JPH09161349A - 信号処理方法 - Google Patents

信号処理方法

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JPH09161349A
JPH09161349A JP7321822A JP32182295A JPH09161349A JP H09161349 A JPH09161349 A JP H09161349A JP 7321822 A JP7321822 A JP 7321822A JP 32182295 A JP32182295 A JP 32182295A JP H09161349 A JPH09161349 A JP H09161349A
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signal processing
signal
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロコンピュータのソフトウェアだけで
信号処理を行う。 【解決手段】 ステップ〔1〕で入力フラグ(F)を判
断する。そしてステップ〔2〕〔7〕で入力信号のレベ
ルが反転したときにカウント値を“1”加算する。さら
にステップ〔3〕〔8〕でカウント値が所定値“N”を
越えているか否か判断する。ここでカウント値が所定値
“N”を越えていないとき(NO)はステップ〔4〕
〔9〕で所定の時間遅延してステップ〔2〕〔7〕に戻
る。またステップ〔3〕〔8〕でカウント値が所定値
“N”を越える(YES)と、ステップ〔5〕〔10〕
で入力信号を判定し、入力フラグ(F)を設定する。そ
してステップ〔6〕でカウント値を“0”にしてステッ
プ〔1〕に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばVTRのテ
ープ移送装置の制御等に使用して好適な信号処理方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばVTRのテープ移送装置の制御に
おいては、テープの異常走行やテープ残量の算出等の目
的で、いわゆるリール台の回転を検出することが行われ
る。
【0003】その場合に従来の信号処理では、例えば図
4に示すように、リール台41a、41bの回転軸に磁
気や光学式による信号発生手段42a、42bを設け
る。そしてこの発生手段42a、42bからの信号を、
アンプ43a、43bとコンパレータ44a、44bを
組み合わせた回路で成形して、制御を行うマイクロコン
ピュータ45等に供給することが行われていた。
【0004】すなわち上述の信号処理において、信号発
生手段42a、42bからの信号を判別する場合には、
信号のレベルが反転する時点でチャタリングの発生が避
けられない。そこで上述の信号処理では、アンプ43
a、43bとコンパレータ44a、44bを組み合わせ
た回路でヒステリシスコンパレータを構成し、上述のチ
ャタリングを除去しているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の構
成では、アンプ43a、43bとコンパレータ44a、
44bのために、比較的大がかりな外付けの回路が必要
であり、このため製造コストの上昇や、部品点数の増加
等の問題を招いてしまう。
【0006】また例えばリール台の回転の検出では、ス
ロー再生や早送り・巻き戻し等の動作モードによって回
転速度が大幅に変化され、例えば発生される信号の周波
数で0.064Hz〜150Hzに変化される。従って
この回転速度によって信号の特性が変化され、特に回転
速度が遅い場合には信号の波形が鈍って、上述の成形を
行ってもチャタリングが充分に除去できない場合も生じ
る。
【0007】一方、上述の信号処理において、発生手段
42a、42bで発生される信号は基本的には2値のレ
ベル信号であって、例えばマイクロコンピュータ45の
標準ポートに直接入力することが可能なものである。
【0008】この出願はこのような点に鑑みて成された
ものであって、解決しようとする問題点は、従来の構成
では、比較的大がかりな外付けの回路が必要であり、こ
のため製造コストの上昇や、部品点数の増加等の問題を
招いてしまうというものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、入力信号のレベルが反転されたときにその期間を測
定して反転を判定するようにしたものであって、これに
よればマイクロコンピュータのソフトウェアだけで信号
処理を行うことができ、外付けの回路を不用にすること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】すなわち本発明においては、入力
信号のレベルを判別し、このレベルが反転されたときに
所定周期ごとにこの反転のレベルの判別された回数を計
数し、この計数値が所定値を越えたときに入力信号の反
転を判定してなるものである。
【0011】以下、図面を参照して本発明を説明する
に、図1は本発明による信号処理方法を適用した、いわ
ゆるリール台の回転検出装置の一例の構成を示すブロッ
ク図である。この図1において、リール台1a、1bの
回転軸に磁気や光学式による信号発生手段2a、2bが
設けられる。さらにこの発生手段2a、2bからの信号
が、直接制御を行うマイクロコンピュータ3の標準ポー
トに供給される。
【0012】そしてこの装置において、マイクロコンピ
ュータ3には、次の図2にフローチャートで示すような
信号処理のアルゴリズムが設けられる。すなわち図2に
おいて、例えば装置への電源の投入等によって動作がス
タートされると、まずステップ〔1〕で入力フラグ
(F)が高電位“H”になっているか否か判断される。
【0013】このステップ〔1〕で入力フラグ(F)が
高電位“H”のとき(YES)は、ステップ〔2〕で入
力信号のレベルが低電位“L”になったときにカウント
値が“1”加算される。そしてステップ〔3〕でカウン
ト値が所定値“N”を越えているか否か判断され、越え
ていないとき(NO)はステップ〔4〕で所定の時間遅
延されてステップ〔2〕に戻される。
【0014】またステップ〔3〕でカウント値が所定値
“N”を越える(YES)と、ステップ〔5〕で入力信
号が低電位“L”であることが判定され、入力フラグ
(F)が低電位“L”にされる。そしてステップ〔6〕
でカウント値を“0”にしてステップ〔1〕に戻され
る。
【0015】さらにステップ〔1〕で入力フラグ(F)
が低電位“L”のとき(NO)は、ステップ〔7〕で入
力信号のレベルが高電位“H”になったときにカウント
値が“1”加算される。そしてステップ〔8〕でカウン
ト値が所定値“N”を越えているか否か判断され、越え
ていないとき(NO)はステップ
〔9〕で所定の時間遅
延されてステップ〔7〕に戻される。
【0016】またステップ〔8〕でカウント値が所定値
“N”を越える(YES)と、ステップ〔10〕で入力
信号が高電位“H”であることが判定され、入力フラグ
(F)が高電位“H”にされる。そしてステップ〔6〕
でカウント値を“0”にしてステップ〔1〕に戻され
る。
【0017】そしてこの方法において、信号発生手段2
a、2bからは例えば図3のAに示すような信号がマイ
クロコンピュータ3に供給される。この入力信号に対し
てマイクロコンピュータ3では、例えば図3のBに示す
ように入力判定のスレショルドレベルの近辺でチャタリ
ングの生じた信号が検出される。
【0018】この信号に対して上述のアルゴリズムで
は、入力信号のレベルが反転されたときに所定期間ごと
に反転のレベルの判別された回数が計数される。そして
この回数が所定値“N”を越えたときに、入力信号のレ
ベルの反転が判定される。これによって図3のCに示す
ような信号の検出が行われる。
【0019】すなわちこの場合に、上述のアルゴリズム
では入力信号のレベルが反転されたときにその期間を測
定して反転が判定され、従来のヒステリシスコンパレー
タと同様の判定が行われる。そしてこの場合に、ヒステ
リシスコンパレータを構成するための外付けの回路を不
用にすることができる。
【0020】なお、上述の図3においてDは従来のヒス
テリシスコンパレータを用いた場合の検出波形である。
ここでそれぞれの検出波形には位相のずれがあるが、上
述のテープの異常走行やテープ残量の算出等の目的でリ
ール台の回転を検出する場合には、信号の周期が検出で
きればよいので問題が生じることはない。
【0021】従ってこの方法において、入力信号のレベ
ルが反転されたときにその期間を測定して反転を判定す
ることによって、マイクロコンピュータのソフトウェア
だけで信号処理を行うことができ、外付けの回路を不用
にすることができる。
【0022】これによって、従来は比較的大きな外付け
の回路が必要であり、このため製造コストの上昇や部品
点数の増加等の問題を招いていたものを、本発明によれ
ばマイクロコンピュータのソフトウェアだけで信号処理
を行うことができ、これらの問題点を解決することがで
きるものである。
【0023】また上述の方法によれば、外付けの回路に
起因する周囲の温度変化による影響や、経時変化による
影響を受けることがなく、常に良好な信号処理を行うこ
とができる。
【0024】さらに上述の方法において、カウント値を
判別する所定値“N”の値は、入力信号の特性等に応じ
て任意に設定される。
【0025】すなわち例えば上述のリール台の回転の検
出においては、例えばリール台の1回転に6〜8波の信
号の得られる信号発生手段2a、2bを用いる場合に
0.064Hz〜150Hzの信号がマイクロコンピュ
ータ3に供給される。その場合に信号の反転時の特性
(傾き・期間)は大幅に変化されるものである。
【0026】そこで上述のアルゴリズムでは、入力信号
の周波数の低いときに所定値“N”の値を大きくし、入
力信号の周波数が高いときには所定値“N”の値を小さ
くして、常に良好な信号処理が行われるようにしてい
る。
【0027】さらに上述のリール台の回転の検出におい
ては、入力信号の周波数はリール台の回転の速度に応じ
るものであり、このリール台の回転の速度はテープ移送
装置の動作モードに応じて予め想定できる。そこで上述
のリール台の回転の検出においては、装置の動作モード
に応じて所定値“N”の値を設定することによって、常
に良好な信号処理を行うことができるものである。
【0028】なお、本発明の信号処理方法は、上述のリ
ール台の回転の検出に限らず、任意の信号をマイクロコ
ンピュータで検出する場合に適用することができる。そ
してマイクロコンピュータとアナログ信号のインターフ
ェースを行うあらゆる応用範囲で、回路の簡略化を可能
にすることができる。
【0029】こうして上述の信号処理方法によれば、入
力信号のレベルを判別し、このレベルが反転されたとき
に所定周期ごとにこの反転のレベルの判別された回数を
計数し、この計数値が所定値を越えたときに入力信号の
反転を判定することにより、マイクロコンピュータのソ
フトウェアだけで信号処理を行うことができ、外付けの
回路を不用にすることができるものである。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、入力信号のレベルが
反転されたときにその期間を測定して反転を判定するこ
とによって、マイクロコンピュータのソフトウェアだけ
で信号処理を行うことができ、外付けの回路を不用にす
ることができるようになった。
【0031】これによって、従来は比較的大きな外付け
の回路が必要であり、このため製造コストの上昇や部品
点数の増加等の問題を招いていたものを、本発明によれ
ばマイクロコンピュータのソフトウェアだけで信号処理
を行うことができ、これらの問題点を解決することがで
きるものである。
【0032】また上述の方法によれば、外付けの回路に
起因する周囲の温度変化による影響や、経時変化による
影響を受けることがなく、常に良好な信号処理を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による信号処理方法を適用したリール台
の回転検出装置の一例の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明による信号処理方法の説明のためのフロ
ーチャート図である。
【図3】その説明のための波形図である。
【図4】従来のリール台の回転検出装置の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1a、1b リール台 2a、2b 信号発生手段 3 マイクロコンピュータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号のレベルを判別し、 このレベルが反転されたときに所定周期ごとにこの反転
    のレベルの判別された回数を計数し、 この計数値が所定値を越えたときに上記入力信号の反転
    を判定することを特徴とする信号処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の信号処理方法において、 想定される上記入力信号の特性に応じて上記所定値を設
    定することを特徴とする信号処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の信号処理方法において、 上記入力信号は、回転体の回転検出信号であることを特
    徴とする信号処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の信号処理方法において、 上記回転体の回転速度に応じて上記所定値を設定するこ
    とを特徴とする信号処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の信号処理方法において、 上記回転体は、テープ移送装置のリール台であることを
    特徴とする信号処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の信号処理方法において、 上記テープ移送装置の動作モードに応じて上記所定値を
    設定することを特徴とする信号処理方法。
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