のICチップ内のメモリマトリクスアレイのカラムア
ドレスに上記カラムアドレス信号Ai+1〜Ajが取り
込まれる。ここで、上記カラムアドレス信号Ai+1〜
AjがCASB信号よりも前に上記ICに印加される理
由は上記理由と同様である。また、CASB信号の働き
は、ロウアドレス信号A0〜Aiあるいはカラムアドレ
ス信号Ai+1〜Ajのどちらの信号を送っているかを
区分することにある。
【0071】以上の動作により、本発明におけるDRA
Mの最上段nM,B個のチップ内アドレスが設定され
る。また、本発明のDRAMの最上段を除くICはRA
S2B〜RASmB信号がRAS1Bのレベルと逆レベ
ルのため選択されないようになっている。
【0072】上記設定されたアドレスにおけるデータの
書込み動作及び読み出し動作を説明する。データの書込
み動作及び読み出し動作は上記WEB信号のハイレベル
またはロウレベルによって決定されるように設計されて
いる。データの書込み動作は、上記WEB信号があるレ
ベルのときに上記設定されたアドレスに中央処理装置C
PUからのデータDI1〜DIBが印加されることによ
って行なわれる。
【0073】読み出し動作は上記WEB信号が上記と逆
レベルのときに書込みを完了している上記それぞれのア
ドレスのデータDo1〜DoBがBビットで出力される
ことによって行なわれる。コントロール回路CONTは
上記中央処理装置CPUからの命令信号すなわちREF
GRNT信号,WEB信号,MS信号を受け、CASB
信号,RASaB信号,RASbB信号,WEB信号を
それぞれ送出する。これらの送出されるコントロール信
号の働きを説明する。CASB信号は、ロウアドレス信
号A0〜Aiあるいはカラムアドレス信号Ai+1〜A
jのどちらが本発明のDRAM内の各チップに送出され
ているかを区分するための信号及びICチップのカラム
アドレス信号を取り込むための信号である。
【0074】RASaB信号は、CS1〜CSm信号を
タイミングを合わせて本発明のDRAM内のICチップ
アレイに供給するための信号である。WEB信号は本発
明のDRAM内のICチップ内のメモリセルからのデー
タの読み出し及びメモリセルへのデータの書込みを決定
するための信号である。RASbB信号はアドレスマル
チプレクサADMPXからロウアドレス信号A0〜Ai
及びカラムアドレス信号Ai+1〜Ajを時系列多重化
信号に変換するための切り換えタイミング信号である。
RASB(RASB1〜RASBm)信号の1つが選択
されたとき、上記アドレスマルチプレクサADMPXか
らはロウアドレス信号A0〜Aiが出力されているよう
に、ロウアドレス信号A0〜Aiとカラムアドレス信号
Ai+1〜Ajの切り換え時期をRASaB信号から遅
延させた信号にしている。
【0075】上記WEB信号とデータバスドライバDB
Dの関係を説明する。コントロール回路CONTから送
出されたWEB信号は本発明のDRAM及びデータバス
ドライバDBDに印加される。例えば、上記WEB信号
が高レベルのとき、読み出しモードとなり、本発明のD
RAMのデータが出力され、データバスドライバDBD
を介して中央処理装置CPUへ送出される。このとき、
入力データはWEB信号によりDBDから本発明のDR
AMに取り込まないように制御されている。また、上記
WEB信号が低レベルのとき、書込みモードとなり、本
発明のDRAMのデータ入力端子に中央処理装置CPU
から入力データが上記データバスドライバDBDを介し
て印加され、設定されたアドレスにデータが書き込まれ
る。このとき本発明のDRAMのデータ出力は上記WE
B信号により上記データバスドライバDBDから出力さ
れないように制御されている。
【0076】図7に本発明のDRAMを適用したコンピ
ュータシステムの要部概略図を示す。バスと中央処理装
置CPU、周辺装置制御部、主記憶メモリとしての本発
明のDRAM及びその制御部、バックアップメモリとし
てのSRAM及びバックアップパリティとその制御部、
プログラムが格納されたROM,表示系等によって本コ
ンピュータシステムは構成される。
【0077】上記周辺装置制御部は外部記憶装置および
キーボードKB等と接続されている。表示系はビデオR
AM(以下VRAMと記す)等によって構成され、出力
装置としてのディスプレイと接続されることによってV
RAM内の記憶情報の表示を行なう。また、コンピュー
タシステム内部回路に電源を供給するための電源供給部
が設けられている。上記中央処理装置CPUは各メモリ
を制御するための信号を形成することによって上記各メ
モリの動作タイミング制御を行なう。ここで、上記に本
発明を主記憶メモリとしてのDRAMに適応した例につ
いて記載したが、上記表示系のVRAMがマルチポート
VRAMであった場合、上記VRAMのランダムアクセ
ス部に適用することも可能である。
【0078】図8に本発明のDRAMを主記憶メモリと
して適用したときのパーソナルコンピュータシステムの
外観の要部概略図を示す。フロッピーディスクドライブ
FDD及び主記憶メモリとしての本発明のDRAMによ
るファイルメモリfileM,バッテリバックアップと
してのSRAMを内蔵したシステムである。そして、入
出力装置をキーボードKB及びディスプレイDPとし、
フロッピーディスクFDが上記フロッピーディスクドラ
イブFDDに挿入される。このことによってソフトウェ
アとしての上記フロッピーディスクFDおよびハードウ
ェアとしての上記ファイルメモリfileMに情報を記
憶できるデスクトップタイプパソコンとなる。また、本
実施例にはデスクトップタイプパソコンについて適用し
た例について記載したが、ノート型パソコン等について
も適用が可能であり、補助機能としてフロッピーディス
クを例として記載したが特に限定されない。
【0079】図9に本発明のDRAMを主記憶メモリと
して適用したときのパーソナルコンピュータシステムの
機能ブロック図を示す。このパーソナルコンピュータ
は、本情報機器としての中央処理装置CPU,上記情報
処理システム内に構築したI/Oバス,BUS Uni
t,主記憶メモリや拡張メモリなど高速メモリをアクセ
スするメモリ制御ユニットMemory Contro
ll Unit、主記憶メモリとしての本発明のDRA
M,基本制御プログラムが格納されたROM、先端にキ
ーボードが接続されたキーボードコントローラKBDC
等によって構成される。
【0080】表示アダプタとしてのDisplay a
dapterがI/Oバスに接続され、上記Displ
ay adapterの先端にはディスプレイが接続さ
れている。そして、上記I/Oバスにはパラレルポート
Parallel PortI/F,マウス等のシリア
ルポートSerial Port I/F、フロッピー
ディスクドライブFDD、上記I/OバスよりのHDD
I/Fに変換するバッファコントローラHDD buf
ferが接続される。
【0081】上記メモリ制御ユニットMemory C
ontrol Unitからのバスと接続されて拡張R
AM及び本発明の主記憶メモリとしてのDRAMが接続
されている。ここで、このパーソナルコンピュータシス
テムの動作について説明する。電源が投入されて、動作
を開始するとまず上記中央処理装置CPUは、上記RO
Mを上記I/Oバスを通してアクセスし、初期診断、初
期設定を行なう。そして、補助記憶装置からシステムプ
ログラムを主記憶メモリとしての本発明のDRAMにロ
ードする。
【0082】上記中央処理装置CPUは、上記I/Oバ
スを通してHDDコントローラにHDDをアクセスする
ものとして動作する。システムプログラムのロードが終
了すると、ユーザの処理要求に従い、処理を進めてい
く。ユーザは上記I/Oバス上のキーボードコントロー
ラKBDCや表示アダプタDisplay adapt
erにより処理の入出力を行ないながら作業を進める。
必要に応じてパラレルポートParallel Por
t I/F、シリアルポートSerial Port
I/Fに接続された入出力装置を活用する。本体上の主
記憶メモリとしての本発明のDRAMでは主記憶容量が
不足する場合は、拡張RAMにより主記憶を補う。ま
た、同図にはハードディスクドライブHDDとして記載
したが、フラッシュメモリを用いたフラッシュファイル
に置き換えることも可能である。
【0083】上記の実施例のように、本発明に係るダイ
ナミック型RAMを情報処理システムに搭載したときに
は、その高集積化、大容量化又は高速あるいは低消費電
力化等により小型化、高性能化が期待できるものであ
る。
【0084】前記のような主記憶メモリとして用いるも
の他、DRAMの大記憶容量を生かしてハードディスク
メモリ等に置き換えられるファイルメモリとして用いる
ものであってもよい。この場合、電源遮断時のデータ保
持動作において、前記のような低消費電力のセルフリフ
レッシュモードが生かされて、小型高性能のフィルメモ
リが実現できる。
【0085】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1) セルフリフレッシュ動作を行わせるCMOSリ
ングオシレータの論理ゲート段数を、同一チップ内に形
成された電源電圧を感知するレベル判定回路又は温度モ
ニタの出力結果により切り替えて発振周期を補正するこ
とより、電源電圧の変化や温度変化に対応したダイナミ
ック型メモリセルの情報保持時間に適合するようセルフ
リフレッシュ周期を自動的に切り替えることができると
いう効果が得られる。
【0086】(2) 上記(1)により、メモリセルに
おいては情報保持時間を必要以上に長くする必要がな
く、他方ではリフレッシュ周期をワーストケースを考慮
して短く設定する必要がないから、高集積化と低消費電
力化を図ることができるという効果が得られる。
【0087】(3) 上記(2)により、ICカードや
ファイルメモリのようにバッテリーバックアップに適し
たダイナミック型RAMを得ることができるという効果
が得られる。
【0088】(4) 上記(2)により情報処理システ
ムのメモリ装置として用いるときには、その高集積化、
大容量化又は高速あるいは低消費電力化等により小型
化、高性能化ができるという効果が得られる。
【0089】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、発振
回路は、リングオシレータの他に制御信号により発振周
波数が、電源電圧や温度変化によるダイナミック型メモ
リセルの情報保持時間に対応させて変化させられるもの
であれば何であってもよい。温度モニタは、PN接合ダ
イオードが温度依存性を持つことを利用して温度検知を
行うもの等他の感温素子を利用するものであってもよ
い。この発明は、セルフリフレッシュモードを備えたダ
イナミック型RAMとそれを用いた情報処理システムに
広く利用できる。
【0090】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、セルフリフレッシュ動作を
行わせるCMOSリングオシレータの論理ゲート段数
を、同一チップ内に形成された電源電圧を感知するレベ
ル判定回路又は温度モニタの出力結果により切り替えて
発振周期を補正することより、電源電圧の変化や温度変
化に対応したダイナミック型メモリセルの情報保持時間
に適合するようセルフリフレッシュ周期を自動的に切り
替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るセルフリフレッシュ用の発振回
路の一実施例を示す回路図である。
【図2】上記発振回路の動作の一例を説明するためのタ
イミング図である。
【図3】この発明が適用されたダイナミック型RAMの
一実施例を示すブロック図である。
【図4】この発明に係るダイナミック型RAMのメモリ
アレイ部の一実施例を示す回路図である。
【図5】本発明のDRAMを適用したメモリボードの要
部概略図である。
【図6】本発明のDRAMを適用したDRAMシステム
の要部概略図である。
【図7】本発明のDRAMを適用したコンピュータシス
テムの要部概略図である。
【図8】本発明のDRAMを適用したパーソナルコンピ
ュータシステムの機能外観図である。
【図9】本発明のDRAMを適用したパーソナルコンピ
ュータシステムの機能ブロック図である。
【図10】本発明のDRAMを用いたICカードの要部
概略図である。
【符号の説明】
a,a’…電源電圧レベル判定回路及び温度モニタ回
路、b…リングオシレータ、c…カウンタ(分周回
路)。1…メモリマット、2…センスアンプ、3…Xデ
コーダ、4…マット制御信号発生回路、5…Y選択回
路、6 …ワードクリア回路、7…メインアンプ、8…内
部降圧回路(センスアンプ用)、9A〜9C…入力パッ
ドエリア、10…X系回路と、11…RAS系制御信号
回路、12…WE系信号制御回路、13…Y系回路、1
4…CAS系制御信号回路、15…テスト回路、18…
基板電圧発生回路、19…データ出力バッファ回路、2
0…データ入力バッファ回路、21…昇圧電圧発生回
路、CPU…中央処理装置、I/F…インターフェース
回路、RAR…ロウアドレスレシーバー、CAR…カラ
ムアドレスレシーバー、ADR…アドレスレシーバー、
DCR…デコーダ、RASーCONT…RASコントロ
ール回路、CONT…コントロール回路、DBD…デー
タバスドライバ、REFREQ…リフレッシュ要求信
号、MS…メモリ起動信号、REGRNT…リフレッシ
ュ指示信号、ADMPX…アドレスマルチプレクサ、D
P…ディスプレイ、FDD…フロッピーディスクドライ
ブ、FD…フラッピーディスク、file M…ファイ
ルメモリ、KB…キーボード、KBDC…キーボードコ
ントローラ、HDD…ハードディスクドライブ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内蔵の発振回路によりセルフリフレッシ
    ュ動作が行われるダイナミック型RAMにおいて、電源
    電圧の変化に対応させて上記発振回路の発振周波数を変
    化させてセルフリフレッシュ周期をメモリセルの情報保
    持時間に適合させることを特徴とするダイナミック型R
    AM。
  2. 【請求項2】 CMOS論理ゲートを複数段連結してな
    り、その論理ゲート段数が、同一チップ内に形成された
    電源電圧を感知するレベル判定回路により自動的に切り
    替えられて発振周期が補正される機能を備えたリングオ
    シレータを用いてセルフリフレッシュ動作を行うことを
    特徴とするダイナミック型RAM。
  3. 【請求項3】 上記リングオシレータは、同一チップ内
    に形成された温度モニタの出力結果によっても切り替え
    られて発振周期が補正されるものであることを特徴とす
    る請求項2のダイナミック型RAM。
  4. 【請求項4】 上記電源電圧レベル判定回路及び温度モ
    ニタの判定信号は、ラッチ回路に保持されており、リン
    グオシレータの発振パルスを分周したパルス信号に基づ
    いて間欠的に動作させられるものであることを特徴とす
    る請求項2又は請求項3のダイナミック型RAM。
  5. 【請求項5】 上記電源電圧を感知するレベル判定回路
    は、バッテリーバックアップ時と通常動作時との識別を
    行うものであり、バッテリーバックアップ時にはセルフ
    リフレッシュ動作に無関係の内部回路の動作を非動作状
    態にし、バッテリーバックアップ時から通常動作への切
    り替え時に上記非動作状態の内部回路を動作状態にする
    とともにセルフリフレッシュ動作を行わせるものである
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4のダイナミック
    型RAM。
  6. 【請求項6】 上記リングオシレータは、その発振パル
    スを内蔵された内部電圧発生回路としてのチャージポン
    プの入力パルスとして用いることを特徴とする請求項3
    のダイナミック型RAM。
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