JPH09160145A - 放射線画像読取消去方法および装置 - Google Patents

放射線画像読取消去方法および装置

Info

Publication number
JPH09160145A
JPH09160145A JP31422295A JP31422295A JPH09160145A JP H09160145 A JPH09160145 A JP H09160145A JP 31422295 A JP31422295 A JP 31422295A JP 31422295 A JP31422295 A JP 31422295A JP H09160145 A JPH09160145 A JP H09160145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
erasing
reading
light
radiation image
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31422295A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Yasuda
裕昭 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP31422295A priority Critical patent/JPH09160145A/ja
Publication of JPH09160145A publication Critical patent/JPH09160145A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 読取同時消去を行う放射線画像読取消去装置
において、消去光が光電読取手段に検出されないように
する。 【解決手段】 入力手段17から入力される感度の情報に
基づいて制御手段16がフォトマルチプライヤ15a ,15b
の感度を調整する。制御手段16はこの感度の情報に基づ
いて、光量調整手段22a ,22b により消去光源20a ,20
b の光量を、感度が高いほど小さくなるように調整す
る。これにより、消去手段3から読取手段2に漏れる消
去光が少なくなり、フォトマルチプライヤ15a ,15b が
高感度の場合にも漏れた消去光を原因とするノイズを減
少することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄積性蛍光体シー
トに蓄積記録された放射線画像の読取りおよび消去を行
う放射線画像読取消去方法および装置に関し、とくに放
射線画像を読み取りながらシートの残留画像を消去する
いわゆる読取同時消去を行う放射線画像読取消去方法お
よび装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ある種の蛍光体に放射線(X線、α線、
β線、γ線、紫外線、電子線等)を照射すると、この放
射線のエネルギーの一部がその蛍光体中に蓄積され、そ
の後その蛍光体に可視光等の励起光を照射すると、蓄積
されたエネルギーに応じて蛍光体が輝尽発光を示す。こ
のような性質を示す蛍光体を蓄積性蛍光体と言う。
【0003】この蓄積性蛍光体を利用して、人体等の放
射線画像情報を一旦蓄積性蛍光体のシートに記録し、こ
れを励起光で走査して輝尽発光させ、この輝尽発光を光
電的に読み出して画像信号を得、この画像信号を処理し
て診断適性の良い画像を得る方法が提案されている(例
えば特開昭55-12429号、同56-11395号、同55-163472
号、同56-104645 号、同55-116340 号など)。
【0004】この方法においては、励起光と輝尽発光光
の波長域を分離し、きわめて微弱な輝尽発光光を効率良
く検出するために、600 〜700nm の波長域の励起光によ
り300 〜500nm の輝尽発光光を検出することが好まし
く、蓄積性蛍光体としても600〜700nm の光で励起する
と300 〜500nm の輝尽発光光を発するものが好ましく用
いられるとされている(特開昭55-12429号)。
【0005】このような放射線画像記録再生方法におい
ては、蓄積性蛍光体シート(これは厳密にはパネル状の
ものあるいはドラム状のもの等、種々の形態を採ること
ができるが、総称して「シート」と言うこととする。)
は繰り返し使用することが経済的である。
【0006】読取り時に、十分な強度の励起光を照射す
れば記録されていた放射線画像情報に起因する蓄積放射
線エネルギーは消滅するはずであるが、実際には読取り
時に照射する励起光のみでは完全な消去はできない。し
たがって、蓄積性蛍光体シートを繰り返し使用するとき
は前回の撮影像が残留画像として残って次回の撮影像の
ノイズとなるという問題がある。
【0007】他方、蓄積性蛍光体中に 226Ra や40K等
の放射性同位元素が微量混入しているため、これらの放
射性同位元素から放射される放射線によって、蓄積性蛍
光体シートは放置しておいても放射線エネルギーを蓄積
し、これもノイズの原因となる。さらに宇宙線や環境中
の放射性同位体からの放射線等の環境放射線によっても
エネルギーが蓄積される。これらの放置の間に蓄積され
る放射線エネルギー(以下これを「カブリ」という)も
また次回の撮影像に対してノイズとなるものであるか
ら、このカブリも撮影前には消去しなければならない。
本出願人は、かかるシステムにおける前回の撮影像に起
因するノイズおよびカブリに起因するノイズの発生を防
止するために、蓄積性蛍光体シートに放射線画像情報を
記録する前に、蛍光体の励起光波長領域の光を含む波長
の光で蓄積性蛍光体シートを励起せしめて、蓄積された
放射線エネルギーを十分に放出させる方法を提案した。
【0008】この消去方法としては、可視光あるいは赤
外線を放射するタングステンランプ、ハロゲンランプ、
赤外線ランプ等の比較的長い波長の光源を使ったもの
(特開昭56-11392号)、蛍光灯、レーザ光源、Na ラン
プ、Ne ランプ、メタルハライドランプ、Xe ランプ等
の比較的短い400 〜600nm 程度の波長の光源を使ったも
の(特開昭58-83839号)、1回消去をした蓄積性蛍光体
シートに、1回目の消去に比してその1/5 〜3/10000 の
照射量で2回目の消去を蓄積性蛍光体シートの再使用直
前に行うもの(特開昭57-116300 号)等が知られてい
る。そしてこれらの消去方法のうち、特に可視光領域で
の消去が効率がよいとされている。
【0009】一方、蓄積性蛍光体シートに蓄積記録され
た放射線画像の読取りおよび読取りが終了した蓄積性蛍
光体シートに残留する残留画像の消去を効率よく行うた
めに、放射線画像の読取りを行うための光電読取手段を
備えた読取手段と、消去を行う消去手段とを隣接して配
し、放射線画像の読取りを行いながら、シートの読取り
が終了した一端部から他端部にかけて順次消去光を照射
するいわゆる読取同時消去を行うための装置が提案され
ている(例えば特開平4-320246号)。このように蓄積性
蛍光体シートに対して読取同時消去を行うことにより、
放射線画像の読取りおよび消去を効率よく短時間で行う
ことができることとなる。
【0010】また、放射線画像の撮影を行う際は、人体
の影響を考えて被写体に照射する放射線量を少なくする
ようにしている。とくに、被写体が妊婦や子供の場合は
より一層照射する放射線量を少なくするようにしてい
る。このように、照射する放射線量が少ない場合は、放
射線画像の読取り時に励起光の照射により蓄積性蛍光体
シートから発せられる輝尽発光光の光量も少ないため、
光電読取手段の読取感度を高くして読取りを行い、少な
い放射線量であっても良好な再生画像を得るようにして
いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た読取同時消去を行う場合に、光電読取手段の読取感度
を大きくすると、読取手段に隣接する消去手段から消去
光が漏れた場合、たとえその光量が僅かであっても、光
電読取手段の感度が高いため、その漏れ光が輝尽発光光
とともに検出されてしまい、再生画像において漏れ光に
よるノイズが目立つものとなってしまう。このような場
合、消去手段から消去光が一切漏れないようにしたり、
消去光の波長を光電読取手段に一切検出されないような
波長にすることが考えられる。しかしながら、消去光を
一切漏れないようにすることは極めて困難であり、また
消去光の波長を光電読取手段に一切検出されないものと
することも困難である。
【0012】本発明は上記事情に鑑み、読取感度を高く
した場合であっても、光電読取手段に検出される消去光
をより一層少なくすることができる放射線画像読取消去
方法および装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による放射線画像
読取消去方法および装置は、上述した読取消去を行う方
法および装置において、光電読取手段の読取感度が高い
ほど消去光の光量を小さくして残留放射線画像の消去を
行うことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の効果】本発明による放射線画像読取消去方法お
よび装置は、高感度で読取りを行う場合は、基本的に撮
影時の照射放射線量は少ないものであり、消去光量が小
さくても残留放射線画像の消去が可能であるという点に
鑑みてなされたものである。すなわち、本発明による放
射線画像読取消去方法および装置は、光電読取手段の読
取感度が高いほど消去光量を小さくするようにしたた
め、消去手段から読取手段への消去光の漏れ光の光量も
少なくなる。したがって、光電読取手段へ入射する消去
光の光量を少なくすることができ、これにより、読み取
られる放射線画像へのノイズの混入を少なくし、ノイズ
の目立たない良質な再生画像を得ることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。
【0016】図1は本発明による放射線画像読取消去装
置の実施の形態を表す図である。図1に示すように、本
発明による放射線画像読取消去装置1は、蓄積性蛍光体
シートに記録された放射線画像を読み取るための読取手
段2と、読取りが終了した蓄積性蛍光体シートの残留画
像を消去するための消去手段3とからなるものである。
【0017】放射線画像が蓄積記録された蓄積性蛍光体
シート4が、図示しないモータにより回転せしめられる
一対の搬送ローラ5および一対の遮光ローラ6により図
1の矢印A方向および矢印B方向に往復搬送される。こ
のシート4の上方には、読取手段2を構成する励起光で
あるレーザ光11を発するレーザ光源10と、そのレーザ光
11を反射偏向し、シート4を主走査する図示しないモー
タにより回転されるガルバノメーターミラー12が配され
ている。さらに、レーザ光11が走査される位置の上方に
は、そのレーザ光11の走査により発せられる輝尽発光光
を上方より集光する集光ガイド14a が近接して配置さ
れ、その位置の下方には、輝尽発光光を下方より集光す
る集光ガイド14b がシート4と垂直に配置されており、
さらに集光ガイド14a の近傍には集光ミラー13が配置さ
れている。各集光ガイド14a ,14bは、それぞれ輝尽発
光光を光電的に検出するフォトマルチプライヤ(光電子
増倍管)15a ,15b が接続されている。このフォトマル
チプライヤ15a ,15b は信号処理系16に接続されてい
る。集光ガイド14a ,14b にはフォトマルチプライヤ15
a ,15b にレーザ光11が入射しないように、不図示の分
離フィルタが設けられている。
【0018】消去手段3は、遮光ローラ6を通過したシ
ート4の上方からシート4の残留画像の消去を行う3本
の蛍光灯21a からなる消去光源20a と、遮光ローラ6を
通過したシート4の下方からシート4の残留画像の消去
を行う3本の蛍光灯21b からなる消去光源20b とからな
るものである。
【0019】フォトマルチプライヤ15a ,15b にはその
読取感度を調節するための制御手段16が接続されてい
る。また、制御手段16にはオペレータがフォトマルチプ
ライヤ15a ,15b の感度を設定するための入力手段17が
接続されている。消去光源20a,20b には消去光源20a
,20b の光量を調整するための光量調整手段22a ,22b
が接続されている。そして制御手段16は、入力手段17よ
り入力される読取感度の情報に基づいて、光量調整手段
22a ,22b により消去光源20a ,20b の光量を調整す
る。ここで、本実施の形態においては、フォトマルチプ
ライヤ15a ,15b の読取感度は高感度、中間度および低
感度の3段階に調整されるものであり、制御手段16は設
定された感度に応じて光量調整手段22a ,22b により消
去光源20a ,20b の光量を調整する。すなわち、設定さ
れた感度が高感度であるほど、消去光源20a ,20b の光
量が小さくなるように、光量調整手段22a ,22b を制御
する。なお、本実施の形態においては光量の調整は蛍光
灯21a ,21b の点灯本数を代えることにより行う。
【0020】次いで本発明による放射線画像読取消去装
置の作用について説明する。
【0021】まず、オペレータが、撮影時に被写体に照
射された放射線量の情報に基づいて入力手段17によりフ
ォトマルチプライヤ15a ,15b の読取感度を設定する。
制御手段16は入力手段17から入力された読取感度の情報
に基づいて光量調整手段22a,22b により消去光源20a
,20b の光量を制御する。
【0022】被写体の放射線画像が蓄積記録された蓄積
性蛍光体シート4が搬送ローラ5および遮光ローラ6に
よりまず矢印A方向に搬送され、副走査される。一方、
レーザ光源10から発せられたレーザ光11は図示しないモ
ータにより回転駆動するガルバノメーターミラー12によ
って反射偏向され、シート4に入射し副走査の方向(矢
印A方向)と略垂直な方向(紙面に垂直な方向)に主走
査する。このレーザ光11が照射されたシート4の箇所か
らは、蓄積記録されている放射線画像情報に応じた光量
の輝尽発光光が発散される。シート4の上方に発せられ
た輝尽発光光は集光ガイド14a によって導かれ、フォト
マルチプライヤ(光電子増倍管)15a によって光電的に
検出される。入射端面から集光ガイド14a 内に入射した
輝尽発光光は、集光ガイド14a の内部を全反射を繰り返
して進み、出射端面から出射してフォトマルチプライヤ
15a に受光され、放射線画像を表す輝尽発光光の光量が
入力手段17に入力された読取感度に基づいてフォトマル
チプライヤ15a によって電気信号に変換される。同様
に、シート4の下方に発せられた輝尽発光光は集光ガイ
ド14b によって導かれ、フォトマルチプライヤ(光電子
増倍管)15b によって光電的に検出される。
【0023】フォトマルチプライヤ15a ,15b から出力
されたアナログ画像信号は信号処理系16に入力され、対
数的に増幅されてデジタル画像信号に変換されて加算さ
れ、さらに再生手段に入力されて可視像として表示され
る。この再生手段は、CRT等のディスプレイ手段でも
よいし、感光フイルムに光走査記録を行う記録装置であ
ってもよい。
【0024】一方、この放射線画像の読取りを行う際に
は、消去光源20a ,20b の蛍光灯21a ,21b は点灯され
ており、消去光源20a ,20b から発せられた消去光は、
読取りが終了したシート4に順次照射される。この際、
消去光源20a ,20b の光量は入力手段17から入力された
読取感度に基づいて変化されている。すなわち、フォト
マルチプライヤ15a ,15b の読取感度が高感度であるほ
ど、消去光源20a ,20b の光量が小さくなるように調整
される。したがって、フォトマルチプライヤ15a ,15b
の読取感度が高感度である場合には、消去光源20a ,20
b の光量は小さくされている。このため、消去手段3か
ら読取手段2への漏れ光の光量をも小さくすることがで
き、これによりフォトマルチプライヤ15a ,15b が高感
度であっても、フォトマルチプライヤ15a ,15b に検出
される漏れ光の光量を少なくすることができる。したが
って、読み取られた放射線画像に発生する漏れ光を原因
とするノイズを減少することができ、再生された放射線
画像をノイズのない良好なものとすることができる。
【0025】このようにしてシート4はその放射線画像
を読み取られた一端部から他端部にかけて順次読取手段
2から搬出されて消去手段3に搬入され、これにしたが
って消去光はシート4の一端部から他端部にかけて順次
照射され、これによりシート4に残留する残留画像が徐
々に消去される。
【0026】次いで、シート4から放射線画像の読取り
が終了し、シート4の他端部が消去手段3内の終端位置
に到達すると、図示しない搬送ローラなどの搬送手段に
より、シート4は矢印B方向に搬送される。この際読取
手段2の駆動は停止される。これにより、消去光が直接
照射されたシート4は再度消去光が照射される。これに
より、フォトマルチプライヤ15a ,15b が高感度であり
消去光の光量が少なく、一度の消去では残留放射線画像
を十分に消去することができない場合にも、2度目の消
去により残留放射線画像を十分に消去することが可能と
なるため、より消去の効率を向上させることができる。
なお、2度目の消去は、読取感度に拘わらず消去光量を
最大としてもよい。
【0027】なお、上述した実施の形態においては、消
去光源20a ,20b の光量の調整を、蛍光灯21a ,21b の
点灯本数を変化させることにより行っているが、例えば
図2に示すように、消去光源20a ,20b に透過率10%の
NDフィルタからなる遮光部材23a ,23b を設け、この
遮光部材23a ,23b を検出された感度に応じて回転させ
ることにより、蓄積性蛍光体シート4に照射される消去
光の光量を調整するようにしてもよい。すなわち、図2
は通常の感度により読み取りを行った際の遮光部材23a
,23b の位置を示す図であり、この状態においては、
蛍光灯21a ,21bから発せられた消去光は、略100 %蓄
積性蛍光体シート4に照射されることとなる。また、図
3は中程度の感度により読み取りを行った際の遮光部材
23a ,23bの位置を示す図である。この状態において
は、遮光部材23a ,23b は蓄積性蛍光体シート4に対し
て略45度の傾斜をなすように回転されており、蛍光灯21
a ,21b から発せられた消去光は、略50%蓄積性蛍光体
シート4に照射されることとなる。さらに、図4は高感
度により読み取りを行った際の遮光部材23a ,23b の位
置を示す図である。この状態においては、遮光部材23a
,23b は蛍光灯21a ,21b を略完全に覆うような位置
に回転されており、蛍光灯21a ,21b から発せられた消
去光は、略10%蓄積性蛍光体シート4に照射されること
となる。
【0028】このように、NDフィルタからなる遮光部
材23a ,23b を設け、読取り感度に応じて遮光部材23a
,23b の回転角度を変更するようにしても、消去手段
3から読取手段2への漏れ光の光量をも小さくすること
ができ、これによりフォトマルチプライヤ15a ,15b が
高感度であっても、フォトマルチプライヤ15a ,15b に
検出される漏れ光の光量を少なくすることができる。し
たがって、読み取られた放射線画像に発生する漏れ光を
原因とするノイズを減少することができ、再生された放
射線画像をノイズのない良好なものとすることができ
る。
【0029】また、図5に示すように消去光源20a ,20
b に液晶シャッタ24a ,24b を設け、入力手段17から入
力された感度の情報に基づいて、制御手段16により液晶
シャッタ24a ,24b に印可される電流を調整し、これに
より液晶の光の透過率を変化させて消去光源20a ,20b
の光量を調整するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による放射線画像読取消去装置の実施の
形態を表す図
【図2】本発明による放射線画像読取消去装置の消去光
源に遮光部材を設けた実施の形態を表す図(消去光透過
率略100 %)
【図3】本発明による放射線画像読取消去装置の消去光
源に遮光部材を設けた実施の形態を表す図(消去光透過
率略50%)
【図4】本発明による放射線画像読取消去装置の消去光
源に遮光部材を設けた実施の形態を表す図(消去光透過
率略10%)
【図5】本発明による放射線画像読取消去装置の消去光
源に液晶シャッタを設けた実施の形態を表す図
【符号の説明】
1 放射線画像読取消去装置 2 読取手段 3 消去手段 4 蓄積性蛍光体シート 5 搬送ローラ 6 遮光ローラ 10 レーザ光源 11 レーザ光 12 ガルバノメーターミラー 14a ,14b 集光ガイド 15a ,15b フォトマルチプライヤ 16 制御手段 17 入力手段 20a ,20b 消去光源 21a ,21b 蛍光灯 22a ,22b 光量調整手段 23a ,23b 遮光部材 24a ,24b 液晶シャッタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線画像が蓄積記録された蓄積性蛍光
    体シートに対して励起光を照射し、該シートから発せら
    れる輝尽発光光を所定の読取感度に基づいて光電読取手
    段により光電的に読み取ることにより前記放射線画像を
    得る読取手段と、該読取手段に隣接して設けられた、前
    記放射線画像が読み取られた蓄積性蛍光体シートに対し
    て消去光を照射することにより、読取りが終了した蓄積
    性蛍光体シートに残留する残留画像を消去する消去手段
    と、前記読取手段および前記消去手段間において前記シ
    ートを相対的に往復移動せしめる移動手段とを備えた放
    射線画像読取消去装置における放射線画像読取消去方法
    であって、該移動手段により前記シートを前記読取手段
    から前記消去手段に相対的に移動することにより、前記
    蓄積性蛍光体シートの前記励起光の照射が終了した部分
    に順次消去光を照射して該シートの残留画像を消去する
    放射線画像読取消去方法において、 前記光電読取手段の読取感度が高いほど前記消去光の光
    量を小さくして前記消去を行うことを特徴とする放射線
    画像読取消去方法。
  2. 【請求項2】 放射線画像が蓄積記録された蓄積性蛍光
    体シートに対して励起光を照射し、該シートから発せら
    れる輝尽発光光を所定の読取感度に基づいて光電読取手
    段により光電的に読み取ることにより前記放射線画像を
    得る読取手段と、該読取手段に隣接して設けられた、前
    記放射線画像が読み取られた蓄積性蛍光体シートに対し
    て消去光を照射することにより、読取りが終了した蓄積
    性蛍光体シートに残留する残留画像を消去する消去手段
    と、前記読取手段および前記消去手段間において前記シ
    ートを相対的に往復移動せしめる移動手段とを備え、該
    移動手段により前記シートを前記読取手段から前記消去
    手段に相対的に移動することにより、前記蓄積性蛍光体
    シートの前記励起光の照射が終了した部分に順次消去光
    を照射して該シートの残留画像を消去する放射線画像読
    取消去装置において、 前記光電読取手段の読取感度を検出し、該読取感度が高
    いほど前記消去光の光量を小さくして前記消去を行う制
    御手段をさらに備えたことを特徴とする放射線画像読取
    消去装置。
JP31422295A 1995-12-01 1995-12-01 放射線画像読取消去方法および装置 Pending JPH09160145A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31422295A JPH09160145A (ja) 1995-12-01 1995-12-01 放射線画像読取消去方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31422295A JPH09160145A (ja) 1995-12-01 1995-12-01 放射線画像読取消去方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09160145A true JPH09160145A (ja) 1997-06-20

Family

ID=18050763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31422295A Pending JPH09160145A (ja) 1995-12-01 1995-12-01 放射線画像読取消去方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09160145A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60111634A (ja) 放射線画像情報読取装置
JPH0379695B2 (ja)
JP3481657B2 (ja) 光刺戟性リン光体読み取り装置において消去されるべき最大信号を決定する方法
JPH0528372B2 (ja)
JPH0310084B2 (ja)
US5665976A (en) Radiation image read-out and erasing method and apparatus
JPH02280099A (ja) エネルギーサブトラクション方法
JPH09160145A (ja) 放射線画像読取消去方法および装置
JPH0588451B2 (ja)
JPH09133975A (ja) 放射線画像読取消去方法および装置
JPH065359B2 (ja) 放射線画像情報の読取装置
JP2889989B2 (ja) 蓄積性蛍光体シートの消去装置および放射線画像読取装置
JPH0454933B2 (ja)
JPS6180235A (ja) 蓄積性螢光体シ−トのノイズ消去装置
JP2537599B2 (ja) 放射線画像情報記録読取システム
JPH065358B2 (ja) 放射線画像情報読取装置
JPS6186743A (ja) 放射線画像情報読取消去方法および装置
JPS5866933A (ja) X線画像形成方法
JPS60194442A (ja) 放射線画像情報記録読取装置
EP0333977A2 (en) Radiation image recording and read-out apparatus
JPH01105934A (ja) 放射線画像情報撮影装置
JPS5867245A (ja) 同時多層断層撮影方法
JPS6237899A (ja) 放射線画像情報記録装置
JPS60120348A (ja) 放射線画像情報記録読取方法および装置
JPS63121834A (ja) 放射線画像情報読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20041224

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20041228

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20050419

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02