JPH09159916A - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

Info

Publication number
JPH09159916A
JPH09159916A JP28147696A JP28147696A JPH09159916A JP H09159916 A JPH09159916 A JP H09159916A JP 28147696 A JP28147696 A JP 28147696A JP 28147696 A JP28147696 A JP 28147696A JP H09159916 A JPH09159916 A JP H09159916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
lens group
thickness
positive
negative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP28147696A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Komori
一範 小森
Takayuki Sensui
隆之 泉水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP28147696A priority Critical patent/JPH09159916A/ja
Publication of JPH09159916A publication Critical patent/JPH09159916A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 4群のズームレンズで最も径が大きい第1レ
ンズ群全体の厚さが、収差補正のために必要とされる厚
さ以上に大きく、レンズ全体をコンパクトにできないと
いう問題を有している。 【解決手段】 物体側から順に、負、正、負、正の第1
〜第4レンズ群が配列する構成において、広角側から望
遠側にズームする際に、第1、第2レンズ群の間隔か減
少し、第2、第3レンズ群の間隔が増加し、第3、第4
レンズ群の間隔が増加するよう構成され、第1レンズ群
は、物体側から順に負の第1レンズと正の第2レンズと
が配列して構成され、これら2枚のレンズの少なくとも
1つのレンズ面が非球面であり、第1レンズ群全体の光
軸上の厚さをdG1、全系の広角端における焦点距離をf
wとして、0.30<dG1/fw<0.55の条件を満た
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、物体側から負、
正、負、正の順に配列した4つのレンズ群から構成され
るズームレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のズームレンズとしては、従来か
ら例えば特開昭58−4113号公報に記載されたもの
が知られている。この公報に記載されるズームレンズ
は、負、正、負、正の4つのレンズ群から構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のズームレンズは、最も径が大きい第1レンズ群
全体の厚さが、収差補正のために必要とされる厚さ以上
に大きく、レンズ全体をコンパクトにできないという問
題を有している。
【0004】この発明は、上述した従来技術の課題に鑑
みてなされたものであり、第1レンズ群の厚さを適切に
設定することにより、全体がコンパクトなズームレンズ
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるズーム
レンズは、上記の目的を達成させるため、物体側から順
に、負、正、負、正の順で配列した第1〜第4レンズ群
から構成されるズームレンズにおいて、収差を良好に補
正できる範囲内で第1レンズ群の厚さを十分に小さく
し、かつ、少ない面数で収差の発生量を抑えるために非
球面を利用したことを特徴とする。
【0006】各レンズ群は、広角側から望遠側にズーム
する際に、第1、第2レンズ群の間隔が減少し、第2、
第3レンズ群の間隔が増加し、第3、第4レンズ群の間
隔が減少するよう移動する。第1レンズ群は、物体側か
ら順に負の第1レンズと正の第2レンズとが配列して構
成され、これら2枚のレンズの少なくとも1つのレンズ
面が非球面であり、かつ、以下の条件(1)を満たす。
【0007】0.30<dG1/fw<0.55 …(1) ただし、 dG1:第1レンズ群全体の光軸上の厚さ、 fw:全系の広角端における焦点距離である。
【0008】条件(1)は、第1レンズ群全体の厚さ、す
なわち、第1レンズの物体側の面から第2レンズの像側
の面までの距離、を規定する。この条件を満たすことに
より、変倍時の収差劣化が抑えられる範囲内で、第1レ
ンズ群をできる限りコンパクトにすることができる。条
件(1)の下限を下回ると、設計の自由度が大幅に制限さ
れるため、第1レンズ群の第1レンズと第2レンズとで
収差を打ち消し合わせることが困難となり、結果的に変
倍に伴う収差変化が過大となる。条件(1)の上限を越え
る場合には、収差補正のために必要とされる厚さ以上に
第1レンズ群が大きくなり、レンズ全体を小型化する際
の妨げとなる。
【0009】なお、第1レンズ群の非球面は、ガラスレ
ンズを直接研磨して加工するほか、ガラス、プラスチッ
クのモールド、あるいは、ガラスレンズの球面上に樹脂
の薄層で非球面形状を形成してもよい。そして、薄層非
球面レンズとして形成する場合には、以下の条件(2)を
満たすことが望ましい。
【0010】1.50<n1<1.65 …(2) ただし、 n1:第1レンズ群の第1レンズの屈折率である。
【0011】条件(2)は、第1レンズの屈折率を規定す
る。薄層を形成する光学用プラスチックの屈折率は、ほ
ぼ1.5〜1.6前後であり、選択の自由度が光学用ガ
ラスと比較すると小さい。そこで、ガラスレンズの屈折
率を条件(2)を満たすよう設定すれば、ガラスレンズと
薄層との屈折率差を小さく抑えることができる。屈折率
差が小さければ、ガラスレンズと薄層とを一体のレンズ
として考えることができ、レンズと薄層との境界面での
光の屈折を少なくすることができるため、境界面の形状
誤差や偏心に対する感度を低く抑えることができる。条
件(2)を満たさない場合には、ガラスレンズと樹脂薄層
との屈折率差が大きくなり、特に境界面の曲率半径が小
さい場合には、境界面の僅かな形状誤差や偏心によって
性能が劣化しやすい。
【0012】なお、第1レンズ群の2枚のレンズで群内
で発生する収差を抑えるためには、非球面の球面に対す
る厚さ方向の付加量の差、すなわちガラスレンズ上に付
加された薄層の厚さの差(最大厚と最小厚との差)を比較
的大きく設定する必要がある。また、樹脂層の厚さを増
すと透過率が低下するため、理論的な光学性能から考え
ると、薄層の最小厚は成形可能な範囲で最も小さい値と
することが望ましい。
【0013】ただし、非球面の付加量の差が大きく、か
つ、最小厚が小さいと、樹脂薄層の厚さを最小厚を基準
とする比率で考えたときに、厚い部分と薄い部分とでそ
の比率の差が大きくなる。そして、薄層の厚さの比率差
が大きいと、樹脂が固化する際の不均一な収縮により樹
脂の一部が金型表面から離れる「ひけ(シンクマーク)」
と呼ばれる凹部が生じやすい。ひけが生じると非球面形
状が設計値通りにならず、希望の性能が得られなくな
る。
【0014】ひけの発生を防ぐためには、厚さの比率の
差を小さくすればよく、そのためには、理論的な光学性
能が最良となる薄層の厚さに対し、有効径内の全域にお
いて一定のバイアス量を与えればよい。これによれば、
最大厚、最小厚の差は変化しないため収差補正性能は変
化しないが、比率の差は小さくなり、ひけは発生し難く
なる。
【0015】具体的には、薄層の有効径内の最小厚dmi
nと最大厚dmaxとの比は、以下の条件(3)を満たすこと
が望ましい。
【0016】dmax/dmin<2 …(3)
【0017】ひけの発生は使用される樹脂の単位収縮量
にもよるが、一般的な紫外線硬化型樹脂等の光学樹脂を
用いる場合には、条件(3)を満たすことにより、ひけの
発生を抑えることができる。下限を下回ると、厚さの比
率差が大きくなり、ひけが発生しやすくなる。
【0018】さらに、薄層の有効径内の最小厚dmin
は、以下の条件(4)を満たすことが望ましい。
【0019】0.3mm < dmin < 0.8mm …(4)
【0020】最小厚の設定値は、最大厚の値にも依存す
るが、一般的に付加量の差は最大でも0.5mm程度と考
えられるため、条件(4)を満たすよう設定することによ
り、最小厚を基準とした最大厚の比率を低く抑えること
ができる。条件(4)の下限を下回ると、最小厚を基準と
した最大厚の比率が高くなる可能性が高く、ひけ発生の
原因となる。上限を越えると、透過率が低下する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかるズームレ
ンズの実施形態を説明する。この発明のズームレンズ
は、例えば図1、図3に示されるような形態で実施され
る。
【0022】このズームレンズは、図中左側となる物体
側から順に、負の第1レンズと正の第2レンズとから構
成される負の第1レンズ群G1と、正レンズと正負の貼
り合わせレンズとから構成される正の第2レンズ群G2
と、正負の貼り合わせレンズから構成される負の第3レ
ンズ群G3と、正レンズと負レンズとから構成される第
4レンズ群G4とが順に配列して構成される。
【0023】図1は広角端、図3は望遠端を示す。広角
側から望遠側にズームさせる際には、第1レンズ群G1
と第2レンズ群G2との間隔が減少し、第2レンズ群G2
と第3レンズ群G3との間隔が増加し、第3レンズ群G3
と第4レンズ群G4との間隔が減少するように各レンズ
群が移動する。第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との
間に配置された絞りSは、変倍に伴って第2レンズ群G
2と一体に移動する。
【0024】なお、第1レンズ群の第1レンズは、薄層
非球面レンズであり、球面ガラスレンズに樹脂の膜層を
金型によりプレスして構成されている。
【0025】
【実施例】以下、上記の実施形態にかかる具体的な実施
例を4例説明する。
【0026】
【実施例1】図1および図3は、実施例1にかかるズー
ムレンズのそれぞれ広角端、望遠端におけるレンズ配置
を示す。具体的な数値構成は表1及び表2に示される。
表中、rは曲率半径、dはレンズ厚若しくは空気間隔、
nはd-line(588nm)での屈折率、νはアッベ数、fは焦
点距離、fBはバックフォーカス、FNO.はFナンバー、ω
は半画角である。
【0027】なお、第1レンズ群は、像側の面に膜層が
設けられた負の第1レンズと、正の第2レンズとから構
成される。面番号1、2が第1レンズのベース形状、面
番号3が付加された膜層の非球面表面を示す。絞りSは
第2レンズ群G2と共に移動する。
【0028】図2および図4は、それぞれ広角端、望遠
端における球面収差SA、正弦条件SC、d線、g線、C線に
おける球面収差によって示される色収差、倍率色収差、
非点収差(S:サジタル、M:メリディオナル)、歪曲収差を
示す。
【0029】なお、実施例1では、上述のように第3面
が非球面である。非球面は、光軸からの高さがYとなる
非球面上の座標点の非球面頂点の接平面からの距離を
X、非球面頂点の曲率(1/r)をC、円錐係数をK、4
次、6次、8次、10次の非球面係数をA4,A6,A8,A
10として、以下の式で表される。これらの非球面係数
は、表3に示される。表1中の非球面の曲率半径は、非
球面頂点の曲率半径である。
【0030】X=(CY2/(1+√(1-(1+K)C22)))+
A4Y4+A6Y6+A8Y8+A10Y10
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】 f 29.00 52.80 68.00 FNo. 1:4 1:4 1:4 ω 38.3° 22.1 ° 17.4 ° fb 36.69 36.69 36.69 d5 32.70 8.10 2.00 d10 1.13 9.32 14.19 d13 15.39 7.19 2.32
【0033】
【表3】 第3面 K =-1.000000 A4 = 0.666032×10-5 A6 = 0.280034×10-8 A8 = 0.109723×10-10 A10 =-0.243096×10-13
【0034】図5は、第1レンズ群の第1レンズL1を
拡大して示す断面図である。ガラス製の球面凹レンズ1
の像面側の面に、樹脂製の薄層2が付加されている。光
軸Axからの高さをh、薄層2の光軸方向の厚さ(付加
量)をdとする。この例では、薄層2の厚さdは、光軸
上(h=0)で最小厚dminをとり、hの増加に伴って漸
増し、有効径内の所定の高さで最大値dmaxをとり、有
効径外で漸減する。
【0035】実施例1では、非球面に所定の収差補正作
用を持たせるために、最大厚dmaxと最小厚dminとの差
が0.43mm必要である。理論的な光学性能が最良とな
るよう、薄層の最小厚dminを成形可能な範囲で最も小
さい値0.2mmとすると、最大厚dmaxは0.63mmと
なる。したがって、この場合、薄層の有効径内の最小厚
dminと最大厚dmaxとの比は、dmax/dmin=3.15
となる。
【0036】実施例1では、ひけの発生を抑えるため
に、有効径内の全域で薄層に0.3mmのバイアス量を与
えており、最小厚dmin=0.5mm、最大厚dmax=0.
93mmとなり、両者の比は、dmax/dmin=1.86と
なる。
【0037】図6は、横軸で示される高さhにおける薄
層の厚さdの変化を示すグラフであり、(A)が理論的な
光学性能が最良となる薄層の構成、(B)は実施例のそれ
を示す。(A)の例では、最小厚aを基準とした最大厚b
の比率が大きい。(B)の例では、最小厚aと最大厚bと
の差cは(A)と同一であるものの、aとbとの比率がよ
り小さくなる。
【0038】
【実施例2】図7および図9は、実施例2にかかるズー
ムレンズのそれぞれ広角端、望遠端におけるレンズ配置
を示す。具体的な数値構成は表4及び表5に示される。
実施例2も、第1レンズの像側面に薄層が付加されてい
る。絞りSは第2レンズ群G2と共に移動する。
【0039】図8および図10は、実施例2のズームレ
ンズのそれぞれ広角端、望遠端における諸収差を示す。
なお、レンズ中の第3面は非球面であり、その非球面係
数は表6に示される。
【0040】
【表4】
【0041】
【表5】 f 29.00 55.00 77.00 FNo. 1:3.5 1:4.5 1:5.6 ω 38.3° 21.3° 15.4 ° fb 36.92 36.92 36.92 d5 38.13 9.79 1.53 d10 2.52 9.71 15.36 d13 14.35 7.16 1.51
【0042】
【表6】 第3面 K =-1.000000 A4 = 0.470896×10-5 A6 = 0.154255×10-7 A8 =-0.318991×10-10 A10 = 0.289932×10-13
【0043】
【実施例3】図11および図13は、実施例3にかかる
ズームレンズのそれぞれ広角端、望遠端におけるレンズ
配置を示す。具体的な数値構成は表7及び表8に示され
る。実施例3では、第1レンズ群の正の第2レンズの像
側面と、第2レンズ群の物体側のレンズの物体側面とに
樹脂の薄層が付加されいる。これらの膜層の表面(第3
面、第6面)の非球面形状を示す非球面係数は、表9に
示される。実施例3では、絞りSは第3レンズ群G3と
共に移動する。図12および図14は、実施例3のズー
ムレンズのそれぞれ広角端、望遠端における諸収差を示
す。
【0044】
【表7】
【0045】
【表8】 f 29.00 48.37 68.00 FNo. 1:4 1:4 1:4 ω 38.2° 24.5 ° 17.7 ° fb 36.94 49.56 61.72 d5 32.72 10.31 1.20 d9 0.99 6.32 11.44 d12 11.97 6.65 1.52
【0046】
【表9】 第3面 第6面 K = 0.000000 K = 0.000000 A4 = 0.120532×10-4 A4 =-0.776686×10-5 A6 = 0.371259×10-7 A6 =-0.761442×10-8 A8 =-0.113988×10-9 A8 =-0.603861×10-10 A10 = 0.560410×10-12 A10 = 0.117792×10-12
【0047】以下の表10は、前述した各条件に対し、
各実施例と従来例(特開昭58−4113号公報)のレン
ズとがどのような値をとるかを示す。条件を満たす場合
には数値の後に「○」のマーク、満たさない場合には
「×」のマーク、該当するデータがない場合には数値に
代えて「−」のマークが付されている。
【0048】
【表10】 実施例1 実施例2 実施例3 従来例 (1)dG1/fw 0.39 ○ 0.33 ○ 0.38 ○ 0.85 × (2)n1 1.60 ○ 1.60 ○ − − (3)dmax/dmin 1.86 ○ 1.66 ○ 1.81 ○ − (4)dmin 0.5 ○ 0.5 ○ 0.5 ○ −
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、変倍時の収差劣化が抑えられる範囲内で、第1レン
ズ群をできる限りコンパクトにすることができ、レンズ
全体をコンパクトに構成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1にかかるズームレンズの広角端のレ
ンズ図である。
【図2】 実施例1にかかるズームレンズの広角端の諸
収差図である。
【図3】 実施例1にかかるズームレンズの望遠端のレ
ンズ図である。
【図4】 実施例1にかかるズームレンズの望遠端の諸
収差図である。
【図5】 実施例1の第1レンズ群の第1レンズを示す
拡大図である。
【図6】 非球面の付加量の分布を示すグラフであり、
(A)が理論的に光学性能が最良となる場合、(B)が実施
例1の場合を示す。
【図7】 実施例2にかかるズームレンズの広角端のレ
ンズ図である。
【図8】 実施例2にかかるズームレンズの広角端の諸
収差図である。
【図9】 実施例2にかかるズームレンズの望遠端のレ
ンズ図である。
【図10】 実施例2にかかるズームレンズの望遠端の
諸収差図である。
【図11】 実施例3にかかるズームレンズの広角端の
レンズ図である。
【図12】 実施例3にかかるズームレンズの広角端の
諸収差図である。
【図13】 実施例3にかかるズームレンズの望遠端の
レンズ図である。
【図14】 実施例3にかかるズームレンズの望遠端の
諸収差図である。
【符号の説明】
G1 第1レンズ群 G2 第2レンズ群 G3 第3レンズ群 G4 第4レンズ群

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、負の第1レンズ群、正
    の第2レンズ群、負の第3レンズ群、正の第4レンズ群
    が配列して構成され、広角側から望遠側にズームする際
    に、第1、第2レンズ群の間隔が減少し、第2、第3レ
    ンズ群の間隔が増加し、第3、第4レンズ群の間隔が減
    少するよう構成され、前記第1レンズ群は、物体側から
    順に負の第1レンズと正の第2レンズとが配列して構成
    され、該2枚のレンズの少なくとも1つのレンズ面が非
    球面であり、以下の条件(1)を満たすことを特徴とする
    請求項1に記載のズームレンズ。 0.30<dG1/fw<0.55 …(1) ただし、 dG1:第1レンズ群全体の光軸上の厚さ、 fw:全系の広角端における焦点距離である。
  2. 【請求項2】 前記第1レンズ群の非球面は、前記第1
    レンズの一方のレンズ面に樹脂の薄層を付加して形成さ
    れており、以下の条件(2)を満たすことを特徴とする請
    求項1に記載のズームレンズ。 1.50<n1<1.65 …(2) ただし、 n1:第1レンズ群の第1レンズの屈折率である。
  3. 【請求項3】 前記薄層の有効径内の最小厚dminと最
    大厚dmaxとの比が、以下の条件(3)を満たすことを特
    徴とする請求項2に記載のズームレンズ。 dmax/dmin<2 …(3)
  4. 【請求項4】前記薄層の有効径内の最小厚dminが、以
    下の条件(4)を満たすことを特徴とする請求項2に記載
    のズームレンズ。 0.3mm < dmin < 0.8mm …(4)
JP28147696A 1995-10-03 1996-10-02 ズームレンズ Withdrawn JPH09159916A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28147696A JPH09159916A (ja) 1995-10-03 1996-10-02 ズームレンズ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27966395 1995-10-03
JP7-279663 1995-10-03
JP28147696A JPH09159916A (ja) 1995-10-03 1996-10-02 ズームレンズ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09159916A true JPH09159916A (ja) 1997-06-20

Family

ID=26553423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28147696A Withdrawn JPH09159916A (ja) 1995-10-03 1996-10-02 ズームレンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09159916A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100529312B1 (ko) * 2002-09-17 2005-11-17 삼성전자주식회사 하이브리드 렌즈 및 이를 구비하는 투사 광학계
WO2008075539A1 (ja) * 2006-12-20 2008-06-26 Konica Minolta Opto, Inc. 変倍光学系、撮像装置及びデジタル機器
CN112771431A (zh) * 2020-03-30 2021-05-07 深圳市大疆创新科技有限公司 光学系统、拍摄装置及可移动平台
CN114442290A (zh) * 2022-02-17 2022-05-06 福建优恩立光电科技有限公司 一种全画幅单反镜头

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100529312B1 (ko) * 2002-09-17 2005-11-17 삼성전자주식회사 하이브리드 렌즈 및 이를 구비하는 투사 광학계
WO2008075539A1 (ja) * 2006-12-20 2008-06-26 Konica Minolta Opto, Inc. 変倍光学系、撮像装置及びデジタル機器
US8270095B2 (en) 2006-12-20 2012-09-18 Konica Minolta Opto, Inc. Variable-power optical system, image pickup device, and digital apparatus
JP5083219B2 (ja) * 2006-12-20 2012-11-28 コニカミノルタアドバンストレイヤー株式会社 変倍光学系、撮像装置及びデジタル機器
CN112771431A (zh) * 2020-03-30 2021-05-07 深圳市大疆创新科技有限公司 光学系统、拍摄装置及可移动平台
CN112771431B (zh) * 2020-03-30 2022-04-22 深圳市大疆创新科技有限公司 光学系统、拍摄装置及可移动平台
CN114442290A (zh) * 2022-02-17 2022-05-06 福建优恩立光电科技有限公司 一种全画幅单反镜头
CN114442290B (zh) * 2022-02-17 2023-10-13 福建优恩立光电科技有限公司 一种全画幅单反镜头

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7227700B2 (en) Wide zoom lens system
US6940655B2 (en) Super wide-angle zoom lens system
US7830616B2 (en) Zoom lens, optical apparatus and manufacturing method
JP3708995B2 (ja) ズームレンズ
US20070070518A1 (en) Zoom lens system
JPH07111502B2 (ja) コンパクトカメラ用ズ−ムレンズ
JPH07151970A (ja) ズームレンズ
JP4147786B2 (ja) ズームレンズ
JP3728680B2 (ja) コンパクトな広角ズームレンズ
JP3752174B2 (ja) ズームレンズ系
US5786942A (en) Zoom lens and aspherical lens
JPH0640169B2 (ja) コンパクトカメラ用ズ−ムレンズ
JPH0560977A (ja) ズームレンズ
JPH0642017B2 (ja) コンパクトなズ−ムレンズ
JPH07287168A (ja) 高変倍率ズームレンズ
JPH05150160A (ja) ズームレンズ
JPH10333037A (ja) ズームレンズ
JPH103037A (ja) ズームレンズ
JPH0682696A (ja) ズームレンズ
JPH09159916A (ja) ズームレンズ
JP2004226644A (ja) ズームレンズ
JPH10186244A (ja) 接眼レンズ系
JP2001033700A (ja) ズームレンズ
JP4657431B2 (ja) 3群ズームレンズ
JP2605147B2 (ja) コンパクトなズームレンズ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050210

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050826

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20050929

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761