JPH09158072A - ワイヤロープの端末処理方法 - Google Patents

ワイヤロープの端末処理方法

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JPH09158072A
JPH09158072A JP15680196A JP15680196A JPH09158072A JP H09158072 A JPH09158072 A JP H09158072A JP 15680196 A JP15680196 A JP 15680196A JP 15680196 A JP15680196 A JP 15680196A JP H09158072 A JPH09158072 A JP H09158072A
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    • D07B1/185Grommets characterised by the eye construction

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者が怪我をしない安全なロープ端末部を
簡単な作業で形成することができ、また使用中において
は錆の発生状態などを容易に外観目視検査することがで
きるワイヤロープの端末処理方法を提供する。 【解決手段】 ロープ端末部近傍のストランドの撚りを
緩め、緩めたストランドの間隙にロープ端末部を解いた
素線をそれぞれ差し込み、環状のアイスプライスを形成
するワイヤロープの端末処理方法であって、素線差し込
み部分を透明の樹脂層で被覆した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤロープの端
末部を処理するワイヤロープの端末処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤロープの端末部を処理する方法の
1つに環状のアイスプライス12を形成する方法があ
る。例えば、実開昭63−123696号公報にはワイ
ヤロープの丸め返し端部にスェージング用スリーブを嵌
め込みアイスプライを形成する方法が開示されている。
【0003】また、実開昭59−28594号公報には
ワイヤロープのストランドを緩め、その間隙に素線など
を差し込み、索道用ワイヤロープを部分的に膨出させる
方法が開示されている。
【0004】しかしながら、従来の方法により処理され
たロープ端末部においては、図9に示すように、ヒゲ状
の素線端部14が素線差し込み部分13に外周面から3
〜5ミリ飛び出すので、玉掛け作業員がこれを素手で取
扱うとヒゲ状の鋭い端部14が手に突き刺ささって怪我
をしたり、これに手袋や衣服が引っ掛かって作業員が引
きづられたりする。このように玉掛け作業のロープの取
り扱い中に負傷事故を起こすおそれがあるので、安全衛
生上の観点から問題がある。
【0005】そこで、従来の方法では、図10に示すよ
うに、素線差し込み部分13に巻線バンド8を巻き付
け、ヒゲ状の鋭い素線端部14を巻線バンド8で覆う方
法がとられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術においては使用中に巻線が断線すると、巻線バン
ド8が解けてしまうおそれがある。また、巻線バンド8
を巻き付けてしまうため作業者は素線差し込み部分13
を直接肉眼で見ることができず、錆の発生状態などを目
視検査することができない。
【0007】一方、素線差し込み部分13にアルミニウ
ム製や鉛製の金属管を圧着してヒゲ状の鋭い素線端部1
4を封じ込めてしまう方法がある。しかしながら、この
従来技術においては下記に示す種々の問題点がある。
【0008】第1に、スリングを吊り荷から引き抜く際
に、金属管の端部が荷に引っ掛かって抜き難くなった
り、荷を傷つけたりする。第2に、円形断面の荷を吊る
場合に、金属管によってスリングが荷に沿う円形となら
ず、荷の吊り状態が不安定になる。
【0009】第3に、金属管が荷に当たって荷を圧迫す
る。第4に、金属管の両端部でロープに曲げ荷重が作用
するため、この部分の素線が断線しやすく、ロープ寿命
が短くなる。
【0010】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは作業者が手で
取扱う際に怪我をしない安全なロープ端末部を簡単な作
業で形成することができ、また使用中においては錆の発
生状態などを容易に外観目視検査することができる安全
性、保守性、作業性に優れた長寿命のロープ端末部をも
つワイヤロープの端末処理方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るワイヤロー
プの端末処理方法は、ロープ端末部近傍のストランドの
撚りを緩め、緩めたストランドの間隙にロープ端末部を
解いた素線をそれぞれ差し込み、環状のアイスプライス
を形成するワイヤロープの端末処理方法であって、素線
差し込み部分を実質的に透明の樹脂層で被覆したことを
特徴とする。
【0012】この場合に、樹脂層は熱収縮性の内層材に
低吸水性の外層材を貼り合わせてなることが望ましく、
これを素線差し込み部分に張り付け、加熱することによ
り素線差し込み部分に樹脂層を密着させることが好まし
い。
【0013】被覆樹脂層の内層材には熱収縮性に優れる
ポリオレフィン、ポリ弗化ビニリデン、PVCのうちの
いずれかを用いることが好ましいが、ポリプロピレンや
ポリ塩化ビニルなどを用いることもできる。
【0014】また、被覆樹脂層の外層材には低吸水性に
優れるポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニー
ル、ポリオレフィン、ポリ弗化ビニリデン、PVCのい
ずれかを用いることが好ましい。
【0015】さらに、ロープ製造年月日や種類の表示を
内層材の外周面に付するか、あるいは表示層を内層材と
外層材との間に挿入することにより、作業者や検査者が
外観目視のみでロープを識別することができるようにす
ることが好ましい。
【0016】本発明に係るワイヤロープの端末加工方法
においては、素線差し込み部分を樹脂層で被覆している
ので、ロープ外部に突出する素線端部の鋭い凸部が樹脂
の滑らかな層によって覆われ、玉掛け作業者等は手足に
切り傷などの怪我を負うことなく、また衣服をこれに引
っ掛けて身体が引きずられることなく、安全にこれを取
り扱うことができる。
【0017】また、素線差し込み部分を透明の樹脂層で
被覆しているので、この部分を検査者は容易に外観目視
検査することができ、保守点検する上で好都合である。
とくに、表示層を内外層材の間に挿入するので、ロープ
の種別や使用履歴を一見して識別することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しながら
本発明の好ましい実施の形態について説明する。図3を
参照しながら素線端部の折り返し編み加工(割差し又は
サツマ差し)の手順について説明する。本実施例では2
19条の折り返し編み加工する場合について説明する。
【0019】図中にて差すほうのロープAを左側に、差
されるほうのロープBを右側に示す。差すほうのロープ
Aの各ストランドは丸数字1〜6で表記し、差されるほ
うのロープBの各ストランドはアルファベット小文字a
〜eで表記した。なお、図中に丸囲み漢字「心」と表記
したものはそれぞれロープA,Bの心綱にあたる。
【0020】ワイヤロープ11は心綱の周囲に6本の側
ストランドを撚り合わせたものであり、その最端末部に
あたるロープAを所定長だけ解いてストランド1〜6及
び心綱をそれぞれバラバラにする。
【0021】先ず、ロープAのストランド1をロープB
のストランドc,dの間から差し、心綱の右を通し、ロ
ープBのストランドf,aの間に抜く。同様にロープA
のストランド2をロープBのストランドc,dの間から
差し、心綱の右を通し、ロープBのストランドa,bの
間に抜く。同様にロープAのストランド3をロープBの
ストランドc,dの間から差し、心綱の右を通し、ロー
プBのストランドb,cの間に抜く。さらにロープAの
心綱をロープBのストランドc,dの間からロープBの
心綱に添込む。次いでロープAのストランド4をロープ
Bのストランドd,eの間から差し、ロープBのストラ
ンドc,dの間に抜く。同様にロープAのストランド5
をロープBのストランドe,fの間から差し、ロープB
のストランドd,eの間に抜く。次いでロープAのスト
ランド6をロープBのストランドf,aの間から差し、
ロープBのストランドe,fの間に抜き、ロープBに対
してロープAの各ストランド1〜6を引き締める(第1
工程)。
【0022】次に、ロープAのストランド4をロープB
のストランドd,eの間から差し、ストランドdに4回
巻き付ける。同様にロープAのストランド5をロープB
のストランドe,fの間から差し、ストランドeに4回
巻き付ける。同様にロープAのストランド6をロープB
のストランドf,aの間から差し、ストランドfに4回
巻き付ける。同様にロープAのストランド1をロープB
のストランドa,bの間から差し、ストランドaに4回
巻き付ける。同様にロープAのストランド2をロープB
のストランドb,cの間から差し、ストランドbに4回
巻き付ける。同様にロープAのストランド3をロープB
のストランドc,dの間から差し、ストランドcに4回
巻き付ける(第2工程〜第5工程)。なお、第4工程の
終りにロープAの心綱を切断する。
【0023】さらに、ロープAの全ストランド1〜6の
上撚りを解き、ストランド4の下撚りを残して上撚りの
みをロープBのストランドdに1回だけ巻き付ける。同
様にロープAのストランド5の下撚りを残して上撚りの
みをロープBのストランドeに1回だけ巻き付ける。同
様にロープAのストランド6の下撚りを残して上撚りの
みをロープBのストランドfに1回だけ巻き付ける。同
様にロープAのストランド1の下撚りを残して上撚りの
みをロープBのストランドaに1回だけ巻き付ける。同
様にロープAのストランド2の下撚りを残して上撚りの
みをロープBのストランドbに1回だけ巻き付ける。同
様にロープAのストランド3の下撚りを残して上撚りの
みをロープBのストランドcに1回だけ巻き付ける(第
6工程)。
【0024】そしてさらに、ロープAのストランド5,
1,3を残してストランド4の上撚りのみをロープBの
ストランドdに1回だけ巻き付ける。同様にロープAの
ストランド5,1,3を残してストランド6の上撚りの
みをロープBのストランドfに1回だけ巻き付ける。最
後にロープAのストランド5,1,3を残してストラン
ド2の上撚りのみをロープBのストランドbに1回だけ
巻き付け、ロープ端末部の処理を終了する。
【0025】このようにして処理されたロープ端末部に
は所望サイズのアイスプライ12が形成されるが、素線
差し込み部分13にヒゲ状の素線端部14が外周面から
3〜5ミリ飛び出ている。これは鋭い突起であるので玉
掛け作業者にとっては非常に危険な存在となる。ヒゲ状
端部14は作業者の手袋や衣服等に引っ掛かりやすく、
思わぬ事故を起こす原因となりうるので、以下に述べる
ように被覆処理がなされる。
【0026】図1に示すように、素線差し込み部分13
を脱脂洗浄し、十分に乾燥した後に、所望長の樹脂フィ
ルム20をこれに巻き付ける。樹脂フィルム20は予め
筒状に形成したものであってもよいし、シートを巻いた
ものであってもよい。
【0027】図4に示すように、樹脂フィルム20は外
層材20a及び内層材20bを接着剤等で貼り合わせた
内外2層からなる実質的に透明な薄膜である。この場合
に、ロープ製造年月日や種類等の識別表示(図示せず)
を内層材20bの外周面に付するようにすると、作業者
や検査者が外観目視のみでロープを識別することができ
るので好都合である。あるいは内層材20bと外層材2
0aとの間に識別用の表示層(図示せず)を挿入するよ
うにしてもよい。
【0028】内層材20bはポリオレフィン、ポリ弗化
ビニリデン、PVC、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル
のような加熱すると収縮する熱収縮性をもつ薄膜シート
からなり、その厚さは0.6〜1.0mmの範囲である。
内層材20bの諸特性は、例えば軟化温度が110〜1
30℃、針入度が44、吸水率が0.07〜0.12
%、接着力が6〜25(kgf/25mm)である。
【0029】外層材20aはポリエチレンフィルムのよ
うな低吸水性の薄膜シートからなり、その厚さは0.9
〜1.5mmの範囲である。外層材20aの諸特性は、例
えば引張り強さが250〜320kgf/cm2 、伸び
率が490〜780%、ショア硬度計による測定硬さが
49(Dスケール表示)、引き裂き強度が72kgf/
cm2 、絶縁破壊電圧が52(kV/1.4mm)、吸水
率が0.01%、水蒸気透過率が0.3(g/m2 /2
4時間)、収縮率が約52%である。なお、内層材20
bと同材質のものを外層材20aに用いて二重被覆して
もよい。
【0030】次に、素線差し込み部分13に巻き付けた
樹脂フィルムを所定温度に加熱するなお、抵抗発熱ヒー
タなどの電熱器やホットガンを用いて現場で行う加熱条
件は、例えば120±10℃の温度で約3分間保持す
る。また、加熱炉や加熱槽を用いて工場で行う加熱条件
は、例えば130〜180℃の雰囲気温度で約3分間保
持する。このような加熱によって樹脂フィルムは直径方
向に約50%収縮し、図2に示すように、ロープの素線
差し込み部分13に密着し、所望の被覆樹脂層20が形
成される。
【0031】得られた被覆樹脂層20は表面が滑らかで
鋭角的なヒゲ状の素線端部14を完全に覆うので、安全
性に優れ、これを素手で触っても作業者は怪我を負わな
くなる。また、外層材20aは引き裂き強度に優れると
ともに、内層材20bは接着力に優れているので、長期
間にわたり破れたり剥がれたりすることなく安定に使用
することができる。さらに、被覆樹脂層20は透明であ
るので、作業者等は素線差し込み部分13を容易に外観
目視検査することができる。
【0032】次に、図5〜図8を参照しながら種々の実
施形態について説明する。図5及び図6に示すように、
ロープ両端にアイスプライ12をそれぞれ形成する型式
のロープ10では、2か所の素線差し込み部分13を樹
脂被覆層20でそれぞれ覆っている。
【0033】樹脂被覆層20は素線差し込み部分13の
みでなく、編み込み加工していないロープ部分11まで
必ず覆うようにする。このようにすると、樹脂被覆層2
0はロープ11の屈曲に応じて自在に屈曲しうるように
なり、局部応力集中を生じにくく、長寿命になる。ま
た、素線差し込み部分13とロープ部分11とが滑らか
に連続するので、スリングを吊り荷から引っ掛かりなく
容易に引き抜くことができる。
【0034】また、樹脂被覆層20の柔軟性及び弾力性
によって吊り荷に沿ってロープ10がぴったりとフィッ
トするので、安定な吊り状態が得られる。さらに、両端
部分でロープに曲げ荷重が実質的に作用しないので、素
線に断線を生じなくなり、ロープ寿命が長くなる。
【0035】図7に示すように、玉掛け用ロープ10a
の各所を樹脂被覆層20aで覆うようにしてもよい。こ
のようにすると、フック30に掛けたロープ10aで荷
40を吊ったときに、中間の樹脂被覆層20aがあるた
めに、ロープ部分11が荷40と直接接触する部分が短
くなり、結果としてロープ寿命が延長されるようにな
る。なお、図示の例では中間の樹脂被覆層20aを3か
所としたが、スリングの長さや荷の種類に応じて中央に
1か所のみとしてもよいし、2か所又は4か所としても
よい。
【0036】図8に示すように、ロープ12bでは両端
のアイスプライ12を除く部分をすべて樹脂被覆層20
bで連続被覆している。このようにすると樹脂被覆層2
0bによるロープの保護効果が高まり、どのような形
状、どのようなサイズの荷であってもロープ及び荷の両
者に損傷を与えることなく、荷を吊ることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、被覆樹脂層により素線
差し込み部分に飛び出たヒゲ状の鋭い素線端部が覆わ
れ、ロープ外周が滑らかになるので、作業者が切り傷な
どの怪我を負うことなくこれを安全に取り扱うことがで
きる。
【0038】また、素線差し込み部分を透明の樹脂層で
被覆しているので、これを外観目視検査することがで
き、保守点検する上で好都合である。さらに、ロープ製
造年月日や種類の表示を内層材の外周面に付するか、あ
るいは表示層を内層材と外層材との間に挿入することに
より、作業者や検査者が外観目視のみで容易にロープを
識別することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るワイヤロープの端末処
理方法を説明するための図。
【図2】本発明の実施形態に係るワイヤロープの端末処
理方法を説明するための図。
【図3】素線端部の差し込み(割差し又はサツマ差し)
手順を説明するための図。
【図4】保護被覆層を示す断面図。
【図5】本発明の実施形態に係るワイヤロープの端末処
理方法により形成されたロープを示す外観図。
【図6】本発明の実施形態に係るワイヤロープの端末処
理方法により形成されたロープを示す部分断面図。
【図7】本発明の他の実施形態に係るワイヤロープの端
末処理方法により形成された玉掛けロープを示す外観
図。
【図8】本発明の他の実施形態に係るワイヤロープの端
末処理方法により形成されたロープを示す外観図。
【図9】ワイヤロープの端末処理部を示す図。
【図10】従来の方法を用いて端末処理されたワイヤロ
ープ端末部を示す図である。
【符号の説明】
10,10a,10b…ワイヤロープ、11…ロープ部
分、12…アイスプライ、13…素線差し込み部分(割
差し部分)、14…素線端部(ヒゲ) 20,20a,20b…被覆樹脂層(樹脂フィルム)、
20a…外層材、20b…内層材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロープ端末部近傍のストランドの撚りを
    緩め、緩めたストランドの間隙にロープ端末部を解いた
    素線をそれぞれ差し込み、環状のアイスプライスを形成
    するワイヤロープの端末処理方法であって、素線差し込
    み部分を実質的に透明の樹脂層で被覆したことを特徴と
    するワイヤロープの端末処理方法。
  2. 【請求項2】 前記樹脂層は熱収縮性の内層材に低吸水
    性の外層材を貼り合わせてなり、これを前記素線差し込
    み部分に張り付け、加熱することにより前記素線差し込
    み部分に前記樹脂層を密着させることを特徴とする請求
    項1記載のワイヤロープの端末処理方法。
  3. 【請求項3】 前記内層材はポリオレフィン、ポリ弗化
    ビニリデン、PVCのいずれかからなることを特徴とす
    る請求項2記載のワイヤロープの端末処理方法。
  4. 【請求項4】 前記外層材はポリエチレン、ポリプロピ
    レン、ポリ塩化ビニール、ポリオレフィン、ポリ弗化ビ
    ニリデン、PVCのいずれかからなることを特徴とする
    請求項2記載のワイヤロープの端末処理方法。
  5. 【請求項5】 ロープ識別用の表示を前記内層材の外周
    面に付することを特徴とする請求項2記載のワイヤロー
    プの端末処理方法。
  6. 【請求項6】 さらに、ロープ識別用の表示層を、前記
    内層材と前記外層材との間に挿入することを特徴とする
    請求項2記載のワイヤロープの端末処理方法。
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