JPH09158925A - 拡開アンカー - Google Patents
拡開アンカーInfo
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- JPH09158925A JPH09158925A JP8205847A JP20584796A JPH09158925A JP H09158925 A JPH09158925 A JP H09158925A JP 8205847 A JP8205847 A JP 8205847A JP 20584796 A JP20584796 A JP 20584796A JP H09158925 A JPH09158925 A JP H09158925A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B13/00—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
- F16B13/04—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front
- F16B13/06—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front combined with expanding sleeve
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B13/00—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
- F16B13/12—Separate metal or non-separate or non-metal dowel sleeves fastened by inserting the screw, nail or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Dowels (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 必要とされるエネルギが少なくて済み、施し
た上塗りが拡開本体の移動中に損なわれず、また不銹材
料の常温溶接を回避することができる拡開アンカーを得
る。 【解決手段】 軸線方向に延びる貫通孔9と少なくとも
1個の長手方向のスリット5を設けた拡開領域3とを設
けた拡開スリーブ2と、拡開領域3の拡開により貫通孔
9内で軸線方向に初期位置から最終位置まで移動可能な
拡開本体6とを具えた拡開アンカーにおいて、拡開本体
6が最終位置にある位置の断面で拡開本体6の周面7に
隣接する貫通孔9の内面の曲率半径aを拡開本体6の周
面7の曲率半径にほぼ合致させる。
た上塗りが拡開本体の移動中に損なわれず、また不銹材
料の常温溶接を回避することができる拡開アンカーを得
る。 【解決手段】 軸線方向に延びる貫通孔9と少なくとも
1個の長手方向のスリット5を設けた拡開領域3とを設
けた拡開スリーブ2と、拡開領域3の拡開により貫通孔
9内で軸線方向に初期位置から最終位置まで移動可能な
拡開本体6とを具えた拡開アンカーにおいて、拡開本体
6が最終位置にある位置の断面で拡開本体6の周面7に
隣接する貫通孔9の内面の曲率半径aを拡開本体6の周
面7の曲率半径にほぼ合致させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸線方向に延びる
貫通孔と少なくとも1個の長手方向のスリットを設けた
拡開領域とを設けた拡開スリーブと、前記拡開領域の拡
開により貫通孔内で軸線方向に初期位置から最終位置ま
で移動可能な拡開本体とを具えた拡開アンカーに関する
ものである。
貫通孔と少なくとも1個の長手方向のスリットを設けた
拡開領域とを設けた拡開スリーブと、前記拡開領域の拡
開により貫通孔内で軸線方向に初期位置から最終位置ま
で移動可能な拡開本体とを具えた拡開アンカーに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】貫通孔は、荷重を支持する部分として機
能する拡開スリーブの拡開領域に隣接する部分を円筒形
に形成する。拡開領域においても、同様に貫通孔を円筒
形に形成する。この拡開領域の打ち込み側端部に向かっ
て円錐状に先細のテーパを付ける。従って、拡開本体は
貫通孔内で初期位置から抜け落ちないように保持される
のが一般的である。拡開本体は長さ全体にわたり円筒形
にするか、又は円錐形の隣接部分を有する円筒形にする
か、又は円錐形にするか、又はボール状に構成すること
ができる。
能する拡開スリーブの拡開領域に隣接する部分を円筒形
に形成する。拡開領域においても、同様に貫通孔を円筒
形に形成する。この拡開領域の打ち込み側端部に向かっ
て円錐状に先細のテーパを付ける。従って、拡開本体は
貫通孔内で初期位置から抜け落ちないように保持される
のが一般的である。拡開本体は長さ全体にわたり円筒形
にするか、又は円錐形の隣接部分を有する円筒形にする
か、又は円錐形にするか、又はボール状に構成すること
ができる。
【0003】貫通孔内で拡開本体を初期位置から最終位
置まで移動させることによって拡開アンカーは収容孔内
で拡開する。このとき拡開アンカーの拡開領域例えば、
拡開片が収容孔の壁に圧着する。この目的のため、特別
な打ち込み工具を使用して拡開本体に軸線方向の打撃を
加えて所定の端部位置に駆動する。軸線方向の打撃は直
接拡開本体に加え、拡開領域における拡開を生じて貫通
孔内で前進する。このとき拡開スリーブは打ち込み方向
側端部の拡開部分に重なり合う。
置まで移動させることによって拡開アンカーは収容孔内
で拡開する。このとき拡開アンカーの拡開領域例えば、
拡開片が収容孔の壁に圧着する。この目的のため、特別
な打ち込み工具を使用して拡開本体に軸線方向の打撃を
加えて所定の端部位置に駆動する。軸線方向の打撃は直
接拡開本体に加え、拡開領域における拡開を生じて貫通
孔内で前進する。このとき拡開スリーブは打ち込み方向
側端部の拡開部分に重なり合う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】既知の拡開アンカー
は、未拡開状態では貫通孔は回転対称形状である。未拡
開の拡開スリーブと拡開本体の曲率半径は、拡開本体の
初期位置における接触領域を互いに調整する。このよう
にして貫通孔内で初期位置からずれないように保持され
た拡開本体は、貫通孔の内壁には完全に保持されず、初
期位置での接触領域では貫通孔の内壁に面接触して支持
される。拡開本体が最終位置に軸線方向に移動すること
によって拡開片に圧着する。このとき、貫通孔の回転対
称形状は失われる。しかし、拡開本体は依然として回転
対称形状のままであり、最終位置における拡開本体と拡
開片との間の接触領域は線接触状態となる。このように
接触部分がほとんどない状態では大きな拡開圧力を加え
なければならず、また局所的に極めて大きな面圧が加わ
り、接触領域で拡開片と拡開本体の曲率半径は僅かにし
か適合しない。従って、余分なエネルギを加える必要が
あり、拡開にはほとんど貢献しない。拡開本体を初期位
置から最終位置まで移動するには高い摩擦力に打ち勝つ
必要があり、必要とされる駆動エネルギが増大する。摩
擦力が高いことによって、場合によって腐食を回避する
ため拡開本体に施した上塗りを削ぎ落とすことになり、
この上塗りがムダになる。また、不銹材料によって摩擦
力は高くなり、拡開本体の移動中に常温溶接を生ずるこ
とになる。これにより、拡開スリーブは不完全にした拡
開せず、固定ポイントで必要とされる荷重支持値を達成
することができず、固定を完全に断念しなければならな
いくなる。
は、未拡開状態では貫通孔は回転対称形状である。未拡
開の拡開スリーブと拡開本体の曲率半径は、拡開本体の
初期位置における接触領域を互いに調整する。このよう
にして貫通孔内で初期位置からずれないように保持され
た拡開本体は、貫通孔の内壁には完全に保持されず、初
期位置での接触領域では貫通孔の内壁に面接触して支持
される。拡開本体が最終位置に軸線方向に移動すること
によって拡開片に圧着する。このとき、貫通孔の回転対
称形状は失われる。しかし、拡開本体は依然として回転
対称形状のままであり、最終位置における拡開本体と拡
開片との間の接触領域は線接触状態となる。このように
接触部分がほとんどない状態では大きな拡開圧力を加え
なければならず、また局所的に極めて大きな面圧が加わ
り、接触領域で拡開片と拡開本体の曲率半径は僅かにし
か適合しない。従って、余分なエネルギを加える必要が
あり、拡開にはほとんど貢献しない。拡開本体を初期位
置から最終位置まで移動するには高い摩擦力に打ち勝つ
必要があり、必要とされる駆動エネルギが増大する。摩
擦力が高いことによって、場合によって腐食を回避する
ため拡開本体に施した上塗りを削ぎ落とすことになり、
この上塗りがムダになる。また、不銹材料によって摩擦
力は高くなり、拡開本体の移動中に常温溶接を生ずるこ
とになる。これにより、拡開スリーブは不完全にした拡
開せず、固定ポイントで必要とされる荷重支持値を達成
することができず、固定を完全に断念しなければならな
いくなる。
【0005】従って、本発明の目的は従来の拡開アンカ
ーの欠点を解決することにある。特に、確実に設置でき
る拡開アンカーを得ることにある。更に、本発明の目的
は必要とされるエネルギが少なくて済む拡開アンカーを
得る。更に、本発明の目的は施した上塗りが拡開本体の
移動中に損なわれない拡開アンカーを得るにある。更
に、不銹材料の常温溶接を回避することができる拡開ア
ンカーを得るにある。
ーの欠点を解決することにある。特に、確実に設置でき
る拡開アンカーを得ることにある。更に、本発明の目的
は必要とされるエネルギが少なくて済む拡開アンカーを
得る。更に、本発明の目的は施した上塗りが拡開本体の
移動中に損なわれない拡開アンカーを得るにある。更
に、不銹材料の常温溶接を回避することができる拡開ア
ンカーを得るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は軸線方向に延びる貫通孔と少なくとも1個
の長手方向のスリットを設けた拡開領域とを設けた拡開
スリーブと、前記拡開領域の拡開により貫通孔内で軸線
方向に初期位置から最終位置まで移動可能な拡開本体と
を具えた拡開アンカーにおいて、前記拡開本体が前記最
終位置にある位置の断面で前記拡開本体の周面に隣接す
る前記貫通孔の内面の曲率半径を前記拡開本体の周面の
曲率半径にほぼ合致させたことを特徴とする。
め、本発明は軸線方向に延びる貫通孔と少なくとも1個
の長手方向のスリットを設けた拡開領域とを設けた拡開
スリーブと、前記拡開領域の拡開により貫通孔内で軸線
方向に初期位置から最終位置まで移動可能な拡開本体と
を具えた拡開アンカーにおいて、前記拡開本体が前記最
終位置にある位置の断面で前記拡開本体の周面に隣接す
る前記貫通孔の内面の曲率半径を前記拡開本体の周面の
曲率半径にほぼ合致させたことを特徴とする。
【0007】この構成によれば、拡開スリーブの貫通孔
及び最終位置にある拡開本体の曲率半径は、接触領域に
おいて互いに適合し、拡開スリーブと拡開本体との間の
線接触は回避される。拡開本体の貫通孔内での移動中、
拡開スリーブと拡開本体は面接触する。これにより、拡
開スリーブの拡開による面圧が低くなる。また、摩擦力
も減少し、必要とされる駆動エネルギも従来の拡開アン
カーに比べて減少する。低い摩擦力に基づいて、上塗り
を施している場合でも、この上塗りが損なわれない。従
って、拡開本体の拡開スリーブの貫通孔内での移動によ
る不銹材料の常温溶接の危険性が減少する。これによ
り、拡開本体が不十分にしか移動しないこと、拡開本体
が不十分にしか拡開しない事態は回避される。更に、本
発明による拡開アンカーの構成によれば、拡開本体の移
動による拡開アンカーの塑性変形を生ずることはなく、
拡開本体の移動が容易になる。
及び最終位置にある拡開本体の曲率半径は、接触領域に
おいて互いに適合し、拡開スリーブと拡開本体との間の
線接触は回避される。拡開本体の貫通孔内での移動中、
拡開スリーブと拡開本体は面接触する。これにより、拡
開スリーブの拡開による面圧が低くなる。また、摩擦力
も減少し、必要とされる駆動エネルギも従来の拡開アン
カーに比べて減少する。低い摩擦力に基づいて、上塗り
を施している場合でも、この上塗りが損なわれない。従
って、拡開本体の拡開スリーブの貫通孔内での移動によ
る不銹材料の常温溶接の危険性が減少する。これによ
り、拡開本体が不十分にしか移動しないこと、拡開本体
が不十分にしか拡開しない事態は回避される。更に、本
発明による拡開アンカーの構成によれば、拡開本体の移
動による拡開アンカーの塑性変形を生ずることはなく、
拡開本体の移動が容易になる。
【0008】対称形状にし、拡開性を向上させるために
は、前記拡開領域を長手方向スリットにより4個の拡開
片に分割し、最終位置に移動した拡開本体との接触領域
における前記貫通孔により画定される内面に、拡開状態
で軸線方向に投影したセグメントが描く円の曲率半径を
とすると好適である。
は、前記拡開領域を長手方向スリットにより4個の拡開
片に分割し、最終位置に移動した拡開本体との接触領域
における前記貫通孔により画定される内面に、拡開状態
で軸線方向に投影したセグメントが描く円の曲率半径を
とすると好適である。
【0009】更に、本発明の好適な実施例においては、
前記拡開領域が拡開した状態での拡開本体の接触領域の
曲率半径を一定にする。また、前記拡開領域が拡開した
状態での拡開本体の接触領域の曲率半径を、拡開本体の
接触領域の打ち込み方向側の端部まで減少させるとよ
い。拡開本体をボールにより構成する場合、前記最終位
置にある拡開本体の接触領域における拡開領域の曲率半
径を前記拡開本体のボール状の外側輪郭に適合させると
よい。
前記拡開領域が拡開した状態での拡開本体の接触領域の
曲率半径を一定にする。また、前記拡開領域が拡開した
状態での拡開本体の接触領域の曲率半径を、拡開本体の
接触領域の打ち込み方向側の端部まで減少させるとよ
い。拡開本体をボールにより構成する場合、前記最終位
置にある拡開本体の接触領域における拡開領域の曲率半
径を前記拡開本体のボール状の外側輪郭に適合させると
よい。
【0010】貫通孔の曲率半径の構成としては、前記貫
通孔で画定される内面は前記拡開本体が初期位置にある
とき前記拡開本体の前記周面とほぼ線状に接触する線接
触領域を有する構成とするとよい。この構成により、拡
開本体は貫通孔内で抜け落ちることなく保持される。拡
開本体に対する接触領域に作用する力は、拡開スリーブ
の未拡開状態では小さい。これにより拡開本体は比較的
容易に移動することができる。この移動中に、軸線方向
の線接触は面接触に転換し、従って、拡開によって生ず
る面圧及び摩擦力は小さい値に維持される。
通孔で画定される内面は前記拡開本体が初期位置にある
とき前記拡開本体の前記周面とほぼ線状に接触する線接
触領域を有する構成とするとよい。この構成により、拡
開本体は貫通孔内で抜け落ちることなく保持される。拡
開本体に対する接触領域に作用する力は、拡開スリーブ
の未拡開状態では小さい。これにより拡開本体は比較的
容易に移動することができる。この移動中に、軸線方向
の線接触は面接触に転換し、従って、拡開によって生ず
る面圧及び摩擦力は小さい値に維持される。
【0011】本発明拡開アンカーの好適な実施例におい
ては、前記拡開領域の断面における打ち込み方向に延び
る線接触領域を前記拡開本体の周面に適合する曲率半径
で配置する。この構成によれば、拡開本体は軸線方向打
撃により貫通孔方向内で最終位置に達する。拡開アンカ
ーは、収容孔の深さとは無関係に拡開する。適切に構成
した打ち込み工具により貫通孔内での拡開本体の正確な
最終位置を限定することができる。
ては、前記拡開領域の断面における打ち込み方向に延び
る線接触領域を前記拡開本体の周面に適合する曲率半径
で配置する。この構成によれば、拡開本体は軸線方向打
撃により貫通孔方向内で最終位置に達する。拡開アンカ
ーは、収容孔の深さとは無関係に拡開する。適切に構成
した打ち込み工具により貫通孔内での拡開本体の正確な
最終位置を限定することができる。
【0012】本発明拡開アンカーの好適な実施例におい
ては、最終位置をとる拡開本体の周面に隣接する拡開領
域の部分領域の曲率半径の拡開本体の曲率半径に対する
適合を、好適には、硬い雄型によって貫通孔の空間を修
正することによって行う。硬い雄型による空間修正は迅
速かつ簡単に行うことができ、本発明による拡開アンカ
ーの製造を低コストで行うことができる。
ては、最終位置をとる拡開本体の周面に隣接する拡開領
域の部分領域の曲率半径の拡開本体の曲率半径に対する
適合を、好適には、硬い雄型によって貫通孔の空間を修
正することによって行う。硬い雄型による空間修正は迅
速かつ簡単に行うことができ、本発明による拡開アンカ
ーの製造を低コストで行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に図面につき、本発明の好適な
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【0014】図1には、一般的な既知の拡開アンカーの
横断面を示す。この従来の拡開アンカーとしてはヨーロ
ッパ特許第216233号に記載のものがある。参照符
号Dで示すこの拡開アンカーは、打ち込み方向に向かっ
て先細になるテーパと、軸線方向の貫通孔Bと、拡開領
域とを設けた拡開スリーブHを有する。図示の従来の技
術の実施例では、拡開領域をスリットSで互いに分離し
た拡開片Lにより構成する。拡開本体Kは、貫通孔Bに
保持し、初期位置から拡開片Lの拡開の下で最終位置ま
で移動可能にする。図1には、アンカー軸線に直交し、
最終位置における拡開本体Kと拡開片Lの内面Aとの接
触領域における断面を示す。この図面から明らかなよう
に、拡開片Lの内面Aは拡開本体Kの周面Fとは異なる
曲率半径を有する。これは、拡開本体Kが初期位置にあ
るときに貫通孔Bの曲率半径が調整されていることから
生ずる。拡開片Lの拡開中に貫通孔Bの回転対称形状の
対称性は喪失する。この結果、拡開片Lの内面Aと拡開
本体の周面Fとの間での貫通孔Bの接触領域が面接触し
なくなるだけでなく、各拡開片Lが拡開本体Kの周面F
に対してほぼ軸線方向に延びる2つの直線Cに沿って接
触する。
横断面を示す。この従来の拡開アンカーとしてはヨーロ
ッパ特許第216233号に記載のものがある。参照符
号Dで示すこの拡開アンカーは、打ち込み方向に向かっ
て先細になるテーパと、軸線方向の貫通孔Bと、拡開領
域とを設けた拡開スリーブHを有する。図示の従来の技
術の実施例では、拡開領域をスリットSで互いに分離し
た拡開片Lにより構成する。拡開本体Kは、貫通孔Bに
保持し、初期位置から拡開片Lの拡開の下で最終位置ま
で移動可能にする。図1には、アンカー軸線に直交し、
最終位置における拡開本体Kと拡開片Lの内面Aとの接
触領域における断面を示す。この図面から明らかなよう
に、拡開片Lの内面Aは拡開本体Kの周面Fとは異なる
曲率半径を有する。これは、拡開本体Kが初期位置にあ
るときに貫通孔Bの曲率半径が調整されていることから
生ずる。拡開片Lの拡開中に貫通孔Bの回転対称形状の
対称性は喪失する。この結果、拡開片Lの内面Aと拡開
本体の周面Fとの間での貫通孔Bの接触領域が面接触し
なくなるだけでなく、各拡開片Lが拡開本体Kの周面F
に対してほぼ軸線方向に延びる2つの直線Cに沿って接
触する。
【0015】図2及び図3に、本発明による拡開アンカ
ーの実施例を示す。拡開アンカー1には貫通孔9と拡開
領域とを有する拡開スリーブ2を設ける。拡開領域は軸
線方向に延びるスリット5によって互いに分離した拡開
片3により構成する。拡開本体6を貫通孔9内で初期位
置から最終位置まで移動可能とし、この最終位置で拡開
スリーブ2は拡開し、例えば、拡開片3は外方に孔壁に
向かって押し付けられる。図2には、本発明による拡開
アンカー1の拡開片3の貫通孔9で画定される内壁4と
初期位置に保持された拡開本体6の周面7との間の接触
領域におけるアンカー軸線に直交する横断面を示し、図
3には、最終位置における拡開本体6と拡開した拡開片
3との間の図2と同様の横断面を示す。
ーの実施例を示す。拡開アンカー1には貫通孔9と拡開
領域とを有する拡開スリーブ2を設ける。拡開領域は軸
線方向に延びるスリット5によって互いに分離した拡開
片3により構成する。拡開本体6を貫通孔9内で初期位
置から最終位置まで移動可能とし、この最終位置で拡開
スリーブ2は拡開し、例えば、拡開片3は外方に孔壁に
向かって押し付けられる。図2には、本発明による拡開
アンカー1の拡開片3の貫通孔9で画定される内壁4と
初期位置に保持された拡開本体6の周面7との間の接触
領域におけるアンカー軸線に直交する横断面を示し、図
3には、最終位置における拡開本体6と拡開した拡開片
3との間の図2と同様の横断面を示す。
【0016】図2から明らかなように、拡開片3の内面
4は拡開本体6の周面7よりも曲率半径が大きい。初期
位置にある拡開本体6の周面7は、軸線方向に延びるほ
ぼ直線状の線接触領域8でのみ拡開片3の貫通孔9で画
定される内面4に接触する。貫通孔9内で拡開本体6が
軸線方向に移動することによって、拡開片3は孔壁に向
かって外方に押圧され、長さ方向のスリット5が拡開す
る。図3に示すように、拡開片3の内面4と最終位置に
ある拡開本体6の周面7との間の接触領域における貫通
孔9は周面7の曲率半径と合致する曲率半径aを有す
る。特に、貫通孔9の曲率半径aは、拡開本体6の長手
方向範囲全体にわたる接触領域において、拡開本体6の
周面7の曲率半径に順応する。従って、拡開本体6は、
円筒形又は円錐形又はボール状の輪郭にすることができ
る。
4は拡開本体6の周面7よりも曲率半径が大きい。初期
位置にある拡開本体6の周面7は、軸線方向に延びるほ
ぼ直線状の線接触領域8でのみ拡開片3の貫通孔9で画
定される内面4に接触する。貫通孔9内で拡開本体6が
軸線方向に移動することによって、拡開片3は孔壁に向
かって外方に押圧され、長さ方向のスリット5が拡開す
る。図3に示すように、拡開片3の内面4と最終位置に
ある拡開本体6の周面7との間の接触領域における貫通
孔9は周面7の曲率半径と合致する曲率半径aを有す
る。特に、貫通孔9の曲率半径aは、拡開本体6の長手
方向範囲全体にわたる接触領域において、拡開本体6の
周面7の曲率半径に順応する。従って、拡開本体6は、
円筒形又は円錐形又はボール状の輪郭にすることができ
る。
【0017】拡開片3の内面4の曲率半径aは、図3に
示す実施例の拡開アンカー1においては、貫通孔9が拡
開した状態では円形の断面となる、即ち、拡開片3の内
面4の軸線方向に投影したセグメントを包囲する円形を
構成するよう選択する。
示す実施例の拡開アンカー1においては、貫通孔9が拡
開した状態では円形の断面となる、即ち、拡開片3の内
面4の軸線方向に投影したセグメントを包囲する円形を
構成するよう選択する。
【0018】拡開片3の内面の曲率半径を拡開本体6の
周面7の曲率半径に適合させるのは、拡開本体6が最終
位置をとる領域に設けた硬い雄型によって貫通孔の空間
を埋めることによって生ずる。円形断面を喪失させる貫
通孔9の曲率半径を適合させる技術は、研削加工した又
は常温変形加工した拡開スリーブ2によって使用するこ
とができる。これにより、拡開スリーブ2は拡開領域で
常温加工による硬化を生じ(このことは拡開本体6をゆ
っくりと移動させると有利である)、スリーブは容易に
塑性変形しなくなる。
周面7の曲率半径に適合させるのは、拡開本体6が最終
位置をとる領域に設けた硬い雄型によって貫通孔の空間
を埋めることによって生ずる。円形断面を喪失させる貫
通孔9の曲率半径を適合させる技術は、研削加工した又
は常温変形加工した拡開スリーブ2によって使用するこ
とができる。これにより、拡開スリーブ2は拡開領域で
常温加工による硬化を生じ(このことは拡開本体6をゆ
っくりと移動させると有利である)、スリーブは容易に
塑性変形しなくなる。
【0019】
【発明の効果】拡開スリーブの貫通孔及び最終位置での
拡開本体の曲率半径は接触領域で適合し、拡開スリーブ
と拡開本体との間の線接触は回避される。貫通孔におけ
る拡開本体の移動中、拡開スリーブと拡開本体との間に
面接触を生ずる。これによって拡開スリーブの拡開によ
り面圧が小さくなる。従って、打ち勝つべき摩擦力は減
少し、必要とされる駆動エネルギも従来の拡開アンカー
よりも少なくなる。少なくい摩擦によって、上塗りした
場合の被覆も剥がれることがない。また拡開スリーブの
貫通孔内での拡開本体の移動によって不銹材料が常温溶
接を生ずる危険性が減少する。これにより拡開本体が十
分移動せず、拡開スリーブが不完全にしか拡開しないと
いう事態を回避することができる。本発明の拡開アンカ
ーの構成によれば、拡開本体の移動による拡開スリーブ
はほとんど塑性変形せず、拡開本体の移動が容易にな
る。
拡開本体の曲率半径は接触領域で適合し、拡開スリーブ
と拡開本体との間の線接触は回避される。貫通孔におけ
る拡開本体の移動中、拡開スリーブと拡開本体との間に
面接触を生ずる。これによって拡開スリーブの拡開によ
り面圧が小さくなる。従って、打ち勝つべき摩擦力は減
少し、必要とされる駆動エネルギも従来の拡開アンカー
よりも少なくなる。少なくい摩擦によって、上塗りした
場合の被覆も剥がれることがない。また拡開スリーブの
貫通孔内での拡開本体の移動によって不銹材料が常温溶
接を生ずる危険性が減少する。これにより拡開本体が十
分移動せず、拡開スリーブが不完全にしか拡開しないと
いう事態を回避することができる。本発明の拡開アンカ
ーの構成によれば、拡開本体の移動による拡開スリーブ
はほとんど塑性変形せず、拡開本体の移動が容易にな
る。
【図1】従来技術の拡開アンカーの拡開本体が最終位置
にある状態での接触領域の軸線に直交する横断面図であ
る。
にある状態での接触領域の軸線に直交する横断面図であ
る。
【図2】本発明による拡開アンカーの拡開本体が初期位
置にある状態での接触領域の軸線に直交する横断面図で
ある。
置にある状態での接触領域の軸線に直交する横断面図で
ある。
【図3】本発明による拡開アンカーの拡開本体が最終位
置にある状態での接触領域の軸線に直交する横断面図で
ある。
置にある状態での接触領域の軸線に直交する横断面図で
ある。
1 拡開アンカー 2 拡開スリーブ 3 拡開片 4 内壁 5 スリット 6 拡開本体 7 周面 8 線接触領域 9 貫通孔
Claims (8)
- 【請求項1】 軸線方向に延びる貫通孔(9)と少なく
とも1個の長手方向のスリット(5)を設けた拡開領域
(3)とを設けた拡開スリーブ(2)と、前記拡開領域
(3)の拡開により貫通孔(9)内で軸線方向に初期位
置から最終位置まで移動可能な拡開本体(6)とを具え
た拡開アンカーにおいて、前記拡開本体(6)が前記最
終位置にある位置の断面(4)で前記拡開本体(6)の
周面(7)に隣接する前記貫通孔(9)の内面の曲率半
径(a)を前記拡開本体(6)の周面(7)の曲率半径
にほぼ合致させたことを特徴とする拡開アンカー。 - 【請求項2】 前記拡開領域(3)を長手方向スリット
(5)により4個の拡開片(3)に分割し、最終位置に
移動した拡開本体(6)との接触領域における前記貫通
孔(9)により画定される内面(4)に、拡開状態で軸
線方向に投影したセグメントが描く円の曲率半径を
(a)とした請求項1記載の拡開アンカー。 - 【請求項3】 前記拡開領域(3)が拡開した状態での
拡開本体(6)の前記接触領域(4,7)の曲率半径
(a)を一定にした請求項1又は2記載の拡開アンカ
ー。 - 【請求項4】 前記拡開領域(3)が拡開した状態での
拡開本体(6)の接触領域の曲率半径(a)を、拡開本
体(6)の接触領域(4,7)の打ち込み方向側の端部
まで減少させた請求項1又は2記載の拡開アンカー。 - 【請求項5】 前記最終位置にある拡開本体(6)の接
触領域(4,7)における拡開領域(3)の曲率半径
(a)を前記拡開本体(6)のボール状の外側輪郭に適
合させた請求項1又は2記載の拡開アンカー。 - 【請求項6】 前記貫通孔(9)で画定される内面
(4)は前記拡開本体(6)が初期位置にあるとき前記
拡開本体(6)の前記周面(7)とほぼ線状に接触する
線接触領域(8)を有する構成とした請求項1乃至5の
うちのいずれか一項に記載の拡開アンカー。 - 【請求項7】 前記拡開領域(3)の断面(4)におけ
る打ち込み方向に延びる線接触領域(8)を前記拡開本
体(6)の周面(7)に適合する曲率半径(a)で配置
した請求項6記載の拡開アンカー。 - 【請求項8】 最終位置をとる拡開本体(6)の周面
(7)に隣接する拡開領域(3)の部分領域(4)の曲
率半径(a)の拡開本体(6)の曲率半径に対する適合
を、好適には、硬い雄型によって貫通孔の空間を修正す
ることによって行うようにした請求項1乃至7のうちの
いずれか一項に記載の拡開アンカー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19528808:4 | 1995-08-05 | ||
DE19528808A DE19528808A1 (de) | 1995-08-05 | 1995-08-05 | Spreizdübel |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09158925A true JPH09158925A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=7768776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8205847A Pending JPH09158925A (ja) | 1995-08-05 | 1996-08-05 | 拡開アンカー |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5931619A (ja) |
JP (1) | JPH09158925A (ja) |
KR (1) | KR970011453A (ja) |
DE (1) | DE19528808A1 (ja) |
FR (1) | FR2737543B1 (ja) |
GB (1) | GB2304166B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6742976B2 (en) * | 2001-11-20 | 2004-06-01 | Paul Groll | Ribbed dowel |
GB2383105A (en) * | 2001-12-11 | 2003-06-18 | Rolls Royce Plc | Expansion bolt assembly |
US6758023B1 (en) | 2002-01-10 | 2004-07-06 | Felix L. Sorkin | Expansion dowel system and method of forming same |
US6935811B2 (en) | 2002-11-13 | 2005-08-30 | Terrasimco Inc. | Frictional mining bolt |
JP4534683B2 (ja) * | 2004-09-14 | 2010-09-01 | ヤマハ株式会社 | ストラップの取付部材 |
US20220212118A1 (en) * | 2021-01-05 | 2022-07-07 | Boise Hurley | Play Construction Set |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB565003A (en) * | 1944-09-08 | 1944-10-23 | Lewis Henry Colton | A new or improved screw plug |
US3022701A (en) * | 1959-08-10 | 1962-02-27 | Us Expansion Bolt Co | Plastic anchor-type fastener and driver means for expanding same |
DE1989626U (de) * | 1968-04-19 | 1968-07-18 | Fritz Maechtle | Spreizduebel. |
US3843302A (en) * | 1971-07-19 | 1974-10-22 | Petzetakis Aristovoulos George | Apparatus for making thermoplastic pipe coupling parts |
US3848506A (en) * | 1972-12-15 | 1974-11-19 | K Zifferer | Expansion anchor |
US3921496A (en) * | 1974-11-04 | 1975-11-25 | J Frank Helderman | Fastener assembly |
DE3006480A1 (de) * | 1980-02-21 | 1981-08-27 | Rehm, Gallus, Prof.Dr.-Ing., 8000 München | Duebel mit wegkontrollierter zwangsweiser spreizung |
DE3346537A1 (de) * | 1983-12-22 | 1985-07-11 | Hilti Ag, Schaan | Spreizanker |
EP0163120B1 (de) * | 1984-05-29 | 1988-06-08 | Fischerwerke Arthur Fischer GmbH & Co. KG | Spreizdübel |
DE3506841A1 (de) * | 1985-02-27 | 1986-08-28 | Hilti Ag, Schaan | Spreizduebel |
DE3533220A1 (de) * | 1985-09-18 | 1987-04-02 | Impex Essen Vertrieb | Spreizduebel |
US4919579A (en) * | 1987-08-24 | 1990-04-24 | Kabushiki Kaisha Miyanaga | Anchor construction and method of manufacture |
DE3739608A1 (de) * | 1987-11-23 | 1989-06-01 | Hilti Ag | Spreizduebel mit spreizhuelse und einziehbarem spreizkegel |
WO1989006322A1 (en) * | 1988-01-08 | 1989-07-13 | Kabushikikaisha Miyanaga | Expanding sleeve of anchor bolt and method of manufacturing same |
CA2003820A1 (en) * | 1988-11-25 | 1990-05-25 | Richard J. Beton | Masonry anchors |
WO1990006446A1 (en) * | 1988-12-06 | 1990-06-14 | Takuya Mikajiri | Rotary displacement compressor |
-
1995
- 1995-08-05 DE DE19528808A patent/DE19528808A1/de not_active Ceased
-
1996
- 1996-07-08 KR KR1019960027430A patent/KR970011453A/ko not_active Application Discontinuation
- 1996-07-25 US US08/687,279 patent/US5931619A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-08-01 GB GB9616153A patent/GB2304166B/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-08-01 FR FR9609718A patent/FR2737543B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1996-08-05 JP JP8205847A patent/JPH09158925A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB9616153D0 (en) | 1996-09-11 |
US5931619A (en) | 1999-08-03 |
KR970011453A (ko) | 1997-03-27 |
FR2737543A1 (fr) | 1997-02-07 |
FR2737543B1 (fr) | 1997-11-14 |
DE19528808A1 (de) | 1997-02-06 |
GB2304166B (en) | 1999-07-28 |
GB2304166A (en) | 1997-03-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060516 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060816 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061010 |