JPH09161416A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH09161416A
JPH09161416A JP34431895A JP34431895A JPH09161416A JP H09161416 A JPH09161416 A JP H09161416A JP 34431895 A JP34431895 A JP 34431895A JP 34431895 A JP34431895 A JP 34431895A JP H09161416 A JPH09161416 A JP H09161416A
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JP34431895A
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Hiroshi Inoue
啓 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声データなどの、時間的に連続して入力さ
れる記録データを同時的に記録媒体に記録を行なう記録
装置で、記録失敗データについて再記録動作を実行でき
るようにし、記録媒体上でのデータ欠損を防止する。 【解決手段】 記録媒体に対するデータ記録動作が適切
に実行できなかった際にその時の記録データを記録失敗
データとして記憶手段に記憶させ、入力される記録デー
タについての一連の記録動作が終了した時点で記憶手段
に記憶されている記録失敗データについて記録媒体に対
する記録動作を再実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば音声データ
のように、時間的に連続して入力される記録データを、
その入力に対して同時的に記録媒体に記録を行なう記録
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種のデジタルデータ記録装置がオーデ
ィオ/ビジュアル機器やコンピュータ機器の分野におい
て実用化されており、これらのデジタルデータ記録装置
では、データを正確に欠損なくディスクなどの記録媒体
に記録することが求められている。
【0003】例えばディスクを記録媒体とする記録装置
では、記録時に加わった振動やディスク上に存在する傷
などによってデータ記録が適正に実行できなくなること
があるが、このような事情で記録に失敗したデータに対
しては、再記録動作を実行し、記録媒体上でデータが欠
損することがないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コンピュタ
ユースにおける各種ファイルデータについての記録装置
や、音声データを圧縮処理してから記録媒体に記録する
記録装置では、上記の再記録動作が可能となるが、音声
データ等を圧縮せずに記録する記録装置、即ち時間的に
連続して入力される記録データを同時的に記録媒体に記
録を行なう記録装置では、記録失敗データについての再
記録動作を行なうことができず、記録媒体上でデータの
欠損が発生してしまうという問題があった。
【0005】例えばコンピュタユースにおける各種ファ
イルデータについては、その各データについて時間的な
要素はない。従って、記録失敗時には、例えばそのデー
タの再記録動作に要する時間だけ続くデータの入力タイ
ミングを待機させても問題ない。
【0006】また各データについて時間的な要素を有す
る音声データなどについても、それをデータ圧縮して記
録する記録装置でも再記録動作の時間的余裕がある。例
えばミニディスク記録装置として知られている光磁気デ
ィスク記録装置では、44.1KHz サンプリング/16ビッ
ト量子化のデジタル音声データが入力されると、それを
データ量が約1/5となるように圧縮して、メモリに記
憶していく。そしてメモリ上で圧縮データが或る所定量
だけ蓄積された時点毎に、間欠的に光磁気ディスクに対
する記録を行なうようにしている。従って、記録動作が
失敗しても、次の記録動作まで時間的余裕があり、この
間に失敗データについて再記録動作を行なえばデータ欠
損を防ぐことができる。
【0007】ところが、例えば音声データ記録装置で、
入力された音声データを圧縮せずに記録する記録装置を
考えると、再記録動作のための時間的余裕がないため、
記録動作に失敗した場合、その部分のデータの再記録が
できず、データは欠損したままとなってしまう。一例と
して、44.1KHz サンプリング/16ビット量子化のデジ
タル音声データを圧縮せずに、光磁気ディスクに記録す
ることを考える。デジタル音声データは、時間的に連続
して入力されてくるが、それを圧縮せずに記録する場
合、入力と同時的なタイミングで記録を行なっていかな
ければならない。このため、記録に失敗してもすぐに次
のデータの記録を行なわなければならず、記録失敗デー
タについて再記録動作を行なうことはできない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、時間的に連続して入力される記録データを
同時的に記録媒体に記録を行なう記録装置において、記
録失敗データについて再記録動作を実行できるように
し、記録媒体上でのデータ欠損を防止することを目的と
する。
【0009】このため、記憶手段と、記録手段による記
録媒体に対するデータ記録動作が適切に実行できなかっ
た際にその時の記録データを記録失敗データとして記憶
手段に記憶させる失敗データ記憶制御手段と、入力され
る記録データについての一連の記録動作が終了した時点
で記憶手段に記憶されている記録失敗データについて記
録媒体に対する記録動作を再実行させる記録リトライ制
御手段とを設ける。つまり、記録失敗データについては
記憶手段に記憶しておき、一連の記録動作が終了して時
間的余裕が得られる時点で再記録動作を実行できるよう
にする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態となる
記録装置を図1〜図5で説明する。図1は記録装置の要
部のブロック図を示している。音声データが記録される
光磁気ディスク1は、スピンドルモータ2により回転駆
動される。そして記録時には、光磁気ディスク1に対し
ては光学ヘッド3によってレーザ光が照射されるととも
に、磁気ヘッド6による磁界印加動作が行なわれること
になる。光学ヘッド3と磁気ヘッド6はディスク1を挟
んで対向する位置に配置される。
【0011】光学ヘッド3は、光磁気ディスク1の記録
トラックをキュリー温度まで加熱するための高レベルの
レーザ出力を行ない、また光磁気ディスク1からの反射
光からアドレスやサーボ動作のためのデータを検出する
動作を行なう。このため、光学ヘッド3にはレーザ出力
手段としてのレーザダイオード、偏光ビームスプリッタ
や対物レンズ等からなる光学系、及び反射光を検出する
ためのディテクタが搭載されている。
【0012】光学ヘッド3内の対物レンズは内部の2軸
機構によってディスク半径方向及びディスクに接離する
方向に変位可能に保持されている。また光学ヘッド3全
体及び磁気ヘッド6は、スレッド機構4によりディスク
半径方向に移動可能とされている。
【0013】光学ヘッド3によりディスク1から検出さ
れた反射光情報はRFアンプ7に供給される。RFアン
プ7は供給された情報の演算処理により、トラッキング
エラー信号、フォーカスエラー信号、グルーブ情報(光
磁気ディスク1にプリグルーブ(ウォブリンググルー
ブ)として記録されている絶対位置情報)等を抽出す
る。トラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号は
サーボ回路7に供給される。またグルーブ情報は信号処
理部8においてデコードされ、ディスク1上の記録動作
を実行している位置のアドレスやディスク回転情報とな
るクロックが抽出される。抽出されたアドレスはマイク
ロコンピュータにより構成されるシステムコントローラ
11に供給され、各種の制御動作に用いられる。
【0014】サーボ回路9は供給されたトラッキングエ
ラー信号、フォーカスエラー信号や、システムコントロ
ーラ11からのトラックジャンプ指令、アクセス指令、
スピンドルモータ2の回転速度検出情報等により各種サ
ーボ駆動信号を発生させ、光学ヘッド3内の2軸機構、
及びスレッド機構4を制御してフォーカス及びトラッキ
ング制御を行ない、またスピンドルモータ2を一定線速
度(CLV)に制御する。
【0015】光磁気ディスク1に対して記録動作が実行
される際には、外部機器から入力端子14に記録信号
(アナログオーディオ信号)が供給される。入力された
記録信号はA/D変換器13によって44.1KHz サンプリ
ング/16ビット量子化のデジタル音声データとされた
後、入力バッファメモリ10に書き込まれていく。ま
た、外部機器から44.1KHz サンプリング/16ビット量
子化のデジタル音声データが出力される場合は、そのデ
ジタル音声データは入力端子15に供給され、デジタル
インターフェース部16を介して入力バッファメモリ1
0に書き込まれていくことになる。
【0016】ディスク1に対する記録動作は、例えば所
定量のデータ単位毎に行なわれることになる。ここでは
64Kバイト単位とする。入力バッファメモリ10にお
いて64Kバイトのデータが蓄積される毎に、その64
Kバイト分のデータが信号処理部8における書込バッフ
ァ8aにロードされる。信号処理部8では書込バッファ
8aにロードされたデータに対してCIRCエンコー
ド、EFM変調等のエンコード処理を行ない、エンコー
ドした信号を磁気ヘッド駆動回路9に供給する。
【0017】磁気ヘッド駆動回路9はエンコード処理さ
れた記録データに応じて、磁気ヘッド6に磁気ヘッド駆
動信号を供給する。つまり、光磁気ディスク1に対して
磁気ヘッド6によるN又はSの磁界印加を実行させる。
【0018】リトライデータメモリ12は、システムコ
ントローラ11及び信号処理部8の制御により、書込バ
ッファ8aにロードされているデータを記憶することが
できる。リトライデータメモリ12には、64Kバイト
単位でデータを記憶することができるが、このリトライ
データメモリ12に記憶された各単位のデータは書込バ
ッファ8aにロードすることで、ディスク1に対しての
記録動作の対象とすることができる。
【0019】つまり本例では、ディスク1に対しての記
録動作時に、振動やディスク上の傷などの原因により記
録動作エラーが発生した場合、その記録動作の対象とな
った64Kバイト単位のデータについては、リトライデ
ータメモリ12に書きこんでおき、その後、一連の記録
動作が終了した時点でリトライデータメモリ12に記憶
されているデータについて再記録動作(記録リトライ動
作)を実行できるようにするものである。
【0020】図2はリトライデータメモリ12の記憶形
態を模式的に示したものである。メモリアドレスポイン
タMPTとは、64Kバイト毎の各単位データを記憶し
たエリアのアドレスを示すものとし、説明上、メモリア
ドレスポインタMPTが1,2,3・・・・・ と変化してい
くことで、各単位データが記憶された異なるエリアが指
定されるものとする。各エリアには、64Kバイトのデ
ータがリトライデータRD1,RD2・・・・・というよう
に記憶される。また、各リトライデータに対応して、書
込位置アドレスAd1,Ad2・・・・・ が記憶される。こ
の書込位置アドレスAd1,Ad2・・・・は、データ記録
が失敗した際のディスク上のアドレスである。
【0021】つまり、書込バッファ8aにロードされた
64Kバイトのデータについてディスク1に対する記録
動作を行なった際に、その記録動作が失敗したら書込バ
ッファ8aに残されている当該64Kバイトのデータを
リトライデータとしてリトライデータメモリ12に記憶
するとともに、記録動作に失敗した位置のディスク上の
アドレスを、書込位置アドレスAdxとして記憶するよ
うにしている。
【0022】図3により、記録動作時のシステムコント
ローラ11の処理を説明する。入力端子14又は15よ
り音声信号が入力され、ディスク1に対する記録動作が
開始されると(F101)、システムコントローラ11はリト
ライデータメモリ12に対する動作の準備として、まず
メモリアドレスポインタMPTを『0』にセットする(F
102)。そして、入力バッファメモリ10に64Kバイト
のデータが蓄積される毎に、そのデータを書込バッファ
8aにロードし、所定の変調処理を施して、磁気ヘッド
駆動回路9に供給する。即ち、ディスク1へのデータ書
込を行なう(F104)。
【0023】そして、その書込処理が正常に終了した
ら、ステップF105、F108からF103に戻り、同様に64K
バイト単位でデータの記録処理を繰り返していく。各デ
ータ単位についてのディスク1への書込動作が全て適正
に行なわれた場合、記録動作の終了時点でステップF108
からF109に進むと、メモリアドレスポインタMPT=0
であるので、そのまま記録動作を終了する。
【0024】ところが、記録動作中に何らかの原因で、
或るデータ単位についてディスク1に適正に書き込めな
かったことが生ずる場合がある。このような状態は、R
Fアンプ5で検出されるトラッキング信号波形や、光量
信号の変動によってシステムコントローラ11が検出す
ることができる。つまり振動等の外乱によってトラッキ
ング状態が外れてしまい適正な記録動作ができなかった
場合はトラッキングエラー信号波形にその状態に応じた
変化が表われる。また、ディスク上に傷があり、適正な
記録動作ができなかった場合にも、光量信号やトラッキ
ングエラー信号に変化が表われる。
【0025】このような信号波形の変動からシステムコ
ントローラ11が、今回ディスク1に対して書込を行な
ったデータ、即ちその時点で書込バッファ8aに保持さ
れているデータについて記録動作が失敗したと判断した
ら、処理をステップF105からF106に進め、メモリアドレ
スポインタMPTをインクリメントし、ステップF107
で、書込バッファ8aに記憶されているデータをリトラ
イデータメモリ12におけるメモリアドレスポインタM
PTで示されるエリアにリトライデータRDxとして記
憶させる。また、このとき書込に失敗した位置となるデ
ィスク上のアドレスも書込位置アドレスAdxとして記
憶させる。
【0026】このステップF108までの動作については、
図4に模式的に示される。記録動作時において入力デー
タとしては、デジタル音声データが順次入力バッファメ
モリ10に書き込まれてくるが、D1〜Dnとして示す
データが64Kバイト分の1単位のデータであるとす
る。このデータD1〜Dn単位で書込バッファ8aにロ
ードされ、エンコード処理されてディスク1に記録され
ることになるが、もし記録に失敗した場合は、図中破線
で示すように書込バッファ8a内のデータD1〜Dnが
リトライデータメモリ12にリトライデータとして書き
込まれ、またそのときのディスク1上のアドレスが書込
位置アドレスAdxとしてデータD1〜Dnに対応させ
た状態で書き込まれる。
【0027】入力端子14又は15より音声信号が入力
が終了したり、ユーザーの停止操作などにより記録動作
が終了したら、処理はステップF108からF109に進むが、
もし1回でも記録失敗が生じていた場合は、メモリアド
レスポインタMPTは1以上の値となっている。この場
合はステップF110に進んで、リトライデータメモリ12
内でメモリアドレスポインタMPTの値に示されるエリ
アからリトライデータRDxと、それに対応する書込位
置アドレスAdxを読み出し、書込バッファ8aにロー
ドする。信号処理部8は書込バッファ8aにロードされ
たリトライデータRDx、即ちデータD1〜Dnについ
てエンコード処理を行ない、磁気ヘッド駆動回路9に供
給してディスク1への書込を実行させる。このとき、光
学ヘッド3及び磁気ヘッド6による記録位置は、リトラ
イデータメモリ12から読み出された書込位置アドレス
Adxによる位置に制御される。
【0028】つまり、記録失敗したデータを、ディスク
1上で記録失敗した位置に再度書込を行なう。この記録
リトライにより適正な記録動作が実現した場合は、ステ
ップF112においてメモリアドレスポインタMPTをデク
リメントし、ステップF109に戻る。依然としてメモリア
ドレスポインタMPTの値がゼロでなければ、再びステ
ップF110以降の処理を行なう。
【0029】例えばステップF108までの処理で行なった
記録動作中に3単位のデータについて記録失敗が生じた
場合は、ステップF108で記録終了と判断される時点で、
メモリアドレスポインタMPTの値は『3』となってお
り、例えば図2のようにリトライデータメモリ12には
3か所の記録失敗に応じて3つのリトライデータRD1
〜RD3及び書込位置アドレスAd1〜Ad3が記憶さ
れた状態となっている。
【0030】そこでステップF110では、まずそのときの
メモリアドレスポインタMPT(=3)で示されるリト
ライデータRD3について記録リトライを行ない、記録
に成功したらステップF112でメモリアドレスポインタM
PTの値をデクリメントし、次のステップF110でメモリ
アドレスポインタMPT(=2)で示されるリトライデ
ータRD2について記録リトライを行なう。リトライデ
ータRD2の記録が成功したら、メモリアドレスポイン
タMPTの値をデクリメント(F112)し、ステップF110で
メモリアドレスポインタMPT(=1)で示されるリト
ライデータRD1について記録リトライを行なう。この
リトライデータRD1の記録が成功し、メモリアドレス
ポインタMPTの値をデクリメント(F112)すると、メモ
リアドレスポインタMPT=0となるため、ステップF1
09で肯定結果が得られ、動作を終了する。
【0031】以上のように、本例の場合、記録失敗した
データについてはリトライデータメモリ12に記憶して
おき、記録動作終了後において、リトライデータメモリ
12に記憶してある各リトライデータについて、ディス
ク1上の記録失敗した位置に対する再記録動作を行なう
ものである。
【0032】ところで、この再記録動作によってもまた
記録に失敗することもある。例えば記録時において外乱
等の影響により記録が失敗した場合は、記録終了後に、
ディスク上の同じアドレス位置に再度記録動作を行なえ
ば記録に成功することが多いが、例えばディスク上の傷
に起因して記録失敗となった場合は、同じアドレスに再
記録動作を行なっても記録できないことが多い。
【0033】そこで、ステップF110の処理で記録失敗が
発生した場合は、ステップF111からF113に進み、ディス
ク1上で記録を行なうべきアドレスを、リトライデータ
メモリ12に記憶していた書込位置アドレスAdxとは
別のアドレスにし、ステップF110に戻って再度記録リト
ライを行なうようにする。なお、実際にはステップF110
における書込位置アドレスAdxに対する書込動作は例
えば5回程度は繰り返し実行するようにし、5回続けて
失敗したら、ステップF111からF113に進んでアドレスを
変更するようにしてもよい。
【0034】本例による再記録動作のイメージを図5で
説明する。図5にCL1〜CL6として示すように6単
位のデータを記録する場合を考える。データ単位CL1
〜CL6は、それぞれ図4に示すD1〜Dnのデータで
あるとする。この記録動作時に、データ単位CL1,C
L2,CL4,CL6は、それぞれディスク1上の,
,,で示すエリアに適正に記録できたとする。
【0035】ところがデータ単位CL3,CL5につい
ては、ディスク1上の,のエリアに対する記録動作
に失敗したとする。すると、データ単位CL3のデータ
はリトライデータRD1としてリトライデータメモリ1
2に記憶され、またエリアの先頭位置のアドレスA1
も書込位置アドレスAd1として対応して記憶される。
また、データ単位CL5のデータはリトライデータRD
2としてリトライデータメモリ12に記憶され、またエ
リアの先頭位置のアドレスA2も書込位置アドレスA
d2として対応して記憶される。
【0036】データ単位CL6までの一連の記録動作が
終了したら、次にリトライデータRD1,RD2とされ
て記憶されているデータ単位CL3,CL5の再記録動
作に移る。ここでは、リトライデータRD1(=CL
3)を書込位置アドレスAd1(=A1)へ再記録動作
を行なう。つまりエリアに対しての再書込を実行す
る。この再書込に成功した場合は、続いてリトライデー
タRD2(=CL5)を書込位置アドレスAd2(=A
2)へ再記録動作を行なう。つまりエリアに対しての
再書込を実行する。
【0037】この2か所についての再書込が成功した場
合は、記録動作の当初予定されていたように、エリア
〜にデータCL1〜CL6が記録された状態が実現さ
れ、つまりデータの欠落は解消される。再生時にはエリ
ア〜を順番に読み出していけば記録したデータ、例
えば音楽信号が適正に再生出力されることになる。
【0038】ところが、リトライデータRD1,RD2
についてそれぞれ再記録動作に失敗したときは、ディス
ク1上の他のエリアに書込を行なうようにする。例えば
リトライデータRD1のエリアに対する再記録動作に
失敗したときは、図3のステップF113の処理により、リ
トライデータRD1(=CL3)について書込位置をア
ドレスA3に変更して再記録動作を行なう。つまりエリ
アに対しての再書込を実行する。また、リトライデー
タRD2のエリアに対する再記録動作に失敗したとき
は、リトライデータRD2(=CL5)について書込位
置をアドレスA4に変更して再記録動作を行なう。つま
りエリアに対しての再書込を実行する。例えばエリア
,が傷などにより記録不能となっているような場
合、このようにエリアを代えて記録を行なうことで、デ
ータの欠損を防止できる。
【0039】なお、このように記録エリアを変更した場
合は、再生時に、再生されるエリアの順序が、データの
時間的連続性を保つように管理されることが必要であ
る。即ちこの場合、再生動作はエリア→→→→
→の順でアクセスしながら再生が行なわれるように
することで、例えば音楽信号が適正に再生出力される。
エリアの再生順序のための情報などは、ディスク1に記
録される管理情報(TOC等)に記録するようにする。
【0040】なお、本例は圧縮処理を行なわない音声デ
ータの記録装置について述べたが、本発明は圧縮処理を
行なわない映像データを記録対象とするものなど、時間
的に連続して入力される記録データを同時的に記録媒体
に記録を行なう記録装置において広く適用できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明の記録装置
は、記録媒体に対するデータ記録動作が適切に実行でき
なかった際に、その時の記録データを記録失敗データと
して記憶手段に記憶させ、入力される記録データについ
ての一連の記録動作が終了した時点で、記憶手段に記憶
されている記録失敗データについて、記録手段による記
録媒体に対する記録動作を再実行させるようにしている
ため、時間的に連続して入力される記録データを同時的
に記録媒体に記録を行なう記録装置においても、いわゆ
る記録リトライ動作が可能となり、これにより外乱や記
録媒体上の傷などにより記録失敗が生じても、その失敗
したデータを記録媒体に書き込むことができ、データ欠
損を発生させないようにすることができるという効果が
ある。
【0042】また、記録失敗の際には、記録を失敗した
記録媒体上のアドレスも対応させて記憶させるととも
に、記録リトライ時には、そのアドレスに基づいた記録
媒体上の位置に記録動作を再実行させることで、記録失
敗したデータを本来の記録位置に記録できる。
【0043】さらに、このように記憶されているアドレ
スに基づいた記録媒体上の位置に記録動作を再実行させ
た際にも記録動作に失敗した場合は、他のアドレスを指
定して記録動作を再実行させることで、例えば記録媒体
上の傷などにより記録不能となっている場合、データを
他のエリアに書き込むことになるため、データ欠損は避
けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の記録装置のブロック図で
ある。
【図2】実施の形態のリトライデータメモリの記憶イメ
ージの説明図である。
【図3】実施の形態の記録時の処理のフローチャートで
ある。
【図4】実施の形態の記録時の動作の説明図である。
【図5】実施の形態の再記録動作の説明図である。
【符号の説明】
1 ディスク 3 光学ヘッド 6 磁気ヘッド 5 RFアンプ 8 信号処理部 8a 書込バッファ 9 磁気ヘッド駆動回路 10 入力バッファメモリ 11 システムコントローラ 12 リトライデータメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 5/09 361 7520−5D G11B 5/09 361H 7/00 9464−5D 7/00 M

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間的に連続して入力される記録データ
    を同時的に記録媒体に記録を行なう記録装置において、 記録媒体に対する記録データの記録動作を実行する記録
    手段と、 記憶手段と、 前記記録手段による記録媒体に対するデータ記録動作が
    適切に実行できなかった際に、その時の記録データを記
    録失敗データとして前記記憶手段に記憶させる失敗デー
    タ記憶制御手段と、 入力される記録データについての一連の記録動作が終了
    した時点で、前記記憶手段に記憶されている記録失敗デ
    ータについて、記録手段による記録媒体に対する記録動
    作を再実行させる記録リトライ制御手段と、 を備えて構成されることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記失敗データ記憶制御手段は、記録失
    敗データに対応させて、記録を失敗した記録媒体上のア
    ドレスも前記記憶手段に記憶させるとともに、前記リト
    ライ制御手段は、記録失敗データについては、対応して
    記憶されているアドレスに基づいた記録媒体上の位置
    に、記録動作を再実行させることを特徴とする請求項1
    に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記リトライ制御手段は、記録失敗デー
    タについて、対応して記憶されているアドレスに基づい
    た記録媒体上の位置に記録動作を再実行させた際にも、
    記録動作に失敗した場合は、他のアドレスを指定して記
    録動作を再実行させることを特徴とする請求項2に記載
    の記録装置。
JP34431895A 1995-12-06 1995-12-06 記録装置 Withdrawn JPH09161416A (ja)

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JP34431895A JPH09161416A (ja) 1995-12-06 1995-12-06 記録装置

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JP34431895A JPH09161416A (ja) 1995-12-06 1995-12-06 記録装置

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ID=18368317

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JP34431895A Withdrawn JPH09161416A (ja) 1995-12-06 1995-12-06 記録装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7389378B2 (en) 2003-05-09 2008-06-17 Fujitsu Limited Write processing method for stream type commands and medium storage apparatus

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7389378B2 (en) 2003-05-09 2008-06-17 Fujitsu Limited Write processing method for stream type commands and medium storage apparatus

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