JPH0916077A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JPH0916077A
JPH0916077A JP7188014A JP18801495A JPH0916077A JP H0916077 A JPH0916077 A JP H0916077A JP 7188014 A JP7188014 A JP 7188014A JP 18801495 A JP18801495 A JP 18801495A JP H0916077 A JPH0916077 A JP H0916077A
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Masahiro Suetsugu
正浩 末次
Hiroaki Kondo
裕昭 近藤
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Aisin AW Co Ltd
Equos Research Co Ltd
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Aisin AW Co Ltd
Equos Research Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】目的地の候補が表示される地図画面の縮尺を自
動的に調節して、見易い縮尺にする。 【構成】使用者が、立ち寄ることを希望する目標物のジ
ャンルを音声入力することにより(図6、ステップ10
2)、この指定されたジャンルの目標物データが検索さ
れる(図6、ステップ104)。この検索された目標物
は、立ち寄り地候補としてディスプレイ33の地図画面
内に表示される(図6、ステップ106)。このとき、
地図画面内に所定数Z以上の立ち寄り地候補が表示され
るように、地図の縮尺が自動的に調整される(図10、
ステップ154、156)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、候補目的地が表示され
る地図画面の縮尺を自動的に調節して、見易い縮尺にす
るようにしたナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来のナビゲーション装置では、出発前
に、使用者により目的地が登録されることにより、出発
地から目的地までの経路が設定され、この経路に従って
自車が走行するように案内が行われる。この目的地に
は、最終到着地点に行く途中に経由する経由地も含まれ
る。また、自車がナビゲーション装置による案内に従っ
て経路上を走行中に、食事や買い物などの要求が生じる
ことがある。この場合には、使用者が新たに立ち寄り地
を目的地として登録することにより、ナビゲーション装
置は、上記最終到着地までの経路の案内動作を中断し、
使用者が新たに登録した立ち寄り地点までの経路を案内
する。
【0003】ナビゲーション装置には複数の目標物が記
憶されており、この目標物の中から使用者が要求する条
件に従って検索された目標物が、候補目的地としてディ
スプレイに表示される。そして、この表示された候補目
的地の中から使用者によって選択された地点が目的地と
して登録される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ナビゲーション装置は、上記候補目的地が表示される地
図画面の縮尺は、初期画面の縮尺のまま、またはそのと
きまで表示されていた地図画面の縮尺のままである。こ
のため、上記候補目的地がディスプレイに表示されたと
き、その時に表示されていた地図画面の縮尺が大きい場
合には、多くの候補目的地が表示され、その中から一つ
の目的地を選択することが困難なことがある。また、候
補目的地が表示されたときに、その時に表示されていた
地図画面の縮尺が小さい場合には、候補目的地が一つも
表示されない場合がある。このため、使用者は、見易い
数の候補目的地が表示される縮尺になるように、縮尺変
更スイッチの操作により、地図画面の縮尺を手動で変更
しなければならなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、目的地の検索基準情報に基づいて使用者
が希望する目的地を検索し、この検索された目的地の候
補が所定数以上または所定数表示される地図の縮尺を決
定し、この決定された縮尺の地図に上記候補目的地を表
示する。
【0006】
【作用】候補目的地が表示される地図画面の縮尺が、使
用者にとって見易いように自動的に調整されることによ
り、使用者が手動で縮尺を調整する必要がなくなる。
【0007】
【実施例】
1.実施例の要約 以下に説明する実施例は、地図データを記憶する地図デ
ータ記憶手段(地図データファイルF1)と、複数の目
的地につき、目的地マークデータ、目的地名称データ等
の目的地を表す情報と、この目的地の案内データ、座標
データ等の目的地に関する情報とを対応させて記憶する
目的地記憶手段(目的地データファイルF6及び目標物
データファイルF16)と、この目的地記憶手段に記憶
された目的地の中から目的地の候補となる候補目的地を
検索するにあたって、上記目的地を表す情報または目的
地に関する情報について、検索の基準となる第一の検索
基準情報を発生する第一検索基準情報発生手段(ステッ
プ102、202)と、現在位置または指定された基準
位置について、検索の基準となる第二の検索基準情報を
発生する第二検索基準情報発生手段(ステップ132、
204)と、上記第一及び第二検索基準情報発生手段か
ら発生された第一及び第二の検索基準情報に応じた候補
目的地について、上記目的地記憶手段から目的地の情報
を読み出す目的地情報読み出し手段(ステップ104、
206)と、この目的地情報読み出し手段により読み出
された目的地を表示する情報のうちの2以上または所定
数が表示される適切な地図画面の縮尺を決定する縮尺決
定手段(ステップ146)と、この縮尺決定手段により
決定された縮尺の地図データを上記地図データ記憶手段
から読み出して表示し、この地図画面に上記目的地情報
読み出し手段により読み出された目的地を表す情報を表
示する目的地表示手段(ステップ148)とを備えたこ
とを特徴とするナビゲーション装置である。
【0008】なお、「目的地」には、最終到着予定地
と、経由地と、立ち寄り地とがある。最終到着予定地
は、使用者がナビゲーション装置を利用して最終的に到
着する予定と考えた地点であり、経由地や立ち寄り地が
最終到着予定地になる場合もある。経由地は、この最終
到着予定地へ到達する前に経由する地点である。立ち寄
り地は、最終到着予定地までの経路を走行中に、最終到
着予定地及び経由地以外に立ち寄る地点である。本実施
例では、説明を分かり易くするために、最終到着予定地
及び経由地を「目的地」と表現し、立ち寄り地と区別し
て表現する。
【0009】2.全体回路 図1は、ナビゲーション装置の全体回路を示す。中央処
理装置1は、CPU2によってナビゲーション装置の動
作制御や演算を行う。ROM3、5には、CPU2で実
行されるシステムプログラムや各種パラメータ、表示制
御、音声案内制御、経路案内制御、地図表示制御のため
のデータ等が記憶されている。RAM4には、外部から
入力されたデータ、及び演算のために用いられる各種パ
ラメータや演算結果等が記憶される。時計6は時間情報
を発生する。センサ入力インタフェイス7は、現在位置
検出装置20の絶対方位センサ21、相対方位センサ2
2、距離センサ23、及び加速度センサ24からの検出
データを受け取り、CPU2へ送る。通信インタフェイ
ス8は、データバス28に接続された装置との間で各種
データの送受を行う。
【0010】画像プロセッサ9は、画像メモリ10に記
憶されている画像データを読み出して、CRTや液晶デ
ィスプレイ、プラズマディスプレイ等の画像表示が可能
なディスプレイ33に画像データを出力する。画像メモ
リ10は、ディスプレイ33の画面に表示される画像デ
ータを記憶し、画像プロセッサ9との間で画像データの
送受を行う。画像プロセッサ9は、CPU2からの指令
によって後述する目標物や道路等のデータを表示用デー
タに変換して、ディスプレイ33の画面に表示する画像
データを形成する。このとき、画面のスクロールのため
に、ディスプレイ33に表示される画面の周囲の画像も
形成して、画像メモリ10に保存する。音声プロセッサ
11は、CPU2によってROM3,5から読み出され
た合成音声波形データを入力してアナログ波形の音声波
形を形成し、スピーカ13へ送る。
【0011】現在位置検出装置20は、自車の現在位置
を検出するためのデータを得るための装置である。絶対
方位センサ21は、例えば地磁気を検出して絶対方位と
なる南北方向を示すデータを出力する地磁気センサであ
る。相対方位センサ22は、絶対方位センサ21により
検出される絶対方位に対する自車の進行方向の偏差を示
すデータを出力するものであり、例えば圧電振動ジャイ
ロ等のジャイロ装置や車輪の操舵角を検出する操舵角セ
ンサである。距離センサ23は、自車の走行距離を示す
データを出力するものであり、例えば走行距離メータに
連動したデジタルカウンタである。加速度センサ24
は、自車の加速度を検出するものであり、例えば半導体
加速度センサである。
【0012】GPS受信装置25は、GPS(Global P
ositioning System )の信号を受信して位置データを出
力する。ビーコン受信装置26は、GPSの補正データ
やVICS(道路交通情報通信システム)等の情報提供
システムからのビーコンを受信して、その受信データを
出力する。データ送受信装置27は、双方向式の現在位
置情報提供システムとの間で現在位置情報の送受信を行
う。
【0013】データ通信装置30は、VICSやATI
S(交通情報サービス)等の道路情報システムとの間で
信号の送受信を行う。データ送受信部31は、例えばV
ICSの送受信部であり、電話発信部32は、例えばA
TISの通信部である。
【0014】ディスプレイ33の画面上には、透明なタ
ッチパネル34が設けられている。このタッチパネル
は、透明タッチスイッチを平面マトリクス状に配置した
ものである。プリンタ35は、通信インタフェイス8を
介して出力される地図や施設ガイド等の各種情報を印刷
する。記録カード読取り装置36は、ICカード、RO
Mカード、メモリカード等のカード形の記録媒体の読取
り装置である。CD−ROMドライバ37は、CD(コ
ンパクトディスク)形の記憶媒体であるCD−ROMの
読取り装置である。なお、このCD−ROMドライバ3
7は、CD−ROM以外の光ディスクまたは磁気ディス
ク等の記録媒体の読取装置に置換しても良い。
【0015】音声認識装置38は、マイク39で拾われ
た音声をデジタル信号に変換して、予め決められたコマ
ンドに一致する音声が入力されたか否かを判別し、コマ
ンドに一致する音声が入力された場合には、このコマン
ドデータをCPU2へ送る。この音声認識装置38は、
特定話者認識方式または不特定話者認識方式の何れであ
っても良い。
【0016】操作スイッチ40は、ワイヤードリモコン
スイッチ或いはワイヤレスリモコンスイッチ、またはデ
ィスプレイ33の周囲に配置された手動スイッチであ
り、メニュー表示や画質調整、目的地設定の開始等のタ
ッチパネル34上で操作する内容以外の操作を指示する
ためのスイッチである。
【0017】3.外部記憶媒体 上記カード形記憶媒体またはCD−ROM等の外部記憶
媒体には、図2に示すような各種データファイルが記憶
されている。地図データファイルF1には、全国道路地
図等の地図データが記憶されている。交差点データファ
イルF2には、交差点の位置や名称等の交差点に関する
データが記憶されている。ノードデータファイルF3に
は、道路上に設定されたノードのデータが記憶されてい
る。道路データファイルF4には、道路の位置と種類及
び車線数及び各道路間の接続関係等の道路に関するデー
タが記憶されている。写真データファイルF5には、各
種施設や観光地、または主要な交差点等の視覚的表示が
要求される場所を写した写真の画像データが記憶されて
いる。
【0018】目的地データファイルF6は、主要観光地
や建物、電話帳に記載されている企業・事業所等の目的
地になる可能性の高い場所や施設等の位置座標、施設内
容、営業内容等の目的地に関するデータと、目的地の名
称、マーク、図形等の目的地を表すデータが記憶されて
いる。後述する目的地設定処理(ステップ51)では、
この目的地データファイルF6の中から最終到着予定地
または経由地が検索される。案内地点データファイルF
7には、道路に設置されている案内表示板の内容や分岐
点の案内等の案内が必要とされる地点の案内データが記
憶されている。詳細目的地データファイルF8には、上
記目的地データファイルF6に記憶されている目的地に
関する詳細なデータが記憶されている。道路名称データ
ファイルF10には、上記道路データファイルF4に記
憶されている道路の中で主要な道路の名称データが記憶
されている。分岐点名称データファイルF11には、主
要な分岐点の名称データが記憶されている。住所データ
ファイルF11には、上記目的地データファイルF6に
記憶されている目的地を住所から検索するためのリスト
データが記憶されている。
【0019】市外・市内局番リストファイルF12に
は、上記目的地データファイルF6に記憶されている目
的地の市外・市内局番のみのリストデータが記憶されて
いる。登録電話番号ファイルF13には、使用者のマニ
ュアル操作によって登録された仕事上の取引先等の覚え
ておきたい電話番号データが記憶されている。目印デー
タファイルF14には、使用者がマニュアル操作によっ
て入力した走行上の目印になる地点や覚えておきたい場
所の位置と名称等のデータが記憶されている。地点デー
タファイルF15には、目印データファイルF14に記
憶されている目印地点の詳細なデータが記憶されてい
る。目標物データファイルF16には、ガソリンスタン
ドやコンビニエンスストア或いは駐車場等の目標物の位
置や説明等のデータが記憶されている。後述する立ち寄
り地設定処理(ステップ100)では、この目標物デー
タファイルF16に記憶されている目標物の中から立ち
寄り地候補が検索される。この目標物データファイルF
16には、目的地データファイルF6には無い地点や施
設等のデータが含まれている。なお、この目標物データ
ファイルF16には、目的地データファイルF6の目的
地データと一部または全部が重複している場合がある。
【0020】上記地図データファイルF1には、同じ地
域について、複数の異なる縮尺の地図データが記憶され
ている。例えば、1万分の1、2万分の1、4万分の
1、8万分の1、16万分の1、32万分の1、64万
分の1の7段階の縮尺の地図データが、地図データファ
イルF1に記憶されている。縮尺が小さいほど詳細な地
図であり、より道幅の狭い道路のデータやより細かな地
点のデータが含まれている。
【0021】なお、各データファイルに記憶されている
道路データや目標物データ等の座標は、経緯座標及び上
記縮尺の異なる地図データ毎に決められた座標系におけ
る座標である。従って、例えば一つの目標物について、
経緯座標データと、各縮尺に応じた複数の座標データが
記憶されている。各地図データの座標系は、記憶されて
いる地図中の所定の基準点を原点として決められた座標
であって、基準点は、各縮尺の地図について同一であ
る。各縮尺の地図においては、ディスプレイ33に表示
される1フレームの画面に設定されたx−y座標系に基
づいて各地点の座標が決められている。従って、ディス
プレイ33に表示される画面の1フレームの大きさは一
定であるから、この1フレームの画面をx−y座標系で
表わした場合に、表示される地図の縮尺が異なれば、同
一座標の地点は異なる地点である。例えば、2万分の1
の地図上の座標(Xt,Yt)にある地点は、1万分の
1の地図上では(2Xt,2Yt)で表される。
【0022】4.目標物データファイル 図3は、上記目標物データファイルF16の記憶内容の
詳細を示す。目標物は複数のジャンルに分類されてお
り、この分類数が目標物ジャンル数データJNとして記
憶されている。ジャンルは、施設や場所等の種類に分け
られており、例えば、ガソリンスタンド、コンビニエン
スストア、駐車場、ホテル、レストラン、ファミリーレ
ストラン、そば屋、喫茶店、駅、地下鉄駅入口、病院、
公園、警察、郵便局、ゴルフ場、ゴルフ練習場、寺社、
化粧品店、薬局等、走行中に立ち寄る可能性のある施設
や場所等の種類である。そして、各ジャンルJ1〜Jn
には、各ジャンル毎に決められたジャンルコード番号デ
ータJCと目標物件数データmと目標物リストデータL
1〜Lmが記憶されている。
【0023】目標物リストデータL1〜Lmは、m件の
目標物の各件毎に、目標物を表すための目標物の名称デ
ータMMの他、目標物に関するデータとして、目標物の
電話番号データMT、目標物の地図上の座標データM
Z、目標物の詳細な情報MDが記憶されている。目標物
名称データMMには、目標物をを表す文字、図形、マー
ク等のデータが記憶されている。目標物情報データMD
には、その目標物に関する詳細な情報が複数の項目に分
類されて記憶されている。この項目は、例えば、目標物
の利用料金、施設の収容能力(駐車台数や収容人員、収
容可能な車両の幅、高さ、長さ等)、銘柄(ガソリンス
タンドの配給会社名、チェーン店名等)、住所、サービ
ス内容、駐車場の有無、営業時間、レストランの料理の
種類、飲食店の情報(高級か否か、チェーン店であるか
否か、有名な料理人がいるか等)、コンビニエンススト
アの店名等、選択の条件となる項目に関する情報であ
る。
【0024】5.データ群 図4は、RAM4内に記憶されるデータ群を示す。外部
データGDには、上記記録カード読取装置36またはC
D−ROMドライバ37によって読み出された外部記憶
媒体に記憶されているデータの全部または一部が複写さ
れる。現在位置データMPは、現在位置検出装置20に
よって検出された自車の現在位置データである。絶対方
位データZDは、絶対方位センサ21からのデータに基
づいて求められたデータである。相対方位角データθ1
は、相対方位センサ22からのデータに基づいて求めら
れた自車の進行方向が絶対方位に対してなす角度であ
る。走行距離データMLは、距離センサ23からのデー
タに基づいて求められた自車の走行距離である。加速度
データmaは、加速度センサ24によって検出された加
速度である。現在位置情報PIは、ビーコン受信装置2
6またはデータ送受信装置27から入力された現在位置
に関するデータである。VICSデータVDは、データ
送受信部31から入力されたVICSのデータである。
ATISデータADは、電話発信部32から入力された
ATISのデータである。登録目的地データTPは、使
用者が登録した目的地の位置や名称等の目的地に関する
データである。
【0025】登録立ち寄り地データSPは、使用者が立
ち寄り地として設定した目標物の位置や名称等の目標物
に関するデータである。最適経路データMWは、後述す
る経路探索処理(ステップ52)で求められた最適経路
のデータである。ジャンルコード番号JCは、後述する
立ち寄り地設定処理で選択されたジャンルのジャンルコ
ード番号である。走行速度データVは、自車の走行速度
である。検索エリアデータKAは、立ち寄り地設定処理
で立ち寄り地候補を検索するためのエリアの座標データ
である。立ち寄り地候補データKMは、立ち寄り地設定
処理で検索された目標物に関するデータであり、外部デ
ータGDから拾い出されて記憶される。
【0026】目的地回避データMKは、立ち寄り地が登
録される前に保存される当初の目的地データである。座
標差データ(Xna,Yna)は、現在位置の座標と立ち寄
り地の座標との座標差である。図示は省略するが、RA
M4には、このほかの各種処理のためのデータや変数デ
ータ等が記憶される。なお、破線で囲まれたレジスタ
は、後述する他の実施例において増設されるレジスタで
ある。
【0027】6.全体処理 図5は、CPU2によって実行される全体処理のフロー
チャートである。この処理は、電源投入によってスター
トし、電源オフによって終了する。スタート時にはCP
U2、RAM4、画像メモリ9等のイニシャライズ処理
が行われる。そして、現在位置取得処理(ステップ5
0)、目的地設定処理(ステップ51)、経路探索処理
(ステップ52)、案内表示処理(ステップ53)が繰
り返し実行される。
【0028】現在位置取得処理(ステップ50)では、
上記現在位置検出装置20から送られたデータに基づい
て自車の現在位置が演算される。この現在位置の演算処
理では、GPS受信装置25から入力されたデータに基
づいて緯度及び経度が算出される。そして、この緯度及
び経度は、現在位置の経緯座標データ(X,Y)とさ
れ、また、各縮尺の地図データの座標系の座標(X0 ,
Y0 )に変換された後、現在位置データMPとしてRA
M4に記憶される。この現在位置データMPは、ビーコ
ン受信装置26またはデータ送受信装置27から入力さ
れた現在位置に関する情報によって修正される。
【0029】また、絶対方位データZDと、相対方位デ
ータSDと、走行距離データMLとに基づいて、自車位
置を特定する演算処理が行われる。この演算処理によっ
て求められた自車位置は、外部データGD内の地図デー
タと照合され、地図画面上の現在位置が正確に表示され
るように補正が行われる。この補正処理によって、トン
ネル内等のGPS信号が受信できないときでも自車の現
在位置を正確に求めることができる。走行距離データM
Lは、タイヤのスリップ等による誤差を考慮するため
に、加速度データmaによって補正される。
【0030】目的地設定処理(ステップ51)では、使
用者による目的地の登録操作により、目的地設定入力画
面がディスプレイ33に表示される。使用者は、住所、
電話番号、名称の何れかから目的地を特定することがで
きる。また、観光地、各種施設等のジャンル別メニュー
から1つのジャンルを選択すると、選択されたジャンル
に記憶されている複数の目的地がリストの形でディスプ
レイ33に表示される。さらに、各目的地の詳細な案内
を表示させることもできる。目的地が決まったら、目的
地の確定を指示する操作を行うことにより、確定した目
的地に関するデータが登録目的地データTPとしてRA
M4に記憶される。複数の目的地を登録することも可能
であり、この場合には、最終到着予定地と、この最終到
着予定地までに経由する経由地とを目的地として登録す
る。
【0031】また、この目的地設定処理(ステップ5
1)内では、立ち寄り地設定処理も行われる。この立ち
寄り地設定処理は、目的地までの最適経路上を走行中に
立ち寄りたい場所が発生した場合に、この立ち寄りたい
場所を設定する処理である。立ち寄り地として設定され
た目標物に関するデータは、登録立ち寄り地データSP
としてRAM4に記憶される。この立ち寄り地設定処理
の詳細は後述する。
【0032】また、目的地設定処理及び立ち寄り地設定
処理の操作は、タッチパネル34のタッチ操作、操作ス
イッチ40のスイッチ操作による手動操作のほか、音声
認識装置38によって音声入力による操作が可能であ
る。手動操作と音声入力操作の切り換えは、操作スイッ
チ40に設けられている切り換えスイッチ41によって
行われる。この目的地設定操作処理と立ち寄り地設定処
理の切り換え操作も、操作スイッチ40に設けられてい
る切り換えスイッチ42によって行われる。なお、この
目的地設定処理(ステップ51)は、新たな目的地設定
操作または新たな立ち寄り地設定操作が行われない場合
にはジャンプされる。
【0033】経路探索処理(ステップ52)では、出発
地点から登録された目的地までの最適経路、または現在
位置から登録された立ち寄り地までの最適経路が探索さ
れ、この最適経路データMWがRAM4に記憶される。
最適経路データMWは、出発地点から登録された目的地
または登録された立ち寄り地までの道順に従って、この
最適経路を構成する道路の道路ナンバデータが並べられ
たデータである。そして、この最適経路は、ディスプレ
イ33に表示された地図画面中に赤色太線で表示され
る。なお、この経路探索処理(ステップ52)は、最適
経路に変更がなければジャンプされる。
【0034】案内・表示処理(ステップ53)では、経
路検索処理(ステップ52)で求められた最適経路に従
って自車が走行できるように、案内がスピーカ13から
音声によって発音されたり、案内が地図画面中に表示さ
れる。なお、本実施例では、最適経路を表示して目的地
までの経路の案内を行うための画面は、常に現在位置が
画面の中心となるように、自動的にスクロールされる。
【0035】以上の処理が繰り返されることにより、デ
ィスプレイ33に表示された地図画面中に、使用者が登
録した目的地または立ち寄り地までの最適経路と、自車
の現在位置及び進行方向とが表示され、自車の進行に応
じて、現在位置が修正され、交差点や分岐点等の案内が
必要な地点に近づくと、その案内が音声または表示によ
って報知される。
【0036】7.立ち寄り地設定処理 図6は、上記目的地設定処理(ステップ51)内におい
て実行される立ち寄り地設定処理(ステップ100)の
フローチャートである。この処理は、目的地/立ち寄り
地の切り換えスイッチ42の操作によって立ち寄り地の
設定操作の指示があったときに開始される。また、立ち
寄り地の選択操作は走行中に行われることが多いため、
スイッチ操作のために運転者の視線が車両前方から離れ
ることを避けるために、この処理の開始が指令されたと
きには、自動的に音声入力による操作が可能な状態に設
定される。なお、使用者が手動/音声の切り換えスイッ
チ41を操作して手動操作に切り換えたときには、操作
スイッチ40の手動操作によって立ち寄り地の設定操作
が可能となる。また、切り換えスイッチ42の操作なし
に、走行案内中に音声入力によってこの処理の開始を指
令するようにしても良い。
【0037】また、この立ち寄り地設定処理(ステップ
100)は、現在位置取得処理(ステップ50)、経路
探索処理(ステップ52)及び案内・表示処理(ステッ
プ53)と同様に繰り返し実行される。なお、立ち寄り
地の設定操作中に交差点に近付いた場合等には、数秒の
間だけ割り込み処理により立ち寄り地の設定操作を中断
して音声と表示による案内が行われ、地図画面表示と最
適経路及び現在位置の表示が行われてもよい。
【0038】この立ち寄り地設定処理(ステップ10
0)では、立ち寄り地候補となる目標物の検索基準を決
定する処理(ステップ102)、検索基準に従って目標
物を検索して立ち寄り地候補を求める処理(ステップ1
04)、求められた立ち寄り地候補を表示する処理(ス
テップ106)、使用者が選択した1つの立ち寄り地を
登録する処理(ステップ108)が順次実行される。
【0039】8.検索基準決定処理 図7は、検索基準決定処理(ステップ102)のフロー
チャートである。まず、ジャンル入力の要求処理(ステ
ップ120)が行われ、CPU2から音声プロセッサ1
1へ指令信号が送られる。これにより、スピーカ13か
ら、例えば「ジャンルは何ですか」という問いが発音さ
れる。このジャンルは、第1の検索基準となる目的地を
区別するための内容的範囲である。
【0040】そして、所定の待機時間の間に音声認識装
置38から音声入力があるか否かが判別される(ステッ
プ122)。音声入力があった場合には、CPU2は、
入力された音声データを所定の演算によってコードデー
タに変換する。そして、この入力されたコードデータと
外部データGD内の目標物データファイルF16のジャ
ンルコード番号JCとが照合されて、一致するジャンル
コード番号が求められる(ステップ124)。この音声
入力と一致するジャンルコード番号データJCはRAM
4に記憶される。例えば、自車が目的地までの最適経路
を走行中に、使用者がガソリンスタンドへ立ち寄ること
を希望した場合には、「ガソリンスタンド」と発声する
ことによって、ガソリンスタンドのジャンルコード番号
JCが記憶される。
【0041】9.目標物検索処理 図8は、上記目標物検索処理(ステップ104)のフロ
ーチャートである。まず、CPU2にRAM4に記憶さ
れている現在位置データMPが読み込まれる(ステップ
130)。そして、この現在位置を中心とする検索エリ
アが設定される(ステップ132)。この検索エリア
は、第2の検索基準となる地理的範囲である。この検索
エリアは、予め決められた経緯座標の範囲であり、例え
ば、現在位置を中心とした所定距離2a四方の範囲であ
る。具体的には、現在位置の経緯座標(X,Y)に対し
て、X−aからX+aとY−aからY+aの範囲であ
る。この所定距離2aの値は、最大縮尺の64万分の1
の地図がディスプレイ33に表示されたときに、検索エ
リアの範囲が画面の範囲に等しいか、やや狭い範囲とな
るように決められている。この座標範囲は検索エリアデ
ータKAとしてRAM4に記憶される。
【0042】次に、ジャンルコード番号JCが読み込ま
れる(ステップ134)。そして、このジャンルコード
番号JCに一致するジャンルが目標物データファイルF
16から読み出されて、さらに、この読み出されたジャ
ンル内の目標物座標データMZが、上記検索エリアKA
の経緯座標内であるか否かが判別される(ステップ13
6)。ここで、目標物の経緯座標を(Xp,Yp)とす
ると、 X−a<Xp<X+a、かつY−a<Yp<Y+a であるか否かが判別され、この範囲内の目標物が検索エ
リア内に存在するものである。ここで検索される目標物
は、最適経路上に存在するものに限定されず、最適経路
以外の地点に存在する目標物も検索の対象となってい
る。
【0043】次に、検索された目標物の数が所定数Z以
上であるか否かが判別される(ステップ137)。ここ
で、目標物の数が所定数Z以上であれば、この検索エリ
ア内に存在する目標物の名称データMM、電話番号デー
タMT、座標データMZ、情報データMDが読み出され
て、立ち寄り地候補データKMとしてRAM4に記憶さ
れる(ステップ138)。ここで、検索エリア内に含ま
れる目標物の数をnとする。なお、この検索エリア内に
指定されたジャンルの目標物が所定数Z以上存在しない
場合には、エラー表示及び音声によってその旨が報知さ
れる(ステップ139)。なお、この場合、上記検索エ
リアKAを一定範囲拡大して再検索し、検索エリアKA
内に目標物が所定数Z以上入るようにしても良い。
【0044】10.立ち寄り地候補表示処理 図9は、上記立ち寄り地候補表示処理(ステップ10
6)のフローチャートである。先ず、CPU2によっ
て、RAM4または画像メモリ10から、この処理(ス
テップ106)が開始されたときにディスプレイ33に
表示されている地図画面内の現在位置の座標(X0 ,Y
0 )を表す現在位置データMPが読み込まれる(ステッ
プ140)。次に、上記ステップ138で記憶されたn
個の立ち寄り地候補KMの座標データの中から、この処
理(ステップ106)が開始されたときにディスプレイ
33に表示されている地図画面の縮尺に応じた座標デー
タ(Xn,Yn)がRAM4から読み出される(ステッ
プ142)。そして、現在位置座標(X0 ,Y0 )と立
ち寄り地座標(Xn,Yn)との座標差(Xna,Yna)
が計算される(ステップ144)。この計算は、 Xna=|Xn−X0 | Yna=|Yn−Y0 | であり、n個の立ち寄り地座標(X1 ,Y1 )…(X
n,Yn)の各々について実行される。この座標差は、
各立ち寄り地座標と現在位置座標との直線距離に比例す
る値である。この座標差は、座標差データ(Xna,Yn
a)としてRAM4に記憶される。
【0045】次に、縮尺調整処理(ステップ146)
で、この座標差(Xna,Yna)に基づいて、立ち寄り地
候補を表示するための地図画面の縮尺が調整される。例
えば、現在位置から近い順に、所定数Zの立ち寄り地候
補が表示されるような縮尺が選択され、この縮尺の地図
画面がディスプレイ33に表示される。そして、ディス
プレイ33に表示された地図画面内に立ち寄り地候補を
表すマークまたは図形、文字が表示される(ステップ1
48)。
【0046】11.縮尺調整処理 図10は、上記縮尺調整処理(ステップ146)の一例
のフローチャートである。この処理では、最も詳細な地
図、すなわち最も大きな縮尺の地図から段階的に縮尺を
小さくしていき、所定数Z以上の立ち寄り地候補が表示
されるように、縮尺が調整される。なお、以下の説明で
は、Z=3とする。このZの値は、予めROM3または
5に記憶されている。
【0047】図10に示す処理では、先ず、CPU2に
よって、最も詳細な1万分の1の地図データが読み込ま
れる(ステップ150)。そして、上記n個の座標差デ
ータ(Xna,Yna)が、この地図データの表示画面上の
座標系の値に変換される(ステップ152)。座標差デ
ータ(Xna,Yna)は、立ち寄り地候補表示処理(ステ
ップ106)が開始されたときにディスプレイ33に表
示されていた画面上の座標差であるから、1万分の1の
縮尺に対応して変換する必要がある。地図の縮尺がK倍
になれば、 変換後の座標差データ(Xnr,Ynr)=(Xna,Yna)
/K である。この変換処理は、立ち寄り地候補となるn個の
目標物の座標差データ(X1a,Y1a)…(Xna,Yna)
の各々について行われる。
【0048】次に、1万分の1の地図を現在位置を中心
としてディスプレイ33に表示した場合に、この画面内
に表示される座標差データ(Xna,Yna)が3以上ある
か否かが判別される(ステップ154)。図11に示す
ように、ディスプレイ33に表示される1フレームの画
面の中心が現在位置(X0 ,Y0 )であり、この画面の
中心から画面の端までのX方向の座標長XMAX とY方向
の座標長YMAX が各縮尺の地図毎に予め計算され、RO
M3または5に記憶されている。そして、各座標差デー
タ(X1r,Y1r)…(Xnr,Ynr)について、Xnr≦X
MAX かつYnr≦YMAX であるか否かが判別される。この
条件を満たすものが、ディスプレイ33の画面内に表示
可能なものである。さらに、この条件を満たすものが3
以上あるか否かが判別される。
【0049】ここで、ステップ154の判定がNOであ
れば、次に、CPU2によって1段階広域な縮尺である
2万分の1の縮尺の地図データが読み込まれる(ステッ
プ156)。そして、上記各座標差データ(X1r,Y1
r)…(Xnr,Ynr)が、この2万分の1の縮尺の地図
上の座標差に変換される(ステップ152)。そして、
各座標差データ(X1r,Y1r)…(Xnr,Ynr)につい
て、Xnr≦XMAX かつYnr≦YMAX であるか否かが判別
され、この条件を満たすものが3以上あるか否かが判別
される(ステップ154)。以下、同様にして、ディス
プレイ33の画面内に含まれる座標差データが3以上と
なるまで、地図の縮尺が1段階ずつ広域な縮尺に変えら
れる。そして、ディスプレイ33の画面内に含まれる座
標データが3つ以上となる縮尺の地図が得られたとき
に、ステップ154の判定がYESとなる。これによ
り、Xnr≦XMAX かつYnr≦YMAX の条件を満たす座標
差を有する目標物が、立ち寄り地候補としてディスプレ
イ33に表示される(図9のステップ148)。
【0050】具体的には、上記ステップ154がYES
となったときの縮尺の地図が現在位置(X0 ,Y0 )を
中心としてディスプレイ33に表示され、この画面内に
立ち寄り地候補となった目標物が表示される。例えば、
検索基準決定処理(ステップ102)で入力されたジャ
ンルが「そば屋」であったとする。この場合には、図1
2に示すように、現在位置から近い3つ以上の目標物の
マーク60〜62がディスプレイ33に表示される。ま
た、各目標物のマーク60〜62の近くに、目標物の名
称63〜65が表示される。さらに、名称63〜65に
は、現在位置(X0 ,Y0 )から近い順に連続番号が付
される。
【0051】なお、上記目標物検索処理(ステップ10
4)で、検索エリアが最小縮尺の地図を表示したときの
画面の範囲内に決められており、目標物の数が3つ以上
あることを条件としている。このため、最終的には最小
縮尺の地図が表示されたときには、必ず3つ以上の目標
物が表示される。
【0052】12.立ち寄り地登録処理 図13は、上記立ち寄り地登録処理(ステップ108)
のフローチャートである。上記のように、立ち寄り地候
補としての目標物がディスプレイ33に表示された後、
この立ち寄り地登録処理(ステップ108)が開始され
る。例えば、図12の場合には、使用者は、表示された
目標物60〜62の中から立ち寄ることを希望するもの
を決定し、この決定した目標物の登録操作を行う。この
登録操作は、ディスプレイ33に表示されている目標物
マーク60〜62の上を指で触るか(ステップ16
0)、目標物の名称63〜65に表示されている番号を
発声して音声入力する(ステップ162)ことによって
行う。
【0053】所定の待機時間中にタッチ入力または音声
入力があった場合には、入力された目標物データが登録
立ち寄り地データSPとしてRAM4に記憶される(ス
テップ164)。そして、出発前に目的地設定処理で登
録された、当初の登録目的地データTPが、RAM4内
の所定の回避エリアMKに移転記憶される(ステップ1
66)。これにより、当初の目的地に関するデータが保
存される。そして、上記登録立ち寄り地データSPが新
たな登録目的地データTPとしてRAM4に記憶され
る。
【0054】このように、立ち寄り地の登録が終了する
と、この登録された立ち寄り地が新たな目的地となり、
この立ち寄り地までの経路探索処理(ステップ52)及
び案内・表示処理(ステップ53)が行われる。これに
より、立ち寄り地までの最適経路の表示が行われ、交差
点の案内等によって、使用者が登録した立ち寄り地まで
の経路の案内が行われる。そして、使用者が立ち寄り地
に到着した後に、目的地の復帰操作を行うことにより、
回避されていた当初の目的地データMKが再び登録目的
地データTPにセットされる。このとき、経路探索処理
(ステップ52)が行われて、目的地の復帰操作が行わ
れた地点から当初の目的地までの最適経路が再検索され
る。そして、案内・表示処理(ステップ53)によって
当初の目的地までの経路の案内が再開される。なお、立
ち寄り地を当初の目的地までの経由地として登録し、こ
の立ち寄り地を経由して当初の目的地までに至る経路を
新たな最適経路としても良い。
【0055】なお、上記ステップ160、162の入力
待機中に、現在位置が所定距離変化した場合、または所
定時間経過した場合には、縮尺調整処理146が実行さ
れる。これにより、自車が移動したことによって、ディ
スプレイ33に表示されていた目標物の数が減った場合
には、3つ以上の目標物が表示されるように縮尺の調整
が行われる。
【0056】13.縮尺調整処理の他の例(1) 図14は、上記縮尺調整処理(ステップ146)の他の
例のフローチャートでである。なお、図14中におい
て、図10中と同一符号を付したステップは、同一の処
理を行うものとする。この処理では、図10のステップ
150の代わりに、立ち寄り地候補表示処理(ステップ
106)が開始されたときにディスプレイ33に表示さ
れている地図のデータを読み込む処理(ステップ17
0)が行われる。これにより、立ち寄り地候補表示処理
(ステップ106)が開始されたときに、ディスプレイ
33に表示されていた地図画面の縮尺から段階的に縮尺
を小さくしていき、3つ以上の立ち寄り地候補が表示さ
れるように、縮尺が調整される。
【0057】図10に示す例では、立ち寄り地候補がデ
ィスプレイ33に表示される場合には、一旦、最も大き
な縮尺の地図から段階的に小さな縮尺の地図に切り換え
て、3つ以上の立ち寄り地候補が表示されるように縮尺
が調整される。これにより、立ち寄り地候補が表示され
る地図画面は、立ち寄り地設定処理が開始される前の縮
尺よりも大きくなる場合がある。これに対して、図14
に示す例では、立ち寄り地設定処理が開始される前に表
示されていた縮尺の地図上に3つ以上の立ち寄り地候補
が表示可能な場合には、地図画面の縮尺は変更されな
い。このため、立ち寄り地候補画表示される地図画面
が、立ち寄り地設定処理が開始される前の縮尺よりも大
きくなることはない。
【0058】14.縮尺調整処理の他の例(2) 図15は、上記縮尺調整処理(ステップ146)のさら
に他の例のフローチャートである。なお、図15中にお
いて、図14中と同一符号を付したステップは、同一の
処理を行うものとする。この処理では、図14のステッ
プ154の前に、ステップ170、174、156で読
み込まれた地図データを現在位置を中心としてディスプ
レイ33に表示した場合に、この画面内に設定された小
エリア70内に座標差データ(Xna,Yna)が3以上あ
るか否かを判別する処理(ステップ172)が挿入され
ている。図16に示すように、小エリア70は、ディス
プレイ33に表示される1フレームの画面の中心からX
方向の座標長XMIN とY方向の座標長YMIN の範囲に設
定されている。このXMIN とYMINは各縮尺の地図毎に
予め計算され、ROM3または5に記憶されている。但
し、最小縮尺の1万分の1の地図については、この小エ
リア70が設けられていない。また、この小エリア70
は、一段階詳細な縮尺の地図の場合に、ディスプレイ3
3に表示される範囲71と等しいか、またはやや狭い範
囲となるように決められている。
【0059】そして、ステップ172では、各座標差デ
ータ(X1r,Y1r)…(Xnr,Ynr)について、Xnr≦
XMIN かつYnr≦YMIN であるか否かが判別される。さ
らに、この条件を満たすものが3以上あるか否かが判別
される。このステップ172の判定がNOであれば、次
に、CPU2によって1段階詳細な縮尺の地図データが
読み込まれる(ステップ174)。そして、このステッ
プ172の判定がYESになるまで、地図の縮尺は段階
的に大きくなる(ステップ174)。但し、最小縮尺の
1万分の1地図については、小エリア70が設けられて
いないので、ステップ172でYESの判定が連続して
も、最終的には1万分の1の地図が表示される。
【0060】他方、ステップ172の判定がYESであ
れば、ステップ154、156により、図10、14の
例と同様に、3つ以上の立ち寄り地候補が表示されるよ
うに、段階的に小さな縮尺の地図に変更される。ここ
で、上述のように、小エリア70が一段階詳細な縮尺の
地図画面の範囲内に決められているため、ステップ17
2→174→152→172→154→156→152
→172→174→…の永久ループは生じない。
【0061】例えば、ある縮尺の地図画面内に3つ以上
の立ち寄り地候補が存在するときでも、現在位置の付近
に3つ以上の立ち寄り地候補が密集している場合には、
さらに拡大表示した方が、どの立ち寄り地候補が最も近
いかが分かり易い。図15の例は、このような場合に、
段階的に詳細な地図に変更して拡大表示することによ
り、立ち寄り地候補の位置を分かり易くできる。なお、
この例では、小エリア70内に3つ以上の立ち寄り地候
補が存在する場合には、小エリア70の外に存在する立
ち寄り地候補は表示されないことになる。しかし、通
常、運転者が立ち寄りたいと望む地点は、現在位置に近
いものであるから、このような処理は合理的であると言
える。
【0062】15.縮尺調整処理の他の例(3) 図17は、上記縮尺調整処理(ステップ146)のさら
に他の例のフローチャートである。この処理では、上記
ステップ144で算出されたn個の座標差データ(X1
a,Y1a)…(Xna,Yna)の大小比較が行われて、そ
の中で最も大きなもの(Xka,Yka)が求められ、RA
M4に記憶される(ステップ180)。そして、この最
大の座標差(Xka,Yka)に基づいて、メモリテーブル
から最適な縮尺が選択される(ステップ182)。この
ステップ182では、先ず、最大の座標差(Xka,Yk
a)は、立ち寄り地候補表示処理106が開始されたと
きにディスプレイ33に表示されている地図画面の縮尺
に応じた値であるから、これが実際の現在位置と立ち寄
り地候補となる目標物との距離Lに変換される。これ
は、座標差データをピタゴラスの定理を用いて直線の長
さに変換し、さらにディスプレイ33に表示されている
地図画面の縮尺率で除することによって求められる。こ
の距離データLはRAM4に記憶される。
【0063】ROM3または5には、予め図18に示す
ように、現在位置と最大の座標差を有する目標物との距
離Lと地図の縮尺とを対応させたデータテーブルが記憶
されている。そして、ステップ182では、上記距離L
に応じた地図縮尺がデータテーブルから求められる。そ
して、この求められた縮尺の地図データがCPU2によ
って読み込まれ、画像プロセッサ9へ送られる。前述の
ように、目標物検索処理(ステップ104)において、
検索エリアKAが最大縮尺の地図画面の範囲内に決めら
れているから(ステップ132、136)、この目標物
は少なくとも最大縮尺の地図画面内に表示される。
【0064】このように、図17の例では、地図の縮尺
を段階的に調節するのではなく、最大の座標差に応じ
て、一回の選択により縮尺が決定される。これにより、
立ち寄り地候補設定処理が開始されてから立ち寄り地候
補の表示までに要する時間が短縮できる。
【0065】16.優先順位を付与するようにした立ち
寄り地設定処理 図19は、上記立ち寄り地設定処理(ステップ100)
の他の例のフローチャートである。上述した実施例で
は、ディスプレイ33に所定数Z以上の立ち寄り地候補
が表示される。これにより、現在位置から立ち寄り地候
補までの距離の長短は判断できる。従って、通常は現在
位置から最も近い立ち寄り地候補、または現在位置から
最も走行し易い位置の立ち寄り地候補が選択される。と
ころが、立ち寄り地候補の特徴や内容までは判断できな
い。このため、使用者が立ち寄り地に到着して、実物を
見たときに、その立ち寄り地が使用者の希望に合致しな
い場合がある。
【0066】図19は、使用者の希望に対応した検索基
準情報に基づいて、立ち寄り地候補となる目標物に優先
順位を付すようにした例である。これによって、使用者
は、希望に合致した目標物を短時間で選択することがで
きる。なお、図19以下の図面中において、図17以前
の図面中と同一符号を付したステップは、同一の処理を
行うものとする。
【0067】この立ち寄り地設定処理(ステップ10
0)では、立ち寄り地候補となる目標物の検索基準を決
定する処理(ステップ202)、検索エリアの基準位置
を決定する処理(ステップ204)、検索基準に従って
目標物を検索して立ち寄り地候補を求める処理(ステッ
プ206)、検索された目標物の優先順位を決定する処
理(ステップ208)、求められた立ち寄り地候補を表
示する処理(ステップ106)、使用者が選択した1つ
の立ち寄り地を登録する処理(ステップ108)が順次
実行される。
【0068】17.検索基準決定処理 図20は、図19中の検索基準決定処理(ステップ20
2)のフローチャートである。まず、図7の例と同様
に、ジャンル入力の要求処理(ステップ120)、音声
入力判別処理(ステップ122)及びジャンルコード決
定処理(ステップ124)が行われる。
【0069】そして、次に、サブ基準入力の要求処理
(ステップ210)が行われ、CPU2から音声プロセ
ッサ11へ指令信号が送られる。これにより、スピーカ
13から、例えば「サブ基準は何ですか」という発音、
あるいはサブ基準の項目の問いが発音される。さらに、
所定の待機時間の間に音声認識装置38から音声入力が
あるか否かが判別される(ステップ112)。音声入力
があった場合には、CPU2は、入力された音声データ
を所定の演算によってサブ基準データに変換する。そし
て、この入力されたサブ基準データと外部データGD内
の目標物データファイルF16のサブ基準データとが照
合されて、一致するサブ基準が求められる(ステップ2
14)。この音声入力と一致するサブ基準データSKは
RAM4に記憶される。
【0070】このサブ基準は、使用者の希望する目標物
の内容的条件である。このサブ基準は、目標物データフ
ァイルF16の中の目標物情報データMDの項目に対応
している。例えば、自車が目的地までの最適経路を走行
中に、使用者がガソリンスタンドへ立ち寄ることを希望
した場合には、先ず、ジャンルの要求が行われたときに
(ステップ120)、使用者が「ガソリンスタンド」と
発声することによって、ガソリンスタンドのジャンルコ
ード番号JCが記憶される(ステップ122、12
4)。次にサブ基準の要求として「銘柄は何ですか」と
いう発音が行われ(ステップ210)、使用者によって
銘柄を指定する音声が入力されると、この入力された音
声に応じたサブ基準が設定される(ステップ214)。
【0071】18.基準位置決定処理 図21は、上記基準位置決定処理(ステップ204)の
フローチャートである。まず、CPU2から音声プロセ
ッサ11へコマンド信号が送られて、スピーカ13から
「基準位置を指定して下さい」という音声が発音され
る。そして、所定の待機時間が経過するまでに、現在位
置、走行開始前に設定した目的地、目的地までの最適経
路上に存在する交差点や建物等の通過点、ディスプレイ
33に表示されている地図画面の中心、ディスプレイ3
3に表示されている最適経路上の交差点や建物等のルー
ト上の地点のうちから、使用者は希望する地点を音声に
よって入力する。
【0072】使用者の音声入力があった場合に(ステッ
プ230)、CPU2によって音声入力データの内容が
解析されて(ステップ232、234、236、23
8、240)、入力された地点が基準位置データKPと
してRAM4に記憶される(ステップ242、24
4)。
【0073】19.目標物検索処理 図22は、上記目標物検索処理(ステップ206)のフ
ローチャートである。まず、CPU2にRAM4に記憶
されている基準位置データKPが読み込まれる(ステッ
プ250)。そして、この基準位置を中心とする検索エ
リアKAが設定される(ステップ252)。このステッ
プ252は、図8のステップ132における現在位置を
基準位置に置き換えた処理を行う。従って、検索エリア
KAは、基準位置を中心とした所定距離2a四方の範囲
である。
【0074】次に、ジャンルコード番号JCが読み込ま
れる(ステップ134)。そして、このジャンルコード
番号JCに一致するジャンルが目標物データファイルF
16から読み出されて、さらに、この読み出されたジャ
ンル内の目標物座標データMZが、上記検索エリアKA
の経緯座標内であるか否かが判別される(ステップ13
6)。
【0075】次に、検索された目標物データの数が所定
数Z以上であるか否かが判別される(ステップ13
7)。ここで、目標物の数が所定数Z以上であれば、こ
の検索エリア内に存在する目標物の名称データMM、電
話番号データMT、座標データMZ、情報データMDが
読み出されて、立ち寄り地候補データKMとしてRAM
4に記憶される(ステップ138)。また、この検索エ
リア内に指定されたジャンル及びサブ基準に合致する目
標物が所定数Z以上存在しない場合には、エラー表示及
び音声によってその旨が報知される(ステップ13
9)。
【0076】20.優先順位決定処理 図23は、上記優先順位決定処理(ステップ208)の
フローチャートである。まず、CPU2によって、現在
位置の座標を表す現在位置データMPが読み込まれる
(ステップ260)。また、CPU2により、n個の立
ち寄り地候補データKMの座標データMZが読み込まれ
る(ステップ262)。そして、現在位置から各立ち寄
り地候補までの到達距離TKが計算される(ステップ2
64)。この到達距離TKは、ピタゴラスの定理によっ
て求められた直線距離、或いは地図データファイルF1
を用いて求められた各立ち寄り地までの経路の全長であ
る。この経路は、最短経路でも良いし、道路情報を考慮
した最適経路でも良い。この到達器よりデータTKは、
RAM4に記憶される。
【0077】さらに、CPU2によって、RAM4から
サブ基準データKSが読み込まれる(ステップ26
6)。そして、このサブ基準データKSに応じて到達距
離TKに重み付けが行われたり、不要な立ち寄り地候補
データKMが消去される(ステップ268)。例えば、
基準位置KPにおける自車の進行方向が求められ、この
進行方向に対する各立ち寄り地候補の相対方向が求めら
れる。そして、各立ち寄り地候補の相対方向に応じて、
重み付けが行われる。例えば、左側通行の場合には、
「左前方」、「右前方」、「後方」の順に立ち寄り易い
ので、最も立ち寄り易い立ち寄り地候補の到達距離TK
が小さくなるように重み付けが行われる。
【0078】また、上記のように、指定ジャンルが「ガ
ソリンスタンド」の場合には、配給会社の「銘柄」、
「コンビニエンスストア」の場合には、チェーン店名の
「銘柄」がサブ基準で指定されている。この場合には、
CPU2によって、この指定された銘柄のコードデータ
と各立ち寄り地候補の目標物情報データMDに含まれて
いる銘柄のコードデータとが一致するか否かが判別さ
れ、不一致の立ち寄り地候補データKMは消去される。
このように、重み付けされ、残された立ち寄り地候補デ
ータKMは、到達距離TKに応じて優先順位が決定され
る(ステップ270)。
【0079】21.優先順位付与処理 図24は、優先順付与定処理(ステップ270)のフロ
ーチャートである。CPU2によって、上記ステップ2
68で消去されずに残っている立ち寄り地候補の到達距
離データTKが読み出される(ステップ280)。そし
て、この到達距離データTKが小さい順に並べられる
(ステップ282)。このときの到達距データTKは、
上記ステップ268で重み付けが行われているから、最
も使用者の希望に適合する立ち寄り地候補が最も小さい
値になっている。従って、到達距離データTKが小さい
順に優先順位が付される(ステップ284)。この優先
順位データUNは、RAM4に記憶される。
【0080】このようにして、使用者の希望に適合する
順に立ち寄り地候補に優先順位が付され、この優先順位
が付された立ち寄り地候補が、ディスプレイ33に表示
される(ステップ106)。この立ち寄り地候補の表示
処理(ステップ106)のステップ148では、基準位
置を画面中心とした地図画面がディスプレイ33に表示
される。地図の縮尺は、3つ以上の立ち寄り地候補が表
示される縮尺に調整される。地図画面には、立ち寄り地
候補を表す目標物のマークが表示される。また、各目標
物のマークの近くに、目標物の名称が表示される。さら
に、目標物の名称には、上記優先順位が付される。な
お、この立ち寄り地候補の表示処理(ステップ106)
において行われる縮尺調整処理は、上記図10、14、
15、17の何れでも良い。ただし、各図中の「現在位
置」は「基準位置」に置き換えられる。
【0081】使用者は、上記のように、立ち寄り地候補
として目標物がディスプレイ33に表示された後、立ち
寄ることを希望するものを決定し、この決定した目標物
の登録操作を行う(ステップ108)。このとき、使用
者は、立ち寄り地候補に付されている優先順位を参考に
することによって、使用者が希望する条件に合致する目
標物を短時間で決定することができる。
【0082】22.立ち寄り地候補設定処理の他の例 図19に示した実施例は、目標物検索処理(ステップ2
06)で検索エリア内の所定数Z以上の目標物が検索さ
れ、立ち寄り地候補表示処理(ステップ106)で所定
数Z以上の立ち寄り地候補が表示されるように、地図画
面の縮尺を調整するものであった。このため、優先順位
が低く基準位置から近い目標物が表示されて、優先順位
が高く基準位置から遠い目標物が表示されない場合があ
る。
【0083】図25に示す立ち寄り地候補設定処理で
は、優先順位決定処理(ステップ208)の後に、RA
M4から優先順位データUNが読み出されて、大小比較
が行われることによって、優先順位の高い順に所定数Z
の目標物が抽出される(ステップ210)。そして、基
準位置からZ個の目標物までの距離が計算される(ステ
ップ212)。さらに、Z個の目標物の中で基準位置か
ら最も遠いものが選ばれる(ステップ214)。この最
も遠い目標物の距離が距離データLとしてRAM4に記
憶される。そして、この距離データLに応じた地図の縮
尺が図18に示したデータテーブルから求められる(ス
テップ216)。次に、決定された縮尺の地図画面に、
Z個の目標物が立ち寄り地候補として表示される(ステ
ップ148)。使用者は、この立ち寄り地候補の中から
優先順位を参考にして、立ち寄りたい目標物を選択して
登録する(ステップ108)。
【0084】このように、図25に示された例では、優
先順位の高い順にZ個の目標物が選択され、このZ個の
目標物が表示されるように、地図の縮尺が調整される。
これによって、優先順位が高くて基準位置から遠いもの
が表示されなくなることが防止できる。
【0085】23.図17の処理の変形例 図17に示した例では、検索エリアの範囲は、最大縮尺
の地図がディスプレイ33に表示される範囲に設定され
ている(図8のステップ132)。これを検索エリアの
範囲を定めずに、指定されたジャンルに該当する目標物
を全て検索するようにしても良い。この場合には、現在
位置から最も遠い目標物が最大縮尺の地図画面内に入ら
ない場合が生じる。このため、現在位置から最も遠い目
標物の距離Lが最大縮尺の64万分の1の地図画面の範
囲を超える場合には、予め決められた縮尺に決定される
(図18の最下欄)ようにする。これにより、上記距離
Lが20000m以上の場合には、地図の縮尺は8万分
の1に決められ、この縮尺の地図画面内に入る目標物の
みが立ち寄り地候補として表示される。
【0086】また、図17を図26のように変形しても
良い。ステップ180で、現在位置から最も遠い目標物
が選択された後に、この最も遠い目標物の距離Lが所定
距離LMAX よりも大きいが否かが判別される(ステップ
184)。図18の場合には所定距離LMAX =2000
0mである。距離LがLMAX より小さければ、図18の
テーブルから距離Lに応じた縮尺が求められる(ステッ
プ182)。また、距離LがLMAX 以上の場合には、現
在位置から2番目に遠い目標物が選択され(ステップ1
86)、この目標物の距離LがLMAX よりも小さいか否
かが判別される(ステップ184)。この2番目に遠い
目標物の距離LもLMAX 以上であれば、以下、LMAX よ
りも小さい距離Lの目標物が現れるまで、3番目、4番
目、…に遠い目標物の距離LがLMAX 以上が否かが判別
される(ステップ184、186)。目標物検索処理
(ステップ104)で検索された目標物の距離の全てが
LMAX 以上であれば、エラーが報知される(ステップ1
90)。
【0087】24.他の変形例 本発明は上記実施例に限定されず、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能である。例えば、図15に示
したステップ170、152、172、154、15
6、174からなる処理を、図10のステップ154、
または図14のステップ154の後に実行するようにし
ても良い。これにより、地図画面内にZ個以上の立ち寄
り地候補が表示され、さらに立ち寄り地候補が密集しな
いように、縮尺が調整される。
【0088】また、図17に示したステップ180、1
82の処理を、図10、14または図15のステップ1
56または174に置き換えても良い。これにより、現
在位置から最も遠い目標物が表示される縮尺が選択され
るので、縮尺調整の時間を短縮できる。この場合、ステ
ップ180、182の処理を行った後に、ステップ15
2に戻らずに、ステップ154の次の処理へ進んでも良
い。
【0089】また、所定数Zは、3以外の複数でも、1
でも良い。Z=1であれば、ディスプレイ33に表示さ
れる立ち寄り地候補が1つしかない場合もある。また、
Zが大きいために、最小縮尺の地図でもステップ154
がYESにならない場合には、エラーを報知するように
しても良い。また、最終縮尺の地図でもステップ154
がYESにならない場合には、ステップ154がYES
になるまでZを所定数ずつへらしていくようにしても良
い。この場合には、Z=0になったときにエラーが報知
される。
【0090】また、上記各実施例の目標物検索処理(ス
テップ104、206)で、検索エリア内の目標物を検
索するときに、現在位置または基準位置から近い順にZ
個を選択するようにしても良い。これにより、縮尺調整
処理(ステップ146)で、これらのZ個の立ち寄り地
候補が表示される縮尺の地図画面が選択される。従っ
て、使用者がZ個以上の多くの立ち寄り地候補の中から
一つを選択するよりも、選択に要する時間が短縮でき
る。
【0091】さらに、上記各実施例において、検索エリ
アを設定しなくても良い。この場合には、Z以上の立ち
寄り地候補が最大縮尺の地図画面に表示されない場合に
は、エラーの報知を行うようにする。また、検索エリア
を最大縮尺の地図画面の範囲よりも狭い範囲に限定して
も良い。例えば、現在位置または基準位置から所定距離
の範囲としても良い。縮尺の選択の幅は狭くなるが、立
ち寄り地候補の検索範囲が、現在位置または基準位置か
ら近い範囲に限定されるので、使用者が立ち寄り地まで
短時間で行くことを希望する場合に有効である。また、
検索エリアを使用者によって設定できるようにしても良
い。
【0092】さらに、図6の目標物検索処理(ステップ
104)の前に図19の基準位置決定処理(ステップ2
04)を挿入して、検索エリアの基準位置を現在位置以
外の地点に設定できるようにしても良い。また、図1
9、25の優先順位決定処理(ステップ208)は、縮
尺調整処理(ステップ146、216)の後に実行され
るようにしても良い。これにより、ディスプレイ33に
表示される立ち寄り地候補について優先順位が決定され
る。さらに、現在位置の座標(X0 ,Y0 )、立ち寄り
地の座標(Xn ,Yn)、XMAX 、YMAX 等の座標デー
タを経緯座標で表して、座標差(Xna,Yna)や距離L
の計算を行っても良い。また、上記サブ基準が指定され
ない例については、図3に示した目標物情報データMD
が無くても良い。また、地図データファイルF1には、
7以上または以下の複数段階の縮尺の地図データが記憶
されていても良いし、1つの地図データを比例計算によ
って拡大または縮小して異なる縮尺の地図データを形成
しても良い。縮小する場合には、地図データの間引きを
行っても良い。上記ステップ156、174、182
で、この比例計算またはデータの間引きが行われる。ま
た、地図縮尺は無段階でも良い。
【0093】さらに、図2に示される各種のデータファ
イルは、フロッピーディスク等の書着込み可能な外部記
憶媒体に記憶されていても良い。また、サブ基準データ
SKは、目標物データファイルF16内の目標物情報デ
ータMDに記憶されている項目に限られず、使用者が予
め自由に決めた項目を登録できるようにして、この登録
された項目をサブ基準SKとして選択できるようにして
も良い。
【0094】また、高速道路、高架道路またはトンネル
のように、方向の変更ができない位置が基準位置として
指定された場合には、降りる予定のインターチェンジ、
交差点等の方向の変更が可能な地点を基準位置に設定す
るようにしても良い。さらに、現在位置を基準位置とす
る場合には、走行速度が速いほど現在位置より前方を基
準位置となるように補正するようにしても良い。これに
より、通過した地点の立ち寄り地が優先順位の上位に入
ることが少なくなる。また、優先順位は、自車の進行方
向に対する立ち寄り地候補の相対方向を参考として決定
しても良い。
【0095】さらに、上記各実施例では、立ち寄り地を
設定する場合について説明したが、最終到着地または経
由地を設定する場合にも、縮尺調整処理や優先順位決定
処理を行っても良い。この場合には、図5の目的地設定
処理(ステップ51)において、目的地の候補となる地
点が地図画面に表示されるときに、上記の立ち寄り地設
定処理(ステップ100)と同様の処理が行われる。
【0096】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、目的地
の候補を表示する場合に、候補目的地が所定数以上また
は所定数表示される地図の縮尺を決定して、この縮尺の
地図に上記候補目的地を表示する。これによって、候補
目的地が表示される地図画面の縮尺が、使用者にとって
見易いように自動的に調整され、使用者が手動で縮尺を
調整する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ナビゲーション装置の全体回路図である。
【図2】 外部記憶媒体に記憶されているデータファイ
ルを示す図である。
【図3】 目標物データファイルF16の内容を示す図
である。
【図4】 RAM4に記憶されるデータを示す図であ
る。
【図5】 全体処理のフローチャートを示す図である。
【図6】 立ち寄り地設定処理のフローチャートを示す
図である。
【図7】 検索基準決定処理のフローチャートを示す図
である。
【図8】 目標物検索処理のフローチャートを示す図で
ある。
【図9】 立ち寄り地候補表示処理のフローチャートを
示す図である。
【図10】縮尺調整処理のフローチャートを示す図であ
る。
【図11】ディスプレイ33に表示される現在位置と立
ち寄り地候補の座標を示す図である。
【図12】ディスプレイ33の表示の一例を示す図であ
る。
【図13】立ち寄り地登録処理のフローチャートを示す
図である。
【図14】縮尺調整処理の他の例のフローチャートを示
す図である。
【図15】縮尺調整処理のさらに他の例のフローチャー
トを示す図である。
【図16】縮尺調整処理に使用される小フレーム70を
示す図である。
【図17】縮尺調整処理のさらに他の例のフローチャー
トを示す図である。
【図18】縮尺調整処理に使用されるデータテーブルを
示す図である。
【図19】立ち寄り地設定処理の他の例のフローチャー
トを示す図である。
【図20】図19中の検索基準決定処理のフローチャー
トを示す図である。
【図21】図19中の基準位置決定処理のフローチャー
トを示す図である。
【図22】図19中の目標物検索処理のフローチャート
を示す図である。
【図23】図19中の優先順位決定処理のフローチャー
トを示す図である。
【図24】図23中の優先順位付与処理のフローチャー
トを示す図である。
【図25】立ち寄り地設定処理の他の例のフローチャー
トを示す図である。
【図26】縮尺調整処理のさらに他の例のフローチャー
トを示す図である。
【符号の説明】
1…中央処理装置、2…CPU、3、5…ROM、4…
RAM、9…画像プロセッサ、10…画像メモリ、11
…音声プロセッサ、13…スピーカ、20…現在位置検
出装置、21…絶対方位センサ、22…相対方位セン
サ、23…距離センサ、25…GPS受信装置、26…
ビーコン受信装置、27…データ送受信装置、30…デ
ータ通信装置、31…データ送受信部、32…電話発信
部、33…ディスプレイ、34…タッチパネル、36…
記録カード読取り装置、37…CD−ROMドライバ、
38…音声認識装置、39…マイク、40…操作スイッ
チ、41…手動/音声切換スイッチ、42…目的地/立
ち寄り地切換スイッチ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図データを記憶する地図データ記憶手
    段と、 複数の目的地につき、目的地を表す情報とこの目的地に
    関する情報とを対応させて記憶する目的地記憶手段と、 この目的地記憶手段に記憶された目的地の中から目的地
    の候補となる候補目的地を検索するにあたって、上記目
    的地を表す情報または目的地に関する情報について検索
    の基準となる第一の検索基準情報を発生する第一検索基
    準情報発生手段と、 現在位置または指定された基準位置について、検索の基
    準となる第二の検索基準情報を発生する第二検索基準情
    報発生手段と、 上記第一及び第二検索基準情報発生手段から発生された
    第一及び第二検索基準情報に応じた候補目的地につい
    て、上記目的地記憶手段から目的地の情報を読み出す目
    的地情報読み出し手段と、 この目的地情報読み出し手段により読み出された目的地
    を表示する情報のうちの所定数以上または所定数が表示
    される適切な地図画面の縮尺を決定する縮尺決定手段
    と、 この縮尺決定手段により決定された縮尺の地図画面を上
    記地図データ記憶手段から読み出された地図データを用
    いて表示し、この地図画面に上記目的地情報読み出し手
    段により読み出された目的地を表す情報を表示する目的
    地表示手段とを備えたことを特徴とするナビゲーション
    装置。
  2. 【請求項2】 地図データを記憶する地図データ記憶手
    段と、 この地図データ記憶手段から地図データを読み出す地図
    データ読み出し手段と、 複数の目的地につき、目的地を表す情報とこの目的地に
    関する情報とを対応させて記憶する目的地記憶手段と、 目的地を区別する内容的範囲が指定されたときに、この
    指定された内容的範囲を記憶する第一検索基準情報記憶
    手段と、 この第一検索基準情報記憶手段から上記指定された内容
    的範囲を読み出す第一検索基準情報読み出し手段と、 現在位置または指定された基準位置を含む地理的範囲
    を、第二の検索基準情報として記憶する第二検索基準情
    報記憶手段と、 この第二検索基準情報記憶手段から上記地理的範囲を読
    み出す第二検索基準情報読み出し手段と、 上記第一検索基準情報読み出し手段により読み出された
    内容的範囲及び上記第二検索基準情報読み出し手段によ
    り読み出された地理的範囲に合致する目的地の情報を上
    記目的地記憶手段から読み出す目的地情報読み出し手段
    と、 この目的地情報読み出し手段により読み出された目的地
    の情報について、上記現在位置または指定された基準位
    置に対する相対的な位置関係を求める相対位置演算手段
    と、 この相対位置演算手段によって求められた上記目的地の
    相対的な位置関係に応じて、上記目的地情報読み出し手
    段により読み出された目的地を表示する情報のうちの所
    定数以上または所定数が表示される適切な地図画面の縮
    尺を決定する縮尺決定手段と、 この縮尺決定手段により決定された縮尺の地図画面を上
    記地図データ読み出し手段によって読み出された地図デ
    ータを用いて表示し、この地図画面に上記目的地情報読
    み出し手段により読み出された目的地を表す情報を表示
    する目的地表示手段とを備えたことを特徴とするナビゲ
    ーション装置。
  3. 【請求項3】 上記検索基準情報には、最終到着予定地
    までの経路上及びこの経路以外の範囲から目的地の候補
    となる候補目的地を検索するための情報が含まれること
    を特徴とする請求項1または2記載のナビゲーション装
    置。
  4. 【請求項4】 上記地図データ記憶手段には、同一地域
    について異なる縮尺の複数の地図データが記憶されてお
    り、 かつ、上記縮尺決定手段は、候補目的地の設定操作が使
    用者によって行われたときに表示されていた地図画面の
    縮尺から段階的に縮尺を変化させて、上記適切な地図画
    面の縮尺を決定することを特徴とする請求項1または2
    記載のナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 上記地図データ記憶手段には、同一地域
    について異なる縮尺の複数の地図データが記憶されてお
    り、 かつ、上記縮尺決定手段は、最小縮尺から段階的に縮尺
    を変化させて、上記適切な地図画面の縮尺を決定するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のナビゲーション
    装置。
  6. 【請求項6】 上記縮尺決定手段は、上記目的地情報読
    み出し手段によって読み出された目的地の中で、上記現
    在位置または基準位置から最も遠いものに応じて地図画
    面の縮尺を決定することを特徴とする請求項1または2
    記載のナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】 上記縮尺決定手段は、上記目的地情報読
    み出し手段によって読み出された2以上または所定数の
    目的地が表示される地図画面を選択し、さらにこの地図
    画面内に設定された小エリア内に、上記目的地情報読み
    出し手段によって読み出された2以上または所定数の目
    的地が含まれる場合には、地図の縮尺をさらに小さくす
    ることを特徴とする請求項1または2記載のナビゲーシ
    ョン装置。
  8. 【請求項8】 上記目的地情報読み出し手段によって読
    み出された目的地について優先順位を決定する優先順位
    決定手段と、 この優先順位決定手段によって決定された優先順位を、
    上記目的地表示手段により表示された目的地に対応させ
    て表示する優先順位表示手段とを備えたことを特徴とす
    る請求項1または2記載のナビゲーション装置。
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