JPH09156936A - ガラスびん成形装置及びそのバッフル装置 - Google Patents

ガラスびん成形装置及びそのバッフル装置

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JPH09156936A
JPH09156936A JP33583295A JP33583295A JPH09156936A JP H09156936 A JPH09156936 A JP H09156936A JP 33583295 A JP33583295 A JP 33583295A JP 33583295 A JP33583295 A JP 33583295A JP H09156936 A JPH09156936 A JP H09156936A
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勝美 小坂
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フック ヒン ヤップ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成により、製造に要する工程を省く
ことができ、しかも短時間で簡単にパリソンを成形する
ことができるバッフル装置を提供する。 【解決手段】 粗型の上部に開閉可能にバッフル22を
設け、粗型20内のパリソンの口部18を成形する時に
は、バッフル22を通じてセッツルブローを行ない、カ
ウンターブローによりパリソンの底部を成形する時に
は、バッフル22を通じてパリソンの底部を押さえるガ
ラスびん成形用バッフル装置において、バッフル22に
は、セッツルブロー用のエアーは通し、カウンターブロ
ー時の半溶融ガラスはほぼ通さない大きさのスリット7
0を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブローアンドブロ
ー或いはプレスアンドブロー方式によりガラスびんを成
形する場合に用いられる粗型のバッフル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7を参照して、従来のブローアンドブ
ロー方式によりガラスびんを成形する工程を概略説明す
ると、図7a〜cでは、粗型1を用いて溶融ガラスの塊
(以下、「半溶融ガラス」という。)Gから半製品とし
てのパリソン5を製造し、図7dでは、このパリソン5
を反転装置100を用いて仕上げ型6に移して、図7e
〜fでは、この仕上げ型6内で、最終製品としてのガラ
スびん7を成形し、図7gでは、この仕上げ型6からガ
ラスびん7を取り出すようにしている。図7a、図4b
を拡大して示した図8、及び図7cを拡大して示した図
9を参照して、パリソン5の口部3の成形手順について
説明すると、まず、図7aに示すように、粗型1内に半
溶融ガラスGが落下する。しかる後、プランジャ2が上
昇し、そのチップ部2aが、ネックリング9内のガイド
リング8の中へ入る。その後に、図8に示すように、フ
ァンネル103の上にバッフル101が乗り、バッフル
101の供給穴を通じてセッツルブローが行われ、上方
から半溶融ガラスGが圧縮され、これによりパリソン5
の口部3が成形される。パリソン5の口部3が成形され
ると、図9では、プランジャ2が降下し、このプランジ
ャ2とガイドリング8との隙間を通じて、粗型1の半溶
融ガラスG内にエアーが吹き込まれ、これによりパリソ
ン5が成形される。
【0003】この種の従来のブローアンドブロー方式
は、いわゆる細口ガラスびんの成形に適する成形方法と
して知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の方式による
と、まず、粗型1内に半溶融ガラスGを案内するため、
図7aに示すように、粗型1の上部にファンネル103
が乗せられ、次に、セッツルブローを行なうため、図8
に示すように、ファンネル103の上にバッフル101
が乗せられ、更に、カウンターブローを行なうため、図
9に示すように、一旦バッフル101が外され、ファン
ネル103が外された後、粗型1の上部にバッフル10
1が乗せられる。このような従来の方式においては、セ
ッツルブローを行なうために、わざわざ図8の工程を経
るので、ガラスびんの成形に要する時間が長くなるとい
う問題がある。これを解消するために、従来では、粗型
1にファンネル機能を持たせた、いわゆるポストタイプ
の粗型1を採用すると共に、バッフル101にバルブ
(図示せず)を内蔵し、上述の図8の工程を経ることな
く、図9の工程に直接移行し、この工程において、セッ
ツルブローを同時に行なうようにしたものが提案されて
いる。
【0005】しかしながら、バルブを内蔵したバッフル
101は構造が複雑になり、コスト高になると共に、バ
ッフル101とバルブの嵌合部に半溶融ガラスGが詰ま
り易く、メンテナンスが困難になるという問題がある。
【0006】また、プレスアンドブロー方式により、パ
リソンを成形するガラスびん成形装置も知られている
が、この場合にはびんの軽量化、肉薄化などとともに成
形スピードアップが図られており、このようなものでは
プレスアンドブローにおけるプレス時に、粗型1内に残
留するエアーを瞬間的に逃がさなければならず、従来、
エアーを逃がすため種々の工夫が試みられている。
【0007】そこで、本発明は上記課題を解消し、簡単
な構成により、製造に要する工程を省くことができ、し
かも短時間で簡単にパリソンを成形することができるバ
ッフル装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、粗型内に開口を通じて半溶融ガラスを投入し、前記
開口をバッフルで塞ぎ、カウンターブロー或いはプレス
により前記半溶融ガラスからパリソンを成形するガラス
びん成形用バッフル装置において、前記バッフルにはカ
ウンターブロー或いはプレス時に、エアーは通し、前記
半溶融ガラスは通さない大きさのスリットを設けたこと
を特徴とするものである。
【0009】請求項2に記載の発明は、粗型の開口に開
閉可能にバッフルを設け、粗型内のパリソンの口部を成
形する時には、前記バッフルを通じてセッツルブローを
行ない、カウンターブローにより前記パリソンの底部を
成形する時には、前記バッフルを通じて前記パリソンの
底部を押さえるガラスびん成形用バッフル装置におい
て、前記バッフルには、前記セッツルブロー用のエアー
は通し、前記カウンターブロー時の前記半溶融ガラスは
通さない大きさのスリットを設けたことを特徴とするも
のである。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のものにおいて、前記スリットはナイフベント状
であることを特徴とするものである。
【0011】請求項4に記載の発明は、ブローアンドブ
ロー方式におけるカウンターブローにより半溶融ガラス
からパリソンを成形するガラスびん成形装置において、
半溶融ガラスを収容する粗型と、この粗型の下部に設け
られパリソンの口部を成形する口型と、前記粗型内に落
下する半溶融ガラスが前記口型に入るとき、この口型内
に挿入され、パリソンの口部を成形するプランジャと、
前記粗型の上部に設けられ、セッツルブロー用のエアー
は通し、カウンターブロー時の半溶融ガラスは通さない
大きさのスリットを有するバッフルと、このバッフルを
通じて前記セッツルブローを行なう手段とを備えること
を特徴とするものである。
【0012】請求項5に記載の発明は、プレスアンドブ
ロー方式におけるプレスにより半溶融ガラスからパリソ
ンを成形するガラスびん成形装置において、半溶融ガラ
スを収容する粗型と、この粗型の下部に設けられパリソ
ンの口部を成形する口型と、前記粗型内に落下する半溶
融ガラスが前記口型に入るとき、この口型内に挿入さ
れ、パリソンの口部を成形するプランジャと、前記粗型
の上部に設けられ、プレス時に粗型内から逃げるエアー
は通して、半溶融ガラスは通さない大きさのスリットを
有するバッフルと、を備えることを特徴とするものであ
る。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項4又は5
に記載のものにおいて、前記スリットはナイフベント状
であることを特徴とするものである。
【0014】請求項1ないし6に記載の発明によれば、
セッツルブロー時には、粗型上部のバッフルに設けられ
たスリットを通じてエアーが導入される。しかし、この
スリットは半溶融ガラスを通さない大きさであるので、
カウンターブロー時に、そのスリットを通じて半溶融ガ
ラスがはみ出すことはない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に従って説明する。図1は、ガラスびん成形用プ
ランジャ装置の好ましい実施の形態とその周辺装置を示
しており、図2は、図1のガラスびん成形用プランジャ
装置の好ましい実施の形態を拡大して示している。
【0016】図1において、10はプランジャ装置を示
し、このプランジャ装置10は、口型(以下、「ネック
リング」という。)12とプランジャ14とを有してい
る。このプランジャ14のチップ部46とネックリング
12との間では、ガラスびん半製品としてのパリソンP
の口部18が成形される。
【0017】この粗型20の上部には、この実施の形態
の特徴部分であるバッフル22が設けられる。このバッ
フル22はホルダ21に保持され、このホルダ21は開
閉機構23を介して揺動し、これによりバッフル22は
粗型の上部に開閉可能に設けられる。パリソンPの口部
18を成形する時には、図2に示すように、このバッフ
ル22を粗型20の上部に設置し、このバッフル22を
通して、粗型20内の半溶融ガラスに対してセッツルブ
ロー(Settle・Blow;圧縮空気)STを、セ
ッツルブロー供給手段26から供給する。
【0018】一方、粗型20の下部には、上方向Z1あ
るいは下方向Z2に沿って、プランジャ14を上下動可
能にする操作部24が設けられる。この操作部24はプ
ランジャ14と、ピストンロッド28と、これらプラン
ジャ14とプランジャアダプタ28とを一体に固定する
固定用スプリットリング30と、スプリング32などを
収容している。プランジャ14には溝部14aが設けら
れる。固定用スプリットリング30の一方は、プランジ
ャ14の溝部14aにかみ合い、固定用スプリットリン
グ30の他方は、プランジャアダプタ28の溝部28a
にかみ合っている。プランジャアダプタ28の下部は中
空状の圧縮空気のピストンロッド34の上端側に接続さ
れており、ピストンロッド34のリング34aと、プラ
ンジャアダプタ28の外周に位置している部材28bの
フランジ28c間にはスプリング32が配置されてい
る。ピストンロッド34は基部38に設置され、カウン
タブロー供給手段40はパリソンPの成形時に、ピスト
ンロッド34と中空部材42の内部を通って、図2に示
すように、プランジャ14の空洞部121に入り、カウ
ンターブロー孔50、中空孔14bを通じて、カウンタ
ブロー(Counter・Blow;圧縮空気)CTを
口部18側へ供給する。
【0019】また、粗型20の下部には、図2に示すよ
うに、ネックリング12が取り付けられ、このネックリ
ング12内にはガイドリング44が同心状に取り付けら
れる。プランジャ14のチップ部46は、ガイドリング
44の孔44aにはめ込まれており、プランジャ14の
肩部48にはカウンタブロー孔50が形成されている。
スリーブ52がプランジャ14の肩部48以下の部分を
囲むようにしてプランジャ14に取り付けられている。
【0020】この実施の形態によれば、図2を参照し
て、バッフル22の半溶融ガラス受け面22aに、好ま
しくはワイヤーカット放電加工によりスリット70が形
成されている。このスリット70は、セッツルブローS
T用のエアーは通し、カウンターブローCT時の半溶融
ガラスは通さない大きさであけられている。
【0021】このスリット70は、図3(図2の矢視
A)に示すように、半溶融ガラス受け面22aに、蛇行
状にあけられており、これらスリット70は当然につな
がっておらず、二か所W,Wにおいて離間している。こ
のスリット70はナイフベント状のスリットである。ス
リット70の孔幅は、好ましくは0.1mmないし0.
5mmである。スリット70の孔幅が0.1mmよりも
狭いと、セッツルブローST用のエアーの通りが悪くな
り、スリット70の孔幅が0.5mmよりも大きいと、
このスリット70を通じてカウンターブローCT時に半
溶融ガラスがはみ出す恐れがあるからである。このスリ
ット70の形状は、この蛇行状に限定されるものではな
く、例えば図4(A)の「アスタリスク型」や、(B)
の「G型」や、(C)の「米型」や、(D)の「H型」
や、(E)の「S型」や、(F)の「Z型」や、(G)
の「王型」や、(H)の「+型」や、(I)の「オーム
(Ω)型」などであってもよい。
【0022】次に、作用を説明する。図1を参照し、バ
ッフル22を外して、その位置にファンネル(図示せ
ず)をあてがい、オリフィス(図示せず)から半溶融ガ
ラスを落下させると、この半溶融ガラスは粗型20の内
部に入る。それと同時に、プランジャ14を上昇させる
と、プランジャ14のチップ部46が、ネックリング1
2のガイドリング44の中に入る。その後に、粗型20
の上にこの実施の形態にかかるバッフル22を乗せ、こ
のバッフル22のスリット70を通じて、粗型20内に
セッツルブロー供給手段26からのセッツルブロー(圧
縮空気)をかけて、粗型20内の半溶融ガラスに圧力を
かけると、プランジャ14のチップ部46とネックリン
グ12とガイドリング44との協働により口部18が成
形される。
【0023】以上の工程では、バッフル22の半溶融ガ
ラス受け面22aにスリット70が設けられるので、従
来必要としていたファンネルを用いることなく、セッツ
ルブローを行なうことができる。ファンネルを用いない
ので、従来の図8の工程が省略されるので、従来の図9
の工程に直接移行することができる。従って、ガラスび
んの製造に要する時間が短縮される。
【0024】次いで、図2において、プランジャ14が
所定距離下がると、プランジャ14のチップ部46とガ
イドリング44との間に隙間が生じる。この隙間を通じ
て、下側から上向きに、カウンターブロー供給手段40
からカウンターブロー(圧縮空気)CTが行なわれる。
圧縮空気が、案内部材34と中空部材42とカウンター
ブロー孔50などを通じて吹き込まれると、パリソンP
に破線(従来の図7C参照)で示すように中空部が形成
される。この場合に、パリソンPの底部は上からバッフ
ル22で押さえられており、この底部は所定形状に形成
される。
【0025】以上の工程では、バッフル22が、パリソ
ンPの底部を押さえているが、この場合に、バッフル2
2に設けられたスリット70は、半溶融ガラスをほぼ通
さない大きさに形成されているので、半溶融ガラスのは
み出しは起こり得ない。
【0026】要するに、このスリット70は、セッツル
ブローST用のエアーは通し、カウンターブローCT時
の半溶融ガラスはほぼ通さない大きさに形成されるの
で、このバッフル22を用いることにより、製造に要す
る工程を省くことができ、しかも短時間で簡単にパリソ
ンPを成形することが可能になる。
【0027】以上の工程は、図7a〜cの工程に相当
し、その後は、図7dの工程に相当する工程を経て、更
に、図7e〜fの工程に相当する工程を経て、図7gの
工程に相当する工程で最終ガラス製品として取り出され
る。
【0028】図5、及び図6は、別の実施の形態とし
て、プレスアンドブロー方式によりパリソンを成形する
手順を示している。図5において、粗型20内に半溶融
ガラスを落下させたのちに、粗型20の開口をバッフル
22で塞いで、プランジャ114を上昇させると、この
プランジャ114は、図6に示すように、半溶融ガラス
を押し退けて、この半溶融ガラスは粗型20内部の隅々
にまで行き渡り、これによりパリソンが成形される。こ
の図5から図6の過程においては、粗型20内に残留す
るエアーを粗型20の外に逃がさなければならない。従
来であれば、粗型20内に残留するエアーを逃がすため
に、粗型20の壁に割型のスリットを設けたりしている
が、粗型20の壁に加工を施すのはコストが高くなると
ともに、スリットの大きさによっては、半溶融ガラスが
粗型20の外にはみ出すなどの問題がある。
【0029】この実施の形態によれば、プレスアンドブ
ロー方式によりパリソンを成形する装置に、例えば図3
の形状からなるスリット70を設けたバッフル22(図
示は省略したが半溶融ガラス受け面22aにスリット7
0が設けられる)を用いることにより、プレス時には、
そのスリット70を通じて、粗型20内に残留するエア
ーを簡単に逃がすことができるものである。
【0030】以上、一実施の形態に基づいて本発明を説
明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるもの
ではない。「特許請求の範囲」の趣旨を逸脱しない限り
において、種々の実施形態の変更は可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし6
に記載の発明では、バッフルには、エアーは通し、カウ
ンターブロー或いはプレス時の半溶融ガラスは通さない
大きさのスリットが設けられているので、従来必要とし
ていたファンネルを用いることなく、セッツルブローを
行なうことができるし、このようにファンネルを用いな
いので、従来の工程の一部が省略されるので、簡単な構
成により、ガラスびんの製造に要する時間を短縮するこ
とができるし、しかもプレスアンドブロー方式による場
合には、プレス時に、粗型内に残留するエアーをスリッ
トを通じて簡単に逃がすことができるなどの効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガラスびん成形用バッフル装置の好ましい実施
の形態とその周辺装置を示す図である。
【図2】図1のガラスびん成形用バッフル装置の好まし
い実施の形態を拡大して示す図である。
【図3】バッフルに設けたスリットの一実施の形態を示
す図である。
【図4】A〜Iはバッフルに設けたスリットの別の実施
の形態を示す図である。
【図5】プレスアンドブロー方式による別の実施の形態
を示す断面図である。
【図6】同じくプレスアンドブロー方式による別の実施
の形態を示す断面図である。
【図7】a〜gは、従来行われているブローアンドブロ
ー方式を示す図である。
【図8】図7bを拡大して示す図である。
【図9】図7cを拡大して示す図である。
【符号の説明】
12 ネックリング(口型) 14,114 プランジャ 18 口部 20 粗型 22 バッフル 26 セッツルブロー供給手段(圧縮気体供給手段) 46 チップ部 70 スリット P パリソン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗型内に開口を通じて半溶融ガラスを投
    入し、前記開口をバッフルで塞ぎ、カウンターブロー或
    いはプレスにより前記半溶融ガラスからパリソンを成形
    するガラスびん成形用バッフル装置において、 前記バッフルには、カウンターブロー或いはプレス時
    に、エアーは通し、前記半溶融ガラスは通さない大きさ
    のスリットを設けたことを特徴とするガラスびん成形用
    バッフル装置。
  2. 【請求項2】 粗型の開口に開閉可能にバッフルを設
    け、粗型内のパリソンの口部を成形する時には、前記バ
    ッフルを通じてセッツルブローを行ない、カウンターブ
    ローにより前記パリソンの底部を成形する時には、前記
    バッフルを通じて前記パリソンの底部を押さえるガラス
    びん成形用バッフル装置において、 前記バッフルには、前記セッツルブロー用のエアーは通
    し、前記カウンターブロー時の前記半溶融ガラスは通さ
    ない大きさのスリットを設けたことを特徴とするガラス
    びん成形用バッフル装置。
  3. 【請求項3】 前記スリットはナイフベント状であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のガラスびん成形
    用バッフル装置。
  4. 【請求項4】 ブローアンドブロー方式におけるカウン
    ターブローにより半溶融ガラスからパリソンを成形する
    ガラスびん成形装置において、 半溶融ガラスを収容する粗型と、 この粗型の下部に設けられパリソンの口部を成形する口
    型と、 前記粗型内に落下する半溶融ガラスが前記口型に入ると
    き、この口型内に挿入され、パリソンの口部を成形する
    プランジャと、 前記粗型の上部に設けられ、セッツルブロー用のエアー
    は通し、カウンターブロー時の半溶融ガラスは通さない
    大きさのスリットを有するバッフルと、 このバッフルを通じて前記セッツルブローを行なう手段
    とを備えることを特徴とするガラスびん成形装置。
  5. 【請求項5】 プレスアンドブロー方式におけるプレス
    により半溶融ガラスからパリソンを成形するガラスびん
    成形装置において、 半溶融ガラスを収容する粗型と、 この粗型の下部に設けられパリソンの口部を成形する口
    型と、 前記粗型内に落下する半溶融ガラスが前記口型に入ると
    き、この口型内に挿入され、パリソンの口部を成形する
    プランジャと、 前記粗型の上部に設けられ、プレス時に粗型内から逃げ
    るエアーは通して、半溶融ガラスは通さない大きさのス
    リットを有するバッフルと、を備えることを特徴とする
    ガラスびん成形装置。
  6. 【請求項6】 前記スリットはナイフベント状であるこ
    とを特徴とする請求項4又は5に記載のガラスびん成形
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4820930B1 (ja) * 2011-03-16 2011-11-24 東洋ガラス株式会社 ガラスびんの成形方法
CN103008493A (zh) * 2012-12-03 2013-04-03 德清才府玻璃股份有限公司 一种可减少冲压压力的冲压总成
CN103011558A (zh) * 2012-12-03 2013-04-03 德清才府玻璃股份有限公司 一种用于瓶子成型冲压总成的口模

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