JPH09160914A - ペン入力装置 - Google Patents
ペン入力装置Info
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- JPH09160914A JPH09160914A JP7320027A JP32002795A JPH09160914A JP H09160914 A JPH09160914 A JP H09160914A JP 7320027 A JP7320027 A JP 7320027A JP 32002795 A JP32002795 A JP 32002795A JP H09160914 A JPH09160914 A JP H09160914A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カットアンドペーストやコピーアンドペース
トなどのテキストの移動を効率良く行うことができるペ
ン入力装置を提供する。 【解決手段】 データ入力部1に入力があると入力座標
取得部2は入力された筆点座標列のデータをデータ記憶
部7に格納し、表示部6はインク表示する。テキスト制
御部5は入力判定部3が決定したデータ移動先を設定
し、移動先カーソル22を表示する。ユーザーが入力用
ペン8により移動させたいテキストを囲むようなジェス
チャ23(コピーアンドペースト)を入力したり、ジェ
スチャ23に加えて囲んだテキストに入力用ペン8によ
り字消線を引くジェスチャ24(カットアンドペース
ト)を入力することにより、移動させたいテキストを選
択する。テキスト制御部5は移動元テキストデータをデ
ータ記憶部7内のテキストデータ列にコピーし、表示部
6は変更されたテキストデータ列を再表示する。
トなどのテキストの移動を効率良く行うことができるペ
ン入力装置を提供する。 【解決手段】 データ入力部1に入力があると入力座標
取得部2は入力された筆点座標列のデータをデータ記憶
部7に格納し、表示部6はインク表示する。テキスト制
御部5は入力判定部3が決定したデータ移動先を設定
し、移動先カーソル22を表示する。ユーザーが入力用
ペン8により移動させたいテキストを囲むようなジェス
チャ23(コピーアンドペースト)を入力したり、ジェ
スチャ23に加えて囲んだテキストに入力用ペン8によ
り字消線を引くジェスチャ24(カットアンドペース
ト)を入力することにより、移動させたいテキストを選
択する。テキスト制御部5は移動元テキストデータをデ
ータ記憶部7内のテキストデータ列にコピーし、表示部
6は変更されたテキストデータ列を再表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示部画面に対し
てペンを用いた手書きによりテキストデータの入力を行
うとともに、表示部画面に表示されたテキスト(文字あ
るいは文書の集合)の一部をペンにより画面上で直接に
選択し、かつその選択したテキストの移動先をペンによ
り画面上で直接に指定して、テキストのカットアンドペ
ースト・コピーアンドペーストを行うように構成された
ペン入力装置に関するものである。
てペンを用いた手書きによりテキストデータの入力を行
うとともに、表示部画面に表示されたテキスト(文字あ
るいは文書の集合)の一部をペンにより画面上で直接に
選択し、かつその選択したテキストの移動先をペンによ
り画面上で直接に指定して、テキストのカットアンドペ
ースト・コピーアンドペーストを行うように構成された
ペン入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ペンによってテキストデータを入力し、
編集する機能を備えたペン入力装置は従来から数多く存
在する。すでに入力され記憶されたテキストデータを編
集する場合に、対象とするあるテキストを移動させる操
作を行うが、この操作として、一般に「カットアンドペ
ースト」、「コピーアンドペースト」と呼ばれる操作が
ある。
編集する機能を備えたペン入力装置は従来から数多く存
在する。すでに入力され記憶されたテキストデータを編
集する場合に、対象とするあるテキストを移動させる操
作を行うが、この操作として、一般に「カットアンドペ
ースト」、「コピーアンドペースト」と呼ばれる操作が
ある。
【0003】カットアンドペーストとは、テキストの移
動時に元のテキストを消去する操作である。図17はペ
ン入力装置の表示部に表示されているあるテキストの表
示状態およびカットアンドペーストを示す。すなわち、
(a)に示す元のテキスト101を(b)に示す移動先
102に移動させるとともに、元のテキストを消去する
操作である。消去された領域では字詰めが行われる。
動時に元のテキストを消去する操作である。図17はペ
ン入力装置の表示部に表示されているあるテキストの表
示状態およびカットアンドペーストを示す。すなわち、
(a)に示す元のテキスト101を(b)に示す移動先
102に移動させるとともに、元のテキストを消去する
操作である。消去された領域では字詰めが行われる。
【0004】一方、コピーアンドペーストとは、テキス
トの移動後も元のテキストをそのままにしておく操作で
ある。すなわち、図18の(a)に示す元のテキスト2
01を(b)に示す移動先202に移動させるが、元の
テキストは鎖線203で示すように残しておく。
トの移動後も元のテキストをそのままにしておく操作で
ある。すなわち、図18の(a)に示す元のテキスト2
01を(b)に示す移動先202に移動させるが、元の
テキストは鎖線203で示すように残しておく。
【0005】図15は従来のペン入力装置におけるテキ
ストのカットアンドペーストの操作例を示すものであ
る。この図は表示部の画面表示状態を示している。表示
画面は、テキスト表示領域51と編集キー表示領域52
とに分かれ、編集キー表示領域52には、カットキー5
3、コピーキー54、ペーストキー55、消去キー56
が表示されている。まず、(a)のように、表示されて
いるテキストのうちからペン90を用いて移動させよう
とするテキスト61を選択する。次に、(b)のよう
に、ペン90によってカットキー53をタップ(画面上
でペンタッチすること)すると、(a)の選択されたテ
キスト61が画面から消去され、消去された領域で字詰
めされる。次に、(c)のように、ペン90によって画
面上でテキストを移動させたい箇所において逆V字形に
押し書いて(これを「ジェスチャ」という)、画面上に
移動先カーソル62を表示させる。そして、(d)のよ
うに、ペン90でペーストキー55をタップすると、移
動先カーソル62の表示位置を先頭にしてテキスト63
が表示され、(a)のテキスト61が移動されたことに
なる。
ストのカットアンドペーストの操作例を示すものであ
る。この図は表示部の画面表示状態を示している。表示
画面は、テキスト表示領域51と編集キー表示領域52
とに分かれ、編集キー表示領域52には、カットキー5
3、コピーキー54、ペーストキー55、消去キー56
が表示されている。まず、(a)のように、表示されて
いるテキストのうちからペン90を用いて移動させよう
とするテキスト61を選択する。次に、(b)のよう
に、ペン90によってカットキー53をタップ(画面上
でペンタッチすること)すると、(a)の選択されたテ
キスト61が画面から消去され、消去された領域で字詰
めされる。次に、(c)のように、ペン90によって画
面上でテキストを移動させたい箇所において逆V字形に
押し書いて(これを「ジェスチャ」という)、画面上に
移動先カーソル62を表示させる。そして、(d)のよ
うに、ペン90でペーストキー55をタップすると、移
動先カーソル62の表示位置を先頭にしてテキスト63
が表示され、(a)のテキスト61が移動されたことに
なる。
【0006】なお、コピーアンドペーストの場合には、
カットキー53に代えてコピーキー54をタップする。
このときはもとのテキスト61の消去はない。
カットキー53に代えてコピーキー54をタップする。
このときはもとのテキスト61の消去はない。
【0007】図16はテキストのカットアンドペースト
をドラッグ(ペンを画面に接触させたまま移動させるこ
と)によって行う操作例を示す。(a)のように、表示
されているテキストのうちからペン90を用いて移動さ
せようとするテキスト71を選択する。次に、(b)で
矢印で示すようにペン90でテキスト72をドラッグす
ることにより、そのテキスト72を移動先に向けて移動
させる。そして、(c)のように移動先まで移動させた
後にペン90を画面から離すと、移動先においてテキス
ト73が表示され、移動元のテキスト71の表示が消去
されて字詰めが行われ、カットアンドペーストが終了す
る。
をドラッグ(ペンを画面に接触させたまま移動させるこ
と)によって行う操作例を示す。(a)のように、表示
されているテキストのうちからペン90を用いて移動さ
せようとするテキスト71を選択する。次に、(b)で
矢印で示すようにペン90でテキスト72をドラッグす
ることにより、そのテキスト72を移動先に向けて移動
させる。そして、(c)のように移動先まで移動させた
後にペン90を画面から離すと、移動先においてテキス
ト73が表示され、移動元のテキスト71の表示が消去
されて字詰めが行われ、カットアンドペーストが終了す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらのテキ
スト移動方法では、その操作性に関して以下のような問
題点を有している。
スト移動方法では、その操作性に関して以下のような問
題点を有している。
【0009】まず、図15で示す例では、移動させるべ
きテキストをペンで選択したり移動先をペンで指定した
りした後にいちいちペンを移動させてカットキーまたは
コピーキーをタップしたりペーストキーをタップする必
要があり、操作がわずらわしいものとなっている。加え
て、キー群が表示画面の端部に配置されているため、特
に編集画面が大きい場合には操作時のペンの移動量が大
きなものとなり、迅速な操作をむずかしくしている。
きテキストをペンで選択したり移動先をペンで指定した
りした後にいちいちペンを移動させてカットキーまたは
コピーキーをタップしたりペーストキーをタップする必
要があり、操作がわずらわしいものとなっている。加え
て、キー群が表示画面の端部に配置されているため、特
に編集画面が大きい場合には操作時のペンの移動量が大
きなものとなり、迅速な操作をむずかしくしている。
【0010】次に、図16で示す例では、選択したテキ
ストをドラッグして移動させるために、ドラッグ中にペ
ンが画面から離れてしまうことによる誤操作の頻度が高
くなる。さらに、テキストの移動先が移動元と同一画面
上にないときにはテキストをドラッグしたまま別途に画
面スクロールを行う必要があり、操作性が著しく悪化す
る。
ストをドラッグして移動させるために、ドラッグ中にペ
ンが画面から離れてしまうことによる誤操作の頻度が高
くなる。さらに、テキストの移動先が移動元と同一画面
上にないときにはテキストをドラッグしたまま別途に画
面スクロールを行う必要があり、操作性が著しく悪化す
る。
【0011】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、カットアンドペースト・コピーアン
ドペーストのテキストの移動を効率良く行うことができ
るペン入力装置を提供することを目的としている。
れたものであって、カットアンドペースト・コピーアン
ドペーストのテキストの移動を効率良く行うことができ
るペン入力装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るペン入力装
置は、移動させたいテキストのペンによる選択の際のジ
ェスチャにおいてカットアンドペーストかコピーアンド
ペーストかの区別も同時に指定するものである。
置は、移動させたいテキストのペンによる選択の際のジ
ェスチャにおいてカットアンドペーストかコピーアンド
ペーストかの区別も同時に指定するものである。
【0013】本発明によれば、テキスト移動の操作性が
良く、誤操作がなく効率の良いテキスト編集が可能とな
る。
良く、誤操作がなく効率の良いテキスト編集が可能とな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項1のペン入力
装置は、表示部画面に表示されたテキストの一部の移動
先をペンにより画面上で指定し、前記移動させたいテキ
ストを前記ペンにより画面上で選択して、テキストのカ
ットアンドペースト・コピーアンドペーストを行うペン
入力装置であって、前記移動させたいテキストの前記ペ
ンによる選択の際のジェスチャにおいてカットアンドペ
ーストかコピーアンドペーストかの区別も同時に指定す
るように構成してあることを特徴としている。カット・
コピーの区別指定をテキスト選択と同時に行うように構
成してあるので、テキスト移動の操作性が良く、誤操作
がなく効率の良いテキスト編集が可能となる。
装置は、表示部画面に表示されたテキストの一部の移動
先をペンにより画面上で指定し、前記移動させたいテキ
ストを前記ペンにより画面上で選択して、テキストのカ
ットアンドペースト・コピーアンドペーストを行うペン
入力装置であって、前記移動させたいテキストの前記ペ
ンによる選択の際のジェスチャにおいてカットアンドペ
ーストかコピーアンドペーストかの区別も同時に指定す
るように構成してあることを特徴としている。カット・
コピーの区別指定をテキスト選択と同時に行うように構
成してあるので、テキスト移動の操作性が良く、誤操作
がなく効率の良いテキスト編集が可能となる。
【0015】本発明に係る請求項2のペン入力装置は、
上記請求項1において、テキストの移動先を複数指定し
たときに、選択された同一のテキストを前記複数の移動
先に同時に移動させるように構成してあることを特徴と
している。カットアンドペーストの場合もコピーアンド
ペーストの場合も、同じテキストを一度の操作で複数の
移動先に同時に移動させることができ、効率の良いテキ
スト編集が可能となる。
上記請求項1において、テキストの移動先を複数指定し
たときに、選択された同一のテキストを前記複数の移動
先に同時に移動させるように構成してあることを特徴と
している。カットアンドペーストの場合もコピーアンド
ペーストの場合も、同じテキストを一度の操作で複数の
移動先に同時に移動させることができ、効率の良いテキ
スト編集が可能となる。
【0016】本発明に係る請求項3のペン入力装置は、
テキストデータを記憶する手段と、テキストデータを表
示する手段と、表示画面上でのペンによるテキスト移動
先の指定に従ってテキスト移動先を設定する手段と、画
面上でテキスト移動先に対応する箇所に移動先カーソル
を表示する手段と、表示画面上でのペンによる移動させ
たいテキストの選択およびカットアンドペーストかコピ
ーアンドペーストかの指定が行われたときに、前記移動
させたいテキストの選択に対応してインク表示を行う手
段と、前記選択されたテキストに対応したテキストデー
タを移動元テキストデータとして設定する手段と、前記
テキストデータの記憶手段において前記テキスト移動先
に移動元テキストデータをコピーする手段と、前記画面
上でペンによりカットアンドペーストの指定があったと
きに移動元テキストデータを前記記憶手段のテキストデ
ータ列から削除する手段と、前記画面上でペンによりコ
ピーアンドペーストの指定があったときには前記削除を
行わず移動元テキストデータを元の状態に残す手段と、
前記削除または残す動作が行われた後に前記インク表示
を消去する手段と、前記記憶手段において変更されたテ
キストデータ列を再表示する手段とを備えたことを特徴
としている。移動させたいテキストのペンによる選択の
際のジェスチャにおいてカットアンドペーストかコピー
アンドペーストかの区別も同時に指定することにより、
テキスト移動の操作性が良く、誤操作がなく効率の良い
テキスト編集が可能となる。
テキストデータを記憶する手段と、テキストデータを表
示する手段と、表示画面上でのペンによるテキスト移動
先の指定に従ってテキスト移動先を設定する手段と、画
面上でテキスト移動先に対応する箇所に移動先カーソル
を表示する手段と、表示画面上でのペンによる移動させ
たいテキストの選択およびカットアンドペーストかコピ
ーアンドペーストかの指定が行われたときに、前記移動
させたいテキストの選択に対応してインク表示を行う手
段と、前記選択されたテキストに対応したテキストデー
タを移動元テキストデータとして設定する手段と、前記
テキストデータの記憶手段において前記テキスト移動先
に移動元テキストデータをコピーする手段と、前記画面
上でペンによりカットアンドペーストの指定があったと
きに移動元テキストデータを前記記憶手段のテキストデ
ータ列から削除する手段と、前記画面上でペンによりコ
ピーアンドペーストの指定があったときには前記削除を
行わず移動元テキストデータを元の状態に残す手段と、
前記削除または残す動作が行われた後に前記インク表示
を消去する手段と、前記記憶手段において変更されたテ
キストデータ列を再表示する手段とを備えたことを特徴
としている。移動させたいテキストのペンによる選択の
際のジェスチャにおいてカットアンドペーストかコピー
アンドペーストかの区別も同時に指定することにより、
テキスト移動の操作性が良く、誤操作がなく効率の良い
テキスト編集が可能となる。
【0017】本発明に係る請求項4のペン入力装置は、
上記請求項3において、画面上でペンによるコピーアン
ドペーストの指定が選択されたテキストを囲むようにペ
ンでジェスチャ入力することであり、画面上でペンによ
るカットアンドペーストの指定が選択されたテキストを
囲むようにペンでジェスチャ入力しかつその囲んだテキ
ストに字消線を引くジェスチャをペン入力することであ
る。コピーアンドペーストの指定の操作とカットアンド
ペーストの指定の操作がともに簡単で分かりやすく、か
つ、両操作の区別が容易である。
上記請求項3において、画面上でペンによるコピーアン
ドペーストの指定が選択されたテキストを囲むようにペ
ンでジェスチャ入力することであり、画面上でペンによ
るカットアンドペーストの指定が選択されたテキストを
囲むようにペンでジェスチャ入力しかつその囲んだテキ
ストに字消線を引くジェスチャをペン入力することであ
る。コピーアンドペーストの指定の操作とカットアンド
ペーストの指定の操作がともに簡単で分かりやすく、か
つ、両操作の区別が容易である。
【0018】以下、本発明に係るペン入力装置の実施の
形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1はペン入力装置の機能を示す機能ブロ
ック図である。1は入力用のペンやタブレット等で構成
されてデータを手書き入力するためのデータ入力部、2
はデータ入力部1から入力された座標データの抽出を行
う入力座標取得部、3は入力座標取得部2が取得した座
標データ列を分析して入力の内容を判定し必要な処理を
決定する入力判定部、4はタイムアウトの監視を行うタ
イマー部、5はテキストデータの追加、挿入、削除など
の変更を行うテキスト制御部、6はテキストデータやカ
ーソルなどの表示を行う表示部、7はデータを記憶する
データ記憶部である。
ック図である。1は入力用のペンやタブレット等で構成
されてデータを手書き入力するためのデータ入力部、2
はデータ入力部1から入力された座標データの抽出を行
う入力座標取得部、3は入力座標取得部2が取得した座
標データ列を分析して入力の内容を判定し必要な処理を
決定する入力判定部、4はタイムアウトの監視を行うタ
イマー部、5はテキストデータの追加、挿入、削除など
の変更を行うテキスト制御部、6はテキストデータやカ
ーソルなどの表示を行う表示部、7はデータを記憶する
データ記憶部である。
【0020】図2はペン入力装置のハードウエア構成を
示す装置ブロック図である。8はユーザーが手書き入力
や画面スクロールを行う入力用ペン、9は手書き入力の
位置の座標データを検出するタブレット、10は中央演
算処理装置11によって実行されるべきプログラムが格
納されているリードオンリメモリ(ROM)、11はプ
ログラムの実行やデータの演算・処理を行う中央演算処
理装置(CPU)、12はタブレット9から読み込んだ
座標データやプログラムで使用するデータや編集対象と
なるテキストデータを格納するランダムアクセスメモリ
(RAM)、13は中央演算処理装置11によって実行
された結果を表示するディスプレイである。タブレット
9とディスプレイ13とは一体化されており、入力と表
示とが同一画面で行えるようになっている。
示す装置ブロック図である。8はユーザーが手書き入力
や画面スクロールを行う入力用ペン、9は手書き入力の
位置の座標データを検出するタブレット、10は中央演
算処理装置11によって実行されるべきプログラムが格
納されているリードオンリメモリ(ROM)、11はプ
ログラムの実行やデータの演算・処理を行う中央演算処
理装置(CPU)、12はタブレット9から読み込んだ
座標データやプログラムで使用するデータや編集対象と
なるテキストデータを格納するランダムアクセスメモリ
(RAM)、13は中央演算処理装置11によって実行
された結果を表示するディスプレイである。タブレット
9とディスプレイ13とは一体化されており、入力と表
示とが同一画面で行えるようになっている。
【0021】図1の構成と図2の構成を対比すると、デ
ータ入力部1は入力用ペン8とタブレット9とに対応
し、入力座標取得部2はタブレット9に対応し、入力判
定部3、タイマー部4およびテキスト制御部5は中央演
算処理装置11に対応し、データ記憶部7はランダムア
クセスメモリ12に対応し、表示部6はディスプレイ1
3に対応する。
ータ入力部1は入力用ペン8とタブレット9とに対応
し、入力座標取得部2はタブレット9に対応し、入力判
定部3、タイマー部4およびテキスト制御部5は中央演
算処理装置11に対応し、データ記憶部7はランダムア
クセスメモリ12に対応し、表示部6はディスプレイ1
3に対応する。
【0022】以上のような構成をもつペン入力装置の動
作を、図1と制御手順を表したフローチャートを示す図
3、図4と入力・表示画面を示す図5〜図14によって
説明する。
作を、図1と制御手順を表したフローチャートを示す図
3、図4と入力・表示画面を示す図5〜図14によって
説明する。
【0023】すでに、データ記憶部7にはある程度のテ
キストデータが格納されており、そのテキストデータが
表示部6の画面に表示されているものとする。データ入
力部1に対して入力が行われると、ステップS1におい
て入力座標取得部2は入力された筆点座標列のデータを
取得しデータ記憶部7に格納するとともに、表示部6は
入力のインク表示(入力用ペン8による画面上への筆跡
を表示すること)を行う。図5の場合には、ユーザーが
入力用ペン8によって逆V字形のジェスチャ21を行っ
てテキストの移動先を指定している。ここでは、テキス
ト「従って」とテキスト「どちらの」との間がテキスト
移動先として指定されている。
キストデータが格納されており、そのテキストデータが
表示部6の画面に表示されているものとする。データ入
力部1に対して入力が行われると、ステップS1におい
て入力座標取得部2は入力された筆点座標列のデータを
取得しデータ記憶部7に格納するとともに、表示部6は
入力のインク表示(入力用ペン8による画面上への筆跡
を表示すること)を行う。図5の場合には、ユーザーが
入力用ペン8によって逆V字形のジェスチャ21を行っ
てテキストの移動先を指定している。ここでは、テキス
ト「従って」とテキスト「どちらの」との間がテキスト
移動先として指定されている。
【0024】ステップS2では、入力判定部3はデータ
記憶部7に格納された入力座標列を分析し、入力の内容
がテキスト移動先を示すもの(逆V字形のジェスチャ)
であればステップS3へ進み、そうでなければこのフロ
ーチャートでの処理を終了して該当する処理へ進む。ス
テップS3では、入力判定部3はユーザーが指定したテ
キストの移動先を決定し、テキスト制御部5はデータ記
憶部7に格納されているテキストデータ列において入力
判定部3が決定した移動先に対応する箇所をデータ移動
先として設定する。
記憶部7に格納された入力座標列を分析し、入力の内容
がテキスト移動先を示すもの(逆V字形のジェスチャ)
であればステップS3へ進み、そうでなければこのフロ
ーチャートでの処理を終了して該当する処理へ進む。ス
テップS3では、入力判定部3はユーザーが指定したテ
キストの移動先を決定し、テキスト制御部5はデータ記
憶部7に格納されているテキストデータ列において入力
判定部3が決定した移動先に対応する箇所をデータ移動
先として設定する。
【0025】ステップS4では、図6に示すように、表
示部6は入力のインク表示を消去するとともに、テキス
ト制御部5が設定したテキスト移動先に移動先であるこ
とを示す移動先カーソル22を表示する。ここでは、テ
キスト「従って」とテキスト「どちらの」との間に移動
先カーソル22が表示されている。移動先カーソル22
は図5での逆V字形のジェスチャ21に対応した位置に
表示される。
示部6は入力のインク表示を消去するとともに、テキス
ト制御部5が設定したテキスト移動先に移動先であるこ
とを示す移動先カーソル22を表示する。ここでは、テ
キスト「従って」とテキスト「どちらの」との間に移動
先カーソル22が表示されている。移動先カーソル22
は図5での逆V字形のジェスチャ21に対応した位置に
表示される。
【0026】ステップS5では、データ入力部1は引き
続いてユーザーによる入力用ペン8での入力があるかど
うかを判断し、タイムアウトするまでに入力があったと
きはステップS6に進み、入力がないときはステップS
8に進む。ステップS8において、タイマー部4は入力
がない時間を計測し、ある一定の時間が経過すればタイ
ムアウトとみなしてステップS9に進み、ステップS9
では、それまで表示していた移動先カーソル22をすべ
て消去して処理を終了する。一定時間が経過しないとき
はステップS5に戻って、引き続きユーザーの入力を待
つ。
続いてユーザーによる入力用ペン8での入力があるかど
うかを判断し、タイムアウトするまでに入力があったと
きはステップS6に進み、入力がないときはステップS
8に進む。ステップS8において、タイマー部4は入力
がない時間を計測し、ある一定の時間が経過すればタイ
ムアウトとみなしてステップS9に進み、ステップS9
では、それまで表示していた移動先カーソル22をすべ
て消去して処理を終了する。一定時間が経過しないとき
はステップS5に戻って、引き続きユーザーの入力を待
つ。
【0027】ステップS6では、ステップS1と同様
に、入力座標取得部2は入力された筆点座標列のデータ
を取得しデータ記憶部7に格納するとともに、表示部6
は入力のインク表示を行う。ステップS7では、入力判
定部3は入力座標列を分析し、ユーザーの入力が移動さ
せたいテキストの選択操作であるかどうかの判断を行
い、そうであるときはステップS10に進み、そうでな
いときはステップS2に戻る。ここでは、図8で示すよ
うにユーザーが入力用ペン8により移動させたいテキス
ト(ここでは「この場合」)を囲むようなジェスチャ2
3を入力したり、あるいは図7で示すようにジェスチャ
23に加えて囲んだテキスト(「この場合」)に入力用
ペン8により字消線を引くジェスチャ24を入力するこ
とにより、移動させたいテキスト(「この場合」)を選
択するものとする。図8のテキストを囲むだけのジェス
チャ23はコピーアンドペーストに相当し、図7のテキ
ストを囲むジェスチャ23とテキストに字消線を引くジ
ェスチャ24の組み合わせはカットアンドペーストに相
当する。ステップS2の判断において、入力が移動させ
たいテキストの選択操作ではなく、再度図9に示すよう
なテキスト移動先の指定を行うための逆V字形のジェス
チャ25であったときはステップS2に戻り、以下、ス
テップS2〜S7の処理を繰り返すことによって、図1
0に示すように複数の移動先カーソル22,26を設定
表示することになる。
に、入力座標取得部2は入力された筆点座標列のデータ
を取得しデータ記憶部7に格納するとともに、表示部6
は入力のインク表示を行う。ステップS7では、入力判
定部3は入力座標列を分析し、ユーザーの入力が移動さ
せたいテキストの選択操作であるかどうかの判断を行
い、そうであるときはステップS10に進み、そうでな
いときはステップS2に戻る。ここでは、図8で示すよ
うにユーザーが入力用ペン8により移動させたいテキス
ト(ここでは「この場合」)を囲むようなジェスチャ2
3を入力したり、あるいは図7で示すようにジェスチャ
23に加えて囲んだテキスト(「この場合」)に入力用
ペン8により字消線を引くジェスチャ24を入力するこ
とにより、移動させたいテキスト(「この場合」)を選
択するものとする。図8のテキストを囲むだけのジェス
チャ23はコピーアンドペーストに相当し、図7のテキ
ストを囲むジェスチャ23とテキストに字消線を引くジ
ェスチャ24の組み合わせはカットアンドペーストに相
当する。ステップS2の判断において、入力が移動させ
たいテキストの選択操作ではなく、再度図9に示すよう
なテキスト移動先の指定を行うための逆V字形のジェス
チャ25であったときはステップS2に戻り、以下、ス
テップS2〜S7の処理を繰り返すことによって、図1
0に示すように複数の移動先カーソル22,26を設定
表示することになる。
【0028】ステップS10では、入力判定部3は入力
座標列を分析することによってユーザーが選択したテキ
スト領域を決定し、テキスト制御部5はデータ記憶部7
に格納されているテキストデータ列において入力判定部
3が決定したテキスト領域に対応するテキストデータを
移動元テキストデータとして設定する。さらに、ステッ
プS11で、テキスト制御部5は移動元テキストデータ
を、ステップS3でのデータ記憶部7内でのテキストデ
ータ列に対してすべての設定された移動先へコピーす
る。
座標列を分析することによってユーザーが選択したテキ
スト領域を決定し、テキスト制御部5はデータ記憶部7
に格納されているテキストデータ列において入力判定部
3が決定したテキスト領域に対応するテキストデータを
移動元テキストデータとして設定する。さらに、ステッ
プS11で、テキスト制御部5は移動元テキストデータ
を、ステップS3でのデータ記憶部7内でのテキストデ
ータ列に対してすべての設定された移動先へコピーす
る。
【0029】次いで、ステップS12では、入力判定部
3は入力座標列を分析することによって、ユーザーの入
力がカットアンドペーストを示すジェスチャであった
か、それともコピーアンドペーストを示すジェスチャで
あったかを判定する。もし、ユーザーのテキスト選択操
作が図7に示すようなカットアンドペーストを示すジェ
スチャであればステップS13に進み、テキスト制御部
5はステップS10で設定した移動元テキストデータを
データ記憶部7内のテキストデータ列から削除し、ステ
ップS14に進む。もし、ユーザーのテキスト選択操作
が図8に示すようなコピーアンドペーストを示すジェス
チャであれば、テキスト制御部5は移動元テキストデー
タを削除することなく、ステップS14に進む。ステッ
プS14に進むと、表示部6はインク表示を消去すると
ともに、変更(コピー、削除)されたデータ記憶部7内
のテキストデータ列を再表示し、処理を終了する。
3は入力座標列を分析することによって、ユーザーの入
力がカットアンドペーストを示すジェスチャであった
か、それともコピーアンドペーストを示すジェスチャで
あったかを判定する。もし、ユーザーのテキスト選択操
作が図7に示すようなカットアンドペーストを示すジェ
スチャであればステップS13に進み、テキスト制御部
5はステップS10で設定した移動元テキストデータを
データ記憶部7内のテキストデータ列から削除し、ステ
ップS14に進む。もし、ユーザーのテキスト選択操作
が図8に示すようなコピーアンドペーストを示すジェス
チャであれば、テキスト制御部5は移動元テキストデー
タを削除することなく、ステップS14に進む。ステッ
プS14に進むと、表示部6はインク表示を消去すると
ともに、変更(コピー、削除)されたデータ記憶部7内
のテキストデータ列を再表示し、処理を終了する。
【0030】このテキストデータ列の再表示の結果、図
7のカットアンドペーストの場合には、図11に示すよ
うに、移動先カーソル22の位置であるテキスト「従っ
て」とテキスト「どちらの」との間に、移動させたいテ
キスト「この場合」27が表示され、かつ、図7でジェ
スチャ23で囲んだ移動元のテキスト「この場合」が消
去され、消去された部分は字詰めが行われる。
7のカットアンドペーストの場合には、図11に示すよ
うに、移動先カーソル22の位置であるテキスト「従っ
て」とテキスト「どちらの」との間に、移動させたいテ
キスト「この場合」27が表示され、かつ、図7でジェ
スチャ23で囲んだ移動元のテキスト「この場合」が消
去され、消去された部分は字詰めが行われる。
【0031】また、図8のコピーアンドペーストの場合
には、図12に示すように、移動先カーソル22の位置
であるテキスト「従って」とテキスト「どちらの」との
間に、移動させたいテキスト「この場合」27が表示さ
れ、かつ、図8でジェスチャ23で囲んだ移動元のテキ
スト「この場合」28は元の状態のまま表示される。
には、図12に示すように、移動先カーソル22の位置
であるテキスト「従って」とテキスト「どちらの」との
間に、移動させたいテキスト「この場合」27が表示さ
れ、かつ、図8でジェスチャ23で囲んだ移動元のテキ
スト「この場合」28は元の状態のまま表示される。
【0032】また、図10のように複数の移動先カーソ
ル22,26が設定されている場合には、ステップS1
1のとおり移動元テキストデータをすべての設定された
移動先へコピーするので、カットアンドペーストの場合
には、図13に示すように、移動先カーソル22の位置
であるテキスト「従って」とテキスト「どちらの」との
間に移動させたいテキスト「この場合」27が表示さ
れ、かつ、移動先カーソル26の位置であるテキスト
「わかる。」の後ろに移動させたいテキスト「この場
合」29が表示され、かつ、テキスト「方式も」と「役
に」の間にあった移動元のテキスト「この場合」が消去
される。コピーアンドペーストの場合には、図14に示
すように、移動先カーソル22の位置であるテキスト
「従って」とテキスト「どちらの」との間に移動させた
いテキスト「この場合」27が表示され、かつ、移動先
カーソル26の位置であるテキスト「わかる。」の後ろ
に移動させたいテキスト「この場合」29が表示され、
かつ、テキスト「方式も」と「役に」の間にあった移動
元のテキスト「この場合」28は元のまま残される。
ル22,26が設定されている場合には、ステップS1
1のとおり移動元テキストデータをすべての設定された
移動先へコピーするので、カットアンドペーストの場合
には、図13に示すように、移動先カーソル22の位置
であるテキスト「従って」とテキスト「どちらの」との
間に移動させたいテキスト「この場合」27が表示さ
れ、かつ、移動先カーソル26の位置であるテキスト
「わかる。」の後ろに移動させたいテキスト「この場
合」29が表示され、かつ、テキスト「方式も」と「役
に」の間にあった移動元のテキスト「この場合」が消去
される。コピーアンドペーストの場合には、図14に示
すように、移動先カーソル22の位置であるテキスト
「従って」とテキスト「どちらの」との間に移動させた
いテキスト「この場合」27が表示され、かつ、移動先
カーソル26の位置であるテキスト「わかる。」の後ろ
に移動させたいテキスト「この場合」29が表示され、
かつ、テキスト「方式も」と「役に」の間にあった移動
元のテキスト「この場合」28は元のまま残される。
【0033】なお、上記の説明では、移動先を指定した
後に移動させたいテキストを指定していたが、これとは
逆に、移動させたいテキストを指定した後に移動先を指
定するのでもよい。
後に移動させたいテキストを指定していたが、これとは
逆に、移動させたいテキストを指定した後に移動先を指
定するのでもよい。
【0034】上記の実施の形態のペン入力装置は、移動
先を指定し移動させたいテキストを選択するが、そのテ
キスト選択の際のジェスチャにおいてカットアンドペー
ストかコピーアンドペーストかの区別も同時に指定する
ようにしたものである。従来技術の場合には、1回のカ
ットアンドペーストまたはコピーアンドペーストのたび
にいちいち、移動させたいテキストを指定し、カッ
トキーまたはコピーキーをタップし、移動先を指定
し、ペーストキーをタップする、といったペン移動の
頻繁な操作を必要としており、その操作はわずらわしい
ものであり、迅速な操作がむずかしいものであった。本
発明の実施形態の場合には、カットアンドペースト・コ
ピーアンドペーストのテキスト移動の操作性が良く、効
率の良い操作が可能である。あるいは、従来技術におい
て、ペンを表示画面に接触させたまま移動元から移動先
まで移動させるドラッグ操作の場合には、ドラッグ中に
ペンが画面から離れてしまって誤操作を生じるおそれが
高かった。本発明の実施形態の場合にはドラッグをしな
いので、そのような誤操作のおそれがない。また、カッ
トアンドペーストの場合もコピーアンドペーストの場合
も、同じテキストを一度の操作で複数の移動先へ同時に
移動させることができ、効率の良いテキスト編集が可能
となる。
先を指定し移動させたいテキストを選択するが、そのテ
キスト選択の際のジェスチャにおいてカットアンドペー
ストかコピーアンドペーストかの区別も同時に指定する
ようにしたものである。従来技術の場合には、1回のカ
ットアンドペーストまたはコピーアンドペーストのたび
にいちいち、移動させたいテキストを指定し、カッ
トキーまたはコピーキーをタップし、移動先を指定
し、ペーストキーをタップする、といったペン移動の
頻繁な操作を必要としており、その操作はわずらわしい
ものであり、迅速な操作がむずかしいものであった。本
発明の実施形態の場合には、カットアンドペースト・コ
ピーアンドペーストのテキスト移動の操作性が良く、効
率の良い操作が可能である。あるいは、従来技術におい
て、ペンを表示画面に接触させたまま移動元から移動先
まで移動させるドラッグ操作の場合には、ドラッグ中に
ペンが画面から離れてしまって誤操作を生じるおそれが
高かった。本発明の実施形態の場合にはドラッグをしな
いので、そのような誤操作のおそれがない。また、カッ
トアンドペーストの場合もコピーアンドペーストの場合
も、同じテキストを一度の操作で複数の移動先へ同時に
移動させることができ、効率の良いテキスト編集が可能
となる。
【0035】
【発明の効果】本発明に係るペン入力装置によれば、移
動させたいテキストのペンによる選択の際のジェスチャ
においてカットアンドペーストかコピーアンドペースト
かの区別も同時に指定するように構成したので、テキス
ト移動の操作性が良く、誤操作がなく効率の良いテキス
ト編集ができるようになる。
動させたいテキストのペンによる選択の際のジェスチャ
においてカットアンドペーストかコピーアンドペースト
かの区別も同時に指定するように構成したので、テキス
ト移動の操作性が良く、誤操作がなく効率の良いテキス
ト編集ができるようになる。
【図1】本発明の1つの実施の形態に係るペン入力装置
の機能を示す機能ブロック図である。
の機能を示す機能ブロック図である。
【図2】実施の形態のペン入力装置のハードウエア構成
を示す装置ブロック図である。
を示す装置ブロック図である。
【図3】実施の形態のペン入力装置の動作説明に供する
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】図3に続くフローチャートである。
【図5】実施の形態の動作説明に供する入力操作・表示
状態図である。
状態図である。
【図6】実施の形態の動作説明に供する入力操作・表示
状態図である。
状態図である。
【図7】実施の形態の動作説明に供する入力操作・表示
状態図である。
状態図である。
【図8】実施の形態の動作説明に供する入力操作・表示
状態図である。
状態図である。
【図9】実施の形態の動作説明に供する入力操作・表示
状態図である。
状態図である。
【図10】実施の形態の動作説明に供する入力操作・表
示状態図である。
示状態図である。
【図11】実施の形態におけるカットアンドペーストの
表示状態図である。
表示状態図である。
【図12】実施の形態におけるコピーアンドペーストの
表示状態図である。
表示状態図である。
【図13】実施の形態におけるカットアンドペーストの
表示状態図である。
表示状態図である。
【図14】実施の形態におけるコピーアンドペーストの
表示状態図である。
表示状態図である。
【図15】従来のペン入力装置におけるテキストのカッ
トアンドペーストの操作例を示す説明図である。
トアンドペーストの操作例を示す説明図である。
【図16】従来のペン入力装置においてテキストのカッ
トアンドペーストをドラッグによって行う操作例の説明
図である。
トアンドペーストをドラッグによって行う操作例の説明
図である。
【図17】ペン入力装置の表示部に表示されているテキ
ストの表示状態およびカットアンドペーストを示す図で
ある。
ストの表示状態およびカットアンドペーストを示す図で
ある。
【図18】同様のテキストの表示状態およびコピーアン
ドペーストを示す図である。
ドペーストを示す図である。
1……データ入力部 2……入力座標取得部 3……入力判定部 4……タイマー部 5……テキスト制御部 6……表示部 7……データ記憶部 8……入力用ペン 9……タブレット
Claims (4)
- 【請求項1】 表示部画面に表示されたテキストの一部
の移動先をペンにより画面上で指定し、前記移動させた
いテキストを前記ペンにより画面上で選択して、テキス
トのカットアンドペースト・コピーアンドペーストを行
うペン入力装置であって、前記移動させたいテキストの
前記ペンによる選択の際のジェスチャにおいてカットア
ンドペーストかコピーアンドペーストかの区別も同時に
指定するように構成してあることを特徴とするペン入力
装置。 - 【請求項2】 テキストの移動先を複数指定したとき
に、選択された同一のテキストを前記複数の移動先に同
時に移動させるように構成してあることを特徴とする請
求項1に記載のペン入力装置。 - 【請求項3】 テキストデータを記憶する手段と、テキ
ストデータを表示する手段と、表示画面上でのペンによ
るテキスト移動先の指定に従ってテキスト移動先を設定
する手段と、画面上でテキスト移動先に対応する箇所に
移動先カーソルを表示する手段と、表示画面上でのペン
による移動させたいテキストの選択およびカットアンド
ペーストかコピーアンドペーストかの指定が行われたと
きに、前記移動させたいテキストの選択に対応してイン
ク表示を行う手段と、前記選択されたテキストに対応し
たテキストデータを移動元テキストデータとして設定す
る手段と、前記テキストデータの記憶手段において前記
テキスト移動先に移動元テキストデータをコピーする手
段と、前記画面上でペンによりカットアンドペーストの
指定があったときに移動元テキストデータを前記記憶手
段のテキストデータ列から削除する手段と、前記画面上
でペンによりコピーアンドペーストの指定があったとき
には前記削除を行わず移動元テキストデータを元の状態
に残す手段と、前記削除または残す動作が行われた後に
前記インク表示を消去する手段と、前記記憶手段におい
て変更されたテキストデータ列を再表示する手段とを備
えたことを特徴とするペン入力装置。 - 【請求項4】 画面上でペンによるコピーアンドペース
トの指定が選択されたテキストを囲むようにペンでジェ
スチャ入力することであり、画面上でペンによるカット
アンドペーストの指定が選択されたテキストを囲むよう
にペンでジェスチャ入力しかつその囲んだテキストに字
消線を引くジェスチャをペン入力することである請求項
3に記載のペン入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7320027A JPH09160914A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | ペン入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7320027A JPH09160914A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | ペン入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09160914A true JPH09160914A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18116938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7320027A Pending JPH09160914A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | ペン入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09160914A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7925987B2 (en) | 2002-05-14 | 2011-04-12 | Microsoft Corporation | Entry and editing of electronic ink |
US8166388B2 (en) | 2002-05-14 | 2012-04-24 | Microsoft Corporation | Overlaying electronic ink |
JP2014170502A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-09-18 | Sharp Corp | 情報処理装置 |
JP2014175016A (ja) * | 2013-03-11 | 2014-09-22 | Samsung Electronics Co Ltd | 電子装置におけるコピー/貼り付け方法及び電子装置 |
JP2014174905A (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | Ntt Docomo Inc | 入力装置及び入力方法 |
US9208138B2 (en) | 2012-11-14 | 2015-12-08 | International Business Machines Corporation | Range adjustment for text editing |
JP2021114049A (ja) * | 2020-01-16 | 2021-08-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 情報処理装置及び画像形成装置 |
-
1995
- 1995-12-08 JP JP7320027A patent/JPH09160914A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7925987B2 (en) | 2002-05-14 | 2011-04-12 | Microsoft Corporation | Entry and editing of electronic ink |
US8166388B2 (en) | 2002-05-14 | 2012-04-24 | Microsoft Corporation | Overlaying electronic ink |
US9208138B2 (en) | 2012-11-14 | 2015-12-08 | International Business Machines Corporation | Range adjustment for text editing |
US10031900B2 (en) | 2012-11-14 | 2018-07-24 | International Business Machines Corporation | Range adjustment for text editing |
JP2014170502A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-09-18 | Sharp Corp | 情報処理装置 |
JP2014175016A (ja) * | 2013-03-11 | 2014-09-22 | Samsung Electronics Co Ltd | 電子装置におけるコピー/貼り付け方法及び電子装置 |
JP2014174905A (ja) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | Ntt Docomo Inc | 入力装置及び入力方法 |
JP2021114049A (ja) * | 2020-01-16 | 2021-08-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 情報処理装置及び画像形成装置 |
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