JPH09159804A - 反射防止フィルター - Google Patents
反射防止フィルターInfo
- Publication number
- JPH09159804A JPH09159804A JP7324378A JP32437895A JPH09159804A JP H09159804 A JPH09159804 A JP H09159804A JP 7324378 A JP7324378 A JP 7324378A JP 32437895 A JP32437895 A JP 32437895A JP H09159804 A JPH09159804 A JP H09159804A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- polycarbonate resin
- base material
- acrylic resin
- layer structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 優れた光学特性を損なうことなく、耐熱性、
耐候性、表面硬度に優れ、過酷な環境条件下でも使用可
能な反射防止フィルターを提供する。 【解決手段】 表層がアクリル樹脂、中間層がポリカー
ボネート樹脂からなる三層構造シートを基材とし、該基
材の片面または両面に反射防止膜を形成してなる反射防
止フィルター。
耐候性、表面硬度に優れ、過酷な環境条件下でも使用可
能な反射防止フィルターを提供する。 【解決手段】 表層がアクリル樹脂、中間層がポリカー
ボネート樹脂からなる三層構造シートを基材とし、該基
材の片面または両面に反射防止膜を形成してなる反射防
止フィルター。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はディスプレー等の表
示装置の反射防止フィルターに関する。詳しくは耐熱性
に優れた反射防止フィルターに関する。
示装置の反射防止フィルターに関する。詳しくは耐熱性
に優れた反射防止フィルターに関する。
【０００２】
【従来の技術】液晶ディスプレー、ＣＲＴディスプレー
等の表示装置には目の疲労を防止し、表示の視認性を改
良するために、外からの光の反射を防止しする反射防止
フィルターが用いられている。この反射防止フィルター
に使用される基材としては、例えば、メタクリル樹脂、
ポリカーボネート樹脂等が挙げられる。
等の表示装置には目の疲労を防止し、表示の視認性を改
良するために、外からの光の反射を防止しする反射防止
フィルターが用いられている。この反射防止フィルター
に使用される基材としては、例えば、メタクリル樹脂、
ポリカーボネート樹脂等が挙げられる。
【０００３】最近の自動車用ナビゲーションシステム、
ハンディカメラビデオ等の普及により、反射防止フィル
ターの使用環境が広がり、耐候性や耐熱性が要求される
ようになってきている。このような過酷な環境条件下で
使用する場合、メタクリル樹脂を基材とする反射防止フ
ィルターでは耐熱性が低いために変形が生じるという問
題がある。また、ポリカーボネート樹脂を基材とする反
射防止フィルターでは耐候性に劣るため黄変したり、表
面硬度が低いために反射防止フィルター面が傷が付きや
すいという問題がある。
ハンディカメラビデオ等の普及により、反射防止フィル
ターの使用環境が広がり、耐候性や耐熱性が要求される
ようになってきている。このような過酷な環境条件下で
使用する場合、メタクリル樹脂を基材とする反射防止フ
ィルターでは耐熱性が低いために変形が生じるという問
題がある。また、ポリカーボネート樹脂を基材とする反
射防止フィルターでは耐候性に劣るため黄変したり、表
面硬度が低いために反射防止フィルター面が傷が付きや
すいという問題がある。
【０００４】
【発明の解決しようとする課題】かかる事情に鑑み、本
発明者は、過酷な環境条件下でも使用可能な反射防止フ
ィルターについて鋭意検討した結果、表層にアクリル系
樹脂を使用し、中間層にポリカーボネート樹脂を使用し
た三層構造シートを基材とする反射防止フィルターが、
優れた光学特性を損なうことなく、耐熱性、耐候性、表
面硬度に優れ、過酷な環境条件下でも使用可能であると
いうことを見いだし、本発明を完成するに至った。
発明者は、過酷な環境条件下でも使用可能な反射防止フ
ィルターについて鋭意検討した結果、表層にアクリル系
樹脂を使用し、中間層にポリカーボネート樹脂を使用し
た三層構造シートを基材とする反射防止フィルターが、
優れた光学特性を損なうことなく、耐熱性、耐候性、表
面硬度に優れ、過酷な環境条件下でも使用可能であると
いうことを見いだし、本発明を完成するに至った。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、表層
がアクリル樹脂、中間層がポリカーボネート樹脂からな
る三層構造シートを基材とし、該基材の片面または両面
に反射防止膜を形成してなる反射防止フィルターであ
る。
がアクリル樹脂、中間層がポリカーボネート樹脂からな
る三層構造シートを基材とし、該基材の片面または両面
に反射防止膜を形成してなる反射防止フィルターであ
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。表層に使用するアクリル樹脂は、一般のアクリル
樹脂でよく、メタクリル酸メチル重合物を５１％以上含
んだ樹脂であり、また、このアクリル樹脂の耐熱性を向
上させるために、アクリル酸無水物、メタアクリル酸無
水物、グルタルイミド、マレインイミド等との共重合体
を含むもの、ブタジエン系、アクリル系、シリコン系等
のゴム成分を配合させ、耐衝撃性を向上さたもの、さら
には現在すでに知られている紫外線吸収剤や難燃剤、帯
電防止剤等の添加物を入れ、改良したもなどである。
する。表層に使用するアクリル樹脂は、一般のアクリル
樹脂でよく、メタクリル酸メチル重合物を５１％以上含
んだ樹脂であり、また、このアクリル樹脂の耐熱性を向
上させるために、アクリル酸無水物、メタアクリル酸無
水物、グルタルイミド、マレインイミド等との共重合体
を含むもの、ブタジエン系、アクリル系、シリコン系等
のゴム成分を配合させ、耐衝撃性を向上さたもの、さら
には現在すでに知られている紫外線吸収剤や難燃剤、帯
電防止剤等の添加物を入れ、改良したもなどである。
【０００７】中間層に使用するポリカーボネート樹脂に
ついては、一般のビスフェノールＡを主成分とした炭酸
エステル重合体からなるものでよく、必要に応じて、耐
候性等を改良したり、着色したものが用いられる。
ついては、一般のビスフェノールＡを主成分とした炭酸
エステル重合体からなるものでよく、必要に応じて、耐
候性等を改良したり、着色したものが用いられる。
【０００８】三層構造シートは公知の方法で製造され、
二台の押出機を用いてそれぞれの樹脂を溶融しダイス内
で重ね合わせる共押出、一台の押出機を用いてポリカー
ボネート樹脂を押し出す際に、予め製造されたアクリル
樹脂フィルムを貼合する押出貼合、それぞれの樹脂フィ
ルムを加熱し、プレス等により加圧する熱圧着等の方法
が挙げられる。
二台の押出機を用いてそれぞれの樹脂を溶融しダイス内
で重ね合わせる共押出、一台の押出機を用いてポリカー
ボネート樹脂を押し出す際に、予め製造されたアクリル
樹脂フィルムを貼合する押出貼合、それぞれの樹脂フィ
ルムを加熱し、プレス等により加圧する熱圧着等の方法
が挙げられる。
【０００９】三層構造シートの表層のアクリル樹脂の厚
みは３０μｍ以上で、中間層のポリカーボネート樹脂層
の厚み以下とする。３０μｍより薄い場合にはアクリル
樹脂層の表面硬度が保てなくなり傷つきやすくなる。ま
た、アクリル樹脂層の厚みがポリカーボネート樹脂層の
厚みに比べ厚い場合、耐熱性が維持できなくなる。
みは３０μｍ以上で、中間層のポリカーボネート樹脂層
の厚み以下とする。３０μｍより薄い場合にはアクリル
樹脂層の表面硬度が保てなくなり傷つきやすくなる。ま
た、アクリル樹脂層の厚みがポリカーボネート樹脂層の
厚みに比べ厚い場合、耐熱性が維持できなくなる。
【００１０】三層構造シート全体の厚みとしては特に限
定されるものではないが、表示装置に直接貼り付けて使
用する場合は、０．１ｍｍ〜１ｍｍの比較的薄いシート
が用いられ、屈曲性と適度の剛性があり、湾曲面に沿わ
して使用するときに便利である。また、表示装置前面に
つり下げもしくは置いて使う場合は、１ｍｍ〜３ｍｍの
やや厚いシートが用いられ、必要な剛性が得られるので
好ましい。
定されるものではないが、表示装置に直接貼り付けて使
用する場合は、０．１ｍｍ〜１ｍｍの比較的薄いシート
が用いられ、屈曲性と適度の剛性があり、湾曲面に沿わ
して使用するときに便利である。また、表示装置前面に
つり下げもしくは置いて使う場合は、１ｍｍ〜３ｍｍの
やや厚いシートが用いられ、必要な剛性が得られるので
好ましい。
【００１１】このようして得られる三層構造シートの少
なくとも一面に、ハードコート剤を塗布してハードコー
ト層を設けてもよい。無論、ハードコート層は両面に設
けてもよい。
なくとも一面に、ハードコート剤を塗布してハードコー
ト層を設けてもよい。無論、ハードコート層は両面に設
けてもよい。
【００１２】ハードコート層を形成するために用いるハ
ードコート剤としては、一般に用いられるものでよく、
有機珪素系化合物、エポキシ樹脂、メラミン樹脂等を主
成分とする熱硬化性の架橋樹脂、一分子中に２個以上の
（メタ）アクリロイルオキシ基を有する活性エネルギー
線硬化性の架橋樹脂が挙げられる。
ードコート剤としては、一般に用いられるものでよく、
有機珪素系化合物、エポキシ樹脂、メラミン樹脂等を主
成分とする熱硬化性の架橋樹脂、一分子中に２個以上の
（メタ）アクリロイルオキシ基を有する活性エネルギー
線硬化性の架橋樹脂が挙げられる。
【００１３】ハードコート剤のシートへの塗布方法とし
ては、例えば、スプレー法、ドクタープレード法、ディ
ッピング法、バーコート法、ロールコート法などが挙げ
られる。形成されるハードコート層の厚みはハードコー
ト性能が維持され、しかも塗布膜にクラックを生じない
程度の厚みであることが望ましく、通常、０．５μｍ〜
１５μｍ好ましくは、１μｍ〜１０μｍである。
ては、例えば、スプレー法、ドクタープレード法、ディ
ッピング法、バーコート法、ロールコート法などが挙げ
られる。形成されるハードコート層の厚みはハードコー
ト性能が維持され、しかも塗布膜にクラックを生じない
程度の厚みであることが望ましく、通常、０．５μｍ〜
１５μｍ好ましくは、１μｍ〜１０μｍである。
【００１４】反射防止膜は三層構造シートの少なくとも
一面に、三層構造シートの上に直接、またはハードコー
ト層の上に形成する。
一面に、三層構造シートの上に直接、またはハードコー
ト層の上に形成する。
【００１５】反射防止膜の形成のために使用される化合
物としては、例えば、フッ化カルシウム、フッ化ナトリ
ウム、フッ化リチウム、フッ化マグネシウム、フッ化ラ
ンタン、二酸化珪素、フッ化ネオジウム、フッ化セリウ
ム、酸化アルミ、一酸化マグネシウム、酸化トリウム、
酸化ランタン、一酸化珪素、酸化イットリウム、酸化ジ
ルコニウム、酸化チタン、酸化セリウム、硫化亜鉛、酸
化ビスマス、硫化カドミウム、またはこれらの混合物が
挙げられる。
物としては、例えば、フッ化カルシウム、フッ化ナトリ
ウム、フッ化リチウム、フッ化マグネシウム、フッ化ラ
ンタン、二酸化珪素、フッ化ネオジウム、フッ化セリウ
ム、酸化アルミ、一酸化マグネシウム、酸化トリウム、
酸化ランタン、一酸化珪素、酸化イットリウム、酸化ジ
ルコニウム、酸化チタン、酸化セリウム、硫化亜鉛、酸
化ビスマス、硫化カドミウム、またはこれらの混合物が
挙げられる。
【００１６】反射防止膜をシート面に形成せしめる方法
としては、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法など
が挙げられる。反射防止膜は一層であっても多層であっ
てもよい。
としては、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法など
が挙げられる。反射防止膜は一層であっても多層であっ
てもよい。
【００１７】反射防止膜は三層構造シートの片面または
両面に設けられるが、片面のみに設けられた場合には、
その裏面に円偏光膜を貼り合わせてもよい。反射防止膜
には、表面を微細な凹凸にするノングレア処理が必要に
応じて施される。
両面に設けられるが、片面のみに設けられた場合には、
その裏面に円偏光膜を貼り合わせてもよい。反射防止膜
には、表面を微細な凹凸にするノングレア処理が必要に
応じて施される。
【００１８】
【発明の効果】本発明の反射防止フィルターは優れた光
学特性を備えており、しかも耐熱性、耐候性、表面硬度
に優れているため過酷な環境条件下でも使用可能であ
り、車載用や屋外用の液晶ディスプレイ、ＣＲＴディス
プレイ、蛍光表示管ディスプレイ、プラズマディスプレ
イ等の表示装置に利用することができる。
学特性を備えており、しかも耐熱性、耐候性、表面硬度
に優れているため過酷な環境条件下でも使用可能であ
り、車載用や屋外用の液晶ディスプレイ、ＣＲＴディス
プレイ、蛍光表示管ディスプレイ、プラズマディスプレ
イ等の表示装置に利用することができる。
【００１９】
【実施例】以下、本発明を実施例で詳細に説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。な
お、評価試験方法は下記のとおりである。 （１）表面硬度 ： 鉛筆硬度測定 JIS K5400 に準じ
て測定した。 （２）表面反射率： 分光光度計（島津製作所製、ＭＰ
Ｓ−２０００型）を用いて、波長５５０ｎｍ、反射角１
５°における表面反射率を求めた。 （３）耐候性試験：スガ試験機（株）のＳＷＯＭを用い
て、ブラックパネル温度６３℃、雨なしの条件で、１０
００時間曝露を行い、ΔＹＩをJIS K7103に準じて測定
した。 （４）耐熱性試験：各シートに直径１００mmの円を書
き、熱風循環式オーブンで所定温度で１時間加熱し、そ
の後の直径を測定して下式により、収縮率を求めた。 収縮率＝〔加熱前の直径(mm)−加熱後の直径(mm)〕×10
0÷〔加熱前の直径(mm)〕 （％）
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。な
お、評価試験方法は下記のとおりである。 （１）表面硬度 ： 鉛筆硬度測定 JIS K5400 に準じ
て測定した。 （２）表面反射率： 分光光度計（島津製作所製、ＭＰ
Ｓ−２０００型）を用いて、波長５５０ｎｍ、反射角１
５°における表面反射率を求めた。 （３）耐候性試験：スガ試験機（株）のＳＷＯＭを用い
て、ブラックパネル温度６３℃、雨なしの条件で、１０
００時間曝露を行い、ΔＹＩをJIS K7103に準じて測定
した。 （４）耐熱性試験：各シートに直径１００mmの円を書
き、熱風循環式オーブンで所定温度で１時間加熱し、そ
の後の直径を測定して下式により、収縮率を求めた。 収縮率＝〔加熱前の直径(mm)−加熱後の直径(mm)〕×10
0÷〔加熱前の直径(mm)〕 （％）
【００２０】実施例１ アクリル樹脂としてスミペックス ＥＸ（住友化学工業
（株）製）、ポリカーボネート樹脂としてカリバー Ｐ
Ｃ２００（住友ダウ（株）製）を使用した。これらの樹
脂を用いて２台の押出機にてフィードブロック、フィル
ム用ダイスを用いて共押出し、表層のアクリル樹脂層の
厚みが５０μｍ、中間層のポリカーボネート樹脂層の厚
みが１５０μｍの三層構造シート（全厚：２５０μｍ）
を成形した。
（株）製）、ポリカーボネート樹脂としてカリバー Ｐ
Ｃ２００（住友ダウ（株）製）を使用した。これらの樹
脂を用いて２台の押出機にてフィードブロック、フィル
ム用ダイスを用いて共押出し、表層のアクリル樹脂層の
厚みが５０μｍ、中間層のポリカーボネート樹脂層の厚
みが１５０μｍの三層構造シート（全厚：２５０μｍ）
を成形した。
【００２１】紫外線硬化型ハードコート剤（コウエイハ
ード Ｍ101 、広栄化学工業（株）製）を使用して、こ
の三層構造シートの両面に、厚みが６μｍのハードコー
ト層を形成させた。さらにその一方のハードコート層の
上に真空蒸着法により一酸化珪素、酸化チタン、二酸化
珪素からなる３層の反射防止膜を形成させ、反射防止フ
ィルターを作製した。評価試験結果を表１に示す。
ード Ｍ101 、広栄化学工業（株）製）を使用して、こ
の三層構造シートの両面に、厚みが６μｍのハードコー
ト層を形成させた。さらにその一方のハードコート層の
上に真空蒸着法により一酸化珪素、酸化チタン、二酸化
珪素からなる３層の反射防止膜を形成させ、反射防止フ
ィルターを作製した。評価試験結果を表１に示す。
【００２２】実施例２ 表層のアクリル樹脂層の厚みが５０μｍ、シートの全厚
１mmの三層構造シートとした以外は、実施例１と同様に
行った。評価試験結果を表１に示す。
１mmの三層構造シートとした以外は、実施例１と同様に
行った。評価試験結果を表１に示す。
【００２３】比較例１ 表層のアクリル樹脂層の厚みが１０μｍ、中間層のポリ
カーボネート樹脂層の厚みが２３０μｍの三層構造シー
ト（全厚：２５０μｍ）とした以外は、実施例１と同様
に行った。評価試験結果を表１に示す。
カーボネート樹脂層の厚みが２３０μｍの三層構造シー
ト（全厚：２５０μｍ）とした以外は、実施例１と同様
に行った。評価試験結果を表１に示す。
【００２４】比較例２ 表層のアクリル樹脂層の厚みが１００μｍ、中間層のポ
リカーボネート樹脂層の厚みが５０μｍの三層構造シー
ト（全厚：２５０μｍ）とした以外は、実施例１と同様
に行った。評価試験結果を表１に示す。
リカーボネート樹脂層の厚みが５０μｍの三層構造シー
ト（全厚：２５０μｍ）とした以外は、実施例１と同様
に行った。評価試験結果を表１に示す。
【００２５】比較例３ 実施例１と同様の装置にて樹脂流路を切り替えアクリル
の単層シートを作製して用いた以外は、実施例１と同様
に行った。評価試験結果を表１に示す。
の単層シートを作製して用いた以外は、実施例１と同様
に行った。評価試験結果を表１に示す。
【００２６】比較例４ 実施例１と同様の装置にて樹脂流路を切り替えポリカー
ボネートの単層シートを作製し、このシートに対し、ポ
リカーボネート用の紫外線硬化型ハードコート剤（コウ
エイハード Ｃ101 、広栄化学工業（株）製）を使用
し、そのハードコート層の上に実施例１と同様の反射防
止膜を形成させて反射防止フィルターを作製した。評価
試験結果を表１に示す。
ボネートの単層シートを作製し、このシートに対し、ポ
リカーボネート用の紫外線硬化型ハードコート剤（コウ
エイハード Ｃ101 、広栄化学工業（株）製）を使用
し、そのハードコート層の上に実施例１と同様の反射防
止膜を形成させて反射防止フィルターを作製した。評価
試験結果を表１に示す。
【００２７】
【表１】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０９Ｆ 9/00 ３３０ Ｇ０９Ｆ 9/00 ３３０Ｚ
Claims (3)
- 【請求項１】 表層がアクリル樹脂、中間層がポリカー
ボネート樹脂からなる三層構造シートを基材とし、該基
材の片面または両面に反射防止膜を形成してなる反射防
止フィルター。 - 【請求項２】 アクリル樹脂層の厚みが３０μｍ以上
で、ポリカーボネート樹脂層の厚み以下である請求項１
記載の反射防止フィルター。 - 【請求項３】 三層構造シート基材と反射防止膜との間
にハードコート層を設けた請求項１記載の反射防止フィ
ルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7324378A JPH09159804A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 反射防止フィルター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7324378A JPH09159804A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 反射防止フィルター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09159804A true JPH09159804A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18165131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7324378A Pending JPH09159804A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 反射防止フィルター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09159804A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2003260761A (ja) * | 2001-12-26 | 2003-09-16 | Tdk Corp | 複合ハードコート層付き物体及び複合ハードコート層の形成方法 |
| JP2005156801A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Konica Minolta Opto Inc | 防眩性反射防止フィルム、偏光板及び表示装置 |
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| JP2010064332A (ja) * | 2008-09-10 | 2010-03-25 | Nippon Shokubai Co Ltd | 積層板および表示装置用前面板 |
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| WO2015040931A1 (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-26 | リケンテクノス株式会社 | ポリ（メタ）アクリルイミド系樹脂層を含む透明多層フィルム、及びその製造方法 |
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| US10576498B2 (en) | 2014-03-21 | 2020-03-03 | Riken Technos Corporation | Method for producing multilayer coated film |
-
1995
- 1995-12-13 JP JP7324378A patent/JPH09159804A/ja active Pending
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