JPH0915947A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0915947A
JPH0915947A JP16587195A JP16587195A JPH0915947A JP H0915947 A JPH0915947 A JP H0915947A JP 16587195 A JP16587195 A JP 16587195A JP 16587195 A JP16587195 A JP 16587195A JP H0915947 A JPH0915947 A JP H0915947A
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JP
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cleaning
charging
temperature
image forming
charging member
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JP16587195A
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Takeshi Tabuchi
渕 健 田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低温環境における帯電不良の防止。帯電部材
の安定した帯電機能を長期に維持する。 【構成】 感光体1を荷電する帯電部材2とこの帯電部
材をクリーニングする手段11とを有する画像形成装置
において、画像形成装置内の温度を検知する温度検出手
段12;を備えると共に、検出温度が所定値未満のとき
クリーニング手段11による帯電部材2のクリ−ニング
を実行する制御手段40;検出温度が高いと短時間、低
いと長時間クリ−ニングを実行する制御手段40;およ
び/又は、検出温度が低いと高速で、高いと低速でクリ
−ニングを実行する制御手段40;を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式の画像形
成装置に関し、特に、感光体の荷電用あるいは像転写用
の、感光体に接触又は極く接近する帯電部材を備える画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静電複写機,プリンタ等の画像形成装置
は、被帯電体である感光体を帯電処理する帯電装置を備
えているが、近年ではその帯電装置として感光体に帯電
部材を接触又は極く接近させて帯電する接触帯電方式の
帯電装置が注目されている。
【0003】しかしながら、帯電部材が感光体と接触又
は近接しているため、トナーや転写紙から出る紙粉等の
異物が付着して次第に蓄積して汚れていき、帯電不良が
発生する。そこで、帯電部材のクリーニング部材を具備
することが必要であり、例えば特開平3−130787
号公報,特開平5−188738号公報および特開平5
−188738号公報には、帯電部材とクリ−ニング部
材との組合せが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】クリーニング部材を帯
電部材に常時接触させて具備した場合、そのクリーニン
グ部材の清掃能力を帯電部材の寿命まで維持させること
は困難であり、簡単なクリーニング部材では不十分とな
り清掃不良を招く。また、帯電部材にクリーニング部材
を常時接触させた場合、帯電部材がローラのような回転
形態のものであるときには、クリーニング部材の清掃能
力が低下したときに、クリーニング部材が帯電部材上の
付着物を更に帯電部材に擦り付けるようになり、帯電部
材の摩耗を促進し、帯電部材の寿命をも短くしてしま
う。
【0005】そこで、上記特開平3−130787号公
報は、クリ−ニング時のみクリ−ニング部材を接触帯電
部材に接触させる接離制御手段を備えることを提示して
いる。 ところが、帯電部材の汚れは、それが接触する
感光体の汚れと相関関係にある。即ち、画像形成装置に
は、像転写後に感光体面をクリーニングする感光体クリ
−ニング装置が備わっているが、これによる感光体クリ
−ニングが不十分であると、感光体上のクリーニング残
トナー,紙粉などの異物が、それに接触して回転してい
る帯電部材の表面に転移し、帯電部材が汚れ、その帯電
能力が低下する。
【0006】一般に感光体クリーニング装置には、回転
ブラシ,ゴムブレード等があるが、近年は装置のコンパ
クト化に有効なゴムブレードが広く使用されている。と
ころが、低温環境ではゴムブレードが硬く、感光体に対
する均一な密着性が低く、ゴムブレ−ドを通過する異物
が多い。帯電部材のクリーニング部材およびクリ−ニン
グタイミングは、常温又はやや高温の、ゴムブレ−ドに
よる感光体クリ−ニングが十分に機能する場合の帯電部
材の汚れを除去するように定めるので、常温未満の低温
度の場合には、帯電部材のクリーニングが不十分とな
り、帯電不良が発生してしまっていた。帯電部材のクリ
−ニング条件を、低温環境での比較的に早い汚れを十分
に除去する高頻度又は強圧に設定すると、帯電部材の消
耗が速くなり寿命が短くなる。
【0007】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、低温環境における帯電不良を防止することを第
1の目的とし、加えて帯電部材の安定した帯電機能を長
期に維持することを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、感光体に接触
もしくは極く接近して帯電処理を行う帯電部材とこの帯
電部材をクリーニングする手段とを有する画像形成装置
において、該画像形成装置内の温度を検知する温度検出
手段;を備えると共に、該温度検知手段が所定温度未満
を検知したとき前記クリーニング手段による前記帯電部
材のクリ−ニングを実行する制御手段;該温度検知手段
が検出温度に対応して、検出温度が高いと短時間、低い
と長時間前記クリーニング手段による前記帯電部材のク
リ−ニングを実行する制御手段;および/又は、該温度
検知手段の検出温度に対応して、検出温度が低いと高速
で、高いと低速で前記クリーニング手段による前記帯電
部材のクリ−ニングを実行する制御手段;を備える。
【0009】
【作用および効果】これによれば、画像形成装置内の温
度が低温のときにクリ−ニング手段により帯電部材のク
リ−ニングが行なわれるので、感光体クリ−ニング装置
のクリ−ニング機能低下による帯電部材の汚れが除去さ
れ、低温環境における帯電不良が改善する。
【0010】検出温度が高いと短時間、低いと長時間ク
リ−ニングする態様では、低,高温のいずれにおいて
も、帯電部材の汚れが除去され帯電部材が安定して帯電
機能を発輝する。検出温度が高い、帯電部材の汚れの進
行が遅いときには短時間のクリ−ニングにするので、帯
電部材の摩耗劣化は遅く帯電部材は安定した帯電機能を
長期に維持する。
【0011】検出温度が高いと低速で、低いと高速でク
リ−ニングする態様でも、低,高温のいずれにおいて
も、帯電部材の汚れが除去され帯電部材が安定して帯電
機能を発輝する。検出温度が高い、帯電部材の汚れの進
行が遅いときには低速度でクリ−ニングにするので、帯
電部材の摩耗劣化は遅く帯電部材は安定した帯電機能を
長期に維持する。
【0012】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0013】
【実施例】
−第1実施例− 図1に、本発明の第1実施例の概要を示す。この例は複
写機である。感光体ドラム1は帯電ロ−ラ(帯電部材)
2で荷電され、荷電面に露光装置3が画像光Lを投射す
る。これにより感光体ドラム1に静電潜像が形成され
る。静電潜像は現像装置4で現像されてトナ−像とな
る。レジストロ−ラ5で送り込まれる記録紙Pに、感光
体ドラム1上のトナ−像が、転写ベルト6により転写さ
れる。転写ベルト6は、トナ−像が乗った記録紙を定着
装置7に送り込み、定着装置7が、記録紙上のトナ−像
を記録紙と共に加熱加圧する。これによりトナ−像が記
録紙に固着する。トナ−像の転写が終わった感光体面は
クリ−ニング装置8でクリ−ニングされる。すなわち、
クリ−ニング装置8のゴムブレ−ドが、感光体面に残留
又は付着したトナ−,紙粉等を払拭する。
【0014】図2に、帯電ロ−ラ2の支持機構をやや詳
細に示す。帯電部材である帯電ローラ2は、導電性芯金
21の両端が軸受22f,22rでそれぞれ回転自在に
支持されている。なお、軸受22f,22rは、図2の
紙面の表側と裏側それぞれに1個あり、22fは表側の
ものである。22rは裏側のものであり図示していな
い。なお、以下の説明において他の記号においても、f
が付いた記号は、同様に表側のものを、rは裏側のもの
を示す。
【0015】軸受22f,22rが導電性の材料で形成
された引張スプリング23f,23rによって感光体ド
ラム1の表面から離間する方向に常に引かれている。そ
して、帯電を行わないときは、帯電ローラ2が引張スプ
リング23f,23rの引き力で、図2にで実線で示す
離間位置(退避位置)にある。
【0016】帯電ローラ2には、それが感光体ドラム1
の表面に接触した状態で、導電性芯金21に帯電電源回
路24から引張スプリング23f,23r及び導電性軸
受22f,22rを介して、帯電バイアス電圧が印加さ
れるようになっており、それによって感光体ドラム1の
表面が一様に帯電される。
【0017】帯電ローラ2は、略中央位置が軸25によ
って揺動自在に支持されたアーム9f,9rの一端に導
電性軸受22f,22rを介して回転自在に支持されて
おり、アーム9f,9rの他端側にソレノイド10f,
10rの可動軸27f,27rを引張スプリング26
f,26rを介して取り付けている。
【0018】ソレノイド10f,10rは、本体部分が
帯電器フレ−ム(図示せず)に固定されており、それが
オフ(非通電)状態にあるときには、アーム9f,9r
が引張スプリング23f,23rの引張力により図2に
実線で示す位置(正確にはそれよりやや上方)まで揺動
し、帯電ローラ2が感光体ドラム1から離間している。
ソレノイド10f,10rをオンにする(通電する)
と、可動軸27f,27rがソレノイド本体に引込まれ
て上昇し、引張スプリング26f,26rを介してア−
ム9f,9rを、引張スプリング23f,23rの引張
力に抗して時計方向に回転駆動する。これによりアーム
9f,9rが仮想線で示す位置まで移動し、その際に引
張スプリング26f,26rおよび23f,23rが伸
びることによって、帯電ローラ2が感光体ドラム1の表
面に、所定の接触圧で接する。
【0019】次に、帯電ロ−ラ2をクリ−ニングするク
リ−ニングパット11の支持構造を、図2および図3を
参照して説明する。図3は、パット11の支持構造を図
2上の矢印3Aが指す方向で見た右側面図である。図2
は、図3に示す支持構造を矢印2Aで指す方向で見た正
面図に相当する。芯金21に平行に、帯電器フレ−ムに
立てられたピン16f,16rに回動自在にア−ム17
f,17rが支持されており、それらの一端に軸14が
回転自在に支持され、この軸14にロ−ラ15f,15
rが一体に固着されている。また軸14の一端には、減
速機付電気モ−タ20(図3)の減速機出力軸が連結さ
れている。この電気モ−タ20はア−ム17r(図3)
に固着されている。また、軸14に、クリ−ニングパッ
ト11の背板が吊り下げられている。パット11の背板
の支持ブロックを軸14が回転自在に貫通しており、し
かも図示しないピンでパット11の背板がア−ム17
f,17rに係止されているので、軸14が回転しても
パット11は回動しない。
【0020】ア−ム17f,17rの他端に、ソレノイ
ド19f,19rの可動軸18f,18rの先端が連結
されている。ソレノイド19f,19rがオン状態のと
きには、それらの内部の戻しスプリングに抗して可動軸
18f,18rがソレノイド本体に引込まれ、ア−ム1
7f,17rが図2上で反時計方向に回動し、パット1
1が帯電ロ−ラ2に圧接しかつロ−ラ15f,15r
が、帯電ロ−ラ2の軸端部の、ロ−ラ受け胴に圧接す
る。この状態(クリ−ニング位置)を図2に示す。この
状態で電気モ−タ20を回転付勢すると、軸14が回転
しそれと一体のロ−ラ15f,15rが回転して帯電ロ
−ラ2のロ−ラ受け胴を回転駆動する。ロ−ラ受け胴は
帯電ロ−ラと一体であるので、帯電ロ−ラ2が、パット
11に接触したまま回転する。すなわちパット11に対
して帯電ロ−ラ2が摺接回転する。これが帯電ロ−ラ2
のクリ−ニング動作である。
【0021】ソレノイド19f,19rをオフにする
と、可動軸18f,18rがソレノイド本体内の戻しス
プリングで押し出されて、図2に示す状態より外方に突
出し、ア−ム17f,17rが時計方向に回動し、これ
に伴って帯電ロ−ラ2も図2に実線で示す位置よりやや
上方に戻り、この戻り位置よりも更に外側の退避位置に
クリ−ニングパット11が移動する。すなわち、クリ−
ニングパット11は帯電ロ−ラ2から離れ、ロ−ラ15
f,15rも帯電ロ−ラ2のロ−ラ受け胴から離れる。
【0022】図4に、図1に示す複写機の制御系の概略
構成を示す。まず、CPU40,RAM41,ROM4
2,EEPROM47(不揮発メモリ),入出力ポートバッフ
ァアンプ43,44等からなるマイクロコンピュータを
用いた制御部が設けられており、CPU40のT×D,
R×D,CP2端子間でシリアル通信することにより、
ADF60および露光装置3を制御する。このシリアル
通信は、PC2の出力がHレベルの時はADF60と複
写機の前記制御部とが交信を行い、PC2の出力がLレ
ベルの時は露光装置3と複写機の前記制御部とが交信を
行うように構成されている。ここで、ADF60のマイ
クロコンピュータは、複写機の制御部から送信されてく
るデータにより、原稿の給排紙処理及びジャム検知を行
う。一方、露光装置3のマイクロコンピュータは、複写
機の制御部から送信されてくるデータにより、スキャナ
やミラーを駆動制御する。なお、この複写機では、CP
U40に用紙選別手段や用紙再利用手段や不良印刷防止
手段や搬送再開手段等がファームウェアなどで形成され
ている。
【0023】なお、感光体ドラム1の回転に同期して、
その微小角度の回転につき1パルスの同期パルスをパル
ス発生器45が発生し、複写機の前記制御部は、ここで
は、同期パルス発生器45が発生するパルスのカウント
値に基づいて、転写紙の給紙制御,原稿給紙制御および
画像形成処理(特にタイミング制御)を行なう。該同期
パルスは、パルス発生器45が、感光体ドラム1の回転
に同期して発生してCPU40に与える。CPU40
は、1パルスの到来毎に割込処理を実行して到来パルス
数をカウントアップし、カウント値をタイミングテ−ブ
ル(カウント値対イベントの関係をメモリしたテ−ブ
ル)のカウント値と対比して、テ−ブルの1つのカウン
ト値に合致していると、該カウント値に宛てられている
イベント(画像形成要素のオン/オフ)を実行する。
【0024】図5に、CPU40の制御動作の概要を示
す。電源が投入されるとCPU40は、内部レジスタ,
カウンタ,タイマ等を待機状態の値に設定し、機構ユニ
ットに対する入,出力ポ−トには、待機時の信号レベル
を設定する(ステップ101)。以下、カッコ内には、
「ステップ」という語を省略してステップ番号のみを表
記する。
【0025】初期化(101)を終えるとCPU40
は、機構ユニットの状態を読込み、異常(画像形成を開
始しえない状態)の有無をチェックして(102,10
3)、異常がある場合それを操作ボ−ド46に表示する
(113)。異常がないと、操作ボ−ド46の入力を待
ち、入力があるとそれに対応した処理を行なう(10
4)。ここでコピ−枚数入力,複写倍率入力,記録濃度
入力等々、入力があったものをレジスタに書込む。な
お、レジスタとは、CPU40の内部メモリ又はRAM
41又はEEPROM47に割り当てているメモリ領域であ
る。
【0026】スタ−ト入力があると、その旨を操作ボ−
ド46に表示して、CPU40は、1画像形成(一枚の
画像記録)のための、荷電,露光,イレ−ス,給紙,現
像,転写等の開始,終了タイミングを、すでに入力され
ている複写モ−ド(入力がないときには標準モ−ド、入
力がないパラメ−タについては標準値)に対応して、タ
イミングテ−ブルに設定する(105,106)。
【0027】タイミング設定(106)を終えると1コ
ピ−サイクル(1画像形成処理)を実行し、コピ−済枚
数カウンタ(レジスタ)を1カウントアップすると共に
(107)、EEPROM47に割り当てているレジスタCC
Oの内容を1インクレメントする(108)。レジスタ
CCOは、帯電ロ−ラ2の清掃タイミング管理用のもの
である。
【0028】次にコピ−枚数(画像の形成回数)が設定
枚数になったかをチェックして(109)、設定枚数に
達っしていないときには、また1コピ−サイクル(10
7)を実行する。設定枚数に達すると、感光体,転写ベ
ルトのクリ−ニング(の継続時間)等、後処理(エンド
サイクル)を設定し(110)、操作ボ−ド46に入力
があるのを待つ(104)。操作ボ−ド46からスタ−
ト入力が無く、エンドサイクルが終了すると、感光体の
回転駆動を停止し、かつ除電ランプを消灯し、そこでエ
ンドサイクルを停止する(105,111,112)。
すなわち、機構ユニットを待機状態(停止)とする。
【0029】なお、複写機メイン電源スイッチがオンさ
れ、コピースタートキーがオンされる前は、ソレノイド
10f,10rはオフであり、従って帯電ローラ2は図
2の実線で示すように感光体ドラム1から離間してい
る。コピースタートキーがオンされると、感光体ドラム
1が所定の周速度で時計方向A(図2上)回転駆動さ
れ、ソレノイド10f,10rがオンされて、帯電ロー
ラ2が図2の2点鎖線の様に感光体ドラム1表面に接し
て所定の接触圧で接した状態になる。この状態で感光体
ドラム1に当接した帯電ローラ2は感光体ドラム1の回
転駆動に伴い、半時計方向に従動回転する。帯電ローラ
2に対して帯電電源回路より所定の帯電バイアス電圧が
印加され、これにより感光体ドラム1の周面が帯電ロー
ラ2により所定の表面電位に荷電される。このように荷
電された面に、露光装置3が画像光を投射し、静電潜像
を形成する。静電潜像は現像装置4により現像され、こ
れによりトナ−画像が感光体ドラム1の表面に形成され
る。一方、不図示の給紙部からは記録紙P給送されてレ
ジストローラ5により適切なタイミングを持って感光体
ドラム1と転写ベルト6との間の転写部へ給送され、記
録紙に対して感光体ドラム面上のトナー画像が順次に転
写されていく。トナー画像の転写を受けた記録紙は感光
体ドラム表面から分離されて転写ベルト6にて定着装置
7へ搬送され像定着を受ける。像転写後の感光体ドラム
表面はクリーニング装置8によって転写残トナー等の付
着汚染物の除去,清掃を受けて再び帯電ローラ2で荷電
される。全複写工程において帯電工程終了後(帯電バイ
アス印加オフ)に、ソレノイド10f,10rがオフに
され、帯電ローラ2が感光体ドラム1から離間して、図
2の実線で示す位置(正確にはそれよりやや上方)の位
置に戻る。エンドサイクルが終了すると、感光体ドラム
1の回転も停止する。図5の「エンドサイクル停止」
(112)を経たとき、以上に説明した各種処理がすべ
て終了している。
【0030】再度図5を参照すると、CPU40は、
「エンドサイクル停止」(112)を終了すると「帯電
ロ−ラ清掃」(CCC)に進む。
【0031】図6に、「帯電ロ−ラ清掃」(CCC)の
内容を示す。ここでCPU40はまず、温度センサ12
(図1,図2)の温度検出信号を読込み(121)、検
出温度が20°C以上であるかをチェックする(12
2)。検出温度が20°C以上であると、レジスタCC
Oのデ−タ(図5のステップ108でのカウント値:前
回の帯電ロ−ラ清掃からの、コピ−枚数)が設定値PD
Nに達っしたかをチェックし(124)、達っしていな
いと、メインル−チン(図5)の「入力読取」(10
4)に戻る。すなわち帯電ロ−ラ2のクリ−ニングは行
なわない。
【0032】レジスタCCOのデ−タが設定値PDNに
達っしているときには、レジスタCCOをクリアし(1
25)、レジスタTにt1(短時間)を書込み(12
6)、ソレノイド19f,19rをオンにする(12
7)。これにより、クリ−ニングパット11が帯電ロ−
ラ2に圧接し、ロ−ラ15f,15rが帯電ロ−ラ2の
ロ−ラ受け胴に圧接する。次に電気モ−タ20を回転駆
動し、タイマTをスタ−トする(128,129)。こ
こでタイマTの時限値TはレジスタTのデ−タが表わす
値(ここでは短時間t1)である。そしてタイマTのタ
イムオ−バを待って(130)、タイムオ−バすると、
すなわちT(T=t1)の間電気モ−タ20の回転駆動
すると、電気モ−タ20を停止し(131)、ソレノイ
ド19f,19rをオフにする(132)。以上で、1
回の短時間t1の帯電ロ−ラ2のクリ−ニングを行なっ
たことになる。このときのシ−ケンスタイミングを図7
の(a)に示す。
【0033】ステップ122のチェックで、温度センサ
12の検出温度が20°C未満であったときには、レジ
スタTにT2(長時間)を書込んで(123)、上述と
同様に、1回の長時間t2の帯電ロ−ラ2のクリ−ニン
グを行なう(127〜132)。このときのシ−ケンス
タイミングを図7の(b)に示す。
【0034】t1は、少なくとも帯電ローラ2の全周面
を均一にクリーニングするに十分な時間である。t2は
それより長い時間である。以上のクリ−ニング動作によ
り、低温環境では、一連のコピ−処理が終わる毎に、帯
電ロ−ラ2表面のクリ−ニングが行なわれ、帯電ローラ
2表面の清掃能力が上がり、低温環境によって帯電ロー
ラ表面への付着物が増えるときにも、帯電ロ−ラ2の帯
電機能が損なわれない。この、一連のコピ−処理が終わ
る毎の帯電ロ−ラ2のクリ−ニングは、複写機内温度が
20°C未満のときのみ行なわれ、20°C以上のとき
には、コピ−の積算枚数が設定値PDNを越える毎に行
なわれるので、クリ−ニングによる帯電ロ−ラ2の摩耗
は少く、帯電ロ−ラ2の帯電機能は、長期に渡って安定
して維持される。
【0035】−第2実施例− この第2実施例のハ−ドウェアおよび複写制御メインル
−チンは、図1〜図5に示す第1実施例のものと同一で
あるが、「帯電ロ−ラ清掃」(CCC)の内容が第1実
施例とは少し異なっている。この第2実施例の「帯電ロ
−ラ清掃」(CCC)の内容を図8に示す。この第2実
施例では、温度センサ12の検出温度が20°C以上で
しかもレジスタCCOのデ−タが設定値PDN以上のと
きに、レジスタTに短時間t1を、レジスタVに低速度
v1を書込み(142,145〜148)、パット11
を帯電ロ−ラ2に当てて(149)、電気モ−タ20を
速度V=v1で、t1の間回転駆動する(150〜15
4)。すなわち低速度で短時間帯電ロ−ラ2を回転駆動
する。温度センサ12の検出温度が20°C未満のとき
には、レジスタTに長時間t2を、レジスタVに高速度
v2を書込み(142〜144)、パット11を帯電ロ
−ラ2に当てて(149)、電気モ−タ20を速度V=
v2で、t2の間回転駆動する(150〜154)。す
なわち高速度で長時間帯電ロ−ラ2を回転駆動する。以
上のクリ−ニング動作により、低温環境では、一連のコ
ピ−処理が終わる毎に、帯電ロ−ラ2表面のクリ−ニン
グが行なわれ、帯電ローラ2表面の清掃能力が上がり、
低温環境によって帯電ローラ表面への付着物が増えると
きにも、帯電ロ−ラ2の帯電機能が損なわれない。一連
のコピ−処理が終わる毎の帯電ロ−ラ2の高速,長時間
のクリ−ニングは、複写機内温度が20°C未満のとき
のみ行なわれ、20°C以上のときには、コピ−の積算
枚数が設定値PDNを越える毎に、低速,短時間で行な
われるので、クリ−ニングによる帯電ロ−ラ2の摩耗は
少く、帯電ロ−ラ2の帯電機能は、長期に渡って安定し
て維持される。
【0036】なお、上述の2実施例では、帯電ローラ2
のクリーニング手段がパット11であるが、これを固定
ブラシ又はブレ−ドに代えてもよい。更には、パット1
1を回転ブラシ(又はクリ−ニングロ−ラ)に代えてこ
れを軸14に回転自在に支持し、回転ブラシ(クリ−ニ
ングロ−ラ)を歯車を介して電気モ−タ20に連結し
て、回転ブラシ(クリ−ニングロ−ラ)をロ−ラ15
f,15rよりも高速で回転駆動するのも好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の概要を示す正面図であ
る。
【図2】 図1に示す帯電ロ−ラ2の支持構造を示す拡
大正面図である。
【図3】 図2に示すパット11の支持構造を示す右側
面図である。
【図4】 図1に示す複写機の制御部の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】 図4に示すCPU40の複写制御動作のメイ
ンル−チンを示すフロ−チャ−トである。
【図6】 図5に示す「帯電ロ−ラ清掃」(CCC)の
内容を示すフロ−チャ−トである。
【図7】 図1に示す帯電ロ−ラ2のクリ−ニングに関
連する部材の動作を示すタイムチャ−トであり、(a)
は複写機内温度が20°C以上のときのものを、(b)
は20°C未満のときのものを示す。
【図8】 本発明の第2実施例の複写制御動作の中の
「帯電ロ−ラ清掃」(CCC)の内容を示すフロ−チャ
−トである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】−第2実施例− この第2実施例のハ−ドウェアおよび複写制御メインル
−チンは、図1〜図5に示す第1実施例のものと同一で
あるが、「帯電ロ−ラ清掃」(CCC)の内容が第1実
施例とは少し異なっている。この第2実施例の「帯電ロ
−ラ清掃」(CCC)の内容を図8に示す。この第2実
施例では、温度センサ12の検出温度が20°C以上で
しかもレジスタCCOのデ−タが設定値PDN以上のと
きに、レジスタTに短時間t1を、レジスタVに低速度
v1を書込み(142,145〜148)、パット11
を帯電ロ−ラ2に当てて(149)、電気モ−タ20を
速度V=v1で、t1の間回転駆動する(150〜15
4)。すなわち低速度で短時間帯電ロ−ラ2を回転駆動
する。温度センサ12の検出温度が20°C未満のとき
には、レジスタTにt3(≦t1)を、レジスタVに高
速度v2を書込み(142〜144)、パット11を帯
電ロ−ラ2に当てて(149)、電気モ−タ20を速度
V=v2で、t3の間回転駆動する(150〜15
4)。すなわち高速度で帯電ロ−ラ2を回転駆動する。
以上のクリ−ニング動作により、低温環境では、一連の
コピ−処理が終わる毎に、帯電ロ−ラ2表面のクリ−ニ
ングを行いそのクリーニング動作時間が検出温度が2
0℃以上のクリーニング動作時間と同程度以下でも、
電ローラ2表面の清掃能力が上がり、低温環境によって
帯電ローラ表面への付着物が増えるときにも、帯電ロ−
ラ2の帯電機能が損なわれない。一連のコピ−処理が終
わる毎の帯電ロ−ラ2の高速クリ−ニングは、複写機内
温度が20°C未満ときのみ行なわれ、20°C以上の
ときには、コピ−の積算枚数が設定値PDNを越える毎
に、低速,短時間で行なわれるので、クリ−ニングによ
る帯電ロ−ラ2の摩耗は少く、帯電ロ−ラ2の帯電機能
は、長期に渡って安定して維持される。なお、本実施例
では、検出温度が20℃未満のときには速度V=v2で
t3(≦t1)の間回転駆動としたが、t1より長い任
意の時間t4(t1<t4≦t2)でもよい。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体に接触もしくは極く接近して帯電処
    理を行う帯電部材とこの帯電部材をクリーニングする手
    段とを有する画像形成装置において、 該画像形成装置内の温度を検知する温度検出手段;およ
    び、 該温度検知手段が所定温度未満を検知したとき前記クリ
    ーニング手段による前記帯電部材のクリ−ニングを実行
    する制御手段;を備える画像形成装置。
  2. 【請求項2】感光体に接触もしくは極く接近して帯電処
    理を行う帯電部材とこの帯電部材をクリーニングする手
    段とを有する画像形成装置において、 画像形成装置内の温度を検知する温度検出手段;およ
    び、 該温度検知手段の検出温度に対応して、検出温度が高い
    と短時間、低いと長時間前記クリーニング手段による前
    記帯電部材のクリ−ニングを実行する制御手段;を備え
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】感光体に接触もしくは極く接近して帯電処
    理を行う帯電部材とこの帯電部材をクリーニングする手
    段とを有する画像形成装置において、 画像形成装置内の温度を検知する温度検出手段;およ
    び、 該温度検知手段の検出温度に対応して、検出温度が高い
    と低速で、低いと高速で前記クリーニング手段による前
    記帯電部材のクリ−ニングを実行する制御手段;を備え
    る画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012247642A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Ricoh Co Ltd 帯電装置および画像形成装置
US10558137B2 (en) 2015-09-25 2020-02-11 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for removing adhered matter from a charging unit

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JP2012247642A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Ricoh Co Ltd 帯電装置および画像形成装置
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