JPH09157316A - 新規な光硬化性樹脂組成物 - Google Patents

新規な光硬化性樹脂組成物

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JPH09157316A
JPH09157316A JP34544195A JP34544195A JPH09157316A JP H09157316 A JPH09157316 A JP H09157316A JP 34544195 A JP34544195 A JP 34544195A JP 34544195 A JP34544195 A JP 34544195A JP H09157316 A JPH09157316 A JP H09157316A
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JP
Japan
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acid
weight
polyphenylene ether
meth
resin composition
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP34544195A
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English (en)
Inventor
Toru Mori
徹 森
Kimihiro Abe
公博 阿部
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication of JPH09157316A publication Critical patent/JPH09157316A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アディティブ法により回路形成する工程にお
いて、耐薬品性、耐熱性、製膜性および長期保存安定性
が優れていると共に、永久絶縁膜材料として低誘電率の
光硬化性樹脂組成物を得る。 【解決手段】 (a)ポリフェニレンエーテルと不飽和
カルボン酸または酸無水物との反応生成物20〜90重
量%、(b)光重合開始剤0.1〜20重量%、および
(c)分子量が500以下の(メタ)アクリル系光重合
性モノマー2〜70重量%を含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光硬化性樹脂組成物
に関し、さらに詳しくはプリント配線板、MCM、表面
保護膜およびLSI等の絶縁材料に用いられ、特に耐ア
ルカリ性、耐薬品性、耐熱性に優れ、低誘電率材料を与
える光硬化性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の分野における高密度化
は著しく、配線微細化、多層構造、導通ビアの多用化が
ますます進められている。配線形成には、大別すると2
つあり、1つは金属被覆絶縁層上に形成されたレジスト
像を保護皮膜としてエッチング等により所望の回路を形
成させる方法でサブトラクティブ法と呼ばれる。もう1
つは絶縁層上に所望のレジスト像を形成し、化学めっき
(無電解めっき)を行い回路形成する方法でアディティ
ブ法と呼ばれる。配線の微細化やビアの小径化をより進
めるため、上記2つの方法の内、アディティブ法での材
料が数多く開発されている。アディティブ法における無
電解めっきは高温、高アルカリ液中で行われるため、こ
れに用いるレジスト材料は、優れた耐薬品性、耐熱性、
寸法安定性が要求される。
【0003】さらに近年アディティブ法で使われるレジ
スト材料をプリント配線板、MCMおよびLSI等の層
間絶縁膜として回路形成後も永久に残して多層配線板を
形成させる工法がビルドアップ法と呼ばれ実用化されて
きた(例えば特開平4−148590号公報)。ビルド
アップ法では非常に微細な配線が可能となるが、微細化
による配線容量の増大は、電気信号の遅延の点から無視
できないレベルに達しており、配線容量を小さくするた
め低誘電率有機絶縁膜材料が望まれている。
【0004】従来の層間絶縁膜に用いられる光硬化性樹
脂組成物は、無電解めっき中にレジスト像の耐薬品性お
よび耐熱性が十分でなく使用に耐えられるものでなかっ
た。また、エポキシ樹脂を含むソルダーレジスト等は、
低誘電率が得られず、微細な配線の場合に電気信号の遅
延が著しかった。低誘電率材料の光硬化性樹脂組成物と
して、アリル化されたポリフェニレンエーテル樹脂を用
いる技術が開示されている(特開平2−264257号
公報)が、組成物の相溶性が悪く、製膜性や製品として
の長期保存安定性が不十分であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】アディティブ法により
回路形成する工程においては、耐薬品性、耐熱性、製膜
性および長期保存安定性が優れた光硬化性樹脂組成物が
求められている。さらに永久絶縁膜材料として低い誘電
率特性を有する材料が求められている。これらを満たす
光硬化性樹脂組成物の開発を課題とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、驚くべきことに特
定の置換ポリフェニレンエーテル樹脂と分子量が500
以下の(メタ)アクリル系光重合性モノマーおよび光重
合開始剤を使用することにより、優れた耐薬品性、耐熱
性を有した上、フィルム化する際の優れた製膜性とフィ
ルム状製品の長期保存安定性を有し、さらに低誘電率の
光硬化性樹脂組成物を見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0007】即ち、本発明は(a)ポリフェニレンエー
テルと不飽和カルボン酸または酸無水物との反応生成物
20〜90重量%、(b)光重合開始剤0.1〜20重
量%、および(c)分子量が500以下の(メタ)アク
リル系光重合性モノマー2〜70重量%を含むことから
なる光硬化性樹脂組成物を提供するものである。以下
に、本発明を詳細に説明する。本発明に用いられるポリ
フェニレンエーテルは次の一般式(1)で表される。
【0008】
【化1】 [式中、mは1〜6の整数であり、Jは次式(A)で表
される単位から実質的に構成されるポリフェニレンエー
テル鎖であり、
【0009】
【化2】 (ここで、R1〜R4は各々独立に低級アルキル基、アリ
ール基、ハロアルキル基、ハロゲン原子、水素原子を表
す。) Qはmが1のときに水素を表し、mが2以上のときは一
分子中に2〜6個のフェノール性水酸基を持ち、フェノ
ール性水酸基のオルト位およびパラ位に重合不活性な置
換基を有する多官能フェノールの残基を表す。]
【0010】上記一般式(1)中の式(A)においてR
1 〜R4 の低級アルキル基の例としてはメチル基、エチ
ル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル
基、イソブチル基等が挙げられ、アリール基の例として
はフェニル基等が挙げられ、ハロアルキル基の例として
はブロモメチル基、クロロメチル基等が挙げられ、ハロ
ゲン原子の例としては臭素、塩素等が挙げられる。一般
式(1)中のQ基の代表的な例としては、つぎの4種の
一般式(7)〜(10)で表される化合物群が挙げられ
る。
【0011】
【化3】
【0012】
【化4】
【0013】
【化5】
【0014】
【化6】 (式中、A1 、A2 は同一または異なる炭素数1〜4の
直鎖状アルキル基を表し、Xは脂肪族炭化水素残基およ
びそれらの置換誘導体、アラルキル基およびそれらの置
換誘導体、酸素、硫黄、スルホニル基、カルボニル基を
表し、Yは脂肪族炭化水素残基およびそれらの置換誘導
体、芳香族炭化水素残基およびそれらの置換誘導体、ア
ラルキル基およびそれらの置換誘導体を表し、Zは酸
素、硫黄、スルホニル基、カルボニル基を表し、かつA
2 と結合した2つのフェニル基、A2とX,A2 とY,
2 とZの結合位置はすべてフェノール性水酸基のオル
ト位およびパラ位を示し、rは0〜4の整数であり、s
は2〜6の整数を表す。) Q基の具体例として、下記式(11)〜(15)等が挙
げられる。
【0015】
【化7】
【0016】
【化8】
【0017】
【化9】 (ただしXは、−CH2 −,−C(CH3 2 −,−O
−,−S−,−SO2 −,−CO−)
【0018】
【化10】
【0019】
【化11】
【0020】一般式(1)中のJで表されるポリフェレ
ンエーテル鎖中には、一般式(A)で表される単位の
他、次の一般式(B)で表される単位が含まれていても
よい。
【0021】
【化12】 (式中、R5 〜R11は各々独立に水素原子、ハロゲン原
子、低級アルキル基、アリール基、ハロアルキル基を表
し、R10,R11が同時に水素原子であることはない。) 具体的な一般式(B)の単位の例としては、式(16)
等が挙げられる。
【0022】
【化13】 本発明に用いられるのポリフェニレンエーテル樹脂の好
ましい例としては、2,6−ジメチルフェノールの単独
重合で得られるポリ(2、6ージメチルー1、4ーフェ
ニレンエーテル)、ポリ(2、6ージメチルー1、4ー
フェニレンエーテル)のスチレングラフト重合体、2、
6ージメチルフェノールと2、3、6ートリメチルフェ
ノールの共重合体、および2、6ージメチルフェノール
と2ーメチルー6ーフェニルフェノールの共重合体等が
挙げられる。以上述べたポリフェニレンエーテル樹脂の
分子量については、30℃、0.5g/dlのクロロホ
ルム溶液で測定した粘度数ηsp/cが0.1〜1.0
の範囲にあるものが良好に使用できる。
【0023】本発明で用いられる(a)成分は、上記の
ポリフェニレンエーテル樹脂を不飽和カルボン酸または
酸無水物と反応させることによって製造される、実質的
に酸または酸無水物に起因する重合性二重結合を含まな
い反応生成物である。該反応生成物は、おそらく種々の
化学構造を持つ色々な生成物からなる混合物であって、
それらの化学構造はすべてが明らかにされているわけで
なく、例えば、J.H.Glans,M.K.Akka
peddi,Macromolecules,vol
1991,24,383〜386に記載されている下記
の化学構造式(17)〜(18)が例として挙げられ
る。
【0024】
【化14】
【0025】
【化15】 (ただし、n=1〜20の整数)
【0026】適当な酸および酸無水物の例としては、ア
クリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、フマル酸、
イタコン酸、無水イタコン酸、無水グルタコン酸、無水
シトラコン酸等が挙げられる。特に無水マレイン酸、フ
マル酸が最も良好に使用でき、反応はポリフェニレンエ
ーテル樹脂と不飽和カルボン酸または酸無水物を100
〜390℃の温度範囲で加熱することによって行われ
る。この際ラジカル開始剤を共存させてもよい。反応方
法としては溶液法と溶融混合法の両方が使用できるが、
押し出し機等を用いる溶融混合法の方が簡便に行うこと
ができ、本発明の目的に適している。不飽和カルボン酸
または酸無水物の割合はポリフェニレンエーテル樹脂1
00重量部に対し、0.01〜5.0重量部、好ましく
は0.1〜3.0重量部である。
【0027】本発明の光硬化性樹脂組成物に含まれる
(a)成分であるポリフェニレンエーテルと不飽和カル
ボン酸または酸無水物との反応生成物の好ましい含有量
は20〜90重量%であり、さらに好ましくは30〜8
0重量%である。(a)成分の量が20重量%より少な
いと低誘電率性は得られない。また90重量%より多い
と実用的な露光時間で光硬化画像が得られない。
【0028】本発明の光硬化性樹脂組成物に含まれる光
重合開始剤の好ましい含有量は0.1〜20重量%であ
り、さらに好ましくは0.5〜10重量%である。光重
合開始剤の量が0.1重量%より少ないと光硬化性が得
られない。また20重量%より多いと耐薬品性が低下す
る。光重合開始剤には特に制限はないが、下記一般式
(2)で示される化合物を用いると光硬化性樹脂組成物
の感度が高くなる点で特に好ましい。
【0029】
【化16】 (R12、R13は各々独立に水素、水酸基、アルキル基、
アルコキシ基またはフェノキシ基を示すが、R12、R13
が同時に水酸基であることはない。)
【0030】具体例としては、ベンジルジメチルケター
ル、ベンジルジエチルケタール、ベンジルジプロピルケ
タール、ベンジルジフェニルケタール、ベンゾインメチ
ルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインピ
ロピルエーテル、ベンゾインフェニルエーテルなど挙げ
ることができる。
【0031】一般式(2)以外の光重合開始剤として
は、2、4、5−トリアリールイミダゾリル二量体、ベ
ンゾフェノン、9−フェニルアクリジン等のアクリジン
類、α、α−ジメトキシ−α−モルホリノ−メチルチオ
フェニルアセトフェノン、2,4,6−トリメチルベン
ゾイルホスフォンオキシド、フェニルグリシン、2−ベ
ンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノ
フェニル)ーブタノン−1、p−アミノベンゾフェノ
ン、p−ブチルアミノフェノン、p−ジメチルアミノア
セトフェノン、p−ジメチルアミノベンゾフェノン、
p,p’−ビス(エチルアミノ)ベンゾフェノン、p,
p’−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン[ミヒラ
ーズケトン]、p,p’−ビス(ジエチルアミノ)ベン
ゾフェノン、p,p’−ビス(ジブチルアミノ)ベンゾ
フェノン、チオキサントン、2,4−ジメチルチオキサ
ントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2−イソプ
ロピルチオキサントン、4−イソプロピルチオキサント
ン、2,4ージイソプロピルチオキサントン、2−フル
オロチオキサントン、4−フルオロチオキサントン、2
−クロロチオキサントン、4−クロロチオキサントン、
1−クロロ−4−プロポキシチオキサントン、p−ジメ
チル安息香酸、p−ジエチル安息香酸及びp−ジイソプ
ロピル安息香酸及びこれらと下記のアルコールのエステ
ル化物が使用することができる。
【0032】アルコールとしては、メチルアルコール、
エチルアルコール、プロピルアルコール、イソプロピル
アルコール、ブチルアルコール、イソブチルアルコー
ル、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアル
コール、n−アミルアルコール、イソアミルアルコー
ル、ヘキシルアルコール、オクチルアルコール等があ
る。さらに1−フェニル−1、2−プロパンジオン−2
−o−ベンゾイルオキシム、2,3−ジオキソ−3−フ
ェニルプロピオン酸エチル−2−(o−ベンゾイルカル
ボニル)−オキシム等のオキシムエステル類がある。
【0033】本発明の光硬化性樹脂組成物に含まれる
(C)成分である(メタ)アクリル系光重合性モノマー
としては、末端にアクリロイル基またはメタクリロイル
基を少なくとも1つ有する不飽和化合物の内、分子量が
500以下のものが用いられる。(メタ)アクリル系光
重合性モノマーの光硬化性樹脂組成物中の好ましい含有
量は2〜70重量%であり、さらに好ましくは5〜50
重量%である。(メタ)アクリル系光重合性モノマーの
量が2重量%より少ないと露光後も完全に硬化せず、画
像が再現されない。また70重量%より多いと機械的強
度の低下と誘電率の上昇が起こる。
【0034】(メタ)アクリル系光重合性モノマーは、
該分子量が500以下であれば特に制限はない。ただ
し、下記一般式(3)および(4)で示される化合物
は、ポリフェニレンエーテルと不飽和カルボン酸または
酸無水物との反応生成物との相溶性が大きい点で特に好
ましい。
【0035】
【化17】 (式中、R14〜R16は各々独立にメチル基または水素原
子、tは10以下の整数を表す。)
【0036】具体例としては、エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、等がある。
【0037】
【化18】 (式中、R17,R18は各々独立にメチル基または水素原
子、uは0〜2の整数を表す。)
【0038】具体例としては、トリメチロールプロパン
トリ(メタ)アクリレート、トリオキシプロピルトリメ
チロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリオキ
シエチルトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレ
ート、等がある。
【0039】一般式(3)または(4)の光重合性モノ
マー以外にも、分子量が500以下の他の(メタ)アク
リル系光重合性モノマーを用いることができる。具体例
としては、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルア
クリレート、フェノキシテトラエチレングリコールアク
リレート、β−ヒドロキシプロピル−β’−(アクロイ
ルオキシ)プロピルフタレート、1,4−テトラメチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサ
ンジオールジ(メタ)アクリレート、1,4−シクロヘ
キサンジオールジ(メタ)アクリレート、オクタプロピ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、グリセロール
(メタ)アクリレート、2−ジ(p−ヒドロキシフェニ
ル)プロパンジ(メタ)アクリレート、グリセロールト
リ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペン
タ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキ
サ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ
グリシジルエーテルトリ(メタ)アクリレート、ビスフ
ェノールAジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレー
ト、4−ノルマルオクチルフェノキシペンタプロピレン
グリコールアクリレート等がある。
【0040】また、上記(c)成分の(メタ)アクリル
系光重合性モノマーに加えて、分子量が500を越える
(メタ)アクリル系光重合性モノマーも用いることがで
きる。ただし、多く入れすぎると光硬化性樹脂組成物と
して均一かつ透明性が保たれなくなる。具体例として
は、ビス(ポリエチレングリコール(メタ)アクリレー
ト)ポリプロピレングリコール、ジペンタエリスリトー
ルヘキサ(メタ)アクリレート、ヘキサメチレンジイソ
シアナート、トリレンジイソシアナートなどの多価イソ
シアナート化合物と、2−ヒドロキシプロピル(メタ)
アクリレートなどのヒドロキシアクリレート化合物との
ウレタン化反応物などの例をあげることができる。
【0041】本発明の別の態様によれば、本発明は
(a)ポリフェニレンエーテルと不飽和カルボン酸また
は酸無水物との反応生成物20〜90重量%、(b)光
重合開始剤0.1〜20重量%、(c)分子量が500
以下の(メタ)アクリル系光重合性モノマー2〜70重
量%および(d)アリル系光重合性モノマー2〜70重
量%を含むことを特徴とする光硬化性樹脂組成物を提供
する。成分(a)、(b)、(c)に関しては前述した
記載と同じである。成分(d)を用いると、驚くべきこ
とに、本発明の光硬化性樹脂組成物の製膜性と硬化後の
耐熱性が極めて良好になる。
【0042】本発明の光硬化性樹脂組成物に含まれる
(d)成分のアリル系光重合性モノマーとしては、末端
にアリル基を少なくとも1つ有する不飽和化合物が用い
られる。アリル系光重合性モノマーの光硬化性樹脂組成
物中の好ましい含有量は2〜70重量%であり、さらに
好ましくは5〜50重量%である。アリル系光重合性モ
ノマーの量が2重量%より少ないと現像後のポストキュ
アによる硬化の進行が不完全になる。また70重量%よ
り多いと解像度が低下する。
【0043】アリル系光重合性モノマーとしては特に制
限はないが、式(5)で示されるトリアリルイソシアヌ
レートおよび式(6)で示されるトリアリルシアヌレー
トは、(a)成分であるポリフェニレンエーテルと不飽
和カルボン酸または酸無水物との反応生成物との相溶性
が大きい点で特に好ましい。
【0044】
【化19】
【0045】
【化20】
【0046】式(5)または(6)の光重合性モノマー
以外のアリル系光重合性モノマーを用いることができ
る。具体例としては、ジアリルフタレート、ジアリルイ
ソフタレート、ジアリルフマレート、ジアリルアジペー
ト、ジアリルジグリコラート、ジエチレングリコールビ
スアリルカルボナート等があげられる。
【0047】本発明の光硬化性樹脂は硬化後の耐熱性や
耐薬品性を高めるために、現像後にキュアを行う場合が
ある。この際キュアによる架橋反応を補助するために、
ラジカル発生剤を含有しても良い。具体例としては、ベ
ンゾイルパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイ
ド、2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジハイドロパ
ーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブ
チルパーオキシ)ヘキシン−3、ジ−t−ブチルパーオ
キサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、α,α’
−ビス(t−ブチルパーオキシ−m−イソプロピル)ベ
ンゼン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパ
ーオキシ)ヘキサン、ジクミルパーオキサイド、ジ−t
−ブチルパーオキシイソフタレート、t−ブチルパーオ
キシベンゾエート、2,2−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)ブタン、2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)オ
クタン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパ
ーオキシ)ヘキサン、ジ(トリメチルシリル)パーオキ
サイド、トリメチルシリルトリフェニルシリルパーオキ
サイド等の過酸化物がある。また過酸化物ではないが、
2,3−ジメチル−2,3−ジフェニルブタンもラジカ
ル開始剤として使用できる。
【0048】本発明の光硬化性樹脂層には染料、顔料等
の着色物質を含有してもよい。例えばフクシン、フタロ
シアニングリーン、オーラミン塩基、カルコキシドグリ
ーンS、パラマジエンタ、クリスタルバイオレット、メ
チルオレンジ、ナイルブルー2B、ビクトリアブルー、
マラカイトグリーン、ベイシックブルー20、ダイヤモ
ンドグリーン等がある。
【0049】また、光照射により発色する発色系染料を
含有しても良い。発色系染料としては、ロイコ染料とハ
ロゲン化合物の組み合わせが良く知られている。ロイコ
染料としては、例えばトリス(4−ジメチルアミノ−2
−メチルフェニル)メタン[ロイコクリスタルバイオレ
ット]、トリス(4−ジメチルアミノ−2−メチルフェ
ニル)メタン[ロイコマラカイトグリーン]等が挙げら
れる。一方ハロゲン化合物としては臭化アミル、臭化イ
ソアミル、臭化イソブチレン、臭化エチレン、臭化ジフ
ェニルメチル、臭化ベンザル、臭化メチレン、トリブロ
モメチルフェニルスルホン、四臭化炭素、トリス(2,
3−ジブロモプロピル)ホスフェート、トリクロロアセ
トアミド、ヨウ化アミル、ヨウ化イソブチル、1,1,
1−トリクロロ−2,2−ビス(p−クロロフェニル)
エタン、ヘキサクロロエタン等がある。
【0050】さらに光硬化性樹脂層には、必要に応じて
可塑剤等の添加剤を含有しても良い。例えばジエチルフ
タレート等のフタル酸エステル類、o−トルエンスルホ
ン酸アミド、p−トルエンスルホン酸アミド、クエン酸
トリブチル、クエン酸トリエチル、アセチルクエン酸ト
リエチル、アセチルクエン酸トリ−n−プロピル、アセ
チルクエン酸トリ−n−ブチル、ポリプロピレングリコ
ール等が例示できる。
【0051】本発明の各成分の混合には、溶媒中に均一
に溶解または分散させる溶液混合法を用いることができ
る。溶液混合に用いられる溶媒としては、ジクロロメタ
ン、クロロホルム、トリクロロエチレン、クロロベンゼ
ン、ブロモベンゼンなどのハロゲン系溶媒、ベンゼン、
トルエン、キシレン、テトラリン、アニソールなどの芳
香族系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトンなどのケトン系溶媒、テトラヒドロフラ
ンが単独であるいは二種以上を組み合わせて用いられ
る。
【0052】本発明における光硬化性樹脂組成物は、溶
剤により液状とした状態(液状レジスト)でも、また支
持体上に塗布乾燥し光硬化性樹脂積層体とした状態(ド
ライフィルムレジスト)でも使用に供することができ
る。光硬化性樹脂層の厚みは用途において異なるが、永
久絶縁膜材料としては10〜100μm、好ましくは2
0〜70μmであり、薄いほど光による永久絶縁膜の解
像性は向上する。また、厚いほど耐薬品性、強度が向上
する。本発明の光硬化性樹脂組成物を用いた永久絶縁膜
の作成工程の一例を以下に説明するが、本発明の光硬化
性樹脂組成物の用途および使用方法はこれに限定される
ものではない。
【0053】液状レジストとして用いる場合は、スクリ
ーン印刷機、ロールコーター、カーテンコーター、スプ
レーコーター、スピンコーター等により、無電解めっき
用触媒を塗布してある絶縁基板上に光硬化性樹脂組成物
の液状レジストをコーティングして、加熱乾燥し、画像
形成用基板とする。ドライフィルムレジストとして用い
る場合は、ホットロールラミネーターあるいは真空ラミ
ネーターを用いて光硬化性樹脂層を、無電解めっき用触
媒を塗布してある絶縁基板表面に加熱圧着し、画像形成
用基板とする。
【0054】次に画像形成用基板にマスクフィルムを通
して、超高圧水銀灯などの紫外線を用いて露光する。次
に光硬化性樹脂層に支持体がある場合はこれを除去し、
1,1,1−トリクロロエタン、ジクロロメタン、トル
エン、キシレン、テトラリン等の現像溶剤で未露光部を
現像除去する。必要に応じて、光硬化部の架橋を進行さ
せるために、基板をキュアする。キュア条件は、100
〜250℃、10分〜3時間の範囲で光硬化性樹脂組成
物に適した条件を選択する。最後に無電解めっきの前処
理を行い、触媒を活性化した後、無電解めっきを70℃
で20時間行い、銅の導体を形成する。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明をさら
に詳しく説明するが、本発明の範囲は、実施例に限定さ
れるものではない。以下の実施例中の「部」はすべて
「重量部」である。
【0056】参考例1 30℃、0.5g/dlのクロロホルム溶液で測定した
粘度数ηsp/cが0.54のポリ(2,6ージメチル
ー1,4ーフェニレンエーテル)100重量部と、無水
マレイン酸1.5重量部、および2,5ージメチルー
2,5ージ(tーブチルパーオキシ)ヘキサン(日本油
脂(株)製 パーヘキサ25B)1.0重量部を室温で
ドライブレンドした後、シリンダー温度300℃、スク
リュー回転数230rpmの条件で2軸押し出し機によ
り押出した。この反応生成物をP−1とする。
【0057】参考例2 参考例1と同様の方法で測定した粘度数ηsp/cが
0.40のポリ(2,6ージメチルー1,4ーフェニレ
ンエーテル)100重量部と、無水マレイン酸1.5重
量部を室温でドライブレンドした後、シリンダー温度3
00℃、スクリュー回転数230rpmの条件で2軸押
し出し機により押出した。この反応生成物をP−2とす
る。
【0058】実施例1 参考例1で合成したポリフェニレンエーテルと無水マレ
イン酸との反応生成物(P−1)60部、テトラエチレ
ングリコールジメタクリレート(M−1、分子量:30
2)40部、ベンジルジメチルケタール(I−1)5部
をクロロベンゼン(S−1)500部に溶解した。溶液
1と称する。
【0059】上記溶液1を25μm厚のポリエチレンテ
レフタレートフィルムにバーコーターを用いて均一に塗
布し、室温で30分放置して乾燥させてから、光硬化性
樹脂層の透明性(フィルム製膜性と称する)を調べ、以
下の基準で判定した。その結果ランク2であった。ラン
ク3以上のフィルムは可とう性が無く、乾燥後および硬
化後のひび割れが激しく、使用不可能であった。 ランク1:全く透明 ランク2:ほとんど透明、面積で10%未満が濁ってい
る ランク3:面積で10%以上が濁っている ランク4:全面的に濁っている このフィルムを2週間保存してから、フィルム表面のべ
たつき(以下、ブリードと称す)を調べたところ、ブリ
ードは無かった。ブリードが無い場合を○、ブリードが
ある場合を×とする。
【0060】上記溶液1をガラスーエポキシ基板上にバ
ーコーターを用いて均一に塗布し、120℃の乾燥機中
に7分間乾燥して、厚さ20μmの光硬化性樹脂層を形
成した。基板1と称する。この基板を超高圧水銀灯露光
機(オーク社製HMW−201KB)で、21段ステッ
プタブレット(ストウファー社製)および露光部と未露
光部が同じ幅のラインパターンを通して、露光した(5
00mJ/cm2 )。
【0061】露光後の基板をテトラリンで1分間スプレ
ー現像し、硬化レジスト像を得た。感度および解像度
は、それぞれ10段および60μmだった。別に基板1
を超高圧水銀灯露光機(オーク社製HMW−201K
B)で、マスクフィルムを置かずに全面露光した(50
0mJ/cm2 )。テトラリンで1分間スプレー現像・
乾燥し、180℃の乾燥機中に1時間入れ現像後の熱キ
ュアをした。
【0062】この基板をサンドペーパーで表面粗化した
後、以下の手順で無電解銅めっきおよび電解銅めっきし
た。 イ)CD−202(上村工業製)65℃、5分 ロ)PED−104(上村工業製)30℃、1分 ハ)PED−104/AT−105(上村工業製)30
℃、8分 ニ)AL−106(上村工業製)室温、4分 ホ)PSY−1A/PSY−1B/ホルマリン(上村工
業製)36℃、20分 ヘ)電解めっき、室温、1時間 めっき後、析出した銅の下の、光硬化性樹脂層の状態を
観察し、以下の評価基準で無電解めっき性を判定したと
ころ、ランク1であった。
【0063】実施例2〜7および比較例1〜4 実施例1と同様にして、表1に示す組成により実施した
結果を同じく表1に示す。ただし、比較例4のみコーテ
ィング後の乾燥温度は80℃、7分で行った。なお、表
1に示す組成の略号は、実施例1と以下に示すものであ
る。
【0064】 P−2:参考例2で合成したポリフェニレンエーテルと
無水マレイン酸との反応生成物 P−3:ポリメチルメタクリレート樹脂(旭化成製、商
標名:デルペット70N) P−4:クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(旭化成
製、商標名:ECR273)
【0065】 M−2:トリメチロールプロパントリアクリレート(分
子量:296) M−3:アクリロイルオキシピバリル酸アクリロイルオ
キシピバリル(日本化薬製、商標名:KAYARAD
MANDA、分子量:313) M−4:ノナエチレングリコールジアクリレート(分子
量:522) M−5:ヘキサメチレンジイソシアナートと2−ヒドロ
キシプロピルメタクリレートとのウレタン化反応物(分
子量:920) M−6:トリアリルシアヌレート M−7:ジアリルフタレート
【0066】 I−2:2ーベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4
ーモルフォリノフェニル)ーブタノンー1(チバガイギ
ー社製、商標名:イルガキュアー369) I−3:2−(o−クロロフェニル)−4・5−ジフェ
ニルイミダゾリル二量体 I−4:2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパ
ーオキシ)ヘキシン−3 I−5:イミダゾール系潜在性硬化剤(旭化成製、商標
名:ノバキュアHX−3612) S−2:セロソルブアセテート
【0067】実施例8 実施例1の硬化後のフィルムの誘電率を1GHzで測定
したところ、2.8であった。 比較例5 比較例4の硬化後のフィルムの誘電率を1GHzで測定
したところ、4.0であった。
【0068】
【表1】
【0069】
【発明の効果】本発明の光硬化性樹脂組成物は、優れた
耐薬品性、耐熱性を有した上、フィルム化する際の優れ
た製膜性とフィルム状製品の長期保存安定性を有し、ア
ディティブ法で使われるレジスト材料および永久絶縁材
料として有用である。特に本発明の光硬化性樹脂組成物
は低誘電率であり、近年の微細配線を有する高密度プリ
ント配線板、MCMおよびLSI等における層間絶縁膜
材料として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H05K 3/46 H05K 3/46 T

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ポリフェニレンエーテルと不飽和
    カルボン酸または酸無水物との反応生成物20〜90重
    量%、(b)光重合開始剤0.1〜20重量%、および
    (c)分子量が500以下の(メタ)アクリル系光重合
    性モノマー2〜70重量%を含むことを特徴とする光硬
    化性樹脂組成物。
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