JPH09161198A - 車両用緊急情報通報装置 - Google Patents
車両用緊急情報通報装置Info
- Publication number
- JPH09161198A JPH09161198A JP31987795A JP31987795A JPH09161198A JP H09161198 A JPH09161198 A JP H09161198A JP 31987795 A JP31987795 A JP 31987795A JP 31987795 A JP31987795 A JP 31987795A JP H09161198 A JPH09161198 A JP H09161198A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- vehicle
- emergency
- lane
- accident
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両事故などの緊急時に、事故処理に必要な
データを緊急センタに通報する。 【解決手段】 車両緊急時には、通報スイッチ17が自
動または手動でオンされ、制御CPU10に供給され
る。制御CPU10は、現在位置検出装置14からの現
在位置データ、車線データRAM13からの車線データ
(上り車線/下り車線)、車両データROM15からの
車種データと積載物種別データを受け取り、通報先デー
タROM16に格納されている所定の通報先に無線装置
12を介して送信する。積載物種別データも同時に送信
するので、大型輸送車両の事故にも迅速に対応できる。
データを緊急センタに通報する。 【解決手段】 車両緊急時には、通報スイッチ17が自
動または手動でオンされ、制御CPU10に供給され
る。制御CPU10は、現在位置検出装置14からの現
在位置データ、車線データRAM13からの車線データ
(上り車線/下り車線)、車両データROM15からの
車種データと積載物種別データを受け取り、通報先デー
タROM16に格納されている所定の通報先に無線装置
12を介して送信する。積載物種別データも同時に送信
するので、大型輸送車両の事故にも迅速に対応できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用緊急情報通報
装置、特に車両故障時に路側センタに対して車両の種々
の情報を報知する装置に関する。
装置、特に車両故障時に路側センタに対して車両の種々
の情報を報知する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両故障時に車両の位置など
を所定の緊急センタに報知するシステムが知られてい
る。例えば、国際公開公報WO90/03899には、
車両が事故を起こした場合にこれを検出し、事故車両の
位置や乗員数、車種、タイプを路側のセンタに通報する
緊急コールシステムが開示されている。
を所定の緊急センタに報知するシステムが知られてい
る。例えば、国際公開公報WO90/03899には、
車両が事故を起こした場合にこれを検出し、事故車両の
位置や乗員数、車種、タイプを路側のセンタに通報する
緊急コールシステムが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、タンクローリ
ー等大型輸送車両には種々の積載物が搭載されており、
従って事故時に単に車両に関するデータを通報しただけ
では、化学薬品などを積載している場合には適切な事故
処理を迅速に行うことができない問題があった。
ー等大型輸送車両には種々の積載物が搭載されており、
従って事故時に単に車両に関するデータを通報しただけ
では、化学薬品などを積載している場合には適切な事故
処理を迅速に行うことができない問題があった。
【0004】本発明は上記従来技術の有する課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、種々の積載物を搭載
した車両に事故が発生した場合でも、迅速かつ確実に事
故処理を行うことが可能となる車両用緊急情報通報装置
を提供することにある。
なされたものであり、その目的は、種々の積載物を搭載
した車両に事故が発生した場合でも、迅速かつ確実に事
故処理を行うことが可能となる車両用緊急情報通報装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、緊急時に車両情報をセンタに通報する送
信手段を備える車両用緊急情報通報装置において、前記
送信手段は、車両に搭載された積載物種別データを送信
することを特徴とする。
に、本発明は、緊急時に車両情報をセンタに通報する送
信手段を備える車両用緊急情報通報装置において、前記
送信手段は、車両に搭載された積載物種別データを送信
することを特徴とする。
【0006】これにより、路側センタでは迅速に積載物
に関する情報を得ることができるので、適当な消化剤等
を事故現場に運ぶことができる。
に関する情報を得ることができるので、適当な消化剤等
を事故現場に運ぶことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態について説明する。
形態について説明する。
【0008】図1には本実施形態における緊急情報通信
装置の構成ブロック図が示されている。なお、この装置
は車両に搭載されるものである。制御CPU10は本装
置の動作を制御する。この制御CPU10にはアンテナ
11と無線装置12で受信した車線データが供給され、
このデータを車線データRAM13に格納する。車線デ
ータの受信方法、受信タイミングについては後述する。
また、GPS等の現在位置検出装置14が設けられ、検
出した現在位置データを制御CPU10に供給する。ま
た、車両データROM15には、予め乗用車、バス、ト
ラック、バイクなどの車種情報とトラックなどの大型輸
送車両の場合にはその積載物の種別データが格納されて
いる。積載物種別データとしては、例えば、劇薬、化学
薬品、石油製品、可燃性ガスなどである。通報先データ
ROM16には、緊急センタ等の所定の通報先データが
格納されている。通報スイッチ17は事故等の緊急時に
乗員により手動でオンされるか、あるいは事故発生の場
合に自動的にオンされるスイッチであり、その信号は制
御CPU10に出力される。なお、緊急時に自動的に通
報スイッチ17をオンするためには、温度センサや衝撃
センサ、あるいはエアバッグなどと連動させることが考
えられる。そして、制御CPU10は、通報スイッチか
らのオン信号を受信すると、車線データRAM13から
の車線データ、現在位置検出装置14からの位置デー
タ、車両データROM15からの車両データと積載物種
別データを受け取り、通報先データROM16からの通
報先データに従って無線装置12及びアンテナ11を介
してこれらのデータを緊急センタに通報する。
装置の構成ブロック図が示されている。なお、この装置
は車両に搭載されるものである。制御CPU10は本装
置の動作を制御する。この制御CPU10にはアンテナ
11と無線装置12で受信した車線データが供給され、
このデータを車線データRAM13に格納する。車線デ
ータの受信方法、受信タイミングについては後述する。
また、GPS等の現在位置検出装置14が設けられ、検
出した現在位置データを制御CPU10に供給する。ま
た、車両データROM15には、予め乗用車、バス、ト
ラック、バイクなどの車種情報とトラックなどの大型輸
送車両の場合にはその積載物の種別データが格納されて
いる。積載物種別データとしては、例えば、劇薬、化学
薬品、石油製品、可燃性ガスなどである。通報先データ
ROM16には、緊急センタ等の所定の通報先データが
格納されている。通報スイッチ17は事故等の緊急時に
乗員により手動でオンされるか、あるいは事故発生の場
合に自動的にオンされるスイッチであり、その信号は制
御CPU10に出力される。なお、緊急時に自動的に通
報スイッチ17をオンするためには、温度センサや衝撃
センサ、あるいはエアバッグなどと連動させることが考
えられる。そして、制御CPU10は、通報スイッチか
らのオン信号を受信すると、車線データRAM13から
の車線データ、現在位置検出装置14からの位置デー
タ、車両データROM15からの車両データと積載物種
別データを受け取り、通報先データROM16からの通
報先データに従って無線装置12及びアンテナ11を介
してこれらのデータを緊急センタに通報する。
【0009】図2には本実施形態における路上機の構成
が示されており、また、図3には車両が車線データを受
信する方法が示されている。路上機32は、車線データ
発生器21、無線装置22及びアンテナ23を含んで構
成されており、高速道路の本線との合流地点等に設置さ
れる。そして、設置位置に応じて高速道路における上り
車線あるいは下り車線などの車線データを路上の所定エ
リアに向けて送信する。図3においては、この送信エリ
ア33が破線で示されている。図1の装置を搭載した車
両31がこのデータ送信エリア33に進入すると、アン
テナ11及び無線装置12が車線データを受信し、制御
CPU10に供給されることになる。
が示されており、また、図3には車両が車線データを受
信する方法が示されている。路上機32は、車線データ
発生器21、無線装置22及びアンテナ23を含んで構
成されており、高速道路の本線との合流地点等に設置さ
れる。そして、設置位置に応じて高速道路における上り
車線あるいは下り車線などの車線データを路上の所定エ
リアに向けて送信する。図3においては、この送信エリ
ア33が破線で示されている。図1の装置を搭載した車
両31がこのデータ送信エリア33に進入すると、アン
テナ11及び無線装置12が車線データを受信し、制御
CPU10に供給されることになる。
【0010】このように、本実施形態では、緊急時に車
両のデータのみならず、その積載物の種別データも緊急
センタに送る構成であるので、緊急センタ側では、積載
物に応じた適当な事故処理用物資を用意することがで
き、迅速に事故処理に当たることができる。
両のデータのみならず、その積載物の種別データも緊急
センタに送る構成であるので、緊急センタ側では、積載
物に応じた適当な事故処理用物資を用意することがで
き、迅速に事故処理に当たることができる。
【0011】さらに、本実施形態では、緊急時に車線デ
ータも同時に通報しているので、事故処理にあたる緊急
車両も速やかに事故現場に到着できるようになり、連鎖
事故や2次災害などを有効に防止することが可能とな
る。
ータも同時に通報しているので、事故処理にあたる緊急
車両も速やかに事故現場に到着できるようになり、連鎖
事故や2次災害などを有効に防止することが可能とな
る。
【0012】なお、緊急時にセンタに通報する手段とし
ては、例えば自動車電話システムを用いることも可能で
ある。
ては、例えば自動車電話システムを用いることも可能で
ある。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
種々の積載物を搭載した車両に事故が発生した場合で
も、迅速かつ確実に事故処理を行うことが可能となり、
連鎖事故や2次災害を抑制することができる。
種々の積載物を搭載した車両に事故が発生した場合で
も、迅速かつ確実に事故処理を行うことが可能となり、
連鎖事故や2次災害を抑制することができる。
【図1】 本発明の実施形態の構成ブロック図である。
【図2】 同実施形態の路上機の構成ブロック図であ
る。
る。
【図3】 同実施形態の車線データ受信説明図である。
10 制御CPU、11 アンテナ、12 無線装置、
13 車線データRAM、14 現在位置検出装置、1
5 車両データROM、16 通報先データROM、1
7 通報スイッチ、21 車線データ発生器、22 無
線装置、23アンテナ。
13 車線データRAM、14 現在位置検出装置、1
5 車両データROM、16 通報先データROM、1
7 通報スイッチ、21 車線データ発生器、22 無
線装置、23アンテナ。
Claims (1)
- 【請求項1】 緊急時に車両情報をセンタに通報する送
信手段を備える車両用緊急情報通報装置において、 前記送信手段は、車両に搭載された積載物種別データを
送信することを特徴とする車両用緊急情報通報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31987795A JPH09161198A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 車両用緊急情報通報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31987795A JPH09161198A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 車両用緊急情報通報装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09161198A true JPH09161198A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18115241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31987795A Pending JPH09161198A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 車両用緊急情報通報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09161198A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002133589A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-05-10 | Clarion Co Ltd | 乗客輸送用車両の運行管理システム、このシステムに用いられる携帯用端末及び運行管理システムプラットフォーム並びに乗客輸送用車両の運行管理方法 |
JP2004307210A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-11-04 | Fujitsu Ltd | 運行管理サーバおよび運行管理プログラム |
-
1995
- 1995-12-08 JP JP31987795A patent/JPH09161198A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002133589A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-05-10 | Clarion Co Ltd | 乗客輸送用車両の運行管理システム、このシステムに用いられる携帯用端末及び運行管理システムプラットフォーム並びに乗客輸送用車両の運行管理方法 |
JP2004307210A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-11-04 | Fujitsu Ltd | 運行管理サーバおよび運行管理プログラム |
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