JPH09158619A - 隅丸形窓枠及び隅丸形窓装着枠 - Google Patents

隅丸形窓枠及び隅丸形窓装着枠

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JPH09158619A
JPH09158619A JP34517995A JP34517995A JPH09158619A JP H09158619 A JPH09158619 A JP H09158619A JP 34517995 A JP34517995 A JP 34517995A JP 34517995 A JP34517995 A JP 34517995A JP H09158619 A JPH09158619 A JP H09158619A
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JP
Japan
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window
frame
corner
mounting frame
corners
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JP34517995A
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Osamu Tsunemi
修 常深
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 窓枠或いは方形窓装着枠のコーナーに角を無
くして、清掃を容易にし、かつ、大地震などによる壁や
窓ガラスに亀裂が入ることを減少し、方形窓枠或いは方
形窓装着枠自体のコーナーからの損壊を減少し、丸みに
より美観的に変化を持たせる隅丸形方形窓枠或いは隅丸
形方形窓装着枠を提供する。 【解決手段】 方形窓の窓枠コーナー4が円弧状に丸め
られたコーナーからなる隅丸形の窓枠1であり、また、
方形窓を装着する窓装着枠コーナー5が円弧状に丸めら
れたコーナーからなる隅丸形の窓装着枠2である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅などの建物
の方形窓の窓枠及び方形窓装着枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の住宅やビルの窓は通常は方形の窓
からなっている。これらの方形窓は上下及び左右の窓枠
或いはサッシ(以後、「窓枠」という。)からなり、窓
枠のコーナーはそれらの内側及び外側ともにそれぞれ窓
の上下枠及び左右枠から直角に構成されている。また、
これらの方形窓を装着する上下及び左右の方形窓装着枠
は方形窓と同様に装着枠のコーナーはそれらの内側及び
外側ともにそれぞれの方形窓装着枠の上下枠及び左右枠
から直角に構成されている。従って、これらの窓枠及び
方形窓装着枠は、縦横の直線のみで構成されているの
で、端整な面はあるが変化に乏しく、また、窓枠の隅の
内角の中には塵埃が溜まりやすく、狭い直角部には指先
等も入り難いので溜まった塵埃を掃除して取り除きにく
い。更に、大地震などにより大きな振動が掛かると、窓
枠や窓装着枠の四隅の角の一点に異常な力が集中し、角
の部分が起点になり亀裂が壁或いは窓ガラス等に走り被
害をもたらす。また、窓枠及び窓装着枠自体も角から力
が掛かって損壊することがある等、従来の方形窓枠及び
方形窓装着枠には多くの問題点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方形窓の窓枠及
び方形窓装着枠の上記の問題点を解消し、方形窓であり
ながら窓枠或いは方形窓装着枠のコーナーの角を無くし
て、清掃を容易にし、かつ、大地震などにより大きな振
動が作用しても方形窓枠或いは方形窓装着枠自体のコー
ナーからの損壊を減少し、これらのコーナーからその周
囲の壁や窓ガラスに亀裂が入ることを防止し、また丸み
により美観的に変化を持たせる隅丸形方形窓枠或いは隅
丸形方形窓装着枠を提供すること、また、コーナーに角
のある方形窓枠或いは方形窓装着枠のコーナーの枠に窓
枠当板或いは窓装着枠当板を取付けることにより、隅丸
形方形窓枠或いは隅丸形方形窓装着枠とすることであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明の手段は、請求項1の発明では、方形窓の窓
枠コーナーが円弧状に丸められたコーナーからなる隅丸
形方形窓枠である。
【0005】請求項2の発明では、請求項1の手段の円
弧状に丸められたコーナーは、窓枠内側コーナーに嵌め
込み貼着した円弧状の湾入斜辺と直角を挟む直線状の2
辺を有する直角三角形状の窓枠当板からなる請求項1の
手段における隅丸形方形窓枠である。
【0006】請求項3の発明では、方形窓を装着する窓
装着枠コーナーが円弧状に丸められたコーナーからなる
隅丸形方形窓装着枠である。
【0007】請求項4の発明では、請求項3の手段の円
弧状に丸められたコーナーは、窓装着枠の外表面上に被
着した円弧状の湾入斜辺と直角を挟む直線状の2辺と枠
幅部を有する直角三角形状の窓装着枠当板から形成され
てなる請求項3の手段における隅丸形方形窓装着枠であ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図面を参照して、本発明の実施の
形態を説明する。図1において、方形の窓は窓枠1と窓
ガラス3からなり、窓枠1は窓装着枠2に嵌められて、
左右に開閉される引き戸となっている。図面では、左側
の戸が少し開いている。窓枠1には窓枠コーナー4が、
窓装着枠2には窓装着枠コーナー5があり、窓枠内側コ
ーナー6は円弧状に丸められている。従って、窓ガラス
3のコーナーに窓枠1のコーナーは円弧状で接するの
で、窓枠からの力は分散して優しく当たり、曲線の柔ら
かさを有する。一方、窓枠の外側のコーナーは縦横の直
線からなる直角のコーナーとなっている。また、窓装着
枠2もその装着枠コーナーは内外共に直角から構成され
ている。
【0009】図2では、図1のように窓枠内側コーナー
6が円弧状に丸められているのみでなく、窓枠外側コー
ナー7が円弧状に丸められている。従って、窓装着枠2
の窓装着内側コーナー8も窓枠外側コーナー7の形状に
合わせて円弧状に丸められている。図2では、窓装着枠
内側コーナー8が円弧状の曲面であるので、従来の窓装
着枠の内側コーナーの角部のように溜まった塵埃が除去
しにくいこともなく、塵埃が溜まりにくい。また、窓枠
に接する部分に角がなく窓枠に滑らかに優しく当接す
る。
【0010】図3は、窓枠内側コーナー6は円弧状の曲
面であるが、窓枠外側コーナー7は直角の角部があり、
従って、これと当接する窓装着枠内側コーナー8も直角
である。しかし、窓装着枠外側コーナー9は円弧状の曲
面にまるめられている。この例では、図1における窓枠
の利点を有する。さらに、従来の窓装着枠で有るなら
ば、図9に示すように窓装着枠に及ぼす圧力Pにより窓
装着枠外側コーナー9から壁に及ぼす力Fが壁に働いて
壁に亀裂Cが入る。しかし、本発明の窓装着枠外側コー
ナー9では、図10で示すように地震などの際に窓装着
枠2に圧力Pが掛かっても、窓装着枠外側コーナー9か
ら壁に及ぼす力Fも分散されるので、壁に亀裂Cが入る
ことが減少する。
【0011】図4は、図3の例の手段に加えて、窓枠外
側コーナー7及び窓装着枠内側コーナー8も丸められた
例である。この場合は、図3の利点に加えて窓装着枠内
側コーナー8に塵埃が溜まりにくく、またこの部分の清
掃が容易な利点がある。
【0012】図5は、従来の窓において、窓枠内側コー
ナー4に直角を挟む直線状の2辺11、11と円弧状に
湾入させた湾入斜辺12からなる直角3角形状の薄板か
らなる窓枠当板10を、図7に示す矢印のように、嵌め
込み接着して装着したものである。この窓枠当板10を
装着することにより、従来の窓の直角状の窓枠内側コー
ナー6が補強され、また、丸みをもたらして柔らかみを
かもしだすことがとできる。
【0013】図6は、従来の窓枠装着コーナー5の枠面
上に図8に示す窓装着枠当板13を矢印のように貼着し
たものである。この窓装着枠当板13は直角を挟む直線
状の2辺14、14と、円弧状に湾入させた湾入斜辺1
5と、辺14及び湾入斜辺15を繋ぐ窓装着枠当板の枠
幅部16、16からなる直角3角形状の薄板からなる。
この窓装着枠当板13を貼着することにより、従来の直
角状の窓装着枠内側コーナー8に丸みがつけられ柔らか
みをかもしだすことがとでき、また、窓枠装着コーナー
5が補強される。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、方形窓
の窓枠コーナー及び窓装着枠コーナーに円弧状の丸みを
付けたので、地震などの揺れからうける圧力や壁に及ぼ
す力を分散させるので、窓ガラス、周囲の壁、窓枠自
体、窓装着枠自体の破損が減少できる。また、窓装着枠
内側コーナーに丸みを付けたものは窓装着枠内側コーナ
ーに塵埃が溜まりにくく、溜まった塵埃も清掃時に容易
に除去することができる。さらに、窓枠や窓装着枠のコ
ーナーに丸みをつけることにより柔らかみと暖かさを与
える。さらに、直角を挟む直線状の2辺と円弧状に湾入
させた湾入斜辺からなる直角3角形状の薄板からなる窓
枠当板を窓枠内側コーナーに、あるいは、窓装着枠当板
を窓装着枠コーナーにあてがうことにより、従来の窓の
窓枠あるいは窓装着枠のコーナーに丸みをつけて本発明
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の窓枠内側コーナーが丸められた窓の説
明図である。
【図2】本発明の窓枠内側コーナー及び外側コーナー並
びに窓装着枠内側コーナーが丸められた窓並びに窓装着
枠の説明図である。
【図3】本発明の窓枠内側コーナー並びに窓装着枠外側
コーナーが丸められた窓並びに窓装着枠の説明図であ
る。
【図4】本発明の窓枠内側コーナー及び外側コーナー並
びに窓装着枠内側コーナー及び外側コーナーが丸められ
た窓並びに窓装着枠の説明図である。
【図5】本発明の窓枠内側コーナーが窓枠当板により丸
められた窓の説明図である。
【図6】本発明の窓挿着枠内側コーナーが窓挿着枠当板
により丸められた窓装着枠の説明図である。
【図7】窓枠内側コーナーに窓枠当板を装着する説明図
である。
【図8】窓挿着枠内側コーナーに窓挿着枠当板を装着す
る説明図ある。
【図9】従来の窓枠と窓装着窓枠にかかる圧力Pおよび
壁亀裂Cを示す図である。
【図10】本発明の窓枠と窓装着窓枠にかかる圧力Pお
よび窓装着枠から壁に掛かる分散力Fを示す図である。
【符号の説明】
1 窓枠 2 窓装着枠 3 窓ガラス 4 窓枠コーナー 5 窓装着枠コーナー 6 窓枠内側コーナー 7 窓枠外側コーナー 8 窓装着枠内側コーナー 9 窓装着枠外側コーナー 10 窓枠当板 11 直角を挟む直線状の2辺 12 湾入斜辺 13 窓装着枠当板 14 直角を挟む直線状の2辺 15 湾入斜辺 16 枠幅部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形窓の窓枠コーナーが円弧状に丸めら
    れたコーナーからなる隅丸形方形窓枠。
  2. 【請求項2】 請求項1の円弧状に丸められたコーナー
    は、窓枠内側コーナーに嵌め込み貼着した円弧状の湾入
    斜辺と直角を挟む直線状の2辺を有する直角三角形状の
    窓枠当板からなる請求項1記載の隅丸形方形窓枠。
  3. 【請求項3】 方形窓を装着する窓装着枠コーナーが円
    弧状に丸められたコーナーからなる隅丸形方形窓装着
    枠。
  4. 【請求項4】 請求項3の円弧状に丸められたコーナー
    は、窓装着枠の外表面上に被着した円弧状の湾入斜辺と
    直角を挟む直線状の2辺と枠幅部を有する直角三角形状
    の窓装着枠当板からなる請求項3記載の隅丸形方形窓装
    着枠。
JP34517995A 1995-12-07 1995-12-07 隅丸形窓枠及び隅丸形窓装着枠 Pending JPH09158619A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267005A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Onoken Ecoshisu Kk 建築物の耐震補強構造およびそれに用いられる引戸式建具や補強金具
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